JPH04503347A - 粒状物質の気送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状物質の気送装置 本発明は、粒状物質の気送装置に関する。しばしばサイロに貯蔵される、各種の 粉状材料はいろいろの問題を有している。たとえば、この種物質材料をサイロか ら排出するとき、トラックなどの後部まで水平に運ぶ必要がある。　かような物 質をかく搬送する場合は、スクリューコンベアが主として採用される。しかし、 スクリュ一式の搬送装置の欠点は、被搬走物質が換った場合の清掃が困難であり 、柔軟性に欠け、そして摩耗し易いので保守と修理がしばしば必要になるという ことである。

本発明の目的は、かたまった粒状物質を搬送するための新規で改良された装置を 提供するにある。

本発明の装置の主たる特徴は、この装置が柔軟ホースを有していて、このホース の各部材の内側は、搬送される物質を液状化するようになされ、かような部材は 互いに独立的に機能するエレメントとしてホースに沿って形成されている点にあ る。

この柔軟ホースは好ましくは、ゴム、プラスチックあるいは相当材料で作られる が、かような場合、ホースは大量に、云わゆるメートル物品として供給され、ユ ーザは目的に合わせて必要な長さに切って用いる。

柔軟ホースを採用し、しかもその内側には液状化部材が配置されるので、使用環 境がどうであっても、ホコリがたったり、物質が目減りすることなく、狭い場所 の曲がりくねった経路でも自由に’−：ｉは搬送される。

このホースは柔軟なので、同定した基礎などが不必要である。つまり、固定基礎 がないので、物質の各種搬送経路が変ったり、物質の処理方法が変っても経済的 に対応できる。また、ホースの断面形状が変化しても、ホースの機能には全く影 響がない。もし、ホースの搬走路がわずかに下降する場合でも、重力により流動 物質はスムーズに搬送される。何本かのホースをつないで用いることができるの で、物質は長距離でも搬送され得る。

上記の流動化部材は、ホースの長手方向にそれぞれ独立して機能するので、物質 はホース内を、連続して流動し、物質の供給が短時間ながら中断しても物質の搬 送は途切れることはない。

搬送される物質を流動化するための部材は、好ましくは、ホースの内面の少なく とも一部分をカバーするガス透過ライニングを含むので、ホースとライニングの 間にいくつかの空間が形成される。これらの空間はホースの長手方向に離隔、は なればなれになされ、各空間にはガスが絞り供給される。この結果、スロットル 穴を介して個々の空間内に開口された長さ方向のチャンネルつまりチューブが、 ホースの壁内、あるいは表面上に形成される。かくして、ガスがそれぞれの離隔 した空間に供給される。

ホースの壁内に形成された長手方向のチャンネルと、ホース内の空間との間のス ロットル穴を適切な寸法にすることにより、チャンネル内の圧縮空気が、搬送物 質でカバーされてないホースの側面から逃げる、つまりもれることは防止される 。

代りに、搬送物質を流動化するための部材は好ましくは、ホースの底に配置され ていて、スロットル穴を備えたガス供給チューブを有するが、このチューブはガ ス透過布あるいは類似材料で包まれる、このガス透過布は、一定の間隔だけ離れ た個所で、少なくとも殆ど気密にチューブにとりつけられる。

以下において、本発明は添付図面と関連的に説明される。

第１図は、殆ど側面から視た、本発明の第１具体例を示す。

第２．３図は、′！ｓ１図によるホースの横断面図と長手方向断面図である。

第４，５図は、上記第２具体例によるホースを示す長手方向断面図と横方向断面 図である。

第６図は、第５図のＡ部を拡大して示す。

第１〜３図における参照数字１は物質搬送用のホースを示す。このホースは好ま しくは、ゴム、プラスチック、あるいは相当材料で作られる。ホース１の内面は 、ガス透過ライニング２でカバーされるが、この方法はたとえば、長さ方向の３ つの流動化チャンネル３を、一定間隔で、ホースの内面とライニング２との間に 形成するものである。チャンネル３はれぞれ、第３図に示すように横断壁６を用 いて、長手方向におけるそれぞれの場所で離隔される。

スロットル穴５を介して、流動化チャンネル３のはなればなれの各部分内に、長 手方向のガス供給チャンネル４は開いているが、このガス供給チャンネル４は、 各チャンネル３があるホースの壁部分に形成される。流動化チャンネル３のそれ ぞれの部分には、ガスが個々に絞り供給されるので、ライニング２の一部に、直 ちに搬送されるべき物質がないときでもガスが「逃げる」ことはない。

参照数字１１は、たとえばサイロの排出口へのコネクションを示す。１２はホー スｌ内に押し込まれる連結スタップを示し、１３は、ストップ弁を示す。流動化 ガスは、バイブ１６からリングチャンネル１５を通って、ノズル１４に送られ、 ホースｌの璧チャンネル４内にこのノズル１４は押し込まれつる。

１〜６図に示す本発明の第２具体例において流動化ガスを供給するためのチュー ブ２２は、ガス透過布２４などによって包囲され、搬送ホース２１の底に配設さ れる。

この布２４は、たとえばクランプ２６を用いて、一定間隔はなしてガス供給チュ ーブ２２にかたくとりつけられる。かくして、ガス供給チューブ２２と布２４と の間にははなされた部分２３が形成される。これらの部分は、チューブの壁内に 形成された穴２５を介してチューブ２２と連結される。参照番号２７は、連結ス タッグを示し、２８は、流動化ガスを供給するためのパイプを指す。

本発明は、図示の具体例だけに限定されるものではなく、後記特許請求の範囲内 において細部を変更することができる。すなわち、ライニング２は、１〜３図に よるように均一にする必要がなく、チャンネル３は、ホース１の壁内に一部を埋 めることができる。チャンネルつまりチューブは全部ではなく、一部のみをホー ス１の外表面あるいは内表面にとりつけることができる。壁チャンネル４の個数 は、３個でなくともよい。

ＦＩｏ、２ ＦＩＧ、５　ＦＩＧ、６ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．搬送物質を流動化するべく、部材（２），（２２）の内側に配設された柔軟 ホース（１），（２１）を含み、互いに独立的に機能するエレメント（３），（ ２３）として、これらの部材（２），（２２）がホースに沿って形成されている ことを特徴とする、粒状物質搬送用装置。
2. ２．柔軟ホース（１），（２１）は、ゴム、プラスチック、あるいは相当物質で 作られることを特徴とする、請求項１記載の装置。
3. ３．搬送物質を流動化するための部材は、ホースの内面の少なくとも一部をカバ ーするガス透過ライニング（２）を含み、かくして、該ホースの長手方向に離隔 する部分としての空間（３）が、ホース（１）とライニング（２）との間に形成 されることを特徴とする、請求項１あるいは２記載の装置。
4. ４．スロットル穴（５）を介して個々の離隔場所において開口する長手方向チャ ンネル（４）が、空間（３）の個々の場所にガスを供給するために、ホース（１ ）の壁内に形成されることを特徴とする、請求項２あるいは３記載の装置。
5. ５．ガス供給の絞りは、搬送物質でカバーされないスロットル穴（５）からガス が逃げられない程度の寸法になされることを特徴とする、請求項３あるいは４記 載の装置。
6. ６．搬送物質を流動化するための部材は、スロットル穴（２５）を有して、ホー ス（２１）の底に配設されたガス供給チユーブ（２２）を有し、このチューブは 、一定間隔をもって、少なくとも実質的に気密にチューブ（２２）にとりつけら れたガス透過布あるいは相当材料で包囲されることを特徴とする、請求項１記載 の装置。