JPH04506526A - チタン含有複合歯科用セメント組成物 - Google Patents

チタン含有複合歯科用セメント組成物

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JPH04506526A
JPH04506526A JP3506556A JP50655691A JPH04506526A JP H04506526 A JPH04506526 A JP H04506526A JP 3506556 A JP3506556 A JP 3506556A JP 50655691 A JP50655691 A JP 50655691A JP H04506526 A JPH04506526 A JP H04506526A
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peroxide
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コーエン、ブレット・アイ
ドイチュ、アラン・エス
シャーマ、ブラーマ・ディー
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エッセンシャル・デンタル・システムズ・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ン ム ・ セメント 11血l遣 本発明は補強複合歯科用セメント組成物に間するものであり、特に、歯科用合釘 または芯(core)強化材料として使用するのに適した十分に高い耐圧強度を 有する歯科用セメント組成物に関するものである。
歯科用補強セメント組成物は、巾広く商業的に成功しており、広く臨床歯科用に 用いられている。歯科用補強セメント組成物に関する主要な米国特許は、ボーエ ン(Bowen)の米国特許第3,066.112号であり、液体重合性有機樹 脂基材(+5atrix)と微粉砕無機充填材からなる歯科用セメント組成物が 3己載されている。
ボーエンの特許に記載されているように、液体重合性有機樹脂基剤は主に、ビス フェノールA−グリシジルメタクリレートとし、1以上の活性モノマー、好まし くは他のメタクリレートとを結合させることにより作られる。
この方法の一部として、ベンゾイルペルオキシドのような触媒または開始剤が、 基剤またはトルイジン化合物のような重合促進剤と共に用いられる。安定剤、吸 収剤および顔料のような他の成分も組成物へ加えることができる。ボーエンの特 許並びにその後の特許および参考文献に記載されている組成物は幾分良好である が、大部分の先行技術の複合歯科用セメント組成物の主な障害は、使用された時 に十分な耐圧強度を有していないことである。
補強複合歯科用セメント組成物の耐圧強度は、補強組成物の耐久性向上に重要で ある。
したがって、高い耐圧強度を有し、希望する歯科用用途に応じて粘性を変えられ る補強複合歯科用セメント組成物を提供することが望まれる。
一般的に云えば、本発明はチタン含有複合歯科用セメント組成物を提供する。こ の複合歯科用セメント組成物は、ポリマーマトリックスを15〜50重量%、充 填材を35〜80重量%およびチタンを1〜15重量%含む。
この複合歯科用セメント組成物は、根管処置後歯の中に形成された合釘孔中へ歯 科用合釘を挿入する際に好適に用いられる。またこのセメント組成物は、歯の中 に歯科用合釘付加後、芯の補強に用いることができる。
本発明の複合歯科用セメント組成物は、触媒成分と基剤成分とを組合せることに より作られる。触媒成分は、触媒、少なくとも1種のエポキシモノマーおよび充 填材を含む、使用に当たり、触媒および基剤成分は混合され、硬化反応を起こす 。
本発明の複合組成物を作るに当たり、チタンは触媒成分、基剤成分、または両者 に、基剤および触媒成分を混合する前に加えられる。チタンの添加は実質上組成 物の耐圧強度を増加する。
したがって、本発明の目的は、歯科用合釘を適用するのに適した改良された複合 歯科用セメント組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、組成物の耐圧強度および全体の耐摩耗性を増加させるため のチタンを含有する、改善された歯科用セメント組成物を提供することである。
本発明のその他の目的は、希望する適用に応じて低粘度または高粘度を有するこ とができる改善された複合歯科用セメント組成物を提供することである。
更に本発明の目的は、触媒成分および基剤成分を結合させることにより作ること のできる改良された複合歯科用セメント組成物を提供することである。
更に本発明の他の目的は、触媒成分のエポキシモノマーと基剤成分のエポキシモ ノマーとが広範囲に亙り重合する、改良された複合歯科用セメント組成物を提供 するびその後の歯の腐蝕を除く弗化化合物を含む、改善された複合歯科用セメン ト組成物を提供することである。
更にまた他の本発明の目的および利点は次の記載により幾分理解され、幾分明白 になるものと思われる。
したがって本発明は数段階および他の夫々に関して1以上の段階の関連からなり 、組成または特徴、特性および次の詳細な開示に例示される成分の関係を有する 組成、および本発明の範囲は請求の範囲に示される。
t の を 本発明の複合歯科用セメント組成物は、ポリマーマトリックスを約15〜50重 量%含む、好ましくは、このポリマーマトリックスはエポキシマトリックス、更 に好ましくはアクリルマトリックスを含む、アクリルマトリックスは、ジ、トリ およびテトラアクリレートおよびメタクリレートのようなアクリレート、および メタクリレートのモノマーから作られる。
ジアクリレートの適当なモノマーとしては、エチレングリコールジアクリレート 、ジエチレングリコールジアクリレート、1.4−ジメチロールシクロヘキサン ジアクリレート、およびC2〜C12アルキレンジアクリレートが含まれる。
ジメタクリレートの適当な七ツマ−としては、ビスフェノールA−グリシジルメ タクリレート(BIS−(:M^)、トリエチレングリコールジメタクリレート 、テトラエチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリ レート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジメタクリレ ート、ヘキサンジオールエチレンジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ メタクリレート、イソビスフェノールA−グリシジルメタクリレート、トリメチ ロールプロパンジメタクリレート、ビスフェノールA−エトキシル化ジメタクリ レートおよびビスフェノールA−ジメタクリレートが含まれる。ジメタクリレー トの好ましいモノマーはビスフェノールA−グリシジルメタクリレート(、BI S−GH^)であり、セメント組成物全重量に対して約5〜50重量%存在する ことである。
トリアクリレートおよびトリメタクリレートの適当なモノマーとしては、トリメ チロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレート 、テトラメチロールメタントリメチルアクリレート、トリメチロールエタントリ メタクリレートおよびトリメチロールプロパントリメタクリレートがある。
テトラアクリレートおよびテトラメタクリレートの適当なモノマーとしては、テ トラメチオールメタンテトラアクリレートおよびテトラメチロールメタンテトラ メタクリレートである。
ポリマーマトリックスの目的、特にアクリレートおよびメタクリレートのモノマ ーから作られるアクリルマI・リックスの目的は、混合される充填材に網状結合 を付与し、それにより複合セメント組成物に強度を与えることである。
本発明の複合セメント組成物の充填材は、石英、二酸化珪素、ヒユームド二酸化 珪素、二酸化アルミニューム、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、シリカ、ガ ラス、黒鉛繊維、ボロン繊維、バリウムガラス、アルミノ珪酸塩、硼珪酸ガラス 、ガラス粉末、水酸化リン灰石、木材、マイカおよびアスベストを含む群から選 ばれる。充填材成分の機能は、ポリマーマトリックスと混合され、全体の本発明 組成物に強度を与えることである。
本発明組成物のチタン成分の量は、約1〜15重量%である。
好ましくは、本発明複合歯科用セメントのチタン成分の少なくとも幾分かは化学 処理されていることであり、より好ましくは、γ−メタクリロキシプロピルトリ メトキシラン(A−174>、γ−メタクリロキシプロピルートリス−(2−メ トキシエトキシ)シラン(A−175)、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリ エトキシシラン、ビニルトリメトキシシランおよびビニルトリアセトキシシラン を含む群より選ばれたシラン化合物を用いてシラン化されていることである。
以下の実施例1にチタン粉末のシラン化が記載される。
l チタン粉末(黒)25.15gを50m1のねじ蓋付ガラスびんに入れた。次に γ−メタクリロキシープロピルトリメトキシシラン(A−174>0.5m l  (0゜51g)を注射器を用いて加え、その後その注射器をシクロヘキサン3 mlで洗滌した。次にN−プロピルアミン1.4m l <1.04g>をその 混合物に注射器により加え、引き続きシクロヘキサン3mlを追加し黒色状の懇 ′濁液を作った。懸濁液を1時間半混合し、その後、約24時間蒸発させた。2 4時間蒸発後、残留する黒色粉末を100m1のビーカーへ移し、シクロヘキサ ン30m1を用いて3回洗滌した。洗滌の目的は、如何なる可溶性シラン副生物 および如何なる残留N−プロピルアミンも除去するためである。その後洗滌した 黒色粉末を更に24時間風乾し、黒色粉末24.69gを回収しまた(回収率9 8重量%)。回収された固体は疎水性であった。
このことはチタン粉末がシラン化されたことを示す。
実施例1に示されるように、本発明の複合歯科用セメント組成物のチタン成分を 化学処理するために好ましいトランは、γ−メタクリロキシプロビルト・リメト キシシラン(A −、−174)である。
チタン成分を化学処理する目的は ポリマーマ1〜リツクスと相互作用させ、そ のことによりコポリマー状チタ〉・ポリマーマトリックスを形成させるためであ る。
本発明の歯科用セメント複合組成物はチタンを1〜15重量%含むけれども、チ タンが組成物の全重量に対して2〜5重量%含まれることが好ましい。また用い られるチタンは、約1〜30μmの粒径のチタン粉末であり、純度は少なくとも 98%であることが好ましい。
任意に、本発明複合fr科用セメント組成物に弗化化合物を0.5〜6重量%加 えることができる。弗化化合物の目的は、実施例に根の虫歯およびその後の歯の 腐蝕を除くためである。この弗化化合物は、弗化ナトリウム、弗化錫、弗化、イ ッtルビウムを含む群、アミン弗化物から選ばれた弗化物および酸味を帯びた弗 化リン酸塩から選ばれた弗化物から選ばれる。
本発明組成物の複合歯科用セメントを作成するために、触媒成分および基剤成分 が同時に混合され、このことにより化学的硬化反応が惹き起される6特に、触媒 成分は、触媒または重合開始剤を0.2〜20重量%、少なくとも1種のエポキ シモノマー315〜50重量%および充填材を約40〜80重量%含む。
触媒成分の触媒は概して遊M基源であり、より好ましくは有機過酸化物である。
適当な有機過酸化物としては、ベンゾイルペルオキシド、アセチルペルオキシド 、p−タロロペンゾイルベルオキシド、クミルペルオキシド、t−ブチルペルオ キシド、ラウロイルベルオ去シト、t−プチルヒドロベルオキシド、メチルエチ ル−11−ンベルオキシド、t−ブチルペルオキシベンゾエート、2゜5ジメチ ルベキザン−2,5ジヒドロベルオキLl=’およびt−クミルヒドロベルオ告 シトが含まれる8ベンゾ・イルペルオキシドが触媒成分にとって最も好まI〜く い触媒である。
本発明の複合歯科用セメント組成物を作るため(J用いられる基剤成分は、基剤 または促進剤を約0.2〜1゜5重量%、少なくとも1種のエポキシモノマーを 約20〜50重量%および充填材を約45〜85重量%含む。
好ましくは、基剤成分の基剤は、プロピルアミン、N−ブチルアミン、ペンチル アミン、ヘキシルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン 、ジ−n−ブチルアミン、ジペンチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルア ミン、トリプロピルアミン、ト・リーn−プチルアミン、トリペンチルアミン、 4−メチルアニリン、N−N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルア ニリンおよびNN″−ジメチルアニリンおよびN−メチルジフェニルアミンのよ うな長鎖脂肪アミンのようなアミン類から選ばれるアミン化合物である。また、 エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメ チレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミンのようなジアミン類も用いること ができる。
以下の実施例に示されるように、好ましいアミンはNN′ジヒドロキシエチルト ルイジンである。他のトルイジン、例えばN、Nジメチル−p−トルイジンおよ びN。
N−ジエチル−P−)ルイジンも用いることができる。
前述の如く、触媒または基剤成分の何れも、エポキシモノマーは、好ましくはメ タクリレートのモノマーから選ばれる。
触媒と基剤成分が混合されると、化学的硬化反応が起こり、本発明の複合歯科用 セメント組成物を十分に硬化させるために平均3〜5分継続する。
触媒と基剤成分を混合する際、チタン(化学的に改質または未改質のもの)が加 えられる。チタン成分はこの2成分を混合する前に、触媒または基剤成分または 両者に加えることができる。或は、チタン成分を、基剤および触媒成分が混合直 後に加えることができる。好ましくは、化学処理または改質されたチタン成分を 、2成分を混合する前に基荊、触媒の何れかまたは両者に加えるべきである。こ のことは、化学処理(例えばシラン化)チタン化合物の適当な濡れを確実にする 。
本発明の複合歯科用セメント組成物を作るために、実質的に同量の触媒成分およ び基剤成分を混合することが好、ましい、触媒と基剤成分が混合され、基剤成分 中にあるアミン化合物(遊離基が形成されている)と接触させられると、触媒成 分中に含まれる過酸化化合物が十分に行動を開始する。その結果、アクリル単量 体の本質的重合が行われ、その結果本発明の複合歯科用セメント組成物の強いポ リマーマトリックスになる。
チタンは、結果として生じる組成物の耐圧強度を増加させ、全発明組成物の耐久 性を向上させるために、ポリマーマトリックス(コポリマー状組成物を作るため )と相互作用させる目的で、本発明複合歯科用セメント組成物に加えられる。さ らに、本発明組成物の熱膨張係数を減少させることができる。安定剤および吸収 剤のような他の成分は、耐久性の向上および品質低下を防ぐために加えられる。
また種々の染料または顔料も、本発明組成物が適用される歯の色と一致させるた めに加えることができる。
本発明複合歯科用セメント組成物をより良く理解するために、次の実施例が提供 される。各実施例において、実質的に等量の基剤および触媒成分が、化学硬化反 応を開始させるため約30秒混合され、本発明の複合歯科用セメント組成物とさ れた。
2 ・ 11L遣 シラン化石英(5μm) 57.185重量%(57,185g> ビス−〇 M A 26.9745重量%(26,9745g) BHTを含むトリエチレン 10.601重量%グリコールジメタクリレート  (10,60111)酸化アルミニウムC2,4586重量%(2,4586g ) カポシル(Cabosi l)M−51,2293重量%(1,22ゴ3g> ベンゾイルペルオキシド 0.9017重量%(0,9017g ) エーロジル(^erosil)R−9720,6147重量%(o、at47g ) B HT O,03514重量% (0,03514g) 基Ji童 シラン化キンプル(Kiable) 35.808重量%ガラス(粉砕物) ( 35,808g)シラン化石英(5μ) 23.625重量%(23,6251 1) B I S−GMA 18.144重量%(18,144g) BHTを含むエトキシル化 12.096重量%されたビスフェノールA −< 12.096g)ジメタクリレート 1.6へキサメチレン 5.040重量%ジメタクリレート <5.040g) MEHQを含むトリメチレング 4.0915重量%リコールジメタクリレート  (4,0915g)NN’ジヒドロキシエチル 0.4900重量%p−トル イジン (o、49oog) ユービヌール(Llvinul)400 0.3578重量%(0,3578g ) ビスフェノールA−ジメタ 0.1008重量%クリレート (0,1010O 8 二酸化チタン 0.006重量% (0,006g) 色濃縮物(Tint concentrate) 0.002057重量%(0 ,002057g) 触媒成分を作るために、BHT (ブチル化ヒドロキシトルエン)を含むトリエ チレングリコールジメタクリレート10.601g 、B H70,03514 gおよびベンゾイルペルオキシド0.9017gを加え、BHTおよびベンゾイ ルペルオキシド試薬がトリエチレングリコールジメタクリレートに完全に溶解す る迄混合した。その後暖かいBIS−G M A (26,9745g )を上 記混合物に加え、均質な溶液になる迄撹拌した。その後エーロジルR−972( 0,6147g)、カルボシルM −5(12293g ) (非晶質ヒユーム ドシリカ)、酸化アルミニウムC(2,4586g )およびシラン化石英〈− 5μm ) (57,185g )を混合しく10分間)その後上記均質溶液で ある樹脂混合物に加えた。
この結果、組成物の触媒成分部分100gが作られた。
基剤成分を作るために、1.6へキサメチレンジメタクリレート5.040g、 MEHQ (4−メトキシフェノール)を含むトリエチレングリコールジメタク リレー) 4.0915g、ユービーヌール400 (2,4ジヒドロキシベン ゾフエノン> 0.3578g、ビスフェノールA−ジメタクリレート0.10 08g、およびNN’ ジヒドロキシエチル−p−トルイジン0.4900gを 、均質な溶液になる迄混合した。
その後、暖かいB I S−GMA (16,144g )中のBHTを含むエ チオキシ化ビスフェノールA−ジメタクリレー!−12,096gを上記溶液に 加え、第2の均質溶液になる迄混合しな、その後、色濃縮物(0,002057 g ) 、二酸化チタン(0,006g > 、エーロジルR−972(0,2 387g)、シラン化石英〈5μ’) (23,625g ) 、およびシラン 化キンプルガラス粉砕物35.808gを全部混合し、白色粉末混合物を得た。
この白色粉末混合物を、前に混合されたBIS−GMA樹脂溶液と混合し、組成 物の基材部分的100gを得た。
その後等重量の基剤部分および触媒部分(5g15g)を30秒混合した。この 混合により硬化反応が起こり、約3〜5分間続いた。その結果、24時間水中に !かれた後の耐圧強度2077k g / c m 2(29534p s i  )を有する複合歯科用セメントが作られる。
え11」 実施N2に記載した基剤成分<5g)および触媒成分(5g)の等量を混合した 。その直後に、化学的未処理のチタン粉末(0,2040g )を上記基剤およ び触媒成分混合物に加え30秒混合して明灰色の材料を得た。この混合は硬化反 応を起こし、約3〜5分間続いた。その結果、24時間水中に置かれた後の耐圧 強度2429 k g /c m 2(34534p s i )を有する複合 歯科用セメンI・が作られた。
天m 実施例2に記載した基剤成分(5g)および触媒成分(5g)の等量を混合した 。その直後に、化学的に処理したチタン粉末(0,2040g )を上記基剤お よび触媒成分混合物に加え30秒混合して明灰色の祠料を得た。この混合は硬化 反応を起こし、約3〜5分間続いた。その結果、24時間水中に置かれた後の耐 圧強度2816kg/’c m ’ (40048p s i )を有する複合 歯科用セメントが作実施例2に記載した基剤成分(5g)および触媒成分(5g )の等量を混合した。その直後に、化学処理したチタン粉末(0,2040g  )および化学的未処理のチタン粉末(0,102g )を上記基剤および触媒成 分混合物に加え30秒混合して明灰色の材料を得た。この混合は硬化反応を起こ し、約3〜5分間続いた、その結果、24時間水中に置かれた後の耐圧強度29 45 k、 g / c m、 ” (41875psi)を有する複合歯科用 セメン)〜組成物が牛られた、″II−例一」 実施例2に記載した基剤成分<5g>および触媒bt、分(5g)の等量を混合 した。その直後に、化学処理[、たチタン粉末(0,2040g ) 、化学的 未処理のチタン粉末(0,051g)および弗化イッテルビウム(0,051g )を上記基剤および触媒成分混合物に加え、30秒混合して明灰色の材料を得な 。この混合は硬化反応を起こし、約3〜5分間続いた。その結果、24時間水中 に置かれた後の耐圧強度2677k g / c m 2(38064p s  i )を有する複合歯科用セメントが作ちれた。
火−IL−7゜ 実施例2に記載した基剤成分(5g)および触媒成分(5g)の等量を混合した 。その直後に、化学処理したチタン粉末(0,208g ) 、化学的未処理の チタン粉末(0、l04g )および弗化イッテルビウム(0,104g>を上 記基剤および触媒成分混合物に加え、30秒混合して明灰色の材料を得た。この 混合は硬化反応を起こし、約3〜5分間続いl:。その結果、24時間水中に置 かれた後の耐圧強度2624k g 、’ c m 2(37314p s i  )を有する複合歯科用セメント組成物が作られフS。
火11−比(−礼盟−Σ− 1夏亙−育 シラン化石−英(51〕、 ) 57.185重量%(57,185g) ビス−〇 M A 26.9745重監;″δ(26,9745g、) BHTを含むトリエチレン〜ン 10.601重量96グリコ・−ルジメタクリ レー■・ (10,601g)酸化アルミニウムC2,4586!I!L%(2 ,4586g) カポシル(Cabosi l)M−51,2293重量%(1,2293g) ベンゾイルペルオキシド 0.9017重量%(0,9017g > エーロジル(^erosil)R−9720,6147重量%(0,6147g ) B HT O,03514重量% (0,03514g) l五I涜 シラン化キンプル(Kimble) 35.355重量%ガラス(粉砕物> ( 35,808g)シラン化石英(5μ) 23.326重量%(23,625g ) B I S−GMA 17.916重量%(18,144g) BHTを含むエトキシル化 11.943重量%されたビスフェノールA (1 2,096g)ジメタクリレート 1.6へキサメチレン 4.9769重量%ジメタクリレート (5,040g ) MEHQを含むトリエチレン 4.0397重量%グリコールジメタクリレート  (4,0915g)NN’ ジヒドロキシエチル−0,48379重量%P− )ルイジン (0,4900g) ユービヌール(Uvinul)400 0.35327重量%(0,35)Og ) エーロジル(^eras i l )R−9720,23567重量%(0,2 387g> ビスフェノールA−ジメタ 0.09952重量%クリレート (0,1006 g> 二酸化チタン 0.005924重量%(0,008g> 色濃組物(Tint concentrate) 0.0020309重量%( 0,002057g) 弗化ナトリウム 1.2637重量% (1,28g> 触媒成分を作るために、BHTを含むトリエチレングリコールジメタクリレー)  10.601g 、 B HTo、03514g、およびベンゾイルペルオキ シド0.9017gを加え、BHTおよびベンゾイルペルオキシド試薬がトリエ チレングリコールジメタクリレートに十分溶解する迄混合した。その後、暖かい ビス−〇 M A (26,9745g )を上記粉末混合物に加え、得られる 混合物が均質溶液になる迄撹拌した。その後エーロジルR−972(0,614 7g ) 、カポシルM −5(1,2293g ) =酸化アルミニウムC( 2,4588g )およびシラン化石英(5μ) (57,185g >を共に 混合しく10分間)、その後得られた樹脂混合物に加えた。この結果、組成物の 触媒成分的100gが作られた。
基剤成分を作るために、1.6へキサメチレンジメタクリレート5.040g  、M E HQを含むトリエチレングリコールジメタクリレート4.0915g 、ユービヌール4000.3578g、ビスフェノールA−ジメタクリレート0 .1006g、およびNN’ジヒドロキシエチル−p−トルイジン0.4900 gを、均質な溶液になる迄混合した。その後、暖かいB I S−GMA (1 8,144g )中のBHTを含むエチオキシ化ビスフェノールA−ジメタクリ レート12.096gを上記溶液に加え、第2の均質溶液が得られる迄混合した 。その後、色濃組物(0,002057g ) 、二酸化チタン(0,006g  ) 、ニーoジルR−972(0,2387g ) 、弗化ナトリウム(1, 28g ) 、シラン化石英(5μ) (23,625g)、およびシラン化キ ンプルガラス粉砕物(35,808g)を全部混合し、白色粉末混合物を得た。
この白色粉末混合物を、前に混合されたB I S−GMA樹脂溶液と混合し、 組成物の基剤部分的101gを得た。
その後等重量の基剤成分および触媒成分(5g15g>を30秒混合した。この 混合により硬化反応が起こり、約3〜5分間続いた。その結果、24時間水中に 置かれた後の耐圧強度2068k g / c m 2(29400p s i  )を有する複合歯科用セメントが作られた。
11九」 実施例8に記載した基剤成分(5g)および触媒成分(5g)の等量を混合した 。その直後に、化学処理したチタン粉末(0,3648g )および化学的未処 理のチタン粉末(0,05200g )を上記基剤および触媒成分混合物に加え 、30秒混合して明灰色の材料を得た。この混合は硬化反応を起こし、約3〜5 分間続いた。その結果、24時間水中に置かれた後の耐圧強度2555k g  / c m ’ (36332p s i )を有する複合歯科用セメントが作 られた。
11星涜 シラン化石英(5μ) 57.185重量%(57,185g) ビス−〇 M A 26.9745重量%(26,9745g) BHTを含むトリエチレン 10.601重量%グリコールジメタクリレート  (10,601g)酸化アルミニウムC2,4586重量%(2,4586g) カポシル(Cabosil)N−51,2293重量%(1,2293g) ベンゾイルペルオキシド 0.9017重量%(0,9017g ) エーロジル(^erosil)R−9720,6147重量%(0,61471 1) B HT O,03514重量% (0,03514g> 基JL!童 シラン化キンプル(Ki+able) 35.0887重1%ガラス(粉砕物)  (35,808g)シラン化石英(5μ> 23.1504重1%(23,6 25g) B I S−GMA 17.7795重量%(18,144g) BHTを含むエトキシル化 11.8530重量%されたビスフェノールA ( 12,096g)ジメタクリレート 1.6へキサメチレン 4.9387重量%ジメタクリレート (5,040g ) ME)(Qを含むトリエチレン 4.0093重量%グリコールジメタクリレー ト (4,0915g)NN’ジヒドロキシエチル−0,48015重量%p− t−ルイジン (0,4900g)ユービヌール(Uvinul)400 0. 35061重量%(0,3578g) エーロジル(^erosil)R−9720,23390重量%(0,2387 g) ビスフェノールA−ジメタ 0.098775重量%クリレート(0,1010 O8 二酸化チタン 0.005879重量%(o、ooeg) 色濃縮物(Tint concentrate) 0.0020156重量2( 0,002057g> 弗化ナトリウム 2.0088重量% (2,05g) 触媒成分を作るために、BITを含むトリエチレングリコールジメタクツレート 10.601g 、B HTo、03514g、およびベンゾイルペルオキシド 0.9017gを加え、BHTおよびベンゾイルペルオキシド試薬がトリエチレ ングリコールジメタクリレートに十分溶解する迄混合した。その後、暖かいビス −G M A (26,9745g >を上記粉末混合物に加え、得られる混合 物が均質溶液になる迄撹拌した。その後エーロジルR−972(0,6147g ) +カポジルM −5(1,2293g ) 、酸化アルミニウムC(2,4 586g )およびシラン化石英(5μ) (57,185g )を共に混合し く10分間)、その後得られたW指温合物に加えた。この結果、組成物の触媒成 分的100gが作られた。
基剤成分を作るなめに、1,6ヘキサメチレンジメタクリレート5.040g  、 M E HQを含むトリエチレングリコールジメタクリレート4.0915 g、ユービヌール4000.3578g、ビスフェノールA−ジメタクリレーh  o、ioosg、およびNN’ ジヒドロキシエチル−1)−1’−ルイジン 0.4900g 、均質な溶液になる迄混合した。その後、暖かいB I S− GMA (18,144g )中のBHTを含むエチオキシ化ビスフェノールA −ジメタクリレート12.096gを上記溶液に加え、第2の均質溶液が得られ る迄混合した、その後、色濃縮物(0,002057g ) 、二酸化チタン( 0,006g)、エーロジルR−972(0,2387g ) 、弗化ナトリウ ム(2,05g ) 、シラン化石英(5μ) (23,625g )、および シラン化キンプルガラス粉砕物(35,808g >を全部混合し、白色粉末混 合物を得た。この白色粉末混合物を、前に混合されたB I S−GMA樹脂溶 液と混合し、組成物の基剤部分的102gを得た。
その後等重量の基剤および触媒成分(5g15g>を30秒混合した。この混合 により硬化反応が起こり、約3〜5分閏続いた。その結果、24時間水中に置か れた後の耐圧強度2349k g / c m 2(33400p s i ) を有する複合歯科用セメントが作られた。
犬」し匹−よ」2 実施例10に記載した基剤成分(5g)および触媒成分(5g)の等量を混合し た。その直後に、化学処理したチタン粉末(0,1894g )および化学的未 処理チタン粉末(0,05120g )を上記基剤および触媒成分混合物に加え 、30秒混合して明灰色の材料を得た。この混合は硬化反応を起こし、約3〜5 分間続いた。その結果、24時間水中に置かれた後の耐圧強度2871k g  7’ c m 2(40829p s i )を有する複き歯科用セメンI・が 作られた。
m上ユ 実施例10に記載した基剤成分(5g)および触媒成分(5g)の等量を混合し た。その直後に、化学処理したチタン粉末(0,202O408を上記基剤およ び触媒成分混合物に加え、30秒混合して明灰色の材料を得た。この混合は硬化 反応を起こし、約3〜5分間続いた。その結果、24時間水中に置かれた後の耐 圧強度2682kg/c m2(38139p s i )を有する複合歯科用 セメントが作られた。
及1」ユニ(対照) m澄 シラン化石英(5μ) 8.18重量%(8,18g) シラン化石英(325M) 66.43重量%(88,43&) ビス−〇MA、 5.11重量% (5,1b) MEHQを含むトリエチレン 16.6重量%グリコールジメタクリレート ( 16,6g>酸化アルミニウムC3,066重量% (3,0661?) ベンゾイルペルオキシド 0.5826重量%(0,582Eig ) B HT O,0254重量% (0,0254g> 蓋31食 シラン化石英(325M> 53.1重量%(53,1g) シラン化石英(5μ> 16.65重量%(16,65g) ビス−〇 M A 13.03重量% (13,03g) エトキシル化ビスフェノール 8.69重量%A−ジメタクリレート (8,6 9g)MEHQを含む1,6ヘキサ 3.618重量%メチレンジメタクリレー ト (3,618g>MEHQを含むトリエチレン 2.898重量%グリコー ルジメタクリレート (2,896g)NN’ジヒドロキシエチル−0,361 8重量%P−)−ルイジン (0,3618g)ユービヌール(Uvinul) 400 0.281重量%(0,261g> 二酸化チタン 0.778重量% (0,778g> カポシル(Cabosil)M−50,605重量%(0,605g) M E HQ 0.00534重量% (0,00534g) 触媒成分を作るために、MEHQを含むトリエチレングリコールジメタクリレー ト16 、6 g 、B HTo、0254gおよびベンゾイルペルオキシド0 .5826gを共に加え、BHTおよびベンゾイルペルオキシド試薬がトリエチ レングリコールジメタクリレートに十分溶解する迄混合した。その後、暖かいビ ス−〇MA (5,11g ”)を加え、撹拌して均質な混合物を得た。その後 、次の粉末、即ち酸化アルミニウムC(3,086g ) 、シラン化石英(5 μ)(8,18g )およびシラン化石英粉末(325M) (66,43g) を混合し、そのものを前記樹脂混合物に加えた。その結果、組成物の触媒成分的 100gが作られた。
基剤成分を作るために、MEHQを含む1.6へキサメチレンジメタクリレート (3,618g) 、MEHQを含むトリエチレングリコールジメタクリレー)  (2,898g >、 MEHQ (0,00534g) 、ユービヌール( uvinul ) 400 (0,261g ) 、およびNN’ジヒドロキシ エチル−p−トルイジン(0,3818g )を全ぎ混合し、均質溶液を得た。
その後、エトキシル化ビスフェノールA−ジメタクリレート(8,69g)を加 え、完全に混合して第2の均質溶液を得た。その後、暖かいビスー〇MA樹脂( 13,03g)を加え、撹拌して均質混合物を得た。その後、次の固体、即ち二 酸化チタン(0,778g)、カポシル(cabosil)M−5(0,605 g ) 、シラン化石英(5μ) (16,85g )、およびシラン化石英( 325M) (53,1g )をを共に混合した。この粉末混合物を、前に作っ たビスーGMA樹指温金物に加え、組成物の基剤成分的100gを得た。
その後、等量の基剤および触媒成分(5g15g)を30秒混合した。この混合 により硬化反応が起こり、約3〜5分間続いた。その結果、24時闇水中に置が れな後の耐圧強度2356k g / c m ” (33500p s i  )を有する複合歯科用セメントが作られた。
えI」ユ」 11亙澄 シラン化石英(5μ> 8.18重量%(8,18g) シラン化石英(325M) 66.43重量%(88,43g) ビス−〇 M A 5.11重量% (5,11g) ME)IQを含むトリエチレン 16.6重量%グリコールジメタクリレート  (16,8g)酸化アルミニウムC3,066重量% (3,066g) ベンゾイルペルオキシド 0.5826重量%(0,5826g ) B HT O,0254重量% (0,0254g> 1皿至論 シラン化石英(325M) 50.961fE f %(53,br) シラン化石英(5μ) 15.979重量%(16,65g) ビス−〇 M A 12.5051重量%(13,03g) エトキシル化ビスフェノール 0.3399重量%A−ジメタクリレート (8 ,69g)MEHQを含む1,6ヘキサ 3.4722重量%メチレンジメタク リレ−) (3,618g)MEHQを含むトリエチレン 2,7612重量% グリコールジメタクリレート (2,896g)NN’ジヒドロキシエチル−0 ,34722重量%p−トルイジン (0,3618g) ユービヌール(Uvinul)400 0.2505重量%(0,261g> 二酸化チタン 0.7466重量% (0,776g) カポシル(Cabos i l)M−50,58063重量%(0,605g> M E HQ 0.0051249重量% (0,00534g) チタン粉末(未処理) 1.0077重量%(1,05g> シラン化チタン(化学処理) 3.0231重量%(3,15g) 触媒成分を作るために、MEHQを含むトリエチレングリコールジメタクリレー ト16.6g 、 B HT O,0254gおよびベンゾイルペルオキシド0 .5826gを共に加え、BHTおよびベンゾイルペルオキシド試薬が十分に溶 解する迄混合した。その後暖かいビス−G M A (5,11g )を加え、 撹拌して均質な混合物を得た。その後、酸化アルミニウムC(3,066g )  、シラン化石英(5μ) (8,18g)およびシラン化石英粉末(325M > (68,43g)を前記樹脂混合物に加えた。その結果、組成物の触媒成分 的100gが得られた。
基剤配合物を作るために、MEHQを含む1,6ヘキサメチレンジメタクリレー ト(3,618g ) 、M E HQを含むトリエチレングリコールジメタク リレート(2,898g ) 、 ME HQ (0,00534g ) 、ユ ービヌール(uvinul )400 (0,261g ) 、およびNN’  ジヒドロキシエチル−p−トルイジン(0,3618g )を全部混合し、均質 溶液を得た。チタン粉末(未処理) (1,05g)およびシラン化チタン(化 学処理) (3,15g)を上記溶液に加え、黒色乳状溶液を得た。その後、工 1〜キシル化ビスフェノールA−ジメタクリレー)(8,69g>を加え、完全 に混合して第2の均質溶液を得た。その後、暖かいビスー〇MA樹脂(13,0 3g )を加え、撹拌して均質混合物を得た。
その後、次の固体、即ち二酸化チタン(0,776g > 、カポシル(cab osii)M−5(0,605g ) 、シラン化石英(5μ)(16,65g  ) 、およびシラン化石英(325M) (53,1g)をを共に混合した。
この混合物を、前に作ったビスー〇MA樹脂混合物に加え、組成物の基剤配合物 的104gを得た。
その後、等量の基剤および触媒成分(5g15g)を30秒混合した。この混合 により硬化反応が起こり、約3〜5分間続いた。その結果、24時開本中に置か れた後の耐圧強度2892k g / c m 2(41131p s i ) を有する複合歯科用セメントが作られた。
1m一旦 11亙−金 シラン化石英(5μ) 8.18重量%(8,18g) シラン化石英(325M) 66.43重量%(66,43g) ビス−〇 M A 5.11重量% (5,11g> MEHQを含むトリエチレン 16.6重量%グリコールジメタクリレート ( 18,6g)酸化アルミニウムC3,066重量% (3,066g) ベンゾイルペルオキシド 0.5826重量%(0,5826g ) B HT O,0251重量% (0,0251g) 基m童 シラン化石英(325N) 50.8439重量%(53,1g> シラン化石英(5μ) 15.9426重量%(16,65g> ビス−G M A 12.4764重量%(13,03g) エトキシル化ビスフェノール 8.3207重量%A−ジメタクリレート (8 ,69g)MEHQを含む1,6ヘキサ 3.4642重量%メチレンジメタク リレ−) (3,618g>MEHQを含むトリエチレン 2.7748重量% グリコールジメタクリレート (2,898g>NN’ジヒドロキシエチル−0 ,34642重量%P−トルイジン (0,3618g> ユービヌール(Uvinul)400 0.2499重量%(0,261g) 二酸化チタン 0.74494重量% (0,770g) カポシル(Cabosil)M−50,57929重i%(0,605g) M E HQ 0.005113重量%(0,00534g> チタン粉末(未処理) 1.0053重量%(1,05g) シラン化チタン(化学処理) 3.2459重量%(3,39g) 触媒成分を作るために、MEHQを含むトリエチレングリコールジメタクリレー ト16.6g 、B HTo、0254gおよびベンゾイルペルオキシド0.5 826gを共に加え、BHTおよびベンゾイルペルオキシド試薬が十分に溶解す る迄混合した。その後暖かいビス−〇MA (5,11g )を加え、撹拌して 均質な混合物を得た。その後、酸化アルミニウムC(3,066g ) 、シラ ン化石英(5μ) (8,18g)およびシラン化石英粉末(325N) (6 6,43g )を前記樹脂混合物に加えた。その結果、組成物の触媒成分的10 0gが得られた。
基剤成分と作るために、MEHQを含む1,6ヘキサメチレンジメタクリレート (3,618g ) 、 M EHQを含むトリエチレングリコールジメタクリ レート(2,898g )、M E HQ (0,00534g ) +ユービ ヌール(uvinul ) 400 (0,261g > 、およびNN’ジヒ ドロキシエチル−P−)−ルイジン(0,3815g )を全部混合し、均質溶 液を得た。チタン粉末(未処理) (1,05g )およびシラン化チタン(化 学処理> (3,39g)を上記溶液に加え、黒色乳状溶液を得た。その後、工 1〜キシル化ビスフェノールA−ジメタクリレート(8,89g)を加え、完全 に混合して第2の均質溶液を得た。その後、暖かいビスー〇MA樹脂(13,0 3g )を加え、撹拌して均質混合物を得た。
その後、次の固体、即ち二酸化チタン(0,778g ) 、カポシル(eab osil)M−5(0,605g ) 、シラン化石英(5μ)(16,65g )およびシラン化石英(325N> (53,1g )をを共に混合した。この 混合物を、前に作ったビスーGMA樹脂混合物に加え、組成物の基剤配合物的1 04gを得た。
その後、等量の基剤および触媒成分(5g15g)を30秒混合した。この混合 により硬化反応が起こり、約3〜5分間続いた。その結果、24時間水中に置か れた後の耐圧強度2850k g/ c m2(40521p s i )を有 する複合歯科用セメントが作られた。
実施例2〜12は、歯科用合釘挿入用に適した低粘度複合歯科用セメントを示し 、実施例13〜15は、芯強化中の使用に適した高粘度歯科用セメントを示す。
本発明の複合歯科用セメント組成物を良く理解するために、組成物に対する少量 のチタンの添加が、如何にその圧縮強度を実質的に増加するかを説明する次の表 1を提供する。
1−ユ 圧縮強度 (24hr水中放置後) SD !LjLfW k am” Lbin” k cm” Lbin” Jll=2  20フフ 29534 ±306 ±43523 2429 34534 ± 301 ±4281 0.01334 2816 40048 ±212 ±3 021 0.00015 2945 41875 ±230 ±3273 0. 00016 2677 38064 ±287 ±4086 000027 2 624 37314 ±240 ±3413 0.00028 2068 29 400 ±238 ±33909 2555 36332 ±243 ±345 7 0.000110 2349 33400 ±108 ±153611 2 871 40829 ±259 ±3676 0.000112 2682 3 8139 ±224 ±3187 0.003513 2356 33500  ±319 ±454114 2892 41131 土258 ±3662 0 .000615 2850 40521 ±318 ±4518 0.0028 本発明複合セメント用チタン粉末は、化学的にビス−〇MA (ポリマー)マト リックスと作用させるためにシラン化(化学的変性)された、上記実施例にて示 されるように、化学的変性チタンを使用することにより、ビス−GMAと比較し て強度のある化学的マトリックスを得ることができた(表1参照)。
未処理チタンもまたセメント組成物に加えることができ、比較的強度のあるビス ー〇MAマトリックスを得ることができる。しかしながら、化学的に変性された チタン(シラン化チタン)複合セメントは、未処理チタン複合セメントと比較し てより強い強度を有する(実施例参照)。同様に、化学的変性チタンおよび未変 性チタンの混合物を含むセメントは、全て圧縮強度において最大増加%を示す( 表1参照)。
変性チタン粉末はビス−〇MA (ポリマー)マトリックスと相互作用し、一方 未処理チタン粉末はビス−〇MAおよび他のアクリレートのマトリックス間、お よび化学的に変性されたチタンにより形成されたビス−〇 M Aマトリックス および他のアクリレートのマトリックス間にある空隙を充填する。セメント中に 、この化学的に変性および未変性チタンの両方を組合せることにより、全体的に 最強のビスー〇MAマトリックス、したがって最強の複合セメントを得ることが できる。
上記実施例に対し、チタンを含む組成物とチタンを含まない組成物との有意差を 決定するために統計的分析が行われた。各々の場合、有意差の完全信頼を確保す るため(p<0.05の場合)、両側検定確率スチューデント式テストを検討し た。耐圧強度は、各組成物を円筒状に作り(試験した各実施例においては、最低 10ケの試料の測定を行った)水中に24時間置いた後に測定した。
これら円筒形試料の平均直径は4.699mm (0,185インチ)、平均高 さは11.430m m (0,450インチ)であった、圧縮強度は次式によ り計算された。
圧縮強度= P / r ” 式中、Pはボンド荷重であり、rは試料の半径である。
圧力はクロスヘッド速度0.635c m 7分(0,25インチ/分)の割合 で加えられ、その結果失敗した試料または測定できた試料があった。
実施例2の組成物は低粘度を有しており、合釘を根管中にセメント接合するのに 適している。実施例3におけるごとく、チタン(未処理)が加えられると、圧縮 強度は2077k g / c m 2(29534p s i )から242 9k g / c m ”(34534p s i )に増加する。これは17 %の増加である(表1参照)、p値は、0.0133であり、これは非常に有意 である。実施例4において、シラン化チタンが加えられ、圧縮強度は更に増加し 2816k g / c m ” (40048psi)となった。増加率は3 6%である。再度、シラン化チタンが組成物に加えられるとp値がo、ooot となり、高い有意差を示した。
シラン化チタンおよびチタン粉末(化学的未処理)の混合物を組成物に加えちる と、最良のまたは最大の増加が見られた。シラン化チタン2%およびシラン化さ れてないチタン粉末1%を用いた実施例5において、圧縮強度は2945k g  / c m 2(41875p s i >まで増加した(42%増加)、シ たがって、本組成物の圧縮強度は象牙質に近づきつつある。p値はo、ooot であった。これはチタンを組成物に加えることの高い有意差を更に示すものであ る。
実施例6および7に於いて、それら組成物の圧縮強度は2077k g/ c  m” (29534p s i ) (実施例2の組成物)から、実m106( シラン化チタン2%、チタン粉末0゜5%およびY b F 3 (弗化イッテ ルビウム)0.5%を含む)に於いては2677k g / c m 2(38 064p s i )に、また実施例7(シラン化チタン2%、チタン粉末1. 0%およびY b F ) (弗化イッテルビウム)1.0%を含む)に於いて は2624k g / c m 2(37314p s i )に増加した。し たがって増加率は、実施例6に於いては29%、実施例7に於いては26%であ り、p値は実施例6および7共0.0002であった。
次に、弗化ナトリウム(NaF)が化学的に変性されたチタンおよび未処理チタ ン粉末と共に加えられた。特に実施例8は、実施例2の組成物にNaFを062 5%加えたものである。その耐圧強度は2068k g / c m 2(29 400psi>であった。
シラン化チタンとチタン粉末混合物が実施例9に於けるように加えられると、耐 圧強度は2555k g / c m2(36332p s i ) (増加率 24%)に増加した。このp値は0.0001であった。実施例1oに於いて、 NaFの量は1%に増加された。その時の耐圧強度は2349k g / c  m 2(33400ρsi)であった、実施例11に於いては、シラン化チタン と未シラン化チタンの混合物が加えられ、その耐圧強度は2871k g/ c  m2(40829p s i > (増加率14%)に増加した。実施例12 に於いては、化学的に処理されたチタン粉末のみ加えられ、耐圧強度は2682 k g/ c m2(38139p s f ) (増加率22%)に増加した 。実施例11のp値は0.0001であり、実施例12のp値は0 、0035 であった。実施例13は、高粘度を有し、耐圧強度2356k g / c m  ” (33500p s i )を有する芯ペースト組成物を示す。シラン化 チタンと未シラン化チタンの混合物をこの芯ペースト組成物に加えると、耐圧強 度は実施例14に於いて2892k g / c m 2(41131p s  i )、実施例15に於いて2850k g / c m 2(40521p  s i )に増加した。実施例14に於ける増加率は23%、p値は0.000 8であり、実施例15に於ける増加率は21%、p値ハO,0028テあった。
上記実施例2〜15は本発明組成物の有効性、特に少量の変性チタンおよび未変 性チタンがポリマーマトリックスに加えられると、耐圧強度が増加することを示 している。
本発明の歯科用セメ〉・ト組成物の使用法は次の如くである。最初に、歯科医ま たは他の歯科医員が選択された歯巾のき針孔を準備する。合釘孔の準備は、先ず 拡孔具を用いて歯根充填物の除去から始まる8その後、実質的に孔を作るために 穿孔器が用いられる。即ち穿孔器を用いて合釘長さに対しては100%、合釘孔 中に対しては90%の大きさに穿孔する。
その後、本来の拡孔具を用いて、実質的に同心であるように注意して孔の食中を 設定する。
合釘孔準備後、歯科医は希望する歯科用合釘を選択し、先ず一時的に試用のため 孔に挿入してみる。若しも歯科用合釘が適切であれば、歯科医は先ず本発明の低 粘度複合歯科用セメント組成物を、合釘孔中におよび合釘そのものに配置する。
その後軽い力を加えて合釘を合釘孔中へ挿入する。合釘は最小の抵抗で完全に据 え付けるべきである。据え付けが完了すると、余分のセメントは除去される。
この方法を仕上げるためには、歯および挿入された合釘について芯を作ることが 必要である。この方法は、「芯形成) (core build up) とし て知られ、本発明の高粘度複合歯科用セメント組成物を用いて行われている。
セメント組成物は芯形成に配置され、セメント組成物を芯に密着適合させるため に適当な圧力を用いて合釘に据え付けられる。
前述の記載から明らかな如く、本発明の目的は、効果的に得ることができる。上 記方法を実行する際および上述の組成物を製造する際、本発明の精神および範囲 から離れることなしに幾分変更できるので、上記記載に含まれる全ての事項は実 例説明であり、本発明を限定するものではないことご理解されるべきである。
また、以下の請求の範囲は、ここに記載した全ての一般的および特有の特徴およ び言語の問題として、その範囲内にあると云える本発明の範囲の記載を網羅する ことを意図したものであることを理解されるべきである。
!−」知−1 歯巾への合釘の挿入、または芯の形成の際の歯科用合釘の適用に好適な複合歯科 用セメント組成物が提供される。セメント組成物はポリマーマトリックスを約1 5〜50重量%、充填材を約35〜80重量%、およびチタンを約1〜15重量 %含む、チタン成分はセメント組成物の圧縮強度を増加させるために、ポリマー マトリックスと化学的に相互作用する。弗化化合物を実質的に虫歯およびその後 の歯の腐蝕を除くために加えることができる。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)1、国際出願番号 PCT/US 91101237 2、発明の名称 チタン含有複合歯科用セメント組成物 3、特許出願人 名 称 エッセンシャル・デンタル・システムズ・インコーホレイテッド 4、代理人 住 所 〒100 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号国際ビルディング8階 5、補正書の提出年月日 正されたー・の 1、組成物が、ポリマーマトリックス 15〜50重量%、充填材 35〜80 重量%およびチタン粉末2〜15重量%とから成り、該チタン粉末はセメント組 成物の少なくとも2重量%のシラン化チタンである、複合歯科用セメント組成物 。
2、ポリマーマトリックスがエポキシマトリックスを含む請求の範囲1の組成物 。
3、エポキシマトリックスがアクリルマトリックスを含む請求の範囲2の組成物 。
4、アクリルマトリックスがメタクリレートの七ツマ−から作られる請求の範囲 3の組成物。
5、メタクリレートのモノマーがビスフェノールA−グリシジルメタクリレート 、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタ クリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメ タクリレート、ブタンジオールメタクリレート、イソビスフェノールA−グリシ ジルメタクリレート、トリメチロールプロパンジメタクリレート、ヘキサンジオ ールエチレンジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ビ スフェノールA−エトキシ化ジメタクリレートおよびビスフェノールA−ジメタ クリレートを含むジメタクリレートのモノマーの群から選ばれる、請求の範囲4 の組成物。
6、ジメタクリレートのモノマーがビスフェノールA−グリシジルメタクリレー トであり、セメントの全重量に対して5〜50重量%含まれる、請求の範囲5の 組成物。
7、充填材が、石英、二酸化珪素、ヒユームド二酸化珪素、二酸化アルミニウム 、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、シリカ、ガラス、黒鉛繊維、硼素繊維、 バリウムガラス、アルミノ珪酸塩、硼珪酸ガラス、ガラス粉末、水酸化リン灰石 、木材、マイカおよびアスベストを含む群から選ばれる、請求の範囲1の組成物 。
8、チタンの少なくとも一部が化学的に処理されていない請求の範rMIの組成 物。
9、シラン化チタンがγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メ タクリロキシプロピルートリス−(2−メトキシエチオキシ)シラン、ビニルト リクロロシラン、ビニルトリエチオキシシラン、ビニルトリメトキシシランおよ びビニルトリアセトキシシランを含む群から選ばれたシランから作られる、請求 の範囲1の組成物。
10、チタンが1〜30μmの粒径を有するチタン粉末である請求の範囲1の組 成物。
11、チタン粉末が少なくとも98%の純度を有する請求の範囲3の組成物。
12、弗化物を0.5〜6重量%含む請求の範囲1の組成物。
13、弗化物が弗化ナトリウム、弗化錫、弗化イッテルビウム、弗化アミンおよ び酸性の弗化リン酸塩を含む群から選ばれる、請求の範囲12の組成物。
14、触媒成分が、触媒を0.2〜2.0重量%、少なくとも1種のエポキシモ ノマーを15〜50重量%、および充填材を40〜80重量%含み; 基剤成分が基剤を0.2〜1.5重量%、少なくとも1種のエポキシモノマー3 15〜50重量%および充填材を45〜85重量%含み: およびチタン粉末を触媒、基剤、およびチタンの合計量に対し2〜5重1%含む 組成物において;チタン粉末は触媒、基剤、およびチタンの合計量に対して少な くとも2重量%のシラン化チタンを含有し。
触媒成分、基剤成分、およびチタンが複合歯科用セメント組成物を形成するよう に組きされることから成る、複合歯科用セメント組成物を製造するためのシステ ム。
15 触媒成分の触媒が遊離基源を含む請求の範囲14のシステム。
16、遊離基源が有機過酸化物を含む請求の範囲15のシステム。
17、有機過酸化物がベンゾイルペルオキシド、アセチルペルオキシド、p−ク ロロベンゾイルペルオキシド、クミルペルオキシド、t−ブチルペルオキシド、 ラウロイルペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、メチルエチルケトン ペルオキシド、t−ブチルペルオキシ−ベンゾエート、2.5ジメチルヘキサン −2,5ジヒドロキシペルオキシドおよびt−クミルヒドロペルオキシドを含む 群から選ばれる、請求の範囲16のシステム。
18、有機過酸化物がベンゾイルペルオキシドである請求の範囲17のシステム 。
19 少なくとも1種のエポキシモノマーがメタクリレートの少なくとも1種の モノマーを含む請求の範囲14のシステム。
20、メタクリレートの少なくとも1種のモノマーがビスフェノールA−グリシ ジルメタクリレートである請求の範囲18のシステム。
21、基剤がアミン化合物を含む請求の範囲14のシステム。
22、アミン化合物が、トルイジン化合物、プロピルアミン、ブチルN−ブチル アミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ジメチルアミン、ジエチレンアミン 、ジプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジベンチルアミン、トリメチルア ミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリーローブチルアミン、トリ メチルアミン、長鎖脂肪アミン、トリーローブチルアミン、トリペンチルアミン 、4−メチルアニリン、NN−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−3,5−ジメ チルアニリン、N−メチル−N(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルアニリン 、長鎖脂肪アミン類、ジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミ ン、ペンタメチレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミンを含む群から選ばれ る、請求の範囲24のシステム。
23、アミン化合物がトルイジン化合物を含む請求の範囲22のシステム。
24、トルイジン化合物がNN’ヒドロキシエチルトルイジンを含む請求の範囲 23のシステム。
25、シラン化チタンがγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ− メタクリロキシプロピルートリス−(2−メトキシエチオキシ)シラン、ビニル トリクロロシラン、ビニルトリエチオキシシラン、ビニルトリメトキシシランお よびビニルトリアセトキシシランを含む群から選ばれたシランから作られる請求 の範囲14のシステム。
26 チタンが1〜30μmの粒径を有するチタン粉末である請求の範囲14の システム。
27、チタン粉末が少なくとも98%の純度を有する請求の範囲26のシステム 。
28、チタンが触媒成分を基剤成分に混合する前に、触媒成分へ加えられる請求 の範囲14のシステム。
29、チタンが触媒成分を基剤成分に混合する前に、基剤成分へ加えられる請求 の範囲14のシステム。
30、ポリマー基剤約15〜50重量%;充填材約35〜80重量%;および シラン化により化学処理されたチタン粉末約2〜5重量%。
を含有する複合歯科用セメント組成物。
手続補正書 平成 4年 8月 5日

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.組成物が、ポリマーマトリックス15〜50重量%、充填材35〜80重量 %およびチタン1〜15重量%とから成る、複合歯科用セメント組成物。
  2. 2.ポリマーマトリックスがエポキシマトリックスを含む請求の範囲1の組成物 。
  3. 3.エポキシマトリックスがアクリルマトリックスを含む請求の範囲2の組成物 。
  4. 4.アクリルマトリックスがメタクリレートのモノマーから作られる請求の範囲 3の組成物。
  5. 5.メタクリレートのモノマーがビスフェノールA−グリシジルメタクリレート 、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタ クリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメ タクリレート、ブタンジオールメタクリレート、イソビスフェノールA−グリシ ジルメタクリレート、トリメチロールプロパンジメタクリレート、ヘキサンジオ ールエチレンジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ビ スフェノールA−エトキシ化ジメタクリレートおよびビスフェノールA−ジメタ クリレートを含むジメタクリレートのモノマーの群から選ばれる、請求の範囲4 の組成物。
  6. 6.ジメタクリレートのモノマーがビスフェノールA−グリシジルメタクリレー トであり、セメントの全重量に対して5〜50重量%含まれる、請求の範囲5の 組成物。
  7. 7.充填材が、石英、二酸化珪素、ヒュームド二酸化珪素、二酸化アルミニウム 、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、シリカ、ガラス、黒鉛繊維、硼素繊維、 バリウムガラス、アルミノ珪酸塩、硼珪酸ガラス、ガラス粉末、水酸化リン灰石 、木材、マイカおよびアスベストを含む群から選ばれる、請求の範囲1の組成物 。
  8. 8.チタンが2〜5重量%である請求の範囲1の組成物。
  9. 9.チタンの少なくとも一部が化学的に処理されている請求の範囲1の組成物。
  10. 10.チタンの少なくとも一部が化学的に処理されていない請求の範囲1の組成 物。
  11. 11.化学的に処理されたチタンがシラン化チタンである請求の範囲9の組成物 。
  12. 12.シラン化チタンがγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ− メタクリロキシプロピルートリスー(2−メトキシエチオキシ)シラン、ビニル トリクロロシラン、ビニルトリエチオキシシラン、ビニルトリメトキシシランお よびビニルトリアセトキシシランを含む群から選ばれたシランから作られる、請 求の範囲11の組成物。
  13. 13.チタンが1〜30μmの粒径を有するチタン粉末である請求の範囲1の組 成物。
  14. 14.チタン粉末が少なくとも98%の純度を有する請求の範囲3の組成物。
  15. 15.弗化物を0.5、6重量%含む請求の範囲1の組成物。
  16. 16.弗化物が弗化ナトリウム、弗化物、弗化イッテルビウム、弗化アミンおよ び酸性の弗化リン酸塩を含む群から選ばれる、請求の範囲15の組成物。
  17. 17.触媒成分が、触媒を0.2〜2.0重量%、少なくとも1種のエポキシモ ノマーを15〜50重量%、および充填材を40〜80重量%含み; 基剤成分が基剤を0.2〜1.5重量%、少なくとも1種のエポキシモノマーを 15〜50重量%および充填材を45〜85重量%含み; およびチタンを触媒、基剤、およびチタンの合計量に対し1〜50重量%含む組 成物において;触媒成分、基剤成分、およびチタンが複合歯科用セメント組成物 を形成するように組合されることから成る、複合歯科用セメント組成物を製造す るためのシステム。
  18. 18.触媒成分の触媒が遊離基源を含む請求の範囲17のシステム。
  19. 19.遊離基源が有機過酸化物を含む請求の範囲18のシステム。
  20. 20.有機過酸化物がベンゾイルペルオキシド、アセチルペルオキシド、p−ク ロロベンゾイルペルオキシド、クミルペルオキシド、t−ブチルペルオキシド、 ラウロイルペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、メチルエチルケトン ペルオキシド、t−ブチルペルオキシーベンゾエ−ト、2,5ジメチルヘキサン −2,5ジヒドロキシペルオキシドおよびt−クミルヒドロペルオキシドを含む 群から選ばれる、請求の範囲19のシステム。
  21. 21.有機過酸化物がベンゾイルペルオキシドである請求の範囲20のシステム 。
  22. 22.少なくとも1種のエポキシモノマーがメタクリレートの少なくとも1種の モノマーを含む請求の範囲17のシステム。
  23. 23.メタクリレートの少なくとも1種のモノマーがビスフェノールA−グリシ ジルメタクリレートである請求の範囲21のシステム。
  24. 24.基剤がアミン化合物を含む請求の範囲17のシステム。
  25. 25.アミン化合物が、トルイジン化合物、プロピルアミン、ブチルN−ブチル アミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ジメチルアミン、ジエチレンアミン 、ジプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジペンチルアミン、トリメチルア ミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ メチルアミン、長鎖脂肪アミン、トリ−n−ブチルアミン、トリペンチルアミン 、4−メチルアニリン、NN−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−3,5−ジメ チルアニリン、N−メチル−N(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルアニリン 、長鎖脂肪アミン類、ジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミ ン、ペンタメチレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミンを含む群から選ばれ る、請求の範囲24のシステム。
  26. 26.アミン化合物がトルイジン化合物を含む請求の範囲25のシステム。
  27. 27.トルイジン化合物がNN′ヒドロキシエチルトルイジンを含む請求の範囲 26のシステム。
  28. 28.チタンが2〜5重量%存在する請求の範囲17のシステム。
  29. 29.少なくともチタンの−部が化学的に処理される請求の範囲17のシステム 。
  30. 30.化学処理されたチタンがシラン化チタンである請求の範囲29のシステム 。
  31. 31.シラン化チタンがγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ− メタクリロキシプロピルートリスー(2−メトキシエチオキシ)シラン、ビニル トリクロロシラン、ビニルトリエチオキシシラン、ビニルトリメトキシシランお よびビニルトリアセトキシシランを含む群から選ばれたシランから作られる請求 の範囲30のシステム。
  32. 32.チタンが1〜30μmの粒径を有するチタン粉末である請求の範囲17の システム。
  33. 33.チタン粉末が少なくとも98%の純度を有する請求の範囲32のシステム 。
  34. 34.チタンが触媒成分を基剤成分に混合する前に、触媒成分へ加えられる請求 の範囲17のシステム。
  35. 35.チタンが触媒成分を基剤成分に混合する前に、基剤成分へ加えられる請求 の範囲17のシステム。
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