JP2002181908A - 磁界センサ - Google Patents

磁界センサ

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JP2002181908A
JP2002181908A JP2000381700A JP2000381700A JP2002181908A JP 2002181908 A JP2002181908 A JP 2002181908A JP 2000381700 A JP2000381700 A JP 2000381700A JP 2000381700 A JP2000381700 A JP 2000381700A JP 2002181908 A JP2002181908 A JP 2002181908A
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Yutaka Naito
豊 内藤
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのMI素子と一つのコイルを用いて、少
ない部品点数で、センサ出力のリニアリティがよく、感
度のよい、温度ドリフトやノイズのない磁界センサを提
供することにある。 【解決手段】 コイル2に交互に極性が逆の電流を流
し、MI素子にかかるバイアス磁界の極性を周期的に変
え、極性を変える毎にMI素子からの信号を保持し、前
後の保持信号を差動増幅器の二つの入力端子に入力し
て、差動信号を出力し、リニアリティのよい、感度のよ
い、温度ドリフトやノイズのない磁界センサの出力を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ナビゲーシ
ョンシステムの地磁気センサ等に用いられる、磁気イン
ピーダンス効果素子(以下、MI(Magnetic Impedance)
素子と称する)を用いた磁界センサに係り、特に、一つ
のMI素子を用いてバイアス磁界を反転させ、反転前の
信号と反転後の信号の差分をセンサ出力するMI素子を
用いた磁界センサに関する。
【0002】
【従来の技術】磁界センサに用いられるMI素子の磁気
インピーダンス効果(以下、MI(Magnetic Impedance)
効果と称する)とは、高透磁率を有する磁性体に高周波
電流を流した際の表皮効果によりその磁性体のインピー
ダンスが外部磁界によって変化する現象である。原理的
には、例えば外部磁界が線状磁性体の長手方向にかかる
と線状磁性体の透磁率が増し、線状磁性体に高周波電流
を流したときの表皮効果が大きくなり、これは、見かけ
上、線状磁性体の断面積が小さくなったことに相当し、
交流インピーダンスが上がる現象である。
【0003】本発明の従来技術を図5から図6に基づい
て説明する。図5は、MI効果の原理図、図6は、MI
素子にバイアス磁界をかけたときの出力電圧を示す図で
ある。
【0004】図5はこのMI効果を利用したMI素子の
原理図で、例えばアモルファス軟磁性ワイヤ等からなる
高透磁率の線状磁性体100にコイル101を巻回して
電池102を接続し、外部磁界Hexと同一方向の磁界
h1を線状磁性体100の長手方向にかける。外部磁界
Hexは、線状磁性体100がおかれている実際の外部
磁界の中で、線状磁性体100の長手方向の外部磁界の
成分である。ここで、発振器103とアースとの間に抵
抗104と線状磁性体100を直列につないで配線し、
線状磁性体100に発振器103により発生するパルス
電圧を印加すると、抵抗器104と線状磁性体100の
間に交流電圧Eが発生する。
【0005】出力電圧Eは、図6に示す曲線105とな
る。MI素子は、バイアス磁界を印加しない場合は、即
ち、図5において電池102を取り除いた場合は、外部
磁界Hexとの関係は点線106のように、縦軸に対し
て線対称になっていて、外部磁界Hexがゼロのとき出
力電圧Eの変化率はゼロである。この場合は、外部磁界
Hexが微弱なとき出力電圧Eの変化率が小さいので、
測定精度が非常に悪くなる。これを防ぐため、通常、バ
イアス磁界をかけて、出力電圧Eの曲線を原点からプラ
ス方向またはマイナス方向に平行移動させる。こうする
と微弱な外部磁界でも、外部磁場Hexがゼロ近傍で出
力電圧Eの変化率が大きくなるので、外部磁界Hexが
検知できるようになる。
【0006】更に、図5において電池102の極性を変
えるとバイアス磁界h1が−h1となって線状磁性体1
00に印加され、バイアス磁界が反対になる。このと
き、出力電圧Eは図6の曲線107となる。曲線105
と曲線107は、縦軸に対して線対称で、これら2つの
曲線の値を差し引き(回路的には、差動増幅を行う)、
原点を通る直線108として用いるのが、通常行われる
方法である。従って、実際には、外部磁界Ex中で2つ
のMI素子を平行に配置し、各MI素子に対して逆方向
のバイアス磁界をかける二つコイルを配置し、各MI素
子に同じ高周波出力をかけると共に、二つのコイルに逆
方向の電流を流して逆方向のバイアス磁界をかけ、各M
I素子の出力電圧を差動増幅器に入力し差動出力を得る
ようにしていた。この理由は、出力電圧Eを示す曲線1
08が原点を通り変化率の大きい略直線になるのでセン
サ出力として取り扱いやすいこと、原点付近での変化率
が曲線107を単独で用いるより大きくなること、更に
差動増幅により差動出力を使うので、温度ドリフトやノ
イズをキャンセルすることが上げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、二つのコイルと二つの線状磁性
体よりなるMI素子を用いるので、二つの線状磁性体の
磁気特性のばらつきがあり、二つのコイルも磁気特性に
ばらつきがあることにより、同じ高周波出力を二つのM
I素子に印加した場合、それぞれのMI素子の外部磁場
Exに対する出力105,106が、縦軸に対して対称
でなくなる。このことに起因して、二つのMI素子の出
力の差を取ってセンサ出力する従来技術では、センサ出
力のリニアリティが失われてしまうという問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、一つのMI素子と一つの
コイルを用いて、少ない部品点数で、センサ出力のリニ
アリティがよく、感度のよい、温度ドリフトやノイズの
ない磁界センサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の磁界センサは、発振器の高周波出力を印加
される磁気インピーダンス効果素子と、前記磁気インピ
ーダンス効果素子にバイアス磁界を与えるコイルと、こ
のコイルの電流の極性を切り換えるコイル電流極性切換
回路と、前記磁気インピーダンス効果素子と差動増幅器
の間に位置し、前記磁気インピーダンス効果素子の出力
電圧を、第1の信号保持回路及び第2の信号保持回路へ
切り換えて出力する信号切換回路とを備え、前記コイル
電流極性切換回路により前記バイアス磁界を反転させ、
このバイアス磁界の反転と同期させて前記信号切換回路
を切り換え、前記第1及び第2の信号保持回路はそれぞ
れの入力電圧を保持し、前記第1及び第2の信号保持回
路をそれぞれ前記差動増幅器の入力端子に接続し差動出
力を得るようにした。この構成によれば、二つのMI素
子と二つのコイルを使わずに済むので、部品点数が減り
構造が簡単になる。また、一つのMI素子を使うので、
二つのMI素子を用いた場合に生ずる二つのMI素子の
特性のばらつきに起因して差動出力のリニヤアリティが
なくなることを防止できる。また、コイルも一つのコイ
ルを用いるので、二つのコイルを用いる場合に生ずる各
コイルの特性のばらつきに起因するバイアス磁界のばら
つきがない。
【0010】また、本発明の磁界センサは、前記発振器
が、前記コイル電流極性切換回路及び前記信号切換回路
に前記高周波出力を印加し、前記高周波出力の周期でコ
イルの電流の極性を切り換えると共に前記信号切換回路
を切り換えるようにした。この構成によれば、発振器の
高周波出力と、コイルに流れる電流の向きを反転するト
リガ電圧と、信号切換回路の切り換えが同一周期なの
で、一つの発振器を設けるだけでよい。
【0011】また、本発明の磁界センサは、前記出力電
圧を前記信号切換回路により前記第1の信号保持回路と
第2の信号保持回路とを切り換えてそれぞれへ交互に出
力する出力時間帯が、前記コイル駆動回路の駆動時間帯
より短く、かつこれに含まれているようにした。この構
成によれば、コイル駆動の極性反転によるバイアス磁界
の乱れを避けて信号の読みとりができるので、正しい信
号を読み取ることができ、差動増幅器の出力が正確にな
る。
【0012】前記信号切換回路及び前記コイル駆動回路
を駆動するのはパルス信号であり、前記信号切換回路を
駆動するパルスの幅が、前記コイル駆動回路を駆動する
パルスの幅より小さく、かつ時間帯がこれに含まれてい
るこの構成によれば、パルス信号を使うので、正弦波信
号を使って駆動するより時間が正確な駆動ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の磁界センサの実施形態を
図1から図4を使って説明する。図1は本発明の一実施
形態の磁界センサに用いられるMI素子を、図2は本実
施形態のMI素子が組み込まれた磁界サンサの回路のブ
ロック図を、図3は本実施形態のMI素子が組み込まれ
た磁界センサの回路図を、図4は図3の回路の各点の信
号のタイミングチャートをそれぞれ示している。
【0014】図1は、本実施形態の磁界センサのMI素
子1を示し、線状磁性体からなっている。線状磁性体2
は、例えば、Fe−Co−Si−B系の合金組成からな
る軟磁性材料のアモルファスワイヤが好適である。コイ
ル2は、MI素子1に数十ターン一定の方向に巻回され
ていて、通電することによりMI素子1にバイアス磁界
を与えるようになっている。本実施形態の磁界センサで
は、コイル2に交互に極性が逆の電流を流し、MI素子
にかかるバイアス磁界(Y1,Y2)を周期的に変え、
極性を変える毎にMI素子からの信号Xを保持し、前後
の保持信号を差動増幅器の二つの入力端子に入力して、
差動信号を出力し、リニアリティのよい、感度のよい、
温度ドリフトやノイズのない出力を得ている。以下詳述
する。
【0015】図2のブロック図、図3の回路図及び図4
の回路の各点のタイミングチャートを用いて、本実施形
態の磁界センサの回路の構成及び動作を説明する。
【0016】本実施形態の磁界センサの回路の構成を説
明すると、まず、発振器3が素子駆動回路4、コイル電
流極性切換回路6及び信号切替回路7の3つの回路に接
続されている。素子駆動回路4は、更に信号切換回路7
に接続され、素子駆動回路4と信号切換回路7との接続
点とアースとの間にMI素子1が接続されている。コイ
ル駆動回路5が、コイル電流極性切換回路6に接続さ
れ、コイル電流極性切換回路6は、更にコイル2に接続
されている。コイル2は更にアースに接続されている。
コイル2はMI素子1にバイアス磁界を与えるため、M
I素子1と平行に隣接しているか、MI素子1に巻回さ
れている。信号切替回路7は、更に、第1の信号保持回
路8及び第2の信号保持回路9に接続されている。第1
の信号保持回路8は差動増幅回路10のプラス入力端子
に、第2の信号保持回路9は差動増幅回路10のマイナ
ス入力端子に接続されている。
【0017】MI素子1は、素子駆動回路4から高周波
電圧を受け、外部磁界Exに応じて変化する自己のイン
ピーダンスに応じた出力を信号切換回路7に与える。コ
イル2は、コイル駆動回路5及びコイル電流極性切換回
路6から反転する電流を受け、MI素子に対するバイア
ス磁界を反転させる。発振器3は、インバータ20の入
力側端子が抵抗r0を介してアースに接続され、インバ
ータ20はインバータ21、インバータ22と直列に接
続されている。インバータ21とインバータ22の接続
点とアースの間にはキャパシタc1が接続され、インバ
ータ22の出力側端子とアースとの間には抵抗r1が接
続されている。素子駆動回路4は、NAND回路25の
出力側端子に抵抗r8の一端が接続され、他端はスイッ
チングトランジスタTr1のベースに接続されている。
スイッチングトランジスタTr1のコレクタは定電圧V
ccに接続され、エミッタは抵抗r9の一端に接続さ
れ、抵抗r9の他端はMI素子1に接続されている。コ
イル駆動回路5は、+12Vの電源と抵抗r10を接続
したものと、これと並行して−12Vの電源に抵抗r1
1を接続したものである。コイル電流極性切換回路6
は、アナログスイッチSW3とSW4である。信号切換
回路7は、アナログスイッチSW1、SW2である。
【0018】第1の信号保持回路8は、ボルテージフォ
ロワの配線をしたオペアンプ26のプラス入力端子とア
ースとの間にキャパシタc8が接続されている。第2の
信号保持回路9は、ボルテージフォロワの配線をしたオ
ペアンプ27のプラス入力端子とアースとの間にキャパ
シタc8が接続されている。差動増幅回路10は、オペ
アンプ29のプラス入力端子には入力抵抗r12が接続
され、マイナス入力端子には入力抵抗r13が接続され
ている。オペアンプ29のマイナス入力端子と出力端子
との間には抵抗r15が接続されている。また、定電圧
Vccとアースとの間に直列接続された抵抗r16と抵
抗r17とが挿入され両抵抗r16,r17との接続点
とオペアンプ28のプラス入力端子と接続されている。
オペアンプ28の出力端子と差動増幅器29のプラス入
力端子との間に抵抗14が接続されている。
【0019】次に、本実施形態の磁界センサの回路の動
作を信号の流れに沿って概略説明する。発振器3から高
周波のパルス電圧が出力されると、これが素子駆動回路
4により、MI素子1に高周波電圧が印加される。MI
素子1はコイル2によってバイアス磁界がかけられる。
コイル2はコイル駆動回路5によって駆動され、コイル
2とコイル駆動回路5の間に配置されるコイル電流極性
切換回路6により電流の極性が反転される。反転の周期
は発振器3によって決定される。MI素子1に発生した
電圧はP点に現れ、信号切換回路7に入力される。信号
切り換え回路7は時間によって、P点に現れた電圧の出
力先を第1の信号保持回路8と第2の信号保持回路9に
交互に切り換えて出力する。この切り換えのタイミング
は発振器3によって決定され、コイル電流極性切換回路
6による反転の周期と等しくなる。第1の信号保持回路
8と第2の信号保持回路9は、入力された電圧を次の入
力があるまで保持する機能を有している。第1の信号保
持回路8の電圧はオペアンプ26を介して差動増幅器1
0のプラス入力端子に入力され、第2の信号保持回路9
の電圧はオペアンプ27を介して差動増幅器10のマイ
ナス入力端子に入力される。差動増幅器10はこれら2
つの電圧の差分の電圧を外部磁界の強度として出力す
る。
【0020】以下、本実施形態の磁界センサの回路の信
号の流れ及び回路の動作について、個別の回路毎に詳述
する。発振器3は、インバータ20,21,22、抵抗
r0,r1及びキャパシタc1を用いて発振回路を形成
し数百kHzの高周波のパルス信号であるタイミングチ
ャートのA信号(回路中A点の信号)を出力する。A信
号は、インバータ23,24を経て元の信号に戻るとキ
ャパシタc2、抵抗r2による積分回路により、タイミ
ングチャートのB信号(回路中B点の信号)を作り素子
駆動回路4へ入力する。A信号はまた、インバータ23
により反転して位相を半波長ずらし、キャパシタc3、
抵抗r3による積分回路によりタイミングチャートのC
信号を作り、これも素子駆動回路4へ入力する。更に、
A信号をインバ−タ23、24により元に戻した信号を
キャパシタc4、抵抗r4による積分回路によりタイミ
ングチャートのa信号(回路中のa出力)を作り、信号
切換回路7へ出力する。また、a信号と同じ信号を元に
して、キャパシタc4及び抵抗r4と回路定数の異なる
キャパシタc5、抵抗r5による積分回路によりタイミ
ングチャートのc信号(回路中のc出力)を作り、コイ
ル電流特性切換回路6へ出力する。更に、A信号をイン
バータ23により反転して、位相を半波長ずらし、キャ
パシタc6、抵抗r6による積分回路によりタイミング
チャートのb信号(回路中のb出力)を作り、信号切換
回路7へ出力する。また、b信号と同じ信号を元にし
て、キャパシタc6及び抵抗r6と回路定数の異なるキ
ャパシタc7、抵抗r7による積分回路によりタイミン
グチャートのd信号(回路中のd出力)を作り、コイル
電流極性切換回路6へ出力する。
【0021】素子駆動回路4において、B信号とC信号
をNAND回路25に入力して、NAND回路25から
タイミングチャートのD信号(回路中D点の信号)を出
力し、これを入力抵抗r8を介してスイッチングトラン
ジスタTr1のベースへ入力している。スイッチングト
ランジスタTr1は、直流定電圧電源の定電圧Vccを
D信号によってON、OFFし抵抗r9を介してMI素
子1に高周波パルスを印加している。
【0022】コイル電流極性切換回路6において、アナ
ログスイッチSW3,SW4は所定のスレッシュホール
ド電圧を設定して、c信号、d信号を受け、タイミング
チャートのSW3のトリガ信号、SW4のトリガ信号を
作っている。これらトリガ信号に従って、SW3、SW
4は交互にON、OFFし、タイミングチャートのコイ
ル電流に示されるように、コイル駆動回路5からの電流
をコイル2に正逆方向に流して、コイル2によりMI素
子1にかかるバイアス磁界を反転させている。
【0023】信号切替回路7において、アナログスイッ
チSW1,SW2では所定のスレッシュホールド電圧を
設定して、a信号、b信号を受け、タイミングチャート
のSW1のトリガ信号、SW2のトリガ信号を作ってい
る。これらトリガ信号に従って、SW1、SW2は交互
にON、OFFし、MI素子1からの入力を、それぞれ
第1の信号保持回路8と第2の信号保持回路9とに切り
換えて出力する。
【0024】第1、第2の信号保持回路8,9におい
て、キャパシタc8,c9は信号切替回路7から入力さ
れた電圧を保持し、オペアンプ26,27を介して差動
増幅回路10へ出力する。このとき、オペアンプ26,
27はボルテージフォロワ接続されて前段のインピーダ
ンスの影響を受けないようになっている。
【0025】差動増幅回路10において、第1の信号保
持回路8からの入力と第2の信号保持回路9からの入力
の差を差動出力として出力し、センサ出力としている。
オペアンプ28は、差動増幅器29のオフセット電圧を
与えている。
【0026】図4のタイミングチャートについて述べる
と、コイル電流を駆動する時間帯(SW3,SW4のト
リガ信号の時間帯)が、MI素子1に高周波パルスを印
加する時間帯(C信号のON時間帯)より長くて、これ
を含み、MI素子1に高周波パルスを印加する時間帯
は、信号保持回路8,9に信号を取り込む時間帯(SW
1,SW2のトリガ信号の時間帯)より長くて、これを
含む。即ち、SW1のONする時間帯は、コイル電流の
一方向に流れる時間帯より短く、かつこれに含まれ、S
W2のONする時間帯は、コイル電流の一方向に流れる
時間帯より短く、かつこれに含まれる。このように、コ
イル電流の流れる時間帯よりSW1をONして信号をピ
ークホールド回路に取り込む時間帯を短くし、なおか
つ、SW1をONする時間帯が含まれるようにしておか
ないと、正確に信号をピークホールド回路に取り込むこ
とができない。SW1のONする時間帯がコイル電流の
一方向に流れる時間帯に含まれない時間帯を持った場合
は、コイル電流が本来の電流方向と反対方向のバイアス
に於けるデータを取り込むことが起きて正確な値を取り
込めないこととなる。また、上記タイミングチャートの
c信号の代わりにB信号を使い、d信号の代わりにC信
号を使っても、回路的には同じ結果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の磁界センサは、
発振器の高周波出力を印加される磁気インピーダンス効
果素子と、磁気インピーダンス効果素子にバイアス磁界
を与えるコイルと、このコイルの電流の極性を切り換え
るコイル電流極性切換回路と、磁気インピーダンス効果
素子と差動増幅器の間に位置し、磁気インピーダンス効
果素子の出力電圧を、第1の信号保持回路及び第2の信
号保持回路へ切り換えて出力する信号切換回路とを備
え、コイル電流極性切換回路によりバイアス磁界を反転
させ、このバイアス磁界の反転と同期させて信号切換回
路を切り換え、第1及び第2の信号保持回路はそれぞれ
の入力電圧を保持し、第1及び第2の信号保持回路をそ
れぞれ差動増幅器の入力端子に接続し差動出力を得るよ
うにした。この構成によれば、二つのMI素子と二つの
コイルを使わずに済むので、部品点数が減り構造が簡単
になる。また、一つのMI素子を使うので、二つのMI
素子を用いた場合に生ずる二つのMI素子の特性のばら
つきに起因して差動出力のリニヤアリティがなくなるこ
とを防止できる。また、コイルも一つのコイルを用いる
ので、二つのコイルを用いる場合に生ずる各コイルの特
性のばらつきに起因するバイアス磁界のばらつきがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁界センサに用いられるMI素子を示
す図である。
【図2】本発明の磁界サンサの回路のブロック図であ
る。
【図3】本発明の磁界センサの回路図である。
【図4】図3の回路の各点の信号のタイミングチャート
を示す図である。
【図5】一般的なMI効果の原理図である。
【図6】一般的なMI素子にバイアス磁界をかけたとき
の出力電圧を示す図である。
【符号の説明】
1 MI素子 2 コイル 3 発振器 4 素子駆動回路 5 コイル駆動回路 6 コイル電流極性切換回路 7 信号切換回路 8 第1の信号保持回路 9 第2の信号保持回路 10 差動増幅回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器の高周波出力が印加される磁気イ
    ンピーダンス効果素子と、前記磁気インピーダンス効果
    素子にバイアス磁界を与えるコイルと、このコイルの電
    流の極性を切り換えるコイル電流極性切換回路と、前記
    磁気インピーダンス効果素子と差動増幅器の間に位置
    し、前記磁気インピーダンス効果素子の出力電圧を、第
    1の信号保持回路及び第2の信号保持回路へ切り換えて
    出力する信号切換回路とを備え、前記コイル電流極性切
    換回路により前記バイアス磁界を反転させ、このバイア
    ス磁界の反転と同期させて前記信号切換回路を切り換
    え、前記第1及び第2の信号保持回路はそれぞれの入力
    電圧を保持し、前記第1及び第2の信号保持回路をそれ
    ぞれ前記差動増幅器の入力端子に接続し差動出力を得る
    ことを特徴とする磁界センサ。
  2. 【請求項2】 前記発振器は、前記コイル電流極性切換
    回路及び前記信号切換回路に前記高周波出力を印加し、
    前記高周波出力の周期でコイルの電流の極性を切り換え
    ると共に前記信号切換回路を切り換えることを特徴とす
    る請求項1記載の磁界センサ。
  3. 【請求項3】 前記出力電圧を前記信号切換回路により
    前記第1の信号保持回路と第2の信号保持回路とを切り
    換えてそれぞれへ交互に出力する出力時間帯は、前記コ
    イル駆動回路の駆動時間帯より短く、かつ前記コイル駆
    動回路の駆動時間帯に含まれていることを特徴とする請
    求項1記載の磁界センサ。
  4. 【請求項4】 前記信号切換回路及び前記コイル駆動回
    路を駆動するのはパルス信号であり、前記信号切換回路
    を駆動するパルスの幅が、前記コイル駆動回路を駆動す
    るパルスの幅より小さく、かつ時間帯が前記コイル駆動
    回路を駆動するパルスの幅に含まれていることを特徴と
    する請求項3記載の磁界センサ。
JP2000381700A 2000-12-11 2000-12-11 磁界センサ Withdrawn JP2002181908A (ja)

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