JPH04503964A - 空気不透過性容器 - Google Patents

空気不透過性容器

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JPH04503964A
JPH04503964A JP2501495A JP50149589A JPH04503964A JP H04503964 A JPH04503964 A JP H04503964A JP 2501495 A JP2501495 A JP 2501495A JP 50149589 A JP50149589 A JP 50149589A JP H04503964 A JPH04503964 A JP H04503964A
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ケイ ペーター ジェームズ
ボント イヴ
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 窒営不盗漫性宣塁 本発明は、特に車両、とりわけ自転車のインナーチューブとして使用した場合( 但し、これに制限されない)に、低い空気透過性を示す、熱可塑性弾性ポリマー 組成物から形成された壁を有する空気用の容器に関する。
車両、例えば自転車のインナーチューブは、従来ブチルゴムを主成分として含み 得るゴムコンパウンドから、該ゴムコンパウンドを形成し、次いでこれを真っ直 ぐの環形状に押し出す工程を含む方法により作られている。該チューブを所定の 長さに切断し、次いで末端において接続法により該チューブを中空リングに形成 する必要がある。ゴム特性を付与するためには、接合後かかるリングを次にW橋 して、該フンバウンドを加硫されたかつ結果として空気不透過性の形状に転化し なければならない、典型的には、リング形状に接合した後、該リングを環状のモ ルトに配置し、次いでそこで加熱して、最終物品全体を通じて均一な架橋を行わ なければならない。この方法は数工程の加工段階を含み、結果として多大な時間 、労力を必要とし、かつエネルギーコストも高くなる。この接合の実施は接合プ レス内で新たに切断された表面を一緒にプレスしてしまう恐れがある。
この従来の方法の主な欠点は、まぎれもなく自転車のインナーチューブに対する 要件としての良好な空気不透過性を確保し、かつ良好な物性を得るためには、該 ゴムを硬化する必要があるが、硬化は一般に該I月/グを形成する以前には行わ れないことにある。というのは、硬化したゴムはこのような良好な接着性能を示 さないからである。従って、接合工程を含むが、時間を要する加硫工程を含まな い方法により、車間用のインナーチューブを容易に製造し得る処方物の開発に対 する要求がある。
近年、弾性および熱可塑性両者を組み合わせて持つポリマーブレンドに、多大な 工業的関心が寄せられている。これらは硬化された弾性体の特性のいくつかと熱 可塑性樹脂の再加工性とを育する。
熱可塑性弾性体の硬化に関する初期の研究はゲスラーおよびハスロット(Ges sler and [1aslott; U、S、P、 No、 3,037, 954)によるものであり、かわらは動的加硫の概念を教示しており、そこでは 加硫可能な弾性体が樹脂状の熱可塑性ポリマー内に分散されており、また該弾性 体は該ポリマーブレンドを連続的に混合し、かつ剪断作用を与えつつ硬化される 。かくして、未硬化の樹脂状の熱可塑性ポリマーの連続マトリックス中に硬化さ れたゴムを含むミクロゲル分散物が得られる。
ゲスラーは、50〜95部のポリプロピレンと、5〜50部の加硫可能なゴム状 コポリマー、例えばブチルゴム、塩素化ブチルゴム1.ポリブタジェン、ポリク ロロプレンおよびポリイソブチンを含む組成物を開示している。
tl、s、P、 No、 4,130.535 (モンサンド(Monsar+ to))は、熱可塑性弾性組成物を開示しており、該組成物においてゴム成分は エチレン−プロピレンコポリマー(EP?りまたはターポリマー(EPD?I) であり9、また好ましい結晶性ポリオレフィン樹脂はポリエチレンおよびポリプ ロピレンである。このゴムは、ゴムの割合的δ〜75 wtXで、十分な硬化状 態にまで動的に硬化される。
tl、S、P、 No、 4.130,534 (モンサント(Monsant o))は、咳動的な加硫法により生成される同様なブレンドを開示しているが、 そこでゴムはブチルゴムまたはハロゲン化ブチルゴムであり、かつ該ゴムは該ブ レンドの55〜so wt′1の量で存在する。また、好ましい結晶性ポリオレ フィン樹脂成分はポリエチレンまたはポリプロピレンである。
上記の先行技術は、そこで定義する該熱可塑性弾性組成物が、押し出し成形、射 出成形、金型成形、圧延、真空成形およびホットスタンピング法による物品の製 造、特にタイヤ、ホース、ベルト、ガスケット、成形品および成形部品の製造に おいて有用であることを教示している。これら熱可塑性弾性ブl/ンドの価値あ る特性は、核熱可塑性成分を含むが故にこれらが再加工可能であることにある。
該ゴムは、一般に60μ以下、好ましくは1〜5μ程度の径の完全に硬化された 小粒子として存在する。
ゴムが十分に硬化されている上記の熱可塑性弾性体系は貧医な流動特性の結果と して、フローライン欠陥(flow 1ine imperfections) を示し、またさらには高いシ碧アA硬さを有するという欠点をもつことが認識さ れている。
他の熱可塑性の弾性ブレンドも知られており、そこではゴム成分は未硬化もしく は部分的に硬化されており、またこれらのブレンドは低い引っ張り強さと高い圧 縮永久歪とを有している。
また、優れた加工性、低い硬度および低い圧縮永久歪と共に良好な物理的強度特 性を有する熱可塑性ブレンドが、熱可塑性ポリオレフィン樹脂と、一方のみが該 動的加硫法により十分に硬化されている2種のゴム成分とからなるブレンドから rJ@製し得ることも認識されている。このような特性のブレンドはEP−A− 0171926(エクソン(Exxon) )に記載されている。この文献の内 容を本発明の参考とする。 EP−A−0171926に記載されているブレン ドはガスケット材料、靴封止材料、管部材およびハウジング等の金型成形および 押し出し成形物品用として有用であるとされている。
上記の組成物は、良好な再加工特性を有することが知られており、またその出願 人は、自転車のインナーチューブに適した空気不透過性容器の製造用の、ブチル ゴムまたはハロゲン化ブチルゴムを含有する同様な組成物をも考察していた。イ ンナーチューブに必要とされる特性は、これらが空気不透過性であり、しかも同 時に再加工性(製造工程における無駄の経済化のために)であり、しかも低い周 囲温度においても十分に可撓性であるほどに軟質である(かくして、裂けおよび 漏れを防止する)ことにあるものと認識されている。これらの出願人により開発 さ汰過圧下で空気を保持するのに通した容器は低い空気透過性を有する熱可塑性 弾性ポリマー組成物の壁を有し、かつ咳ポリマー組成物が、成分(a) +(b )の全重量を基準として10〜60 wtZの結晶性ポリオレフィン成分(a) と40〜90wtχの加硫されたブチルゴムまたはハロゲン化ブチルゴム成分( b)と、 (成分(a) +(b)の100wtχを基準として)相溶的量、好 ましくは10〜150wt[より好ましくは10〜10〜tχの未加硫のモノオ レフインコ+f′!IJマーゴム成分(C)とを含み、該成分(C)が該成分( a)全体に渡り分散された加硫ゴムの小粒子として存在することを特徴とする。
これらの発展的な容器において使用された該ポリマー組成物の該未加硫ゴム成分 (C)はモノオレフィンコポリマーゴムであり、エチレンとプロピレンと、少な くとも一種の式: CH,、CHR(ここでRは炭素原子数1〜12のアルキル 基を表す)の他のα−オレフィンおよびO乃至小量の少なくとも一種の共重合性 ポリエン、好ましくはジエンを包含する七ツマ−の重合体である。
かかるゴムの一つの例はEPDMであり、この用語はASTMで指示された意味 で使用する。
これら出願人の該発展的な容器の製造に使用される組成物中で使用し得る適当な 結晶性ポリオレフィン成分(a)は、高圧法または低圧法で一種以上のモノオレ フィンを重合することにより得られる結晶性で高分子量の固体生成物を含む、こ のような樹脂の例は、アイソタクチックおよびシンジオタクチフクモジオレフィ ンコポリマー樹脂であり、その代表的ない(つかは市麟として入手し得る。満足 なオレフィンの例はエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘ キセン、2−メチル−1−プロペン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル− 1−ペンテン、5−メチル−1−ヘキセンおよびこれらの混合物である。これら の出願人により該発展的容器において最も好ましいとされる市販の熱可塑性ポリ オレフィン樹脂はポリエチレンまたはポリプロピレン、特にポリプロピレンであ る。
該発展的容器の壁を形成するのに使用される該組成物は、重量比1.0/90〜 60/40で成分(a) +(b)を含むことが必要とされる。咳未硬化ゴム成 分(c)は、好ましくは成分(a) +(b)の全量を基準として10〜1鵠帆 χ、より好ましくは10〜100wtχの割合で存在する。好ましくは、咳ブチ ルまたはハロゲン化ブチルゴム成分(b)は比較的高い割合、例えば成分(a)  +(b)の全量を基準として60〜9o←tXで存在する。未硬化ゴム成分( c)の割合は最も好ましくは四〜50wtχであるが、その正確な割合は当業者 には公知の簡単な実験により調節することができ、該組成物の最終用途に関する 知見を与えることができる、即ち該容器壁は実質的に空気不透過性であり、弾性 であり、かつ熱可塑性であり、しかも十分な強度を有していて、高圧下で空気を 保持し得、またチューブ製造工程で接合し得るものでなければならない、上記の パラメータに関連して、この公知技術によれば、成分(a)はポリプロピレンで あり、成分(b)は好ましくは塩素化ブチルゴムであり、かつ成分(C)は好ま しくはEPD?lであることが好ましく、理想的には、鵡成物はこれら成分の全 てを含む。
この発展的容器において、これら出願人は上記の他の公知文献に記載された組成 物の実用上の問題、特に該組成物の比較的低い低温可撓性の問題を、成分(c) の添加により克服しようと試みた。かくして、該出願人は、該成分(C)、好ま しくはEPDMの存在が該チューブ用組成物に所定の弾性特性を付与するのに必 要であることを見出し、該出願人は、該成分(c)が該成分(a)+(b)に対 する相溶化剤として機能することにより、該組成物に柔軟性、改善された引っ張 り強さ、良好な伸びおよび加工容易性を付与するものと考えている。しかしなが ら、このようなブレンド内におけるEPDHの存在は確かに該ブレンドの柔軟性 、即ち低温可撓性に対しては寄与するものの、一般に該組成物の空気不透過性に 対しては有害な影響を及ぼすことが分かった0本発明の出願人は、そこで良好な 空気不透過性、低硬度(即ち、良好な低温可撓+Uおよび満足な靭性並びに例え ばチューブ製造工程における経済性にもとすき、空気の収容により理想的に還し たブレンドを開発すべく研究した。
本発明者の知る範囲におけるその他の公知技術はEP−A−1,72645(エ キソン(Exxon))であり、これはエチレンコポリマー樹脂または少なくと も25 wtXの該樹脂と75−tχまでの126 °C以下の融点を有する他 の樹脂との混合物の存在下で、ゴムを動的に加硫(即ち、混合し、かつ剪断力を 与えつつ加硫する)することにより得られる熱可塑性弾性組成物を開示している 。好ましくは、このゴムは塩素化またはブロム化ブチルゴムであり、また該コポ リマー樹脂は2.30(特に、9.27) wtXの酢酸ビニルを含むエチレン /@酸ビニル(EVA)コポリマーである。他の樹脂は低密度または線状低密度 ポリエチレンまたはポリブチレンである。この公知技術の組成物は熱収縮性フィ ルム、チューブおよびテープの製造に有用であるといわれている。これらは良好 な熱収縮性および弾性特性を熱可塑性樹脂の再加工性と組み合わせて有している 。
この刊行物には、高圧下での空気不透過性のために工夫された系でのかかるブレ ンドの利用については何等示唆していない、事実、この刊行物のブレンドは該ブ レンドの熱収縮性を利用した医薬的用途に使用されている。いずれにおいても、 このブレンド組成物が優れた空気不透過性をもち得ること、またその結果として 車両用のインナーチューブに有用であるとのいかなる認識も示唆もなされていな い、このブレンドのチェープとしての利用が述べられているが(2)ページ第5 行)、これは熱収縮用途に関するものである。
他の具体的に記載されている用途(特許請求の範囲第26圓は医薬用の包封体、 静注液層のバッグ開口部のキャップ、栓、シリンジ、ジャーの封止および食品保 存用のビンとしての用途である。このブレンドが高圧ガス、例えば空気用の容器 における用途を提案していないことは、この刊行物が空気不透過性については何 等述べていないこと、および該刊行物が該ブレンド内に含め得るブチルゴム以外 の多くのゴムとして、例えばEPDM、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、ス チレン−ブタジェンゴム、ニトリルゴムおよびクロロスルフォン化ポリエチレン を提案していることから推定できる。これらゴムの多くはEP−A−17264 5のブレンドには還しているが、本発明の課題としての用途に遺した特性を冑し ていない、 EP−A−172645に与えられたデータは厚み4ミル(0,0 04インチB 0.0102 cm)の吹き込み成形したフィルムに関するもの であり、このことは明らかに、例えば自転車のインナーチューブとしての用途を 意図し得ないものである。
また、公知文献GB−A−1164528(ポリマーコーボレーシ謄ンリミテッ ド(Polymer Corporation Lim1ted)) It(a ) 70〜90!!量部のゴム状コポリマー、例えばブチルゴムと、(b) 1 0〜301i量部のエチレン−酢酸ビニルコポリマーとの均一なブレンドを教示 している。このようなブレンドも、発泡または加硫剤を含み、かつ使用に際して 該ブレンドは発泡かつ加硫されて、靴の底材料として使用するのに迩した熱硬化 性の微孔性材料に形成される。この開示は動的加硫には関連せず、両ポリマー成 分は硬化されて最終製品とされ、また該ブレンドは均一であり、即ちEVAマト リックス内に分散された硬化ゴム粒子からなる分散体を構成しない、更に、該加 硫された微孔性組成物が過圧下にある空気の容器として使用し得ることについて は何等示唆されていない。
Its−A−3326833は、エチレンとα、β−モノエチレン性不飽和モノ カルボン酸のアルキルエステルとのコポリマー、例えばエチレン−エチルアクリ レートコポリマーと、ハロゲン化オレフィンポリマーとを含む組成物を開示して いる。該ゴムはハロゲン化ブチルゴムまたは塩素化ポリエチレンである。この組 成物は未硬化かつ熱可塑性であるか、もしくは過酸で架橋して不溶性の非熱可塑 性樹脂とされる。
(資)87107625 (エクソン(Exxon))はプラスチックとゴム成 分との動的に加硫したブ1ノンドを教示しており、そこでは通常樹脂ポリマーと は相溶性でなし)ゴムを、該樹脂と相溶性の小量の第二のゴムと配合することに より相溶性にするという考え方を利用している。更に詳しくいえば、硬化樹脂と してハロゲン化ブチルゴムおよびポリクロロプレンが分散されたエチレン−酢酸 ビニルコポリマー樹脂のブレンドが開示されている。この樹脂は様々な金型成形 および押し出し成形物品、例えば対土用部材、ガスケア)、クランプしたホース 等の物品において有用であるとされている。しかしながら、咳ブ;・ンドが高圧 下で空気を収容するのに有用もしくは使用し得ることについては何の示唆もなく 、事実該開示には透過性のデータは含まれていない。該ブレンドにおけるポリク ロロプレンの存在は、読者に対して、かかるブレンドがタイヤのインナーチュー ブとしての用途には有用でないことを示唆しており、かつ該ブレンドのクランプ したホースでの利用の記載は明らかにこのような使用を暗示していない。
本発明によれば、低い空気透過性を有する、熱可塑性弾性ポリマー組成物の壁を 有する、過圧空気を収容するための容器が提供さF′LS該容器は、該ポリマー 組成物が10〜80wtχの(A1)エチレンと(A2)α、β−不飽和カルボ キシル基−またはエーテル基−含有コモノマーとの半一結晶性コポリマー(A) および20−(資)wtXの加硫ブチルまたはハロゲン化ブチルゴム(B)を含 み、該成分(B)が該成分(A)の連続相全体に渡り分散された小さな加硫ゴム 粒子として存在することにより特徴ずけられる。
ブチルゴムはイソオレフィンと共役マルチオレフィンとのコポリマーである。有 用なコポリマーは多量のイソオレフィンと少量の、好ましくは30−t%以下の 共役マルチオレフィンとを含む。
好ましいコポリマーは、約5〜99.5 wtXのC4〜Cフイソオレフイン、 例えばイソブチレンと、約15〜0.5wt%の約4〜14の炭素原子数を有す るマルチオレフィンとを含む、ここで使用する[ハロゲン化ブチルゴム(hal ogenatedbutyl rubber)Jとは、0.1〜i0、好ましく は0.5〜3.0wt%の塩素または臭素でハロゲン化された上記の型のコポリ マーを意味する。
壁成分として使用されるl物において、成分(B)は該プラスチック成分(A) で構成される連続相全体に渡り分散された、小粒子、好ましくは径1〜印μ、よ り好ましくは1〜5μの粒子として存在する。該ブチルまた+1ハロゲン化ブチ ルゴム成分は好ましくは十分に硬化されており、また咳十分に硬化された粒子の 所定の分散は、最適には周知の動的加硫法により得ることができる。該ブチルま たはハロゲン化ブチルゴム成分CB)は、好ましく↓よムooo〜soo、oo o 、より好まL < ハ80.000〜300.000および最も好ましく; マ100、000−250.000の範囲内の数平均分子量を有する。一般に、 より高分子量のゴム(B)が改善された引っ張り強さを有する本発明の容器を与 える。
動的加硫法はゴム−含有熱可塑性組成物用の加硫法と考えることができ、そこで は該ゴムは高い剪断条件下で加硫される。結果として、該ゴムは同時にg橋され 、かつポリマーマトリックス内に微小ゲルの微粒子として分散される。動的加硫 は、ロールミル、バンバリーミキサ−2連続ミキサー、ニーグーまたは混合押し 出し機等の装置内で、ゴム(B)の硬化温度またはそれ以上の温度にて該成分を 混合することにより実施できる。このような動的に硬化された組成物の特性は、 該ゴム成分が十分に硬化されていると言う事実にもかかわらず、該組成物が公知 のゴム加工技術、例えば押し出しにより加工もしくは再加工し得ることにある。
スクラップまたはパリは回収して再加工できる。
本発明の容器の壁として使用される組成物の調製においては、成分(A)は良好 な混合が瞑系に硬化剤を添加する前に達成し得るような条件下で該ゴム成分(B )とブレンドすることが好ましい。
勿論、該硬化剤は適用された条件下で、成分(A)ではなく成分(B)に対して 有効なものである。該ハロゲン化ブチルゴム成分に対して典型的な硬化剤は酸化 亜鉛であり、これは単独でもしくは促進剤、例えばジチオカルバメート、チウラ ム、ジアミンおよびチオウレア等の共存下で使用できる。
好ましい動的加硫法の実施においては、コポリマー(A)および他の成分は該コ ポリマーを軟化するのに十分な温度にて、あるいはもっと一般的にはその融点以 上の温度にて一緒に混合される。咳コポリマー(A)およびゴム(B)を緊密に 混合した後、加硫剤を添加し、加硫温度での加熱および混練を加硫を完了するに 必要な時間、通常0.5〜10分間継続する。典型的には、咳加硫温度は該成分 (A)の軟化点くエチレン−酢酸ビニルの場合には、その酢酸ビニル含量に依存 シテ約40〜90’C(ASTM D 1525))から約210 °Cの範囲 内であり、またより典型的な温度範囲は約150〜190’Cである。
該混合工程を、加硫が完了するまで続けることが好ましい、加硫の程度は当分野 で一般に使用されている、例えばゲル含有率測定法により決定することができる 。
本発明の組成物が他の添加剤、例えば充填材、酸化防止剤、安定剤、ゴム加工油 、潤滑剤、ブロッキング防止剤、顔料、結合剤等を含み得ることは当然理解され よう、これらの添加剤の量は、該組成物の最終用途における要件に応じて調節し 得るが、油の含有率については以下の議論を参照すべきである。
本発明による成分(A)はエチレンとコモノマーとのコポリマーであり、該コモ ノマーはα、β−不鉋和カルボキシル基含有化合物、またはα、β−不飽和エー テル基含有化合物であり得る。該コポリマーの製造には広範なかかるコモノマー が利用し得るが、特に好ましい該コモノマー(A2)はビニルエステル、特に酢 酸ビニルである0本発明の後の記載は、成分(A)がエチレン−酢酸ビニルコポ リマーである場合について述べるが、これは単に読者の便宜のためであり、多く の他の成分(A)が本発明に従って使用し得、ここでEVAにつき記載すること はかかる全ての成分(A)についても当然応用し得るものである。成分(A)に ついてここで使用する用語「半結晶性(semi−crystalline)J とは当ポリマー技術において十分に理解されているものである。
例えば、コモノマー(A2)はアクリルエステル、例えばメチルアクリレート1 、 メチルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、エチ ルアクリレートまたは エチルメタクリレート;またはアクリル酸化合物、例え ばメチルアクリル酸、ブチルアクリル酸またはエチルアクリル酸;またはメタク リル酸化合物、例えばメチルメタクリル酸、ブチルメタクリル酸またはエチルメ タクリル酸;またはビニルエーテル、例えばメチルビニルエーテル等であり得る 。
本発すの容器の特記すべき特徴の一つは、例えば空気透過性等の性質に実質的に 有害な影響を及ぼすことなしに、該ブレンドの硬度が低下されるという、従来見 られなかったものである。当ゴム並びにプラスチック配合技術における当業者が ある化合物の硬度を低下するために研究してきた従来の方法は、油の配合または 存在する充填材の量を減じること、即ち油/充填材比を高めることによるもので あった8本発明により選択された方法は、例えば上記の公知技術に記載されたよ うなブレンドの結晶性のポリオレフィン成分を、半結晶性のコポリマー、例えば エチレン−酢酸ビニルコポリマーで置換することである。これにより、空気透過 性に実質的な有害な作用を及ぼすことなしに硬度を減じることができるという利 点が得られる。多量の油の配合は該組成物の硬さを確実に減少するが、空気透過 性の著しい増大をも招くことがわかった。従って、本発明のいくつかの実施例に おいては、油を使用しない。
本発明の容器壁用のブレンドのプラスチック成分としてエチレン−酢酸ビニル等 の半結晶性コポリマーを使用することによるもう一つの利点は、該組成物の特性 が該コポリマー中のコモノマー比を調節することにより制御し得ることにある。
一般に、該コポリマー成分(A)の該コモノマー(例えば、酢酸ビニル(VA) )の含有率が高ければ高い程、得られるポリマーの軟化点は低下し、しかもその 空気透過性も高くなる。従って、これら2つの物性を調整する必要があるが、こ れはコモノマー、例えばVAの含有率を制御することにより容易に達成し得る。
例えば、本発明の容器が熱帯地方で使用するタイヤインナーチューブである場合 には、成分(A)の該コモノマー(VA)の含有率は比較的低いことが好ましい 、というのは、その使用温度が比較的高いからである。逆に、寒冷地方で使用さ れるタイヤインナーチューブ用の容器は、より可撓性(即ち、より軟質)である ことが好ましい、というのは、これにより使用中の脆弱化(即ち、割れの発(社 )の危険性が低下するからである。この場合、最適な空気不透過性を与えない可 能性があるが、成分(A)の該コモノマー(VA)の含有率は、その好ましい範 囲の上限にある。何れにしろ、熱帯および寒冷地方両者において、該組成物は割 れまたは裂けなしに該タイヤ内に組み込むのに十分な程に較質でなければならな い。
好ましい実施例において、本発明の容器は、50〜70.より好ましくは5〜約 65(AS7M−D 2240; 5秒(ト)の範囲のシオアA硬さを有する組 成物から形成される。
上記のように、例えばEVA等の半結晶性のコポリマーの使用は、 (結晶性の ポリオレフィンを含有するブレンドと比較して)該組成物がより低い軟化点、半 結晶性、その結果としてのより高い柔軟性を有し、より可撓性の高いマトリック スを与え、かつ一般により簡単に接合および修復することを可能とすることを意 味する。更に、該コポリマーの極性は結晶性のポリオレフィンを主成分とする組 成物よりも良好な接着性をもたらす。
一般に、成分(A)は約6〜40 int!、より好ましくは10〜30wtχ および最も好ましくは15〜25−tχのコモノマ=(例えば、VA)含有率を 持つことができる。例えば、lI+モノマー(例えば、VA)の含有率は約20  wtχであり得る。
実際の該コモノマー(例えば、VA)の含有率は、上記の本発明の容器の用途、 例えば自転車のタイヤインナーチューブ等の条件に合うように調節し得る。
高いVA含有率は改良された低温可撓性、改良された靭性(即ち、バンクに対す 4耐+りおよび改良された接着性(これは、特に自転車のタイヤインナーチュー ブにおいて有用である、というのはバルブアセンブリを該チューブ本体に接着す る必要があり、あるいは実際に該チューブが接着結合技術により形成されるから である)をもたらす。
成分(A)の該】モノマー(VA)の含有率は結晶性を反映しく低コモノマー( VA)含有率のコポリマーは高い結晶性をもつ)、また実際に軟化点および硬さ 特性を改良するのはこの結晶性である。ビカー軟化点は結晶性と関連する。
本発明で使用される成分(A)好ましくはEVAが、80°C以下、より好まし くは6°C以下のビカー軟化点(ASTM D 1525)を有することが好ま しい。
該成分(A)の分子量も本発明の容器の性能に対して重要である。脂が低すぎる と、該容器は貧弱な特性、例えば貧弱な破断点引っ張り強さ、破断点伸びなどを もつことになる。核成分(A)、例えばEVAのメルトインデックスは100g /1oIlin以下、より好ましくは60 g/1m1n以下(AST?l D  1238)であることが好ましい。
本発明の容器において使用する該組成物のゴム含有率は空気不透過性のみでな( 、硬さおよび加工性にも影響を及ぼす、成分(A)と(B)の全量基準で、成分 (B)の割合は20−90、より好ましくは40−80、さらに好ましくは45 −75.さらに好ましくは50−70、および最も好ましくは55−65wtχ の範囲内であることが好ましい、該組成物のゴム含有率は約60wtχであるこ とが特に好ましい、このゴム含有率が低すぎると、得られる組成物は硬すぎ、か つ空気透過性が高すぎて例えば自転車のインナーチューブとしては使用できず、 一方で該ゴム含有率が高すぎると、加工性が阻害される。従って、ゴム含有率の 実際の値は、本発明の容器に意図された特定の使用条件および該組成物内に存在 する他の成分に応じて適宜選択される。
上で述べたように、本発明で使用する組成物は、同一の(低い)硬さを達成する のに必要とされる油(可塑剤)の含有率を、結晶性ポリオレフィンを含む公知の ブレンドと比較して大幅に低下させることを可能とする。しかしながら、依然と して、本発明の組成物は油および/または充項材を含むことができる。透過性に 対して過度に大きな影響が及ぼされることを防止するためには、成分(A)およ びCB) 100重量部(pbw)基準で、本発明の容器に使用する該組成物は 5Q pbw以下の油を含むことが好ましく、より一般には、存在する油の量は 10−35 pbh 、好ましくは良好な空気不透過性を得るためには低いほど よく、例えば15 pbwJ2J下である。
また、必要とされる油(可塑剤)の量は、特に該コポリマー成分(A)のコモノ マー(例えば、VA)の含有率に依存する。
上で議論した方法で生成し得る組成物は、加圧下で空気を収容するための容器の 壁を形成するのに使用される。好ましくは、かかる容器の壁は3×101未満、 より好ましくは2X10−@未満および最も好ましくは約lXl0−’未満(単 位はQ*cra3− ca−cra−”−see −’−ata−’)の空気透 過係数(アミンコーグフドリッチ社(Aminco−Goodrich)の装置 を使用して、ASTFl法D 1434アベンディフクスA−1に従って、21 °Cで測おを有する。
咳組成物が、車両用の車輪のインナーチューブ、特に自転車車輪のインナーチュ ーブを構成する空気容器の製造に理想的に適していることがわかった。
このような製品は、高圧下にある空気を収容する必要があり、その使用中にしば しば物理的衝撃を受けるものであり、加圧下で実質的に空気に対して不透過性で なければならずかつ低温での割れに対して敏感であってはならないものであるこ とが認識されよう、 本発明の別の局面によれば、車両、特に自転車のインナー チューブの製法が提供され、該方法は上で定義した成分(A)および(B)を上 記のような割合で含む熱可塑性弾性ポリマー組成物を押し出して、長手方向に対 向する両末端を有する実質的に均一な断面を有する長い管に形成し、次いで該両 末端を一緒に接合して、加圧下にある空気を収容するのに適した連続中空リング を形成する工程を含む。このようなリングは勿論空気の導入および加圧下でのそ の保持を可能とするバルブ手段を備えている0wIチューブは、例えば円形また は卵型の断面を持つことができ、該断面は好ましくは咳チューブの長軸全体に渡 り同一の寸法を有することが好誼接合は接着剤を塗布することにより、また加熱 溶着により、あるいは低、温溶着技術、例えば超音波接合技術により実施するこ とができる。接着法を利用する場合、極性の半結晶性EVAの存在が該方法の実 施を容易とし、また勿論溶着技術を使用した場合には、mEVAの熱可塑性特性 が重要となる。
上で定義した組成物を使用して、ここで規定した容器および方法の特定の価値の 一つは、接合が咳熱可塑性相の溶融を通して実施できること、従って該チューブ 製造工程が著しく簡帽ヒされることにある。更に、ゴムは該組成物を容器の形状 (チューブ形拘に転化する際には既に硬化された状態にあるので、エネルギー消 費の点で高価な製造工程およびコスト膏な成形を必要としない、従来、ブチルゴ ムを含むコンパウンドが、天然ゴムを含有するコンパウンドと比較して改良され た透過性を有する自転車のインナーチューブの製造に使用されてきたが、これら は依然として成形技術により架橋されなければならない。本発明による、混合中 に動的に加硫されるブチルまたは/%ロゲン化ジブチルゴム含有組成物使用は、 線状のブチルゴムコンパウンドと極めて類似する透過性を有する製品を与えるが 、これらの製品はその場での成形または硬化の必要性なしに、直接押し出しおよ び接合できる。この材料は熱可塑性であるので、全ての不良チューブは粉砕して 再利用でき、従って廃物の生成を排除することができる。
以下の実施例は本発明を例示するものである。
実施例1 表1に示したような組成物1を工業用の30 +バンバリー型ミキサー内で動的 加硫法によりrs製した。先ず、ポリマー成分と、硬化剤以外の添加剤と、油と を該ミキサーに投入し、混合を100秒間行った。この時点で該混合物は160  °Cであった。この時点で、硬化剤パフケージを投入し、混合を更に釦秒行っ た。この時、該混合物の温度は180”Cであった。この時点で該処方物の油含 量の半分の投入と混合とを全体として275秒経過するまで続け、該混合物の温 度が190’Cに達したら、核油の残りを投入し、混合を全体として390秒経 過するまで続けた。その後、EVAマトリックス中に均一に分散された十分に硬 化されたクロロブチルゴムの小粒子、油および充填材を含む組成物を取り出した 。この組成物は、該ゴムとEVAとの重量基準で、37−tχのコム、63 w tX(7)EVA 、47 wt$ノ充填材オヨび27 wtXノ油を含ンテL )り。
このようにして生成した組成物を、押し出しにより径15Mおよび厚み1mmの チューブに成形した。この成形はスクリュー径30閣および長さ対径の比5のシ ュワベンタン(Schwaben than)押し出し機を使用して、これを以 下の条件下で稼動して行った。
脊圧 1900 MPa 電流 5.3A スクリユ一速度 60rpIm トルク 23 Kp+e フロント圧(Frong pressure) 313バ一ル温度設定 ダイス 160°C メルト温度 175 °C 押し出し量 72.8 g/a+in また、該組成物のサンプルを、ダニエルス(Daniels)の射出成形機で2 00°Cにて射出成形することにより、長さ115m、幅85amおよび厚み2 IIIIsの板を形成した。得られた板について、対応する組成物から形成した チューブの性能を代表するものとして、以下のテストを行った。
(1) AST?l[+2240 ニよる硬さくシ*773 A) :!に造直 後、5秒および加秒後に測定した値。
(2) ASTl’l D 412による100χモジエラス(3) AST? l D 412ニよル3CJO%モ’) z 5 ス(4) ASTM D 4 12による引っ張り強さく5) AST!’l D 412による伸び(測定は 、テストした板の長手方向および横方向の両方において実施し、また記録した値 はこれら測定の平均値である)。
(6) ASTM D 395ニヨル圧縮永久歪、n時間、室温CRT) オヨ び70″C1’fi定。
(7) ASTM D 624による引き裂き強度、ダイスC5板の長手方向お よび横方向の両方における測定値の平均値。
(8) ASTM D 1434による空気透過性係数Q% cmコ−Cl1−  CI+−”−5ec−’−ata−’なる単位で表示した。
これらテストの結果を表1に与えた。
実施例2 表1に示した組成物2を、ロータ速度155 rpIlで稼動される1、31ポ ミニ(POMINI)実験室用のミキサー内で動的加硫によりIIIIIした。
咳ミキサーへの蒸気の供給を開始し、咳ポリマーおよび充填材成分を175 ° Cにて120秒混合した。ここで硬化剤を添加して、更に混合を印秒間(温度が 184 °Cとなるまで)続け、次いで油成分を添加し、混合を全体で420秒 となるまで続け、この時点で混合物を取り出した。このEVA連続相に分散した 十分に硬化したクロロブチルゴムの小粒子を含む組成物は、45 wtXのゴム と、55−tχのEVAと、ゴム+EV^の重量基準で41−tχの充填材と、 111vtXの油とを含んでいた。
この組成物をチューブ形状に射出成形し、次いで実施例1記載のようにテストし た。結果を表1に示す。
実施例3 表1に示した組成物3を、実施例2と同様な方法並びに装置を使用して調製した が、唯一の違いとして180秒の混合後の油を添加した際の温度は184°Cで はな(190Cであった。生成した、EVAマトリックス内に分散した十分に硬 化したゴム粒子を含む組成物は、50wtχのゴムと% 50 wtXのEVA と、ゴム+EVAの重量基準で23社χの充填材と、16 wtXの油とを含ん でいた。この組成物をチューブ形状に転化し、次いで実施例1記戦のようにテス トした。
結果を表1に示す。
実施例4 表1に示した組成物4を、実施例2に記載のミキサー内で動的加硫することによ り調製した。該ミキサーへの蒸気の供給を開始し、咳ポリマーおよび充填材成分 を153”Cにて獅秒混合した。ここで硬化剤のパッケージを添加して、更に混 合を410秒間、温度177 °Cで続けた。この時点で該処方の油含量の半分 を添加し、該ミキサーへの蒸気の供給を開始し、混合を168 。
Cにて(3)秒続け、ここで該油の残りを加え、混合を全混合時間がn0秒とな るまで続け、次いで生成した組成物を取り出した。生成した、EVAマトリック ス内に分散した十分に硬化したゴム粒子を含むブレンドは、58wtχのゴムと 、42 wtX17)EVAと、ゴム+EVAノ重量基準T16 wtXの充填 材と、23wtχの油とを含んでいた。この組成物をチューブ形状に転化し、次 いで実施例1記載のようにテストした。結果を表1に示す。
実施例5 表1に示した組成物5を、実施例2に記載のミキサー内で実施例4記載の方法に より調製した。但し、硬化剤の添加は180秒後に145 °Cで行い、最初の 油の添加は480秒後(177°C)に、および第二の油添加は590秒後に1 66 °Cでそれぞれ行った。生成した、EVAマトリックス内に分散した十分 に硬化したゴム粒子を含むブレンドは、60wtχのゴムと、40 wtXのE VAと5、ゴム+EVAの重量基準で31 wtXの充填材と、31 wtXの 油とを含んでいた。この組成物をチューブ形状に転化し、次いで実施例1記載の ようにテストした。
結果を表1に示す。
以下の表1に記載の各成分は以下の通りである。
(1) CB 1066はエクソンケミカル社(Exxon Che+wica l Company)の中程度の分子量の塩素化ブチルゴムであり、125 ° Cにおけるムーニー(Mooneい粘度(1+8) 3Bを有し、また1、2w  t$の塩素を含有する。
(2) EVA ULOO220はエクソンケミカル社のEVAコポリマーのエ スコレンウ& ) 5 (ESCORENI: [1tra)種(D ”)t’ アッテ、VA含有率20 wtX、 fiシルトンデックス1.8 g/1oI lin (ASTM D 123B) 、密度0.942 g/cm3(AST M D 792)、シロアA硬さ90(AStM D 2240)、およびビカ ー軟化点60 ” C(ASTM D 2240)、並びにビカー軟化点60° C(ASTM D 1525)を有する。
(3)オムヤ(OMYA) BLはオムヤ(Ol’1YA)社により供給されて いる炭酸カルシウム充填材である。(4)ブラック(Black) SRF N  762はカポ−/ ) (Cabot)社により供給されているカーボンブラ ックである。
(9フレクソン(Flexon) 680はエクソンケミカル社により供給され ているASTMタイプ103ナフテン系エキステンダー油である。
(6)バラポール(Parapol) 950はエクソンケミカル社により供給 されている低分子量ポリブテンである。
(′7)イルガノックス(Irganox) 1010はチバガイギー社(CI BA GEIGY)により供給されているヒンダードフェノール系酸化防止剤( テトラキス(メチレン(3,5−di−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシン ナメート)メタン))である。
(8)ウルトラノックス(Ultranox) 626はボルグワーナーケミカ ル社(Borg−Warner Chemicals Inc、 )により供給 されている酸化防止剤(1,0χのトリイソプロパツールアミンを含むビス(2 ,4−di−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト)であ る。
(9)マグライト(Maglite) Dはアフトラコ(Attraco)によ り供給されている酸化マグネシウムである。
(10)バナ7クス(VANAX) PMLはパンデルビルト社(νander bilt Inc)により供給されているジカテコールボレートのジオルトトリ ルグアニジン塩である。
11) ヒスタay(VrSTALON)3777はエクソンケミカル社(7) EPDMゴムテアリ、66 wtXのエチレン、30wtχのプロピレンおよび 4wtχのENBを含み、75phrの油を含み、125 °Cでのムーニー粘 度(1+4) 50を有する。
(12)ハイモント()IIMONT) PD 191はハイモント社により供 給されている1’lFI? (230″C、2,16kg) tO,5−1m1 0m1nを有するホモポリプロピレンである。
(13) フレシラン(FLEXON) 815はエクソンケミカル社により供 給されているASTMタイプ104Bパラフィン系エキステンダー油である。
(14)処理タルク(Treated Ta1c)はシブラス(CYPRUS) によりシプルボンド(CYPRUBOND)なる商標の下で供給されているシラ ン被覆含水マグネシウムシリケートである。
(15)ブロモブチル(Brosobutyl) 2244はエクソンケミカル 社により供給されている臭素化ブチルゴムであり、臭;12wtχを含み、12 5”Cにおけるムーニー粘度(1+8) 46を有する。
(16)ネステ(Nests) PP 7824はネステ(NESTE)社によ り供給されている数−tχのエチレンを含有するポリプロピレンであって、MF R(230C;2゜16kg) 0.4 g/10 mjnを有する。
(17) Ti1t ER2はIC!ベルギー社により供給されている酸化チタ ンである。
(18) =ニー) ラル(Neutral) 600はエクソンケミカル社に より供給されているASTMタイプ104Bパラフィン系白色エキステンダー油 であるフレクシーン(FLEXON) 876の水添油である。
(J9)プリモール(Pri+lIO+) 325はエッソ社(ESSO)によ り供給されているパラフィン系白色エキステンダー油である。
(20) MB SI?F 30mはカポ7)社により供給されているポリプロ ピレン中に分散されたブラックSRF (30χブラツク)のマスターバッチで ある。
(21) イルガノックス(Irganox) 3114はチバガイギー社(C IBA GEIGY)により供給されているフェノール系酸化防止剤: 1.3 .5− )リ (3,5−di−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシ アヌレートである。
(22) チマソーブ(Chimasorb) 944はチバガイギー社(CI BA GEIGY)により供給されているヒンダードアミン軽質安定剤:ポリ( 2−N、N’−di−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)ヘ キサンジアミン−4−(1−アミノ−1,1,3,3−テトラメチルブタン)  sy++−)リアジン)である。
(23) チヌビン(Tinuvin) 770はチバガイギー社(CIBA  GEIGY)により供給されているヒンダードアミン軽質安定剤:ビス(2,2 ,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケートである。
(24) HVA−2はバナフクス(VANAX) ?IBMなる商標の下でパ ンデルビルト(VANDERBILT)社により供給されているm−フェニレン ジマレイミドである。
(25)エクソンブチル(Exxon Butyl) 268はエクソンケミカ ル社により供給されている125 °Cにおけるムーニー粘度(1+8) 51 を有するブチルゴムである。
(26) FEFN−550はカボット(CABOT)社により供給されている 黒色カーボンである。
(27) HAFN−330はカボット(CABOT)社により供給されている 黒色カーボンである。
(28) フレシラン(FLEXON) 875はエクソンケミカル社により供 給されているASTFタイプ104Bパラフィン系エキステンダー油である。
(29) カロキソール(Caloxol) H3はスターン(STUl?GE )社により供給されている酸化カルシウムである。
(30) TMTDSはメチルツアズ(METHYL TUADS)なる商標の 下でパンデルビルト(VANDERBrLT)社により供給されているテトラメ チルチウラムジスルフィドである。
(31) MBTはロタフクス(ROT八χへなる商標の下でパンデルビルト( VANDERB ILT)社により供給されている2−メルカプトベンゾチアゾ ールである。
(32) ZDEDCはエチルジメー) (ETHYL ZT門ATE) なる 商標の下でパンデルビルト(VANDERBILT)社により供給されている亜 鉛ジエチルジチオカルバメートである。
比較の目的で、表2A、2B、2C(X雄側6.7および8)に示した処方を有 する数種のブレンドを調製したが、これらは本発明の容器用の組成を有するもの ではなかった。各々は301バンバリーミキサ−内で動的に加硫することにより 調製した。
!話 青刈 処方 6 処方 エ フロロブチル 1066 16.0 ブロモブチル 2244 37.91ビス タロン 3777 47.8 ネステ PP 7B24 14.45ハイモント  PD 191 16.OTi0z RCR213,54フレクソン815 o il 10.5 ニュートラル600 14.45処理タルク 4.9 プリモ ール352 14.45マグライトD O,20マグライトD O,45ステア リン酸 0.40 ステアリン酸 0.45ブラツクSRF 2.00 MB  SRF 30χ 0.01ウルトラノフクス626 0.20 ウルトラノック ス626 0.18イルガノフクス1010 0.20 イルガノックス 31 14 0.09酸化亜鉛 1.40 チマソーブ944 0.23バナフクスP 毘 0.40 チヌビン770 0.18Zn0 2.71 HVA 、2 0.90 エクソンブチル268 100 FEF N−55045,4 SRF N−76225 1(AF N−330−− フレシラン875 15 ステアリン酸亜鉛 1 酸化亜鉛 10 カロキソール−310 硫黄 2 7MTDS 2 MBT 0.5 ZDEDC1 −酸化鉛 4 実施例6.7および8のブレンドの混合条件は以下の通りであった。
実施例6 先ず、該ポリマーおよび充填材成分を100 ”Cでバンバリーミキサ−に投入 し、140 rpmで80秒混合した。この時点で、エキステンダー油を加え、 得られたブレンドを更に60秒間に渡り180 °Cの温度に加熱した。次いで 、硬化剤バフケージを添加し、140 rpII、180 °Cで開始点から全 体で390秒経過するまで混合を続けた。この時点で該ブレンドは220’Cに 達した。ここで該ブレンドを40 rpmで排出した。
実施例7 先ず、ブロモブチルゴム、ポリプロピレン、Ti01、マグライトD、ステアリ ン酸、?IB SRF 30χおよび酸化防止剤を96°Cでバンバリーミキサ −に投入し、次いで混合から排出まで表3に記載のように実施した。
CB1066 20.2 28.2 34.2 39.8 35.3EVAII LOO22034,334,334,32923,40門YABL 23.8  23.8 13.8 −− −−ブラック5RFN7B2 2 2 2 11  18.3フレクソン680 15 7 11 7.4 −バラボール950 − − −− −− 8.3 18・5イルガノフクス1010 0.1 0.1  0.1 0.1 0.1ウルトラノツクス626 0.2 0.2 0.2 0 .2 0.2マグライトD O,90,90,90,80,8スt7!Jンr! IO,40,40,40,40,4ZnO2,52,52,52,42,4バナ ンクスPML O,60,60,60,60,62L工Δ咬圭 直後 74 78 74 68 67 5秒後 72 76 71 65 6330秒後 70 74 70 63 6 1モジ工ラス100MPa 2.3 2.8 2.5 1.6 1.5モジユラ ス300MPa 3.7 4.3 5.0 4.2 4’、1引っ張り強さMP a 5.7 6.5 5.9 5.8 5.1伸び% 488 474 358  397 374圧植水久垂 RTχ 詔、7 26.4 23.3 19 1?、270゛Cχ 75.3  72.1 72.8 60.7 57.8湿漫牲 係数QXIO” 1.24 0.72 1.1? 0.60 0.63引き裂! 強すN/mn 28.4 34.9 29.0 23.6 21.3去盈 股間」秒) 晶Iコニ艶と1筺」Δと社 ヱ0 96 110 BB/PP/T iO□ 140Mg0ステアリンV1./GIB/AO75]、44 250  同上 140 100 167 280 同上 140110 181 260 同上 100 120 185 260 1/2ニュートラル600 100180 166  60 1/2ニユートラル600 140230 175 210 1/2ニユ ートラル600 140270 165 50 1/2ニユートラル600 1 40315 175 210 1/2プリモール352 140360 164  150 同上 140370 175 270 同上 140390 185  270 硬化剤 100640 203 160−240 1./2フ+Jモ ール352 40−80780 204 160−230 排出 40−80実 施例8 先ず、90’Cにてブチルゴムをバンバリーミキサ−に投入し、その後混合から 排出までを表4に記載のように実施した。
紅 罫」分) 温エユニ虹) 成分 090 ブチルゴム 1 1/2ブラツク(先ず、FEFまたはHAF)、Po1yac酸化亜鉛 2.5 1/4ブラツク、1/2油 4 1/4ブラツク、172油、酸化カルシウム、ステアリン酸亜鉛 排出 170−180 このように調製したブレンドを板に形成し、実施例1記戦の方法によりテストし た。結果を以下の表5に示す。
見旦 シシアA硬さく5分) 71 65 55モジユラス100 ?IPa 3.1 . 2.5 1.5モジユラス300 MPa 5.4 6.7引っ張り強さ  MPa 6.0 5.0 9伸び% 400 240 410 圧縮永久歪 RTχ 30 19 − 70°C5732− 透過性 係11itQxlO” 3 2.6 0.6弓1き裂き強さ N/關 35 1 5 30表1および5に示された透過性の値を参照することにより理解されるよ うに、EVAを含有する組成物から調製した射出成形板(実施例1および5)は 実施例6と比較して著しく良好な空気不透過性を有する。実施例6では1.マト リックス相としてポリプロピレンが使用さね、また良好な物性(例えば、引っ張 り強さ、引き裂き強さ、伸び)を得るために第三のポリマー成分としてEP開を も含有する。この実施例6の結果は(EP開を含まない組成物である実施例7と の比較においては)良好であるが2Q値が極めて高いという不利益をこうむる。
勿論、直鎮状のブチルゴムから形成したコンパウンド(実施例8)が良好な不透 過性を有することに気付くであろうが、このブレンドはその硬化状態において容 易に接合し得す、従って自転車のインナーチューブなどの容器の製造において容 易に使用し得るわけではない。実施例8に関連して、従来製造されていたチュー ブは加硫の前に接合されていたことに注意すべきである。
かかるコンパウンドの使用は、後−接合硬化工程を含み、かつスクラップの再利 用の機会がない点で経済的とはいえない。
表1のみを参照すると、Qの値はクロロブチルゴムの割合が増加すると、また油 (可塑剤)の割合が減少すると低下することがわかる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.低い空気透過性を有する熱可塑性弾性ポリマー組成物製の壁を有する過圧空 気用の容器であって、該ポリマー組成物が10〜80wt%のエチレン(A1) と、α,β−不飽和カルボキシル基またはエーテル基含有コモノマー(A2)と の半結晶性コポリマー(A)および20〜90wt%の加硫されたブチルまたは ハロゲン化ブチルゴム(B)を含み、該成分(B)が該成分(A)の連続相全体 に渡り分散させた加硫ゴムの小粒子として存在することを特徴とする上記容器。
  2. 2.該組成物が成分(A)+(B)の全量基準で、45〜75wt%の該成分( B)を含む請求の範囲第1項記載の容器。
  3. 3.該組成物において、該成分(B)が、該成分(A)の存在下で、動的加硫法 により十分に硬化されている請求の範囲第1または2項記載の容器。
  4. 4.該成分(B)がクロロブチルゴムである上記請求の範囲のいずれか1項記載 の容器。
  5. 5.該コモノマー(A2)がビニルエステル、アクリレートまたはアクリル酸で ある上記請求の範囲のいずれか1項記載の容器。
  6. 6.該コモノマー(A2)が酢酸ビニルである請求の範囲第5項記載の容器。
  7. 7.該成分(A)が6〜40wt%の酢酸ビニルを含む請求の範囲第6項記載の 容器。
  8. 8.該成分(A)が10〜30wt%、好ましくは15〜25wt%の酢酸ビニ ルを含む請求の範囲第7項記載の容器。
  9. 9.該コポリマー(A)が100g/10min、好ましくは60g/10mi nのメルトインデックス(ASTM D 1238)を有する上記請求の範囲の いずれか1項記載の容器。
  10. 10.該ポリマー組成物が、更に成分(A)+(B)100重量部当たり50重 量部以下、好ましくは35重量部以下の量で油(可塑剤)を含む上記請求の範囲 のいずれか1項記載の容器。
  11. 11.該壁が2×10−8cm・cm・cm−2・sec−1・atm−1未満 、好ましくは1.0×10−8cm3・cm・cm−2・sec−1・atm− 1未満の透過性係数Qを有する上記請求の範囲のいずれか1項記載の容器。
  12. 12.車両用車輪のインナーチューブ、好ましくは自転車車輪のインナーチユー ブの形状にある上記請求の範囲のいずれか1項記載の容器。
  13. 13.請求の範囲第1項で定義した割合で、請求の範囲第1項て定義した成分( A)および(B)を含む熱可塑性弾性ポリマー組成物を、実質的に均一な断面を 有し、長手方向に対向する両末端を有する長いチューブ形状に押し出し、該末端 を一緒に接合して、加圧下にある空気を収容するのに適した連続した中空リング を形成することを特徴とする車両用車輪のインナーチューブの製造方法。
  14. 14.該接合を加熱接合、超音波接合などの低温接合技術、または該対向末端の 重なり合う表面に適用された接着手段により実施する請求の範囲第13項記載の 方法。
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