JPH04506576A - 光学的な通信ケーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的な通信ケーブル 本発明は、光学的な通信ケーブルであって、引張り力に耐えるコア及びコアを取 り囲む押出し成形されたプラスチック体（チャンバ体）を備え、このプラスチッ ク体が押出し成形中神入される単数又は複数の光ファイバを収容するために多数 の閉じられたチャンバを有している形式のものに関する。

上記形式の通信ケーブルはＤＥ−Ｐ−３２５２３７３８号明細書から公知である 。中央のコアはプラスチック体によって取り囲まれていて、このプラスチック体 は光ファイバを収容するために多数の通路（チャンバ）を有している。外側に面 した側でチャンバを制限する壁内にはチャンバを開放するために引き剥がし条片 が設けられている。

本発明の課題は、冒頭に述べた形式の通信ケーブルを改良して、チャンバを簡単 に開放できるようにしひいてはチャンバ内に位置する光ファイバに自由に接近で きるようにすることにある。

前記課題は本発明によれば、中央のチャンバ体の外側の制限部がチャンバの範囲 に、目標破断個所として用いられるように、少なくとも部分的にチャンバに向け てのびる溝又は外側のチャンバ壁の一部を成す膨出特表千４−５０６５７６　（ ２） 部（隆起部）を有していることによって解決された。

このように閉じられたチャンバは特に簡単な開放を可能にする。それというのも 目標破断個所はナイフによって簡単に切断もしくは切込むことができひいてはチ ャンバ内に位置する光ファイバに対する接近個所を解放するからである。

本発明の有利な構成では、膨出部がチャンバ幅全体をカバーするシェル体の形状 を有していて、このシェル体が両側で狭幅なウェブを介してコンパクトなチャン バ体に結合されている。このようにして、チャンバ内部に接近しようとするばあ い、このようなカバーをバナナの皮のように引き剥がすことができる。このよう な引き剥がしは、シェル体が中央のチャンバ体の材料よりも硬質の材料又は中央 のチャンバ体の材料とは異なる材料又は中央のチャンバ体の材料とは興なる色の 材料から形成されることによって、一層改善されるチャンバ体を押出し成形する ばあい同時に挿入される光ファイバが熱いチャンバ壁に付着することを阻止する ために、チャンバ内に埋め込まれた光ファイバの被覆体が分離部材によってコー ティングされている。

分離部材として有利には、チャンバ内で水の長手方向での拡散を阻止する充填材 が使用される。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

このばあい第１図はチャンバ体の横断面図であり、第２図は異なって構成された 目標破断個所を有するチャンバ体の横断面図である。

第１図では閉じられたチャンバ１５を備えたチャンバ体１０が図示されている。

チャンバ１５内にはチャンバ体製作中にすでに個々のファイバ、ファイバ束又は ファイバストリップとしての光ファイバ９が挿入される。チャンバ体１０は中央 のコア１２を中心として押出し成形される。チャンバ体１０の外側の制限部ｌｌ の範囲でチャンバ１５の側部に、チャンバ１５に向けてのびる目標破断個所とし て用いられる溝１６が設けられているので、必要に応じて簡単に、チャンバ１５ 内に位置する光ファイバ９に対する接近個所を得ることができる。

このように構成されたチャンバの変化実施例は第２図で図示されていて、このば あいチャンバ体１０の外側の制限部１１の範囲に隆起部状の膨出部２６が設けら れている０図面では４つのタイプＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄのチャンバ１５はシェル体２７ として構成されたカバーを備えていて、このカバ゛−は狭幅なウェブ２８を介し て外側の制限部１１に結合されている。このばあいシェル２７体はチャンバ体自 体の材料よりも硬質の材料から又はチャンバ体自体の材料とは異なる材料から、 つまりＨＤＰＥから製作されるのに対して、チャンバ体自体はＮＤＰＥから製作 される。このような実施例では狭幅なウェブ２８を切断した後で必要に応じて中 間層を簡単にチャンバ体から引き剥がして、光ファイバを露出させることができ る。

タイプＢ＋Ｃのチャンバは外側に位置するシェル体２７による閉鎖形式を示して いるのに対して、タイプＡ＋Ｄのチャンバでは内向きにのびる制限部１１が設け られていて、タイプＤのチャンバばあい制限部１１は、列を成して纏められて光 ファイバ束を成す光ファイバを固定するのに用いられる。

隆起部状の膨出部もしくは外側に位置するシェル体を有する実施例では当然、必 要に応じて膨出部もしくはシェル体を区分毎に分断して、ケーブル体に沿って区 分毎に内側に位置する光ファイバに対する接近個所を得ることもできる。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．光学的な通信ケーブルであって、引張りカに耐えるコア及びコアを取り囲む 押出し成形されたプラスチック体（チャンバ体）を備え、このプラスチック体が 押出し成形中挿入される単数又は複数の光ファイバを収容するために多数の閉じ られたチャンバを有している形式のものにおいて、中央のチャンバ体（１０）の 外側の制限部（１１）がチャンバ（１５）の範囲に、目標破断個所として用いら れるように、少なくとも部分的にチャンバに向けてのびる溝（１６）又は外側の チャンバ壁の一部を成す隆起部状の膨出部（２６）を有していることを特徴とす る、光学的な通信ケーブル２．膨出部がチャンバ（１５）の幅全体をカバーする シェル体（２７）の形状を有していて、このシェル体が両側で狭幅なウェブ（２ ８）を介してコンパクトなチャンバ体（１０）に結合されている、請求項１記載 の光学的な通信ケーブル。 ３．チャンバ（１５）の幅をカバーするシェル体（２７）が中央のチャンバ体（ １０）の材料よりも硬質の材料から形成されている、請求項２記載の光学的な通 信ケーブル。 ４．チャンバ（１０）内に挿入された光ファイバ（９）の被覆体が分離部材によ ってコーティングされている、請求項１から３までのいずれか１項記載の光学的 な通信ケーブル。 ５．分離部材として、ケーブル内で水の長手方向での拡散を阻止する充填材が用 いられる、請求項４記載の光学的な通信ケーブル。