JPH0450456Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0450456Y2
JPH0450456Y2 JP1986191736U JP19173686U JPH0450456Y2 JP H0450456 Y2 JPH0450456 Y2 JP H0450456Y2 JP 1986191736 U JP1986191736 U JP 1986191736U JP 19173686 U JP19173686 U JP 19173686U JP H0450456 Y2 JPH0450456 Y2 JP H0450456Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
intake manifold
bank
port
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986191736U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6396273U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986191736U priority Critical patent/JPH0450456Y2/ja
Publication of JPS6396273U publication Critical patent/JPS6396273U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0450456Y2 publication Critical patent/JPH0450456Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はV型エンジンの吸気装置に関する。
〔従来の技術〕
振動や騒音を低減するために、吸気マニホール
ドを弾性体を介してフローテイング支持すること
は実開昭61−23648号公報に記載されているよう
に公知である。しかしながら、V型エンジンでは
V型に形成され且つ斜行するバンクに吸気マニホ
ールドを取りつけなければならないので、実開昭
61−23648号公報に記載されているように吸気マ
ニホールドを弾性体を介してフローテイング支持
することは困難である。V型エンジンにおいて吸
気マニホールドをフローテイング支持することは
例えば実開昭59−100963号公報に記載されてお
り、V型エンジンの吸気マニホールド本体をボル
トによつてシリンダヘツドに取りつけるとともに
吸気マニホールドを枝管の先端部をバンクにシー
ルリングを介してフローテイング支持するように
なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記実開昭59−100963号公報に記載されている
ような支持装置では、吸気マニホールドは一方に
おいてボルトで固定されており、シールリングは
実質的にシール材としての機能しかなく弾性力が
不足して吸気マニホールドのフローテイング支持
効果が小さいという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるV型エンジンの吸気装置は、V型
に形成されたバンクの内側に開口する吸気ポート
を有し、該吸気ポートと連通可能なポートを有す
るプレートが前記バンクに止着され、吸気マニホ
ールドが前記プレートのポートの周囲と各バンク
の中間部とにおいて、それぞれ弾性体を介して該
プレートに接着されるとともに、該弾性体は、前
記バンク中間部に位置する弾性体が前記ポート周
囲に位置する弾性体よりも固く構成されているこ
とを特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図及び第2図において、V型エンジンのシ
リンダブロツク10はV型に形成されたバンク1
2,14を有し、これらのバンク12,14には
それぞれシリンダヘツド16,18が取りつけら
れ、それぞれのシリンダボア内にはピストン2
0,22が挿入される。シリンダヘツド16,1
8にはそれぞれV型の内側に開口する吸気ポート
24,26が形成される。
シリンダブロツク10の概略中央部には垂直上
向きにボス28,30が延び、金属製のプレート
32がこれらのボス28,30にボルト34によ
つて止められるようになつている。プレート32
は中央部に延びる中央平底部分36とその両側に
傾斜してV型に向き合つて延びる傾斜部分38,
40からなり、中央平底部分36にボルト止めの
ための穴42が形成される。プレート32の傾斜
部分38,40はシリンダヘツド16,18のV
型の傾斜面に合わせられるのに適し、吸気ポート
24,26と連通されるのに適したポート44,
46を有している。
吸気マニホールド48はこのプレート32に弾
性体を介して取りつけられるものである。吸気マ
ニホールド48は一方に入口50をもち且つ平行
に延びる2つのサージタンク52,54と、これ
らのサージタンク52,54を連結するパイプ5
6と、両サージタンク52,54から両手の指を
からめるように交互に延びる枝管58とからな
る。さらに、吸気マニホールド48は各枝管58
の下方でこれらを連結し且つプレート32の中央
平底部分36に沿つて延びることのできるステー
部分60を有する。なお、このステー部分60は
必ずしも全ての枝管を連結する必要はない。
第1図に示されるように、吸気マニホールド4
8は、前記ステー部分60と中央平底部分36と
の間に挿入された弾性体62と、各枝管58の端
面と傾斜部分38,40との間に挿入された弾性
体64,66とを介して、プレート32に取りけ
られる。これらの弾性体62,64,66は接着
性を有する材料で形成され、且つ弾力性を付与す
るのに十分の厚さを有するものである。従つて、
吸気マニホールド48はプレート32に接着され
ることになる。また、中央の弾性体62はその他
の弾性体64,66よりも硬く、吸気マニホール
ド48の重量を支えるのに適したものとなつてい
る。また、プレート32とシリンダヘツド16,
18との間には、吸気ポート24,26及びポー
ト44,46の回りに環状のシールリング68が
挿入され、プレート32の傾斜部分38,40が
バンク面に対して圧接されている。なお、弾性体
62,64,66は必ずしもそれ自身が接着性を
もつものである必要はなく、別の接着剤により接
着されることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば吸気マニ
ホールドが弾性体によつて完全にフローテイング
支持され、シリンダヘツドの振動や熱から遮断さ
れることができる。また、上記弾性体は、バンク
の中間部に位置する弾性体が固くなつているた
め、吸気マニホールドのほとんどの荷重を受けて
も耐久性等に問題を生じることはなく、またその
分ポート周囲に位置する弾性体は柔らかくできる
ので、シリンダヘツドと吸気マニホールドとの間
の熱膨張差(吸気マニホールドは吸気により冷却
されるのに対しシリンダヘツドは加熱される)を
補償することができ、また吸、排気バルブの駆動
音の吸気マニホールドへの伝達を減少させること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるV型エンジンの上方部分
を示す断面図、第2図は第1図の吸気マニホール
ドとプレートを示す斜面図である。 10……シリンダブロツク、16,18……シ
リンダヘツド、24,26……吸気ポート、32
……プレート、44,46……ポート、48……
吸気マニホールド、62,64,66……弾性
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. V型に形成されたバンクの内側に開口する吸気
    ポートを有し、該吸気ポートと連通可能なポート
    を有するプレートが前記バンクに止着され、吸気
    マニホールドが前記プレートのポートの周囲と各
    バンクの中間部とにおいて、それぞれ弾性体を介
    して該プレートに接着されるとともに、該弾性体
    は、前記バンク中間部に位置する弾性体が前記ポ
    ート周囲に位置する弾性体よりも固く構成されて
    いることを特徴とするV型エンジンの吸気装置。
JP1986191736U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH0450456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986191736U JPH0450456Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986191736U JPH0450456Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6396273U JPS6396273U (ja) 1988-06-21
JPH0450456Y2 true JPH0450456Y2 (ja) 1992-11-27

Family

ID=31146156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986191736U Expired JPH0450456Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0450456Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425969A (en) * 1977-07-28 1979-02-27 Shiga Akiresu Kk Method of manufacturing smooth synthetic resin sheet dispersed with thermosetting synthetic resin pieces
JPS6052381B2 (ja) * 1977-09-14 1985-11-19 ソニー株式会社 レベル表示回路

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052381U (ja) * 1983-09-14 1985-04-12 本田技研工業株式会社 エンジンの吸気装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425969A (en) * 1977-07-28 1979-02-27 Shiga Akiresu Kk Method of manufacturing smooth synthetic resin sheet dispersed with thermosetting synthetic resin pieces
JPS6052381B2 (ja) * 1977-09-14 1985-11-19 ソニー株式会社 レベル表示回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6396273U (ja) 1988-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4901681A (en) Motion isolated engine manifold
JPS61167465U (ja)
JPS6229634B2 (ja)
JPH0814126A (ja) V型エンジンの吸気装置
US4471731A (en) Rocker housing and rocker cover
JPH0450456Y2 (ja)
GB2127896A (en) Engine with side wall mounted vibration isolated manifold
US5564377A (en) Intake manifold
JPS631862A (ja) 内燃機関
JP3674125B2 (ja) 樹脂製インテークマニホールドの締結構造
JP3611713B2 (ja) エンジンのインテークマニホールド取付構造
JPH0717793Y2 (ja) オ−バヘツドカムシヤフト式v型エンジン
JP2516513Y2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JPS647214Y2 (ja)
JP2552049Y2 (ja) マウント部材
JPS59206659A (ja) V型エンジン
JPH045722Y2 (ja)
JPH0139895Y2 (ja)
JPH0639081Y2 (ja) シリンダボディ構造
JPH0729248Y2 (ja) V型エンジンの吸気装置
JPH051564A (ja) 過給機付v型エンジンの補強構造
JPH0114752Y2 (ja)
JPS63208663A (ja) エンジンの吸気装置
JPS6033310Y2 (ja) 内燃機関のシリンダヘツド
JP2000073888A (ja) 多気筒内燃機関における慣性過給式吸気マニホールドの構造