JPH0450154Y2 - - Google Patents

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JPH0450154Y2
JPH0450154Y2 JP17164885U JP17164885U JPH0450154Y2 JP H0450154 Y2 JPH0450154 Y2 JP H0450154Y2 JP 17164885 U JP17164885 U JP 17164885U JP 17164885 U JP17164885 U JP 17164885U JP H0450154 Y2 JPH0450154 Y2 JP H0450154Y2
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JP
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flange
cylindrical body
inner flange
locking
cap
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JP17164885U
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は筆記具や化粧具などの先端部を保護す
るキヤツプに関する。
(従来技術の問題点) 従来、実公昭35−14934号或いは実公昭52−
54424号公報に開示されるようにキヤツプ内に内
向き湾曲の挟圧用片を装着してキヤツプ内に嵌入
される軸筒を挟圧係止する、或いは合成樹脂より
なり弾力性を有するキヤツプ内に環状膨隆を形成
し、キヤツプ内に嵌入される軸筒外周に環状突隆
を形成して前記環状膨隆を乗り越えて係止するよ
う構成されたものが知られている。
これらは、いずれもキヤツプ内に軸筒先部が圧
入により両者が係止され、係止を解除するときは
係止による摩擦抵抗に抗してキヤツプより軸筒を
抜去するよう構成されている。
このため両者の係止および係止解除に力を要
し、軸筒の係止部分に傷を生じる。特に後者の場
合は、使用により両者の乗り越え係止部が摩耗し
係止が緩くなり長期の使用に耐えられない問題が
ある。
本考案はこれらの問題を解消することを目的と
するものである。
(考案の目的) 本考案は第1図に示すように、キヤツプA内に
筆記具本体の軸筒先部18が嵌入され、係止部材
15と係止された状態で、筒状体1と摺動筒7を
外方に相対的に摺動することにより軸筒先部との
係止が解除されるよう構成されている。
(実施例) Aは本考案のキヤツプである。
1はポリプロピレンなどの弾性合成樹脂等より
なる断面円形の筒状体であり、上端部に上部内方
鍔部2が形成されると共に軸筒1方向のスリツト
3が複数個形成されている。
4は筒状体1の下端部に接着等の手段で接合さ
れた筒状の端部材であり、筒状体1の下部内方鍔
部5を構成する。下部内方鍔部5には軸方向に複
数の係止凹部6が形成されている。7は筒状体1
内に摺動自在に装着された摺動筒である。
摺動筒7は外径が上部内方鍔部2の内径より小
であり、上部内方鍔部2の上部に該鍔部2の内径
より大なる外径の上部外方鍔部8が形成され、下
部に筒状体1の内径より小なる外径の下部外方鍔
部9が形成されており、下部外方鍔部9の軸方向
には、下部内方鍔部5の係止凹部6との対向位置
に複数の係止凹部10が形成されている。
また、上部外方鍔部8の上部には筒状体1の上
部より突出し、閉鎖部11を有する筒状の把持部
12が一体に連設されている。
尚、把持部12は板状或いはリング状などの形
状として上端を閉鎖した摺動筒7に連設してもよ
い。13は閉鎖部11の内方に突設された密閉用
筒部である。
14は上部内方鍔部2と下部外方鍔部9間に装
着された弾発スプリングであり、常時上部外方鍔
部8が上部内方鍔部2と当接する方向に摺動筒7
を弾発している。
15は下部外方鍔部9と下部内方鍔部5間に装
着された断面鼓状の係止部材であり、ポリアセタ
ールなどの合成樹脂やバネ材などの弾性材よりな
る。
係止部材15は第3図に示すように、複数個の
断面くの字形の係止片16の両端を係止凹部10
および係止凹部6に常時屈曲部17がやや軸心方
向に屈曲した状態となるよう圧入等手段により係
止し、形成されている。
本実施例のキヤツプAを組立てるには例えば筒
状体1にスプリング14を嵌入し、次いで筒状体
1下部より摺動筒7を挿入しスプリング14およ
び上部内方鍔部2間に圧入する。このときスプリ
ング14は弾性体であり、また筒状体1上端部も
スリツト3の作用により外方に拡開して摺動筒7
の上部外方鍔部8の通過を許容し、通過後元の形
状に復元して摺動筒7が筒状体1に対して摺動自
在に装着される。そして、複数の係止凹部10に
複数の係止片15の一端部を圧入係止すると共
に、他端部を端部材4の係止凹部6に係止し、端
部材4を筒状体1の下部に接合して組立てが完了
する。
(作用) 次に本考案の作用について説明する。
第1図は、筆記具の本体軸筒の先部18がキヤ
ツプAに嵌入され先部18外周に形成された環状
突隆19が係止部材15の屈曲部17を乗り越え
係止すると共にスプリング14の作用により屈曲
部17が軸心方向にやや屈曲され先部18が弾性
的に挟着されている状態を示している。
この状態より両者の係止を解除するには、筒状
体1と摺動筒7を夫々把持し筒状体1と摺動筒7
を外方に相対的に摺動するのみでよい。即ち、両
者をスプリング14の弾性に抗して相対的に摺動
させると、係止部材15が屈曲部17を介して伸
張し、結果屈曲部17が外方に拡開して軸筒先部
18との係止が解除され、該先部18を何の抵抗
もなくキヤツプAより抜去できる。
また、軸筒先部18をキヤツプAに嵌入係止す
るときは、筒状体1と摺動筒7を外方に相対的に
摺動し、係止部材15の屈曲部17を外方に拡開
した状態で先部18を挿入後摺動を解除すれば何
の抵抗もなく嵌入係止できる。
更に、両者を相対的に摺動せず嵌入するとき
は、先部18の突隆19が屈曲部17の抵抗を受
けるが摺動筒7がスプリング14に弾発されてい
るため屈曲部17を介して摺動し、結果屈曲部1
7が伸張、外方へ拡開して容易に突隆19の通過
を許容する。そして、通過後はスプリング14の
作用により突隆19を乗り越え係止した状態で先
部18が弾性的に挟着される。
本考案においては、筒状体1にスリツト3を形
成せず、上部外方鍔部8を別体のリングに形成し
て摺動筒7に圧入して構成する、また乗り越え係
止する構成のみでなく、突隆19を省略し、屈曲
部17を孤状に形成して単に弾性的に挟着係止す
る構成とするなど、本考案の要旨を逸脱しない範
囲で各種の変形が可能である。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されるので、軸筒先
部をキヤツプより抜去するとき、またキヤツプに
嵌入するとき何の抵抗もなく極めて容易に、或い
は極くわずかの力で容易に行なえると共に、乗り
越え係止による係止部の摩耗も大幅に逓減でき長
期の使用が可能である。また、軸筒先部の係止部
分に傷がつき難い効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は軸筒先部が嵌入された状態を示す本考
案実施例の断面図、第2図は第1図のa−a部断
面図、第3図は係止片の斜視図、第4図は第1図
のb−b部断面図である。 A……キヤツプ、1……筒状体、8……上部外
方鍔部、2……上部内方鍔部、9……下部外方鍔
部、5……下部内方鍔部、14……弾発スプリン
グ、7……摺動筒、15……係止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部内方鍔部2と下部内方鍔部5を有する筒状
    体1と、筒状体1内に摺動自在に装着され外径が
    上部内方鍔部2の内径より大であり該鍔部2の上
    部に位置する上部外方鍔部8と筒状体1の内径よ
    り小なる外径を有し、上部内方鍔部2と下部内方
    鍔部5の間の筒状体1内に位置する下部外方鍔部
    9および上部外方鍔部8の上部に連設され筒状体
    1上部より突出する把持部12を有する摺動筒7
    と、上部内方鍔部2と下部外方鍔部9間であつて
    摺動筒7の外径および筒状体1内径に形成される
    空間に装着された弾発スプリング14および、下
    部外方鍔部9と下部内方鍔部5間に装着係止さ
    れ、常時軸心方向にやや屈曲した屈曲部17を有
    する弾性材よりなる断面くの字形の係止片16の
    複数個より形成される係止部材15から構成され
    るキヤツプ。
JP17164885U 1985-11-06 1985-11-06 Expired JPH0450154Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17164885U JPH0450154Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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JP17164885U JPH0450154Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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Publication Number Publication Date
JPS6278488U JPS6278488U (ja) 1987-05-19
JPH0450154Y2 true JPH0450154Y2 (ja) 1992-11-26

Family

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JP17164885U Expired JPH0450154Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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JPS6278488U (ja) 1987-05-19

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