JPH04504387A - 印刷法の改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 印刷法の改良 技術分野 本発明は、印刷材料を含む中間転写シートを用いて染料及びインキをシート材料 に転写する印刷方法に関する。

背景技術 従来、例えばチバーガイギ・リミテッド（Ｃ１ｂａ−Ｇｅｌｇｙ　Ｌｔｄ、　） から供給されているような昇華染料は、例えばシルクスクリーン印刷、フレキソ 印刷または石版印刷などの方法を用いて紙に印刷されている。これは、転写シー トとして使用される際には反転して印刷される。

この転写シートは、その印刷面を昇華印刷されるべき面に隣接させて配置される 。前記面は通常人造ポリマーであり、最適なものの一例として、例えばＩＣＩが 製造しているポリエステルのｒＭａｌｌｎｅｘ　Ｊ　（商標名）がある。

次に、前記転写シート及びポリエステルシートを軽く圧力を加えた状態にし、か つ約１８０℃の温度に約１分間加熱する。前記染料の分子が前記ポリエステルの 構造内に移動する。

上述した転写シートの印刷方法は、印刷が大量の場合に適当であるが、少ししか 要求されない場合には、シルクスクリーンや刷版などを作ることが必ずしも実施 可能である程に迅速であったり費用効果があるものではない。

本発明の目的は、速度、費用及び／または印刷の品質の点で既存の方法に改良を 加えた方法を提供することにある。

な くともその表面に接着媒体を有する昇華染料の層をその上に被覆した剥離材をそ の上に被覆した耐染料下地からなり、前記接着媒体によって前記染料が、それと 接触するように配置される熱プラスチツク材料（例えば写真コピーの溶融トナー ）に接着するようになっている。

発明を実施するために最良の形態 以下に、本発明の方法を具現化した一連の実施例を用いて、本発明の詳細な説明 する。

１、写真コピーを用いたダイトランスファシートの作成ここでいう写真コピーと は、溶融トナーを用いたあらゆる複写を意味するものとし、レーザプリンタによ る複写を含む。

第１図は、例えば紙またはアルミニウム箔で作られた耐昇華染料下地１からなる 染料ドナーシートを示している。

その上には剥離剤２が被覆され、かつその上には、写真コピーまたは他の熱プラ スチックの版と接触させて配置され、かつ加熱されると、第２図に示されるよう に熱プラスチックの印刷領域と選択的に接着する接着媒体を有する昇華染料３の 層が被覆されている。この熱プラスチツクインキが符号４で示され、それが印刷 される紙が符号５によって示されている。

例えば、４及び５は熱可塑性トナーを用いた場合に写真コピーまたはレーザプリ ンタによるコピーとすることができる。

ここで、前記版に染料を接着させた結果物である写真コピーが昇華ダイトランス ファシートであり、上述した従来方法で使用することができる。

前記熱プラスチックの版が前記染料層の中を流れずかつ加熱過程に於て染料が印 刷される表面に印をつけるために、第３図に示されるようにバリヤ層及び接着層 を付加することができる。

第３図は、例えば紙、アルミニウム箔シートのような耐昇華染料下地１、染料剥 離層２、染料層３、及びバリヤ層４（即ち、熱を加えた際に熱プラスチックの版 が前記写真コピーから前記染料層の中を通って染料が印刷される面へと流れるこ とを防止する層）を示している。このようなバリヤ材料の一例として、真空蒸着 されるアルミニウムがある。また、接着剤層５が示されている。これは前記熱プ ラスチック版領域のみと相容性を有し、熱及び圧力を受けると、紙に対してでは なく前記版に接着する。

本発明の別の特徴は、第４図及び第５図に示されるように前記昇華染料のダイト ランスファ転写シートを作るための写真コピーを作るために使用されるポリエス テルのような材料からなる透明耐熱シートの使用である。写真コピーに加えて、 透明シートに熱プラスチツクインキを用いた様々な版を、使用することができる 。

第４図は、写真コピーのテキスト２、昇華染料３、剥離層４及び下地５を有する 透明シート１を示している。キセノンフラッシュ放電管を用いて放射によって前 記写真コピーテキストを加熱し、それによって前記染料／接着材料を該テキスト に選択的に接着させる。

第５図は、前記写真コピーのテキストに選択的に接着する染料を示している。

次に、結果物である写真コピー／ダイトランスファシートを従来の手法で用いて 前記染料を適当な而（ポリエステル）内に昇華させ、または第６図に示されるよ うな手法で染料を昇華させるように使用することができる。

別の方法によれば、結果物である前記写真コピー／ダイトランスファシートは次 のように用いられる。第６図にはキセノンフラッシュ放電管５が示されており、 透明シート１、写真コピー２、ダイトランスファシート３の上方で作動させる。

前記キセノンフラッシュ放電管からの放射熱が透明シート１を通過して、黒色ト ナーの版３に吸収され、それが次に熱伝導により染料３を加熱して、印刷される 面４内に前記染料を昇華させる。

この方法は、約１分を要する従来の加熱方法（熱伝導）に対して大きな利点を有 する。このキセノンフラッシュ法は約１ミリ秒しか要せず、そのために処理が非 常に速くなりかつ高度な製造方法に適している。

こめ方法は、使用される材料に生じる熱歪が非常に少ないという点で更に利点を 有し、実際にダイトランスファシート及び印刷される前記面を、加えられる熱が 非常に局部的でありかつ持続時間が短いので、比較的耐熱性の低い材料とするこ とができる。

透明ダイトランスファシートを使用する別の利点は、印刷されたデザインに数種 類の色を使用した場合に、各色の転写シートが先に印刷した色の上の位置に、目 で容易に見当を合せられることである。これは、不透明なダイトランスファシー トを用いた場合には、非常に困難である。本発明の更に別の特徴は、第５図に示 される使用済の染料ドナーシート自体（転写シートではない）を転写シートとし て使用し得ることであり、当然ながら、これによって空白のテキスト領域を小さ くして着色領域を大きくすることができ、更に従来の写真コピー（表向き）を使 用した場合には、昇華染料の版も同様に表向きになる、即ち反転した像の写真コ ピーを印刷する必要が無いという利点が得られる。

２、重ね刷りによって作られるダイトランスファシートまた、本発明には、紙の ような下地シートが昇華染料の層で均一に被覆され、該シートに後でテキストま たは図案が刷り重られ、印刷インクが、染料を印刷する面への前記染料の昇華を 抑制する材料であるような方法が含まれる。

第７図は、印刷される面４内に前記染料が昇華するのを抑制する材料３が後に刷 り重ねられる昇華染料の層２で被覆された下地シート１を示している。

別の方法によれば、第８図に示されるように、染料２で被覆した下地１を、印刷 材料が熱プラスチックのトナー３である場合に、写真コピーによって重ね刷りす るようにして、略同様の効果が達成される。熱プラスチツク材料を用いたその他 の印刷方法を使用することができる。

第９図は、加圧及び加熱下にドナーシートで接触するように配置された写真コピ ー済みの染料シート１．２．３を示している。第９図に於て、４は紙またはポリ エステルの下地であり、５は好適には透明である剥離剤であり、かつ６は例えば 真空蒸着されたアルミニウムのような昇華染料抑制層である。加熱された時にト ナーの版との相容性を有する接着剤を同様に抑制層６に被覆して、その後に於け る接着性を改善することができる。

第１０図は、写真コピーの印刷領域３に選択的に接着する昇華染料抑制層６を示 している。

次に、写真コピーされた染料シート１．２．３．６が昇華ダイトランスファシー トとなり、かつ第１１図に示されるように用いることができる。

第１１図は、染料が印刷される前記シートと接触させた状態で加熱される前記ダ イトランスファシートを示している。

染料２は、抑制材料６で被覆されたトナー３の選択された領域内での昇華が抑制 されて、７の上に所望の図案が印刷される。

３゜転写下地シートに於ける染料の昇華従来の昇華染料の印刷では、転写シート は昇華染料が図案の前後を逆にして印刷され、それによって前記転写シートがそ の印刷された図案を昇華印刷される面に隣接させて配置された場合に、転写され た図案が逆向きになる。第１２図参照。

第１２図は、一般に紙である下地シート１と、後前を逆にして印刷された昇華染 料の図案２とからなる昇華染料の転写を示している。通常ポリエステルからなる 印刷面は、符号３を付して示されている。

転写デザインを後前逆にして印刷しなければならないという問題を克服するため に、以下の新規な方法が提案される。

第１の方法では、前記昇華染料の転写が、熱を受けると前記昇華染料が印刷され る面内に容易に染料がその中を通過して移るような材料のシート上に、前記染料 の図案を逆向きに印刷することによって行なわれる。このような材料には、例え ばＩＣＩが製造している厚さ約２０ミクロンのポリエステルがある。このように して、像が逆向きに印刷される。第１３図及び第１４図参照。

第１３図は、昇華染料１を逆向きに印刷して、昇華染料印刷されるべきシート３ の上に配置されたポリエステルシ−ト２を示している。

第１４図は、その印刷面を昇華印刷されるべき面に隣接させて配置して逆向きの 印刷を行なう転写シート１．２を示している。

第２の方法は、昇華染料が容易に通過し得る、例えば厚さ２０ミクロンの例えば ポリエステルシートのような下地シートからなる。このシートは、その一方の面 が昇華染料の均一な層で被覆されている。前記シートの反対側の面は、例えばア ルミニウム箔または真空蒸着アルミニウムのような昇華染料の通過を抑制する材 料の層で被覆されている。

またこの皮膜は、所望の領域即ちテキストまたは他の図案に於て選択的に除去可 能な特性を有する。第１５図及び第１６図参照。

これによって、染料は前記抑制層が除去された領域に於てのみ前記ポリエステル シートを通過することができ、所望のテキスト即ちまたは図案に印刷される前記 面内に昇華する。第１７図参照。

第１５図は、例えば厚さ２０ミクロンのポリエステルで形成され、昇華染料２の 層及び選択的に除去し得る昇華染料抑制材料の層３とで被覆された下地シート１ を示している。例えば紙またはアルミニウムで形成された昇華染料に対する耐性 を有する支持シート４が設けられている。

第１６図は、選択的に除去される染料抑制層３を示している。

第１７図は、層３によって選択的に抑制されたシート１を一様に通過し、かつ印 刷される面５内に昇華して、図示されるように加熱されると所望の図案を付与す る染料２を示している。

昇華染料抑制層３は、例えば真空蒸着されたアルミニウムまたはポリエステルシ ートに積層されたアルミニウム箔とすることができる。染料抑制層３は、化学的 エツチング、レーザによる蒸発、電解エツチングなどの様々な方法で、または別 の表面に選択的に接着させることによって、即ち前記染料抑制層に接着性を有す る文章または他の図案に接着させることによって選択的に除去することができる 。

このような提案の実施例が第１８図乃至第２１図に示されている。

第１８図は、例えば紙またはアルミニウムからなる下地シート１からなる染料積 層シートを示している。ポリエステルシート１は例えば２０ミクロンの厚さを有 する。４は剥離剤の皮膜である。５は例えば真空蒸着されたアルミニウムのよう な昇華染料抑制層であり、かつ６は熱で軟化する例えば写真コピーのトナーから なる文章のような熱プラスチツク材料には接着するが、写真コピーの紙には接着 しない接着層６である。

第１９図は、符号７を熱プラスチツクトナーの文章または図案としかつ符号８を 写真コピーの紙とした場合に、その接着層６を写真コピーの印刷面に隣接させて 配置した染料積層シート１〜６を示している。

熱及び圧力が加えられて、トナー７が軟化しかつ接着剤６に接着する。

次に前記接着積層シートを前記写真コピーシートから分離すると、層４〜６の選 択された領域が第２０図に示されるように前記積層シートから除去される。

第２０図に示されるような結果物である染料積層シートが、次に従来の手法によ りダイトランスファシートとして使用され、第２１図に示されるような版が制作 される。

第２１図は、昇華印刷されるべき面７に隣接させて配置されかつ熱を加えられた 染料積層シート１〜６の結果を示している。

染料２はポリエステルシート３及び剥離層４を一様に通過するが、染料抑制層５ は通過しない。前記抑制層が選択的に除去された部分では、前記染料が前記間隙 を通過して面７に移り、所望の図案が印刷される。

本発明の要旨が理解されたならば、染料、抑制剤、下地として他の組合せを調製 することは当業者であれば容易に行なうことができる。

４、染料／下地／抑制層−積層体 本発明に関連する別の新規な方法が第２２図に示されている。

第２２図は、例えば紙で作られた耐昇華染料下地材１を示している。符号２は昇 華染料層であり、かつ符号３は、例えばアルミニウムのような選択的に除去し得 る材料で形成された染料抑制層である。

使用時には、抑制層３を例えば化学的エツチング、電解作用、スパーク腐食など によって除去することができ、除去された部分が文章または他の所望の図案の形 となる。結果物である積層体は、第２３図に示されるような従来の手法で使用す ることができる。

第２３図に示されるように、染料２は熱を受けると抑制層３の間隔を通過して、 印刷される表面４の中に昇華される。（別の実施例では、第２２図の基材位置を 理想的に昇華染料に対する耐性を有する透明材料で形成することができる。） 抑制層３を選択的に除去した後に、結果物である前記積層体を用いて第２４図に 示されるように印刷することができる。

第２４図は、染料抑制層３を選択的に除去した積層体を示している。キセノンラ ンプ５を作動させると、それから発生した熱が透明下地１を通過して染料層２を 加熱し、該染料が抑制層３の間隙を通過して印刷される面４の中に昇華する。下 地１と染料層２との間に熱吸収材料の層を設けると好都合である。これは、前記 下地に接着されかつ前記染料層が接着されるように、媒体内に結合された例えば カーボンブラックまたは類似の材料とすることができる。

この熱吸収層がキセノン放電管からの熱を吸収し、かつ熱伝導によって前記染料 層に熱を伝達する。これは、例えば黄色のような薄い色の染料を使用した場合に 特に有用であり、さもなければ前記キセノン放電管からの熱が反射されることに なる。

別の実施例によれば、カーボンブラックのような熱吸収性材料を染料／接着材料 の前記層に混合することができる。

５、抑制剤印刷基材によるダイトランスファシートの製造本発明による別の新規 な方法は、印刷された領域への昇華染料の受入れを結果的に抑制する材料で下地 シートを印刷する方法に関する。

第２５図は、前記染料を抑制する即ち前記染料を弾く材料で印刷された昇華染料 ３を受け入れる材料で作られた下地シート１を示している。

適当な材料の例としては、紙で形成された下地１を使用し、その上に水を弾くワ ックスを主成分としたインキで所望の文章または図案を印刷する。次に、この印 刷したシートを水を主成分とする昇華染料で被覆すると、前記ワックス材料で印 刷された部分は染料が被覆されない状態のままである。他の受容材料及び反発材 料の組み合わせを用いることができる。次に、結果物である被覆シートを従来の 手法で転写シートとして用いて、昇華染料の版を作成する。

第２６図参照。

第２６図は、昇華染料が印刷される面４を示している。

ワックス材料を用いて上述したように前記下地１を印刷する場合には、ワックス ２が、加熱過程に於て液化し、かつ第２７図に示されるよ・うに紙下地１の中に 流れ込むことが判明した。

第２７図は、ワックスを印刷した領域２が染料３で被覆された紙下地１を示して いる。シート４が昇華染料で印刷されている。

この前記ワックスの紙下地への流れ込みは、染色した領域が印刷される面４とよ り緊密に接触するようになり、印刷される図案の解像度がより良好になるという 利点がある。

また、前記ワックスが印刷される面に付着する虞れが減少する。

このダイトランスファシートの製造方法は、非常に大きな染料の領域が必要な場 合に非常に有利である。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） １、特許出願の表示　ＰＣＴ／ＧＢ９０１０００４７２、発明の名称　印刷法の 改良 ３、特許出願人 住　所　イギリス国ビーターボロー・ビーイー６９イーイー・マクシー・ハイス トリート・サウスゲートハウス　（番地なし） 名　称　ジエイ・エム・ペイン争イノベーターズ・リミテッド代表者　（追完） 国籍　イギリス国 ４、代理人 居　所　”ｒ　１０２　東京都千代田区飯田橋１−８−６　渋滞ビルを占　３２ ６２−１７６１ １９９１年４月１７日（請求の範囲の原文１４頁）１９９１年２、特許請求の範 囲の原文１５頁及び１６頁）請求の範囲 １゜少なくともその表面にそれ自体が公知の接着媒体を混合した昇華染料層をそ の上に被覆した剥離剤の被膜を有する耐染料下地を有し、前記接着媒体によって 前記染料が、前記版を支持する前記シート材料には接着しないが、前記染料層と 接触するように配置された熱プラスチツク印刷シートの熱プラスチックの版にの み接着して、ダイトランスファシートが形成されるようになっていることを特徴 とする染料ドナーシート。

２、前記昇華染料層の上に染料バリヤ層を有し、かつ紙にではなく熱プラスチツ ク材料に接着し得る接着剤が前記バリヤ層の上に被覆されていることを特徴とす る染料ドナーシート。

３、請求項１または２に記載の染料ドナーシートを、熱プラスチックの版を支持 する透明耐熱転写下地シートと接触するように配置し、かつ加熱して前記染料を 前記下地上の前記版に接着させることを特徴とするダイトランスファシートの製 造方法。

４、ポリエステルからなる下地シートを有することを特徴とする請求項３に記載 のダイトランスファシートの製造方法 ５、昇華染料の層で被覆され、かつ染料印刷される面への前記染料の昇華を防止 するための抑制材料を重ね刷りした下地シートからなることを特徴とする請求項 １また２に記載の染料ドナーシートと組み合せて使用されるダイトランスファシ ート。

６、重ね刷りされた前記抑制材料が写真コピーによって被着される熱プラスチツ クトナーであることを特徴とする請求項５に記載のダイトランスファシート。

７、染料の図案がポリエステルからなる前記下地シートに、前記染料が下地シー トを通過することによって印刷するべきシートへの前記染料の転写を可能にする ような形で、印刷されることを特徴とする請求項１または２に記載の前記染料ト ナーシートと組み合せて使用されるダイトランスファシート。

８、前記ポリエステル下地シートが、前記昇華染料を支持する面とは反対側の面 に於て染料バリヤ層で被覆され、かつ該染料バリヤ層が、前記染料の図案に従っ て前記染料の通過を許容するように選択的に除去可能でありまたは印刷によって 選択的に被着されることを特徴とする請求項７に記載のダイトランスファシート 。

９、前記昇華染料を受容する材料からなる下地シートが最初に染料抑制層で選択 的に印刷されることを特徴とする請求項１または２に記載の前記染料ドナーシー トと組み合せて使用されるダイトランスファシート。

１０、透明下地シートが使用され、かつキセノンフラッシュ放電管を作動させて 放射熱が前記下地シートを通過することによって前記染料を加熱し、それによっ て前記ドナーシートから転写シートへの染料の転写及び／または前記転写シート から印刷されるべき前記シートへの染料の転写が行われることを特徴とする請求 項３乃至９のいずれかに記載の前記ダイトランスファシートの使用方法。

１１、印刷されるべき面への染料の昇華を防止するために、その上に先に抑制材 料の均一な層を形成した昇華染料の層をダイトランスファシートに設ける過程と 、前記抑制材料と接着し得る像をその上に有する印刷シートと接触させることに よって、前記抑制材料の選択された領域を除去する過程と、印刷されるべき前記 面に前記転写シートを被着させる過程と、前記転写シートに熱を加えて前記染料 を前記選択領域に於ける前記面に昇華させる過程とからなることを特徴とするダ イトランスファシートの使用方法。

国際調査報告　ＯＦＴ／ｅＱ　０７１／ｎｎｎＡ７６ｒＴ／ｎＨＯｎ／ｎｎｎａ ７ 国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．少なくともその表面に接着媒体を混合した昇華染料層をその上に被覆した剥 離剤の被膜を有する耐染料下地を有し、前記接着媒体によって、前記染料層と接 触するように配置された熱プラスチック印刷シートの熱プラスチックの版に前記 染料が接着して、ダイトランスファシートが形成されるようになっていることを 特徴とする染料ドナーシート。
2. ２．前記昇華染料層の上に染料バリヤ層を有し、かつ紙に対してではなく熱プラ スチック材料に対して接着性を有する接着剤が前記バリヤ層の上に被覆されてい ることを特徴とする染料ドナーシート。
3. ３．熱プラスチックの版を支持する透明耐熱下地シートを有することを特徴とす る請求項１または２に記載の染料ドナーシートと組み合せて使用されるダイトラ ンスファシート。
4. ４．ポリエステルからなる下地シートを有することを特徴とする請求項３に記載 のダイトランスファシート。
5. ５．昇華染料の層で被覆され、かつ染料印刷される面への前記染料の昇華を防止 するための抑制材料を重ね刷りした下地シートからなることを特徴とする請求項 １また２に記載の染料ドナーシートと組み合せて使用されるダイトランスファシ ート。
6. ６．重ね刷りされた前記抑制材料が写真コピーによって被着される熱プラスチッ クトナーであることを特徴とする請求項５に記載のダイトランスファシート。
7. ７．染料の図案がポリエステルからなる前記下地シートに、前記染料が下地シー トを通過することによって印刷するべきシートヘの前記染料の転写を可能にする ような形で、印刷されることを特徴とする請求項１または２に記載の前記染料ト ナーシートと組み合せて使用されるダイトランスファシート。
8. ８．前記ポリエステル下地シートが、前記昇華染料を支持する面とは反対側の面 に於て染料バリヤ層で被覆され、かつ該染料バリヤ層が、前記染料の図案に従っ て前記染料の通過を許容するように選択的に除去可能でありまたは印刷によって 選択的に被着されることを特徴とする請求項７に記載のダイトランスファシート 。
9. ９．前記昇華染料を受容する材料からなる下地シートが最初に染料抑制層で選択 的に印刷されることを特徴とする請求項１または２に記載の前記染料ドナーシー トと組み合せて使用されるダイトランスファシート。
10. １０．透明下地シートが使用され、かつキセノンフラッシュ放電管を作動させて 放射熱が前記下地シートを通過することによって前記染料を加熱し、それによっ て前記ドナーシートから転写シートヘの染料の転写及び／または前記転写シート から印刷されるべき前記シートヘの染料の転写が行われることを特徴とする請求 項３乃至９のいずれかに記載の前記ダイトランスファシートの使用方法。