JPH04502038A - 故紙の脱インク - Google Patents
故紙の脱インクInfo
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- JPH04502038A JPH04502038A JP2500164A JP50016490A JPH04502038A JP H04502038 A JPH04502038 A JP H04502038A JP 2500164 A JP2500164 A JP 2500164A JP 50016490 A JP50016490 A JP 50016490A JP H04502038 A JPH04502038 A JP H04502038A
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- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
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- D21C5/02—Working-up waste paper
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- D21C5/027—Chemicals therefor
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
故紙の脱インク
本発明は、故紙を脱インクする方法、並びにアミノ基を含む不飽和酸誘導体モノ
マーの重合または共重合により調製され数平均分子量が2000〜500000
である少なくとも部分的に水溶性のポリマー及び/又はコポリマーの、故紙の脱
インクにおける使用に関する。
今日、例えば新聞紙および衛生紙の製造に大量の故紙が使用される。明るさと色
がこの種の紙の重要な品質特性である。その達成のために、印刷故紙から印刷イ
ンクを除去しなくてはならない。これは、通常、本質的に二つの工程、すなわち
:1、故紙の精砕、すなわち印刷インク粒子の脱離に必要な化学薬剤の存在下の
水中における繊維化、および2、繊維懸濁物からの脱離印刷インク粒子の除去か
らなる脱インク方法により行われる。
第2の工程は、洗浄または浮選により行うことができる〔ウルマンズ・エンチク
ロペディー・デル・テヒニッシェン・ヘミ−(U11+aanns Encyc
lop+1die der technischen Chemie)、第4版
、第17巻、570〜571頁(1979年)〕。印刷インクと紙繊維との湿潤
性の違いを利用する浮選において、空気が繊維懸濁物に圧送または導入される。
小さい気泡が印刷インク粒子に付着し、水面に紙料回収機により除去される泡を
形成する。
故紙の脱インクは、通常、アルカリ水酸化物、アルカリ珪酸塩、酸化漂白剤およ
び界面活性剤の存在下、アルカリ性pHで、30〜50℃の温度で行われる。石
鹸及び/又は脂肪アルコールポリグリコールエーテルが、しばしば、印刷インク
の脱離および分離に影響を及ぼす界面活性剤として使用される(ウルマンズ・エ
ンチクロベディー・デル・テヒニッシェン・ヘミ−1第4版、第17巻、571
〜572頁(1979年))。
ヨーロッパ特許EP 172 684は、分子量が好ましくは20ooooo〜
10000000であり、セルロース材料の脱インクに用いられる、アクリルア
ミドとジメチルジアリルアンモニウムクロライドとのコポリマーを記載している
。しかしながら、このように処理した紙は白色度が非常に劣る。
近年、エステル及び/又はケトン、例えば酢酸エチル及び/又はメチルエチルケ
トンもしくはアルコールを溶媒として含む、例え(fニトロセルロース、マレエ
ート樹脂及び/又はセラ・ツク系の一般的印刷インク系に代えて、汚染制御の理
由から、水希釈性印刷インクを用いることが多(なってきている。水希釈性印刷
インクの使用の増加のもう一つの理由は、溶媒含有印刷インクが使用される印刷
工場において通常膜けなければならない費用のかかる安全システムの必要性を無
くする水の不燃性にある。最も水希釈性の印刷インク1ま、バインダー成分とし
て、塩基による中和により印刷インクを水希釈性にする、アニオン性ポリマー、
例えばカルボキシル基を有するポリマーを含む。しかしながら、水希釈性印刷イ
ンクは、脱インク液中に典型的に含まれる界面活性剤の存在下に全(不充分番ニ
し力A除去することができないという大きな不利益を有する〔ヴオツヘンブラッ
ト・ヒュール・パピールフアプリカチオン(Wochenblatt fLlr
P apierfabrikation)、第13巻、537〜538頁(19
88年)〕。
七の結果、これまで、水希釈性印刷インクで印刷した故紙力く、蓄積量の増加に
もかかわらずリサイクルされず、新聞および衛生紙用の故紙原料として利用され
てもいない。
すなわち、本発明が解決しようとする課題は、故紙を脱インクすることのできる
脱インク方法を提供することである。特1こ、この脱インク方法により、水希釈
性印刷インクで印刷した成分を含む故紙の脱インクが可能でなくてはならない。
驚くべきことに、アミノ基を含む不飽和酸誘導体上ツマ−の重合または共重合に
より調製され数平均分子量が2000〜500000である少なくとも部分的に
水溶性のポリマー及び/又1まツボ1ツマ−の存在下における洗浄脱インクまた
は浮選脱インク方法1こおLNて印刷インク、特に水希釈性印刷インクを除去し
得ることカベわ力1つだ。
すなわち、本発明は、
式:
〔式中、R1およびR2は水素またはメチル、R3およびR’lt水素、Cl−
4アルキル基、ピペラジン、ピペリジンまたはモルホ1ノン基、R5は直鎖また
は分岐状01〜2□アルキル基を表し、アンモニウム基の対イオンがハロゲン、
スルフェート、ホスフェート、ボレートまたは有機酸アニオンであるかまたはR
4が電子対であり、ZltOまたはNH,nは2〜5の数を表す。〕で示される
モノマー(A)の重合により、または、モノマー(A)と、式。
〔式中、R5およびR6はそれぞれ、水素原子またはメチル基を表す。〕で示さ
れる不飽和酸モノマー(B1)、式:
〔式中、R7およびR11はそれぞれ、水素原子またはメチル基、Rgは直鎖ま
たは分岐状Cl−22アルキル基、mは2〜4の数およびp(よ0〜18の数を
表し、p=0の場合、コポリマー中の不飽和カルボン酸エステル含量が30重量
%を越えない。〕で示される不飽和カルボン酸エステルモノマー(B2)、アミ
ド窒素原子が直鎖及び/又は分岐状C1−22アルキル基で置換されてよいアク
リルアミド及び/又はメタクリルアミド(B3)、並びに/もしくは、
N−ビニルピロリドン(B4)
との共重合により調製され、数平均分子量が2000〜500000である少な
くとも部分的に水溶性のポリマー及び/又はコポリマーの存在下に故紙を精砕し
、次に印刷インク粒子を浮選または洗浄により繊維懸濁物から除去することを特
徴とする故紙を脱インクする方法に関する。
本発明は、数平均分子量が2000〜500000であるこれらポリマー及び/
又はコポリマーの、印刷故紙の脱インクにおける使用にも関する。
数平均分子量が5000〜200000である少なくとも部分的に水溶性のポリ
マー及び/又はコポリマーを用いることが好ましく、数平均分子量が10000
−100000のものが特に好ましい。
「少なくとも部分的に水溶性」というのは、使用時のpH値において、0.01
重量%以上のポリマー及び/又はコポリマーが透明または不透明水溶液を形成す
ることを意味する。
アミノ基を含む適当なモノマー(I)は、特に、R1が水素、R1が水素または
メチル、RsおよびR4がそれぞれメチルまたはエチル、Rsが電子対またはC
l−4アルキル基を表し、アンモニウム基の対イオンがハロゲンアニオンであり
、Zが0または0HSnが2〜5の数を表すものであり、例えば、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノ
プロピルメタクリルアミド、ジメチルアミノネオペンチルアクリレート、ジエチ
ルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート及び/又は
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライドである。アクリル
酸及び/又はメタクリル酸が不飽和酸モノマー(n)として好ましく用いられる
。R9が好ましくは直鎖または分岐状01−8アルキル基を表す不飽和カルボン
酸エステルモノマー(III)は、例えば、エチルアクリレート、メチルメタク
リレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、オクチルアクリレート
及び/又はブチル・3モルエチレンオキシドアクリレートである。更に、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−エチルアクリルアミド及び/又は第3ブチル
アクリルアミドが、アミノ基を含むモノマー(I)との共重合に好適である。
アミノ基を含む七ツマ−(I)の重合または共重合は、例えばイソプロパツール
であるアルコールのような水混和性溶媒を要すれば含む水性媒体中、既知の重合
方法により実施される〔ウルマンズ・エンチクロペディー・デル・テヒニツシエ
ン・ヘミ−1第4版、第19巻、3〜4頁、フェルラーク・ヘミ−・ヴアインハ
イム(Verlag Chemie Weinheim)、(1980年)〕。
ラジカル発生化合物、例えば、カリウムまたはアンモニウムパーオキシスルフェ
ート、第3ブチルヒドロパーオキシド、アゾ−ビス−(シアノペンタン酸)、ア
ゾ−ビス−(イソブチロニトリル)または2,2°−アゾ−ビス−(2−アミジ
ノプロパンジヒドロクロライド)が、開始剤として少量使用される。アミノ基を
含むモノマー(I)の重合または共重合は、例えば、同時に、アミノ基を含むモ
ノマー(I)並びに要すればモノマー(B1)、(B2)、(B3)及び/又は
(B4)を、開始剤を含む水に滴加することにより実施することができる。重合
温度は広範囲に変化させてよい。使用する開始剤により60〜100℃の範囲の
温度が好ましい。例えばポリマー含量が10〜60重量%のポリマー及び/又は
コポリマー水溶液が得られる。
上述のポリマー及び/又はコポリマーの存在下に、印刷故紙、例えば、新聞、雑
誌、コンピューター紙、ジャーナル、冊子、用紙、電話番号截及び/又はカタロ
グから、種々の印刷インク、特に水希釈性印刷インク、例えば、回転式新聞印刷
インク、本印刷インク、オフセット印刷インク、イラストレーション凹版印刷イ
ンク、フレキソおよびバッキング凹版印刷インクを除去することができる。得ら
れた脱インク故紙は非常に高い白色度において優れている。
脱インクすべき故紙は、典型的に0.5〜1.0重量%の100%過酸化水素、
0.5〜2.5重量%の100%NaOH,2,0〜4゜0重量%の水ガラス、
35重量%の(37〜40ボ一メ度)および0゜01〜1重量%のポリマー及び
/又はコポリマー活性物質を含む水溶液(重量%は全で風乾故紙基準)中、パル
パー内で20〜60℃の温度で精砕される。良好な脱インク結果を得るために、
風乾故紙100g当たり鉤01〜1gの本発明のポリマー及び/又はコポリマー
活性物質を用いる。20〜60℃の範囲の温度における60〜120分の滞留時
間後、0.6〜1.6重量%のパルプ懸濁液が得られるように繊維懸濁物を水に
撹拌混入する。次に、懸濁液を、好ましくは既知の方法により、例えばデンバー
(Denver)浮選セル中で浮選する。
2.2°−アゾ−ビス−(2−アミジノブロバンニ塩酸塩)170mgおよび水
36.8gを、撹拌機、二つの原料容器、加熱系、冷却系、還流冷却器および温
度計を備えた反応器に導入した。ジメチルアミノエチルメタクリレート42gを
一つの原料容器(原料容器1)に導入し、2.2゛−アゾ−・ビス−(2−アミ
ジノブロバンニ塩酸塩)330mgおよび水4gからなる溶液を第2の原料容器
に添加した。反応器内の溶液を撹拌下に75℃に加熱後、二つの原料溶液を同時
に90分かけて添加した。添加後、混合物を80℃で60分間撹拌し、続いて約
45℃に冷却し、50重量%蟻酸16.7gで中和した。
得られた透明な50重量%水溶液の特性ニブルツクフィールド粘度(25℃の温
度でスピンドル5を用い20r、p、mで測定)=18000mPa、s
ジメチルアミノエチルメタクリレート78重量%、メタクリル酸7重量%および
アクリル酸エチル15重量%からなるコポリマー(コポリマー(I))の調製
36.8gではなく 53.5gの水を最初に導入し、ジメチルアミノエチルメ
タクリレート39g、アクリル酸エチル7.5gおよびメタクリル酸3.5gか
らなる混合物を原料容器1に添加した以外はポリマー(I)と同様にして、コポ
リマー(I)を調製した。
中和工程は省略した。
得られた不透明な50重量%水溶液の特性ニブルツクフィールド粘度(25℃の
温度でスピンドル5を用い2Or、p、m、で測定)=33000mPa、s
ジメチルアミノエチルメタクリレート73重量%、アクリル酸11重量%および
メタクリル酸メチル16重量%からなるコポリマー(コポリマ=(■))の調製
アクリル酸32.0g、30重量%硫酸106.7gおよび水976゜0gなら
びにジメチルアミノエチルメタクリレート217.6g、メタクリル酸メチル4
6.2g、アゾ−ビス−(イソブチロニロリル)1゜1gおよびイソプロパツー
ル263.0gを、別に予備混合し、撹拌機、加熱系および還流冷却器を備えた
反応容器に導入し、65℃ζ二加熱し、次にその温度で30分、70℃で1時間
および80℃で1時間撹拌した。
得られた透明な20重量%水性イソプロパツール溶液の特性、1N NaNOs
溶液中1重量%ポリマー溶液の比粘度1.28ジメチルアミノメチルメタクリレ
一ト70重量%およびアクリルアミド30重量%からなるコポリマー(コポリマ
ー(■))の調製水527gおよびアゾ−ビス−(シアノペンクン酸)1.6g
を、撹拌機、二つの原料容器、加熱系、冷却系、還流冷却器および温度計を備え
た反応容器に導入した。
ジメチルアミノエチルメタクリレート140g、アクリルアミド60gおよび3
0重量%硫酸147.4gを一方の原料容器に導入し、アゾ−ビス−(シアノペ
ンタン酸)1.6gおよび水40gを他の原料容器に導入した。
反応容器中の溶液を75℃に加熱した後、二つの原料溶液を90分間で同時に添
加した。添加後、混合物を85℃で60分間撹拌した。ブルックフィールド粘度
が740mPa、sの27重量%ポリマー溶液を得た。
座里男
水希釈性フレキソ印刷インクで印刷した100%新聞紙の風乾印刷故紙98g(
湿分8%で完全乾燥重量90g)を、ソーダ水ガラス 2重量%、37〜40ボ
一メ度水酸化ナトリウム(100%) 1重量%過酸化水素(100重量%)0
.7重量%界面活性剤0.4重量%または本発明のポリマーもしくはコポリマー
0.2重量%を含んでなる水溶液を用い、実験室パルパーによりパルプ密度を3
.5重量%として、45℃の温度で分散ディスク(3000回転/回転−より精
砕し、45℃で1.75時間後、繊維懸濁物を水に撹拌混入することにより1重
量%に希釈した。繊維懸濁液を、デンバー浮選セルにおいで190 Or、p、
m、で15分間浮遺した。
ポリマーおよびコポリマーの存在下および界面活性剤の存在下において得られた
脱インク故紙の脱インク結果を第1表に示す。脱インク価(DEM)は、印刷(
BS)、脱インク(DS)および未印刷(US)紙の反射因子R4S ? *
* (白色度)から下記式に従って算出した:(0%は脱インクせず、100%
は定量脱インクを意味する。)第1表
使用ポリマー R4S7 R457DEM 循環水の外観コポリマー(I) 3
6.3 51.0 73 はとんど透明コポリマー(II) 36.3 46.
5 51 透明コポリマー(I[I) 32.1 45.1 54 透明 □比
較
脂肪酸+1 36.3 35.6 0 黒色フェロクリル(F errocry
l 36.3 35.4 0 黒色−」濃!」旦シロ+21−−−−−−−−−
−−−−−一1)オリール(Olinor :登録商標)4010、ヘンケル社
(HenkeIKGaA)製
2) ジメチルアミノエチルアクリレート70重量%およびアク1ノルアミド3
0重量%からなる数平均分子量が500000を越えるコポリマー:ヘンケル社
製
国際調査報告
国際調査報告
Claims (7)
- 1.式:▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、R1およびR2は水 素またはメチル、R3およびR4は水素、C1−4アルキル基、ピペラジン、ピ ペリジンまたはモルホリン基、R5は直鎖または分岐状C1〜22アルキル基を 表し、アンモニウム基の対イオンがハロゲン、スルフェート、ホスフェート、ポ レートまたは有機酸アニオンであるかまたはR5が電子対であり、Zは0または NH、nは2〜5の数を表す。〕で示されるモノマーAの重合により、または、 モノマーAと、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、R5およびR6はそれぞれ 、水素原子またはメチル基を表す。〕で示される不飽和酸モノマーB1、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)〔式中、R7およびR8はそれぞ れ、水素原子またはメチル基、R9は直鎖または分岐状C1〜22アルキル基、 mは2〜4の数およびpは0〜18の数を表し、p=0の場合、コポリマー中の 不飽和カルボン酸エステル含量が30重量%を越えない。〕で示される不飽和カ ルボン酸エステルモノマーB2、アミド窒素原子が直鎖及び/又は分岐状C1〜 22アルキル基で置換されてよいアクリルアミド及び/又はメタクリルアミドB 3、並びに/もしくは、 N−ビニルピロリドンB4 との共重合により調製され、数平均分子量が2000〜500000である少な くとも部分的に水溶性のポリマー及び/又はコポリマーの存在下に故紙を精砕し 、次に印刷インク粒子を浮選または洗浄により繊維懸濁物から除去することを特 徴とする故紙を脱インクする方法。
- 2.式(I)中、R1が水素、R2が水素またはメチル、R3およびR4がそれ ぞれメチルまたはエチル、R5が電子対またはC1〜4アルキル基を表し、対イ オンがハロゲンアニオンであり、式(III)中、R9が直鎖または分岐状C1 〜C8アルキル基を表す請求項1記載の方法。
- 3.数平均分子量が5000〜200000、好ましくは10000〜1000 00である少なくとも部分的に水溶性のポリマー及び/又はコポリマーの存在下 に故紙を精砕する請求項1または2記載の方法。
- 4.水希釈性印刷インクで印刷した紙の成分を含む故紙を精砕する請求項1〜3 のいずれかに記載の方法。
- 5.式:▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、R1およびR2は水 素またはメチル、R3およびR4は水素、C1〜4アルキル基、ピペラジン、ピ ペリジンまたはモルホリン基、R5は直鎖または分岐状C1〜22アルキル基を 表し、アンモニウム基の対イオンがハロゲン、スルフェート、ホスフェート、ボ レートまたは有機酸アニオンであるまたはR5が電子対であり、ZはOまたはN H、nは2〜5の数を表す。〕で示されるモノマーAの重合により、または、モ ノマーAと、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、R5およびR6はそれぞれ 、水素原子またはメチル基を表す。〕で示される不飽和酸モノマーB1、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)〔式中、R7およびR8はそれぞ れ、水素原子またはメチル基、R9は直鎖または分岐状C1〜22アルキル基、 mは2〜4の数およびpは0〜18の数を表し、p=0の場合、コポリマー中の 不飽和カルボン酸エステル含量が30重量%を越えない。〕で示される不飽和カ ルボン酸エステルモノマーB2、アミド窒素原子が直鎖及び/又は分岐状C1〜 22アルキル基で置換されてよいアクリルアミド及び/又はメタクリルアミドB 3、並びに/もしくは、 N−ビニルピロリドンB4 との共重合により調製され、数平均分子量が2000〜500000である少な くとも部分的に水溶性のポリマー及び/又はコポリマーの、故紙の脱インクにお ける使用。
- 6.数平均分子量が5000〜200000、好ましくは10000〜1000 00である少なくとも部分的に水溶性のポリマー及び/又はコポリマーを用いる 請求項5記載の使用。
- 7.水希釈性印刷インクで印刷した紙の成分を含む故紙の脱インクに少なくとも 部分的に水溶性のポリマー及び/又はコポリマーを用いる請求項5または6記載 の使用。
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