JPH0450505A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JPH0450505A
JPH0450505A JP15537990A JP15537990A JPH0450505A JP H0450505 A JPH0450505 A JP H0450505A JP 15537990 A JP15537990 A JP 15537990A JP 15537990 A JP15537990 A JP 15537990A JP H0450505 A JPH0450505 A JP H0450505A
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Japan
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hydraulic
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valve
differential pressure
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JP15537990A
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Yukio Aoyanagi
青柳 幸雄
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油圧ショベル等の建設機械の油圧駆動装置に係
り、特に油圧ポンプの吐出圧力が複数のアクチュエータ
の負荷圧のうちの最大負荷圧よりも所定値高くなるよう
に油圧ポンプの吐出圧力を制御するロードセンシング制
御方式の建設機械の油圧駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のロードセンシング制御方式の油圧駆動装置では
、油圧アクチュエータの駆動を制御する方向切換弁に、
この方向切換弁の上流圧と下流圧との前後差圧を制御す
る圧力補償弁が付加されているので、油圧ポンプの吐出
流量が各油圧アクチュエータの要求流量の合計値を下回
らない限り、圧力補償弁の圧力補償設定差圧は所定の値
に保持され、したがって油圧アクチュエータにはこの圧
力補償設定差圧に対応し、同時に方向切換弁の操作量に
対応した所定の流量が与えられ、これによって油圧アク
チュエータが駆動する。一方、油圧ポンプの吐出流量が
各油圧アクチュエータの要求流量の合計値を下回る場合
には、複数の油圧アクチュエータのうちの高圧の負荷と
なる油圧アクチュエータのみが減速してしまうのを防止
する。ために、圧力補償弁の設定差圧を小さくして各方
向切換弁から各油圧アクチュエータに供給される流量を
それぞれ低減し、油圧ポンプの吐出流量と各油圧アクチ
ュエータの要求流量の合計値とをノ(ランスさせる、い
わゆる飽和防止機能を発揮する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このようなロードセンシング制御方式の油圧
駆動装置を備えた建設機械で複合操作がおこなわれる場
合、例えば建設機械が左右走行モータ、旋回モータ、ブ
ームシリンダ、アームシリンダ、パケットシリンダ等の
油圧アクチュエータと、走行体、旋回体、ブーム、アー
ム、パケットとを備えた油圧ショベルであり、走行、旋
回、ブーム上げ、ブーム下げ等の適宜の組合せによる複
合操作、例えば直進走行中にブーム上げをおこなうよう
な複合操作がおこなわれる場合、ブーム上げ操作直前で
はブームシリンダを制御する方向切換弁に係る圧力補償
弁の設定差圧は、要請される最大値になっているのが通
常である。すなわち、圧力補償弁はその開口量を最大に
保たれる状態となっている。したがって、ブーム上げの
ための方向切換弁の切換えに伴って当該方向切換弁の操
作量に対応した大流量がブームシリンダに供給されよう
とするので、走行モータの要求流量とブームシリンダの
要求流量の合計値が油圧ポンプの吐出流量を越えようと
し、このため越えないように特に、走行モータの方向切
換弁に係る圧力補償弁が絞られる方向に作動し、走行モ
ータへの供給流量がそれまでに比べて瞬間的に低減して
その走行速度は急減速し、オペレータの操作感覚を阻害
するとともに車体に衝撃を受け、例えばパケットにより
土砂を運搬中であるときなどにあっては土砂のパケット
からの脱落を生じやすい。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、複合操作に伴うアクチュエー
タ作動速度の急激な変動を防止することのできる建設機
械の油圧駆動装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明は、油圧ポンプと、
この油圧ポンプの吐出圧油によって駆動される複数の油
圧アクチュエータと、油圧ポンプの吐出管路上に油圧ア
クチュエータに対応してそれぞれ設けた方向切換弁と、
この方向切換弁の上流圧と下流圧どの前後差圧を制御す
る圧力補償弁とを備えた建設機械の油圧駆動装置におい
て、複数の油圧アクチュエータのうちの少なくとも1つ
の特定油圧アクチュエータが操作されたかどうか検出す
る少なくとも1つの操作検出器と、この操作検出器で特
定油圧アクチ、ユエータが操作れていないことが検出さ
れたとき、この特定油圧アクチュエータに対応する方向
切換弁に係る圧力補償弁の設定差圧の値を、当該特定油
圧アクチュエータが操作される時の設定差圧の最大値よ
り小さい所定の制限値に制限する設定差圧制限手段とを
設けた構成にしである。
〔作用〕
本発明は、上記のように構成したことから、操作検出器
によって操作されたかどうかを検出される特定の油圧ア
クチュエータが操作されない状態にあるときには、操作
検出器から出力される信号値に応じて設定差圧制限手段
は特定油圧アクチュエータに対応する方向切換弁に係る
圧力補償弁の設定差圧の値を、特定油圧アクチュエータ
が操作される時の設定差圧の最大値より小さい所定の制
限値に制限し、したがって、他の油圧アクチュエータの
作動中に特定の油圧アクチュエータの駆動すなわち他の
油圧アクチュエータと特定油圧アクチュエータとの複合
操作が意図されたとき、当該特定油圧アクチュエータ始
動時の圧力補償弁の開口量は比較的小さく抑えられ、特
定油圧アクチュエータに供給される流量は抑制され、こ
れに伴って他の油圧アクチュエータに供給される流量の
急激な低下が防止され、特定油圧アクチュエータとの複
合駆動に際して、この他の油圧アクチュエータ作動速度
等の急激な変動を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の建設機械の油圧駆動装置の実施例を図に
基づいて説明する。
第1区は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はこの
実施例に備えられる制御装置で実施される処理の手順を
示すフローチャート、第3図、第4図は従来技術の特性
と第1図に示す実施例の特性とを比較して示した図で、
第3図は従来技術の特性図、第4図は第1図に示す実施
例の特性図である。
この実施例は例えば油圧ショベルに備えられるもので、
第1図に示すように、油圧ポンプ例えば可変容量油圧ポ
ンプ1と、この油圧ポンプ1の押しのけ容積を制御する
レギュレータ2と、油圧ポンプ1から吐出される圧油に
よって駆動される複数の油圧アクチュエータ、例えば左
右走行モータのうちの一方の走行モータ5、ブームシリ
ンダ6の他、図示しない左右走行モータのうちの他方の
走行モータ、アームシリンダ、パケットシリンダ等とを
備えている。また、油圧ポンプ1から走行モータ5に供
給される圧油の流れを制御する方向切換弁7と、この方
向切換弁7の上流圧と下流圧との前後差圧を制御する圧
力補償弁9と、油圧ポンプ1からブームシリンダ6に供
給される圧油の流れを制御する方向切換弁8と、この方
向切換弁8の上流圧と下流圧との前後差圧を制御する圧
力補償弁10と、走行モータ5を操作する操作装置を構
成するパイロット弁14と11図示しない他の走行モー
タを操作するパイロット弁17と、ブームシリンダ6を
操作するパイロット弁15と、これらのパイロット弁1
4.17.15、及びレギュレータ2に連絡され、パイ
ロット油圧源を構成する油圧ポンプ4とを備えている。
さらに、走行モータ5の負荷圧とブームシリンダ6の負
荷圧のうちの大きい方を選択して最大負荷圧として取出
すシャトル弁11と、走行モータ5の過負荷を防止する
ために走行モータ5の駆動回路の最大圧力を制限するリ
リーフ弁16と、油圧ポンプ1の最大吐出圧力を制限す
るリリーフ弁12と、油圧ポンプ1の吐出圧を、シャト
ル弁11で取出される最大圧力に設定圧力を加えた圧力
以上に制限するアンロード弁13とを備えている。
そして、この実施例では、圧力補償弁9.10をそれぞ
れ駆動制御する制御圧力を出力する電磁比例減圧弁21
.22と、ポンプ圧と最大負荷圧との差圧を検出する差
圧検出器25と、油圧ポンプ1の吐出し容積に対応した
変位を検出する変位検出器23と、油圧ポンプ1から各
油圧アクチュエータに供給される供給圧油の圧力を検出
する圧力検出器24と、パイロット弁14あるいはパイ
ロット弁17のいずれかに作動指令が与えられたかどう
か検出する操作検出器26、パイ四ツ1−弁15に作動
指令が与えられたかどうか検出する操作検出器27とを
備えるとともに、上述の差圧検出器25、圧力検出器2
4、変位検出器23、操作検出器26.27から出力さ
れる信号を入力する入力部と、論理判断及び演算をおこ
なう演算部と、記憶部と、上述の電磁比例減圧弁21.
22を駆動する駆動信号を圧力する出力部とを内蔵する
制御袋WL40とを備えている。この制御装置40の演
算部は、特定油圧アクチュエータ例えばブームシリンダ
6を駆動制御する方向切換弁8に係る圧力補償弁10の
設定差圧の値を、ブームシリンダ6が操作される時の設
定差圧の最大値より小さい所定の制限値に制限する設定
差圧制限手段と、ブームシリンダ6が停止している状態
から操作が開始されたとき、圧力補償弁10の設定差圧
を上述の所定の制限値から所定の時間関数に則って増加
させる設定差圧増加手段とを含んでおり、またこの制御
装置40の記憶部は複数の時間関数を記憶する記憶手段
を構成している。
この制御装置40の記憶部で記憶される時間関数は例え
ば第2図の手順S8、あるいは手順813において例示
する関数関係A、Bであり、このうち関数関係Aは例え
ば運搬作業に伴う走行、ブーム上げ複合駆動に関するも
のであり、関数関係Bは一般的作業に伴う走行、ブーム
上げ複合駆動に関するものである。関数関係A、Bの何
れもタイマ値がOのときは出力値W1は最大値Yをとり
、タイマ値が0から増加するに伴って出力値Wlは徐々
に減少し、タイマ値が最大値Mtに至ったとき最小値X
をとるが、上述の出力値W1の減少の変化率は関数関係
Aでは比較的小さく、ゆるやかなカーブを描く特性線に
してあり、関数関係Bでは比較的大きく、急なカーブを
描く特性線に設定しである。また、関数関係A、Bのタ
イマ値Oのときの出力値W1の最大値Yは、上述の圧力
補償弁10の設定差圧を規定する所定の制限値に対応す
る。すなわち、この関数関係A、Bのタイマ値0のとき
の8カ値W1の最大値Yと、第2図に示す手順S9の出
力値W2と差圧検出器25の差圧検出値との関数関係と
、第2図に示す手順SIOの出力値W1と出力値W2の
最大値を選択する選択手段は、上述した設定差圧制限手
段を構成し、また関数関係A、Bのうちのタイマ値がO
から増加するときの出力値W1の曲線的な変化の関係と
、第2図に示す手順S9の出力値W2と差圧検出器25
の差圧検出値との関数関係と、第2図に示す手順S10
の出力値W1と出力値W2の最大値を選択する選択手段
は、上述した設定差圧増加手段を構成している。
また、この実施例は、上述の構成に加えて第1図に示す
ように、第2図に示した関数関係A、Bのうちのいずれ
かを選択して制御装置40に指令する選択指令手段28
を備えている。
このように構成した実施例では、第2図のフローチャー
トにしたがって制御装置40において各処理がおこなわ
れ、第1図に示す各機器の駆動が実施される。いま仮に
、走行モータ5及び図示しない他の走行モータの駆動中
に、掘削のためのブーム上げとの複合駆動を意図して選
択指令手段28が操作されるものとする。
はじめに、手順S1に示すように、制御装置40の入力
部を介して、例えば各検出器等のうち・特にブームシリ
ンダ6に対応する操作検出器27の信号と、選択指令手
段28の信号と、差圧検出器25の信号とが演算部に読
み込まれる。次いで手順S2に移り、操作検出器27は
中立かどうか、すなわち操作検出器27から信号が出力
されているかどうか演算部で判別される。いまは操作検
出器27の信号が入力されようとしている状態であるが
、この信号が入力されるまでは手順S3によりタイマ値
は0にリセットされている。したがって、手順S2にお
いて操作検出器27の信号が入力されたことが判別され
ると、手順S4に移り、演算部でタイマ値を0から増加
させる演算がおこなわれる。次いで手順S5に移り、タ
イマ値は最大値Mtに達したかどうか演算部で判別され
る。
いま、この判別は満足されず手順$7に移る。手順S7
では選択指令手段28によって選択指令された信号がA
かどうか演算部で判別される。いま、この選択指令され
た信号は掘削のための複合駆動を意図するAであること
から、この判別が満足され手順S8に移る。手順S8で
は記憶部に記憶されている関数関係Aが演算部に読比さ
れ、0からきわめてわずかに増加したタイマ値に対応す
る出力値W1すなわちほぼ最大値Yに相当する出力値W
1として演算される。次いで手順S9に移る。
この手R89では記憶部に記憶されている出力値W2と
差圧検出値との関数関係が演算部に読出され、差圧検出
器27で検出された差圧検出値に対応する出力値、すな
わちいまの場合それまで走行操作のみがおこなわれてい
たことから、差圧検出値は最大値となり、これにより最
小値Xが出力値W2として演算される。次いで手順SI
Oに移り、手順S8で演算された出力値W1と手順S9
で演算された出力値W2のうちの最大値が、演算部に含
まれる選択手段て選択される。いまの場合、出力値Wl
(最大値Y)の方が出力値W2(最小値X)よりも大き
いので出力値W1が選択され、この出力値Wl(最大値
Y)に相当する駆動信号が出力部から電磁比例減圧弁2
2に出力される。次いで手順Sllに移り、記憶部に記
憶されている出力値W3と差圧検出値との関係が演算部
に読出され、差圧検出器27で検出された差圧検出値に
対応する出力値W3が演算され、手順S12に移る。こ
の手順S12では、出力値W3に相応する駆動信号が出
力部から電磁比例減圧弁21に出力される。
上記した手順SIO,S12によって出力された駆動信
号に応じて第1図に示す電磁比例減圧弁2]、22が作
動し、圧力補償弁9の駆動部にはそれまでとほぼ同等の
制御圧力が与えられ、一方、圧力補償弁10の駆動部に
は比較的大きな制御圧力が与えられる。したがって、走
行モータ5には、この時点ではそれまでとほぼ同等の流
量が供給され、一方、ブームシリンダ6には、圧力補償
弁10が上記の制御圧力によって十分に閉じ方向に駆動
されることによって比較的少ない流量が供給される。
以下、第2図の手順S4のタイマ値のカウントアツプご
とに、同様の処理が繰り返されるが、このとき手順S8
の関数関係Aにより、出力値W1は最大値Yから徐々に
減少し、一方、ブームシリンダ6の駆動に伴ってその負
荷圧力が大きくなって、手順S9の差圧検出値が次第に
小さくなり、出力値W1が出力値W2よりも大きい間は
出力値W1に依存する駆動信号が電磁比例減圧弁22に
出力され、これにより圧力補償弁lOは閉じぎみに制御
され、出力値W1が出力値W2と同等以下となったとき
、出力値W2に依存する通常の圧力補償弁10の制御に
移行する。なお、第2図の手順S5の判別によってタイ
マ値が所定の最大値Mtとなったと判別された場合には
、手順S6においてタイマ最大値Mtを設定する処理す
なわち、タイマ値のオーバーフローを防止する処理がお
こなわれる。
このように構成しな実施例にあっては、第4図に示すよ
うに、電磁比例減圧弁22の出力値は前述の関数関係A
にしたがって時間の経過に伴ってゆるやかに減少するよ
うに変化し、これに応じてブームシリンダ6に供給され
る流量は時間の経過に伴ってゆるやかに一定量まで増加
するように変化し、一方、走行モータ5に供給される流
量はゆるやかに一定量まで減少するように変化し、走行
とブーム上げ複合駆動に伴う走行モータ5の作動速度の
急激な変動が防止され、したがってオペレータの良好な
操作感覚を確保でき、また車体に対する衝撃の発生を防
止することができる。
なお、第3図は上述した実施例で得られる特性と対比す
るなめに示した従来技術の特性図であるが、同第3図に
示すように電磁比例減圧弁22の出力圧が、ブームシリ
ンダ6の作動開始に伴って圧力補償弁10の駆動部に与
えられるものの、前述したようにそれまで圧力補償弁1
0の設定差圧が最大、すなわち開口量が最大であったこ
とから、短時間のうちに急激に大きな流量がブームシリ
ンダ6に供給され、これに伴って走行モータ5に供給さ
れる流量が瞬間的に低減し、走行モータ5の作動速度の
急激な変動を生じていた。
なお、上記実施例では、運搬作業を考慮して選択指令手
段28で関数関係Aを選択指令したが、−船釣作業を考
慮する場合には選択指令手段28で関数関係Bを選択指
令すればよい。このように関数関係Bを選択指令したも
のでは、走行モータ5の走行中にブームとの複合駆動を
おこなわせる場合、ブームシリンダ6の作動開始時には
第12図の手順313に示す最大値Yを有する出力値W
1が演算されて、上述の実施例と同様に圧力補償弁10
が閉じぎみに制御され、時間の経過にしたがって徐々に
開口量が大きくなるように制御されて、この複合操作へ
の移行時における走行モータ5の作動速度の変動はやや
急に、時間に対する出力値W1の低下の変化率が大きい
ことから、第1図に示すパイロット弁15の操作に対す
るブームシリンダ6の一定作動速度までに要する時間が
関数関係Aの場合に比べて早く、すなわち関数関係Aに
比べて応答性が良く、荷こぼれを気遣う必要のない一般
的作業に好適である。
また、上記実施例では、走行、ブームの複合操作のみに
関連させて関数関係A、Bを設定したが、本発明はこの
実施例に限定されず、走行とブーム、あるいは旋回とア
ームの複合操作は関数関係Aを採用し、ブームとアーム
、あるいはパケットとの複合操作には応答性を考慮して
関数関係Bを採用するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の建設機械の油圧駆動装置は以上のように構成し
たことから、複合操作に伴うアクチュエータ作動速度の
急激な変動を防止でき、従来に比べてオペレータの操作
感覚を良好に保つことができるとともに車体に発生する
衝撃を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の建設機械の油圧駆動装置の一実施例を
示す回路図、第2図は第1図に示す実施例に備えられる
制御装置で実施される処理の手順を示すフローチャート
、第3図、第4図は従来技術の特性と第1図に示す実施
例の特性とを比較して示した図で、第3図は従来技術の
特性図、第4図は第1図に示す実施例の特性図である。 1・・・・・・可変容量油圧ポンプ、4・・・・・油圧
ポンプ5・・・・・・走行モータ、6・・・・・・ブー
ムシリンダ、7.8・・・・・・方向切換弁、9.1o
・・・・・・圧力補償弁、11・・・・・・シャトル弁
、15・・・・・・パイロット弁、21.22・・・・
・・電磁比例減圧弁、25・・・・・・差圧検品器、2
7・・・・・・操作検出器、28・・・・・・選択指令
手段、40・・・・・・制御装置。 代 理 人  弁理士  武 顕次部(外1名)Jl/
図 第3図 β手間 164図 足庁f

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出圧油によ
    つて駆動される複数の油圧アクチユエータと、上記油圧
    ポンプの吐出管路上に上記各油圧アクチユエータに対応
    してそれぞれ設けた方向切換弁と、この方向切換弁の上
    流圧と下流圧との前後差圧を制御する圧力補償弁とを備
    えた建設機械の油圧駆動装置において、上記複数の油圧
    アクチユエータのうちの少なくとも1つの特定油圧アク
    チユエータが操作されたかどうか検出する少なくとも1
    つの操作検出器と、この操作検出器で上記特定油圧アク
    チユエータが操作されていないことが検出されたとき、
    この特定油圧アクチユエータに対応する方向切換弁に係
    る圧力補償弁の設定差圧の値を、当該特定油圧アクチユ
    エータが操作される時の設定差圧の最大値より小さい所
    定の制限値に制限する設定差圧制限手段とを設けたこと
    を特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  2. (2) 操作検出器に対応する特定油圧アクチユエータ
    の操作が開始されたとき、当該特定油圧アクチユエータ
    に対応する方向切換弁に係る圧力補償弁の設定差圧を所
    定の制限値から所定の時間関数に則つて増加させる設定
    差圧増加手段を設けたことを特徴とする請求項(1)記
    載の建設機械の油圧駆動装置。
  3. (3) 複数の時間関数を記憶する記憶手段を備えると
    ともに、これらの記憶手段で記憶された複数の時間関数
    のうちのいずれかを所定の時間関数として選択する選択
    指令手段を備えたことを特徴とする請求項(2)記載の
    建設機械の油圧駆動装置。
JP15537990A 1990-06-15 1990-06-15 建設機械の油圧駆動装置 Pending JPH0450505A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997032135A1 (en) * 1996-02-28 1997-09-04 Komatsu Ltd. Control device for hydraulic drive machine
JP2007032788A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 走行式作業機械の流体圧制御装置及び走行式作業機械の流体圧制御方法
JP2007040530A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Volvo Construction Equipment Ab 走行システム

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