JPH04505245A - 三位置開閉器を備えた負荷開閉設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 三位型開閉器を備えた負荷開閉設備 この発明は、入力導体に接続され開閉位置「閉」、「開」及び「接地」のための 三位型開閉器と、開閉位置「閉」で三位型開閉器と直列に接続され出力導体に接 続される真空遮断器とを備える金属容器密閉ガス絶縁負荷開閉設備に関する。

この種の負荷開閉設備の従来例はドイツ連邦共和国特許出願公開第３４２１２６ ５号公報に記載され、他方ではドイツ連邦共和国特許出願公開第２９３０８３０ 号及び同第３５２９６１７号公報に三位型開閉器の従来例が記載されている。

この種の負荷開閉設備は正常な運転電流を開閉できるばかりでな（限られた時間 だけ短絡電流を通しかつ遮断することもできる。それゆえに短絡保護として中電 圧回路網で通電用いられる高圧大容量ヒユーズが不要である。しかしながら真空 遮断器と三位型開閉器との１列接続については、大きい過電流又は短絡電流の発 生の際に、この電流が遮断器により遮断される前に三位型開閉器が開路されるお それに対して安全対策を講じることが必要である。このために負荷開閉設備はド イツ連邦共和国特許出願公開第３４２１２６５号公報に基づき両開閉器具のため の共通な操作装置を有し、この操作装置が強制的な開閉順序を保証する。　、こ の発明の課題は、真空遮断器と三位型開閉器との間の高価な鎖錠装置を不要にし 、それにより少なくとも安全性は同じであって開閉設備の内部構造を著しく簡単 化することにある。

この課題はこの発明に基づき、三位型開閉器が短絡への投入能力を有する断路兼 接地開閉器として構成され、三位型開閉器の接地接点が直接出力導体に結合され ることにより解決される。ＳＦ、絶縁三位置間閉器は主として断路及び接地（短 絡投入可能）の機能を引き受け、真空バルブは負荷電流及び短絡電流開閉の機能 を引き受ける。

開閉器具の選択された特殊配置により両開閉器具の間の高価な機械的及び電気的 鎖錠を省略できる。この長所は真空バルブの開閉能力が短絡開閉に対してだけ必 要となるということに基づいている。三位型開閉器の負荷開閉能力及び短絡投大 強度により、三位型開閉器は真空遮断器のあらゆる位置に全（制約されずに操作 することができる。真空バルブを備久る遮断器を組み込むことは、加λるに断路 器に対して要求される１０００開閉回数に比べて少なくとも１００００回の高い 開閉回数を許容するという利点を有する。

金属密閉容器内に負荷開閉設備の構成要素を収容するために下記の配置が推奨さ れる。すなわち下から始めて上に向かって連続的に出力導体のためのブッシング 、入力母線、三位型開閉器及び真空遮断器が配置される。更に真空遮断器の遮断 ユニットとその操作器とを、三位型開閉器の場合に知られているのと同様に金属 密閉容器の内と外に配置するのが有利であると判明している。従って金属密閉容 器の中には真空バルブを絶縁性支持装置ど共に、また金属密閉容器の外には操作 ユニットを配！することができ、操作ユニットは金属密閉容器の壁の中を導かれ る結合部品により真空バルブに結合され、また三位型開閉器に対しては同様に金 属密閉容器の外側に取り付けられた独立の操作ユニットを設けることができる。

以上に説明した配置は、金属布閉容器内部の母線配置を著しく変更すること無し に、真空バルブのために設けられた空間が高圧大容量ヒユーズリンクのためのヒ ユーズボックスを選択的に配置するためにも十分な寸法であるように変形できる ので有利である。

次に図面に示した実施例により、この発明の詳細な説明する。

第１図は、真空遮断器を備久る負荷開閉設備の回路図を示す。

第２図は、第１図に示す負荷開閉設備の器具配置を示す。

第３図には、真空遮断器が高圧大容量ヒユーズにより置き替えられた場合の第２ 図による負荷開閉設備の一実施例が示されている。

第１図に示す回路図では、開閉要素の配置は方形として示された容器１内の空間 的配置に相応する０Ｍｌも低い個所には出力導体又はケーブルのためのブッシン グが設けられている。母線装置３はブッシング２の上方に出力導体に対し直角に 延び、母線の個々の相導体は図の紙面に対し相前後して設けられているので、第 １図には一番前の母＃ｉ３だけが見える。

母線３の上方には三位型開閉器４が設けられ、三位型開閉器４は回転可能な橋絡 接触子５並びに相互に斜めに向かい合った二対の固定接触子６．７及び８．１０ を有する。各相に対して図示の接触装置が設けられている。これらの接触装置は 同様に図の紙面に対して相前後して設けられているので、一番前の接触装置だけ が見える。

三位型開閉器４の上方の空間中には容器ｌの中に真空遮断器１１が設けられ、遮 断器１１ではここでも図の紙面に対し相前後して配置された真空バルブ１２のう ちの一番前の真空バルブだけが見える。遮断器１１の操作装置は簡単化のために 第１図では省略されている。操作装置の配置は第２図により説明する。

第１図では三位型開閉器４の可動橋絡接触子５が開位置で示され、この位置では 橋絡接触子５は固定接触子のいずれとも接触していない、この位置を出発点とし て橋絡接触子５が反時計方向に固定接触子８．１０と相互に結合されるまで回転 させられると、真空遮断器１１が母線装置３と結合される。ブッシング２に接続 されたケーブル又は負荷の給電は、真空バルブ１２が三位型開閉器４の操作の際 に既に投入されていたときか、又は第１図に示された位置を出発点として三位型 開閉器４の操作に続いて真空バルブ１２が投入されたときに直ちに行われる。

操作の両方式が許容される。なぜならば三位型開閉器４は公知の短絡投入可能な 構造に属するからである。このことは三位型開閉器４が短絡の存在する場合にも 投入を許されることを意味する。万一短絡していれば、直ちに遮断器１１の保護 装置が応答し短絡電流を遮断する。三位型開閉器４が閉路されている場合に任意 の時点で短絡又は他の許容できない過負荷が生じたときには、遮断器１１が同じ 保護作用を果たす。

出力側すなわちブッシング２に接続さねたケーブル又は負荷の接地は、固定接触 子６．７が橋絡接触子５により結合されるまで時計方向に三位型開閉器４を回転 することにより直接性われる。接地部の詳細は第１図には簡単化のために省略さ れている。固定接触子６のそばの接地記号により、存在する接地部を暗示してい るにすぎない０図示のように切り換え操作によりブッシング２ばかりでなく遮断 器１１の出力側端子も接地される。同時に遮断器１１は電源から切り離されるの で、検査のために開閉失敗の危険無しに開閉を行うことができる。

第１図に示す構成を備えた負荷開閉設備が第２図に斜視図で示されている。その 際一致する構成部品に対しては第１図と同じ符号が付けられている。容器ｌは多 重に折り曲げられた外被ｆｆ１１５を有し、外被板１５は両側にフランジ１６を 備える。このようにすれば複数の同じ容器１をつなぎ合わせることができ、末端 の容器１が閉ｆＪｋ蓋を備える。その際隣接する容器の結合はパツキン材料を中 間に挟んでボルトにより行われるか、又は容器を全周にわたる溶接継目により永 久的に密に結合することもできる。

第２図に示すように、出力側ブッシング２は容器１の前壁１７に配置され、前ｉ ！１７には三位型開閉器４及び真空遮断器１１の後述する操作要素も設けられて いる。三位型開閉器４の図面で手前側の側面には固定接触子７．８の外部端子が 見える。簡単化のために端子に対しても同様に符号７．８が記入されている。同 様に固定接触子１０の端子部分も見えるが接地接触子６は隠れている。真空バル ブ１２は全体を符号２ｏで示された支持装置中に取り付けられ、支持装置２０は 台座２１及び支持がいし２２を備える。真空バルブ１２の長手軸線が三位型開閉 器４の長手軸線に対し直角に配置されていることにより、三位型開閉器４の接触 子７．１ｏと真空バルブ１２の両端部に設けられた端子との間の接続は短いレー ル片だけにより容易に製造可能である。

容器１の前面１７にはブッシング２の上方に三位型開閉器４のための操作ユニッ ト２３が設けられている。操作ユニット２３の上方には外被板１５のほぼ上縁に まで達するように、真空遮断器１１のための別の操作装置２４が配置されている 。従って負荷開閉設備の図示のパネルのすべての操作要素がパネルユニットの正 面から手が届くようになっている。

第２図に示す容器１の三位型開閉器４の上方に残っている空間は、選択的に真空 遮断器１１の代わりに高圧大容量ヒユーズリンクのためのヒユーズボックスを組 み込むこともできるように寸法を選択されている。第３図はこの装置を示す。

この実施例では三つのヒユーズボックス２５が三角形に配置され、ヒユーズボッ クスの長手軸線が三位型開閉器４の長手軸線に平行に延びる。各ヒユーズボック ス２５は導体レール２７の接続のためのブッシング２６を有し、導体レール２７ により第２図の真空バルブ１２と同様に、ヒユーズボックス２５中に収容された 高圧大容量ヒユーズリンクを三位型開閉器４の端子７．１０に結合することがで きる。高圧大容量ヒユーズリンクは特に図示されていない。ヒユーズリンクは通 常の標準化された形式に相応する。ヒユーズボックス２５が容器１中に収容され ていることにより、ヒユーズボックスの外側にはすなわち端子ブッシング２６の 範囲には、容器１の充填に用いられる絶縁ガス特にＳＦ、の高い絶縁能力が働く 。これに対しヒユーズボックス２５の内部空間は大気に結合されているので、ヒ ユーズリンクを容器１内のガス雰囲気とは無関係に交換することができる。

第３図は更に複数の容器１を複数パネルの負荷開閉設備となるようにつなぎ合わ せることができることを示す。その際一致する寸法に基づき、第２図に示す構成 及び第３図に示す構成を備えるパネルを選択的に組み合わせることができる。

それにより実際に生じる開閉責務に十分に適合させることができる。

ＦＩＧ　３ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．　入力導体（母線３）に接続され開閉位置「閉」、「開」及び「接地」のた めの三位置開閉器４と、開閉位置「閉」で三位置開閉器４と直列に接続され出力 導体（２）に接続される真空遮断器（１１）とを備える金属容器密閉ガス絶縁負 荷開閉設備において、三位置開閉器（４）が短絡への投入能力を備えた断路兼接 地開閉器として構成され、三位置開閉器（４）の接地接点が直接出力導体（２） に結合されることを特徴とする金属容器密閉ガス絶縁負荷開閉設備。
2. ２．　金属密閉容器（１）の内部に次の構成要素、すなわち出力導体のためのブ ッシング（２）、入力母線（３）、三位置開閉器（４）及び真空遮断器（１１） が下から始めて上に向かって連続的に配置されていることを特徴とする請求の範 囲１記載の負荷開閉設備。
3. ３．　金属密閉容器（１）の内部に絶縁性支持装置（２２）を備えた遮断器（１ １）の真空バルブ（１２）が配置され、金属密閉容器（１）の外部には操作ユニ ット（２４）が配置され、この操作ユニットが金属密閉容器（１）の壁（１５） 中を気密に導かれる結合部品により真空パルプ（１２）と結合され、三位置開朗 器（４）に対して同様に金属密閉容器（１）の外部に取り付けられた独立の操作 ユニット（２３）が設けられていることを特徴とする請求の範囲１又は２記載の 負荷開閉設備。
4. ４．　真空バルブ（１２）のために設けられた空間が、高圧大容量ヒューズリン クのためのヒューズボックス（２５）を選択的に配置するためにも十分な寸法を 持っていることを特徴とする請求の範囲３記載の負荷開閉設備。