JPH0450236Y2 - - Google Patents

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JPH0450236Y2
JPH0450236Y2 JP6546486U JP6546486U JPH0450236Y2 JP H0450236 Y2 JPH0450236 Y2 JP H0450236Y2 JP 6546486 U JP6546486 U JP 6546486U JP 6546486 U JP6546486 U JP 6546486U JP H0450236 Y2 JPH0450236 Y2 JP H0450236Y2
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JP
Japan
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float tank
supply
valve
working machine
water supply
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JP6546486U
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JPS62177597U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、水中作業機に設けられる浮上沈降装
置に関するものである。
従来の技術 従来の上記浮上沈降装置は第5図に示すように
なつている。図中aは水中作業機の本体、bはこ
の本体aに搭載されたフロートタンクであり、こ
のフロートタンクbの頂部に給排気弁cが、また
底部に給排水弁dがそれぞれ装着されている。そ
してこの両弁c,dは手動にてハンドルe,eを
回転することにより開閉されるようになつてい
る。また底部の給排水弁dの出入口は下方へ開放
されており、また頂部の給排気弁cの出入口はカ
プラfを介して給気ホースgに接続されている。
hは給気ホースgの基端が接続したコンプレツサ
で、これは支援船iに積んである。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のフロートタンクbの給排気、排水弁
c,dはいずれも手動操作によつて開閉される構
成となつていたため、この両弁c,dを沈降開始
時及び回収終了時に操作するにあたつて、フロー
トタンクbの頂部にある給排気弁cは簡単に開閉
作業ができるが、底部の給排水弁dは潜水夫がそ
の都度フロートタンクbの下側へもぐり込んで作
業を行なわなければならなかつた。こうした潜水
作業は水中作業機械の本体内部に入り込んでのも
のであるため、極めて危険であり、緊急時の避難
も困難であつた。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記のことにかんがみてなされたもの
で、水中作業機を浮上沈降させるための給排水弁
の開閉操作を潜水夫なしで安全に行なうことがで
き、また浮上状態での浮力調整も容易に行うこと
ができるようにした水中作業機械の浮上沈降装置
を提供しようとするもので、その構成は、頂部に
給排気弁を、底部に給排水弁をそれぞれ設けたフ
ロートタンクを水中作業機の本体に装着し、上記
給排気弁と給排水弁を開閉操作してフロートタン
ク内の水と空気量を調節することによつて水中作
業機を浮上及び沈降するようにした水中作業機の
浮上沈降装置においてフロートタンクの底部に設
ける給排水弁の弁軸に従動プーリを固着し、また
フロートタンクの上部に、手動にて駆動可能にし
た駆動プーリを設け、この駆動プーリと上記従動
プーリとをプツシユプルワイヤ等のワイヤにて巻
掛け連結した構成となつており、駆動プーリを手
動にて回転することにより、フロートタンクの下
側に位置する給排水弁が遠隔操作により開閉され
る。
実施例 本考案の実施例を第1図から第4図に基づいて
説明する。
図中1は水中作業機の本体、2はこの本体1を
支持する脚体、3は本体1に水平方向に移動可能
に設けられたレーキである。4,4は筒状のフロ
ートタンクで、このフロートタンク4,4は上記
本体1の長手方向両端部に支持部材5にて装着さ
れている。
上記フロートタンク4は第2図に示すようにな
つていて、その頂部に給排気弁6が、また底部に
給排水弁7が装着されている。給排気弁6はフロ
ートタンク4に直接結合してあるが、給排水弁7
はフロートタンク4の底部に設けたマンホール8
の蓋9に結合してある。給排気弁6はハンドル1
0を手動によつて回転することによつて開閉する
ようになつている。また給排水弁7は軸11を略
90度回動することにより開閉されるようになつて
いる。そしてこの弁軸11には従動プーリ12が
固着されている。この従動プーリ12にはワイヤ
止め13が半径方向に突設されており、このワイ
ヤ止め13の先端に設けたピン14に2本のプツ
シユプルワイヤ15,16のそれぞれの先端の輪
環15a,16aが連結されている。17はマン
ホール8の蓋9に立設されたガイドであり、上記
2本のプツシユプルワイヤ15,16はこのガイ
ド17に案内されて上方へ延設されている。
18はフロートタンク4の上部に固設した支台
であり、この支台18にブラケツト19を介して
駆動プーリ20が回転自在に支持されている。こ
の駆動プーリ20にはハンドル21が半径方向に
突設してある。またこの駆動プーリ20にはワイ
ヤ止め22が半径方向に突設してあり、このワイ
ヤ止め22の先端に設けたピン23に上記2本の
プツシユプルワイヤ15,16の基端側の輪環1
5b,16bが連結されている。プツシユプルワ
イヤ15,16は両プーリ12,20のワイヤ止
め13,22に対して反対側から巻掛けてあり、
駆動プーリ20の回転角がプツシユプルワイヤ1
5,16を介して従動プーリ12に直接的に伝達
するようになつている。24は支台18に立設し
たブラケツトで、このブラケツト24にプツシユ
プルワイヤ15,16の基部が支持されている。
25はプツシユプルワイヤ15,16の中間部を
案内するガイドで、これはフロートタンク4の外
面に固着されている。
上記構成において、水中作業機の沈設は次のよ
うな手順で行なわれる。
(1) 給排水弁6と給排気弁7を開いてフロートタ
ンク4内に水を浸入させる。
(2) フロートタンク4内に水が浸入するに従つて
水中作業機の浮力は徐々に減少し、浮力が自重
より小さくなつたところで沈降しはじめる。
(3) 着底する。
(4) フロートタンク4内の空気が完全に抜けてか
ら作業を開始する。
また浮上は次のような手順で行なわれる。
(1) 給排気弁6にエアホースを接続する。また給
排水弁7を開のままにしておく。
(2) 海上よりコンプレツサ等でフロートタンク4
内に圧縮空気を送りフロートタンク4内の水を
給排水弁7より強制的に排出する。
(3) フロートタンク4の浮力が自重より大きくな
るに従つて徐々に浮上する。
(4) 海面に浮上し、フロートタンク4内の水が完
全に排出されたら両弁6,7を閉じる。
上記作動において、給排水弁7はフロートタン
ク4の上側に設けた駆動プーリ20により遠隔的
に操作される。
すなわち、駆動プーリ20をハンドル21にて
略90度回転させると、この回転が2本のプツシユ
プルワイヤ15,16にて従動プーリ12が伝え
られて駆動プーリ20と同一角度だけ回転されて
給排水弁7が開閉される。
従つてフロートタンク4の下側に位置する給排
水弁7を操作する場合、潜水夫が水中作業機の下
側に入り込む必要がなくなる。
考案の効果 本考案によれば、水中作業機を浮上沈降させる
ための給排水弁7の開閉操作を潜水夫なしで安全
に行なうことができ、また浮上状態での浮力調整
も容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は水中作業機の全体を示す正面図、第
2図はフロートタンクの要部を示す正面図、第3
図はワイヤ止め部を示す拡大断面図、第4図はプ
ツシユプルワイヤのガイド部を示す断面図、第5
図は従来例を示す説明図である。 1は本体、4はフロートタンク、6は給排気
弁、7は給排水弁、11は弁軸、12,20はプ
ーリ、15,16はプツシユプルワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂部に給排気弁6を、底部に給排水弁7をそれ
    ぞれ設けたフロートタンクを水中作業機の本体1
    に装着し、上記給排気弁6と給排水弁7を開閉操
    作してフロートタンク4内の水と空気量を調節す
    ることによつて水中作業機を浮上及び沈降するよ
    うにした水中作業機の浮上沈降装置において、フ
    ロートタンク4の底部に設ける給排水弁7の弁軸
    11に従動プーリ12を固着し、またフロートタ
    ンク4の上部に、手動にて駆動可能にした駆動プ
    ーリ20を設け、この両プーリ12,20をプツ
    シユプルワイヤ15,16等のワイヤにて巻掛け
    連結したことを特徴とする水中作業機械の浮上沈
    降装置。
JP6546486U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0450236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6546486U JPH0450236Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP6546486U JPH0450236Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS62177597U JPS62177597U (ja) 1987-11-11
JPH0450236Y2 true JPH0450236Y2 (ja) 1992-11-26

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ID=30902557

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JP7313250B2 (ja) * 2019-10-02 2023-07-24 株式会社フジタ 水底形状測定装置

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JPS62177597U (ja) 1987-11-11

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