JPH04504501A - ホーミング配列およびそれらの使用 - Google Patents

ホーミング配列およびそれらの使用

Info

Publication number
JPH04504501A
JPH04504501A JP2502783A JP50278390A JPH04504501A JP H04504501 A JPH04504501 A JP H04504501A JP 2502783 A JP2502783 A JP 2502783A JP 50278390 A JP50278390 A JP 50278390A JP H04504501 A JPH04504501 A JP H04504501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
lpam
cells
binding
homing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2502783A
Other languages
English (en)
Inventor
ウェイスマン,アービング エル.
ホルツマン,ベルナルト
シーゲルマン,マーク エイチ.
Original Assignee
ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ filed Critical ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ
Publication of JPH04504501A publication Critical patent/JPH04504501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/28Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • C07K16/2839Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants against the integrin superfamily
    • C07K16/2842Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants against the integrin superfamily against integrin beta1-subunit-containing molecules, e.g. CD29, CD49
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/705Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/85Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for animal cells
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ホーミング配列およびそれらの使用 芸街圀国 本発明の技術分野は、標的解剖学的部位にホーミング(hom−ing)する細 胞に関連する生理学的に活性なタンパク質に関する。
■ 免疫系は、1つの解剖学的位置において統合された大部分の器官の系と異なり、 生物体全体にわたって分散している。
それは血液中の循環要素として存在し、血液を通してほとんどすべての体の組織 へのアクセスを獲得し、そして体全体を通して多数のリンパの凝集体として存在 する。したがって、免疫系は過度の細胞−細胞の認識および相互作用の事象を置 換することによって管理される特別の拘束の下に配置されている。
特定の抗原反応性リンパ球を非常に低い頻度で含有する物理的に固定されない血 液に担持される免疫系により付与される拘束は、抗原の侵入口に無関係に抗原と の適当な相互作用を保証するために追加の機構を要求する。循環するリンパ系の 動態は、−緒になってリンパ系器官を構成するリンパ系要素、例えば胸腺、リン パ節、バイアー班および肺臓の分散した固形の集合体により助けられる。
リンパ系器官を通るリンパ球の不断の滲出は、これらの器官の各々を、抗原反応 性細胞の全体のレパートリ−により防衛し;リンパ球は血液からリンパ系器官へ 再循環しそして血液へ戻り、一般に遠心リンパ管およびそれらの収集管を通る。
血流から末梢リンパ系器官の中へのリンパ球の特別の侵入口は、異常に高い壁の 内皮を有する特殊化された毛管後の細静脈、引き続いて高い内皮細静脈(hig h endotherial venule)(REV) と表示する、と同定 された。再循環するリンパ球は、他の血液により担持される細胞を除外して、管 腔の壁を特異的に認識しそしてそれに付着し、そしてこの高度に特殊化した内皮 を通してリンパ系器官の本来の実質の中に移動する。
再循環するリンパ球の血流からの特定のリンパ系部位へのこの移動は、「ホーミ ング」と呼ばれてきており、そしてリンパ系器官のHEVの認識およびそれへの 付着を仲介する細胞表面の構造は「ホーミングレセプター」と呼ばれてきている 。
したがって、リンパ球のホーミングは2つの参加体、すなわち、再循環するリン パ球および特殊化されたリンパ様器官のREV、の各々の上の相補的付着分子の 発現により調節されるように思われる。
ホーミングの現象は、宿主の利点および欠点の両者についての、多数の系の重要 な観点である。特定の器官への特異的細胞をホーミングすることができることは 、とくに細胞を問題の特定の器官に隣接して導入することができ、その結果特殊 化された細胞がその器官に住みつく場合、病気の防御において大きい利益をもつ 。対照的に、癌、とくにリンパ腫の場合において、ホーミングレセプターは転移 を増強して、免疫系全体にわたって新生物を広げる働きをすることができる。
ホーミングは、自己免疫疾患を生じうる炎症応答の1つの観点であろう。生来の 組織への炎症の応答または攻撃を減少することができないことは、慢性関節リウ マチのような病気の場合において、1つの治療として役立つであろう。したがっ て、ホーミングに参加する分子、ホーミングが起こる機構、およびホーミングの 応答を調節する手段を特定することは非常に興味あることである。
聚1を五文献 タンパク質のインテグリン(integrin)族の概観は、ハイネス(Hyn es) (1987)細胞(Cell)土8 : 549−544 ;およびル オソラーチ(Ruoslahti)およびピエルシュバヘル(Piersch− bacher) (1987) サイエンス(Science) 238 :  491 497の中に見いだすことができる。タンパク質のVLA族の記載は、 タカダら(1987)プロシーディンゲス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オ ブ・サイエンクズ(Proc、Natl、Acad、5ci)USA、87 :  3239−3243 iヘムシー(Hemler)ら(1987)ジャーナル ・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J、Biol、Chem、) 262  : 3300 3309 ;ヘムシー(Hemler)ら(1987)ジャー ナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー (J、Biol、Chem、)  262 :11478−11485 ;およびヘムシー(Hemler)ら(1 988) イムノロジー・ツデイ(Immunol、Tday) 9 : 10 9 113により提供される。
アルファおよびベータのサブユニットの構造は、キシモトら(1987)細胞( Cell)土8 ;681−690 ;アルグレイゲス(Argraves)ら (1987)ジャーナル・オブ・セル・バクテリオロジー(J、Ce1l Bi ol、) 105 :1183 1190 ;フィツゲラルド(Fi tzge rald) (1987)ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー( J、Biol、Chem、) 262 :3936−3937 iスズキら(1 986)プロシーディンゲス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエン クズ(Proc。
Natl、Acad、Sci ) USA、 83 : 8614−8618  ;ポンクズ(Pncz)ら(1987)ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケ ミストリー(J、Biol、Chem、) 262 : 8476 8482  ;アルナオウト(Arnaout)ら(1988)ジャーナル・オブ・セル・バ クテリオロジー(J、Ce1l Biol、) 106 : 2153−215 8;ピテラ(Pytela) (198B) E M B Oジャーナル(J、 )(Corbi)ら(1988)ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミスト リー(J、Biol、Chem、) 263 : 12403 12411に記 載されている。
MEL−14抗体およびそれが結合するリンパ節特異的ホーミングレセプターの 説明は、ガラチン(Gallatin) ら(1983)ネイチャー(Natu re) 304:30 34;セイゲルマン(Seigelman) ら(19 86)サイエンス(Science) 231 :823−829;セント・ジ ョン(St、Joh口)ら(1986)サイエンス(Science)231: 845 850; ジャルクネン(jalknen)ら(1986)ヨーロピア ン・ジャーナル・オブ・イムノロジー(Eur、J、Immunol、) 16  :1195 1202 ;およびジャルクネン(jalknen)ら(198 7)ジャーナル・オブ・セル−バクテリオロジ−(J、Ce1l Biol、)  105 : 983−990に記載されている。
また、ダイレイ(Dailey) ら(1982)プロシーディンゲス・オブ・ ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンクズ(Proc。
Natl、Acad、5ci) U S A、 79 : 538を参照のこと 。これはホーミングレセプターをもたない特定の細胞に対して特異的なCTLが 活性の標的の排出物の中に存在しなくてはならないことを示唆している。
見更免翌對 ホーミングレセプターのコアタンパク質に対する抗体を使用する、末梢のリンパ 系器官、例えば、リンパ節および粘膜のリンパ系器官、例えば、バイアー塩への ホーミングを調節する方法、コアタンパク質の発現のための核酸組成物、細胞を トランスフェクションしてホーミング能力を与える方法、および診断および治療 における種々の組成物の使用が提供される。とくに、粘膜のリンパ系器官へのホ ーミングに使用するインテグリン族のマウスおよびヒトのアルファおよびベータ のサブユニットおよびリンパ節のホーミングレセプターを記載する。
の の發゛■ 哺乳動物の宿主、とくにヒトの宿主における末梢リンパ系器官、例えば、リンパ 節および粘膜のリンパ系器官および/または膜部値、例えば、バイアー塩への細 胞のホーミングを調節する方法および組成物が提供される。VLA−4はバイア ー塩に関連する高い内皮細静脈(HEV)へのホーミングに関連するインテグリ ン族のメンバーであるが高度にグリシコシル化されたユビクイン化(ubiqu inated)タンパク質はリンパ節ホーミングレセプターに関連することが今 回水された。
本発明によれば、コアタンパク質またはその生理的に活性な断片をコードする核 酸、このような核酸配列を細胞のトランスフェクションに使用して特定の部位へ のホーミングを提供するか、あるいは拮抗剤として使用するペプチドを産生ずる こと、拮抗剤として使用するタンパク質およびその断片、タンパク質に対する抗 体、および抗イデオタイプ(antidio−type)を記載する。
種々の組成物は種々の方法で使用することができる:診断において、ホーミング レセプターまたは相補的リガンドを含有するおよび/または発現する細胞、組織 または体液の存在または不存在を定めるために;治療において、表面上のホーミ ングレセプターの数を増強することによってホーミング現象を増強し、または拮 抗剤として競争タンパク質を使用するか、あるいはと(に炎症の応答に関して、 ホーミングレセプターとその相補的リガンドとの間の複合体の形成を阻害するこ とができる抗体を使用することによってホーミングの現象を阻害すること;研究 において、ホーミングレセプターの異なるドメインへのHEVタンパク質の結合 および結合に対するドメインにおける突然変異の作用を同定すること。
さらに、主題のペプチド組成物を使用して、問題の部分をようにして、問題の部 分と高い内皮細静脈または他の細胞の標的との間の関連のより大きい特異性を達 成することができる。
核酸配列は、遺伝子技術に従い主題のペプチド、またはその断片の産生に使用す ることができるか、あるいは複製する種が関与する条件下に、他の核酸配列に接 合することができ、ここで、この条件は主題のペプチドを他の調製と一緒に発現 し、こうして複製する種を標的部位に向ける。
まず、インテグリン族に関連する、粘膜のリンパ系組織および器官、例えば、バ イアー塩のホーミングレセプターが考えられ、ここでマウスおよびヒトの両者の タンパク質を記載する。マウスおよびヒトの両者のタンパク質は、免疫学的に交 差反応性であることにおいて、互いに類似し、そして2つの種においてこれらの 配列は実質的に保存されていることが理解される。しかしながら、2つの種のタ ンパク質は異なる名前を与えられ、そして共通の名称が得られるまで、異なる名 前およびそれらの類似体が考えられるであろう。
記載するマウスのタンパク質はLPAM−1および2と呼び、ここでLPAMは リンパ球バイアー班HEV付着分子を意味するが、VLAは非常に後期の抗原( Very Lste Antigen)(リンパ球の)を意味する。LPA、M −1および−2はα4゜と呼ぶ共通のアルファユニットを共有し、α。は2つの 異なるベータサブユニットに結合し、LPAM−1のベータサブユニットはβ2 と呼び、βいはヒトのインテグリンVLAタンパク質β3.β2およびβ、の前 に報告したベータサブユニットと類似性をもたない。LPAM−2のベータユニ ットはインテグリンβ1と類似性をもつ。LPAMタンパク質は、LPAM−1 が、それぞれ、約160kdおよび130kdのM、のαおよびβnoサブユニ ットのへテロダイマーであること、会合がカルシウムイオンの存在を必要とする こと、およびLPAM−1沈澱物中に存在する84kdのMlおよび62kdの M、のタンパク質がアルファ鎖のタンパク質分的プロセシングのタンパク質分解 的解免疫沈澱の産生物であると思われることにおいて、さらに、特徴づけられる 。LPAM−1の構造はヒトのインテグリンレセブターVLA−4のそれと事実 上同一であり、VLA−4およびLPAM−1タンパク質のアルファユニットの 間のモノ特異性の抗血清の交差反応性が観測される。
LPAM−1および一2タンパク質およびそれらのサブユニットは、精製された 形態で提供され、一般に、他のタンパク質の存在に関して、少なくとも50重量 %、通常少なくとも約90重量%、好ましくは少なくとも約99重量%である。
組成物は、必要に応じて、凍結乾燥された形態で、溶液で、存在することができ るか、あるいは他の成分とともに配合することができる。
アルファおよびベータのサブユニットは、大きい細胞外ドメインおよび短い細胞 質ドメインをもつトランスメンブレン塘タンパク質である。アミノ酸配列におい て、これらの細胞外のドメインは56のシスティン残基を含有し、それらのすべ ては保存される。インテグリンのアルファサブユニットは、2価のカチオンの結 合を行うことができる1連の部位を含有し、種々のアルファサブユニットの間の アミノ酸配列の類似性を示し、そしである場合において、2つのジサルファイド の連鎖ポリペプチドから成る。ベータサブユニットのシスティンは、8システイ ンのモチーフの4つの反復を含む。多数の異なるサブユニットに結合して異なる ホーミングレセプター分子を提供する単一のベータサブユニットを包含するサブ ユニットの従来観測された組み合わせよりむしろ、今回、単一のアルファサブユ ニットは異なるベータサブユニットに結合して、オーバーラッピングするホーミ ング能力を有する、異なるホーミングレセプターを提供することができることが 発見された。こうして、個々のアルファサブユニットを異なるベータサブユニッ トと組み合わせてオーバーラッピングするが、異なる結合のプロフィルを有する ホーミングレセプターを産生ずる。
リンパ節のホーミングレセプターは、またユビクイチンのエピトープを認識する ことができる抗MEL−14に結合する。リンパ節のタンパク質は高度にグリコ ジル化されたタンパク質であることを特徴とし、このタンパク質は、また、実験 の節に記載するように、ユビクイチン化されており、そしてコア構造を有する。
前駆体のタンパク質は異常に長いシグナル配列を有し、これは正常の疎水性領域 を有し、この領域に引き続いて親水性ドメインが存在する。グリコジル化タンパ ク質の分子量は約90kDであるが、ユビクイチン不合コアタンパク質は約35 〜40kDである。成熟タンパク質は約4〜4.5のpIを有する〔参照、シー ゲルマン(Siegelman)およびワイズマン(Weissman) 、ユ ビクイチン(Ubiquitin)、マーチン・レチステイナ−(Martin  Rechsteiner) 、プレナラ・パブリッシング・コーポレーション (Plenum PublishingCorp、)!、1988、第9章、p p、239−69)。
ネズミおよびヒトのリンパ節のホーミングレセプターは、実験の節に記載するよ うに、核酸のコード配列およびフランキング配列並びに関係するアミノ酸配列を 有する。
実験の節に記載するネズミcDNAクローンは、54bpの5′非翻訳領域およ び引き続いて開始ATGコドンを有し、このコドンは1.116bpの中断され ないオープンリーディングフレームを開始する。リーディングフレームは長さ3 8アミノ酸の疎水性リーダー配列をもつタンパク質をコードし、その後成熟のタ ンパク質の最初のトリプトコア残基に到達する。リーダー配列はシグナル配列に ついて異常の長さを有する。
成熟タンパク質は、エンドグリコシダーゼF消化において広範なグリコジル化を 示すタンパク質の特性決定の研究と一致する、10の潜在的アスパラギン連鎖グ リコジル化部位を有する。これらは同一の反復ユニットの構造内に含有される。
成熟タンパク質は22システイン残基を含有し、ここでシスティンのうちで12 は相補的調節反復構造の中に存在し、そして追加の9システインはEFG様ドメ インを包含する反復ユニットのちょうど前の60アミノ酸の中に集中している。
これは180〜190アミノ酸の高度にシスティンに冨んだ前トランスメンブレ ン領域をもたらす。
推定された成熟タンパク質は334アミノ酸の長さであり、37.600の計算 された分子量を有する。約295〜317のアミノ酸を包含する疎水性トランス メンブレン領域が存在し、次いで正に帯電した残基の1群および18アミノ酸の 親水性細胞質のテイルが存在する。ヒトロバシーのプロットは、さらに、アミノ 末端の150アミノ酸および膜に近接するほぼ20アミノ酸の中に集中した、相 対的親水性の明確な領域を示す。介在する細胞質外のタンパク質は比較的電気的 に中性の伸長から構成されており、これは反復単位により特性決定され、ヌクレ オチドならびにタンパク質のレベルにおいて同一である。
レセプターの細胞質外部分は、3つの別々の細胞質外ドメインから作られており 、これらのドメインは3つの本質的に異なるタンパク質のモチーフにより定めら れる。1つは動物のレクチンの炭水化物結合ドメイン(位置74−118)に対 する相同性を示す;連続する37アミノ酸(位置119−155)はレクチンの ドメインと相補的反復単位との間の領域を占有し、そして表皮生長因子(EGF )のシスティンに特表千4−504501 (5) 冨んだ反復単位に対する類似性を示す;第3領域は補体調節および他のタンパク 質に存在する相同性の反復のコンセンサス配列に一致する2つの同一の反復単位 から構成されている(位置156−217)。
個々のドメインは、別々のかつ異なる実在物として、それらのそれぞれの目的の ために働くことができる。例えば、レクチンのドメインは相補的糖への結合のた めに、あるいは特定のドメインをもつ糖を同定するために使用することができる 。EGFドメインは、レセプターへの結合について天然EGFと競争し、EGF レセプターへ結合するために使用することができる。補体調節反復単位は、補体 のカスケードのメンバーと組み合わせて、補体の形成および溶解を調唯すること によって、補体の調節において使用することができる。
EFG様ドメインはEGF反復単位に特徴的なcys−gly残基多数を保存し 、6つのコンセンサスが存在し、ならびにグリシンは147および150に、チ ロシンが148に存在する。これらの保存された残基の関係は、ヒトおよびウシ の血液凝固因子IXおよびX、並びにドロソフィラ・ノツチ(Drosophi la Notch)遺伝子産生物のそれと同一であり、そしてEFG様ドメイン を含有する他の分子に類似する。これらの領域は、神経および表皮の前駆体への 外胚葉の胚分化に必須の細胞−細胞の相互作用の機構に関係すると信じられる。
EFG様ドメインは、さらに、ヒトにおけるインテグリンLAM−1β2−鎖の β−鎖のシスティンに冨んだ反復単位の1つの部分との相同性を共有する。
二重反復単位は、62アミノ酸の長さを有し、そして位置1.56−217およ び218〜279にまたがる。この配列に対して有意の相同性を示す既知のタン パク質は、ネズミの補体因子H1すなわち、補体調節活性をもつ血清タンパク質 である。同一の相同的反復のモチーフは、C3/C4と結合する多数の補体調節 タンパク質、および他のタンパク質、例えば11−2レセプター、β2−糖タン パク質の血清タンパク質、および因子XIIIの中に存在する。
リンパ節ホーミングレセプターは、種々の哺乳動物の種の間に実質的に保存され るであろう。こうして、レセプターはシグナル配列、レクチン様ドメイン、およ びEFG様ドメイン、並びに反復が補体調節タンパク質と相同性を有する、反復 配列を有するであろう。これらの種々のドメインは、個々の活性を提供する働き をすることができ、それらの特定の機能に関してアゴニストまたはアンタゴニス トである。配列はHEVへのホーミングレセプターの結合を阻害するために使用 することができる。
配列を修飾することができ、ここで約8アミノ酸の配列を使用することができ、 この配列は種々のドメインの配列の1つ内に入る。配列は、アミノ酸の20%ま で、通常約10%以下を変異させることができ、ここで欠失および挿入は約1〜 10、通常約1〜5アミノ酸を含むこができる。
種々のドメインに相当するDNA配列は、同様なドメインを有し、ホーミングレ セプターのドメインと機能の相同性を共有する他のタンパク質を発見するための プローブとして使用することができる。
使用する特定のタンパク質に依存して、ホーミングのための異なる部位を達成す ることができる。前述のLPAMまたはVLAの場合において、ホーミングは主 として粘膜の組織に対してであり、この組織はバイアー塩、垂、扁桃、アデノイ ド、気管支粘膜、腸間膜のリンパ節などを包含する。末梢のリンパ系器官のホー ミングレセプターについて、すべての末梢リンパ節、および潜在的に肺臓は主な 標的であろう。
主題のタンパク質、該タンパク質をコードする核酸配列、あるいは化学的、生物 学的または生理学的に活性なまたは有用なその断片は種々の応用を見いだす。タ ンパク質またはその断片を使用して、主題のタンパク質の1または2以上のエピ トープに対して特異的な抗血清またはモノクローナル抗体を産生ずることができ る。引き続いて、抗体を使用して、抗イデイオタイプ抗体を産生ずることができ 、これらの抗体は相補的リガンドへの結合についてホーミングレセプターと直接 競争することができる。これらの抗体は、ホーミングレセプターとその相補的リ ガンドとの間の複合体の形成を阻害するための用途を見いだす。こうして、抗体 を使用して、粘膜の部位またはリンパ節への細胞のホーミングを防止することが できる。ホーミングの阻害は、炎症性の腸の病気、例えば、局所的回腸炎、潰瘍 性大腸炎、重いリンパ節炎、リンパ節のヒストサイト−シス疾患または他の炎症 性の状態の処置において使用することができる。抗体を使用して転移を阻害する ことができ、ここで新生物の状態は粘膜の部位またはリンパ節への輸送に関連す る。
相補的リガンドへ結合することができるタンパク質またはその断片はまた、複合 体の形成のアンタゴニストとして使用することができる。こうして、ホーミング レセプタータンパク質またはその断片を投与することによって、該タンパク質は 相補的リガンドにホーミングし、そして標的細胞に関連するホーミングレセプタ ーの結合を阻害する働きをすることができる。
リンパ球とREVとの間の複合体の形成を防止するための阻害因子として作用す るよりむしろ、タンパク質、その断片、または抗イデイオタイプ抗体は、広範な 種類の分子をホーミング部位へ向ける働きをすることができる。こうして、新生 物組織の場合において、療法剤に結合した1つの主題の化合物または組成物を投 与することによって、所望の部位における保持および濃縮のために、治療薬物を 所望の部位への結合のために向けることができる。生体内診断または像影、放射 線治療などのために、放射性同位元素を結合することができる。あるいは、細胞 障害性薬物を、リポソームのルーメンにおいて結合することができ、ここで主題 のタンパク質は細胞障害性薬物をホーミング部位へ向ける。
本発明のタンパク質をコードする核酸配列は、通常少な(とも12nt、より通 常少なくとも16ntであり、そして50ntまたはそれ以上であることができ 、同一のまたは異なる種からの実質的に異なる標的プロフィルを有する、ホーミ ングレセプターのタンパク質のメンバーと異なる配列を提供する。DNA配列は 哺乳動物の染色体以外のものとして、一般に50 k n、 tより小さいもの として、とくに操作、例えば、クローニングおよび構成の間に存在するであろう 。細胞の中に導入される場合、配列は染色体の中に組み込むことができるが、ゲ ノム中のその天然の部位以外の部位に存在することができる。配列は、構造遺伝 子のすべてまたは一部分を含んでなるゲノムの配列、あるいはコード配列のすべ てまたは一部分を含んでなるcDNAであることができる。
配列は、遺伝子の配列と同一であるか、あるいは異なり、トランジション、トラ ンスバージョン、欠失または挿入を包含することができる。類似の機能を有する タンパク質をコードする配列を検出するとき使用するために、関係する配列は3 0%程度の少ない相同性、通常少なくとも40%の相同性を有することができる 。変異または密接に関係するタンパク質について、少なくとも約95%の野生型 配列との同一性、とくに保存的置換が存在するであろうが、アミノ酸の5%より 少ない、通常合計10以下のアミノ酸、好ましくは約5以下のアミノ酸の変化を 生ずる置換が存在することができる。
核酸配列は検出可能なシグナルを提供することができる標識で、直接または間接 に、例えば、放射性同位元素、ビオチン、蛍光体などで標識することによって修 節することができる。
主題のタンパク質またはその断片をコードする核酸配列は、ペプチドの発現に使 用することができる。こうして、問題のペプチドを発現するベクターを調製する ことができ、次いでこれを前述したように使用するために回収することができる 。
多数の発現ベクターは商業的に入手可能であるか、あるいは種々の原核生物また は真核生物の宿主中の発現について文献に記載されてきている。問題の宿主は、 次のものを包含する:大腸菌(E、coli) 、枯草蘭(B、5ubtili s) 、酵母菌、例えば、サツカロミセス(Saccharom ces)、ク ルイベロミセス(■亙胆皿町g旦、糸状状菌類、例えば、アカパンカビ属(ヒ肛 匹り胆)、哺乳動物の細胞、例えば、CHO、CO3゜HeLa細胞、L細胞、 永久増殖能を与えられたT細胞またはB細胞、例えば、EBVで永久増殖能を与 えられたB細胞など。複製糸は、Co1E1.サルウィルス40、バクロウィル ス、ラムダ、2mμプラスミド、ウシ乳頭腫ウィルスなどを包含する。多数の転 写開始および停止調節領域は、分離され、そして種々の宿主中の異種タンパク質 の転写および翻訳において有効であることが示された。文献にはこれらの例、そ れらを分離する方法、およびそれらの操作方法が十分に記載されており、そして このような開示をここで反復しない。
クローニングまたは発現のための1または2以上の複製系、細胞宿主における選 択のための1または2以上のマーカー、例えば、抗生物質耐性、および主題のタ ンパク質の発現のための1または2以上の発現カセットを通常包含するベクター を調製することができる。望ましくは、標的部位へのホーミングのために使用す べき細胞中で主題のタンパク質を発現するとき、野生型転写開始領域以外の領域 を使用し、ここで開始は構成的または誘導可能であることができるが、野生型調 節を受けない。
コード配列を合成し、天然源から分離し、ハイブリッドなどとして調製すること ができる。コード配列を転写調節配列へ結合することは、制限酵素の反応、リガ ーゼの反応、アダプターまたはポリリンカーなどの使用により達成することがで きる。発現ベクターを調製し、ベクターを適当な宿主の中に導入し、宿主を増殖 させ、これにより主題のタンパク質を発現し、次いで主題のタンパク質を分離す る特定の方法は、本発明にとって臨界的ではなく、任意の便利な技術またはプロ トコールを使用することができる。
タンパク質を産生ずるために主題のコード配列を含んでなる発現カセットを導入 するほかに、多数の場合において、細胞を形質転換して、ホーミングするそれら の能力を増強するか、あるいは細胞にホーミング能力を付与することができる。
すなわち、通常同系または異型の幹細胞を形質転換し、そして幹細胞を培養して 、特定の系統またはサブセットの幹細胞、例えば、ナチュラルキラー細胞、腫瘍 浸透リンパ球、細胞障害性Tリンパ球、B細胞などを産生ずることは興味深い。
次いで、これらの細胞を特定の1または2以上の部位にホーミングさせることが でき、ここでこれらの細胞は所望の機能を提供する。あるいは、前駆体の細胞、 例えば、CD4− 。
CD8− 、または成熟細胞、例えば、CD4”またはCD8”を分離し、そし てそれらを類似の方法で形質転換することができる。次いで、細胞を適当な治療 のために宿主に戻すことができる。
宿主の選択に依存して、コアタンパク質(非ユビクイチン化)またはユビクイチ ン化タンパク質を得ることができる。
コアタンパク質をユビクイチン化するプロセシング能力をもたない微生物の宿主 または他の真核生物の宿主に依存して、コアタンパク質はプロセシングされない 生成物を生ずるであろう。対照的に、適当な宿主を使用することによって、ユビ クイチン化生成物が得られるであろう。
リンパ節のホーミングレセプターのシグナル配列を、使用して、広範な種類のタ ンパク質を細胞内トラフィッキング(trfficking)の特定の通路に沿 って輸送して、種々の細胞内の室の中にあるいは栄養培地の中に配置するための 特別の翻訳後修飾をもたらすことができる。こうして、主題のシグナル配列、あ る種のタンパク質を使用する好ましい応用を見いだすことができる、追加のシグ ナル配列を提供する。
α、1またはす、タンパク質を使用して、ゲノム遺伝子またはc DNAとして 、α4mまたはb2タンパク質をコードする遺伝子を得ることができる。すべて の可能な変形の調製にコドンの冗長性を使用して、少なくとも6アミノ酸、好ま しくは少なくとも8アミノ酸のα4.またはb2タンパク質のアミノ酸配列に基 づくプローブを調製する二七によって、cDNAまたはゲノムのDNAからなる ライブラリー中の配列を同定することができる。cDNAライブラリーは、普通 の方法に従い、ホーミングバイアー班REV結合性リンパ腫、例えば、TK+か らの細胞質RNA調製し、次いでバイアー班にホーミングしないT細胞のリンパ 腫でサブトラクション(subtraction)にすることができる。次いで 、サブトラクションしたライブラリーを上に示したプローブでブロービングする ことができる。次いで、陽性のクローンを配列決定して、正しいアミノ酸配列を コードする核酸配列の生成物を同定することができる。必要に応じて、完全な構 造遺伝子が得られない場合、端が欠けた配列をプローブとして使用して、完全な 配列を有するクローンを同定するか、あるいは、必要に応じて、端が欠けた配列 をもとの分離源からのmRNAの逆転写のためのプライマーとして使用すること ができる。いったん完全な配列が同定された場合、配列は前述したように種々の 方法で使用することができる。実質的に、リンパ節のホーミングレセプターg  p 9 Q MILL−14のための遺伝子の同定について記載するのと同一の 手順を、LPAMサブユニットα4゜またはbpのために使用することができる 。
DNAを使用して、宿主細胞中の相補的配列に特異的に結合する接合体を形成す ることができる。このようにして、ホーミングレセプタータンパク質のためのm RNAを含んでなる細胞を同定することができる。さらに、このような配列を治 療剤として使用して、核酸配列を切断することができる因子、例えば、リポザイ ム、金属キレートなどにこのような配列を結合することによって、ホーミングレ セプターを発現する細胞中のホーミングレセプターの発現を破壊することができ る。
主題のタンパク質を使用して、エンベロープタンパク質をコードするウィルス中 の遺伝子の代わりに主題のタンパク質の遺伝情報を指定する配列を導入すること によって、ワクチンを調製することもできる。次いで、ウィルスが大きいリンパ 球集団を有する部位へ輸送され、ここでウィルスはエンドサイト−シスされて、 強い免疫応答が生ずる。
主題のタンパク質またはその断片は、標的部位へ特定の組成物へ向けるために、 種々の化合物、凝集物、細胞などへの接合体として使用することができる。ホー ミングレセプターのエピトープ結合部位を放射線標識して、診断または治療のた めの放射性同位元素をバイアー班の高い内皮細静脈または他の粘膜部位またはリ ンパ節−・特異的に向けることができる。
このようにして、放射線標識を、新生物の診断、異常細胞の処理などのために、 問題の部位に濃縮することができる。主題のエピトープ部位を使用して、細胞障 害性化合物例えば、天然の毒素、抗生物質、酵素阻害因子などを特異的部位に同 けることができる。主題の化合物は、リポソームを特定の部位へ向けるために、 普通の方法によりリポソームへ結合することができる。リポソームのルーメンは 問題の薬物または他の化合物を診断または治療のための部位へ運ぶ働きをするこ とができる。脂質へのタンパク質の結合は文献において広範に例示されている。
主題のタンパク質を使用して、特定の抗体を産生ずる抗体または細胞の特異的サ ブタイプを標的に向けて、標的部位において保護的抗体を産生ずることができる 。こうして、IgG、IgA、、IgM、IgEまたはrgDを特定の用途に使 用することができる。さらに、抗体の可変領域をクローニングし、そして特定の エピトープへの結合において有効であることが示された。標的部位にホーミング することができるペプチドのD 、N A配列を、可変領域、または必要に応じ て、抗体の重鎮または軽鎖をコードする遺伝子と結合することによって、標的部 位に所望の結合能力を与える融合タンパク質生成物を産生ずることができる。
主題の核酸遺伝子配列を、使用して細胞を形質転換して、細胞を特定の標的部位 に向けることもできる。DNA構成体は生体外で標的細胞の中に導入して、細胞 にホーミング能力を与えることができる。こうして、細胞、例えば、リンパ球を 、細胞中で機能的な転写および翻訳開始領域、1つまたは他のホーミングレセプ ターをコードする遺伝子またはホーミングレセプターのサブユニットの遺伝子、 および機能的翻訳および転写停止領域を含んでなる発現カセットで形質転換する ことができる。天然の調節を受けない開始領域を使用することによって、活性化 されたリンパ球は表面上のホーミングレセプターを有し、そして標的部位へ向け られるであろう。
種々の治療剤の投与において、はとんどの場合、実験的決定は治療剤のレベルに 含まれるであろう。投与されるタンパク質のレベルは、実質的な程度に、タンパ ク質の安定性、その大きさ、投与の方法、治療の目的などに依存する。したがっ て、特定の治療に適用されるべきレベルを示す簡単な範囲を与えることはできな い。多くの場合、タンパク質は適当な生理学的に許容されうる媒質、例えば、水 、生理的塩類溶液、リン酸塩緩衝液など中に溶解して投与される。投与は通常非 経口的であり、とくに静脈内である。前述の理由で、治療の道筋はまた変化する であろう。細胞の治療学的使用のために、細胞の数も、また、上に示したように 変化するであろう。
主題の組成物はタンパク質または核酸についての診断アッセイにおいて使用する ことができる。こうして、タンパク質は、標準として使用し、試薬として標識に 接合するなどの方法において、細胞上の主題のタンパク質の存在を決定すること ができる。次いで、細胞をそれらの標的に従い、FAC3を使用して分離するこ とができ、特定の標的について細胞の数を個体の健康の指標などとして決定する ことができる。核酸をプローブとして使用して、主題のペプチドをコードする遺 伝子の転写を、細胞の状態、例えば、活性化または活性化されていない状態、イ ングランド性質などの指標として検出することができる。普通のアッセイ技術を 使用して、種々の事象を決定することができる。
次の実施例によって、本発明をさらに説明する。これらの実施例は本発明を限定 しない。
叉猜 材料および方法 細胞系 これらの研究のために利用した主要なインデックスの細胞系は、EL−4/ME L−14”、連続的T細胞リンパ腫細胞系、EL−4であり、MEL−14抗原 の高いレベルの発現、末梢節線静脈に結合する能力とともに同時に分離する性質 、についての蛍光フローサイトメトリーにより選択した。
gp9 Q14−L−14の発現に関してEl−4の追加の変異型もまた、蛍光 フローサイトメトリーにより選択し、これらの研究においてまた使用した。
推定上のリンパ球ホーミングレセプターgp9 QM@L−14の免疫沈澱およ び5DS−PAGE分析 MEL−44抗体による試料表面の12Jヨウ素化EL−4/MEL−141′ iの免疫沈澱は次のようにして実施した。
2X10’細胞をラクトペルオキシダーゼを使用して表面放射線ヨウ素化して、 次いでウィッチ(Witte)ら、プロシーディンゲス・オブ・ナショナル・ア カデミ−・オブ・サイエンクズ(Proc、Natl、Acad、Sci、)  U S A、 75 : 2588 (1987)の方法に従い、1%のトリト ンX−100,0,5%のデオキシコレート、0.1%のSDS、0.1モルの NaC1,0,01モルのリン酸ナトリウム、pH7,5、および5ミリモルの PMSFを含有する2j!i!0PBS中で可溶化し、そして限外濾過(30, 00Orpmにおいて30分間)により清浄にした。リゼイトを10〜20ug のモノクローナル抗体に等しい20X濃縮MEL−14ハイブリドーマの上澄み 液〔ガラチン(Gallat−in) ら、ネイチ+−(Nature) 30 4 : 30−34 (1983))とともに、4℃において3〜4時間インキ ュベーションし、次いで速い段階より4倍過剰のアフィニティー精製したヤギ抗 ラットIgGを添加し、そして4°Cにおいてインキュベーションして固体の沈 澱を形成した。沈澱を3.00Orpmにおいて遠心し、そして0.011−リ ス−MCI、pH7,4,0,15モルのNaCl、0.2%のノニデット(N onidet) P 40中で3回洗浄した。残りの複合体をレムリ(Laem mli)試料緩衝液中で90°Cにおいて3分間加熱することによって可溶化し 、そして、クレン(Cullen) ら、ツランスプラント・リビュー(Tra nsplant Rev、) 30 : 236 (1976)により変更され たように、レムリの不連続ゲル系中の10%のSDSポリアクリルアミド管のゲ ルで分析した。1mmの間隔でゲル濾過によりプロフィルを得、次いで計数した 。
3H−ロイシンで代謝的に標識したEL4/MEL−141″細胞のMEL−1 4抗体による免疫沈澱を次のようにして実施した。2X101′細胞を10mC iの3H−ロイシンで標識した。簡単に述べると、細胞を急速生長期において収 穫し、そして200mC1/mlでアイソトープとしてのみ添加したロイシンを 除外してすべてのアミノ酸を補充した、スピンナー(Spinner)バランス ド生理的塩類溶液〔ギブコ(Gibco) )、10%の胎児仔ウシ血清中の培 養物の中に10’細胞/mlで4〜6時間配置した。細胞を洗浄し、そして0. 5%のノニデントP40,20ミリモルのPMSF中で4°Cにおいて1時間可 溶化した。核および破片を遠心により15分間3.00Orpmで除去した。リ ゼイトを、0.01モルのトリス−HCl、pH7,4,0,15モルのNaC 1,0,25%のノ二デットP40中で平衡化したセファローズ(Sephar ose) 4 Bに接合したレンズ・クリナリス(Lens culinari s) レクチンのカラムに適用した。糖タンパク質が濃縮したプールを0.3モ ルのメチルD−マンノピラノシドで溶離した。5X106細胞相等の沈澱および 5DS−PAGEの分析は、前節に記載されているようなものであった。ゲルの 分画を0.1%のSDS中で4°Cにおいて一夜インキユベーションして、放射 性物質を溶離した。放射能をバイオフロア−(Biof 1uor)シンチレー ション流体〔二ニー・イングランド・ニュークリアー(New England Nuclear) )中のベックマン(Beckman) L Sカウンター( LS−230型)により計数した。分子量マーカー:ホスホリラーゼb 、 9 7,000 ;ウシ血清アルブミン、68,000 、オバルブミン、43.0 00゜ g p q Q M # t −14の二次元ポリアクリルアミドゲルの分析3 、 OOOcpmの3H−フェニルアラニンで標識したgp9QMIし14を蒸 留水に対して一夜透析し、凍結乾燥し、そして20μmの等電点電気泳動試料緩 衝液中で可溶化した。〔オウ゛ファレル(0’ Farrell)、細胞(Ce ll)、12 : 1133(1977)〕。
第1次元の電荷の分離は非平衡のpH勾配電気泳動(NEPI(GE)を使用し て達成し、この電気泳動は3.5〜10の広いpH範囲にわたるタンパク質の評 価を可能とする。第1次元のNEPHGEゲルをSDS試料緩衝液中で平衡化し 、そして第2次元は10%のポリアクリルアミドSDSスラブゲルの上部に埋め 込み、そして〔オウ”ファレル(0’ Farrell)、ジ中−ナル・オブ・ バイオロジカル・ケミストリー(J、 B io 1 、 Chem、 )、2 50:4007 (1975) )に記載されているように展開した。スラブゲ ルを40%のメタノール、10%のアミノ酸中で固定し、そしてクーマツシーブ ルー(Coomassie blue)で染色し、フルオログラフの媒質のエン ハンス(Enhance) にニー・イングランド・−ニークリアー(New  England Nuclear)]で処理し、乾燥し、そしてコダックXAR −5フィルムにオートラジオグラフィーのために14時間露出した。
3H−アミノ酸生来的に標識したgp9 QM@L−14のアミノ酸の自動化エ ドマン分解法 自動化配列分析は、アプライド・バイオシステムス(Appl−ied Bio systems) 470 A型気体−液体相タンパク質配列決定装置(チアゾ リノン誘導体の転化のためにフラスコをバイパスするように変更された)で実施 した。各工程において2−アニリノチアゾリノン誘導体を含有する塩化ブチル抽 出液全体を、トルエン/PPO中のシンチレーション計数のために、直接バイア ルの中に移した。各試料を二重反復試験において10分間へツクマン(Beck man) L Sカウンター(LS−7500型)で計数した。バンクグラウン ドより上の放射能を含有する位置は、その位置における特定の3H−アミノ酸の 存在を示す。
臭化シアンの分析 自動化アミノ末端配列の配列決定は前述したように実施した。CNB rの消化 は、基本的には記載されているように実施した。簡単に述べると、試料を含有す るガラス線維のフィルターを配列決定装置から取り出し、トリフルオロ酢酸無水 特表千4−504501 (9) 物でアシル化して遊離アミノ基をブロッキングし、そして閉じた容器内で25μ mのCNB r溶液(60%のトリフルオロ酢酸中の100mg/ml)で室温 において20時間湿潤することによって消化した。次いで、フィルターを気相配 列決定装置に配列決定分析を再開するために戻す。
細胞表面+251ヨウ素化gp90+″@L−+4免疫沈澱のエンドグリコシダ ーゼF消化および5DS−PAGE分析2X10’のEL4/MEL−14”細 胞を、2mCtの1251でラクトペルオキシダーゼ触媒の表面放射線ヨウ素化 を経て標識し、そして記載したように可溶化しそして清浄にした。リゼイトの1 mlのアリコートを撹拌しながら一夜4°CにおいてMEL−14抗体に接合し たセファローズ(Sepha−rose) 4B (2mgの抗タンパク質/m lのゲル床;50ulの接合したビーズ/沈澱)とともに、あるいはR7D4  。
381C13細胞上の免疫グロブリンのイディオタイプを認識するアイソタイプ 合致ラットモノクローナル抗体の陰性対照、に接合したセファローズ(Seph arose) 4 B (R,レビイ(levy) 、スタッフォード大学)と ともにインキュベーションした。溶菌緩衝液で4回洗浄した後、試料を1%のS DS、1%の2−メルカプトエタノールおよび1%のNP40を含有する緩衝液 で、90°Cに3分間加熱することによって溶離した。エンドグリコシダーゼF (エンドF)消化をエルグ−(Elder)ら、プロシーディンゲス・オブ・ナ ショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシス(Proc、Natl、Acad、 Sci、) U S A。
79 : 4 s 540 (1981)に従い実施した。簡単に述べると、溶 離液を3つの等しい体積に分割し、そして反応緩衝液中でQ、 2モルのリン酸 ナトリウム、p)Ial、0.05モルのEDTA、1%のNP40、および1 %の2−メルカプトエタノールの最終濃度に希釈した。次いで、試料を1〜22 時間37°Cにおいて、5μmの精製したプロテアーゼ不含エンドグリコシダー ゼFを添加するか、あるいは添加しないで、インキュベーションした。反応をS DSを1%の濃度に添加して停止し、そして試料をレムリ<Laemmli>の 方法により9%のSDSポリアクリルアミドゲル上で分析した。ゲルを乾燥し、 そしてコダックのXAR−5のフィルム上で7日間フルオログラフィーにかけた 。
細胞表面125−ヨウ素化EL4−MEL−14’・のモノクローナル抗ユビク イチン抗体を使用する免疫沈澱および5DS−PAGE分析 lXl0’のEL4/MEL−14”細胞を、4mC1の+zs(でラクトペル オキシダーゼ触媒の放射線ヨウ素化を経て標識した。細胞の生存能力を99%に おいて評価した。細胞を1×107細胞/ml緩衝液で溶菌し、前述したように 清浄化したが、ただし超遠心の前に、リゼイトを、免疫沈澱の前に、0.5 m  lのパンクボリウムの黄色ブドウ球菌(鉦肛−h 1ococcus aur eus) (IgGsorb、ザ°エンザイム゛センター。
インコーポレーティド(The Enzyme Center、Inc、)およ び0、5 m lのセファローズ(Sepharose) 4 Bとともに5  ’Cにおいて4時間インキュベーションした。CNBr活性化セファローズ(S epharose) 4 B Cファーマシア(Pharmacia) ]をア フィニテー精製したヤギー抗マウスIgG[ベルブリーズ(Pelgreeze )、2mgの抗原/mgのゲル床〕に接合し、次いでこの接合した物質を沈澱の ために使用すべき限外濾過濃縮した(5×)マウスハイブリドーマの調製物(5 −の上澄み液当量/25μlのセファローズ)とともに4°Cにおいて4時間イ ンキュベージジンした。よく洗浄した後、抗体コーティングしたセファローズ( Sepharose)を氷水浴中で標識した細胞リゼイト(25μlのセファロ ーズ/戚のリゼイト)とともに−夜インキユベーションした。試料を溶菌緩衝液 中で4回洗浄し、レムリ(Laen+m1i)試料緩衝液中で溶離し、そして還 元性条件下に9%のSDSポリアクリルアミドゲル上の5DS−PAGE分析に かけた。
オリゴヌクレオチドの合成 単一トリチウム化アミノ酸代謝標識により決定した、成熟タンパク質のアミノ末 端の5アミノ酸に相当する32倍の縮重した15塩基のオリゴヌクレオチドを、 記載されているように、アプライド・バイオシステムス(Applied Bi osystems)ヌクレオチド合成装置で合成した〔ヘライック(t(ewi ck) ら、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J、Biol 。
Chem、)、256 : 7990(1981))、合成は、各々次の配列に 相当する、8倍の縮重した4つのプールにおいて実施した:1)5’ TGG  AC(T/C)TA (T/C)CA (T/C)TAT3’ ; 2)5’  TGG AC(TiC)TA (TiC)CA (TiC)TAC3’ 13) 5’ TGG AC(TiC)TA (TiC)CA (TiC)TAT3’  ; 4)5’ TGG AC(TiC)TA (TiC)CA (TiC)TA C3’。これらのプローブはRNAコード(センス)vAに相当するように表示 した。さらに、反対(アンチセンス)鎖に相当する同様なプローブも合成した。
RNAの単離 全RNAをグアニジン−チオシアネートRNA抽出手順により調製した。簡単に 述べると、細胞または組織をポリトロン(Polytron)ホモジナイザーで 8〜16体積の5モルのグアニジン−チオシアネート中で均質化した。ホモジネ ートを10分間10. OOOrpmで遠心して、不溶性物質を除去した。上澄 み液を新しい管に取り出し、そして0.5体積の5.7モルのCsC1,100 ミリモルのE D TA、 pH7,5を添加した。
次いで、N−ラウリルサルコシン[シグマ(Sigma) ]を44%w/ v に添加した。次いで、この溶液を、SWポリアロマド管内の5mlの5.7モル のCsC1,100ミリモルのEDTA、pH7,5のクッション上に注意して 重層した、30〜40m1のホモジネート/管。次いで、遠心を20および24 、000rpmにおいて20時間SW250−ター中で実施した。
生ずるペレットをNETS緩衝液(0,1モルのNaC1、−o、ooiモルの EDTA、0.01モルのトリス−HCl、p’H7,5,0,2%の5DS) の中に再懸濁し、この溶液を等しい体積のフェノールで抽出し、次いでクロロホ ルムで2回抽出した。
あるいは、全細胞質RNAを前に記載したように調製した。
次に簡単に述べる。細胞または組織のホモジネートを150゜rpmおよび4° Cにおいて10分間遠心し、そして20m1の水冷等張の高いpHの緩衝液(I HB)(140ミリモルのNaC1,10ミリモルのトリス−HCl、pH8, 4、および1.5ミリモルのMgC1□)の中に再懸濁した。追加の20m1の IHB、1.0%のNP、40を添加し、そしてリゼイトを5分間放置した。核 を430Orpmにおいて10分間遠心し、そして上澄み液を除去し、そして1 /10体積のブロティナーゼにで処理し、そしてSDSを0.5%に添加した。
消化を室温において30分間進行させた。EDTAを5ミリモルの最終濃度に添 加し、この混合物をフェノール:クロロホルムで抽出し、次いで再クロロホルム で抽出し、そしてEtOHで沈澱させた。
ポリ−Aを含有するmRNAを記載されているように、オリゴdTセルロースで 、次のようにして全体または全体の細胞質のRNAから分離した。はぼ0.25  gのオリゴ−dTセルロースを無菌のカラムの中に入れ、10カラム体積のE TS緩衝液(1ミリモルのEDTA、10ミリモルのトリス−HC1%pH7, 2,0,25%の5DS)中のO,l NのNaOHで洗浄し、そして高い塩の 緩衝液(HSB)(0,5モルのNaC1,10ミリモルのトリス−HCl、p H7,4,50ミリモルのMgCl2)中で平衡化した。全RNAを、65°C に5分間加熱した後、カラムに適用し、ゆっくり展開し、そして溶離液を3×再 適用し、引き続いてカラムを他の12〜20m1のHSBで洗浄した。結合した 物質を4mlのETAで洗浄し、カラムをHSBで再平衡化し、溶離した物質を :再び65°Cに5分間加熱した後、カラムに再適用し、NaC1濃度を0.5 モルに調節し、次いで前述したように結合しそして溶離した。溶離したmRNA を含有するポリ−Aをエタノール沈澱させ、無菌の薫留水中に再懸濁し、そして −70°Cにおいて貯蔵した。
cDNAの合成 ポリーdTプライムドcDNAを、グブシー(Gubler)およびホフマン( Hoffman)の基本的RNアーゼH手順に従い、4μgのP−A選択したm RNAから合成した。二本鎖cDNAをcDNA種の末端にχholアダプター を配置することによって修飾し、そしてcDNA分子の集団をラムダZAPgt lOベクター〔ストラタジー・インコーホレーテッド(Stratagene、  Inc、) )のXhoI部位の中に結合した。
cDNAライブラリーのスクリーニングE、coli株LE392中のほぼ7. 5X10sのファージのプラークを150mmの寒天プレート上に抗体15.0 00プラーク/プレートで配置し、ニトロセルロースのフィルター上にリフトし 、塩基中で変性し、中和し、そして80゛Cにおいて2時間ヘーキングした。合 成オリゴヌクレオチドを32pのATPでポリヌクレオチドキナーゼを使用して 標識した。
ハイブリダイゼーションを5XSSPE、5×デンハルト溶液、0.5%のSD S中で25°Cにおいて18時間実施した。
引き続いて、フィルターを5XSSPE、0.2%で数回洗浄した。フィルター を1プールの3倍の縮重したオリゴヌクレオチドでブロービングし、構成し、そ して得られたタンパク質配列(5’ TGG AC(A/G)TA (TiC) CA(TiC)TAT3’ )から推定し、58の独立の分離物が同定され、そ してこれらの分離物はこの組のオリゴヌクレオチドと再現性をもってハイブリダ イゼーションした。これらの精製したクローンをヘルパーファージを使用して切 り出し、そして再環化して、引き続く分析のためにファージミド(phagem id)ベクターpB1uescriptsK(−) (ストラタジー・インコー ホレーテッド(Stratagene、 Inc、) )中でサブクローンを生 じさせた。
DNA配列決定分析 クローンの断片または全クローンを、もとのラムダZAP分離物、Bluesc ript 5K(−)から切除したpBluescript KS(−)、また はファージM13のバージョン(version)、mp18およびmp19( 便利な方向クローニングのためのNotI部位を含むように修飾した)中で配列 決定した。ジデオキシ−DNA配列決定を利用し、操作したT7 DNAポリメ ラーシーークエナーゼ(Sequenase)tcn [U、S、バイオケミカ ル・コーポレーション(Biochemical Corp、)]を使用した。
g290′″″′−′4の放射線標識したアミノ酸の配列決定により予測された タンパク質をコードするクローンの同定後、別々の適当な制限断片をサブクロー ニングして内部の配列を誘導し、その後、オリゴヌクレオチドの配列決定プライ マーを合成して、全長のクローンの残りの配列を得、そして必要に応じて第2鎖 の配列を誘導した。
mRNAのプロットハイブリダイゼーション分析ノザンプロット分析を、種々の 組織および細胞系の源からホルムアルデヒド法により分離した種々のポリーA選 択したRNA種について実施した。はぼ5μgのRNAを各ゲルのラインに適用 し、そして電気泳動後、RNAをゲネトラ(Gnetran)ナイロンフィルタ ーに移した。分離し、32P−dCTPヘキサマーープライムド手順で標識した 、インサートDNAへのハイブリダイゼーションを、42°Cにおいて18時間 、50%のホルムアミド、5×デンハルト溶液、5XSSPE中で実施した。ナ イロンフィルターを高い厳格さで2xSSPE、0.2%のSDSで室温におい てすすぎ、次いでQ、 l X S S P Eで65℃において30分間2回 すすいだ。
オートラジオグラフィーをXAR−5フイルムへの露出後現像した。
猪果 90M5l−14のアミノ 「のタンパク 配1MEL−14陽性の細胞の抽出 物から精製した物質の自動特表千4−504501 (11) 化配列分析を、mLHRcDNAクローンによりコードされるタンパク質配列と 比較した。放射!a標識したアミノ酸で1’Jj的ニm識シタEL 4/MEL −14”カラ(7)g P 9 QMEL−14の精製は、記載されているよう に(24)モノクローナルMEL−14抗体を使用して実施した。2X10”の 細胞を10mC1の単一のゴH−または353−アミノ酸(84)で1〜6時間 スピンナー均衡塩溶液(ギブコ)中で標識し、10%の胎児仔ウシ血清を、20 0Ci/mlで添加した放射線標識したものを除外した、すべてのアミノ酸で補 充した。細胞を0.5%のノニデットP40.20ミリモルのPMSF中で1時 間40°Cにおいて可溶化した。核および破片を遠心により15分間3.00O rpmで除去した。リゼイトを、0.01モルのトリス−MCI、pH7,4, 0,15モルのNaCl、0.25%のノニデットP40中で平衡化したセファ ローズ(Sepharose)4Bに接合したレンズ・クリナリス(Lens  culinaris) レクチンのカラムに適用した。カラムを洗浄し、そして 結合した物質を0.3モルのメチルD−マンノピラノシドで溶離した。
リゼイトを、10〜20agのモノクローナル抗体に等しい、20X濃縮MEL −14ハイブリドーマの上澄み液とともに4°Cにおいて3〜4時間インキュベ ーションし、次いで過剰の親和性精製したヤギ抗ラットを添加し、そして4 ’ Cにおいて一夜インキユベーションした。沈澱を3,000 rp+wにおいて 遠心し、そして0.01モルのトリス−HCl、 pH7,4,0,15モルの NaCl、0.25%のノニデッ)P2O中で3回洗浄した。複合体をレムリ( Laemmli)試料緩衝液中で3分間90°Cに加熱し、そしてgp9 QM EL−14を10%のS、D Sポリアクリルアミド管ゲルでレムリ不連続ゲル 系(85)を使用して、クレン(Cul ten) (8h)により変更された ように、精製した。ゲルの分画を0.1%のSDS中で4°Cにおいて一夜イン キユベーションして、放射性物質を溶離した。放射線標識した分画をハイオフロ アー(Biof 1uor) シンチレーションi体(−ニー・イングランド・ ニュークリアー(New England Nuclear) )中のへツクマ ン(Beckman) L Sカウンター(LS−230型)により計数した。
自動化配列分析は、記載されているように(”) 、アプライド−ハイオシステ ムス(Applied B’rosystems) 470 A型気体−液体相 タンパク質配列決定装置、チアゾリノン誘導体の転化のためにフラスコをバイパ スするように変更された、で実施した。各工程において2−アニリノチアゾリノ ン誘導体を含有する塩化ブチル抽出液全体を、トルエン/PPC中のシンチレー ション計数のために、直接バイアルの中に移した。各試料を二重反復試験におい て100分間ベックマンBe−ckman) L Sカウンター(LS−750 0型)で計数した。バックグラウンドより上の放射線を含有する位置は、特定の 3H−または353−アミノ酸の存在を示す。
明瞭なアミノ酸の帰属はアミノ末端の32残基のうちの15においてなすことが でき、そして追加の仮のチロシンの位置は残基37においてなされた。
MEL−14および の および 二のmRNAこれらの研究のために利用した 主要なインデックスの細胞系は、EL−4/MEL−14”、連続的T細胞リン パ腫細胞系、EL−4であり、MEL−14抗原の高いレベルの発現、末梢節細 靜脈に結合する能力とともに同時に分離する性質、についての蛍光性活性化フロ ーサイトメトリーにより選択した。g p 9 Q N E L −14の発現 に関して異なる、El−4の追加の変異型は、また、蛍光性活性化細胞ソーター (FACS)分析に従い、種々の源から得、そしてこれらの研究において同様に よく使用された。C6V1およびVL3の両者は輻射線誘発白血病ウィルス胸腺 腫のクローナル細胞系である。ノザンプロット分析は、記載されているように( 88)ホルムアルデヒドの手順により、種々の組織および細胞系について実施し た。はぼ5河のRNAを各ゲルの線に適用し、電気泳動後、RNAをゲネトラン (Gen teran)ナイロンフィルターに移した。ランダムプライマー手順 (B9)により”P−dCTPで標識したプローブへのハイブリダイゼーション は、42゛Cにおいて50ホルムアミド、5×デンハルト溶液、5×5SPE中 で18時間実施した。ナイロンフィルターを2×5SPE、0.2%のSDSで 室温において洗浄し、次いで0、 I X S S P Eで65°Cにおいて 30分間洗浄した。オートラジオグラフはXAR−5フイルムへX時間露出後現 像した。
a)”P標識したネズミリンパ節ホーミングレセプターのコアペプチド(mL  HRc ) DNA、レーンA、EL4/MEL−14”’; レーンB、e  l−4/MEL−14hi; レーンC,BD EL4/MEL−14’”;レ ーンD、EL4/MEL−141o;レーンE、BD EL4/MEL−141 o;レーンF、VL3;レーンG、C6V1;レーンH1胸腺;レーン1.II IFI;レーンJ、腸間膜のリンパ節;レーンK、肝臓;レーンし、腎臓;レー ンM、精巣;レーンN、脳;b)zzp標識したアクチンを使用するハイブリダ イゼーション。
検出可能なnRNAを発現するすべての細胞系および組織は、1.5 、2.5 および5.2 k bにバンドをもつ同一パターンを示した。ハイブリダイゼー ションの同一性は、gp90MAL−14の細胞表面の発現と相関関係をもって いた。
gpg □MEL−1aの発現レベルに関して異なるEL−4の多数の変異型を 選択しそして蛍光フローサイトメトリーによりソーティングし、次いで急速に生 長させてmRNAをプロセシングした。EL4/MEL−14Xhi 、EL4 /MEL−な転写パターンを示す。他の陽性の細胞系に関するEL4/MEL  141o細胞中の1.5 k bの転写体種の量の特定の減少は、細胞表面の発 現の決定においてこの種についての主な役割を示唆した。
EL−4に無関係の追加の細胞系、VL−3およびC6VL、生体外のT細胞リ ンパ腫系統を、また、この分析に含め、前者は相対的低いレベルの表面抗原を発 現し、そして後者は細胞表面の染色を示さなかった。転写のパターンは表面の発 現に匹敵し、ゲル上のmRNAの相対的負荷をおおざっばにコントロールし、フ ィルターをストリッピングし、そして比較的明瞭な転写体のベーターアクチン遺 伝子の配列と再ハイブリダイゼーションした。ハイブリダイゼーションはレーン の間で合理的に均質であり、転写体について観測された差は存在量に関係づけら れた。
正常組織中の分布は、MEL−14についての組織の染色パターンに匹敵する、 主要なリンパ様分布を示す。胸腺、膵臓および腸間膜のリンパ節は細胞系の中に 存在する同一の大きさの転写体について陽性であるが、肝臓、腎臓および脳は検 出可能な転写体を示さない。
9 QNEL−14の に して・ る 二の 2ソー −FACS 細胞をアイソタイプが合致する対照(AI、Bl、CI。
DI)またはMEL−14ハイブリドーマの上澄み液(すべての他のもの)で染 色し、次いでマウス血清成分と交差反応性のためにFITC接合したヤギ抗ラッ ト免疫グロブリンを吸収した。A)、1:EL 4hi;2:EL−41o;3 :EL 4hi; 4 : EL 4Xhi 、B)、1:BD EL−41o ;2 :BD EL−41o、 C) 、1 :VL3 ;2 : C3Vl  l :VL3゜D) 、1 : BD EL−41o、陽性のソート; 2 :  BD EL−411o 、陰性のソート;3:BDE L −41o、陽性の ソート。
細胞の発現の2つの明確な集団−生な陰性の集団および比較的小さい集団、g  p 90 HE L−14を発現する細胞の抗体5%−を含有する明確なMEL −14染色パターン実証した、独立のEL−4クローナル細胞系が同定された。
3%の最高および最低の強度の染色細胞をソーティングし、直ちに増殖させ、そ してmRNAを抽出した。ノザンプロットにおける転写の発現は高い集団で存在 し、そして陰性の集団中に存在せず、これにより、前述の変異型と組み合わせて 、同一のクローナル細胞系から誘導された変異型中の転写および細胞の表面抗原 の同時分離を示す。
m L HRcのDNAでトランスフェクションしたCo5−7のFACS 全長のcDNAクローンを発現ベクターCDM8、すなわちテトラサイクリン/ アンピシリン抵抗性をもち、CMV(サイトメガロウィルス)/HIV(ヒト免 疫欠損性ウィルス)プロモーター、SV40、M13の複製起点、スプライス及 びボリアデニール化部位、並びにcDNA種のポリリンカー領域を含有するプラ スミドに転移した〔ブリアン・シード(Brian 5eed) ]。プラスミ ドDNAをコンフルエントCo5−7細胞に、記載されているように(”)DE AE−デキストラントランスフェクション法によりトランスフェクションした。
MEL−14陽性のトランスフエクタントの濃縮は、MEL−14で染色したト ランスフェクションした細胞をヤギ抗うントIgコーティングしたベトリ皿上に プレイティングすることによって達成した。非付着細胞を除去し、0.5〜1時 間後、付着性細胞を蛍光染色により再分析した。
トランスフェクションした細胞の分析の結果は、アイソタイプ合致の対照抗体に より染色と比較して、MEL−14で染色したとき陽性の集団の細胞の集団を示 す。偽トランスフェクションしたまたはThr−1)ランスフェクションしたC o5−7細胞をMEL−14で染色して、同一のパックグラウンドが得られた。
2 したm L HRc )ランスフェクションしたCo5−7胞からのMEL −14心 の ゛ の ”盈 前述したように濃縮したmLHRchランスフェクションしたCo5−7細胞を 、ラクトペルオキシダーゼ(90)を使用して+zs■で標識した。免疫沈澱お よび電気泳動を、前述したようにして、スラブポリアクリルアミドゲルを使用し て、非還元性条件下および還元性条件下に実施した。非還元性ゲル:A:トラン スフェクション体、アイソタイプ;B:トランスフエクタント、MEL−14抗 体;C: EL4/MEL−14h i、 MEL−14抗体。還元性ゲル:A :トランスフエクタント、MEL−14抗体;B : トランスフエクタント、 アイソタイプ; C: EL4/MEL−14h i、MEL−14抗体。
結果が実証するように、非還元性条件下に2つのMEL−14特異的種が存在し 、1つは70kDよりわずかに小さい分子量をもつEJ4/MEL−14h i  (レーアC)がらの成熟G P 90 ”’−”よりわずかに小さく、および 他は約60kDなおいっそう小さい。これは、別々の形態への転写体のプロセシ ングが存在することがあることを示し、多分グリコジル化および/またはエビク イチン化を包含する、翻訳後の修飾の別の通路を反映する。分子の大きさはEL 4/MEL−14hiの形態とわずかに異るが、非還元性の形態が還元された形 態より速く移動する、GP90M!L−”の典型的な還元性/非還元性の挙動は 保持される。
m L HRcのcDNAの6 なヌクレオチドおよび 2 れ人l詠ヱ寝江【 (剋 cDNAのヌクレオチド配列は、サンガー(Sanger)およびコウルセン( Coulsen)のジデオキシ鎖停止方法により、操作したT7DNAポリメラ ーゼセクエナーゼ(Sequenase)システム(U、S、バイオケミカル・ コーポレーション・コーポレーション(Biochemical Corp、) )を使用して決定した。一本積の鋳型DNAを、pBluescript SK  ()(もとのラムダZAP分離物から切除した) 、Bluescript  KS() 、またはバクテリオファージM13のバージョン(version) 、便利な方向クローニングのためのNotI部位を含むように修飾したバクテリ オファージmp18およびmp19中から誘導した。
アミノ酸配列決定gp9 QMEL−1nにより推定されたアミノ末端をコード する配列がいったん同定された後、適当な制限断片をサブクローニングして内部 の配列を誘導した。引き続いて、オリゴヌクレオチドのプライマーを合成して、 全長のクローンの残りの配列を得、そして必要に応じて第2鎖の配列を得た。ヌ クレオチド位置54の開始メチオニンから始まる予測されたタンパク質配列を下 に示す;右への番号はヌクレオチドおよびタンパク質の位置を示す。成熟タンパ ク質におけるシスティン残基は上の星印(*)で印をし、そして標準のN一連結 炭水化物の認識部位(As n−X−3e r/Th r)を矢印の棒で上方に 示す。アミノ末端の5アミノ酸をコードしそしてスクリーニングに使用したオリ ゴヌクレオチドプローブにハイブリダイゼーシヨンする15ヌクレオチドを、ボ ールドフェースで下線を引く。ポリ−Aのスプライスおよび共通のポリアデニル 化認識配列に二重の下線を引いである。
2E :iM 本:ヨ Hコ葺 芝河 ミ目 コご ニジ・5本 2谷 3ヨ  ト 巨 伝cDNAのクローンは54bpの5′非翻訳領域を有し、次いでイニ シェークーATCコドンを有し、これは1,116bpの非中断のオープンリー ディングフレームを開始する。
位置は1169にTGA停止コドンが存在し、次いで327bpの3′非翻訳領 域が存在する。
リーディングフレームは長さ38アミノ酸の疎水性リーダー配列をもつタンパク 質をコードし、次いで成熟タンパク質の最初のトリプトファン残基に到達する。
ヒトロバシー分析は一般に疎水性のリーダー配列を確証し、ここで最初の15残 基は中性ないしわずかに親水性である。シグナル配列は3つの正に帯電した残基 、4つのシスティン残基、および3つのヒスチジン残基を包含し、成熟タンパク 質に先行する12残基中に集中している。
成熟タンパク質は10の潜在的アスパラギン連結グリコジル化部位を有し、これ らのうちで6つは同一の反復ユニット構造内に含有される。成熟タンパク質は2 2のシスティン残基を含有し、システィンの12は相補的調節タンパク質の反復 構造の中に存在し、そして追加の9つのシスティンはEGF様ドメインを包含す る反復単位に先行する60アミノ酸の中に含有され、180〜190アミノ酸の 高度にシスティンに冨んだプレートランスメンブレン領域を生ずる。
推定された成熟タンパク質は、37,600の計算分子量をもち長さが334ア ミノ酸である。約295〜317のアミノ酸を包含する疎水性トランスメンブレ ン領域が存在し、次いで正に帯電した残基のクラスターおよび18アミノ酸の親 水性細胞質テイルが存在する。ヒトロバシイプロットは相対的に親水性の別個の 領域を示し、この領域はアミノ末端の150アミノ酸および膜の近位のほぼ20 アミノ酸の中に集中している。介在する細胞質外部分は比較的に電気的に中性の 伸長であり、これはヌクレオチドおよびタンパク質のレベルの両者が同一である 、前述の反復単位の存在を包含する。
タンパク質の比較はリポータ−の細胞質外の部分が3つの別々の細胞質外ドメイ ンから作られていることを明らかにし、これらのドメインは3つの異なるタンパ ク質のモチーフに対するそれらの相同性により定められる。
アミノ末端のドメインは、動物レクチンの炭水化物結合性ドメイン(位置74− 118)に対する相同性を示す;連続する37アミノ酸(位置119−155) はレクチンのドメインと補体調節反復単位の間のNJI!iを占め、表皮生長因 子(EGF)のシスティンに冨んだ反復単位に対する類似性を示す;そして第3 領域は補体調節および他のタンパク質の中に存在する相同性の反復のコンセンサ ス配列に一致する2つの同一の反復単位から構成されている(位置1l56−2 17) L HRcは、動物レクチン中の結合ドメインの50カルボキシ末端残 基に等しい45アミノ酸にわたって相同性である。この領域はm L HRc中 の90,109、および116に3つの不変のシスティン、75−’76に−W 、特徴あるE−T−N (80−82)、88にE、90−91にC−V、およ び102−106に保存されたG−WNDを包含する。
コンセンサス配列中の位置および他の哺乳動物において存在する唯一の高度に保 存されたGは、mLHRc中の炭水化物結合ドメインに存在しない。保存された 残基N〜82およびE−88の間に、3つのりジン残基のクラスターおよびコン センサス配列のC−17およびG−24の間の5つの帯電したアミノ酸のコンセ ンサス配列に関するインサートが存在する。全体のドメインは10の正に帯電し た残基、3Rおよび7Kを含有する。mLHRc中のレクチンのドメインの存在 は、マンノース−6−ホスフェートおよびある類似体は、他の炭水化物を除外し て、末梢リンパ節REVへの結合を阻害するが、バイアー班への結合を阻害しな いことを実証した研究と一致する。結合におけるレクチンのドメインの既知の役 割およびこのMEL−14エピトープの既知の役割と本発明者らの理解を組み合 わせて、このドメインにおいて異常なLysの濃縮は、この領域がエビクイチン 化の部位を含有しうることを示唆する。HEVアトレシンはニニーラミニダーゼ で処理することによって不活性化されるが、アルカリ性ホスファターゼの処理に よっては不活性化されず、そしてまだ。 同定されない、非リン酸化シアル酸依 存性分子はmLHRcのためのりガントとして示される。
mLHRc中のEFG様ドメインはEGF反復単位の単一のコピーの相同体から 成り、この単位はこの構造に特徴あるC/G残基の多(を保存する。すべての6 つのコンセンサスCが存在し、同様にmLHRcの147および150にGおよ び148にチロシンが存在する。これらの保存されたの関係は、ヒトおよびウシ の凝固因子IXおよびXおよびドロンフィラ・ノツチ(Drosphila N otch)遺伝子産生物(およびこの遺伝子中の36の反復のうちの4を除外し たすべて)のそれと同一であるが、配列を整列するために要求される挿入または 欠失をもたない、EFG様ドメインを含有する他の分子と同一ではない。EFG 様ドメインは、ヒトにおけるインテグリンLFA−1β2鎖のベーター鎖のシス ティンに冨んだ反復単位の1つの一部分との相同性を共有する(位置449−4 83)、mLHRc 142−154からなる12アミノ酸領域は、LFA−1 β2サブユニツトの480−492と直接整列し、このサブユニットは7残基の 同一性をもつ3システインの保存された間隔を保持する。
次のドメインは、各ユニットが62アミノ酸の長さであり、位置156−217 および21B−279にまたがる、正確に二重反復の反復単位である。ネズミ補 体因子H1補体調節活性をもつ血清は有意の相同性を示す。因子Hにおいて、2 0の隣接する相同性であるが、同一ではない、mLHRcレセプターとほぼ10 〜30%の相同性を有する反復単位が存在する。同一の相同性の反復のモチーフ は、C3/C4と結合する、多数の補体調節タンパク質の中に、そして他のタン パク質、例えば、II−レセプター、β2v!!タンパク質血清タンパク質、お よび因子XrIIO中に存在する。コンセンサス配列の位置はホーミングレセプ ターの反復単位配列T−4、P−7、F−30、C−32、G−35、C−46 、G−50、W−52、P−57、およびC−59゜さらに、C−4およびP− 7の間の1残基の相対的欠失、コンセンサス配列およびP−7およびF−30の 間の3残基の挿入を除外して、コンセンサス配列の残りの残基の相対的間隔はホ ーミングレセプター配列において完全に保存される。
m L HRcタンパク 配置の に いだされる 日 の<+ニス 相同性を有するタンパク質は下に示すように整列された。
各パネル中の上の線はアミノ酸残基を描写し、それらの位置は特定のモチーフに ついてのコンセンサス配列を定める。括弧内の残基はそのモチーフに一致する配 列の中に存在するか、あるいは存在しないことができる。ダッシュはアミノ酸に より占有されなくてはならない位置を示すが、スペースは可変長さの領域の境界 を定める。A0mLHRc残基74−118は、動物のレクチンの炭水化物結合 ドメインのためのコンセンサスモチーフおよびそのモチーフを示す代表的なタン パク質に対して比較した。B、mLHRc残基122−155は、システィンに 冨んだEGF様反復単位のためのコンセンサスモチーフおよびそのモチーフを示 す代表的なタンパク質に対して比較した。C,mLHRc残基156−217は 、相補的調節反復単位のためのコンセンサスモチーフおよびそのモチーフを示す 代表的なタンパク質に対して比較した。R−MBP−C、ラットのマンノース結 合性タンパク質c 、 R−MBP−A、ラントのマンノース結合性タンパクi A、H−MBP−H、ヒトのマンノース結合性タンパク質H;CPSa、イヌの 肺のサーファクタントa ;RASGPR、ラットのアシアログリコプロテイン (asialoglycoprotein)レセプター;HASGPR,ヒトの アシアログリコプロティンレセプター;HFC,R,ヒトのFcニブシロンレセ プター、CHL、ニワトリ肝炎レクチン、ISL、サルコファガ・ペレグリナ・ ヘモリンフ(sarcopha peregria hemolyhph)レク チン;Ech、エキノイジン、シーアーチン(sea urchin)体腔流体 ;EGF、表皮生長因子、TGF、形質転換生長因子;tPAHu、ヒトの組織 プラスミノゲン活性化因子、LDL、低い密度のりボタンバク質、CRI、補体 レセプター1;H1因子H;Ca結合性タンパク質;Ba、因子Ba;βOP  Lβ−糖タンパク質!、1l−2R、インターリューキン−2レセプター。
7、セ、サス c−−−・ ・ ・ ・C−・ ・ ・ ・C−・ ・ ・ − ・ −・ −・C・c −av−a ・ ・C(+22.+551 C0PGS  CNGRGECVεTINNHT CICDAGYYGPOCQYC,sla g、M+v12 CLENP C3NGGVCHQHRESFS CDCPPG FYGNGCEQ)7クターrXヒ’ CESNP CLN(IQSCKOOI NSYE CWCPFGFEGKKCEL前駆体 7アクタ引χつ) CESNP CLNGGIJCK001N8YE CWCO ^GFEGTNCEL7、り9−xヒト CETSP C0N0GKCKOGL GEYT CTCLLGFEGKNCEL7、り94t、) CEQHP CL WQGHCKDG IGDYT CTC^εGFEGKNCEFEGF−7+> ス CGPGG CGS)IARcVsDGETAE C0CLKGFAAGN LC5I)前駆体 Ro EGF−iス c PSS YDGVCL NGGVcM)l I ES LD S YTCNCV I avsao RCOTEGF−ヒト CPLSHDGY CLHDGVCMYI EALOKYACNCVVGY IGERcQYTGF −5フト CPDSHTOYCFHG丁 CRFLI101″EiKPACVC H8GYVGVRCEHブσティンCウン CDLP CCGRGにCIDGL 13GFRCPCAEGWEGRFCLHtPA ヒ) C3EPRCFNGG TCQOALYFSDFVCOCPEGFAGKCCEILDL 、)セブター 、ヒト CLDNNGG C3HV IcNDLKIGYE CLCPDGQL QRRCEOの 補体Cgヒ) CHT CONGOTVILMDGKCL CACPFKFEG IACε1ヲクシニ719X CGPEGDGYCLHGD CIHA日DID GMYCRC3HGYTGIRCOHcDNAの八 およびヒトcDNAライブ −1−のスクリーニング ポリーdTプライムドcDNAを、4μgのp−A選択したmRNAから、グブ シー(Gubler)およびホフマン(Hoff−man)の基本的RNアーゼ H手順に従い合成した。二本鎖cDNAを合成し、そしてラムダgtllのEc oRI部位の中に結合した。E、coli株LE392中のほぼ1.0X106 のファージプラークを、約20.000プラーク/プレートで150mmの寒天 プレート上にプレイティングし、二重反復試験においてニトロセルロースのフィ ルター上にリフトし、塩基中で変性し、中和し、そして80°Cにおいて2時間 ベーキングした。全長のマウスリンパ節ホーミングレセプターcDNAりo−7 (mLHRc )を、約1500bpのNotI/Notl制限断片として切除 するか、あるいは全長のクローンのすべてであるが5′の300bp除外するも のを包含するXholで切除したほぼ1200bp断片として切除した。
これらのインサートを精製し、そして標準のヘキサマーのプライミング方法によ り32PアルフアーdCTPで標識した。
ハイブリダイゼーションは5XSSPE、5xデンハルト溶液、0.5%のSD S中で25°Cにおいて18時間実施し、二重反復試験のフィルターを使用し、 一方のプローブにおいて45%のホルムアミドを使用し、そして他方において3 5%のホルムアミドを使用した。N o t、 Iの全長のプローブを45%の ホルムアミドのセットの中に配置し、そしてXhol切除したプローブを35% のセットの中に配置した。フィルターを18時間ハイブリダイゼーションし、引 き続いて5×5SPE、0.2%のSDS中の室温において、次いで55゛Cに おいて数回洗浄した。フィルターのブロービングは8つの独立の分離物を同定し 、これらの分離物は両者のフィルターのセット中でハイブリダイゼーションし、 そしてプラーク精製に対する再スクリーニングのとき再現性をもってハイブリダ イゼーションした。
ラムダgpHインサートを分離し、そして前述のジデオキシ配列決定方法による 配列の分析のためにM13m、p19のEcoR1部位の中にサブクローニング した。
ヒトリンパ節ホーミングレセプター配列GAGTGCAGTCTAGGTGCA GCACAGCACACTCCCTTTGGCAAGGACCTGAGACCC TTGTGCTAAGTAAGAGGCTCAATGGGCTGCAGAAGM CTAGAGMGGACCAAGCAAAGCCATG ATA TTT CC A TGC; AAA TGT CAG AGCACCCAG AGGMrFP WKCQSTQR ACT ’I’AT GGA ACA TCT TTCAAG TTG TGG  GGCTGG ACA ATG CTCTLGTSFKL 讐 G 讐 jM LTGT TGG GAT TTCCTG GCA CAT CAT GGA  ACCGACTGCTGG ACTCCDFLAHHGTDCWT TA、CCAT TAT TCT GAA AAA CCCATG AACTG GY)IYSEKPMNW LPAM−1および−2を同定する実験手順を次に記載する。
抗体および細胞系 LPAM−1分子のα鎖を認識するラットのモノクローナル抗体R1−2(Ig G2b)の調製は、次のようにして実施した。バイアー班HEV結合性リンパ腫 系統TKIで3×腹腔内免疫化したフィッシャー(Fisher)ラットからの 牌細胞を、非分泌性マウス骨髄腫P3X63AG8.653と、標準の手順〔ガ ルフレ(Galfre)ら(1977)ネイチ’r (Nature)266  : 550−552)を使用して融合した。免疫蛍光アッセイにおいてTKI細 胞と反応性であるが、REV結合性リンす腫TK5と反応性ではない抗体を生成 うるハイブリドーマを、制限希釈によりクローニングした。サブクローンの培養 した上澄み液を、末梢節またはバイアー塩のHEVへ結合するリンパ球の阻害に ついてスクリーニングした。LPAM−1分子を認識するモノクローナル抗体R 1−2(IgG2b、に)をそれ以上の分析のために選択した。
ネズミMac−1抗原のαサブミツト(スプリンガー(Sp−ringer)  ら(1978)イムノロジー(Immunology)8 : 539551) と反応性のラットモノクローナル抗体Ml/70 (I gG2a)およびマウ スの白血球共通抗原T2O0(レッドヘタ−(Ledbetter)およびヘル ゼンバーグ(Herzenberg) (1979)、イムノロジカル・リビュ ー (Immunol、Rev、) 47 : 63−90)に対して特異的な 30G12 (IgG2a)を、対照として使用した。ネズミLFA−1のαお よびβ鎖に対して特異的なラントモノクローナル抗体を分泌するハイブリドーマ M17/4.3およびM18/20は、T、 A、スプリンガ−(Spring er)博士、ダナーファーバー癌研究所(Dana−Farber Cance r In5titute 、ボストンから入手した。ニワトリインテグリンβ1 サブユニットのC0OH末端のドメインに相当する合成ペプチドに対してレイズ された多価のウサギ抗血清は、E、 E、マルカントニオ(Marcanton io)博士およびR,O,ハイネス(Hynes)博士、マサチュセッツ技術研 究所(Massachusetts Inatitute of Techno logy) 、ケンブリッジ、から入手した。この抗β1−ペプチド抗血清はイ ンテグリンβ、に対してモノ特異的であることが示され、そして種々のを推動物 からのβ鎖と反応する〔マルカントニオ(Mar−cantonio)およびハ イネス(Hynes) (1988)ジャーナル・オブ・セル・バクテリオロジ −(J、Ce1l Biol、) 106 : 1765−1772Lウサギ抗 VLA−β抗血清は、M、E、ヘムラ−(Hemler)博士、ダナーファーバ ー癌研究所(Dana −FarberCancer In5titute 、 ボストンから入手した。血小板槽タンパク質ITIaに対して特異的な多価ウサ ギ抗血清〔レウング(Leung)ら(1981)ジャーナル・オブ・バイオロ ジカル・ケミストリー(J、Biol、(:hem、) 256 : 1994 −1997)は、L、L、に、レウング(Leung)、スタッフォード大学( Stan−ford University)、メディカル・スクール、から入 手した。
T細胞リンパ腫TK23、TK40、およびTK50を10’〜107細胞の同 系AKR/cum受容体に皮下注射することによって継代培養した。すべての他 の細胞系は、組織培養で7%の胎児仔ウシ血清を含むRPM11640を使用し て維持した。
生体外HEV結合アッセイ この技術は、従来詳細に記載されている〔スタンパ−(Stan+per)およ びウッドルフ(Woodruf f) (1976)ジャーナル・オン・イクス ペリメンタル・メデイシン(J、Exp、Med、) 144 :82B−83 3,ブッチャ−(Butcher)ら(1979)ジャーナル・オン・イムノロ ジー(J、Immunol) 123 : 1996−2003 )。
簡単に述べると、5%の仔ウシ血清および20ミリモルのHEPES pH7, 4を含有するバンクの均衡塩溶液(t(BSS)中のリンパ球を、ネズミ末梢( わきした、気管支、鼠径および頚部の)節またはバイアー班の新しく切断凍結し た切片上で7°Cにおいて30分間おだやかに回転しながらインキュベーション した。インキュベーション後、付着性細胞を2%のホルムアルデヒドを含有する 冷1.25 X P B S中の組織の切片に固定した〔J、T、ベイカー・ケ ミカル・カンパニー (Baker Chemical Co、) 、ニュージ ャーシイ州フィリスバーグ〕。固定後、非付着性細胞をPBSのおだやかな流れ ですすぎ、そして乾燥した切片を顕微鏡検査で検査した。定量的比較を促進する ために、20ミリモルのHE P E S pH7,4を含有する血清不合HB SS中の40μg/mlのフルオレセインイソチオシアネート(FITC,シグ マ・ケミカル・カンパニー(Sigma Chemical Co、)、ミゾリ ー州セントルイス〕とともに37°Cにおいて15分間インキュベージジンする ことによって、標識したマウス腸間膜節リンパ球の内部の標準の集団を、インキ ュベーション前に、各試料の集団と混合した。HEVに対して付着性のリンパ球 をまず暗野の照明下に選択し、次いで試料(非標識)または標準(蛍光性)の細 胞をUVエビ照明でスコアを付けた。少なくとも12の切片/実験を分析した。
)TEV上の試料対標準の細胞の比(RHEV)およびインキュベーション混合 物中の試料対標準の細胞の比(Ro)を決定し、そして特異的付着比、R)l! v/R1、を各試料について(SARs)および腸間膜節リンパ球について(S AR,)計算した。試料細胞の付着能力と非標準腸間膜節リンパ球のそれとの比 較は、相対的付着比(RAR,=SAR,/SAR,) として与える。したが って、RARは計算したHEVに結合した試料細胞の数/同一条件下に結合した 参照腸間膜節リンパ球を表す。
細胞の標識化および免疫沈澱 細胞を+zsIでグルコースーオキシダーゼーラルトベルオキシダーゼ方法に従 い標識した〔ピンク(pink)およびジ−グラ−(Zieglar) (19 79)細胞表面分子の放射線標識つけおよび特性決定(Radiolabell ing and characterization of cellsurf ace molecules)、レフコビツズ(Lefkovitz)およびペ ルニス(Pernis) (i) 、免疫学において研究方法(Researc hMethods in In+munology)、pp、169−180\ ニューヨーク・アカデミツク・プレス・インコーホレーテッド(NYAcade mic Press+Inc、)) aヨウ素化は20ミリモルのHE PBS  pHマ、4を含有するHBSS中で実施した。細胞を、3XIO’/mlで3 0分間4°Cにおいて、1%のトリトンX−100,50ミリモルのトリスpH 7,4,150ミリモルのNaCl、および2ミリモルのCa C1zから成る C a ”−(オンを含有する免疫性′R緩衝液(C−IPB)中で溶菌した。
10μg / m t T:ロイペプチン、抗パパイン、ペプスタチンおよびキ モスタチン、20μg / m lで大豆トリプシン阻害因子および1ミリモル のフェニルメチルスルホニルフルオライドをプロテアーゼ阻害因子として含めた 。リゼイトを13,000×gで15分間遠心し、そしてパンソービン(Pan sorbin)細胞〔ベーリンガー・ダイアグノスチクス(Behringer  Diagno−stics)、カリフォルニア州うジョラ]またはプロティン A−セファローズ(Sepharose) CL −4Bに結合した正常ウサギ 血清で予備清浄化した。ラットモノクローナル抗体をプロティンA−セファロー ズ(Sepharose) CL −4Bに、ラットIgに対する多価ウサギ抗 血清〔ベル・フリーズ・バイオロジカルス(Pel Freez Biolog icals)、Rogers、AR)を使用して結合した。免疫吸着剤をリゼイ トとともに4°Cにおいて3時間インキュベーションし、そして溶菌緩衝液中で 洗浄した。
免疫沈澱を6%または7%のポリアクリルアミドゲルの5DS−PAGEにより 分析した。分子量標準はミオシン(M。
200、000)、β−ガタトシダーゼ(M、 116,000)、ホスホリラ ーゼb (M、 97,000) 、ウシ血清アルブミン(M、 66.000 )およびアルブミン(M、 43,000)であった。ある実験のために、モノ クローナル抗体R1−2をヤギ抗ラット■gカラムで精製し、そして製造業者〔 バイオ・ラド・ラボラトリーズ(Bio−Rad Lab、)カリフォルニア州 すッチモンド〕の指示に従いアフィゲル(Affigel) 15に共有結合し た。
1次元のペプチドのマツピング ■8プロテアーゼ型黄色ブドウ球菌(S、aureus) (シグマ・ケミカル ・カンパニー (Sigma Chemical Co、) 、ミゾリー州セン トルイス〕によるタンパク質の消化を、ゲル電気泳動の間に実施した〔クレベラ ンド(C1eveland)ら(1977)ジャーナル・オン・バイオロジカル ・ケミストリー(J、Biol、Chem、)252 :1102−1106) 。5DS−PAGEによりタンパク質の分離後、ゲルのスライスを切除し、そし て1ミリモルのEDTA、0.1%のSDS、125ミリモルのトリスPH6, 8中で15分間インキュベージジンした。次いで、ゲルのスライスを12.5% のポリアクリルアミドゲル上に負荷し、そして500ngの■8プロテアーゼで ブロモフェノールブルーを含有する1ミリモルのEDTA、0.1%のSDS、 125ミリモルのトリスpH6,8,20%のグリセロール中でオーバーレイし た。ゲル電気泳動は、色素の前面がタンパク質の酵素的消化を可能とするスコア キングゲルの終わりに近付いたとき、1時間中断した。
RNAの分離およびノザンプロット分析細胞を4モルのグアニジウムイソチアシ アネート溶液中で溶菌し、そしてRNAを5.7モルのCsClのクッションを 通して沈降させた〔チルブライン(Ch irgwin) ら(1979)バイ オケミストリー(Biochemistry) 18 : 5294−5299  ) 。
ポリ(A”)RNAをオリゴ(dT)セルロース(III型、コラボレティブ・ リサーチ(Collaborative Reaseach))のりロマトグラ フィーにより分離した。各細胞系について、49g(’)変性ポリ(A゛)RN Aを40ミリ−ILのMOPS(pH7,5)で緩衝化した0、8%のアガロ− スゲ/2.2モルのホルムアルデヒドゲル上で分離し、そしてナイロン膜〔シュ レイヘル・アンド・シュエル(Schleicher and 5chueN)  )に移した。プローブを2〜4 X 10” c pm/u gのDNAの比 活性にヘキサマーのプライマー標識っけ手順に従い標識した〔フェインバーグ( Feinberg)およびポウゲルストゲイン(Vogelstgein) ( 1983)アナリティカル・バイオケミストリー(Anal、 Biochem 、) 132 : 6−13)、フィルターを42°Cにおいて16時間3xS SPE、50%のホルムアミド、1×デンハルト溶液、1%のSDSおよび10 0μg/mlのニシン精巣DNA中でハイブリダイゼーションし、そして0、2  x S S P E、0.1%のSDS中で65°Cにおいて洗浄した。低い 厳格さ条件下に実施するハイブリダイゼーションのために、ハイブリダイゼーシ ョン溶液中のホルムアミドの濃度を35%に減少し、そしてフィルターを2XS SPE。
0.1%のSDS中の室温において洗浄した。ネズミインテグリンβ1のアミノ 酸1−333をエンコードするcDNAクローンpMINTβを、博士のり、  W、デシモン(DeSimone)、■、ベイチル(Patel)およびR,O ,ハイネス(f(ynes)がら入手した。ヒトβ−アクチンを含有するcDN AクローンpHFBA−1(グニング(Gunning)ら(1983)モレキ ュラー・アンド・セルラー・バイオロジー(Mo1.Ce1J、Biol、)  3 : 787−795)は、P、グニング(Gunning)博士およびり、 ケデス(Kedes)、スタッフォード大学、メディカル・スクールから入手し た。pHF8A−1の980bpの5car/5aII断片をハイブリダイゼー ションのために使用した。
ネズミパイアー班ホーミングレセプター中の新規なインテグリンβ鎖の同定 LPA、M−1のαサブユニット(以後α41Thと呼ぶ)は、下に示すように 、ヒトインテグリン分子VLA−4のα鎖に類似することが示された。V L  A、−4のα鎖はインテグリンβ。
サブユニットと非共有結合的にアソシエーションする。
LPAM−1のβ鎖(以後β、と呼ぶ)がβ1に類似するかどうかを試験した。
β1に対して特異的な異なるウサギ抗血清はβ、または表面標識したLPAM− 1”TKIリンパ腫細胞のリゼイト中の他のタンパク質を認識しなかった。
LPAM−1のアルファサブユニット(以後α4.と呼ぶ)とヒトインテグリン 分子MEL−14のアルファ鎖との間の類似性は、次のようにして確立した。ヒ トVLA−4のアルファ鎖に対して特異的なウサギポリクローナル抗血清を、L PAM−1のP160サブユニットを認識するその能力について試験した。免疫 沈澱したSDS変性LPAM−1を過剰のトリトンX−100を含有する緩衝液 中で希釈し、そして異なるウサギポリクローナル抗血清で再分析した。モノ特異 的ウサギ抗VLA−4アルファ鎖血清はP2S5およびその断片P84を特異的 に認識したが、対照の血清はいずれも認識しなかった。ウサギ抗VLA−4血清 は、精製したアルファ鎖を使用する免疫化により得られ、そして他のインテグリ ンアルファサブユニットと交差反応しなかった。こうして、免疫学的交差反応性 ならびに構造の類似性に基づいて、LPA、M−1のP160サブユニットに、 ヒトVLA−4アルファ鎖に対して、相同性でないにしても、類似性であるよう に思われる。
抗VLA−4抗体は、M、 150,000および130,000の細胞表面の へテロダイマー、ならびにM、 150,000α鎖のタンパク質の断片である ことが示された、M、 80,000および70,000の2つのタンパク質を 免疫沈澱させる。これはLPAM−1抗原のアルファ鎖と類似性であり、これは 還元性条件下に見掛けの分子量が160,000(P2S5) 、130.00 0(β130) 、84,000(β84) 、および62.000 (β62 )の4つのタンパク質を産生する。
TKIリンパ譚細胞、3T3の線維芽またはネズミ血小板を細胞表面標識し、そ して免疫沈澱を5DS−PAGEにより分析した。免疫沈澱した物質を50ミリ モルのトリスpH7,4,150ミリモルのNaC1,1%のトリトンX−10 0中の10ミリモルのEDTAで処理し、そして溶離した物質をLPAM−1へ テロ抗血清で分析した。すべての他の免疫沈澱を合計の細胞リゼイトから実施し た:R1−2 LPAM−1へテロ抗血清、抗LFA−1アルファ鎖、抗LFA 、−1ヘータ鎖、抗インテグリンβ1、抗VLA−β、Ml/70、正常ラット 血清および正常ウサギ血清。試料を還元性条件下に分析した。対照として、両者 のウサギ抗血清は、β1ならびにネズミ3T3線維芽からのM、 135,00 0のα鎖を免疫沈澱した。
β2サブユニツトを特性決定するために、LPAM−1に対して特異的な多価の ラット抗血清は免疫親和性分離したタンパク質で免疫化することによって得られ た。LPAM−1αおよびβサブユニットの会合はCa”イオンの存在に依存す るので、βサブユニットはEDTAでβ4.特異的抗体R1−2に結合したLP AM−1分子から選択的に溶離することができる。LPAM−1へテロ抗血清は 、EDTA溶離したβ2サブユニツトを免疫沈澱し、それがβ2を認識する抗体 を含有することを示す。この抗血清ならびに抗体R1−2を使用して、LPAM −1αまたはβ鎖は3T3線維芽上に検出されなかった。これらの結果が示すよ うに、β、はインテグリンβ、と区別される。
次に、β9が他のインテグリンβ鎖に関係するかどうかを研究した。LFA、− 1およびLPAM−1の両者をTKI細胞から分離し、そしてそれらのサブユニ ットを5DS−ポリアクリルアミドゲルの元気泳動により比較した。LFA−1 (インテグリンβ。)はそれらの分子量に基づいて明瞭に区別することができる ことが発見された。そのうえ、β2に対して特異的な抗体はβ、と交差反応する か、あるいはα46サブユニツトと同時沈澱する。逆に、LPAM−1へテロ抗 血清はLFA−]サブユニットを再結合または同時沈澱しない。
β2サブユニットを、また、複タンパク質IIIaと同一であるインテグリンβ 3と比較した。
種々のβサブユニットをより詳細に比較するために、V8プロテアーゼを使用し て1次元のペプチドのマツピングを実施した。この手順は次の通りであった。放 射線標識したべ一タサブユニットを含有するゲルのスライスを、還元性条件下に 5DS−PAGEにより分離した後切除し、そして第2ポリアクリルアミドゲル 上に負荷した。タンパク質を500ngの■8プロテアーゼで第2電気泳動の間 に消化した。分析したタンパク質はLPAM−1サブユニツトβ9、インテグリ ンβ1、インテグリンβ2、およびインテグリンβ3であった。種々のベータサ ブユニットの細胞源はTK、1リンパ腫細胞、RAW112リンパ腫細胞、3T 3線維芽およびネズミ血小板であった。マンピングにおいて、β、の消化は、β 1.β2およびβ3のそれらと明瞭に区別されるペプチドのパターンを生ずるこ とを示した。同様に、β1.β2およびβ、の各々の消化は独特のペプチドのパ ターンを与えた。
したがって、これらの結果は、β2が独特のβサブユニットを表すという概念を 支持する。
LPAM −1s s u、 tβ2をさらにβ1とノザンプロット分析により 比較した。TK1細胞からのβ、タンパク質の不存在と一致して、ネズミβ1の N末端の断片の遺伝情報を指定するcDNAクローンはTKI細胞からのR,N  Aとハイブリダイゼーションしなかった。ポリ(A”)RNAをβ2゛β1− TKI細胞またはβ、−β1°RAW112細胞から分離し、そしてネズミイン テグリンβ1サブユニットのアミノ酸1−333をエンコードするcDNAクロ ーンp M I N Tβとまたはβ−アクチンプローブとハイブリダイゼーシ ヨンすることによって、比較を実施した。フィルターを低いストリンジエンシー および高いストリンジエンシーの条件下にハイブリダイゼーシヨンしそして洗浄 した。ベーターアクチン特異的プローブとのハイブリダイゼーションは、はぼ等 しい量のTKIおよびRAW112ポリ(A” )RNAが分析されたことを明 らかにした。同一の結果は両者の低いストリンジエンシーおよび高いストリンジ エンシーの条件下に得られた。
対照的に、β1特異的cDNAプローブはβI”RAW112リンパ腫細胞の2 つのRNA腫ハイブリダイゼーシゴンした。
これらの結果が明瞭に実証するように、β2はインテグリンβ、と区別される。
VLA−4様LPAM−1αは2つの異なるβ鎖の各々と会合することができる 。
リンパ腫細胞系のパネル上のα41と会合したβサブユニットの性質を研究する ために、表面標識したリンパ腫細胞のリゼイトをβ4.特異的抗体R1−2を使 用して免疫沈澱し、そして非還元性条件下に5DS−PAGEにより分析した。
すべての細胞系は、同様な大きさのα鎖ならびに2つのM。
84.000および62.000のα鎖の断片を発現した。しかしながら、β2 様サブユニツトは細胞系TKI、’T”K23およびTK40においてのみ検出 された。わずかにより高い見掛けの分子量(M、 115,000非還元)のタ ンパク質を、β2を明らかに欠く細胞系(すなわち、TK50、Ll−2、T6 9、KKT2)から同時沈澱させた。さらに、抗LPAM−1へテロ抗血清でこ れらの細胞系の大部分からβ、動物質同時沈澱しなかった。両者のβ、およびM 、 115,000タンパク質は細胞系TK23およびTK40において同時に 発現されることが分かった。インケグリンβ1サブユニットは、M、 115, 000タンパク質と同時移動するが、β2とは同時移動しないTK1以外の細胞 系からのモノ特異的ウサギ抗血清で分離された。
β、特異的抗血清を使用する免疫沈澱は、また、α41と同時移動するタンパク 質を含有した。これらの結果の解釈は、α。をβ2またはインテグリンβ1と同 一であるM、 115.000のタンパク質と会合することができるということ である。
この仮説を試験するために、β4゜と会合したサブユニットを、アフィゲル(A ffigel) 15に共有結合した抗体R1−2を使用して、リンパ腫細胞系 のパネルからの免疫沈澱に従い分析した。リンパ腫細胞系のパネルを細胞表面標 識し、そしてアフィゲル15に共有結合したα41特異的抗体R1−2を使用し て免疫沈澱させた。結合したタンパク質を100m1のグリシンpH2,5,1 %のトリトンX−100で溶離し、そして溶離液を50ミリモルのトリスpH8 ,8,150ミリモルのNaC1,10ミリモルのEDTA、1%のトリドアX −IQOで1:5に希釈した。溶離しそして会合したサブユニットをいくつかの アリコートに分割し、そして抗インテグリンβ7、抗VLA−β、LPAM−1 へテロ抗血清、および白血球共通の抗原T2O0に対して向けられたモノクロー ナル抗体30G12で再分析した。試料を非還元性条件下に5DS−PAGEに より分析した。結合したタンパク質を溶離し、そして会合したサブユニットをL PAM−1へテロ抗血清またはβ、に対して向けられた2つの抗血清を使用して 再分析した。前述の結果と一致して、TKI細胞中の発現されたβ2サブユニツ トを抗LPAM−1へテロ抗血清と反応したが、β、特異的抗血清と反応しなか づた。対照的に、β。
陰性細胞系TK50、Ll−2、T69、およびKKT2からの抗体R1−2に より同時沈澱したM、 115.000のタンパク質は両者のβ1特異的抗血清 により認識されたが、L P AM−1へテロ抗血清により認識されなかった。
両者のβ、およびM、 115,000タンパク質は細胞系TK23およびTK 40から分離した。したがって、両者の抗β1抗血清はM。
115.000タンパク質と特異的に反応したが、β2はLPAM−1へテロ抗 血清によってのみ検出された。これらの結果が直接示すように、β2及び別個の M、 115.000タンパク質(インテグリンβl)はα4mに対して特異的 である抗体により同時に精製される。
放射線標識α4.を含有するゲルのスライスを、5DS−PAGE (非還元性 )分離から切出し、そして第2ポリアクリルアミドゲル中の電気泳動の間に50 0ngのV8プロテアーゼで消化した。α41サブユニツトを細胞系TKI、T K23TK40およびTK50から分離した。抗体R1−2により認識されたα サブユニットの同一性は、1次元のペプチドのマツピングによりさらに評価した 。V8プロテアーゼで4つのDNA断片細胞系から分離したα鎖の消化は、β2 またはβ1との会合に無関係に同一のペプチドのパターンを生じ、抗体R1−2 が異なる細胞系上の同一のαを認識したことが示された。したがって、VLA− 4様LPAM−1α鎖は2つの明確な細胞表面のへテロダイマーの共通のサブユ ニットである:LPAM−1はR2とアソシエーションしたα4.、lから構成 されている、そしてLPAM−2はα4.、lおよびインテグリンβ1から成る 。
LPAM−1およびLPAM−2の両者は、バイアー塩HE■の相互作用に関係 する。
LPAM−1およびLPAM−2ヘテロダイマーの両者の細胞分布および機能を 研究した。LPAM−1およびLPAM−2の存在は、α41特異的抗体R1− 2および引き続くLPAM−1へテロ抗血清またはβ、特異的抗血清(前述の) を使用するβサブユニットの分析により決定された。バイアー塩または末梢リン パ節中のREVについての細胞の結合能力を、変更したスタンバ−(StarR per)およびウソドララフ(Woodruff)の生体外アッセイにおいて試 験した。結果は、すべてのバイアー班HEV結合性細胞ならびに非結合性リンパ 腫は抗体R1−2と反応したことが示された。免疫沈澱により分析したとき、バ イアー班HEV結合性リンパ腫はLPAM−1およびLPAM−2の異種発現を 示した。両者のへテロシマーは細胞系TK23およびTK40中で発現されたが 、他の細胞系はLPAM−1(細胞系TKI)またはLPAM−2(細胞系TK 50)について単一に陽性であった。
正常の腸間膜節リンパ球において、両者のヘテロダイマーが検出された。バイア ー塩)(EV結合性細胞系と対照的に、すべてのR1−2反応性非結合性リンパ 腫はLPAM−2を発現したが、LPAM−1を発現しなかった。抗体R1−2 はバイアー塩HE Vへの試験したすべてのリンパ腫細胞系の結合を阻害したが 、末梢リンパ節HE Vへの結合を阻害せず、従来の結果と一致し、それがネズ ミパイアー班ホーミングレセプターを認識することを示した。抗体R1−2は、 また、LPAM−1またはLPAM−2の単一の陽性リンパ腫TK1およびTK 50バイアー班HEVの付着をブロッキングしたので、これらの結果が示唆する ように、LPAM−1に加えて、LPAM−2もまた、リンパ球−パイア−班H E Vの相互作用に関係する。
上の結果が実証するように、新規なタンパク質は特定の解剖学的部位への特異的 結合に使用することができる。異なるタンパク質を種々の方法において使用して 、細胞の結合を防止するか、あるいは組成物を所望の部位へ向けることができる 。このようにして、免疫系は特異的部位においてリンパ球の個体数を増加または 減少することによって変調することができる。特定の部位におけるリンパ球の個 体数をコントロールする能力を使用して、自己免疫疾患に対して保護し、炎症の 応答を減少し、新生物の状態についての診断または治療のために特異的細胞また は薬物を局在化し、そしてT細胞のプレゼンテーションについてリンパ球または 単球によりエンドサイト−シスされうるウィルスを修飾することによって免疫応 答を増強することができる。
この明細書に引用したすべての刊行物および特許出願は、各々の個々の刊行物ま たは特許出願が詳しくかつ個々にここに引用によって加えられているように、こ こに引用によって加える。
当業者は、ここに記載した発明の特定の実施M様と同等の多くの実施態様を認識 するか、あるいは日常の実験を越えない実験を使用して確証することができるで あろう。このような同等の実施態様は次の請求の範囲により包含されることを意 図する。
国際調査報告 1−一鴫1^叶に峰−一にゴバ芯89105%71mvM″asl^−mm−、 、ゴ/IE891050671”″。“16へIA−−1・釦rn+明9105 品7In1++nl+61111^””””””FCT/LI’S891050 67ec’r”89105067 汽;TI5!l/Uコub7

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳動物の染色体の−部分であるもの以外の、α4m、bp、またはユビク イチン不含のコアタンパク質gp90Mel−14、あるいはそれらの個々のド メインから成る群より選択されるホーミングレセプターユニットをコードするD NA配列。
  2. 2.前記DNAはCDNAである、上記第1項記載のDNA配列。
  3. 3.前記ユニットはa4mまたはbpである、上記第1項記載のDNA配列。
  4. 4.前記ユニットはコアタンパク質gP90Mel−14またはシグナル配列を 含んで成るドメイン、レクチン様ドメイン、EFG様ドメインもしくは相補的調 節タンパク質様ドメインである、上記第2項記載のDNA配列。
  5. 5.ホーミングレセプターユニットをコードするDNA配列を含んでなり、前記 レセプターユニットは、哺乳動物の染色体の−部分であるもの以外の、βpまた はgp90Mel−14またはそのドメインから成る群より選択され、野生型以 外の転写開始領域、マーカーまたは細胞の宿主中の安定な複製のための複製系に 接合されている、DNA配列。
  6. 6.哺乳動物の宿主に、ホーミング調節量のLPAM−1、−2またはVLA− 4に対する抗体、粘膜のリンパ様器官または組織のリガンドまたはリンパ節に結 合することができる、LPAM−1、−2、VLA−4のペプチド、またはコア タンパク質gp90Mel−14またはそのドメイン、それらと免疫学的に交差 反応性のペプチド、またはその接合体からなる組成物を投与して、粘膜のリンパ 様器官または組織のリガンドヘの結合を調節することからなり、 ここで前記組成物は前記リガンドヘの結合を調節する、ことからなる、哺乳動物 宿主の粘膜のリンパ様器官または組織に関連する高い内皮細静脈のホーミングリ ガンドヘの問題の成分のホーミングを調節し、前記リガンドヘの結合を提供する か、あるいはそれを阻害する方法。
  7. 7.前記組成物は、LPAM−1、−2またはVLA−4に対する抗体、前記粘 膜のリンパ様器官または組織のリガンドに結合することができる、LPAM−1 、−2、VLA−4のペプチド、またはコアタンパク質gp90Mel−14ま たはその細胞質外ドメインからなる、上記第6項記載の方法。
  8. 8.前記組成物は、前記粘膜のリンパ様器官または組織のリガンドに結合するこ とができるVLA−4またはその断片からなる、上記第7項記載の方法。
  9. 9.前記組成物はLPAM−1または−2からなる、上記第8項記載の方法。
  10. 10.少なくとも50重量%のLPAM−1および/または−2を含んでなる組 成物。
  11. 11.少なくとも50重量%のα4mまたはbpを含んでなる組成物。
  12. 12.粘膜の高い内皮細静脈に結合することができるLPAM−1または−2の 断片を含んでなる組成物。
  13. 13.少なくとも約8アミノ酸の哺乳動物のα4mまたはbpの断片を含んでな る組成物。
  14. 14.α4mまたはbpをコードする遺伝子の配列と少なくとも95%の同一性 を有し、そしてコード配列において終わるか、あるいは天然の隣接するDNA以 外に接合する少なくとも約12ntのDNA配列。
  15. 15.CDNAを含んでなる、上記第14項記載のDNA配列。
  16. 16.α4mをコードするDNA配列。
  17. 17.bpをコードするDNA配列。
  18. 18.gp90Mel−14をコードする遺伝子の配列と少なくとも95%の同 一性を有し、そしてコード配列において終わるか、あるいは天然の隣接するDN A以外に接合する少なくとも約12ntのDNA配列。
  19. 19.CDNAを含んでなる、上記第18項記載のDNA配列。
  20. 20.シグナル配列、レクチン様ドメイン、EFG様ドメインまたは補体調節タ ンパク質ドメインを含んでなる、上記第18項記載のDNA配列。
  21. 21.高い内皮細静脈への結合をブロッキングすることができる。gp90Me l−14のコアタンパク質に対する抗体。
  22. 22.高い内皮細静脈への結合をブロッキングすることができるa4mまたはb pに対する抗体。
  23. 23.細胞において機能的な調節領域の転写および翻訳の調節下の上記第14ま たは18項記載の構成体を含んでなり、前記構成体は、前記細胞中への前記構成 体の導入の結果として、前記細胞の中に存在する、細胞。
  24. 24.哺乳動物の宿主に、結合阻害量のLPAM−1、−2またはVLA−4に 対する抗体、粘膜のリンパ様器官または組織のリガンドまたはリンパ節に結合す ることができる、LPAM−1、−2、VLA−4のべブチド、またはgp90 Mel−14のコアタンパク質、それらと免疫学的に交差反応性のペプチド、ま たはその接合体からなる組成物を投与する、ことからなる、高い内皮細静脈部位 への転移を阻害する方法。
  25. 25.細胞またはウイルスのゲノムの中に、上記第5項記載のDNA配列または 前記ユニットまたはその機能的断片の発現のためのその機能的断片からなる発現 カセットを導入し、これにより発現産生物は前記細胞またはウイルスの表面上に 発生しそして高い内皮細静脈のリガンドへ結合して、前記高い内皮細静脈へホー ミングする細胞またはウイルスを産生することができる、ことからなる、哺乳動 物ヒトにおける粘膜のリンパ様器官または組織またはリンパ節に細胞またはウイ ルスを向ける方法。
JP2502783A 1988-12-23 1989-11-10 ホーミング配列およびそれらの使用 Pending JPH04504501A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28920188A 1988-12-23 1988-12-23
US289,201 1988-12-23
US31573689A 1989-02-24 1989-02-24
US315,736 1989-02-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04504501A true JPH04504501A (ja) 1992-08-13

Family

ID=26965504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2502783A Pending JPH04504501A (ja) 1988-12-23 1989-11-10 ホーミング配列およびそれらの使用

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0462111A4 (ja)
JP (1) JPH04504501A (ja)
WO (1) WO1990007321A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505664A (ja) * 2005-08-25 2009-02-12 アリゾナ ボード オブ リージェンツ オン ビハーフ ザ ユニバーシティー オブ アリゾナ 発癌の幹細胞融合モデル

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5776775A (en) * 1989-02-21 1998-07-07 Dana-Farber Cancer Institute Anti-LAM 1-3 antibody and hybridoma
US7238668B1 (en) 1989-09-01 2007-07-03 Fred Hutchinson Cancer Research Center Inhibition of lymphocyte adherence with CS-1-peptides and fragments thereof
US7750137B2 (en) 1995-09-01 2010-07-06 Millennium Pharmaceuticals, Inc. Mucosal vascular addressins
US6551593B1 (en) 1995-02-10 2003-04-22 Millennium Pharmaceuticals, Inc. Treatment of Inflammatory bowel disease by inhibiting binding and/or signalling through α 4 β 7 and its ligands and madcam
US7803904B2 (en) 1995-09-01 2010-09-28 Millennium Pharmaceuticals, Inc. Mucosal vascular addressing and uses thereof
US7147851B1 (en) 1996-08-15 2006-12-12 Millennium Pharmaceuticals, Inc. Humanized immunoglobulin reactive with α4β7 integrin
US6111090A (en) * 1996-08-16 2000-08-29 Schering Corporation Mammalian cell surface antigens; related reagents
UA116189C2 (uk) 2011-05-02 2018-02-26 Мілленніум Фармасьютікалз, Інк. КОМПОЗИЦІЯ АНТИ-α4β7 АНТИТІЛА
KR102014512B1 (ko) 2011-05-02 2019-08-26 밀레니엄 파머슈티컬스 인코퍼레이티드 항-α4β7 항체에 대한 제형

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE114478T1 (de) * 1987-08-11 1994-12-15 Univ Leland Stanford Junior Verfahren zur kontrolle der leukozyten- extravasation.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505664A (ja) * 2005-08-25 2009-02-12 アリゾナ ボード オブ リージェンツ オン ビハーフ ザ ユニバーシティー オブ アリゾナ 発癌の幹細胞融合モデル
JP2011225613A (ja) * 2005-08-25 2011-11-10 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The Univ Of Arizona 腫瘍細胞移動の抑制方法及びこれに用いる薬剤

Also Published As

Publication number Publication date
EP0462111A1 (en) 1991-12-27
EP0462111A4 (en) 1992-07-08
WO1990007321A3 (en) 2010-05-27
WO1990007321A2 (en) 1990-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3889722B2 (ja) モノクローナル抗体5c8が特異的に結合するタンパク質
CA2340328C (en) Stable hypoxia inducible factor-1 alpha and method of use
JP5650038B2 (ja) インテグリンヘテロ二量体およびそのサブユニット
EP0438310A1 (en) Method for producing recombinant immunoglobuline
US20100261200A1 (en) Glycoprotein VI and Uses Thereof
JP2003116587A (ja) ポリペプチド及び同じものをコードしている核酸
WO1995020656A1 (en) Diagnosis of metastatic cancer by the mts-1 gene
EA016245B1 (ru) Антитела против альфа2-интегрина и их применение
KR20030044001A (ko) 신규한 인간 β2 인테그린 알파 서브유닛
DE69433378T2 (de) Humane b-lymphoblastoiden zellinie welche anti-gangliosid-antikörper sekretiert
JP2001512989A (ja) 新規ヒトβ▲下2▼インテグリンアルファサブユニット
JPH09508781A (ja) リンパ球活性化抗原hb15:免疫グロブリン上科の一種
CA2034593A1 (en) Recombinant human anti-cd18 antibodies
EP0440351A2 (en) Recombinant human anti-CD18 antibodies
JPH04504501A (ja) ホーミング配列およびそれらの使用
AU629189B2 (en) Intercellular adhesion molecules and their binding ligands
ES2313799T3 (es) Anticuerpo monoclonal anti alfa-d(itgad) para su uso en el tratamiento de lesiones del snc causadas por traumatismo.
JPH11506313A (ja) Cd6リガンド
US6559286B1 (en) Antibodies to occludin proteins
US5773293A (en) Anti-ICAM-4 antibodies and hybridomas
JP4537507B2 (ja) 結合組織増殖因子に対するモノクローナル抗体及びその医薬用途
US20020165353A1 (en) Purified and isolated platelet calcium channel nucleic acids and polypeptides and therapeutic and screening methods using same
Zimmermann et al. Recent developments concerning the carcinoembryonic antigen gene family and their clinical implications
JPH05506856A (ja) アテローム性動脈硬化症に関連する単核白血球指向性の内皮接着分子