JPH0450338A - 保形ホースおよびその製造方法 - Google Patents

保形ホースおよびその製造方法

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JPH0450338A
JPH0450338A JP2153320A JP15332090A JPH0450338A JP H0450338 A JPH0450338 A JP H0450338A JP 2153320 A JP2153320 A JP 2153320A JP 15332090 A JP15332090 A JP 15332090A JP H0450338 A JPH0450338 A JP H0450338A
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JP
Japan
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monofilament
hose
shape
jacket
weft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2153320A
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English (en)
Inventor
Toru Masutani
徹 桝谷
Yoshio Ono
大野 義生
Tohei Kanda
東平 神田
Kenzo Iwama
岩間 憲三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Sen I Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Sen I Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、消防用あるいは工業用ホースとして好適に用
いられる保形ホースに関する。
b、従来の技術 一般的な消防用ホースは、例えば紡績糸を用いて製織さ
れた円筒状のジャケットに内張ゴム層をライニングした
ものであるが、収納時にホースの円筒形状が保持されな
いため、ホースをすべて延長しなければ、放水すること
ができなかった。
このため、ジャケットを構成する緯糸として剛性を有す
るモノフィラメントを用いた保形ホースが開発されてお
−リ′、このホースは、収納した際にもその断面が円形
を保っているため、延長しなくても通水が可能である。
C0発明が解決しようとする課題 しかし、上記の保形ホースは、緯糸として断面が円形の
モノフィラメントを用いるものであり、このモノフィラ
メントは径が比較的大きく、しかも剛性を有するもので
あるため、ホースの肉厚が厚くなり、ホースの収納に広
いスペースが必要になるという問題がある。
また、ホースの外面および内面が蛇腹形状になり、ホー
スの収納あるいは引き出しの際に、抵抗が大きいという
問題もある。
さらに、ホースの内面が蛇腹であるために、通水時に水
圧の損失が大きく、消火の際に、例えば加圧送水装置な
どの負荷が大きくなるという問題がある。
上記保形ホースの内張ゴムの厚さを厚くすることにより
、ホースの内面を滑らかにすれば、水圧の損失を減少さ
せることができるが、この場合ホースの重量が増加する
という不都合が生じる。
そこで本発明は、ホースの肉厚が薄く比較的軽量であり
、ホースの収納あるいは引き出しの際の抵抗が少なく、
しかも通水時の水圧の損失が少ない保形ホースおよびそ
の製造方法を提供するものである。
60課題を解決するための手段 本発明は、剛性を有するモノフィラメント製緯糸を用い
て製織されたジャケットの内面に内張層をライニングす
ることにより構成される保形ホースにおいて、上記モノ
フィラメント製緯糸として、その断面形状が偏平形状で
あるモノフィラメント製緯糸を用い、該モノフィラメン
ト製緯糸の短径方向と上記ジャケットの厚さ方向が一致
するように製織したことを特徴とする保形ホース、およ
び、経糸に対してモノフィラメント製緯糸を打ち込むこ
とによってジャケットを製織するにあたって、該モノフ
ィラメント製緯糸の捩れおよび重なりを防止すると共に
、該モノフラメント製緯糸の短径方向と上記ジャケット
の厚さ方向が一致するように、ガイドによって該モノフ
ィラメントの打ち込みを規制することを特徴とする上記
保形ホースの製造方法を提供しようとするものである。
e、実施例 次に、図面を参照しつつ本発明をさらに詳しく説明す。
第1図に示すように、経糸として径が約0.8mmの紡
績糸1を用い、これに下記表−1に示すような断面が楕
円形状のナイロンモノフィラメント2を打ち込んでジャ
ケット3を製織し、これに厚さ0.4mmのゴム層4を
内張して、消防用保形ホース5を作製した。
ジャケット3の製織にあたっては、第2図(a)、[有
])に示すような織機ガイド6と、第3図に示すような
織口ガイド7とを用いて、モノフィラメント(緯糸)2
を経糸1に対して常に一定の方向から打ち込むことによ
り、モノフィラメント2の捩れと重なりを防止すると共
に、モノフィラメント2の短径方向と得られたジャケッ
ト3の厚さ方向とを一致させた。
第2図(a)、 (b)に示す織機ガイド6は、主に織
機8上でモノフィラメント2を案内するものであり、−
対の■型バー9,9からなり、ウェブ部10にモノフィ
ラメント2を添わせてフランジ部11でモノフィラメン
ト2の長径方向を挟持するように、モノフィラメント2
に捩れを生ずることなく案内する。
第3図に示す織口ガイド7は、リング12とセクタ13
からなり、セクタ13には楕円形状のモノフィラメント
2を保持するための溝状糸道14が形成されており、経
糸1に対して常に一定の方向からモノフィラメント2を
打ち込むことにより、モノフィラメント2の短径方向と
得られたジャケット3の厚さ方向とを一致させることが
できる。
比較例 緯糸として断面が円形でその直径が約1m1I11のナ
イロンモノフィラメント15を用い、モノフィラメント
15の打ち込みを第5図に示す織機ガイド16および第
6図に示す織口ガイド17を用いて行なう以外は、上記
実施例と同様にして、第4図に示すように、経糸(紡績
糸)1とモノフィラメント15からなるジャケット18
を製織し、これにゴム層4を内張して、消防用ホース1
9を作製した。
第5図に示す織機ガイド16は、織機ガイド6と同様に
、主に織機8上でもモノフィラメント15を案内するも
のであるが、門型のガイドであり、モノフィラメント1
5はこの内部を案内される。
第6図に示す織口ガイド17は、織口ガイド7と同様に
、リング12とセクタ2oとからなるが、セクタ2゜に
形成されている糸道21は溝状ではなく、経糸1に対す
るモノフィラメント15の打ち込み方向は規制しない。
上記実施例の消防用保形ホース5および比較例の消防用
保形ホース19のホース肉厚(dl、 at)を求めた
また、それぞれ20mのホース5,19を用い、ホース
収納時および延長時にノズル圧2.5kg/cdを得る
ための水圧の損失を求めた。
結果を、下記表−1に示す。
記 表−1 表−1に示す結果から明らかなように、モノフィラメン
ト2とモノフィラメント15は、はぼ断面積が同じモノ
フィラメントであるにもかかわらず、消防用保形ホース
5の肉厚d、は、消防用保形ホース19の肉厚d2より
も薄い。
また、消防用保形ホース5は、消防用保形ホース19よ
りもノズル圧2.5)cg/dlを得るための水圧の損
失が少ない。したがって、消火活動に用いる際に、例え
ば加圧送水装置などの負荷が小さい。
以上、本発明の一実施例について述べたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範
囲内において、各種の変更および変形が可能である。
たとえば、緯糸の断面形状は、楕円形に限定されず、長
方形、半円形などの偏平形状でさえあればよい。
また、経糸に対する緯糸の打ち込み数も限定されず、単
数本および複数本用いることができる。
なお、緯糸の断面積および本数は、ホースに要求される
強度に応じて決定することができる。
モノフィラメント製緯糸の材質も限定されず、例えばポ
リエステルモノフィラメントなどの合成繊維のほか、鋼
線などを用いることもできる。
上記実施例においては、緯糸として短径に対する長径の
比率が200%のナイロンモノフィラメントを用いたが
、短径と長径の比率はこれに限定されるものではない。
しかし、短径に対する長径の比率が110%〜500%
のものが好ましい。
また、内張層はゴム層である必要はなく、熱可塑性エラ
ストマーなとの合成樹脂によって作製したものでもよい
ジャケットの製織の際に用いるガイドは、上記の如き形
状のものに限定されるものではなく、モノフィラメント
製緯糸の捩れと重なりを防止することができ、かつ、モ
ノフィラメント製緯糸の短経方向とジャケットの厚さ方
向とが一致するように、モノフィラメント製緯糸の打ち
込みを行なうことができるものでさえあればよい。
上記実施例の消防用保形ホースは、その外面に合成樹脂
加工を施こすことにより、引き出しの際の抵抗力を小さ
くし、かつ耐摩耗性を向上させることもできる。
g9発明の効果 本発明の保形ホースは、ホースの肉厚が薄く、ホースの
収納スペースは狭(てよく、しかも比較的軽量である。
また、ホースの外面および内面に蛇腹形状が現れず、ホ
ースの収納あるいは引き出しの際の抵抗が小さい。
また、通水時の水圧の損失が小さく、例えば消火の際の
加圧送水装置などの負荷が小さい。
したがって本発明の保形ホースは、消防用あるいは工業
用ホースとして好適に用いることができる。
本発明の、保形ホースの製造方法によれば、上記本発明
の保形ホースを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかる消防用保形ホース
の断面図、第2図(a)は、モノフィラメントを案内す
る織機ガイドの断面図、第2図ら)は、第(2)図(a
)のA−Ata断面図、第3図は、経糸にモノフィラメ
ント緯糸を打ち込むときに用いる織口ガイドの断面図、
第4図は、比較例の消防用ホースの断面図、第5図は、
比較例において用いる織機ガイドの断面図、第6図は、
比較例において用いる織目ガイドの断面図である。 1・・・経糸、      2・・・モノフィラメ3・
・・ジャケット、   4・・・ゴム層、5・・・消防
用保形ホース、 6・・・織機ガイド、   7・・・織口ガイド、8・
・・織機、     9・・・■型バー10・・・ウェ
ブ部、   11・・・フランジ部、12・・・リング
、     13・・・セクタ、14・・・溝状糸道。 ント緯糸、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剛性を有するモノフィラメント製緯糸を用いて製
    織されたジャケットの内面に内張層をライニングするこ
    とにより構成される保形ホースにおいて、上記モノフィ
    ラメント製緯糸として、その断面形状が偏平形状である
    モノフィラメント製緯糸を用い、該モノフィラメント製
    緯糸の短径方向と上記ジャケットの厚さ方向が一致する
    ように製織したことを特徴とする保形ホース。
  2. (2)経糸に対してモノフィラメント製緯糸を打ち込む
    ことによってジャケットを製織するにあたって、該モノ
    フィラメント製緯糸の捩れおよび重なりを防止すると共
    に、該モノフラメント製緯糸の短径方向と上記ジャケッ
    トの厚さ方向が一致するように、ガイドによって該モノ
    フィラメントの打ち込みを規制することを特徴とする請
    求項(1)記載の保形ホースの製造方法。
JP2153320A 1990-06-12 1990-06-12 保形ホースおよびその製造方法 Pending JPH0450338A (ja)

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