JPH0450587Y2 - - Google Patents

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JPH0450587Y2
JPH0450587Y2 JP1983161870U JP16187083U JPH0450587Y2 JP H0450587 Y2 JPH0450587 Y2 JP H0450587Y2 JP 1983161870 U JP1983161870 U JP 1983161870U JP 16187083 U JP16187083 U JP 16187083U JP H0450587 Y2 JPH0450587 Y2 JP H0450587Y2
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JP
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cylinder
screw
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diameter
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JP1983161870U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はビデオテープレコーダに於いて、回
転磁気ヘツドが設けられるシリンダの取付装置に
関する。
〔考案の技術的背景〕
第1図はビデオテープレコーダに於ける従来の
シリンダ取付装置を示すもので、第1図aはシリ
ンダ上方よりみた平面図、第1図bは側面図であ
る。図に於いて、11はシリンダであり、12〜
14はシリンダ11の底面を支持する支持体であ
る。これら支持体12〜14はメインベース15
に固定されている。シリンダ11の取付けは、こ
のシリンダ11を支持体12〜14に乗せた後、
両者をねじで締結することによつてなされる。こ
の場合、シリンダ11か支持体12〜14のどち
らか一方にねじ穴が形成され、他方には単なるね
じ挿入用の穴が形成されている。3つのねじ挿入
用の穴のうち、一つの穴の径はねじの径と略同じ
で、位置め穴としての機能を有するが、他の穴は
ねじの径より大きくなつている。これは、各ねじ
穴間のピツチや各穴間のピツチの公差を吸収する
為である。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記構成の場合、ねじ挿入用の
3つの穴のうち、1つの穴の径がねじの径と略同
じ値に設定されているので、シリンダ11の円周
周りの回転は規制できるが、残りの2つの穴の径
はねじの径より大きいので、振動や衝撃等の外力
が大きいと、シリンダ11取付位置に位置ずれが
生じる危険性がきわめて高い。この位置ずれを防
止する為にはねじによる締結力を強めればよい
が、このようにすると、精密加工部品であるシリ
ンダ11に歪が発生することがあつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、ねじ等による締結力を強めることなく、シ
リンダの取付位置の位置ずれを防止することがで
きるシリンダ取付装置を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
この考案は、シリンダの底面を支持する支持部
を有する支持体に、シリンダの側面に嵌合してそ
の位置ずれを防止する嵌合部を設けるように構成
したものである。
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳
細に説明する。
まず、第2図aはシリンダ取付装置をシリンダ
上方よりみた平面図であり、第2図bは側面図で
ある。図に於いて、21はシリンダであり、22
〜24は支持体であり、25はメインベースであ
る。支持体22〜24はシリンダ21の円周周り
に等間隔で配置されている。また、各支持体22
〜24はシリンダ21の底面211を支持する支
持部221,231,241とシリンダ21の側
面212に嵌合する嵌合部222,232,24
2を有するように一体成形されている。シリンダ
21はその側面211が嵌合部222,232,
242と嵌合するように、支持体22〜24の支
持部221,231,241上に載置された後、
第3図に示すように、ねじ26を介して支持体2
2〜24に固定される。なお、第3図には支持体
23部分を代表として示すが、実際は支持体2
2,24部分でもねじによる締結が行なわれる。
ねじ26は支持体23の支持部231に形成され
た穴233を介してシリンダ21に形成されたね
じ穴213に螺合されている。27はねじ26の
締結効果を高める為のスプリングで、ねじ26の
ねじ頭と支持部231間に介在される。支持体2
2〜24の支持部221,231,241に設け
られるねじ挿入用の穴のうち、1つはねじ26の
径と略同じ径を有し、シリンダ21の円周周りの
回転を規制する機能を有する(ねじ挿入用の穴部
の上記1つと、ねじ26とは少なくとも回転規制
手段を構成している)が、他の2つはねじ26の
径より大きく、ねじ挿入用の穴間のピツチやねじ
穴間のピツチの公差を吸収できるようになつてい
る(ねじ挿入用の穴部の上記他の2つと、2つの
ねじ26とは締結手段を構成している)。
なお、支持体22〜24は例えばメインベース
25に一体的に形成されている。
以上詳述したこの実施例によれば、嵌合部22
2,232,242がシリンダ21の側面212
に嵌合し、外力に対するシリンダ21の位置ずれ
を防止するので、ねじ26による締結力を強める
必要がなく、シリンダ21の歪みを防ぐことがで
きる。
また、支持部221,231,241と嵌合部
222,232,242とが一体成形される支持
体22〜24を設けるだけでよく、従来と何ら部
品点数が変わらない利点がある。
なお、この考案は先の実施例に限定されるもの
ではない。
例えば、支持体は4つ以上あつてもよいし、1
つであつても、シリンダ21の円周周りに全体的
に存在するようにしたものであればよい。
また、シリンダ21の軸方向の動きを抑えられ
る場合は、ねじ26の締結箇所は一箇所であつて
もよい。
また、シリンダ21に穴を設け、支持部22
1,231,241にねじ穴を設けるようにして
もよい。
また、ねじ26による締結はシリンダ21の側
面212と支持体22〜24の嵌合部222,2
32,242間で行なつてもよい。
また、ねじ26には締結機能だけを持たせ、シ
リンダ21の円周周りの回転規制は別に行なうよ
うにしてもよい。すなわち、ねじ挿入用の穴の径
をすべてねじの径より大きくするわけである。こ
の場合のシリンダ21の円周周りの回転を規制す
る手段としては、支持体22〜24の支持部22
1,231,241の少なくとも1つの支持部に
形成された突起あるいはメインベース25に支持
体22〜24とは別に設けられた突起とシリンダ
21の底面211に於いて前記突起と対向する位
置にこの突起と嵌合するように形成された穴ある
いは溝とによる手段であつてもよい(第4図参
照)。この場合、突起と穴部とが回転規制手段を
構成し、ねじ26とねじ挿入用の穴部とが締結手
段を構成している。なお、シリンダ21の底面2
21に突起を設け、支持体22〜24の支持部2
21,231,241にあるいはこれらとは別に
メインベース25に設けられた円柱状部材に前記
突起と嵌合する穴あるいは溝を設けるようにして
もよい。また、このような突起と穴あるいは溝と
による回転規制手段はシリンダ21の側面212
と支持体22〜24の嵌合部222,232,2
42間に設けられるものであつてもよい。シリン
ダ21の側面222と支持体22〜24の嵌合部
222,232,242間に回転規制手段を形成
する場合は、この手段によりシリンダ21の軸方
向への動きを規制する効果が得られるので、ねじ
による締結箇所を1箇所にできる可能性が高い。
なお、以上の説明に於いて、突起はシリンダ21
や支持体22〜24と一体物であつてもよいし、
これらに形成された穴への圧入物であつてもよ
い。
また、先の実施例のねじ26のように、1つの
手段にシリンダ21の固定機能と回転規制機能を
持たせる場合、ねじ26の代りに弾性体を用いる
ようにしてもよい。このようにすれば、ねじ26
を用いる場合のようにねじ穴213を形成した
り、ねじ挿入用の穴のうち少なくとも1つの穴の
径はねじ26の径と略等しくするといつた手間の
かかる加工が不要で、弾性体を圧入するのに十分
な大きさの穴を形成するだけでよい。このように
シリンダの回転規制手段は、凹部(ねじ穴、穴、
溝等)とこれに嵌合する部材(ねじ、突起、弾性
体等)とから構成される。
この他にも考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
様々変形実施可能なことは勿論である。
最後に、本願考案におけるシリンダ支持体にお
ける嵌合部の有効性について説明する。シリンダ
取付け用のベースにシリンダの位置決め用突出部
を2か所、またシリンダ底面に上記突出部と嵌合
する凹部を2か所設けることによつても、本願考
案のシリンダ支持体における嵌合部でシリンダ側
面を位置規制するのと同様、シリンダの位置ずれ
防止を精度良く行えるように思われる。しかしな
がら、以下の理由により、本願考案の構造の方が
シリンダの位置ずれ防止が良好である。今、位置
ずれ悪化の原因を考えると、本願考案の構造にお
いては、ベースにおける基準点と、少なくとも
3つの嵌合点で定まる円の中心位置との寸法誤
差、上記における円の径と、シリンダの径と
の寸法誤差の2つの要因しか存在しない。一方、
ベースにシリンダの位置決め用突出部を2か所設
ける構造においては、ベースにおける基準点
と、1方の突出部の中心位置(説明のため、突出
部を円柱と仮定する)との寸法誤差、シリンダ
底面の凹部の中心(説明のため、凹部を円柱と仮
定する)と、シリンダの外周面との寸法誤差、
突出部の径と、凹部の穴径との寸法誤差の3つの
要因が存在する。以上のことから、本願考案の構
造の方がシリンダの位置ずれ防止が良好となる。
〔考案の効果〕
このようにこの考案によれば、ねじ等による締
結力を強めることなく、シリンダの取付位置の位
置ずれを防止することができるシリンダ取付装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシリンダ取付装置を示す図、第
2図はこの考案に係るシリンダ取付装置の一実施
例を示す図、第3図は第2図の装置に於けるシリ
ンダと支持体との固定を説明する為の図、第4図
は本考案のシリンダ取付装置の他の実施例を示す
図である。 21……シリンダ、22〜24……支持体、2
5……メインベース、211……底面、212…
…側面、221,231,241……支持部、2
22,232,242……嵌合部、233……
穴、213……ねじ穴、26……ねじ、27……
スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転磁気ヘツドが設けられるシリンダと、 このシリンダの底面を支持する支持部を有する
    とともに、該シリンダの側面に少なくとも3点で
    嵌合し、その位置ずれを防止する嵌合部を有する
    ようにベース上に配設されたシリンダ支持体と、 前記シリンダの円周周りの回転を規制するよう
    に前記シリンダと前記シリンダ支持体あるいはベ
    ース間に設けられた凹部とこれに嵌合する部材に
    よる回転規制手段と、前記シリンダと前記シリン
    ダ支持体あるいはベースとを締結する締結手段と
    を具備したシリンダ取付装置。
JP16187083U 1983-10-19 1983-10-19 シリンダ取付装置 Granted JPS6070943U (ja)

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JP16187083U JPS6070943U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 シリンダ取付装置

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JP16187083U JPS6070943U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 シリンダ取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS6070943U JPS6070943U (ja) 1985-05-20
JPH0450587Y2 true JPH0450587Y2 (ja) 1992-11-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039689U (ja) * 1973-08-10 1975-04-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5557166U (ja) * 1978-10-06 1980-04-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039689U (ja) * 1973-08-10 1975-04-23

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JPS6070943U (ja) 1985-05-20

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