JPH04505627A - ワニス及び塗料スラッジ並びに着色剤廃棄物の処理法 - Google Patents
ワニス及び塗料スラッジ並びに着色剤廃棄物の処理法Info
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- JPH04505627A JPH04505627A JP2502169A JP50216990A JPH04505627A JP H04505627 A JPH04505627 A JP H04505627A JP 2502169 A JP2502169 A JP 2502169A JP 50216990 A JP50216990 A JP 50216990A JP H04505627 A JPH04505627 A JP H04505627A
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- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G5/00—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
- F23G5/02—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor with pretreatment
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
フェス及び塗料スラッジ並びに着色剤廃棄物の処理法本発明は、ワニススラ・ソ
シ及びペイントスラ・lジ並びに着色剤廃棄物、特に自動車産業から出るもの並
びに他の産裏部門のものの処理法に関する。これらの問題となる廃棄物は大量に
生しており、これまでのところ特定のごみ捨て場に持って行くことによってのみ
処理することができる。特定のごみ捨て場で利用できる空間は限られていて費用
がかかることか知られており、従って特定のごみ捨て場でのみ処理可能な廃棄物
の生成を回避するか、あるいは該廃棄物を物とエネルギーを用いて生!P4学的
に容認できる方法で処理することか、さし迫った要求となっている。
ワニススラッジ及び塗料スラッジ並びに着色剤廃棄物は、一般に多量又は少量の
揮発性溶媒、多少の高分子結合剤、無機及び/又は有機の染料及び/又は顔料を
含んでいる。また、多くの場合、廃棄物はもはやささいではない量の重金属をも
含んでいるので、不適当な堆積によって地下水に危険が及ぶかもしれない。これ
らの問題となる廃棄物は、大抵頑強でねばねばしていて、他の溶媒を添加しても
、支障なく燃焼装置に導入できるような程度にまで溶解または懸濁することがで
きないという事実故に、これらの廃棄物を焼却する試みは今までのところ失敗に
終っている。ざらに、燃焼過程では非常にしばしば、清浄にするのが困難で問題
となる燃焼ガスが生成するために、この処理ルートは不適切であるように思われ
ていて、均質で問題のない組成物という特別な場合にのみ利用されている。
本発明の目的は、ワニススラッジ及び塗料スラッジ並びに着色剤廃棄物、特に自
動車産業から出るものの処理法であって、通常に適用可能で、処理するのに費用
がかからず問題のない廃棄物をもたらす方法を開発することである。
ヒ記の目的は、該廃棄物を粉砕し、少なくとも同重量の微粉砕石炭(炭塵)と混
合して燃焼させることにより、驚くほど簡単な方法で達成することができる。
本発明に係る方法の特別な態様においては、揮発性溶剤を広範に除去した後にの
み廃棄物を燃焼させる。
揮発性溶剤の除去は一搬に、もし実行可能であるなら、例えば、任意に減圧下に
、緩やかな加熱及び排気することによってのみ行ない、それによって得られた溶
剤蒸気は容易に回収するか、または支障を来たすことなく燃焼させることができ
る。ちりと特別には、溶剤源気の生成または回収プラントか既に存在するならば
、揮発性溶剤を多少なりとも広範囲にわたって除去し、そうして別個に再処理す
ることは有意前てあり、経済的なことであろう。それにもかがねらず、本発明に
より、揮発性溶剤が廃棄物中に残留しているかもしれないか、ワニススラッジ及
び塗料スラッジ並びに着色剤廃棄物の他の成分と一緒に処理することができる。
特に、揮発性溶剤1の含有量が比較的多くて、他の成分もまた格別粘着性があっ
て頑強な廃棄物をもたらす場合には、冷却しながら粉砕しなければならない。液
体窒素による廃棄物の冷却は、とりわけ有−益であることが証明されている。今
まで研究されているような自動車産業からのワニス及び塗料スラッジは全て、一
度液体窒素で冷却して、問題なく十分微細に粉砕することができた。
本発明によりその特別な態様において、得られた粉砕廃棄物を少なくとも同重量
の微粉砕石炭(炭塵)、及び任意にアルカリ性添加物、好ましくは生石灰及び/
又は粉砕石灰(石灰石粉末)と混合して燃焼させる。
炭塵としては、従来発電所で使用されているようなとのような等級の微粉砕石炭
でも用いることができる。しかしなから、所望により、微粉砕石炭をもっと強力
に粉砕してより微細な等級にしてもよい。炭塵を細かく粉砕すればするほど、よ
り多量の揮発性溶剤jを炭塵に捕捉させることができる。
特に廃棄物か重金属及び/又は硫黄化合物を含んでいる場合には、アルカリ性添
加物、好ましくは生石灰及び/又は石灰石粉末の添加を行なう。アルカリ性添加
物、好ましくは生石灰及び/又は石灰石粉末の量は、重金属及び/又は硫黄化合
物の含有量に比例するが、灰中におけるこれらの成分の十分な取り込みを確実に
して、該成分か排出ガスど一緒に大気中に逸脱するのを防ぐためには、化学量論
酌量を越えているへきである。廃棄物が揮発性溶剤としてかなりの量の水を含ん
でいる場合にも、生石灰の添加を勧める。というのは、水は混合された生石灰と
反応することができ、従ってもはや微細に粉砕された炭素で捕捉する必要かない
からである。
本方法の好ましい態様により、PFI砕廃棄物と微粉砕石炭と任意のアルカリ性
添加物、好ましくは生石灰及び/′又は石灰石粉末とからなる混合物をブリケッ
ト化する。得られたブリゲットは何ら問題を生しることなく貯蔵でき、要求に応
じて、適当な燃焼プラントで直接燃焼させることができる。燃焼を炭塵燃焼プラ
ントで行なうことを所望するならば、こtらのブリケットを任意にもう一度粉砕
してもよい。次いで、得られたブリケット粉塵を単独であるいは微粉砕した石炭
をもう少し混合して、何ら問題なく燃焼させることができる。
本発明に係る方法の包括事項の別の態様により、粉砕廃棄物と微粉砕石炭と任意
の生石灰及び/又は石灰石粉末とからなる混合物において、50q量%以下の量
の微粉砕石炭は、微細に粉砕された燃焼プラントがらの残留物で置き換えられる
。この残留物は、高含有量の未燃焼炭素及び/又は遊離の耐ヒヒカルシウム及び
/又は未焼結の粘土鉱物からなる。そのような微細に粉砕された燃焼プラントか
らの残留物は、残留物の方では問題となるものであり、処理するのに費用がかか
る。例えば、高レベルの未燃焼炭塵を含む灰は、建設工業での使用には適してい
ない。本発明に係る方法では、上記未燃焼炭素をもう一度燃焼プラントに供給し
て、動力生産にすら利用する。燃焼プラントがらの別の問題物質は、かなりの量
の遊離酸化カルシウムを含むものであろう。それらは、特に、乾式添加1程の残
留物である。それにより得られる品質もまた建設工業で使用するのに適さないか
、あるいは全く難しいものである。しかしながら一方では、遊離酸化カルシウム
を含有しているために、残留物は本発明に係る方法において使用するのに極めて
適している。本発明に従って、重金属及び/又は硫黄を含有する廃棄物を燃焼さ
せることを可能にするために、生石灰及び/又は石灰石粉末を添加することがど
のようにしてでも必要である場合には特にそうである。結局のところ、5啄の未
焼結クレー鉱物を含有する、燃焼プラントから得られる残留物もまた使用するこ
とができる。これらの残留物には、特に、多量の粘土鉱物を有する石炭からの流
動床版が含まれる。そのような流動床版は、これまでは利用するのが難しいだけ
たった。本発明に係る方法では、流動床版は少なくとも液体成分の(と吸着的に
結合して、それにより中間貯蔵と任意のブリケット化工程を容易にすることがで
きる。本発明による次の燃焼では、高い温度か生し、そうして吸着成分は再び遊
離し、粘土鉱物の一部は焼結及び/又は溶融することになる。さらに、上述した
残留物及び/又は他のアルカリ性添加物の使用によって、重金属は燃焼、工程で
放出されるのを阻止される。更に特に、溶融燃焼室キルン内において、ワニス及
び塗料スラッジ及び/又は着色剤廃棄物に含まれている重金属は、粒体内のカラ
ス化により同定される。
そのような問題となる燃焼プラントからの残留物の含有量は、微粉砕石炭の50
敗看%以下の量にすることができる。もっと高い含有量では、本発明による混合
物がもはや十分高い燃焼温度を保証するのに十分なエネルギーを発生しないとい
う危険がある。多くの場合、廃棄物に同量の炭塵を加えることで十分であろうか
、上記に示した理由から、混合物は廃棄物の量に比例して2乃至10倍量の微粉
砕石炭を含んでいるのか有利である。特に燃焼すべき混合物中の炭塵レベルが高
い時には、問題の燃焼プラント残留物も本発明により付随して使用し、同時に処
理することができる。
本発明に係る方法を以下の実施例により更に説明する。
実施例1
自動車工場からのワニススラッジを液体窒素で冷却しなから粉砕し、二倍の重量
の発電所からの炭塵と混合してブリケット化した。問題なく燃焼でき、容易に粉
砕できるブリケットが得られた。
実施例2
自動車工場からの金属塗料のワニススラッジを液体窒素で冷却しながら粉砕し、
二倍重量の発電所ミルからの粉末化石炭と混合してブリケット化した。得られた
ブリケットは容易に粉砕し得るものであり、問題なく燃焼させることができた。
他の試験では、混合物に10%の生石灰を混合した。この混合物もまた十分にブ
リケット化可能で、粉砕反び燃焼し得るものであった。
実施例3
冷却せずに室温でも微粉砕及び/又は混合することができる他の品質ワニススラ
ッジを、二倍titの石炭ミルからの粉末化石炭及び20%の酸化カルシウムと
混合してブリケット化した。混合操作の間に、酸化カルシウムとワニススラッジ
及び微粉砕石炭の水分との反応による著しい温度上昇が観察された。得られたブ
リケットもまた容易に粉砕し得るものであり問題なく燃焼させることかできた。
国際調査報告
国際調査報告
EP 9000020
S^ 33557
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ワニススラッジ及び塗料スラッジ並びに着色剤廃棄物、特に自動車産業から 出るものの処理法であって、該廃棄物を粉砕し、少なくとも同重量の微粉砕石炭 と混合したのち燃焼させることを特徴とする処理法。 2.混合物中、50重量%以下の量の微粉砕石炭を、微細に粉砕された燃焼プラ ントからの残留物であって、多量の末燃焼炭素及び/又は遊離酸化カルシウム及 び/又は未焼結粘土鉱物からなる物質で、置き換えることを特徴とする請求の範 囲1の前文記載の方法。 3.粉砕廃棄物と微粉砕石炭とからなる混合物を、ブリケット化することを特徴 とする請求の範囲1又は請求の範囲2記載の方法。 4.混合物が、廃棄物の量に比例して、2乃至10倍量の微粉砕石炭を含有する ことを特徴とする請求の範囲1乃至3のいずれかに記載の方法。 5.混合物が更に、アルカリ性添加物、好ましくは生石灰及び/又は石灰石粉末 を含有することを特徴とする請求の範囲1乃至4のいずれかに記載の方法。 6,ブリケット化された混合物を、もう一度粉砕することを特徴とする請求の範 囲1乃至5のいずれかに記載の方法。 7.廃棄物を冷却しながら粉砕することを特徴とする請求の範囲1乃至6のいず れかに記載の方法。 8.廃棄物から揮発性溶剤を広範に除去した後、廃棄物を粉砕することを特徴と する請求の範囲1乃至7のいずれかに記載の方法。
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