【発明の詳細な説明】
本発明はウィルスワクチンに関するもので、病気に対する免疫性と、このような
ワクチンに関連したウィルスのヌクレオチド配列とを提供することを目的とする
。
従来技術
ヘルペスウィルスは、大きな二重鎖DNAウィルスで、エンベロープによって囲
まれた20面体カプシドからなる。このウィルスは、生物学的特性とゲノム構造
とにもとづいてアルファ、ベータ、およびガンマヘルペスウィルスに分類される
[Roizman、 B et al、 (198υ夏ntar−virolo
gy 1g、 201−217]、hリヘルペスウイルスには、鶏に発生するリ
ンパ腫症の一種であるマレック病を引き起こすマレック病ウィルス(MDV)(
ガンマヘルペスウィルス)【総説: Payne、 L、N。
(ed) Marek’s Disease (19J15)、 Martin
as N1jhoff Pt+blishing、 Bos狽盾獅撃■A鶏の
呼吸器系上部に感染して致死または排卵減少を引き起こす感染性咽頭気管炎ウィ
ルス(ILTV)(アルファウィルス)とが含まれる。
最近、われわれの研究室において偶然にも、多くの保護された遺伝子を同定する
ことを可能とするような、MDV、ILTVおよび哺乳類のヘルペスウィルス、
特に水痘性口内炎ウィルスff Z V)および単純ヘルペスウィルス(H3V
)との間における顕著なアミノ酸配列の相同性(ホモロジー)が発見された。こ
れらには、H3Vの糖タンパク質、gB、gCおよびgHに相同なMDVおよび
七面鳥ヘルペスウィルス(HVT)のアミノ酸配列、TKおよびリボ核酸還元酵
素遺伝子に相同なI LTV%MDVおよびHVTのアミノ酸配列、そしてgB
およびvzvの遺伝子34および35に相同なILTVのアミノ酸配列も含まれ
る[Backmaster、^et il、 (190) J、 ten、 V
irol、 89.2033−2042]。
MDVの株は3つの血清型に分類されている。1型は病原性の株とその弱毒株、
2型は天然の非病原性株、そして3型はHVTが含まれる。10年以上前から、
HVTによる種痘がマレック病に対して顕著な有効性を示すことが知られている
。
しかし最近になって、HVTによる種痘に対して抵抗性を示すMDVが単離され
ている。このようなウィルス毒性が非常に高いMDVによる鶏の損失は、米国、
ヨーロッパおよび中東の地域において発生している。しかし、HVT、2型MD
VおよびMDV高ウィつス毒性株を弱毒化して得た株からなる混合物を用いるこ
とによって、そのような損失を確実ではないが減少させることが可能である。
このような知見すなわちHVTまたは2型MDVによって共有されないMDV型
特異的エピトープが存在するということは、われわれに抗原的には従来のワクチ
ンよりもMDVに関係した改良型ワクチンを作ることが可能であることを結論さ
せた。[総説: Ross and Biggs in Goldman J、
M、 and Epstein M、A、 (ads)Let+kaew+ia
a+IdLy■phoma Re5earch、 Vaccine Inte
rvention against@Virt+5−1nd。
ced Tumour、p13−31. Mac+*1llan、1986]い
くつかのヘルペスウィルス抗原は、組換えワクシニアウィルス内で発現されたと
きに保護免疫を与えることが示される。これらには、H3VのgB [Cant
inE、M、 et al、 (19g?) Proc、 Natl、Acad
、 Sci、 U、S、A、 84.5908−59123、HRV
のg D [Paoletti、 E、 et al、 (1984) Pro
c、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、^、 W1.193
−197]および偽狂犬病ウィルス(PRV)のgP50、H5VのgDの相同
タンパク質(homelo(we) [:Mirchioli、 c、c、 a
t al、 (1987) J、 Virol、 61.3977|391+1
]が含まれる。なぜなら、ウィルスの貫通および感染力にgBが必須であること
。
またヘルペスウィルス間で保存されているgBとその相同タンパク質は重要な免
疫源であるからである。さらに、感染細胞の表層にgBが存在することは、体液
性免疫応答および細胞性免疫応答にとって重要な標的となる[Blicklaw
s、 B、^。
et al、 J、 (en、 Virol、 68.1103−1114 (
1987); McLaughlin−Tiylor、 EA at al。
(198g) J、 tea、 Virol、 69.1731−17341.
最近になって報告されたH5Vの糖タンパク質gHもまた感染力にとって必須な
ものであり、また重要な免疫源でもある[Desal、 P、J、 et if
、 (1988) J、 gen、 Virol、 69.1147−1156
上また、gCの相同タンパク質であるPRVのgIIIも中和抗体の主標的およ
び細胞毒性T細胞の主標的として重要であるが、かならずしも必須のタンパク質
ではないことが知られている。しかし興味深いことは、サイトメガロウィルス(
CMV)によって感染された細胞のT細胞介在細胞毒性反応における即時型初期
タンパク質の期待はずれな出現である[Kozinowski U、H,et
al、 (1987) J、 Virol、 61゜2054−2058上同様
な抗原は、マレック病における潜伏感染リンパ球および形質転換リンパ球の排除
において重要な役割を担うことができよう、なぜなら、マレック病の腫瘍組織か
ら確立されたリンパ珠芽細胞系において即時型初期RNA転写産物が検出される
からである。
また、ポックスウィルスワクシニアをベクターとして用いて作られた多くの組換
えワクチンが報告されており、また外来遺伝子発現のためにヘルペスウィルスを
ベクターとして用いた場合も報告されている。よって、肝炎抗原はH5Vで発現
されている[5hih、 M、F、 et al、 (1984) Proc、
Natl、 Acad、 Sci、 U、S、^、81K
5867−5870上またヒト組織プラズミノーゲン活性因子はPRVで発現さ
れている[Thomsen、 D、R,et ml、 (19g?) Gene
57.261−265]、これら両者の場合、外来遺伝子は非必須的なヘルペ
ス遺伝子のクローン化断片内に挿入され、相同組換えによってウィルスベクター
に組み込まれる。肝炎ウィルス遺伝子は、ヘルペスウィルスプロモーターに融合
さね、また組換えDNAはH3VのTK遺伝子に挿入される6組換えDNAと野
生型H5VDNAとの同時トランスフェクションにつづく相同組換えによって肝
炎抗原を発現するTK−ウィルスが得られる。
PRVの場合、UsにマツピングされたgX遺伝子を外来遺伝子の挿入部位とし
て用いられる。ここで用いれる戦略は、H3VのTK遺伝子をTK欠失PRV突
然変異体(TK陽性ウィルス)に挿入することを含むものである。そして、ブラ
ズミノーゲン活性因子はH3VのTK遺伝子のクローン化断片に挿入し、この組
換え体を相同組換えによってPRVに導入する。TK−ウィルスを前記のヒト遺
伝子を発現するものとして選別する[前掲、 Thomsen et il、]
a同様に、vzvをベクターとして使用する[Lowe et al、 (1
987) Proc、 Natl、Acad、 Sci、 U、S。
A、 84.3896−39001 、いくつかのヘルペスウィルス遺伝子も毒
力(virulence)に関連しており、またインビトロの系における増殖に
必須のものでないことが知られている。これらにはH5VのTK遺伝子[Ja+
aieson、 A、T、 et al、 (1974) J。
Gen、 Virol、 24.465−480; Field、 H,and
Wildy、 P−+ (19g?) J、 Hy(ie獅■@(Can
bridge) 81.267−2771およびPRVのTK遺伝子が含まれる
。実際、PRVはTK活性の欠失によって容易に減少される[Tatarov、
G、 (1968) Zentralbl。
Yet、 Med 15B、 848−853コ、さらに、PRVのパルサ(B
artha)株の減少はUsにマツピングされた非必須的糖タンパク質g1の欠
失にもとづ([Mettenleiter。
T、 et al、 (1987) J、 Virol、 61.4030−4
032]。
長い非反復配列の側面を守る間在繰り返し領域(TR3)に存在するH3Vマツ
ピングの遺伝子は、病原性に関係している[Rosen、 A、 et ml、
(2986) VirusResearch 5. 157−175; Th
ompson、R,L、e al、(+983) Virology 131.
180|192コ 。
H3Vのいくつかの付加的な遺伝子はインビトロの系における増殖には非必須で
あるが、毒力に関係していると報告されている。これらには、UL24 (Sa
nders、 P、G、、 (1982)、 J、 gen、 Virol、
63.277−295)、リボ核酸還元酵素の大サブユニット(Godstei
n D、J、 and Weller、 S、に、 (1988) J、 Vi
rol、 62.196−205)Ag
C(Draper K、G、 et、 al、 (190) J、 Virol
、 51.578−585) 、dUTPアーゼ(Fisher、 F、B、
and Preaton、 V、C,(1986) Virolo(y 148
.190−197)、そしてUL55およびTJL56 (MacLean、^
、R,and Brown、 S、M、 (1987) J、 gen、 Vi
rol、 68.P
339−1350)が含まれる。さらに、UsにおけるH3Vマツピングのいく
つかの遺伝子もまた、インビトロ系における増殖に非必須である[Weber、
P、C,et al、 (1987) 5cience 236. 576−
579コ 。
WO38107088(1988年9月22日発行) はHVTまたはMDvに
もとづいた雑種ウィルスベクターを開示しており、またそれは非必須部位にある
興味深い遺伝子、例えばプロティンAをコードする領域またはTK領領域含むも
のである。この文脈では、プロティンAは、ヴエリサー(Velicer)およ
びクーセンズ(Coussens)によって開示されたgCと同様のものとして
現われる。
本発明の概要
本発明は、ひとつのヌクレオチド配列を提供するものであり、このヌクレオチド
配列に関連した野生型ウィルス内において前記ヌクレオチド配列に結合して存在
する他の配列から遊離したもので、このヌクレオチド配列は、(a)H5V7)
gB遺伝子のMDv相同遺伝子、(b)H5V(7)gB遺伝子+7)MDV相
同遺伝子、(c)MDVのTK遺伝子、
(d)H3V−1の即時型初期遺伝子IE−175(7)MDV相同遺伝子、(
e)H3V−1(7)即時型初期遺伝子IE−68(DMDV相同遺伝子、(f
)H3VのgD遺伝子のMDV相同遺伝子、そしてそれらのマイナー変異体であ
る。
さらに、HVTのTK配列(以下の記載においてしばしば配列(x)と表わす)
と、H3VのgC遺伝子のMDV類似配列(以下の記載においてしばしば配列(
y)と表わす)、そしてそれらの配列にマイナーな変異が生じたマイナー変異配
列は、あるヘテロ配列の挿入部位として、あるいはそれ自身が異常ではない毒性
の低いウィルスを得るための欠失部位として利用されよう。
前記(しかも(f)、 (x)および(y)に記載されたそれぞれの配列は、そ
れぞれの配列を発現させるのに必要な停止および開始シグナルおよびプロモータ
ーを含む他の5”および3°非遺伝暗号配列(ノンコーディング配列)と結合し
たものであろう、そのような付加された配列はいわゆる野生型のものか、あある
いはヘテロなものであろう。
特に、プロモーターは前記(d)および(f)のひとつと結合しているであろう
。
前記した「マイナー変異配列」という言葉の意味は、その配列が本来コードして
いる遺伝子発現産物そのもののあるべき姿を損なうことがないようなヌクレオチ
ド配列の変化であり、例えば相互のヌクレオチドのマイナー置換である。ある抗
原を遺伝暗号化(コード)するためにベクターに挿入される配列の場合、配列に
とって必須なこととは配列がタンパク質または糖タンパク質をコードしているこ
とを意味する。その抗原の持つ抗原性に悪影響を及ぼすことがないようなアミノ
酸配列の保存的な置換が生じて同様な抗原が遺伝子発現されるような配列内にお
ける保守的変化(conservative changes)はこのようなマ
イナー変異に含まれるものであろう。特に、抗原をコードする配列のなかで、抗
原タンパク質そのものをコードする部分のみが使用される。そのような部分とは
、例えば、MDVのgB遺伝子に相当するヌクレオチド配列の816−863.
1377−1595.1377−1630また):11824−1985また)
:!NDV(7)gC遺伝子に相当するヌクレオチド配列の1203−1278
、およびそれらのマイナー変異に該当する領域である。本発明のさらなる態様は
これらの配列およびこれらの配列によりコードされるペプチドによってなされる
。挿入部位に相当する配列の場合、ウイウルスの感染力と複製とに関しては、な
んら必須的なものではなく、また組換えを可能とするような配列と相同な配列の
みが必要とされる。よって、特定の配列への特定のヌクレオチド配列の挿入は、
挿入される場所から下流に向けてリーディングフレームを完全に変化させるもの
となるであろう、抗原をコードする配列の場合では、このような変化は好ましく
ないアミノ酸配列を生ずることを意味する(フレームシフトがどこに生ずるかに
依存する)が、挿入部位の場合は相同性の度合いはほとんど同じであるので、組
換えが容易に行なえるであろう。
挿入部位においてヌクレオチドの相同性が75%存在した場合、通常その配列は
マイナー変異と見なされるが、少なくとも80.85.90.95または99%
の相同性があることが好ましい、このような相同性(homelogy)の度合
いは上記の配列(a)ないしくf)および(X)のそれぞれの全体に実質的に関
係している。短い配列は、このような長い配列を単離または同定するためのプロ
ーブとして用いられるが、この場合は正確なハイブリダイゼーションを行なわせ
るために高い相同性が必要とされる。
よって、本発明はさらに上記配列(a)ないしくf)、 (x)および(y)の
いずれかの少なくとも一部分に対して90%(好ましくは95%、99%または
100%)の相同性を有する少なくとも13のヌクレオチド副配列を提供するも
のである。
上記したように、配列(a)、 (b)および(d)ないしくf)は抗原発現配
列として好適であり、また配列(y)はへテロ配列のための挿入部位として好適
である。さらに、配列(c)はTK−突然変異体を生じさせるための欠失に好適
である。
これらの配列は、ここで開示された配列情報と、例えばオリゴヌクレオチドプロ
ーブの合成および野生型のDNAとそのプローブとのハイブリダイゼーションと
を含む標準的技術を用いることによって野生型(naturally−occu
rring)のHVTおよびMDVウィルスから容易に単離可能である。上記の
配列(a)、 (b)および(f)によってコードされた単離ポリペプチドは、
新規なものであり、またMDV感受性細胞における上記配列の発現によって生じ
たマイナー変異およびグリコジル化されたポリペプチドとともに本発明のさらな
る態様を形成する。
第二に本発明は、TK遺伝子において生じた挿入または欠失突然変異からなるM
DV突然変異体を提供するものである。
この突然変異は同定された領域の遺伝子コード配列または遺伝子非コード領域に
あると考えられる。
MDV抗原発現遺伝子(MDV antigen−expressing ge
ne)は、MDVの毒性株から単離されてMDVの毒性がそれよりも低い株に挿
入される。この挿入によってもし野生型のウィルスが生じないとしたら新規なウ
ィルスが生ずることになろう。
他のヘテロな配列(抗原をコードするもの)は、例えばMDV抗原遺伝子配列と
同様に含まれよう。
あるいは、ヘテロな配列は、鳥脳を髄炎(流行性根せん)、鳥インフルエンザ(
鳥禽ペスト)、鳥白血病、ニューキャッスル病(PMV2ないしPMV7)以外
の鳥パラマイキソパイラス(avian para+nyxoiruses)
、鳥レオウィルス病(腸の病気、鍵しよう炎)、ニワトリ貧血にワトリ貧血剤に
よって起こる)、胞子虫症、エラグドロップ症候群(ED376)、伝染性上皮
腫、感染性気管支炎、感染性粘液嚢症(グンボロ(Gumboro) ) 、封
入体肝炎(アデノウィルス)、七面鳥リンパ増殖性疾患(Iymphoprol
iferative disease) 、ニューキャッスル病、ニワトリの細
網内皮増殖症、七面鳥の細網内皮増殖症、ロタウィルス腸炎、七面鳥出血性腸炎
および七面鳥鼻炎(rhinotracheitis)のいずれか一つの疾患に
関係した抗原をコードするものであろう。
よって、本発明にもとづくベクターは多価ワクチンによる保護を可能とする。
ウィルスの突然変異体は、ヘテロな挿入配列を有する必要なしに毒性の低いウィ
ルスとしてワクチンに利用される。
本発明にもとづく欠失または挿入突然変異体の調製の簡易的な方法は、適当な細
胞に、例えばTK領領域共形質転換(co−transfectjon) 、欠
失または挿入変異されたものと全ウィルスDNAまたは全ウィルス(例えば野生
型(wild type)のウィルス)を導入することである。そのようなウィ
ルスのむき出しとなったDNAが感染性を有することはすでに知られており、切
断しないで調製した。リン酸カルシウムによる沈澱によってDNAを調製するの
が好ましい、この方法に用いられる適当な細胞とは、ニワトリ胚繊維芽細胞(e
+5bryo fibroblast) 、ニワトリ腎臓細胞およびアヒル胚繊
維芽細胞であり、これらはペトリ皿に単層からなる細胞集団として播種されるこ
とによって好適に増殖する。相同組換えによって形質転換DNAと全ウィルスD
NAとを感染細胞内で互いに組換え、そして目的とする組換え体をスクリーニン
グする。このスクリーニングは、例えば適当なプローブによるハイブリダイゼー
ションか、あるいは問題となっている領域の遺伝子産物に対する適当な抗体を用
いた免疫アッセイによる検知手段によって行なわれる。
相同組換えが行なわれるためには、ウィルスDNAは複製されなければならない
、現在のところNDVのための細胞フリーの複製系は知られていないが、もしそ
のような系が可能となったら、本発明はそのような系で実施されよう、複製およ
び組換えが行なわれる環境は決定的なものではない。
免疫学的に利用可能なウィルス抗原をコードすることに関与した領域として上記
のようにコードされた配列(a)、 (b)および(d)ないしくf)は、適当
なベクター(例えばHVT、または伝染性上皮腫ウィルス、細菌また菌類などの
ような他のベクター)に挿入される。ウィルスベクターの場合(特にヘルペスウ
ィルスベクターおよび腸炎ウィルスベクター)、抗原をコードしている配列(適
当な配列(フランキング配列)が両端にある)と、上記した適当な宿主細胞内に
あるベクターゲノムとの間にそのような挿入がなされる。HVTがベクターであ
る場合、プロモーターは通常、HVTまたはMDVベクターであろう、伝染性上
皮腫ウィルスまたは他のウィルスがベクターである場合、プロモーターは通常、
ベクターに対して外来のプロモーターであろう、細菌および菌類の場合、抗原を
コードする配列はすでに知られている方法またはこれから発見されるであろう方
法によって挿入されよう、サルモネラ菌の非毒性株をそのような宿主として用い
ることが可能である。ヘテロな配列は宿主ゲノムに挿入されるか、または自律的
に複製するプラスミドによって運ばれる。宿主に対して外来のプラスミドは、ヘ
テロな配列(ウィルス抗原をコードする配列)の遺伝子遺伝子発現の対照群とし
て使用される。
フランキング配列は、ヘテロな配列が挿入される少なからずすべての領域が含ま
れる。もし、すべての領域が用いられるとしたら、その領域の配列は形質転換さ
れたベクターに残るであろう、しかし、そのような領域には機能的な欠失が生ず
る。もし、その領域の全部ではなく一部をフランキング配列として用いた場合、
機能的な欠失と同様の構造的欠失が生ずるであろう。
よって、マレック病ワクチンを改善する上で3つの戦略が考えられるであろう。
すなわち、 (1)選択的MDV遺伝子を発現する組換えHVTをつくること、
(2)MDVの高病原性株の欠失または挿入により、病原性が減少してワクチ
ンとして好適なものとなった突然変異株をつくること、 (3)伝染性上皮腫の
ような他のベクター内で遺伝子発現する組換えウィルスをつくることである。
HVTまたはMDVがウィルスまたはベクターであるワクチンを合成するために
、ウィルスをニワトリ胚繊維芽細胞のような適当な細胞内で増殖させる。この場
合に用いる培地は199培地(ウェルカムまたはフローラボラトリーズ)のよう
な標準的な培養液を使用し、この培養液で37℃、3ないし4日間増殖させる。
細胞をトリプシン処理し、10%ジメチルスルホキシドと4%牛血清を含む培養
液に懸濁する。その後、細胞をアンプルに入れて封をし、そのアンプルを液体窒
素保存する。
通常、予防接種(ワクチン投与)は生後1日経過したニワトリにひよこに対して
おこなわれ、約1,000プラ一ク形成単位を筋肉注射することによってワクチ
ン投与が実施される。この後、数日で免疫ができる。
本発明にもとづくワクチンは、MDVに感染しゃすい鳥(fowl) 、例えば
商業的に利用される、鶏、七面鳥、あひる、がちょうなどの家禽類を保護するた
めに用いられるものである。
以下、本発明の好適な実施態体を添付した図を参照しながら実施例にもとづいて
説明する。
第1図は、BamH1部位の分布とgBおよびTK遺伝子の位置を示すMDVの
地図である。
第2図は、MDVのRBIB株に存在するgB遺伝子のヌクレオチド配列を示す
もので、MDVの各ヌクレオチドに添えられた番号が記されている。HVTのg
B遺伝子に該当する部分のヌクレオチド配列のところには下線が引かれている。
相同性は垂直の棒によって示されている。そして、MDVのgB遺伝子とHVT
のgB遺伝子と間のアミノ酸の違いは線の上の線によって示されている。
第3図は、gH(破線)、TK(黒塗)および主キャプシドタンパク質(MC2
1点)の各遺伝子の位置を示すもので、またそれぞれのHindIII部位をH
で表わしている。
第4図は、HVTのgH遺伝子に骸当するヌクレオチド配列のほぼ全体を示すも
ので、またその配列に対応するアミノ酸配列な線上に示した。
第5図は、HVTのTK遺伝子のヌクレオチド配列を示すもので、HVTの各ヌ
クレオチドに添えられた番号が記されている。MDVのTK遺伝子に該当する部
分のヌクレオチド配列のところには下線が引かれている。相同性は垂直の棒によ
って示されている。そして、MDVのTK遺伝子とHVTのTK遺伝子と間のア
ミノ酸の違いは線の上の線によって示されている。
第6図は、MDVのRBIB株に存在するgC遺伝子のヌクレオチド配列を示す
もので、またその配列に対応するアミノ酸配列を線上に示した。
第7図は、VZV62/H3V−1(7)IE−175遺伝子(DHVT相同遺
伝子のヌクレオチド配列部分を示すもので、またその配列に対応するアミノ酸配
列を線上に示した。
第8図は、HVTのリボヌクレオチド還元酵素(大サブユニット)遺伝子のヌク
レオチド配列の部分を示すもので、またその配列に対応するアミノ酸配列を線上
に示した。
第9図は、MDVのりボヌクレオチド還元酵素(大サブユニット)遺伝子のヌク
レオチド配列の部分を示すもので、またその配列に対応するアミノ酸配列を線上
に示した。
第10図は、MDVのりボヌクレオチド還元酵素(小サブユニット)遺伝子のヌ
クレオチド配列の部分を示すもので、またその配列に対応するアミノ酸配列を線
上に示した。
第11図は、H3V−1のIE−175遺伝子のMDV相同遺伝子のヌクレオチ
ド配列の部分な示すもので、またその配列に対応するアミノ酸配列を線上に示し
た。
第12図は、H3V−1のIE−68遺伝子のMDV相同遺伝子のヌクレオチド
配列の部分を示すもので、またその配列に対応するアミノ酸配列を線上に示した
。
第13図は、ウィルスのゲノムの非必須領域とプラスミドベクターにクローン化
されたDNAの領域との相同組換えの概略を説明するための図である。
第14図は、第4図および第5図の補足図であって、ヌクレオチドと、MDVお
よびHVTのTK% gHおよびフランキング遺伝子を含む領域から予想される
アミノ酸配列を示している。ひとまとめにされたアミノ酸配列は、ヌクレオチド
配列のこの領域にて確実にコードされ、それは上流ATGトリプレットが真の遺
伝子挿入部位である場合に限られる。直線上に能率よく配列するために配列のな
かに空隙が設けられている。MDVおよびHVTのDNA配列の間にあるコロン
は、2つのウィルス間において保存されたヌクレオチドを示している。MDVア
ミノ酸はHVTとは異なる位置に示される。
第15図は、HsVgDのMDV相同遺伝子の部分的なヌクレオチド配列を示す
もので、予想されるアミノ酸配列はMDVおよびH5V−1のgD領域間で保存
される大型のMDVヌクレオチド配列と残基である。
実施例ニ一般的アプローチ
バクテリオファージベクターM13にクローン化された鳥ヘルペスウィルスの短
配列を選んで、それを興味ある遺伝子全体が含まれていると考えられる長めの断
片を同定するためのプローブとして用いた。このような同定は制限断片のサザン
ブロットハイブリダイゼーションによってなされた。詳しくは、以下に説明する
。
ウィルスの株 NDVの高い癌誘発性(high oncogeoic)を有す
るRBIB株(Schat、 K、A、 et al、 Aviin Path
ol、 11.593−605.1982)を米国のコーネル大学B、カルネツ
ク(B、Ca1nek)教授から入手した。このウィルスの精製は、ニワトリ腎
臓細胞の組織培養中においてプラークを形成させることによって行なった。
ニワトリSPFおよびRIR内で2度継代し、ひよこ胚繊維芽細胞(chick
e■bryo fibroblast@; CEF)内で4回継代した。ニワ
トリの遺伝的抵抗性N−系統株に接種した場合に生ずる悪性腫瘍によって高い癌
誘発性が示された。
ウェルカムリサーチ(’flellcome Re5earch Labora
tories、 Beckenhaw+、 Kewnt)から得たHVTのFC
l26株(litter、 R,L、 et al、 At J、Jet、 R
e@、 si、 525−538.1970)を、CEF内で14回継代した。
つづいて我々の研究室においてアヒル胚繊維芽細胞(DEF)およびCEF内で
増殖させた。そして、プラーク精製を行ない、さらにCEF内で増殖させた0本
実施例のクローニングに用いるウィルスDNAは元の単離かも数えて24回の継
代がなされたウィルスがら抽出した。
組織培養 CEFは199培養液(ライニルカム社製)を含む回転ボトル中にお
いて培養された。なお、この培養液には、ペニシルン、ストレプトマイシン、フ
ァンジゾン(Fugizone) (レグド、ティー、エム; Regd、T、
M)および前記牛血清が添加されている(Ross、 L、J、M、 et a
l、 J、 (en、 Virol、 28.37−47.1975) aCK
Cは10cmベトリ皿中で培養した(Churchill、 A、E、 and
Biggg P、M、。
Nature、 215.528−530.1967) 。
MDV−DNAの単離 RBIB感染細胞(cell associated
RBIB)を、回転ボトルのCEFからなる単層に、感染の程度が一細胞あたり
約0.001プヲ一ク形成単位(p f u)となるようにして植つけて、37
℃で培養した。培養3日目で、培養液を捨てて新しい培養液と交換した。交換さ
れた新しい培養液は、2%牛血清を含む199培養液である。そして、ゾーン遠
心法によって感染細胞の細胞質分画からウィルスを単離した(Lee、 Y、S
、 et al、 J、 getl、 Virol、 51.245−253.
1980) 、ウィルスDNAは、精製ウィルスをサルコシル、プロテナーゼに
およびトリス緩衝液でもって一晩、37℃で処理し、それをグリセロール勾配で
もってゾーン遠心(前掲、Lee、 Y、S、 et ml、 )によって精製
した。高分子量のウィルスDNAをエタノールによって沈澱させた後、10mM
のトリス/ImMのEDTAからなるTE緩衝液(pH7,5)に懸濁した。
MDV−DNAのクローニング i μ、 gのMDVを制限酵素BamH1に
よって切断し、これをジフォスフォリレートpUc13DNAのBamH1制限
部位に連結した。一方、使用する大腸菌(E、coli)のTGI株細胞を標準
的方法(Hanahan、 D、 J、 Mo1. Biol、 166、55
7−580.1983)によって形質転換し、この形質転換細胞をアンピリジン
およびX−gal存在下で培養した。白いコロニーを採取し、ニックトランスレ
ーションされたMDV−DNAとの雑種形成(ハイプリ代走−ション)によって
その存在またはMDV挿入部位について調べた(Crunstein M、 a
nd Hogneas、 D、S、 Proc、 Natl、Acad、 Sc
i、 U、S、^、 72.3961.1X75) f’−
陽性コロニーを小量で培養し、そしてホルムス(Holses、 D、S、)お
よびクイグレイ(Qui(]t7. M、)の方法()lolmes、 D、S
、 and Quigley、 M、、 Anal、 Biochem、@11
4、193−297.1981)によってプラスミドDNAを単離した。挿入部
位の大きさは、組換えDNAをBamH1消化し、それをアガロース電気泳動す
ることによって調べた。その結果、工ないし18キロ塩基対(kbp)よりも少
ない塩基対からなるMDV挿入部位を有するプラスミドが得られた。
ウィルスDNAのランダムシーフェンシング ソニケーション処理したウィルス
DNA断片をジフォスフォリレートM13.mplo (アマ−ジャムインター
ナショナルPLC)のSma I制限部位にクローン化し、MDV挿入部位を含
むプラークをNDV−DNAに対するハイブリダイゼーションによって同定した
。
そして、その配列を355−dATPを用いたジデオキシ方法(Sanger、
F、 et at、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 74
.5463−5467)によって同定した。
同様な方法をMDV−DNAのクローン化断片の配列決定に用いた。この場合、
プラークはpUc13含有コロニーを避けるために標識された挿入部位とのハイ
ブリダイゼーションによって決定した。
実施例1:MDVのgB遺伝子
HVTのM13クローンは、MDVのBamH1断片工3とハイブリダイズされ
たH3VおよびvzvのgB遺伝子に対して相同性を示す(第1図参照)0MD
VのgBI株のBBamH1ライブラリーから得たこの断片のシーフェンシング
が示すことによれば、その遺伝子のNH3末端から始まる1/3の部分が工3を
含んでいた。この遺伝子の残りの部分は、隣接する制限断片に3と同定された。
第1図は、2.6kpの長さからなる遺伝子の位置を示す地図である。その遺伝
子から転写されたmRNAの長さは2.6kpと推測される。翻訳されたタンパ
ク質の長さはアミノ酸、865個に相当した(第3図)、これはシグナル配列ド
メインの部分を構成する約20のアミノ酸も含まれる。MDV−gB遺伝子の初
期翻訳配列は他のヘルペスウィルスのgB遺伝子と共通な部分、例えばシスティ
ン残基の列および脂質二重層を広げることが可能な疎水性配列が存在する(Fe
llet、 P、E、 et ml、 J、 Virol、 53.243−2
53.1985) 、 Lかし、MDVのgB遺伝子はH3VのgB遺伝子とた
った48%のアミノ酸配列の相同性しか認められず、23個のアミノ酸(185
1−1920残基、第2図)の挿入およびグリコシレージョンによるエクストラ
部位の存在など独特の姿を示す、HVTのgB(第2図)に誼当する限定された
配列データ(702塩基)とMDVのgBの配列とを比較すると、これら2つの
糖タンパク質に関して76.9%の核酸の相同性と87.1%のアミノ酸の相同
性とが認められた。MDVのgBと比較してHVTのgBにおけるアミノ酸置換
は、ウィルス中和に関連したH5VのgHのドメインと等価な領域(1323−
1433残基)に特に集中した(前掲、Pe1let P、E。
et al、 1985) 、 MDVおよびHVTのgB間におけるアミノ酸
置換もまた、未知の機能に関連した他の領域に集中された。
実施例2: HVTのgH遺伝子およびMDVのgH遺伝子H5VのgH遺伝子
に相同な配列を含むHVTのM13クローンは、遺伝子同定およびマツピングに
関するわれわれの初期の研究において同定された(前掲、Buck+5aste
r et al、 198g) 、このクローンは、プローブとして用いた場合
、HVTの6kbからなるHindIII断片とハイブリダイズ(雑種形成)す
る(第3図)。シーフェンス(配列決定)によって、この断片がカルボキシ末端
を含むおよそ1/4のgH遺伝子を含むことが明らかになった。gH遺伝子の残
りの部分を有する隣接するHindIII断片(3,2kb)はHindIII
部位と重なり合うHVTのクローン化HpaI断片とハイブリダイゼーションさ
れた。
第4図は、HVTのgH遺伝子の遺伝暗号領域(コード領域)とフランキング配
列とを示すものである。HVTのgH遺伝子と、H3VI、VZVおよびEBV
に含まれるその相同遺伝子との間におけるアミノ酸の同一性(%)は、それぞれ
20.24および20であった(アミノ酸が最大重なり合った数630.644
および153からそれぞれ推定した)。
実施例3: HVTのTK遺伝子とMDVのTK遺伝子HVTのTK遺伝子の全
遺伝暗号領域(1053bp)は、前記した3、2kbpからなるHindII
I断片を含むものである(第3図)、遺伝子全体およびフランキング領域の配列
は第5図に示した。同様に、MDKのTK遺伝子はMDVの3.6kbpからな
るBamHIK2断片を含むものである。MDKのTK遺伝子の完全な配列を第
14図に示した。MDVおよびHVTのTK配列の比較室、2つの遺伝子は60
%のアミノ酸の同一性を有することがわかった。これとは対照的に、)(VT(
7)TK遺伝子とH3VI、VZVおよびEBV(7)TK遺伝子間の同一性は
それぞれたったの30.27および24%であった(アミノ酸が最大重なり合っ
た数320.332および193からそれぞれ推定した)、HVTおよびMDV
のTK遺伝子から予想されるアミノ酸配列は、リン酸化に関連したいくつかのウ
ィルスおよび真核生物のタンパク質のためのATPおよび(または)CTP結合
部位の特徴を示した(Gentry、 G、^、 Proc、 Natl、Ac
ad、 ASci、 U、S、^、 82.6815−6819) 、これらの
保守的な配列は外来遺伝子の発現および挿入のための好適な部位として、またT
K−欠失突然変異体を産生ずるのに好適である。
実施例4:MDV (gP57−65)(gC相同遺伝子)のA抗原遺伝子A抗
原遺伝子は、H3Vの相同遺伝子として同定されたことからワクチンの開発にと
って大変興味深い遺伝子であり、免疫源(主要グリコポリペプチド産物をコード
1−る)として、また非必須領域として用いられる。このA抗原遺伝子は、MD
VのBamHIB断片の中に置かれており(Isfort et al、 19
11?) 、MDVのGA株に関してはヌクレオチド配列が決定されている(C
ouasena and Velicer、Abstract OPlg、51
. Vll International Congress of Viro
logy 9−14^普ioat、 (
1987) Edmonton、 Canada;J、 Virol、 62.
2374−2379) 、前記したランダムなシーフェンス決定に関する研究過
程において、A抗原遺伝子発現産物であるM13クローン(No、 130)を
同定した。よって、このクローンをA抗原を含むMDVのR818株から得られ
た2、3KbpのE c o R1/ P v u I I断片を同定するのに
用いた。そして、この断片を標準的な方法により、SmaI/EcoR1によっ
て裂かれたpUc13ベクターにクローン化した。MDVのRBIBのA抗原の
配列と予想されるアミノ酸配列とは第6図に示した。MDVおよびHVTのA抗
原領域は非必須遺伝子であり、よってMDVおよびHVT内の部位として好適で
あり、その中に相同組換えによって他の遺伝子が挿入されよう、このことはいく
つかの証拠から支持される。それらの証拠を以下に示す。
(1)われわれの研究において、他のRBIBのA抗原が単離され、かつ配列決
定された。これは3′からA抗原ATGコドンまでのTが45塩基つらなった(
T’a 45 ha@es 3°to the A antigen ATG
codon)余分な(エクストラ)T残基を有する。このエクストロラTは遺伝
子に機能的なA抗原をコードさせるのを不可能にするようなフレームシフト変異
を引き起こす。この遺伝子は複製MDVからクローン化可能であるので、その結
果A抗原はウィルスにとって非必須的なものであることになる6
(2)同様な研究から、MDV(7)A抗原はH8vのgCおよびPRV(7)
gpIII糖タンパク質と相同であることが明らかになった。これら2つの相同
遺伝子は非必須的なものと考えられている(H3V相対体にとって、ロセンタル
らの文献: Roaenthal et at、 J、 Virol、 61.
2438−2447を見よ。
(3)MDVの株であって寒天ゲル分散試験によってA抗原が欠如していると判
定された株(charchill、 A、E、 et al、 J、 gen、
Virol、 4.557−564.1969)またはより感度の高い2次元
免疫沈降試験において低レベルの検出結果を示す株が報告されている(石Zai
ne、 D、 et if、 Virolo(y 121.133−146)
。
さらに、A抗原は主要な分泌糖タンパク質であり、Aタンノ(り質にある外来エ
ピトープを示すための好適な場所(location)であろう、これによって
、A抗原遺伝子内にあるフレーム内のエピトープをコードしているオリゴヌクレ
オチドをコードすることが可能であろう。
HVTベクターに遺伝子を導入するための戦略2つの可能性が描かれる、すなわ
ち、 (1)ベクターの非必須的な遺伝子への挿入または(2)バクターの該当
する遺伝子に対する外来遺伝子の置換でる。
これは、MDVとHVTの同じ遺伝子間の場合のような、実質的に相同を領域に
のみ可能と思える。
実施例5:HVTまたはMDVの非必須的遺伝子への挿入(a)ベクターのTK
遺伝子座における挿入(1) HVTまたはMDVを鳥ベルペスウイルスの遺伝
子挿入と発現とに用いること力呵能である0例えば、挿入された遺伝子に関連し
たプロモータとして(例えば、gB遺伝子発現を効果的におこなうための即時型
初期プロモーターとして)、利用可能である。
(2) HVTまたはMDVは烏ペルペスウイルスの遺伝子と#ま関連してし\
ない遺伝子の挿入及び発現のための一般的なベクターとして利用可能であり、最
適な発現名ためにプロモータの操作が必要とされる。
遺伝子挿入に用いられる既知の方法と実質的に同一である(前掲 5heh e
t a1ウィルキーの方法(前掲 Stow & Wilkie J、 gen
、 Virol、 33,477.1986)をCEFの単層培養に添加した。
1時間、37℃の条件で吸着させた後、培養駅を添加し、融合(conflue
nt)するまで1〜2日間培養した。単層をトリプシン処理し、2〜4%牛血清
含有の199倍地(ウェルカム)と培養駅の一部を置き換えた(1:1または2
:1)、そして、プラーク形成が観察されるまで37℃で培養した。このプラー
ク形成は通常、4〜5日後に認められる。1mgのHVT−DNAあたり、約5
0プラークが得られるであろう。
組換えウィルスの相同組換えおよび単離のために、目的とする遺伝子を前記した
ような10:1ないし2:1のTKまたはgCおよび野生型ウィルスと共形質点
検したような非必須的遺伝子へ、挿入する。あるいは、完全な野生株を共感染(
co−iy+fection)に用いることが可能である。
HVTのFc−126株のTK遺伝子への外来抗原遺伝子を挿入することにもち
いられる制限酵素は、BanII、Bsp1286.DraIII、EcoRI
、 Hi nc I I、 Hpa I、 Nhe IおよびN5pbIIおよ
び5phIである。これらの制限酵素による切断(消化)部位は、TK遺伝子の
発現を妨害する外来DNAの挿入部位として用いられ、TK遺伝子部分がこれら
の酵素(またEcoKも利用可)の組合せによる二重消化によって取り除かれて
不活性化される。
これらの酵素のいくつかは、プラスミドベクターに消化部位をもち、このような
部位にウィルスDNA断片がクローン化される。よって、ベクターを切断するこ
となしにクローン化されたDNAを直線化するために制限酵素による部分消化の
手法が用いられよう。
前記下制限酵素群には、フランキング遺伝子活性を阻害するようなものは含まれ
ておらず、HSV−1相同遺伝子がウィルスの増殖に重要な役割を果たす。
ウィルスの組換えは、 [プラークリフト (plaquelifts) Jに
よって検知することが可能である。このプラークリフトは、寒天培地にへばりつ
いた感染細胞と放出されたウィルスをとニトロセルロースとを移すことによって
、そのニトロセルロース上で、細胞からの変性DNAと、ウィルスとをハイブリ
ダイゼーションするもので、細胞のDNAはヴイラレアル5の文献に(Vill
areal、 L、 et al、 5etence 196.183−185
.1977)プローブと鍍種形成されたウィルスを単離することにもちいること
が可能である0例えば、 [プラークリフト」に用し1られるニトロセルロース
に抗体処理をほどこし、つづいて抗グロプリ抗体に結合したフオトスファターゼ
または標識プロティンAのような適当な検知システムを用しすることによってこ
の結合した抗体の存在を検出することができる。
適当なプロモーターをおもり目的とする遺伝子は、まず最初にクローン化TK遺
伝子に挿入される0次に、この組換えDNAをひよこ胚線維芽細胞また#よニワ
トリ贅臓細胞中にベクターの感染性DNAとともにトランスフェクション(co
−tranfeetion)させる、そして、アシクロビル(acyclovi
r)含有培地で増殖させることによってTKウィルスを選別する(Schat、
K、A、 et al、 Antiviral Re5earch 4.15
9−270.1984) 。
別の方法として、プラークは、ニトロセルローズ上での「プラークリフト」およ
び関連標識プローブとのハイブリダイゼーションにもちいられる目的とする遺伝
子の存在についてスクリーニングされる。
また、プラークは、モノクローナル抗体または抗ペプチド抗体を用νまたニブト
ープ発現についてスクリーニングされる。
このような戦術の主な利点は、前記選別方法が目的とする遺伝子を含むウィルス
の組換え体を得るチャンスを増大させることである。また、最適な発現のための
プロモータを選ぶことがかのうとなることである。よって即時型初期プロモータ
の利用は、潜伏感染細胞における発現を可能とする。
(b)ベクターに存在する他の非必須的部位への挿入A抗原遺伝子(HVTおよ
びMDV相同遺伝子)は、生体内(in vivo)およびガラス器内(in
vivo)系でのウィルス増殖にとって必須的なもので)まなし1ので、外来遺
伝子の挿入および発現のための好適な部位となろう。さらに、A抗原ti、もっ
とも豊富な抗原の一つで分泌されるものであることから、外来タンノ(り質の免
疫特性を強化することに利用されるよう、とのA抗原遺伝子座におけるウィルス
組換え体の単離は、目的とする遺伝子の少なくとも一部分がgC遺伝子にあるク
レームにまず挿入さ札そして感染性ウィルスDNAとともにトランスフェクショ
ンされることによって達成される、配列特異的プローブまたは特異的抗体による
ウィルスプラークのスクリーニングは、組換体の単離を可能とする。
また、抗原コード配列(antigen encoding 5equence
)をHVTまたはMDVのりビヌグレオチドリダクターゼ(大サブユニット)に
挿入することが可能である(図8および図9参照)。
実施例6:HVTにおけるMDV遺伝子の相同遺伝子に対するMDV遺伝子置換
置換は、図5に示したクローン化されたMDV配列と感染性HVT−DNAとの
同時トランスフェクション(co−transfection)によって達成さ
れる。MDVのRBIB株から誘導されたgBおよびgC遺伝子をHVTに含ま
れるものと置換することは、MDVのgH遺伝子の糖タンパク質遺伝子および即
時形初期遺伝子の置換としての効果があるであろう。
MDV配列とニブトープとを発現する組換え体は、MDV−特異的モツクローン
抗体または前記したMDVのユニーク配列抗ペプキド抗体を用し嘔ことによって
検出できる。
この方法の利点は、プロモーターの操作を必要としないことと、相対的単純な方
法であるということである。しかし、実質的に相同遺伝子は除く。
実施例7:MDVのTK−突然変異体を得るための戦略欠失突然変異欠失を、遺
伝子のどの場所にでも生じさせることが可能である。たとえば、ヌクレオシド結
合に必要な遺伝子のドメンに対してである。これらは、制限酵素による二重消化
(double digestion)によって達成される。ここで用し鳴れる
制限硬派、Ba11.NdeI、5phIまたはEcoKである。二重消化後、
適当な断片を再結合させ、つづいてウィルスDNAとの共トランスフェクション
(CO−transfection)または、ウィルス感染細胞へのトランスフ
ェクションを実施する。
制限酵素の選択などによる異種配列の挿入に関しては、第7図および第8図を参
照してもらいたい。
TK−ウィルスは、アシクロビル(acyclovir (前掲Ross、 N
、 1985)または、FMAU (前掲、5cba t + K−^、 at
el、 1984)の存在下において選別される。よって、ハイブリダイゼー
ションによって、プラーク精製クローンにおけるに遺伝子の欠失部位の不存在に
関して調べた。
MDVの欠失突然変異体それ時代をワクチン合成のための弱毒化ウィルスとして
いもちいること、また挿入されたヘテロな抗原遺伝子配列をもつ物としてもちい
ることが可能である。
挿入突然変異 ヘルペスウィルスプロモーターまたは他の適当な配列またはシグ
ナル塩基による調整下にある機能的β−ガラクトリダーゼ遺伝子は、TK活性か
によって重要なTK遺伝子のドメインにまず誘導される。そして1組換体DNA
は感染性1ノイルスDNAと同時トランスフェクションするか、もしくはウィル
ス感染制帽にトランスフェクションして、総量組換えを起こす、アセロビルまた
はFMAU存在下における選別はTK−挿入突然変異体を生じさせるであろう、
もし、β−ガラクトシダーゼが導入されたとしたら、突然変異体はX−gal存
在下で青い色のプラークが生じることによって検出される。
必要に応じてTK遺伝子とそれを囲む配列を他の適当なベクターにサブクローン
化することができる。
実施例8:HVTへのMDVのRBIB株gDに存在する遺伝子の挿入HVTの
TK遺伝子をプラスミドベクターpUCBにフロー化し、pTKIBと呼ばれる
プラスミドを作る。このプラスミドを、例えばTK遺伝子のみをもつプラスミド
分を切断する制限エンドをするヌクレアーゼRsrII(第5図のヌクレオチド
−197、酵素認識部位(GGACCG)によって直線か摺る。これによって、
[粘着性(s t I cky)J端末が生じ、この生じた端末を通常の方法
(参考文献:Mo1ecular Cloning: a Laborator
y、 +982)によって修復する。
RBIBのgB遺伝子を独自に2つのプラスミド上にクローン化し、それぞれR
BIB−BamHl−I3およびRBIB−BamHl−に3と命名した。一つ
のプラスミド上にある完全な複製gB遺伝子を生じさせるために、両方のプラス
ミドをBamHlで切断し、そして断片を連結(リゲーション)し、目的通りに
作られた組換え体をプラスミドDNAの制限酵素分析によって同定した。しかし
、前記したように、完全なgB配列は実質的にEcoRI/5alI断片上に得
られた。MDVのgB遺伝子をコードする配列およびその操作に関するさらなる
情報はロスらの文献(Ro■at al、 J、 gen、 Vital、 7
0.1789−1804.1989)に開示された単一組換えプラスミドをEc
oRIおよび5alIで切断し、末端を修復して、そのプラスミドを、前記のよ
うに合成されたPTKIBにクローン化した。
また、MDVのgBオープンリーディングフレームは、Hi n c I Iお
よびNaeIによる消化によって、プラスミドMSB27から切り出さね、部分
的にHpaIによって切断されたHVTのTKプラスミドpTKIBに連結され
る。TKとgBの両配列を含む組換体プラスミドはハイブリダイゼーションによ
って同定され。さらにサザンプロットによって分析される。そして、組換体プラ
スミドはHVTウィルス(ウィルスDNAを含む細胞に誘導され、TK遺伝子の
gB遺伝子を導入することにより、相同組換えがおこなわれる。HVTウィルス
組換え体はアシクロビルまたはFMAUによって選別され、あるいは標識gBB
a−ブによって検出される。
実施例9:HVTに挿入されるRBIBのgC(A抗W)遺伝子末端が鈍くなっ
た(blunt ended) PTK I Bを実施例8に示されるようにし
て合成した。RBIBのgC遺伝子を制限エンドヌクレマーゼEcoR1および
Hind I I I (puc13ポリリンカーに含まれる部位)これによっ
て生じた粘善性末端標準的なプロトコールに基づいて再び修復した。末端を修復
されたgB断片を実施例8に示したようにして直線化された末端修復pTKIB
にクローン化した(クローニングは、制限酵素によって得られるクローンの分析
放射性同位元素標識断片によるブロービング、またはDNAシークエンシング、
またはこれらの組合せによって変化にとんだものである。
HVTの中にクローン化されたRBIBのgC遺伝子をもつプラスミドを、リン
酸カルシウムによる沈澱またはエレクトロンボレーション(電気穿孔)によりて
HVT−感染細胞にトランスフェクションさせた0gC遺伝子の両端をクロスオ
ーバー(cross−over)させたHVTウィルスとHVTのTKプラスミ
ドのフランキング配列との間の相同組換えは、RBIBのgC遺伝子をHVTの
ウィルスゲノムへ運ぶ、ウィルス組換え体は、前記の用にして、TK−とじて選
511され、またはブロービングによって同定される。類似の方法として、すで
シこ述べられ、力1つ図に示されたそれらの遺伝子などを、ここで開示したHV
Tの非l、須的ゲノムに挿入するためのフローニング戦略を適用するために用し
λられるものであり、またはHVT中の抗原遺伝子を作るために利用される。
FIG 2A
FIG 2B
H
YFRRNC工 FFL 工 VI
FIG 2E
□
TPVS 工 EE 工 TDLID
GACGCCCGTTrCCAmTCACGGATCTAATCGAClolo
1020 1030 1040□に□I
GKGRCS S KARYLRN
TGCTCATCTJ、CCrツV込A1050 1060 1070 108
ONVYVEAFDRDAGE
ACAA108ONVYVEAFDRDAGEACAATGTATATG込AF
IG 2F
V−一−−−−−−−−−−−−−−−−WGSPW 工 YR’rG’rSV
NCIVEEMDAR5VF
FIG 2G
□T□−
PYSYFAMANGDIAN
CCGTA’1TCATATITrGCスATGGCCAATGGCGACAT
CGCGA□阿□T−T−T−ひ−−一−−
工 5PFYGLSPPEAA
ACATATCTCCATITIATGGTCTATCCCCAC2R−R−
AEPMGYPQDNFKQ
CmCCATGGGATATCCCCAGGATAATITCAAACAAFI
G 2H
LDSYFSMDLDKRRK
A
HFTVGWDWAPKTT
ACACTTCACAGTTGGGTG<χ込℃aぶχ【Tαフ山A〜VゴAC
TRVC5MTKWKEVTEM
CGTGTATGTTCAATGACTAAσm刀:’GA!LRATVNGR
YRFMA
FIG 2I
RELSATF 工 5NTTE
YNDSHVKVGHVQY
FLALGGFIVAYQPV
L S K S L A HM YL RE LFIG 2J
MRDNRTDEMLDLV
GA CAGGACCGATGに込罫χ丁CGACCIGG’1A1850 1
860 1870 188ONNKHA 工 YKKNATSL
AACAATAAGCATGCAATITAnTα?IACCTCATSRLR
RDIRNAPNR
TGrCACGATrGαχ;CGAGA工ATrCGMAT(χ:ACCAA
ATAGK 工 TLDDTTA 工 KST
AAAAATAACATrAGACGACACCACAGCTA’ITAAAT
CGACA工 QTH工 NDMFSRIA
N匈ワVスAACCCAワ■−Vコマαに部Tロスα砺G)S■℃FIG 2M
FIG 2N
L N L T L L E D RE’ I L PAGCTrAATCTA
ACCσmTcαχ込AA’I’ffTGCC2530254Q 2550 2
560LSVYTKEELRDVG
’I’ITATCCGTITA ’ITGCGTCATGTrGGTVLDYA
EVARRNQLH
Gワxz’>ゴAπχスGす、GTAGCTα℃αχスAT(スACひCELK
FYDINKVIEV
ATGAACITAAA’ITITA’IIGACATAAACAAAGTAA
TAGAAGTDTNYAFMNGLAEL
GGATACAAA’ITACGCG’ITIATGAA(χDT’ITαZC
GAA’ff。
FrG 20
FIG 2P
FIG 2Q
FIG 2R
nTAG(χ;CG’l”l’CGACTCCa■Gズ℃CAn2TGTFIG
4A
KFYCL
FIG 4B
FIG 4C
K T N T P L K K Y E 工V V。
GAAAACCAATACACCGTTGAAGAAATATGAAATTGT
TGTCLKPADFLNPGYKF
VLTSELVGAYTKR
FIG 40
FIG 4E
FIG 4F
A A F RK D A S T HF L I。
TGCTGCATTTCGTAAAGACGCTAGTACACACTTTCT
TATASGTPIKDSKADLIK
TRPLSAIQHLFLL
TACACGTCCCTTATCTGCGATACAACATCTATTCCT
TTTGR5AYALDIPRQNGS
FIG 4G
EN 工 HS E A M RD I L’ S。
ELYVKIR5NADPI
FIG 5B
FIG 5C
FIG 5F
−5−N−□T−□−に−T−L−L−−CSRDRPGETADRNM
L RT L )T A V Y A S L V DTVKYANLTCPY
EK
FIG 5G
−D−E−5D
ESWEMEWLGLPWFE
GAAAGCTα℃Nv工χスにL’GG’1TGGGACTI’CCCIGG
TTI’G−T−A−T−T−□N−E−T
ESLLEEFISRPRP
AAGAGTCA’ITAC7に〜胚AMπCATCrCα:GCCCCCGC
CC−01,ひ−Y−R−G−5−V−5−H−!(−VIC5RTRMPLD
RT
TG’ITATrTG’rrCGAGAACTαMICα:TGGACCGAA
CTFIG 5H
□R□I
LLA 工 FKRKELC5EN
CTCCTGGCCAmCα!TGTAGCGAAAGELLTQYSWILW
G
ATIGGGGAGCTGTrAACTCAGTAIITC′rIIGGAW■
ゴ0バズχ石LLTKLHT 工 NVELF
A’ITACTGACTAAACTACACACCATTAATGTCGIシ■
丁A慢ズ1=V−E−L−L
D 工 SGMSRRECASA 工
GACA’1TAGCGGTAIGTCACGTCGAC込ATGCGC(スG
αχ万A’rcTG’rxυ【ゴ℃C
FIG 5I
−+SV−H−5−
MHTMPERLSTLAS
TAATGCATACTA’IffCαEAGA(込’ITGTCTACTCT
CGCTAG1090 1100 1110 112OA−F−I−−A−L−
A−
W N D L CE L E、D D V I 5−E−A−M−大I
YNKGMCNEVGASR*
TATAATAAGC(=AATGTGTAACGAC−G 7匡へ雇℃GTC
rCGATAA’ITCTrC’ITAATσl’GcIGGTATrGG’I
TAαI’GCCATAACTFTG 5J
FIG 6A
1 (%CTGCCrA?GTAGπ詰N■ ’ITrATCATAACTAG
n’l’lj仄nTA’rrAGTAGcGcTATcTTGM:Cりい、[(
刀−GTr(スC譚fflχ℃CAυ硫Aα刀スffi論、TCTAAACGA
’Iff込GT■互C’1TITA憶1く℃GACCATCTATCGTAAT
Cu
241 ATCA’jTITATACATCATCCCαvCVA]CCAAA
CGLTPRV
TAACCCrCTACA’lスTσ[TCCCTCA[GCCGC2FIG
6B
Nコ℃T01AAGTCGACCCCCCCrCαンαN刀あAA7匡ムTCC
AFVLDLIFNPIEY
FIG 6C
TAGATAAACATAT円スCNひεGIC’I(刀!GACnTCAGF
IG 60
FTG 6E
ATM−−フロWコー陥TATrCTCCGAGTACI’a’FA、TATI
’FIG 8
リボヌクレオチド還元酵素(大サブユニット)のILTV相同遺伝子IG 9A
リボヌクレオチド還元酵素(大サブユニット)のMDV411111遺伝子Fr
G 9B
FIG 10
リボヌクレオチド還元酵素(小サブユニット)のMDV相同遺伝子FIG 11
第11図 H3V−1−IE17!M)MDV相同遺伝子FIG 12
第12図 H5V−1−IE68のMDV相同遺伝子相同遺伝了−組換え
>hh > >E−IF−1> >E−IE−1>口〉〉 ロ ロ〉〉 ロ ロ
〉〉 ロ
Σ田= Σ 区エエ 冨 Σ工1)区
Fig15
DIr、、LTVK
GACATATTACTGACTGTTAAA手続補正書(方式)
%式%
1、事件の表示
PCT/GB89101076
平成1年特許願第510232号
2、発明の名称
ウィルスワクチン
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
ローン メリニー ニス アー
4、代理人
東京都中央区八重洲2丁目1番5号 東京駅前ビル6階平成4年1月21日 (
発送日)
6、補正の対象
7、補正の内容
(1)別紙のとおり国内書面を提出します。
(2)別紙のとおり委任状および訳文を提出します。
国際調査報告
le+−畦・MIA―圃−1・ PCT/GB 89101076I■拳ll1
1−−P膠1ムーAlllI+1@内−−・PCT/GB89101076IR
−帥一−^坤−m−N・PCT/GB 89101076国際調査報告