JPH0450501Y2 - - Google Patents

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JPH0450501Y2
JPH0450501Y2 JP1983077224U JP7722483U JPH0450501Y2 JP H0450501 Y2 JPH0450501 Y2 JP H0450501Y2 JP 1983077224 U JP1983077224 U JP 1983077224U JP 7722483 U JP7722483 U JP 7722483U JP H0450501 Y2 JPH0450501 Y2 JP H0450501Y2
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excitation
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amplifier
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JP1983077224U
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【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は電磁流量計に関し、更に詳しくは、
信号線と電源線とを共用して構成した二線式の電
磁流量計に関する。
ロ 従来技術 二線式の電磁流量計は零からフルスケールに変
化する流量に対応して例えば4〜20mAの信号電
流を出力し、この信号電流を受信器へ伝送する信
号線を通して励磁用電力を供給するものであり、
特開昭55−33685号公報で公知である。
この公報で提案された二線式電磁流量計は、流
量零のときの信号電流(以後ベース電流という)
4mAの半分の2mAの電流でコンデンサを充電し
ておいて、コンデンサの電荷を一時的に放電させ
て0.5Aの励磁電流を流すものであり、励磁電流
がコンデンサの充電流に比較して非常に大きいた
め、5秒間に一度5mSの短時間励磁電流0.5Aを
流してサンプリングする計測方式であつた。その
ため、流量変動に対して応答が遅くなる欠点があ
つた。
このことは、信号線を通じてコンデンサを充電
するための電流がベース電流の半分程度以下に制
限されることと、励磁電流が0.5Aという大きな
値であることから、無励磁期間を励磁期間より長
くする必要が生じ、その結果としての欠点であつ
た。
ハ 考案の目的 この考案の目的は上記の欠点がない二線式電磁
流量計を提案することである。
ニ 考案の構成 上記目的を達成するために、この考案では、励
磁コイルの巻数を増加して励磁電流を例えば3〜
4mA程度以下に減少させるようにした。
すなわち、この考案の二線式電磁流量計は、流
体に2値又は3値の定常的な磁界をかける励磁手
段、前記磁界により一対の電極間に発生する流体
の流速に比例した電圧を増幅する増幅器、この増
幅器の出力に応じて往復2本の伝送線に流れる電
流を制御する電流制御回路を持ち、上記励磁手
段、増幅器、電流制御回路など全ての回路が、前
記2本の伝送線から供給される電流によつて動作
する電磁流量計において、励磁コイルの巻数を多
くして励磁電流の定常値を二線式のベース電流の
2倍程度以下とし、無励磁期間を含む励磁の切換
り時間を励磁の1つの定常期間の1/2以下となる
ように前記励磁コイルの巻数を決めたことを特徴
とする。
ホ 実施例 第1図において、1は被測定流体を流すパイ
プ、2a,2bは互いに対向してパイプ1に取付
けられた電極、3は励磁コイルで、これらは電磁
流量計の発信器を構成する。4は定電流回路、
S1,S2,S3,S4は定電流回路4からの電流IL
ON,OFFする半導体スイツチ、5は制御パルス
P1,P2,P3,P4を発生するタイミング回路であ
る。6は電極2a,2b間に生ずる起電力を増幅
する差動増幅器、S5,S6はサンプリングスイツ
チ、C2,C3はホールド用コンデンサである。ス
イツチS5又はS6とコンデンサC2又はC3は差動増
幅器6の出力電圧をサンプルホールドする回路7
又は8を構成している。演算増幅器9及び抵抗
R2,R3,R4,R5はサンプルホールド回路7,
8の出力の差を増幅する差動増幅器を構成する。
演算増幅器10、トランジスタQ1及び抵抗R6,
R7,R8,R9は差動増幅器9の出力電圧が抵抗
R10に流れる電流と比例関係となるよう制御する
電圧−電流変換回路である。定電圧回路11は増
幅器6,9,10及び半導体スイツチS1〜S4と
定電流回路4より構成される励磁回路に例えば
24Vの定電圧(Es)を供給する。なお抵抗R1、
コンデンサC1は励磁電流の脈動が他の回路に影
響しないためのものである。受信器の直流電源V
は、例えば48Vで二線の伝送線12を介して発信
器側に電力を供給する。
次にその作動を第2図のタイミングチヤートを
参照して説明する。タイミング回路5が第2図の
イ,ロに示すように半周期ごとに交互に、ON,
OFFする制御パルスP1,P2を出力すると、半導
体スイツチS1,S4とS2,S3が交互にON,OFF
する。この結果励磁コイル3には第2図ハに示す
ような励磁電流が流れる。この励磁電流の最大値
ILは定電流回路4によつて設定され、例えば
3.5mAに維持される。
先に励磁電流の減少分を励磁コイルの巻数増で
おぎなうが、励磁コイルにはインダクタンスLが
あるため、励磁電流は第2図ハに示すように立上
りに勾配を持ち、この立上り時間によつて巻数が
制限される。従来のように0.5A〜2Aの励磁電流
を流す矩形波励磁方式では5〜8Hzの励磁周波数
が一般的であるが、3〜4mAの励磁電流の場合
には、流量変化に対する応答性及びスパイクノイ
ズ除去に最適な周波数は16Hz前後である。励磁の
1周期を60mSとした場合、励磁電流の立上り時
間は半周期の1/2の約15mS以内であることが望ま
しく、励磁電圧Es=24Vとした場合、励磁コイル
の抵抗R及びインダクタンスLが決り、必然的に
巻数の上限が決る。励磁電流の切換り後の、t時
間後の電流値Iは次式で表わされる。
I=Es/R(/−e−R/Lt)+IL1e−R/Lt ただし、IL1は切換り前の定常電流(前記最大
値)である。
いま、R=2.5Kr,IL1=3.5mA,切換り後の励
磁電流が定常値3.5mAになるまでの時間T=
15mSとすると、コイルのインダクタンスLは約
50Hとなる。この値にコイルの形状、巻数を設計
すると最適な条件となる。この場合の励磁コイル
に流れる励磁電流は第2図ハであるが、電流源4
に流れる電流は第2図トに示される。この電流の
平均値I0は次式で示される。
I0=IL(t2/2+t3)/t1+t2+t3≒2.3mA なお、t1+t2が前記時間T=15mSである。タ
イミング回路5及び増幅器6,9,10をC−
MOSIC又は低消費電力のICで構成することによ
り、これら回路全体での消費電流を1mA程度に
することができる。したがつて、全体を24V,
4mA以下の電力で動作させることが可能である。
励磁電流が第2図ハのように流れると、電極2
a,2b間には、励磁電流とパルス1内に流れる
流量に応じた起電力が第2図ニのように発生し、
差動増幅器6で増幅され、励磁の切換りによるス
パイクノイズが実質的に零となつた後、サンプル
ホールド回路7又は8でサンプリングされる。サ
ンプルホールド回路7又は8はタイミング回路5
からの駆動パルスP3又はP4により動作し、その
タイミングを第2図ホ,ヘに示す。演算増幅器9
及び抵抗R2,R3,R4,R5からなる差動増幅器
は、サンプルホールド回路7と8の出力電圧の差
を出力として取り出す。演算増幅器10は抵抗
R10に流れる電流が差動増幅器9の出力電圧に比
例関係となるように、トランジスタQ1をコント
ロールする。よつて受信側の負荷抵抗RLには流
量に比例する4〜20mAの信号電流が流れる。
第2図ハのような励磁方式の場合、励磁電流の
定常値ILは二線式のベース電流の4mA以下が限度
であるが、第3図イ又はロのように励磁する期間
と無励磁の期間を交互に設けた場合は、ベース電
流の2倍である8mA程度まで定常値ILを増加させ
ることができる(最大値が8mAでも平均すれば
ベース電流の4mA以下になるから)。この場合に
は、流量変化に対する応答性を犠牲にしないため
に、無励磁期間は励磁期間の1/2程度でなければ
ならない。
ヘ 考案の効果 この考案によれば、励磁周期を短かくできるた
め、流量変化に対する応答性が速くなり、それだ
け精度が良くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の電気回路図、第2
図はその作動を説明するタイミングチヤート、第
3図は励磁電流の異なる波形を示す図である。 3……励磁コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体に2値又は3値の定常的な磁界をかける励
    磁手段、前記磁界により一対の電極間に発生する
    流体の流速に比例した電圧を増幅する増幅器、こ
    の増幅器の出力に応じて往復2本の伝送線に流れ
    る電流を制御する電流制御回路を持ち、上記励磁
    手段、増幅器、電流制御回路など全ての回路が、
    前記2本の伝送線から供給される電流によつて動
    作する電磁流量計において、励磁コイルの巻数を
    多くして励磁電流の定常値を二線式のベース電流
    の2倍程度以下とし、無励磁期間を含む励磁の切
    換り時間を励磁の1つの定常期間の1/2以下とな
    るように前記励磁コイルの巻数を決めたことを特
    徴とする二線式の電磁流量計。
JP7722483U 1983-05-23 1983-05-23 電磁流量計 Granted JPS59183622U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7722483U JPS59183622U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 電磁流量計

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JP7722483U JPS59183622U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 電磁流量計

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Publication Number Publication Date
JPS59183622U JPS59183622U (ja) 1984-12-06
JPH0450501Y2 true JPH0450501Y2 (ja) 1992-11-27

Family

ID=30207258

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JP7722483U Granted JPS59183622U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 電磁流量計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079375B2 (ja) * 1991-06-19 1995-02-01 山武ハネウエル株式会社 2線式電磁流量計変換器
JP4110442B2 (ja) * 2001-05-14 2008-07-02 横河電機株式会社 電磁流量計

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115163A (en) * 1978-02-28 1979-09-07 Yokogawa Hokushin Electric Corp Electromagnetic flowmeter
JPS5533685A (en) * 1978-09-01 1980-03-08 Yokogawa Hokushin Electric Corp Electromagnetic flow meter

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