JPH0450170Y2 - - Google Patents

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JPH0450170Y2
JPH0450170Y2 JP1985011750U JP1175085U JPH0450170Y2 JP H0450170 Y2 JPH0450170 Y2 JP H0450170Y2 JP 1985011750 U JP1985011750 U JP 1985011750U JP 1175085 U JP1175085 U JP 1175085U JP H0450170 Y2 JPH0450170 Y2 JP H0450170Y2
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JP
Japan
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bell mouth
suction port
engaging
outer peripheral
peripheral edge
Prior art date
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JP1985011750U
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JPS61127008U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、空調装置、特に自動車の空調装置
に使用する送風機に関するものである。
(従来の技術) 自動車用空調装置にあつて、同一車種であつて
も、標準ヒータ仕様、寒地ヒータ仕様あるいはエ
アコン仕様等の仕様別に送風機の必要風量が異な
るため、従来は、それぞれの仕様にあつたスクロ
ールと多翼フアンを製造していたので、構成部品
の種類が多くなつていた。
このため、これらの不具合を解決するために、
当出願人は、実開昭58−108299号公報に示す考案
を提案した。この考案では、フアンケースは一種
とし、多翼フアンは必要風量の大きさに応じて多
数製造された中から選択して使用するが、その際
に多翼フアンに対応するように該多翼フアンの回
転軸の位置を変位させて取付けると共に、吸込口
の径を前記多翼フアンの大きさに応じて調整する
吸込口調整板を設けたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 吸込口調整板即ちベルマウスは、多様な仕様に
対応する目的のために、そのつど適切な径のもの
を選択し、ビス止めによりフアンケースに固着し
ていた。このビス止め作業は内外気の吸込口側か
ら行なわれ、しかも内外気切換ドアを有している
ので、それが干渉して、その作業が大変めんどう
で取付時間がかかつていた。
このため、この考案はベルマウスの取付を容易
にすると共に、取付時間を短縮しようとすること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案の要旨は、吸込口と吹出口とを有する
フアンケース内に多翼フアンが収納された空調用
送風機において、円形の孔を中心に形成した断面
ベル状のベルマウスを形成し、その外周縁に外側
周縁部と、対称とする位置に外方へ突出する非同
一の係合片とを設けると共に、前記吸込口の全周
にわたり段部のベルマウス受け用段部を形成し、
このベルマウスの係合片と掛止する切欠部を有す
る係合部と、前記係合片と掛止する切欠部を有す
る係合部を形成し、このベルマウス受け用段部に
前記ベルマウスの外側周縁部を載置し且つベルマ
ウスの係合片を前記係合部の各切欠部を介して前
記吸込口に下面側から掛止して、該ベルマウスを
吸込口に固定したことにある。
(作用) したがつて、ベルマウスをその外側周縁部が吸
込口に形成のベルマウス受け用段部に嵌合し、し
かる後に係合片を吸込口に掛止めしてワンタツチ
で取付られるもので、取付作業の簡易化と共に取
付時間の短縮が図られる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、自動車の空調用送風機が示され、
フアンケース1は、スクロールが形成のフアンケ
ース本体2と、このフアンケース本体2の吸入口
側に設けられた内外気切換ハウジング3とより成
り、フアンケース1は箱状で、長手方向の一面
(上面)に吸込口4が設けられ、該吸込口4には
下記するベルマウス5が嵌合されている。
また、フアンケース本体2の短手方向には、図
示しないが、該フアンケース本体2の短手方向の
壁面2aが徐々にスクロール形状に拡大するうず
室6が形成され、その最終端に吹出口(図示せ
ず)が形成されている。
このフアンケース本体2には、シロツコフアン
等の多翼フアン7が収納され、この多翼フアン7
の回転により吸込口4から空気が吸い込まれ、吹
出口(図示せず)から他の機器へ向けて吹出され
る。
多翼フアン7はフアン入口孔8から入れられ、
フランジ9を介してフアンケース本体2固着のモ
ータ10にて回転されるものであり、送風量に応
じて多翼フアン7の大きさが適宜選択される。即
ち、送風量が小さければ、多翼フアン7の径も小
さいものに変更されるものである。なお、多翼フ
アン7の径が小さくなればなるほど、モータ10
の軸心10aは一方に偏心するようにフランジ9
に取付られ、常に多翼フアン7の外面と、フアン
ケース本体2の壁面2aに形成のスクロール初め
の部分との距離が適宜寸法となるように構成され
ている。
ベルマウス5は、吸込口4に嵌められるもので
あり、第2図以下に詳示され、中央に円形の孔5
aが大きく開口し、断面ベル状をなし、外側周縁
部5bが下記する吸込口4のベルマウス受け用段
部4a上に載置されるように構成されると共に、
その外側で1つの大きな係合片11が半径方向に
一段下がつて形成され、また、対称とする位置に
2つの小さな係合片12,12が半径方向に一段
下がつて形成されている。なお、外周の対向する
2ヶ所の切欠部13,13は、ベルマウス5の外
径寸法が吸込口4の寸法より大きいために、その
吸込口4を容易に通過させ易くするものである。
吸込口4には、前記ベルマウス5が嵌合するた
めの該ベルマウス5の係合片11,12と対をな
す嵌合手段が形成されている。吸込口4には、そ
の内外気切換ハウジング3側全周にわたりベルマ
ウス5の外側周縁部5bが嵌合されるベルマウス
受け用段部4aが形成されると共に、一方に1つ
の大きな係合部14を有し、この係合部14は半
径方向に拡大した切欠部14aと下面(うず室
側)に形成の段部14bとより成つている。ま
た、この係合部14と対向する位置に2つの小さ
な係合部15,15が形成され、この係合部1
5,15は、半径方向に拡大した切欠部15a,
15aと下面(うず室側)に形成の段部15b,
15bとより成つている。
内外気切換ハウジング3は、吸込口4上に設け
られ、一方に内気口16が開口し、他方には外気
口17が開口しており、これら両口16,17を
選択するために、切換ドア18が設けられてい
る。この切換ドア18は、図示しないがインスト
ルメントパネル付近に設けられた内外気切換スイ
ツチON−OFFにて切換られるものである。
上述の構成において、ベルマウス5を吸込口4
に取付けるには、まずベルマウス5をフアン入口
孔8から挿入し、更に吸込口4を通して内外気切
換ハウジング3内へ入れる。このハウジング3内
でベルマウス5の大きな係合片11を吸込口4の
大きな係合部14の切欠部14aを介して下面の
段部14bに掛止すると共に、ベルマウス5の外
側周縁部5bを吸込口4のベルマウス受け用段部
4aに載置し、更に小さな係合片12,12を吸
込口4の小さな係合部15,15上に配し(第5
図に示す)、そしてこの係合片12,12を強い
力でうず室側へ押圧すると、係合片12,12及
びベルマウス5が一時的に変形して、該係合片1
2,12は係合部15,15を起してうず室側の
段部15b,15bに配され(第4図に示す)る
ようになつて掛止される。即ち、外側周縁部5b
と大きな係合片11、小さな係合片12,12と
で吸込口4の両側を挟持することになると共に、
ベルマウスの外側周縁部5bがベルマウス受け用
段部4aに嵌まり込み、ベルマウス5は吸込口4
に取付られるものである。
なお、一方に大きな係合片、大きな係合部及び
他方に小さな係合片、小さな係合部を設けて非対
称としたのは、ベルマウス5の円形の孔5aが偏
心しているために、逆組付されると問題であるの
で、これを防止したものである。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、ベルマウス
の吸込口への着脱がきわめて容易になつたもので
ある。
また、ベルマウスの組付にはビスを使用しなく
なり、部品点数も減少させることができるもので
ある。
さらに、ベルマウスの外側周縁部が吸込口に形
成の段部となつているベルマウス受け用段部に嵌
まり込むために、吸込口面と一致して風の流れが
スムーズになる利点を有している。さらにまた、
ベルマウスの係合片が、対称する位置で非同一と
なつていると共に、ベルマウス受け用段部に形成
の切欠部を有する係合部に個々掛止されるので、
誤組付を排除しながら、組付後ではベルマウスが
振動等により回転するのが防がれる利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す空調用送風機
の断面図、第2図はベルマウスを吸込口から外し
た状態での吸込口の斜視図、第3図はベルマウス
を吸込口に嵌合した状態の断面図、第4図は同上
の切断方向を異にした断面図、第5図はベルマウ
スを吸込口に嵌合させる前の状態の説明用の断面
図である。 1……フアンケース、4……吸込口、5……ベ
ルマウス、7……多翼フアン、11……大きな係
合片、12……小さな係合片、14……大きな係
合部、15……小さな係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 吸込口4と吹出口とを有するフアンケース1内
    に多翼フアン7が収納された空調用送風機におい
    て、 円形の孔5aを中心に形成した断面ベル状のベ
    ルマウス5を形成し、その外周縁に外側周縁部5
    bと、対称とする位置に外方へ突出する非同一の
    係合片11,12とを設けると共に、 前記吸込口4の全周にわたり段部のベルマウス
    受け用段部4aを形成し、このベルマウス5の係
    合片11と掛止する切欠部14aを有する係合部
    14と、 前記係合片12と掛止する切欠部12aを有す
    る係合部15を形成し、このベルマウス受け用段
    部4aに前記ベルマウス5の外側周縁部5aを載
    置し且つベルマウスの係合片11,12を前記係
    合部14,15の各切欠部14a,15aを介し
    て前記吸込口4に下面側から掛止して、該ベルマ
    ウス5を吸込口4に固定したことを特徴とする空
    調用送風機。
JP1985011750U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0450170Y2 (ja)

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JP1985011750U JPH0450170Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JP1985011750U JPH0450170Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JPS61127008U JPS61127008U (ja) 1986-08-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009000461A2 (de) * 2007-06-22 2008-12-31 Thermo King Deutschland Gmbh Kühlcontainer für land-, strassen- und schienengebundene fahrzeuge
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JPS58108299U (ja) * 1982-01-19 1983-07-23 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 多種類フアン適応型送風装置

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JPS61127008U (ja) 1986-08-09

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