JPH04501755A - 内燃機関のための燃料噴射ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関のための燃料噴射ノズル 背景技術 本発明は請求項１の上位概念に記載した形式の燃料噴射ノズルに関する。この種 の公知燃料噴射ノズル（ＥＰ−Ｂｌ　９９９９１）では、閉鎖ばね及び誘導コイ ルを収容するためにノズルホルダ内に形成された室が環状の肩を備えており、こ の肩に、閉鎖ばねの、弁ニードルとは逆の側の端部が支持されており、かっこの 肩のところで室が減径部へ移行しており、この減径部には誘導コイルが収容され ている。この構成では、ノズルホルダの最小肉厚を考慮した場合の径に比して誘 導コイルの径が小さくなってしまい、多くの場合誘導コイル及び評価制御回路の 設計時に妥協が強要される。

発明の利点 請求項１に記載の特徴を有する本発明の構成の利点とするところは、閉鎖ばねを ケーシングに対して定置に支持させる箇所の上流でノズルホルダ内に存在するス ペースが、誘導コイルの取り付けのために最良に利用できることにある。横に位 置する支持ボルトは一貫した室を、ばね室と、誘導コイルのための、はぼ同じ径 を有する室とに分割して、その支持面でばね室底部を特徴する 請求項２以下に記載の特徴は請求項１の有利な構成である。

図面 本発明の１実施例が図面に示されており、以下に詳しく説明される。ただ１つの 図面は該実施例に基づく噴射ノズルを１部縦断面し、１部側面図で示す。

実施例の記載 噴射ノズルはノズルホルダ１０を備え、このノズルホルダには中間板１１及びノ ズル体１２がスリーブナツト１３によって緊定されている。ノズル体１２内には 弁ニードル１４が移動可能に支承されており、この弁ニードルには圧力片１５を 介して閉鎖ばね１６が作用しており、この閉鎖はねはノズルホルダ１０の室１７ 内に配置されている。弁ニードル１４はノズル体１２に設けた内向きの弁座と協 働して燃料の流れ方向に逆らって開放行程を実施する。弁ニードル１４の案内孔 は１箇所で圧力室へ向かって拡張されており、この圧力室の領域では弁ニードル １４が圧力層を備えており、この圧力層は中間板１１及びノズルホルダ１０に設 けた通路と、フィルタ１９とを介してノズルホルダの燃料接続部２０に接続され ている。弁ニードル１４の圧力層に作用する燃料圧は閉鎖ばね１６の力に逆らっ て弁ニードル１４を上向きに移動せしめ、これにより弁ニードル１４の肩２１が 中間板１１の下方の端面に当接し、弁ニードル１４の引き続く上向き行程を制限 する。

閉鎖ばね１６はばね板２４を介して支持ボルト２７の切欠き２６の平らな底面２ ５に支持される。支持ボルト２７はノズルホルダ１０の袋孔２８内に回転可能に 支承されている。袋孔２８は外部に対してＯリングによってシールされており、 ０リングは支持ポルト２７の環状溝内に挿入されている。支持ポルト２７に閉鎖 ばね１６が作用する押圧力は、切欠き２６及び室１７内に係合するばね板２４と の協働によって支持ボルト２７を袋孔２８内で回動不能かつ移動不能に固定的に 保持している。

ノズルホルダ１０の室１７は袋孔２８と交差しつつ、若干減径してケーシング肩 ２９まで上向きに続いている。室１７の上部には誘導コイル３０が位置しており 、この誘導コイルは、噴射開始及び又は噴射行程若しくは噴射時期の検出に役立 つニードル運動センサの一部を成している。誘導コイル３０はコイル体３１を備 えており、このコイル体は、室１７の壁に接触する磁気誘導性材料から成るフラ ンジ部３２に結合されている。このフランジ部３２は中央孔を備えており、この 中央孔を通して、コイル体３１内に可動子ビン３３が僅かな半径方向の遊びで挿 入される。可動子ビン３３は一体に又は伸長した結合部材３４を介して圧力片に 結合されており、この結果、可動子ビン３３は弁ニードルと一緒に両方の方向に 運動する。コイル体内には上からコイルコア３６が挿入されており、このコイル コア３６はノズルホルダ１０の孔３７内に摩擦によって座着しており、かつ、そ の軸方向の位置は外からアクセス可能なねじ３８によって調節可能である。

可動子ビン３３は横に位置する支持ボルト２７内の中央孔４０を貫通しており、 かつそこのところでコイルばね４１によって取り囲まれており、このコイルばね は下でばね板２４に支持されており、上でフランジ部３２に係合している。コイ ルはね４１は誘導コイル３０を振動しないようにケーシング肩２９に圧着してい る。誘導コイル３０は接続コンタクト４２を備えており、この接続コンタクトは ノズルホルダ１０の側方の切欠き４３内に位置している。コイルコア３６を漏れ 油孔４４が貫通しており、この漏れ油孔はノズルホルダ１０内の通路４５を介し て漏れ油接続孔４６に接続されている。

誘導コイル３０の磁界はノズルホルダ１０の包囲する領域、フランジ部３２、コ イルコア３６、コイルコア３６と可動子ビン３３との間の空気隙間を介して案内 される。この噴射ノズルの運転時に可動子ビン３３はコイルコア３６に対する空 気隙間の絶え間のない変化の下で、弁ニードル１４と一緒に往復運動し、これに より、ニードル運動の所望の運動が生じる。誘導コイル３０の径はほぼ閉鎖ばね １６の外径と同じであり、それゆえ、ノズルホルダ１０内に段付きの室を備えた 公知構成に比して、誘導コイル１０の構成及び取り付けのために多（のスペース を使用することができる国際調査報告 国際調査報告 Ｆ’ＣＴ／ＥＰ　８９１０１２５２

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．内燃機関の燃料噴射ノズルであって、ノズル体内に弁座が形成されておりか つ弁ニードルが移動可能に案内されており、弁ニードルは閉鎖ばねと、その反対 側からは燃料圧とによって負荷されており、かつ開放行程では燃料の流れ方向に 逆らって運動するようになっており、さらにノズルホルダに前記ノズル体が緊定 されており、ノズルホルダはケーシングに固定された肩に支持された閉鎖ばねと 、ニードル行程若しくはニードル速度に依存した信号を発するのに役立つ誘導コ イルとを収容するための室を備えており、この誘導コイルには、弁ニードルによ って影響される可動子ピンとコイルコアとが対置されており、可動子ピンが開放 行程時にこのコイルコアに向かって運動する形式のものにおいて、閉鎖ばね（１ ６）と誘導コイル（３０）とを収容する室（１７）が一貫して少なくともほぼ均 一な径を有しており、かつ、閉鎖ばね（１６）の支持のためのにケーシングに固 定された肩（２５）が、前記室（１７）を貫通した支持ボルト（２７）に形成さ れており、この支持ボルト（２７）が可動子ピン（３３）のための中央孔（２０ ）を備えていることを特徴とする内燃機関のための燃料噴射ノズル。
2. ２．横に位置する支持ボルト（２７）が縁切欠き（２６）を備えており、この縁 切欠きは平らな底面（２５）を備えており、この底面は、両側に平らな支持面を 備えたばね板（２４）のための支持部として役立っていることを特徴とする請求 項１記載の噴射ノズル。
3. ３．支持ボルト（２７）の中央孔（４０）内に、可動子ピン（３３）を取り囲む ばね（４１）が配置されており、このばねがばね板（２４）に支持されており、 かつ誘導コイル（３０）を、ケーシングに固定された肩（２９）に圧着している ことを特徴とする請求項２記載の燃料噴射ノズル。
4. ４．支持ボルト（２７）がノズルホルダ（１０）の袋孔（２８）内に回転可能に 支承されており、この袋孔が、支持ボルト（２７）と孔壁との間に配置した０リ ングによって外部に対してシールされていることを特徴とする請求項１から３ま でのいずれか１項記載の燃料噴射ノズル。