JPH0450640Y2 - - Google Patents

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JPH0450640Y2
JPH0450640Y2 JP17417686U JP17417686U JPH0450640Y2 JP H0450640 Y2 JPH0450640 Y2 JP H0450640Y2 JP 17417686 U JP17417686 U JP 17417686U JP 17417686 U JP17417686 U JP 17417686U JP H0450640 Y2 JPH0450640 Y2 JP H0450640Y2
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magnetic disk
magnetic
disk device
casing
magnetic head
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は磁気デイスク装置に係り、特に、磁気
デイスク装置を他の機器に接続するコネクタと磁
気ヘツドとの間を接続するフレキシブルプリント
基板に関するものである。
「従来の技術」 一般に磁気デイスク装置の磁気ヘツドから読み
出された信号は、例えば0.4ミリボルト〜1.5ミリ
ボルトという微弱な電圧レベルであるため、磁気
ヘツドに可能な限り近い位置に増幅器(アンプ)
を設けて信号レベルを高めて、信号伝送系で重畳
される外部ノイズの影響を軽減することが必要と
されている。そして、前記増幅器として使用され
るICを初めとする各種実装部品は、一般に熱に
よる破壊、あるいは動作特性の変動を受け易いと
いう弱点があるから、磁気デイスク装置のケーシ
ング内に前記ICを設置するにあたつては、その
周囲に十分なスペースを確保して良好な通気性を
維持することによつて、温度上昇を防止すること
が必要とされている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、近年、磁気デイスク装置には大容量
化の傾向があり、これにともなつて、磁気デイス
クの枚数、および該磁気デイスクへのデータの読
み出し、書き込みを行なう磁気ヘツドの個数が増
加して、磁気デイスク装置の機内の余剰スペース
が小さくならざるを得ず、これにともなつて、前
記ICの周囲に十分な通気用スペースを確保する
ことが困難となつている。
本考案は上記実情に鑑みて提案されたもので、
大容量化されて余剰スペースの小さくなつた磁気
デイスク装置のケーシング内において、磁気ヘツ
ドから読み出された信号の増幅を行なつている
ICなどの実装部品を確実に冷却することを目的
とするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は、磁気デイ
スク装置を他の機器に接続するコネクタと前記磁
気デイスク装置に内蔵された磁気ヘツドとの間を
接続するとともに、該磁気ヘツドが読み取つた信
号の増幅を行なうICなどの実装部品を有するフ
レキシブルプリント基板であつて、該基板は、磁
気デイスクの接線方向に設けられて磁気デイスク
の回転に伴う空気流を案内する通路に前記実装部
品を臨ませた状態で取り付けてなるものである。
「作用」 上記構成とすることにより、磁気デイスクの回
転により生じた空気の流れが磁気デイスク装置の
ケーシング内に拡散する以前の十分に流速が速い
状態で、かつ、清浄な空気をプリント基板の実装
部品の表面に接触させることができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
図中符号1はケーシングである。このケーシン
グ1は磁気デイスク2を収容するデイスク収容部
1aと、前記デイスク2へのデータの書き込みお
よび読み出しを行なう磁気ヘツド3の駆動機構等
を収納する駆動機構収容部1bとを持つもので、
これらの収容部1a,1bは、図示しない上蓋に
より密閉されるようになつている。
前記磁気デイスク2は、図示しないスピンドル
モータの軸4に同心状に複数枚重ねた状態で取り
付けられるもので、各磁気デイスク2の上下にそ
れぞれ磁気ヘツド3が配設されるようになつてい
る。そしてこれらの磁気ヘツド3は、キヤリア5
に搭載されて前記磁気デイスク2の半径方向(あ
るいは該方向に対して平行な方向)に一体に移動
し得るようになつている。また、前記キヤリア5
は、第4図に示すようにケーシング1の底部に設
けられたガイドレール6にローラ7Aを転動させ
ながら前記方向に案内されるとともに、ばね8に
よつて下方に付勢された予圧レール9にローラ7
Bを転動させることにより、前記ガイドレール6
とローラ7Aとの密着性を高めるようになつてい
る。さらに、前記キヤリア5は、ステツピングモ
ータ10の軸にスチールベルト11を介して機械
的に接続されており、前記ステツピングモータ1
0を回転させることによつて前記方向に所定距離
ずつ移動するようになつている。
前記磁気デイスク2の接線方向には空気調整部
12が設けられている。該空気調整部12は、矩
形断面の空気通路を持つた枠体内にフイルターを
設けてなるもので、磁気デイスク2の回転により
生じた空気流が通過する際に、これに含まれる粉
塵等を前記フイルターにより除去する機能を持つ
ている。さらに、空気調整部12には、ケーシン
グ1の内部空間に空気を導く空気通路が連設され
ている。なお、該空気調整部12には、空気中の
水分を除去する除湿剤が必要に応じて設けられ
る。
前記空気通路は、ケーシング1の側壁1cと、
該側壁1cと対向させて設けられた仕切り部材1
dと、ケーシング1の底板1dと、これらの上部
に設けられたフレキシブルプリント基板(以下
FPCという)13とにより囲まれた空間部であ
つて、この空気通路の一部をなくしているFPC
13に搭載された回路は、前記磁気ヘツド3とコ
ネクタ14とを電気的に接続している。
前記FPC13は、前記空気通路の一部をなす
本体部13aと、該本体部13aから一方向に延
びてコネクタ14に接続されるコネクタ側接続部
13bと、前記キヤリア5に固定されて磁気ヘツ
ド3に電気的に接続されるキヤリア側接続端13
cと、該キヤリア側接続端13cと前記本体13
aとを電気的に接続する中間接続部13dとから
構成されている。そして、前記キヤリア側接続端
13cは、断面コ字形に形成されて、キヤリア5
にまたがるように取り付けられるとともに、ボル
ト15によつて固定され、また、キヤリア側接続
部13dは、第5図に鎖線で示すように、U字状
に屈曲された状態となつて取り付けられている。
さらに、前記本体部13aの下面には、例えば、
磁気ヘツド3が読み取つた信号を増幅してその電
圧(電流)レベルを高める機能を持つたIC16
が空気通路内を臨んで取り付けられ、また、本体
部13aの上面には、空気通路の内圧による
FPC13の撓みを防止するための補強板(例え
ばアルミニウム板などの導電性材料、または、必
要に応じてベーク板などの絶縁性材料により形成
されている)17が取り付けられている。
以上のように構成された磁気デイスク装置にお
いては、磁気デイスク2の回転(第1図に矢印で
示す)にともなつてその接線方向に生じた空気の
流れが、空気調整部12において浄化された後、
第2図、あるいは第3図に矢印で示すように、
FPC13とケーシング1の側板1c、取り付け
部材1d、底板1eによつて囲まれた空気通路内
を通つてIC16を冷却し、さらに、予圧レール
9の下を通つてキヤリア5の周囲に拡散して行く
ことにより、ケーシング1内の各種機器を冷却す
る。
そして、このようなFPC13によつて空気通
路の一部を形成し、かつこの空気通路内にICを
設けるようにすると、FPCがケーシング内に占
めるスペースを小さくすることができる。
なお、前記プリント基板に実装すべき部品は、
読み取り信号増幅用のICのみならず、例えば、
書き込み時のヘツド駆動用アンプなど、磁気デイ
スク装置のケーシング内に必要とされる各種電子
部品のいずれであつてもよいのはもちろんであ
る。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように本考案は、磁気
デイスク装置を他の機器に接続するコネクタと前
記磁気デイスク装置に内蔵された磁気ヘツドとの
間を接続するとともに、該磁気ヘツドが読み取つ
た信号の増幅などを行なうICが搭載されたフレ
キシブルプリント基板を設け、該基板は、磁気デ
イスクの接線方向に設けられて磁気デイスクの回
転に伴う空気流を案内する通路に前記実装部品を
臨ませた状態で取り付けられてなるものであるか
ら、前記開口部から流入した空気が磁気デイスク
装置ケーシング内に拡散する以前に、その十分に
流速が速い状態で、かつ、フイルター等によつて
粉塵等を除去して清浄にした直後にICの表面に
接触することができ、この空気の流れにICの表
面を接触させることによつて十分な冷却をするこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は磁気デイスク装置の上蓋と取り外した状態にお
ける斜視図、第2図は磁気ヘツドおよびその駆動
装置等の周辺部分の平面図、第3図は第2図の
−線に沿う矢視図、第4図は第2図の−線
に沿う矢視図、第5図はフレキシブルプリント基
板の一部を省略した斜視図である。 1……ケーシング、1c……側壁、1d……支
持部材、1e……底板、2……磁気デイスク、3
……磁気ヘツド、5……キヤリア、12……空気
調整部、13……FPC、13a……本体部、1
3b……コネクタ側接続部、13c……キヤリア
側接続端、13d……中間接続部、16……IC。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気デイスク装置を他の機器に接続するコネク
    タと前記磁気デイスク装置に内蔵された磁気ヘツ
    ドとの間を接続するとともに、該磁気ヘツドの読
    み取り信号の増幅を行なうICなどの実装部品を
    有するフレキシブルプリント基板を有し、該フレ
    キシブルプリント基板は、磁気デイスクの接線方
    向に設けられて磁気デイスクの回転に伴う空気流
    を案内する通路に前記実装部品を臨ませた状態で
    取り付けられたことを特徴とする磁気デイスク装
    置。
JP17417686U 1986-11-13 1986-11-13 Expired JPH0450640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17417686U JPH0450640Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17417686U JPH0450640Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6381395U JPS6381395U (ja) 1988-05-28
JPH0450640Y2 true JPH0450640Y2 (ja) 1992-11-30

Family

ID=31112324

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JP17417686U Expired JPH0450640Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

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JP2799183B2 (ja) * 1989-04-07 1998-09-17 富士通株式会社 集合型ディスク記憶装置

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JPS6381395U (ja) 1988-05-28

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