JPH0450271A - 印刷用インキ組成物 - Google Patents

印刷用インキ組成物

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JPH0450271A
JPH0450271A JP2160428A JP16042890A JPH0450271A JP H0450271 A JPH0450271 A JP H0450271A JP 2160428 A JP2160428 A JP 2160428A JP 16042890 A JP16042890 A JP 16042890A JP H0450271 A JPH0450271 A JP H0450271A
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Hitoshi Yano
仁志 矢野
Kazutsune Kikuta
菊田 一恒
Shiro Konotsune
此常 四郎
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
    • H05K3/0076Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the composition of the mask

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回路基板の被覆に用いる印刷用インキ組成物
に関し、特に印刷性、接着性、可撓性、耐熱性を向上さ
せた印刷用インキ組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、
印刷回路用の被覆基材としてカバーフィルムが用いられ
てきた。これはポリイミド又はポリエステルフィルムの
片面に接着剤を塗布し、端子接続の部分のみパンチング
等の方法で穴を開け、これを手作業により回路基板上で
位置合わせをした後、熱板プレスにより高温、高圧下で
接着するものである。
この方法は、可撓性に優れ、回路保護の面からは有利で
あるが、問題点もある。例乏ば、配線板の端子’t I
J−ドした時には予めカバーフィルムを打ち抜き、小穴
を開ける必要がある。したがって回路が複雑になると、
配線板との位置合せが難しくなる。the、熱板プレス
の設備費が高い。さらに接着剤使用により、打ち抜き加
工の時にスミアが発生しやすく、コストが高くなり、プ
レス時に接着剤の滲み出しの恐れがある。
またフィルム自体の物性が良くても、接着剤の使用によ
り、蚊物性の低下の恐れがあるユ接着剤の性能自体にも
まだ問題があり、ポリイミドフィルムかどのカバーフィ
ルムとプリント配線面の両方に十分接着し、耐熱性、電
気特性に優れたものが見い出されていないのが現状であ
る。
これに対して、印刷法によりプリント配線基板上に絶縁
保護皮膜を形成する方法(カバーレーインキ)が開発さ
れている。しかし現在使用されているカバーレーインキ
剤は、従来リジット基板に使用されてきたソルダーレジ
ス)k応用したものであり、可撓性に乏しく、また耐熱
性、電気特性、基材に対する密着性が十分でなく、さら
にフレキシブルプリント回路基板(以下「FPC」と略
記する。)に応用した場合、基板との熱膨張率の差や硬
化収縮によりカール金主じさせる等といった問題がある
。また樹脂の反応性が速いため二液型とされているもの
4多く、取扱いが煩雑であり、更に二液全混合してから
の可使時間は短く貯蔵安定性に問題がある。
例えば特開昭55 = 145717号公報にはエポキ
シアクリレート樹脂とメラミン樹脂から成る組成物が開
示されているが、この組成物は可撓性に乏しいという欠
点がある。
さらに、特公昭50−4395号公報や特公昭53−1
0636号公報にはスルホメチレンアクリレート、リン
酸エチレンアクリレート等のアクリル系樹脂組成物が開
示されているが、これらはいずれも可撓性は比較的良好
であるが、耐熱性が著しく劣っている。
また特開昭63−221172号公報にはポリアミノビ
スマレイミド、エポキシ樹脂を主成分とする樹脂組成物
が、また特開平1−121364号公報にはポリイミド
を主成分とする組成物が、特開平1−256515号公
報にはポリパラバン酸、エポキシ樹脂を主成分とする樹
脂組成物が、それぞれ開示されているが、これらはいず
れも硬化時の収趣や基板との熱膨張率との差がある等の
理由でカバーレー被膜を形成させfC,FPC基板に著
しいカールを生じる。
(課題を解決するための手段〕 本発明者等は多項目にわたる要求性能を全て満足する被
覆用カバーレーインキ組成物を見出すため種々検討した
。その結果、以下の2つの態様の組成物が、−波型イン
キ組成物として貯鼠安定性、耐熱性、可撓性、電気特性
、印刷特性、カールしない性質及び密着性に優れている
ことを見出した。
本発明の第1の態様は、ポリカブロックトンポリオール
、ジアミン及びジイソシアネートから成る共重合体10
0重量部に対してノボラック型エポキシ樹脂約30〜約
300重量部、好号しくに約50〜約150!i部、揺
変剤約0゜2〜約201量部、好ましくは約0−5〜約
153量部、消泡剤約0,3〜約301i部、好ましく
は約0.5〜約本発明の第2の態様は、ポリカブロラク
トンポリオール、ジアミン及びジイソシアネートから成
る共重合体100重量部に対してノボラック型エポキシ
樹脂約30〜約300重量部、好ましくは約50〜約1
5(HIEi部、可撓性付与剤約3〜約1001量部、
好ましくd約5〜約5031i部、揺変剤約0.2〜約
20重量部、好ましくは約0.4〜約15i量部、消泡
剤約0.3〜約301量部、ある。
第1の態様のインキ組成物は、カバーレー替膜を形成し
たFPC基板にカールを殆んど生じさせず・第2の態様
のインキ組成物はカールを更に低滅させることができる
上記の2つの態様のインキ組成物中には有機溶媒及びエ
ポキシ樹脂の硬化触媒を含有していても良い。
上記組成の印刷用インキから得られるカバーレーはポリ
カブロラクトンポリオール、ジアミン及びジイソシアネ
ートから成る共重合体の持つ可撓性及びノボラック型エ
ポキシ樹脂の持つ優れた耐熱性、耐薬品性等の性質が相
乗的に付与されたものである。また可撓性付与剤の添加
により、上記の特長は損われず、カバーレー被膜を形成
したFPC基板のカールは更に低減される。
以下、本発明の印刷用インキについて詳述する。
本発明に用いられるポリカブロラクトンポリオール、ジ
アミン及びジイソシアネートから成る共重合体の使用原
料であるポリカブロラクトンポリオール(以下「PC」
と略記する。〕は分子量及び末端水酸基の数に特に制約
はなく、市販されているものをそのまま使用することが
できる。例えばダイセル社製plaecel (同社商
標)、UCC社↓NIAX PCP (同社商標)など
が挙げられる。
肪族ジアミン等があげられる。
炭素環式芳香族ジアミン類の例としては次の化合物が挙
げられる。
1.4−フ二二レンジアミン、1.3−フ二二レンジア
ミン、4.4’−ジアミノジフェニルエーテル、4.4
’−ジアミノジフェニルメタン、4゜4′−ジアミノジ
フェニルスルホン等。
複素環式ジアミン類の例としては次の化合物が挙げられ
る。
2.6−シアミツピリジン、2.4−ジアミノピリミジ
ン、2,4−ジアミノ−S−トリアジン等。
脂肪族ジアミン類の例としては次の化合物が挙げられる
ジメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン−2,2
−ジメチルプロピレンジアミン埠。
脂環式ジアミン類の例としては次の化合物が挙げられる
1.4−ジアミノシクロヘキサン、4.4’−ジアミノ
ジシクロヘキシルメタン等。
芳香脂肪族ジアミン類の例としては次の化合物が挙げら
れす。
1.3−ビス(アミノメチル)ベンゼン、1゜4−ビス
(アミノメチル)ベンゼン等。
これらジアミンは単独でも、2s以上組合わせて本使用
することができる。
ジイソシアネートとしては、例えば2.4−トリレンジ
インシアネー)、2.6−ドリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロ
ヘキサンジイソシアネート等が挙げられる。
前記共重合体の製造方法としては溶液重合、乳化重合等
公知の方法を採用することができる。
前記共重合体の製造におiて使用するPC,ジアミン及
びジイソシアネートの割合は、これらの合計量に対して
PCが約20〜約80重量%、ジアミンが約10〜約4
0重量%、ジイソシアネートが約10〜約40重量%と
するのがよい。
本発明に用いられるノボラック型エポキシ樹脂は、クレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂及びこれらをハロゲン化して難燃化さ
せたものが挙げられる。より具体的にはダウ−ケミカル
社製のD E N −438(商品名)、日本化薬製の
EOCN−1025(商品名)、BREN−8(商品名
)、東部什成製のYDPN−638(商品名)、YDC
N−702(商品名)等が挙げられる。
その添加量は前記組成比を超えて3001i量部より多
いと可撓性を損い、さらにカバーレー被膜を形成した基
板にカールを生じさせる。また30重量部より少ないと
耐熱性、耐薬品性が劣る。
本発明に用いられる可撓性付与剤としては次のものが挙
げられる。
工、エポキシ系 ■モノエポキサイド フェニルクリシジルエーテル、シフロムフエニルグリシ
ジルエーテル、脂肪族グリシジルエーテル、脂環式モノ
エポキサイド等。
■ジエポキサイド ボリプロビレングリコールジグリシジエーテル、ビスフ
ェノール核を含むポリプロピレングリコールのジグリシ
ジルエーテル、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の部分
付加物、ポリサルファイドの末端変性エポキシ樹脂、N
、N−ジグリシジル化アニリン誘導体、ジカルボン酸ジ
グリシジルエステル、脂環式エポキシ樹脂等。
2、非エポキシ系 末端アミン基変性ブタジェン−アクリロニトリル共重合
体、末端カルボキシル基変性ブタジェンアクリロニトリ
ル共重合体等。
前記可読性付与剤の添加量は、前記組成比を超えて10
0重量部より多いと耐熱性、耐薬品性が劣る。また3重
量部より少ないと、カバーレー被膜全形成した基板にカ
ールを生じさせる。
本発明に用いられる揺変剤としては、シリカ−アルミナ
の微粉末状品が好ましい、より具体的には微粉末シリカ
として例えば日本アエロジル社製のアエロジル200、
同300(いずれも商品名)等の表面処理されていない
標準品、アエロジルR972、アエロジルRY200 
 (いずれも商品名)等の表面処理された疎水性品等が
挙げられ、また微粉末アルミナとしては日本アエロジル
社製のアルミニウム万キサイドC(商品名)等が挙げら
れる。
揺変剤の添加量が、前記組成比を超えて201量部よυ
多いと、得られたインキ組成物の粘度及び揺変性が過多
となり、′印刷後にスクリーンメツシュの跡が1に膜に
残り、塗膜表面が著しく粗いものとなる。更にインキが
スクリーンメツシュを通らすに印刷できなくなることが
ある。得られた被膜の可撓性も劣る。添加量が0.2重
量部より少ないと揺変比が小さくなシ過ぎて印刷後にイ
ンキだれか生じ正確なパターンを形成することが困難と
なる。
本発明に用いられる消泡剤としてはシリコン系消泡剤が
好ましい。その例としては東洋インキ■襞$580(商
品名)、信越シリコーン■製KS−603(商品名)、
ダウコーニング社製DB−100、DC−2、DK−1
032−2(商品名)が挙げられる。
その添加量は、樹脂組成物の必要な消泡性に応じて実用
可能となるように調節するのがよい。消泡剤が0.3重
量部未滴の場合、印刷時に多大の泡が発生する。その泡
はそのまま消えない状態と放置時間と共に泡が消えてい
く状態とがある。しかし、放置時間が長い場合は作業能
率が著しく低下し、かつ乾燥硬化後表面にピンホール、
膜厚の不均一を生じやすい、一方301量部より多いと
被膜表面に消泡剤が滲出してベタ付いたり、被膜と基材
との密着性が低下したシ、印刷面でのハジキが生じたシ
、樹脂と消泡剤が分離して不均一となる場合がある。
本発明に用いられるレベリング剤としてはシリコン系の
ものが好ましい。その例としては、日本ユニカー−製F
2−2110..L−7001(いずれも商品名)、信
越シリコーン11製KS607ム(商品名)、ダウコー
ニング社製ペンタッド(57,Q、S)(商品名)が挙
げられる。
その添加量は、樹脂組成物の必要なレベリング性に応じ
て実用可能となるように調節するのがよい。レベリング
剤が8.2重量部未満の場合、印刷時に生じた泡やスク
リーンメツシュに起因する塗膜の凹凸が十分にレベリン
グされず、乾燥硬化後表面にピンホール、膜厚の不均一
を生じやすい。
一方10重量部より多いと被膜光面にレベリング剤が滲
出してベタ付いたり、被膜と基材との密着性が低下した
り、印刷面でのハジキが生じたり、樹脂とレベリング剤
が分離して不均一となる場合がある。
本発明のインキ組成物に1粘度調節のために有機溶媒を
添加することができる。その例として次のものが挙げら
れる。エチルメチルケトン、アセトン等のケトン系溶媒
;γ−ブチロラクトン、酢酸ブチル等のエステル系溶媒
;ブタノール、ベンジルアルコール等のアルコール系溶
媒;セロソルブ(登録商標)系、カルピトール系及びそ
れらのエステル、エーテル誘導体の溶媒;N、N−ジメ
チルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン等のア
ミド系溶媒マジメチルスルホキシド;フェノール、クレ
ゾール等のフェノール系溶媒:ニトロ化合物系溶媒;ク
ロロホルム、塩化メチレン等の塩素化炭化水素系溶媒;
トルエン、キシレン岬の芳香族系溶媒;及びヘプタン、
シクロヘキサン等の脂肪族系溶媒等が挙げられる。これ
らは単独でも、22!iII以上の組み合わせでも使用
できる。
有機溶媒の使用量L1インキ組成物の粘度が500〜s
oo、oooセンチボイズになるよう調節するのが好ま
しい。この使用量は、具体的には、前記共重合体、ノボ
ラック型エポキシ樹脂、揺変剤、消泡剤、レベリング剤
、可撓性付与剤(これが添加されたとき)、後記エポキ
シ樹脂の硬化触媒(これが添加されたとき)等の、有機
溶媒以外の成分に対して、0〜4重量倍、好ましくは0
〜1重量倍である。
本発明インキ組成物にエポキシ樹脂の硬化触媒管用いる
ことができる。この硬化触媒は、−液型組成物としての
貯蔵安定性が必要であるため、常温では低活性で加熱硬
化時に高活性となる潜在的硬化触媒であることが好まし
い。具体的には三弗化ホウ素アミン錯塩、ジシアンジア
ミド類が好ましい。この硬化触媒を使用するときの添加
量は、前記エポキシ樹脂に灼して0.1 i量%以上、
好ましくは0.3部量%以上、更に好ましくは1重量%
以上、かつ803[量%以下、好ましくH50X量%以
下、更に好ましくに10fi量%以下である。
本発明の印41j用インキ組成物は、上記のPC。
ジアミン及びジイソシアネートから成る共重合体、ノボ
ラック型エポキシ樹脂、可撓性エポキシ樹脂、揺変剤、
消泡剤、レベリング剤、有機溶媒、硬化触媒等を三本ロ
ール郷のインキミルを用いて常法によシインキ化された
ものであう、保存安定性の良好な一波型インキ組成智で
ある。
本発明に係る印刷用インキ組成物の使用法は、まず、印
刷用インキ組成物をスクリーン印刷又はマスク印刷によ
り回路基板に塗布する。次いで塗布膜全熱風乾燥炉で1
00〜140°Cで5分〜60分乾燥させ、さらに16
0〜200°Cで5〜60分加熱硬化させる。
(実施例〕 次に、本発明に用いられるPC、ジアミン及びジイソシ
アネートから成る共重合体の合成の参考例及び本発明の
実施例を比較例と共に挙げて、本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。尚製造例、実施例、比較例において1部」とあるの
は特に断わらない限シ、重量部であることを示す。
参考例 撹拌棒、凝縮器、滴下装置、窒素吹込管、温度計を備え
た反応容器を用いる。
まず反応器を50″Cに加温し、窒素蓋換金し、ジフェ
ニルメタンジイソシアネートを10部および平均分子量
1250のポリカプロラクトンジオ−に’!:25部添
加し、内容物を攪拌しながら窒素雰囲気下80℃、4時
間反応を行なう。反応終了後50℃まで冷却し、ジメチ
ルフォルムアマイド28部を添加し30分攪拌し、均一
に溶解させる。
一方ジメチルフォルムアマイド28部に4.4’−ジア
ミノジフェニルスルホン995部を溶解づせたもの’i
y!製し、前記反応生成物に添加しllt拌しながら窒
素雰囲気下50”C,2時間反応させ、反応後室温まで
冷却させる。得られた反応生成物(PC)の樹脂濃度は
44重量%であった。
実施例1〜5、比較例1〜2 参考例で得られたPC、ジアミン及びジイソシアネート
から成る共重合体、ノボラック型エポキシ樹脂(ダウ・
ケミカル社製;商品名: DEN−438)、可撓性エ
ポキシ樹脂(無電化社製;商品名:EP−4000)、
揺変剤(日本アエロジル社製±商品名:アエロジル30
0)、消泡剤(ダウ・コー二7グ社ff;商品名:DB
−100)、レベリング剤(ダウ・コーニング社製:商
品名:ペンタッド57)を第1表に示す配合比で混合し
、3本ロールミルで3回混練してペースト状の印刷用イ
ンキ組成J4kJを得之。これらのインキ組放物の回転
粘度?E型粘度計:ローター3°XR14(以下同様)
の条件で、25℃で、0.5 rpm、5rp!!1で
測定した結果及び揺変比〔粘度(0,5rpm )/粘
度(5rpm ) )及び貯蔵安定性(室温で6ケす。
比較例3 ウレタン変成エポキシ樹脂(加電化社製;商品名:EP
U−6)100部、BF、モノエチルアミン錯体5部、
揺変剤(日本アエロジル社製;商品名:アエロジル30
0)5部、消泡剤(ダウ・;−ニング社製;商品名:D
B−100)1部、レベリング剤(ダウ・コーニング社
製;商品名:ベインタツド57)01部を混合し、3本
ロールミルで3回混練してペースト状の印刷用インキ組
成物を得た。このインキ組放物の回転粘度、揺変比〔粘
度(0,5rpm ) /粘度(5rpm ) )及び
貯蔵安定性(室温で6ケ月保存したときの、重合によこ
れらのインキ組成物をスクリーン印刷法で200メツシ
ユのスクリーンを用いてフレキシブル鋼張板(ポリイミ
ドベース厚み60μ#り上に印刷を行った。その後14
0°Cで5分、次いで180°Cで15分熱処理を行っ
た。得られた皮膜のパターンの印刷特性(ダン幅、パタ
ーン精度、表面平滑性及び作業性)、皮膜付きフレキシ
ブル鋼張板のカール並びに皮膜厚を第2表に示す。
第2表におけるダレ幅とは、印刷後、硬化する迄に流れ
るパターンのエツジ幅を指す。
パターン精度とけ、スクリーンマスクのパターン幅と印
刷、硬化後のインキのパターン幅との差を絶対値で示し
たものである。
表面平滑性は、印刷・硬化後の皮膜表面全目視により判
定した。評価項目は消泡性及びレベリング性で、いずれ
本良好な場合を「良好」とし、いずれか又は両方が良好
でないものを「不良」とする。
皮膜を形成した基板のカール性は、作成した皮膜付きフ
レキシブル鋼張板のカールの直径全測定し、カール直径
が105g以上を「良好」とし、10a11未満を「不
良」とする。
作業性良好とは、印刷時に於ける池、ハジキ、滲み、か
すれ、インキの糸引きが発生しない状態をいう。
さらに、得られた皮膜付き7レキシプル銅張板の特性結
果、特に可撓性、耐熱性、電気特性を測定した。その結
果t−j[3表に示す。
尚、前記可撓性は導体パターンの形成された皮膜付きフ
レキクプル銅張板が導体パターンの形成された皮膜なし
フレキシブル鋼張板に対し7てその耐折性がどの程度向
上するか全破断回数の比で示した。測定条件はMIT式
屈曲試験機を用い、屈曲速さ180回/分、張力500
ダf1曲率半径Q、39m、折り曲げ角度135°(往
復で270°)の条件で回路の導通が破断した時の回数
全測定した。皮膜なしフレキシブル銅張板(ポリイミド
ベース厚み60μm)の導体パターンは、エツチングに
より導体@ 1.5 fi、間隙1.011で1往復の
導体を形成したものを用いた。皮膜付きフレキシブル鋼
張板の導体パターンは、皮膜なしフレキシブル鋼張板の
導体パターンの上にカバーコート皮膜を形成したものを
用いた。
耐熱性は280℃の半田浴中に60秒フロートさせ之時
の皮膜のハガレ、フクレ、変色を目視に密着性は、JI
S  K5400に基き、(財)日本塗装技術協会の判
定基準によシ評価を行った。
即ち、11四方の区画を縦横1f1間隔の線で区切シ、
この線に沿って1鱈四方の区画が100個できるように
カッターナイフで皮膜のみt切断し、基材が切れないよ
うに切り込みを入れた。次に切り込みを入れた皮膜にセ
ロハンテープ全長り、90度の角度に引っ張り上げ、そ
の時に1■匹方の区画が何個剥がれるかによシ評価を行
つ7’(o 1個の剥離もなく、またそれぞれの区画に
欠損のないものを、10点満点の評価とした。
電気特性はJIS  C6481に基き線間1.OM、
総延長80m11の平行パターン全エツチングにより形
成したものについて、DC100V印加後1分経過時の
線間絶縁抵抗として示した。
第  3  表 上記第2表及び第3表よシ、実施例にかかるインキはい
ずれの物性も優れた値を示すが、比較例1のインキはカ
ール性が劣り、比較例2及び3のインキは耐熱性が劣る
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明に係る印刷用
インキ組成物は一液型インキ組成物として、貯蔵安定性
、耐熱性、密着性、可撓性、電気特性及び印刷特性に優
れたものであり、FPC基板上にスクリーン印刷等の方
法で塗布することにより、容易に信頼性の高い皮膜を形
成することができ、しかも得られた被膜付きFPC基板
にカールを生じさせガい。このため、カバーフィルムの
貼り合わせの様な複維な作業が不要となるため生産効率
が向上し、また印刷して熱乾燥するだけの手法のため、
ロールプレスの様な高価な機械は不要である。
手続補正書(自発) 平成3年 9月 2日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリカブロラクトンポリオール、ジアミン及びジ
    イソシアネートから成る共重合体100重量部に対して
    、ノボラック型エポキシ樹脂30〜300重量部、揺変
    剤0.2〜20重量部、消泡剤0.3〜30重量部及び
    レベリング剤0.2〜10重量部を配合した印刷用イン
    キ組成物。
  2. (2)ポリカブロラクトンポリオール、ジアミン及びジ
    イソシアネートから成る共重合体100重量部に対して
    、ノボラック型エポキシ樹脂30〜300重量部、可撓
    性付与剤3〜100重量部、揺変剤0.2〜20重量部
    、消泡剤0.3〜30重量部及びレベリング剤0.2〜
    10重量部を配合した印刷用インキ組成物。
  3. (3)請求項1又は2において、前記共重合体が、ポリ
    カブロラクトンポリオール、ジアミン及びジイソシアネ
    ートの合計量に対して前記ポリカブロラクトンポリオー
    ルが20〜80重量%、前記ジアミンが10〜40重量
    %、ジイソシアネートが10〜40重量%の割合で使用
    して重合させて得られる共重合体である前記印刷用イン
    キ組成物。
  4. (4)請求項1、2又は3において、前記組成物が更に
    前記ノボラック型エポキシ樹脂に対して0.1〜80重
    量%配合してなる前記印刷用インキ組成物。
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EP0515861A2 (en) * 1991-05-02 1992-12-02 Chisso Corporation Ink composition for printing
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WO2023124283A1 (zh) * 2021-12-31 2023-07-06 北京梦之墨科技有限公司 一种导电油墨及电子器件

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