JPH04506088A - ポリ(弗化ビニリデン)基剤仕上げ塗料に好適な下塗り塗装用粉体組成物 - Google Patents

ポリ(弗化ビニリデン)基剤仕上げ塗料に好適な下塗り塗装用粉体組成物

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JPH04506088A JP90508579A JP50857990A JPH04506088A JP H04506088 A JPH04506088 A JP H04506088A JP 90508579 A JP90508579 A JP 90508579A JP 50857990 A JP50857990 A JP 50857990A JP H04506088 A JPH04506088 A JP H04506088A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
PVdFVd化上げ塗料に好適な下塗り塗装用粉体組成物
【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、粉体組成物及びその下塗り塗料としての利用に関する。特に、本発明 は、溶剤を使用することなく、以後PVdFと称するポリ(弗化ビニリデン)を 基剤としt;塗料用の下塗を得るj;めの粉体組成物に関する。 本発明は、粉 体組成物の製造方法及び該組成物を用いる基材の塗装方法にも関する。
【従来の技術】
PVdFは、結合剤として使用することを望ましく思わせる、一連の特徴的な有 用な性質を有する。即ち、腐蝕性の化学物質に対して安定であり、耐熱性があり 、汚れ難く、耐引掻性であり、耐候性があり、UVの照射により分解しない。P VdFの耐久性は、その強靭な仕上り並びに気候条件が変化してもひび割れ又は 白亜化しない仕上りを与えるその能力により立証されている。 その優れた性質によって、PVdF基剤塗料は、各種の基材、より詳細には建築 用パネルなどの戸外での使用を目的とした金属シートから製造され1;物品の保 護塗料として極めて有用であることが知られてしする。 本発明者は、欧州特許EP−A−259290に開示されたように、着色されt :PVdF基剤粉体塗料の製造方法を開発した。 しかしPVdF基剤組成物は極めて満足すべき仕上げ塗りを与えるけれども、金 属基材への接着性に乏しく、且つ充分な耐蝕性を有していない。従ってPVdF 基剤塗料は、主として基材への接着性を改善することを主な目的とし且つ又基材 の耐食性をも改善するための適当な下塗り塗料上に塗布することが通常は必要で ある。これは特に鋼及びアルミニウムのような金属基材1;は必須である。この ために多数の異なる下塗り塗料組成物が配合されてきた。下塗り剤の組成は、他 の要素の中でも、とりわけ引き続きそれに施される仕上げ塗料に依存する。 PVdF仕上げ塗料用の下塗り剤として、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂及び有 機ケイ素又は有機アルミニウム化合物の組成物を使用することが既に提案されて いる:しかしこれらの組成物は、基材への接着性を改善するt:めの取扱いの難 かしい該有機ケイ素又はアルミニウム化合物を必要とする。 欧州特許EP−A−294755は、溶剤及びPVdF、 それと相溶性のない 第二の重合体及び相溶化剤の三成分系重合体混合物を基剤としt:PVdF基剤 液体塗料生成物を開示しており、それは下塗り剤なしで仕上げ塗料として使用さ れる。しかし相溶性のない重合体としてエポキシ樹脂を選択すると、得られる塗 膜の耐候性は著しく低下する。 既知の湿式塗工法は良い結果を与えるが、全世界に亙る、特に米国及び欧州にお ける環墳保護法によって、溶剤を用いる方法を採用することが益々困難になって きている。更に、溶剤の回収は経費が掛かる工程である。更に又、粉体仕上げ塗 料及び湿式下塗り塗料の両者を使用すれば、二種の別個の塗装装置が必要となり 、それにより固定経費が増大する。 従って下塗りを行うための無溶剤の粉体組成物に対する強い要望が存在する。 しかし、良好な性質を有する塗膜を生じるようなPVdF粉体塗料用の下塗り塗 料組成物を見出すことは困難である。従って、金属基材に良好に密着することが でき、並びにPVdF基剤仕上げ塗料とも良好な中塗り(intercoat) 的密着性を有することができると同時に、基材への畏好な耐蝕性を与えるような 、PVdF粉体塗料用の下塗り塗料組成物を得るための改善された無溶剤組成物 に対する強い要望が業界に存在する。 更に、下塗り剤それ自身もその完全性を保持すること、即ち、ひび割れもせず又 は劣化もしないことが必要である。
【本発明の目的】
粉体下塗り剤を提供することが本発明の一つの目的である。 PVdF基剤粉体塗料に対する適当な粉体下塗り剤を提供することが本発明の他 の目的である。 製造のいずれの段階でも溶剤を使用することなく、こうした粉体下塗り剤を製造 する方法を提供することが本発明の更に別な目的である。 更に本発明の他の目的は、PVdF基剤仕上げ塗料のための下塗り剤塗料を用い て基材を塗工する方法を提供することである。
【本発明の概要】
従って本発明は、結合剤として (1)生成物の全重量に対して約5ないし約15重量%の、PVdFと相溶性の ある一種又は数種の熱可塑性樹脂:及び(1])生成物の全重量に対して約50 ないし約90重量%の、好適にはエポキシを基剤とした熱硬化性結合剤系、を含 んで成る粉体生成物を提供する。 本発明は又、下塗り剤として、より詳細にはPVdF基剤仕上げ塗料用の下塗り 剤としての粉体生成物の使用法を提供する。 本発明は更に、下塗り剤で塗装された基材及び下塗り塗料を用いて基材を塗装す る方法を提供する。該下塗り塗料は、着色したPVdF基材粉体を該下塗り塗膜 上に塗布し、そしてそれを好適には約180ないし260℃の温度で熱処理に付 することにより、後で着色しt:PVdF基剤仕上げ塗料を塗布するのに適当な ものであって、該方法は(a)基材上に下塗り剤粉体を塗布し:(b)下塗りを 好適には約180ないし260℃の温度で熱処理に付する、 段階を含んで成るものである。
【本発明の詳述】
下記の記載は、更に本発明を説明するものであるが、本発明の妥当な範囲を制限 するものと考えるべきではない。 下塗り剤生代物は、好適には弗化ビニリデン重合体、相溶性のアクリル系重合体 及びそれらの混合物から成る群から選択された、PVdFと相溶性のある一種又 は数種の熱可塑性樹脂を約5ないし約15重量%、好適には約8重量%含有して いる。 粉体組成物中に含まれた相溶性のある熱可塑性樹脂の量は、得られる下塗り塗膜 とPVdFを基剤とした仕上げ塗膜との接着性を改善するのに充分な量である。 熱硬化性樹脂部分がPVdFと相溶性であるならば、相溶性の熱可塑性樹脂の使 用量を少なくすることが可能である。 二種の重合体樹脂の相溶性は、周知の各種の方法[例えばアカデミツク・プレス (Academic Press)、ニューヨーク、発行のり、R,ポール(P aul)等編、′ポリマー・ブレンド(Polymer Blends)’ 、 1978年発行及び0.オラビシ(Olabisi)等編、“ポリマー−ポリマ ー・ミツシビリテイ(Polymer−Polymer Miscibilit y)″、1979年発行、参照]の任意の一つにより見出すことができる。しか し一つの方法、即ちスペクトル測定及び熱量測定を含む数種の方法を用いて行う ことができる、ガラス転移温度Tgの測定が最も普通に使用されている。実際に 、相溶性の配合物は、単一のガラス転移温度により示されることが一般に容認さ れている。 本発明者により使用された好適な方法は、DSCとしてよく知られている示差走 査熱量測定法である。ポリマーブレンドは、ジメチルホルムアミドに溶解した3 %溶液から、始めに室温で次いで100°Ctこおレ−て、溶剤を真空(<l0 Pa)中で除去し、徐々に肩囲温度に冷却することにより得られる。DSC測定 は、20℃/分で加熱し、最高温度に10分間保持し、20℃/分で冷却し、最 低温度に又10分間保持する三回の逐次的循環操作を用いて行われる。Tgは第 二及び第三の加熱段階の間の転移に際して観察される比熱の差、△Cpの半値に おける変曲点l;対応する温度として定義される。 しかし、選別の方法としては、重合体混合物の均質な溶液からキャストされたフ ィルムの透明性により目視的に相溶性を評価することもでき、その際相当な倍率 下でもフィルムが不均質性を呈さなければ、重合体Iよ相溶性であるといえる。 PVdFと相溶性である多数の熱耳型性重合体が既知である(J、 Polym 、 Sci、 27B、1195.1989参照)。しかし相溶性の熱可塑性樹 脂は、弗化ビニリデン重合体、相溶性のアクリル系重合体及びそれらの混合物か ら成る群から選択することが好ましい。 本発明の組成物において好適に使用される弗化ビニリデン重合体は、90重量% の剥ヒビニリデン単量体から製造された共重合体でもありうる。適当な共重合体 としては、例えばテトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、クロロトリ フルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、弗化ビニル等のような弗化コモ ノマーとの共重合体が含まれる。 しかし、ホモポリマーが一般に使用される。 好適な弗化ビニリデン重合体は、約10.000ないし70,000、最も好適 には約30.000ないし50.000の範囲の分子量、約155ないし170 ℃の融点、約lOないし50g/10分、最も好適C;は約IOないし30 g / 10分のメルトフローインデ・ンクス[ASTMD1238 (230℃1 5kg)による]、及び230℃で約600ないし1200Pa、s、最も好適 には約700ないし1000Pa、sの溶融粘度(ASTM D3835による )を有する重合体である。 本発明の組成物において好適に使用できるアクリル系重合体は、式%式% 式中、R2は水素及びメチルから成る群から選択され、及びR1は1ないし4炭 素原子を含むアルキル基である、を有する一種ないし多種の単量体から誘導され た重合体である。本発明で使用するのに一層好適なアクリル系重合体は、ポリ( メチルメタクリレート)及びメチルメタクリレートとエチルアクリレートの共重 合体である。最も好適なアクリル系樹脂は、約70重量%のメチルメタクリレー トと約30重量%のエチルアクリレートの共重合体であり、トルエン及びエチレ ングリコールメチルエーテルの重量比95:5の溶剤混合物に溶解した40%溶 液において、約7ないし17Pの粘度を示す重合体である。 本発明の粉体生成物の組成は、約50ないし約90重量%の熱硬化性結合剤系を 含んでいる。 熱硬化性結合剤系は、本質的に熱硬化性樹脂から成っている。 熱硬化性樹脂は、架橋部位を含んでいる;熱を加えj;場合、及び架橋部位の性 質上必要な場合は適当な硬化剤の存在下において、熱硬化性樹脂は機械的な強度 を有し、化学薬品の浸蝕に耐性があり、基材に接着性である最終樹脂まで硬化す る。こうした熱硬化性樹脂は、少量の架橋部位を含むコモノマーの単位との共重 合により得られるのが普通である。 こうしl;架橋部位は、通常ヒドロキシ、カルボキシル、アミン及びグリシジル 基のような反応性の基であり、ポリイソシアネート化合物(通常はインホロンジ イソシアネート、キシリレンジイソシアネート又はヘキサメチレンジイソシアネ ートのようなジイソシアネート)、それらの二量体及び二量体、及び(ニブシロ ンカプロラクタム、フェノール、ベンジルアルコール又はメチルエチルケトオキ シムのようなブロック剤でインシアネート基がブロックされt;)ブロックトイ ソシアネート化合物により代表される硬化剤を用いて硬化できる。 熱硬化性樹脂が自己硬化性でない場合は、硬化剤が必要であり、その量は選択さ れた硬化剤の特定の種類及び所望の硬化度に依存して広範囲に変えることができ る。 粉体塗料において使用することを目的とする熱硬化性結合剤系は、広範囲に選択 することが可能である。それらは既知であるから、本明細書での完全な記述は不 必要である。しかし、主として耐蝕性の要求に合致させるためには、適当な硬化 剤と共に固体状エポキシ樹脂を使用することが好適である。 本発明の実施ニ芦用である固体状エポキシ樹脂は、エピクロルヒドリンとビスフ エノールAの反応により生成し、400ないし1800の二ポキシ当量を有する 樹脂により代表されるが、それに限定されない。従来の技術において、例えば米 国特許第4,255,553−A号に、又はM ハンドブック・オブーエポキシ ・レジン(Handbook of Epoxy Re5in)″[リー(Le e)及び不ビル(lJ6vi 11e)、1967、マソクグロー・ヒル(Mc Graw−H4ll)発行1中に多数の他の実例が記載されている。 これらのエポキシ樹脂に対する好適な硬化剤は、適度な反応性、優れl;機械的 性質、化学薬品及び腐蝕への耐性を持った塗膜を与えるジシアンジアミド[N  CN = C(N Hz)2] である。ジシアンジアミドを用いる際の好適な 濃度範囲は、エポキシ樹脂の約4重量%ないし10重量%である。 本発明の粉体塗料組成物は、必要に応じて塗料組成物中に配合される慣用の各種 の添加剤と混和することができる。本発明の粉体塗料組成物に配合される添加剤 の例として、顔料、増量剤、均展剤、紫外線吸収剤、熱老化抑制剤等が挙げられ る。これらの添加剤は単独又は複合物のどちらでも使用できる。 本発明の組成物は、0ないし約35重量%の顔料を含んでいる。本発明の塗料組 成物における顔料の使用は随意である。顔料が使用されなければ、透明塗料組成 物が得られる;こうした透明塗料が手塗りされる時には目視的に調節することが できず、従ってこうして得られた塗膜は厚さが不均一になることがある。 顔料が使用される場合には、顔料が引き続く熱ル理に耐性がある限り、任意の顔 料及び顔料の組み合わせを使用することができる。粉体組成物粉体組成物は、随 意に最高3重量%の均展剤を含むことが可能である。 均展剤は、本発明には必須なものではないが、技術的に要求される高品位の塗膜 表面を得るのに役立つ。 均展剤の量は、混合物の全重量の約0ないし3重量%の広範囲に亙ることができ るが、好適な使用量は混合物の全重量の約0.7ないし約1重量%である。 上記のようにして得られる混合物の押出及び造粒(ペレット化)は、下記の標準 的な方法によって行うことができる。操作手順及び条件は、当業者には容易に決 定することができる。加工温度は、約90℃ないし140℃が好適であるが、約 100℃が最も好適である。ペレットの寸法は特に重要な因子ではないが、通常 のペレットの直径は約3mmであり、長さは2mmである。 本発明の具体化において、PVdFVd性熱可塑性樹脂及び熱硬化性結合剤樹脂 を約1:lないし1:4の重量比で使用して最初にマスターパッチを製造し、次 いでそれを残余の成分と共に押出す。 ペレットの粉砕は、適当な粒子が得られれば任意の手段で行うことができる。得 られる粉体は、主として一定の厚さの塗膜を得るために、塗装装置を通る流れが 一定となるように適当な寸法及び形状の粒子から成るものでなければならない。 粒子の形状が球状であれば、得られる粉体は一層良好な流動性を有するから、粒 子はできるだけ球状であることが好ましい。粒子の寸法に関しては、最大の寸法 の粒子、即ち所望の塗膜の厚さの約3倍を超える粒子を除去するために、必要に 応じて粉砕段階。 を篩別段階と関連させて行う。他方、小さ過ぎる粒子は健康に有害であり、塗装 の際の輸醇路を閉塞する傾向があるから、余りにも小さい粒子(即ちく1.5μ m)は避けるべきである。従って粉砕された下塗り剤粉体は約0.03ないし0 .05mmの間の平均粒径を有することが好適である。 粉砕段階は、室温で又は少なくとも約+50℃よりも高くない温度で行われる。 大量の熱可塑性樹脂を含む組成物は、低温即ち約+50℃以下の温度で粉砕しな ければならない。 本発明によれば、特に有用な粉砕方法は、予定の寸法以下に粉砕された粒子を除 去しく過剰粉砕を避けるために)、更に粉砕するために大きい粒子を残留させる 粉砕方法であれば、任意の方法であってよいと考えられる。 得られる粉体は、粒子を均一に分布させるのに適当である任意の手段により基材 上に塗布することができる。特に粉体は、粒子と反対の電荷を帯びた基材上に帯 電し!二粒子が噴霧される静電噴霧塗装装置により塗布することができる。別な 塗装技術には、例えばクラウド・チャンバー法、流動床法、及び或場合には摩擦 帯電塗装等が含まれる。こうした技術は当業者には周知であり、これ以上記述す る必要はないと思われる。 粉体は、基材上に塗布されI;後に、粉体が溶融し、及び少なくともその一部が 架橋するのに充分な温度で熱処理に付されることが必要である。 熱処理は、塗布された基材を約160℃ないし240℃の温度で、塗膜が最終的 に焼き付けされる加熱炉中に通すことを含むことが好適である。 この段階で使用される温度は、実験的に容易に測定される粉体の融点よくの性質 に悪影響を与える。加熱段階の継続時間は、既知の適当な方法を用いて当業者は 容易に決定できる。 下塗り塗膜の冷却後、仕上げ塗料組成物がその上に塗布され、そして温度が約2 40°Cを超えない、適当な第二の熱処理に付される。 本発明の塗料組成物は、PVdF基剤仕上げ塗料用の下塗り剤として特に適当で あるが、他の粉体仕上げ塗料又は液状(即ち、溶剤を基剤とした)仕上げ塗料と 組み合わせて使用することもできる。 本発明を更に説明するために下記に実施例を示すが、これらの実施例は本発明の 範囲を限定するものではない。
【実施例】
総ての実施例において、総ての値は特に断らない限り重量部であり、そして下記 の定義が適用されるニ ジシアンジアミドは、シェル社によりエピキュア107FFの商品名で市販され ている商業的に入手し得るジンアンジアミド型硬化剤である固体状エポキシ樹脂 Eは、ビスフェノールA及びエピクロールヒドリンから製造され、775gのエ ポキシモル当量(エポキシ当量当I;りの重量)及び約65°Cの融点を有する 商業的に入手できるエポキシド樹脂[/エル社によりエピコート3003の商品 名で市販されている:類似の製品は他社からも市販されている]を称する。 均展剤Mは、モンサンド社によるモダ70−・パウダー(IJODAFLOW  POWDER)IIIを称する。 マスターバッチは、70重量%の(エポキシ価の測定により確認された)固体状 エポキシ樹脂Eと30重量%のPVdF相溶性樹脂C又は非相溶性樹脂2(比較 の目的だけのために)のいずれかが含まれるように、下記の方法の一つによって 調製された。 を粗砕すること。この方法によって下記のマスターバッチが調製されたパラロイ ドA−21の商品名で市販され、105°CのTgを有する商業的に入手し得る 熱可塑性メチルメタクリレート重合体を含んでいた。 −マスターバッチBは、樹脂Cとして、ローム・アンド・ハース社からパラロイ ドB−44の商品名で市販され、60°CのTgを有するメチルメタクリレート とエチルメタクリレートの商業的に入手し得る熱可塑性共重合体を含んでいた。 b)二種の樹脂を一緒に押出すこと。下記のマスターバッチはこの方法で調製さ れた: マスターバッチには、樹脂Cとして、165−170℃の融点(ASTM D3 418による)及び約700Pa、sの溶融粘度(A S TMD3835によ る)を有し、ペンウォルト社からキナ−ルア10の商品名で市販されている商業 的に入手し得る熱可塑性弗化ビニリデン重合体を含んでいた。押出は、スクリュ ーの直径が28mmで長さ/直径比が30であり、50rpmで運転され及び約 1kg/時間の押出量を与える同時回転二軸スクリュー押出機で行われた。この マスターバッチの押出の際の温度分布は、20/20/20/70/l 80/ 200/200℃であって、最後に挙げた温度はダイの温度である。 マスターバッチLは、樹脂Zとしてバイエル社からレヴアシント531の商品名 で市販されている商業的に入手し得る熱可塑性エチレンビニルアルコール(Ev OH)共重合体(融点105−108°C)を含んでいた6押出は、スクリュH 直径が28mmで長さ/直径比が30であり、50rpmで運転され及び約1k g/時間の押出量を与える同時回転二軸スクリュー押出機で行われた。このマス ターバッチの押出の際の温度分布は、20/20150/120/120/12 0/l 10°Cであって、第三区域中で50℃を超えないように注意が払われ た。 マスターバッチPは、樹脂CとしてパラロイドB−44(上に記載したもの)を 含んでいた。押出は、スクリュー直径が45mmで長さ/直径比が30であり、 7Qrpmで運転され及び約9kg/時間の押出量を与える一層スクリユー押出 機で行われた。温度分布は、20/l 30/150/l 50/160/13 0℃であった。 粉砕、塗布及び仕上げ塗装 ペレット化されt;下塗り開祖代物は、0−12mmの篩を通す前にレッチ(R ETSCH)式実験室用粉砕装置中で粉砕された。得られる粉体を厚さ2mmの クロム酸処理されたアルミニウム板に静電噴霧方法により塗布し、50μmの下 塗り塗膜となるよう180℃(品温)で10分間加熱し、欧州特許EP−A−2 59290の実施例1に記載されt;ように50μmのPVdF基剤粉体塗料に より仕上げ塗装した。 糸状腐食耐性の評価 ASTM D1654に従って塗膜を垂直に貫通して裸の金属に達する引っ掻き きすを付けた試験材料を、温度及び相対湿度が独立に変えられる、調節されI; 環境中に12週間(2000時間)に互って放置する。 腐蝕条件は下記の24時間周期に従って約1100ppの濃度で二酸化硫黄(S o□)を連続的に投与することによる気候条件の酸性化と同時に、間欠的に塩を 噴霧することにより一層苛酷な条件としたニー30°C及び96%相対湿度で1 時間放置−5重量%のNaC1溶液を用いて30℃で1時間塩の噴霧−30℃及 び96%相対湿度で3時間放置−5重量%のNaC1溶液を用いて30℃で1時 間塩の噴霧−30’C及び96%相対湿度で1時間放置−30°C及び80%相 対湿度で14時間放置−70°C及び40%相対湿度で3時間放置。 12週間経過後に、掻ききず(けがき)からの腐食の拡がりを観察して評価した 。 実施例1及び2 下記の成分を押出して粗砕することにより、PVdFVd性樹脂を8重量%含む 下塗り塗料を製造しt;: 実施例1 実施例2 固体状エポキシ樹脂 52.45 52.45ジシアンジアミド 3.75 3 .75マスターバツチ8 26.7 − マスターバッチP −26,7 均展剤M O,80,8 二酸化チタン 16.3 16.3 100.0 100.0 測定の結果、塗膜面の性質は殆ど同一であり、そして下記の通りであつt二ニ ーASTM D2794又はECCA−T5による裏面衝撃耐性=4N、m(実 施例1)及び3N、m (実施例2)−接着性: ISO2409によるctO(Oないし4の尺度上の最良値)−糸状腐蝕: 2000時間後;掻ききすの5%に沿って0.5mm以下実施例3 下記の組成で下塗り塗料を製造したニ ア 1.15重量部の固体状エポキシ樹脂E8.0 重量部のパラロイドB−4 4(上記に記載)0.8 重量部の均屡剤M 16.3 重量部の二酸化チタン 使用された製造方法は、ジシアンジアミドを除き、まず総ての粉砕された成分を バーフェルト混合機(室温での乾式混合)中で混合することであった。得られた 混合物を28mmの直径及び30の長さ/直径比のスクリューを有し、50rp mで回転して約1kg/時間の押出量を与える同時回転二軸スクリュー押出機で 押出した。押出の際の温度分布は、20/95/95/95/95/90/10 0’cであって、最後の温度はダイの温度であり、ジシアンジアミドはその滞留 時間が1分間よりも少なくなるように90°C区域の始めにスクリューに沿って 注入された。 測定の結果、塗膜の性質は下記のようであった:裏面衝撃耐性:2N、m 接着性:Q=IO 実施例4−7 実施例3の方法に従って下記の成分を押出すことにより下塗り塗料を製造した: 実施例4 実施例5 実施例6 実施例7固体状エポキシ樹脂E 75.9 6 9.2 59.7 50.2バラロイドB−443,010,020,030, 0均展剤M O,80,80,80,8 二酸化チタン 16.3 16.3 16.3 16.3ジシアンジアミド 4 .0 3.7 3.2 2.7100.0 100.0 100.0 100. 0実施例4(特許請求の範囲外)の塗膜は、塗膜間(下塗りとPVdF仕上げ塗 膜の間)の密着性が極めて不良であった。実施例5の塗膜の性質は実施例3の性 質と同様であった。 実施例6及び7(特許請求の範囲外)のベレットは、極低温で粉砕された(欧州 特許EP−A−259290の実施例1に記載された方法と類似の方法に従って );アルミニウムパネル上に噴霧し、前述のように加熱した後、得られる塗膜の 柔軟性は小さかった(<IN、m)が、良好な塗膜量密着性を有していた。 実施例8 下記の成分を押出して粗砕することにより下塗り塗料を製造した:52.45重 量部の固体状エポキシ樹脂E3.75重量部のエビキュア108FF(ジシアン ジアミド型の硬化剤) 26.7 重量部のマスターバッチP 0.8 重量部の均展剤M 16.8 重量部の二酸化チタン 100.00 塗膜は、裏面衝撃耐性が約2.5N、mであった以外は実施例2と同じ性質を有 していた。 裏腹−1 下記の成分を押出して粗砕することにより下塗り塗料を製造した=16.4 重 量部の固体状エポキシ樹脂E39.5 重量部の硬化剤であるカルボキシ官能基 を有するポリエステル樹脂[EMSヘミ−からグリレスタの商品名で市販されて いる]33.0 重量部のマスターバッチB 0.8 重量部の均展剤M 塗膜は、良好な塗膜量密着性、及び1.5N、mの裏面衝撃に対する耐性を呈し たが、その糸状腐蝕耐性は実施例1及び2において認められた値よりも僅かに低 かっI;。この実施例は、エポキシ樹脂の代わりに他の硬化剤を用いることがで きることを示している。 実施例1O及び11及び比較実施例12下記の成分を押出して粗砕することによ り下塗り塗料を製造したニジシアンジアミド 3.75 3.75 3.75マ スターバツチA 26.7 − − 均展剤M O,80,80,8 二酸化チタン 16.3 16.3 16i100.0 100.0 100. 0 実施例10及び11の下塗り剤は、PVdF仕上げ塗料に対し優れた塗膜量密着 性を示しt;;これらの塗膜は、2N、mの裏面衝撃C;耐性があった。しカル 実施例11の塗膜は、PVdF仕上げ塗料の塗装以前には外観が良くなかった。 比較実施例12の塗膜は、強固な機械的性質(裏面衝撃:3N、m)を有してい たが、下塗り剤とPVdF仕上げ塗膜の間の塗膜量密着性が極めて乏しかった。 哀裏町上l 下記の成分を押出して粗砕することにより下塗り塗料を製造した=34.17重 量部のヒドロキシ官能基を有するポリエステル[約1.5%のヒドロキシ含量; バイエル社からフレランU302の商品名で市販されている〕 17.23重量部のバイエル社からフレランU12の商品名で市販されており、 約10.5%のNGO含量を宵するニブシロン−カプロラクタムでブロックされ た、17.23重量部の多官能性脂環式ジイソシアネート 25 重量部の、魚0重量%のフレランU302と30f量%のバラロイドB− 44を一緒に溶融することにより製造されたマスターバッチ 0.8 重量部の均展剤M 22.8 重量部の二酸化チタン 100.00 塗膜は、良好な塗膜量密着性、及び約IN、mの裏面衝撃耐性を呈しt:が、糸 状腐蝕耐性は良好ではなかっt;。 この実施例は、下塗り塗料がエポキシ型以外の熱硬化性接合剤からも配合できる ことを示している:この実施例においては前述の実施例で使用されたジンアンジ アミドで硬化したエポキシ樹脂の代わりにイソシアネート硬化ポリエステルが使 用された。しかし耐腐蝕性は完全に満足なものではなかった。 国際調査報告 +−m−b−mmm、−b−m−PCT/BE 90100034国際調査報告 PCT/BE 90100034 SA 37643

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.結合剤として (i)生成物の全重量に対して約5ないし約15重量%の、PVdFと相溶性の ある一種又は数種の熱可塑性樹脂、及び(ii)生成物の全重量に対して約50 ないし約90重量%の、熱硬化性結合剤系、 を含んで成る粉体組成物。
  2. 2.該熱硬化性結合剤系が適当な硬化剤と共に固体状エポキシ樹脂を基剤とする 、請求項1に記載の粉体組成物。
  3. 3.最高約35重量%の顔料を含む、請求項1及び2のいずれかに記載の粉体組 成物。
  4. 4.約5ないし約25重量%の顔料を含む、請求項3に記載の粉体組成物。
  5. 5.最高約3重量%の均展剤を含む、請求項1及び2のいずれかに記載の粉体組 成物。
  6. 6.約0.7ないし約1重量%の均展剤を含む、請求項5に記載の粉体組成物。
  7. 7.エポキシ樹脂がエビクロルヒドリン及びビスフェノールAの反応により生成 し、及び400ないし1800のエポキシ価を有する、請求項2に記載の粉体組 成物。
  8. 8.硬化剤がジシアンジアミドを基剤とする、請求項2に記載の粉体組成物。
  9. 9.ジシアンジアミドがエポキシ樹脂の約4ないし約10重量%の量で使用され る、請求項8に記載の粉体組成物。
  10. 10.該PVdFと相溶性のある樹脂が組成物の全重量の約8重量%の量で使用 されている、請求項1ないし9のいずれかに記載の粉体組成物。
  11. 11.該PVdFと相溶性のある熱可塑性樹脂が弗化ビニリデン重合体、相溶性 のあるアクリル系重合体及びそれらの淀合物から成る部類から選択される、請求 項1ないし9のいずれかに記載の粉体組成物。
  12. 12.該弗化ビニリデン重合体が少なくとも90重量%の弗化ビニリデン単量体 から製造されたホモポリマー又は共重合体である、請求項11に記載の粉体組成 物。
  13. 13.該弗化ビニリデン重合体が約30,000ないし約50,000の分子量 、約155ないし170℃の溶融温度、ASTM−D−1238(260℃/5 kg)により測定して約10ないし30g/10分のメルトフローインデックス 、及びASTM−D−3835により測定して約700ないし1,000Pa. 5の溶融粘度を有する、請求項12に記載の粉体組成物。
  14. 14.該アクリル糸重合体が式 CH2=CR1−CO−O−R2 式中、R1は水素及びメチルから成る群から選択され、及びR2は1ないし4炭 素原子を含むアルキル基である、の一種又は多種の単量体から誘導される、請求 項11に記載の粉体組成物。
  15. 15.該アクリル系重合体がポリ(メチルメタアクリレート)又はメチルメタア クリレートとエチルメタアクリレートの共重合体である、請求項14に記載の粉 体組成物。
  16. 16.該アクリル系重合体が約70重量%のメチルメタアクリレートと約30重 量%のエチルメタアクリレートの共重合体であり、該重合体がトルエンとエチレ ングリコールメチルエステルの95:5の重量比である溶剤混合物中に40%溶 液として溶解されると、約7ないし17Pの粘度を呈する、請求項14に記載の 粉体組成物。
  17. 17. (i)請求項1ないし16のいずれかに記載の組成を有するペレットを製造する 二と、及び (li)該ペレットを粉砕して塗装に適当な粉体を形成すること、の段階を含ん で成る、請求項1ないし16のいずれかに記載の粉体組成物の製造方法。
  18. 18.後で行われるPVdF基剤仕上げ塗料の塗装に適当な下塗り塗料を製造す るために、請求項1ないし16のいずれかに記載の粉体組成物を使用すること。
  19. 19.請求項1ないし16のいずれかに記載の粉体下塗り用組成物で塗装された 基材。
  20. 20.下塗り剤塗料で基材を塗装する方法において、該下塗り剤の塗膜上に着色 したPVdF基剤粉体を塗布し、そしてそれを約180ないし260℃の温度で の熱処理に付することによって後で行われるPVdF基剤仕上げ塗料による塗装 に対して該下塗り剤塗料が適当であり、そして該方法が (i)請求項1ないし16のいずれかに記載の組成を有する下塗り剤粉体を基材 上に塗布して下塗り剤塗膜を形成すること、及び(ii)該下塗り剤塗膜を約1 60ないし240℃の温度で熱処理に付すること、 の段階を含んで成ること。
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