JPH04501705A - 腫瘍の組み合せ処理のためのフィブリン溶解剤の使用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 腫瘍の組み合せ処理のための フィブリン溶解剤の使用 本発明は、腫瘍治療時にフィブリン溶解剤全使用することに関する。

従来、ｔＰ人及びフィブリン溶解剤は、血栓形成性疾病例えば心筋硬塞の治療の ために使用されている（ＲｏｔｅＬｉｓｔｅ　１９８８、Ｇｒｖｐｐｅ　４１− 　Ｆｉｂｒｉｎｏｌｙｔｉｋａ参照）。

ところで、フィブリン溶解剤は、腫瘍の血液潅流を高めることが判明した。フィ ブリン溶解剤及び腫瘍治療に使用される抗腫瘍剤の同時適用により、腫瘍内での 後者の濃度が著るしく高められ、従って、腫瘍は有効に撲滅できるか又は、同じ 作用効果で、通例特に認容性が良くない抗腫瘍剤の適用量を低下することができ る。これと関連して、臓器又は身体部分の摘出潅流時に、フィブリン溶解剤と抗 腫瘍剤との組み合せ物も特に重要である。同様なことが、放射線治療の際の腫瘍 組織の酸素処理（これは破壊すべき腫瘍組織に、より強く血液が流れる程よシ良 好に作用する）にもあてはまる。

本発明の目的は、腫瘍の血液潅流を高めるためにフィブリン溶解剤を使用するこ とである。

フィブリン溶解剤としては、殊にウロキナーゼ、プルロキナーゼ、ストレプトキ ナーゼ及びｔＰＡ（組織プラスミノｒンアクチベータ）並びにこれら物質から誘 導されたムティン（Ｍｕｔｅｉｎｅ　）がこれに該当する。これら蛋白質のムテ ィンとは、前記蛋白質とはアミノ酸の交換、欠失又は添加により区別される物質 である。

このようなムティンは例えば、西ドイツ特許（ＤＥ）第３２４０１７４号、同第 ３５３７１７６号、同第３７３１７７６号、欧州特許（ＥＰ）第１５５３８８号 、同第１８４３６３号、同第１９８０１５号、同第２００４５１号、同第２０１ １５５号、同第２０７５８９号、同第２１３７９４号、同第２２５２８６号、同 第２３３０１３号、同第２３８３０４号、同第２６５８７４号、同第２６６０５ ２号、国際特許（ＷＯ）第８４１０１７８６号、同第８６１０１５３８号明細書 中に記載されている。

更に、フィブリン溶解剤としては、エミナーゼ、ベントサンポリスルフェート並 びにストレプトキナーゼとストレプトキナーゼとからの組み合せ物が好適である （　Ｒｏｔｅ　Ｌｉ５ｔｓ　ｉ　９　Ｆ３８１．％４１００４．４１００６．４ １０１２及び４１０１５参照）。

このフィブリン溶解剤は、一般に慣用の用量で使用される（　Ｒｏｔｓ　Ｌｉ５ ｔｅ　１９８８、Ｇｒｕｐｐｅ　４１参照）。

ｔＰＡに関しては、体重１ゆ当り約肌１〜１０〜の用量がある。このフィブリン 溶解剤の適用は、一般に、静脈内で、抗腫瘍剤の適用と同時に又はその直前にも しくは照射開始の直前に行なう。

抗腫瘍剤としては、例えば次のものがこれに該当する： ａ）抗生物質例えばアドリアマイシンＤ１　ドキソルビシン（アドリアマイシン ）、ダウノルビシン、ミドマイシン（Ｍｉｔｈｒａｍｙｃｉｎ　）、ベプレオマ イシン（Ｐｅｐｌｅｏｍｙｃｉｎ　）、ミドマイシン（Ｍｉｔｏｍｙｃｉｎ　） 　０％及びプレオマイシン（Ｂｌｅｏｍｙｃｉｎ　）並びに他の介在（１ｎｔｅ ｒｃｈａｌａｔｏｒｉｓｃｈ　）作用物質例えばアルカロイド（Ａｍｏｎａｆｉ ｄｅ　）及びミトナファイド（Ｍｉｔａｍｆｉｄｅ）ｂ）アルカロイド例えばヴ インクリスチン（Ｖｉｎｃｒｉｓ　ｔｉｎ）、ヴインデラスチン（Ｖｉｎｂｌａ ｓｔｉｎ　）　、ヴインデシン（Ｖｉｎｄｅｓｉｎ　）、エトポシド（Ｅｔｏｐ ｏｓｉｄ　）及びテニボシド（Ｔｅｎ１ｐｏｓｉｄ　）、 Ｃ）アルキル化作用をする物質例えばサイクロホスファミド、チオテーパ、メル フアラン（Ｍｅｌｐｈａｌａｎ　）、ニトロン尿素及びシスプラチン及び ｄ）抗代謝剤例えばメトトレキサート（Ｍｅ　ｔｈｏ　ｔｒｅｘａｔ　）、５− フルオルウラシル及びその類縁体、６−メルカプトプリン、６−チオグアニン及 びシタラビン（Ｃｙｔａｒａｂｉｎ　）。

更に、腫瘍処置用の医薬品として好適なホルモン例えばロイプロレリンアセテー ト（Ｌｅｕｐｒｏｒｓｌｉｎａｃｅｔａｔ）又はプサレリン（５ｕｓａｒｅｌｉ ｎ　）並びに生体特有な蛋白質並びにこれから誘導されたムティン例えば腫瘍− 壊死一因子（Ｔｕｍｏｒ−Ｎｅｋｒｏｓｅ−Ｆａｋｔｏｒ　：　ＴＮＦ　）、リ ンフォトキシン（ＬＴ）、インターフェロン及ヒインターロイキン並びに抗体を 使用することができる。

これらの抗腫瘍剤は、慣用の用量で使用される（ＲｏｔａＬ、１ｓｔｅ　１９８ ８、ｏｒｌｐｐｅ　８５参照）。一連の場合に、もちろん、より少量を使用する ことも可能である。

ＴＭＦ及びＬＴの用量範囲は、１〜５００μ／体表面積ｍ２であり、インターロ イキンは１〜１０００μｇ／体表面積ｍ２である。

照射線増感剤例えばミソニダゾール（Ｍｉｓｏｎｉｄａｚｏｌ）及びメトロニダ ゾール（Ｍｅｔｒｏｎｉｄａｚｏｌ　）もフィブリン溶解剤との組み合せで、腫 瘍内に強く移送されうる。

β−及びγ−位での照射の作用効果は、フィブリン溶解剤の添加により、照射線 量を変えることなしに、改良することができる。

ＰＡＴＥＮＴＣＯＯＰＥＲ，にｒｌｏｌ！Ｉｆ　ＴｉＬＥＡＴＹ国際調査報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．腫瘍の血液灌流を高めるための薬剤を製造するためのフイブリン溶解剤の使 用。
2. ２．フイブリン溶解剤を含有する、腫瘍の血液灌流を高めるための医薬品。
3. ３．患者に、有効量のフイブリン溶解剤を抗腫瘍剤の適用と同時に又はその直前 に適用することを特徴とする、当該恵者の腫瘍を処理する方法。