JPH04501419A - 高血圧症の治療 - Google Patents

高血圧症の治療

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の相互参照 これは1988年lO月21日に出願された、米国特許出願箱260.856号 の一部継続出願である。
政府の援助 本発明は、国立衛生研究所による認可MO1−RRO079号のもと政府の援助 によりなされたものである。政府はこの発明について一定の権利を有する。
発明の分野 本発明は、人の高血圧症の新規な治療方法及び診断方法に関するものであって、 特に、様々な食事及び医薬組成物中に、医薬として許容できる非ハロゲン化物の カリウム塩、例えば、重炭酸カリウムを入れて投与することを含む方法に関する ものである。
発明の背景 高血圧症は、多くの人に影響を与える潜行性の病気である。一般に、高血圧症は 病的に上昇した血圧と定義されている。臨床的には、収縮期の動脈の血圧が15 0mmHg以上に上昇すること、及び/又は拡張期の動脈の血圧が90mmHg 以上に上昇することと認識されている。一定の危険因子、例えば、高コレステロ ール症、糖尿病、喫煙及び血管病の家族層が、高血圧症と結びつくと、人を動脈 硬化症及びそれに続く心臓血管の病的状態、さらには死亡へと導いて行(。
過去30年間に、有効な医薬の開発により、高血圧症から直接又は間接に生じる 病的状態及び死亡率は低下している。末梢交感神経系、アドレナリンレセプター 、自律神経節及び/又はレニンーアンギオテンシン系に主として作用する数種類 の抗高血圧症剤が記述されており、これら2.3の例としてプロプラノロール、 メチルドーパ、クロニジン、及びプラゾシンがある。また、利尿剤も高血圧症の 治療の拠り所となっており、これにはチアジド及び密接に関連したフタルイミジ ン誘導体、例えば、クロルタリドンがある。他の薬剤、例えば、ヒドララジンは 、動脈平滑筋の直接的な弛緩を起こす血管拡張剤として作用する。
しかしながら一般に、高血圧症の薬剤治療は、非医薬的治療手段によって血圧を 許容範囲に維持できない人のために取っておかれる。高血圧症の非医薬的手段と しては、減量及び減塩(塩化ナトリウム)が考えられ、これが最も成功する方法 である。食事の塩分を減らすことにより、多少の限られた予測できない効果を伴 うが、いくつかのケースでは、拡張期の血圧を、何らかの医薬により治療した拡 張期の血圧に匹敵する程度に、低下させることができる。高血圧症の原因が容易 に明らかにならない患者を、“本態性高血圧症”であるという。このグループは 、高血圧症の治療を受けている患者のほぼ95%にあたる。血圧が食事の塩化ナ トリウムの制限によって低下し、それに続く補充物によって上昇する、本態性高 血圧症の患者は、“塩感受性”、厳密にいうと“塩化ナトリウム感受性高血圧症 ”として特徴付けられる(Fujitaらの論文、Am、 J、 Med、 ( 1980) 69:334及びKurtzらの論文、N。
Engl、 J、 Med、 (1987) 317:1043)。ある人口集 団についての報告によると、塩感受性の者の方がそうでない者よりも多(、した がって、食事でのNaC1摂取量が異なる場合、大きな血圧の変化を示す(参照 、例えば、Weinbergerらの論文J、Am、 Co11. Nutr、  1:139−148(1982) 、Luftらの論文Am、 J、 Med 。72ニア26−736(1982)、Dustanらの論文Am、 J、 M ed、 Sci、 295:378−383(1988)及び5ullivan らの論文Am、 J、 Med、 Sci、 295:370−377(198 8))。
一般的見解では、血圧を上昇させる塩化ナトリウムの能力は、そのナトリウム成 分にのみあり、そのため、すべての普通に摂取されたナトリウム塩はこの能力が あると考えられている(食品及び薬剤中のナトリウム及びカリウム、NAK会議 議事録、編集者White及びCrocco、 Amer、Med、As5n、  Chicago (i980) 、編集者Wiilis、 FDA Drug  Bulletin (1983) 13:25) 。標準的な薬理学の教科書 (Goodmari及びGilman、 The Pharmacologic al Ba5is ofTherapeutics 7ttt Ed、、 19 85)は、ナトリウム制限を高血圧症患者に勧め、かつもし有効ならば、最も信 頼できる治療として使用することを推奨している。
い(つかの研究は、食事で取るナトリウム塩の陰イオン成分が、そのナトリウム 塩が血圧を上昇させる程度を決定することを示唆している(Kurtzらの論文 、5cience(1983)222: 1139、Whitescarver らの論文、5cience(1984) 223:1430、及びKurtzら の論文、NewEngl、 J、 Med、(1987)317:1043)。
これらの研究は、NaC1のナトリウムイオン及び塩素イオンの双方が、血圧を 上昇させる能力にとって必要であることを示唆している。
臨床的かつ疫学的な研究の結果は、食事のカリウムの量も、高血圧症の患者の血 圧及び、いくつかの例では、正常血圧の人の血圧の重要な決定要素であることを 示唆している。カリウムの食事補充物の投与によるカリウム摂取量の増加は、血 圧を低下させる傾向があることを示唆している(Addisonらの論文、Ca n、 Med、 As5oc。
18:281−285(1928)、Morganらの論文、Cl1n、Sci 、 63:407s−409s(1982)、Ho1lyらの論文、Lance t 2:f384−1387(1981)、Fujitaらの論文、Hyper tension 6:184−192(1984)、MacGregorらの論 文、J、 Cardiovasc、 Pharmacol、 6:5244−s 249(1984) 、5iani らの論文、Br、 Med、 J、 29 4:1453−1456及び0bel、J、 Cardiovasc。
Pharmacol、 14:294−296(1989)) 。しかしながら 、カリウム摂取量゛の増加による抗高血圧症効果は、通常小さく、かつ不安定で ある。
ある実験プログラムにおいて、控え目に制限したNaC1治療食を取っている場 合、食事のカリウム補充物の血圧低下効果は、患者にはごく僅かであった(Sm ithらの論文、Br、Med、J、(1985) 290:11O)。実際、 研究者らは実験で、カリウムの抗高血圧症効果を観察できなかった(Rjcha rdsらの論文、I、aneet (1984) lニア57 、及び5kra balらの論文、K11n、 Wochenschr、(1984) 62:1 24)。
また、高血圧症の治療に塩化カリウム塩以外のカリウム塩、すなわちクエン酸カ リウムを使用できることも、技術文献(Addison。
Id)に示唆されている。その報告において、“低塩食”を取った5人に関する 実験が要約されており、クエン酸カリウムが血圧低下効果を示すことが述べられ ている。アジソン(Addison)は、2種のカリウム塩の低血圧効果を比較 した3人のうち2人について、クエン酸カリウムのほうが塩化カリウムよりも有 効であったと主張している。しかし、この2例とも、その報告されたデータは、 血圧を低下させることについて、クエン酸カリウムが塩化カリウムよりも有効で あるという主張を証明するものではなかった。実際、我々の知識では、ア゛ジソ ン論文のデータ以来60年間、医学文献のいかなる刊行物も、り6アン酸カリウ ムの投与を高血圧症の治療としては奨励しでいない。
いま緊急に必要きされているのは、好ましくは食事補充物として、容易に投与す ることができるカリウム化合物を利用して、本態性高血圧症を治療する有効な方 法である。このカリウム化合物は、塩素の付随的投与を避けることができ、量産 が比較的容易で、かつ比較的低コストで入手できるものである。本発明は、この ような必要及び他の関連する必要を満たすものである。
発明の要約 本発明は、高血圧症を発病し易い人又は高血圧症に苦しむ人の、高血圧症を改善 し又は防止する新規な方法に関するものであって、この方法は、治療及び予防に 有効な量の、陰イオン成分が塩素又は他のハロゲンでない、医薬として許容でき るカリウム塩の組成物を投与することを含むものである。このカリウム塩は、重 炭酸カリウム、リン酸カリウム又はカルボン酸のアルカリ化するカリウム塩、例 えば、グルコン酸カリウム及びクエン酸カリウム等からなる群より選ぶことがで きる。特に好ましい具体的な塩は、重炭酸カリウム及びリン酸カリウムである。
治療上又は予防上許容できる形態で、かつ様々な経路によって、非ハロゲン化物 のカリウム塩を投与することにより、高血圧症を改善又は予防することができる 。この組成物は、食事補充物として簡単に調剤し、投与することができる。重炭 酸カリウムの有効な投与量は、通常約50〜250ミリモル/体重70kg7日 である。
本発明では、“通常”の塩(NaC1)を含有する(Naとして約75〜300 meq。7日)栄養的に十分な完全食品の食事を取っている患者に、非ハロゲン 化物のカリウム塩を食事補充物として、投与することが特に好まし、い。このよ うにしてカリウム塩を投与することが、高血圧症の改善に特に有効であることが 見出された。
さらに、非ハロゲン化物のカリウム塩の投与は、塩感受性の人が食事でNaCl を取ることにより生じる血圧の上昇を弱めると考えられる。その結果、非ハロゲ ン化物のカリウム塩による治療は、塩感受性の人を、高塩分の食事を取った場合 に起こるであろう著しい血圧上昇から守る。
また1本発明はその一部として、非ハロゲン化物のカリウム塩で治療することか 可能な、又は可能であろう高血圧症を発病し易い人、又はその高血圧症に罹って いる人を診断する方法を提供する。
図面の説明 第1図は、本態性高面圧症の2人の男性患者に、重炭酸カリウム200ミリモル /体重’/ Okg、7日を1日に4回に分けて、15[(間、経「1的に投与 した結果を示すグラフである。このグラフ ’−cは、各患者のモ均動脈圧(M AP)が、治療前の“フ〕/トロール”期間、“KHCOs”治療期間及び“回 復”期間に分けて、経時的にプロットされでいる。塗り潰したバー・は、第1の 患者の10日の安定状態コントロール期間(水平な線で表されている)のコント ロール平均MAPの差を表し、塗り潰していないバーは一1第2の患者のガータ を表している。ゼロラインの上のバーは、コントロール期間の平均値を越えるM AP値を示し、このラインの下のバーは、コントロール期間の平均値を下回るM AP値を示しでいる。
第2図は、第1図と同様のグラフであって、重炭酸カリウムはぼ100ミリモル /体重70kg/日を8日間、5人の正常血圧の男性患者に投与した結果を示す 。日毎のバーは、コントロール期間から、そのグループのMAP値における平均 の変化を表す。
第3図は、第1図及び第2図と同様の他のグラフであって、6人の閉経後の正常 血圧の女性から得られた、収縮期及び拡張期の経時的な平均MAP値の分離プロ ットを含むものである。
好ましい実施態様の説明 本発明は、高血圧症を予防し、又は改善する新規な方法を提供するものであって 、この方法は、人に陰イオン成分が塩素又は他のI\ロゲンでないカリウム塩を 、所望の生理学的効果を得るのに十分な量であって、望ましくない毒性効果を生 じさせない量だけ投与することを含むものである。
本明細書中で使用する、用語“治療”又は“治療すること”とは、高血圧症の何 らかの治療に関するものであって、(1)高血圧症を発病し易いが、まだ高血圧 症と診断されていない人に発生する高血圧症を予防すること、(2)高血圧症を 防止、すなわち、その発生を阻止すること、又は(3)高血圧症の症状を改善し 、又は軽くすること、すなわち、高血圧症の状態を軽減することを含んでいる。
本発明の治療により得られる結果に関する一つの仮説(説明をするものであって 、本発明を制限するものではない。)として、塩化カリウム等の投与時の塩素又 は他のハロゲンの増加は、カリウムの抗高血圧症効果を相殺し、又はその効果に 対抗し、すなわち消してしまう生理学的な変化を誘導するというものがある。し たがって、塩化カリウム又は臭化カリウムの投与に応答して、血圧の低下を示さ ない人は、カリウムの非ハロゲン化物の塩に応答を示すことができ、塩化カリウ ム又は臭化カリウムの投与に、い(らかの抗高血圧症応答を示す患者は、そのか わりに非ハロゲン化物のカリウム塩を使用する場合、実質的により大きく応答す る。
本発明の方法に使用することができる非ハロゲン化物のカリウム塩は、重大で望 ましくない副作用を示すことなく、収縮期又は拡張期の血圧を低下させる能力を 示すものである。多くの医薬として許容できる塩が知られており、そのうちいく つかは、本明細書の内容として引用する、Bergらの論文(J、 Pharm aceut、 Sci。
(1977) 66:1)に記載されている。塩素イオンが、塩化ナトリウムの 処方において、昇圧剤又は昇圧を提供するものとして作用することが知られてい る(本明細書の内容として引用する、Kurtzらの論文、N、 Engl、  J、 Med、(1987) 317:1043)。本明細書中の記述は、当業 者が、周知の方法及び技術を使用して、血圧を低下させ名能力がある医薬として 許容できるカリウム塩を選択し、かつふるい分けるには十分であろう。望ましく は、カリウム塩は、人に容易に投与でき、一方、比較的十分許容できる量で、治 療上有効なものから選択されるであろう。
異なる塩を、投与の具体的経路及び調剤の好ましい方法により、選択することが できる。したがって、投与した場合に、僅かに全身的なアルカリ化を生じさせる カリウム塩を選択する二とが好ましい。というのは、アルカリ化はそれ自体で、 カリウムイオンによって得られる特定の血管拡張効果を増加する血管拡張効果を もたらすからである。したがって、重炭酸成分、又は塩の投与又は摂取後迅速に 生じる代謝産物は、血液をアルカリ化するだけでなく、血管と血管外の区画の間 の液体の分布に影響を与えることができる。血液の[)H及び重炭酸塩のレベル は、当業者に以前より公知の十分に受け入れられている方法を使用して、測定す ることができる。
このように投与することができるカリウム塩は、重炭酸カリウム(KHCOり、 リン酸カリウム(K2HPO4又はに!HPO4及びKH2PO4の混合物)、 グルコン酸カリウム(CsH+ IKO?)及びクエン酸カリウム(CsHsK sOy)からなる群より選ぶのが好ましい。
これらの塩の製造、分離及び精製は、当業者にとって周知であり、これらは本明 細書の記載以外の様々な用途の治療に、通常使用されている。各基の具体的な製 造工程は、一般的な文献(本明細書の内容として引用する、Remington ’s PharmaceuticalSctences、 Mack Publ ishing Company、 Ba5ton、 Penn5ylvania 。
1ath Ed、 1982)に開示されている。
活性化合物としての非ハロゲン化物のカリウム塩の投与は、後に述べる医薬組成 物によることができ、かつ何らかの許容される、公知の薬剤投与方法を介して行 い、高血圧症に影響を及ぼすことができる。これらの方法には、経口、非経[」 及び他の全身的な投与方法がある。異なる非ハロゲン化物のカリウム、塩を混合 し、かつ同時に投与することができ、すなわち、いくつかの例においては1、こ れらを分離し、継続的に投与することにより、所定の効果を得ることができる。
意図する方法によって、この組成物を固体、半固体、又は液体の形態、例えば、 錠剤、カプセル、丸薬、粉末、顆粒、結晶、液体、懸濁液等とすることができ、 比較的正確な投与量を投与するのに適当な単位投与形態にするのが好まし、い。
この組成物は、通常の医薬担体又は賦形剤を含み、かつさらに、他の医薬、医薬 製剤、担体等を含むことができる。
本発明において投与する非ハロゲン化物のカリウム塩の量は、もちろん、治療を 受iJる人、苦痛の激しさ、投与方法及び処方する医師の判断によって決まる。
しかし、例えば、重炭酸カリウムの有効投与量は、50〜300ミリモル/ 7 0 kg/日、好ましくは50〜250ミリモル/70kg7日の範囲である。
投与量は、適当と考えられる投与された量及び続いて調節した量の効果をモニタ ーして、決めてもよい。
カリウム塩の見境のない使用は、高カリウム血症及び胃腸の炎症の毒性症状を生 じるが、本発明のカリウム塩の多(は、重大な副作用を生じることなく、比較的 多量に投与することができる。
その化合物を投与して、高面圧症を発病し易い正常血圧の人が、高血圧症を発病 するのを防止する場合、又は穏やかな又はボーダーラインの高血圧症だけである 場合は、投与量を調節し、それによってレベルを低(維持する。
固体組成物の場合、非ハロゲン化物のカリウム塩、例えば、重炭酸カリウムを単 独で与え、又は通常の無毒な固体担体、例えば、医薬用途に用いることができる 程度のマンニトール、ラクトース、澱粉、ステアリン酸マグネシウム、タルク、 セルロース、グルコース、スクロース、炭酸マグネシウム等と混合することがで きる。
液体の医薬として投与できる組成物は、塩、例えば重炭酸カリウム、及び任意の 医薬としての補助剤を担体、例えば、水、水性デキストラン、グリセロール等に 溶かし、これにより溶液又は懸濁液を形成して、製造することができる。所望な らば、また投与する医薬組成物は、少量の無毒な補助物質、例えば、pH緩衝剤 及びその他、例えば、ソルビタンモノラウレート、トリエタノールアミン、酢酸 ナトリウム、トリエタノールアミンオレート等を含んでいてもよい。このような 投与形態を製造する実質的な方法は公知であり、当業者にとり明らかであろう( 例λば、本明細書の内容として引用する、Remington’s Pharm aceutical 5ciences、 MackPublishing C ompany、 Easton、 Penn5ylvania、 16th、  Rd、、 1982)。
投与する組成物又は処方は、少な(とも、治療を受けた人の、収縮期及び/又は 拡張期の血圧を低下させ、かつその症状を緩和又は改善し、又はその発生を防ぐ のに有効な量の非ハロゲン化物のカリウム塩を含むものである。
経口投与を行うためには、医薬として許容できる無毒な組成物を通常使用されて いる賦形剤、例えば、医薬用途に用いることができる程度のマンニトール、ラク トース、澱粉、ステアリン酸マグネシウム、タルク、セルロース、グルコース、 スクロース、炭酸マグネシウム等と混合して調製する。このような組成物は、溶 液、懸濁液、錠剤、丸薬、カプセル、粉末、顆粒、結晶、持続放出性製剤等の形 態を取ることができる。この組成物は、活性成分を約lθ〜100%、好ましく は約25〜90%含むことができる。食事補充物として、例えば、重炭酸カリウ 11を顆粒又は粉末で供給してもよ(、投与に便利な方法として、食料品に直接 加えるか、又は飲料水に溶かしてもよい。
本発明の方法に有用な組成物を、明細書に記載した方法及び目的で、この組成物 を使用するユーザーに向けた指示書きを有する容器に入れて、提供してもよい。
したがって、このような指示書きがある容器は、本発明の一部であると考える。
使用するための指示書きは、容器に印刷してもよいし、また容器に添付した別紙 であってもよい。特に、例えば、指示書きは、通常の食事の塩摂取に加えて、こ の組成物を使用するユーザーに向けてもよ(、かつまたこの方法の目的が、高血 圧症の症状又は高血圧症と結びついた症状を抑制し、又は防ぐことであると述べ でもよい。この指示書きは、高血圧症を発病し易い正常血圧の人、及び/又は既 に本態性高血圧症であると、診断されている人に向けたものでもよい。
また、本発明の方法は、高血圧症に罹っている人又は高血圧症を発病し易い人の 診断に使用できることが見出された。特に通常、前記診断を受けたことのある人 の基準となる血圧を、最初に測定する。次いで、本発明で有用な非ハロゲン化物 のカリカム塩を、本明細書で述べた方法に従い投与する。通常、この組成物を、 高血圧症又は高血圧症を発病し易い人に、測定可能な血圧低rを誘導するのに十 分な量、及び時間をかけて投与し、最終的に血圧の低下かあった人は、本発明の 治療法により治療することができる。
もし、このようにある人が、基準よりも血圧が低下することが確認できたならば 、続いて医師は、適当な治療を開始するか又はさらに患者をモニターするかを選 ぶことができる。
次の実施例は、本発明の特に好ましい実施態様を説明するもので゛あって、制限 を意図するものではない。
この研究は、2人の本態性高血圧症の男性(55及び57歳)について行われ、 非ハロゲン化物のカリウム塩、重炭酸カリウムが血圧を低下することを明らかに した。この両患者とも、外来患者びあ・フた時に、少なくとも10分間静かに座 らせた後の状態で、高血圧症力く少なくとも3回確認された。第1の患者は、血 圧が14.1/ 85〜l 57/ 94mmHgの範囲であり、第2の患者は 、144/9 :’、 〜l 56/ 100mm1gの範囲であった。両患者 とも、クロム親和細胞種又は腎臓動脈狭窄症の臨床的な兆候又は症状はなく、か ・つ心臓、腎臓又は肝臓機能の損傷の臨床的又は、臨床検査」−の証拠もなかっ た。両者とも尿検査及びり1ノアチニン、ナトリウム及びカリウムの血清中濃度 は、通常の範囲内であった。
また、薬物療法は、各人について、研究開始前の少なくとも4週間は、全く行わ れていなかった。両患者とも、研究中は入院しており、肉体的な活動は、日常的 な歩行のみであった。研究中、各患者は塩化ナトリウムがもともと低い(はぼ1 0ミリモルNaC1/体重70kg/日)、栄養的に十分な完全食品の食事を一 定量取った。塩化ナトリウム補充物を、総ナトリウム摂取量を140meq、  7日/70kgに増加させるのに必要な量で与えた。また、この食事により、7 0kg/日あたり、カリウムはぼ55ミリモル、カルシウム375mg及びリン 820mgを与えた。
各患者に対し、与えたカロリー総数は、体重を一定に維持するため要求されるエ ネルギー量の見積もりから決定した。この食事は、総カロリーの割合として、脂 肪35%、炭水化物56%及びタンパク質9%を含んでいた。各食事の特定成分 は、研究中を通して一定にした。液体摂取量は、3150ml/70kg/日に 固定した。
10日の安定状態コントロ・・−ル期間を、実験期間に先立って設けた。実験期 間を通して、両患者は、重炭酸カリウムを含む水溶液(1,0ミリモル/17+ 7!の溶液)を取り、各患者は、重炭酸カリウム200ミリモル770kg/日 摂取した。この重炭酸カリウムは、食事とともに3回に分けて投与し、これを研 究中毎日、計15日間続けた。
血圧の測定は、毎日午前8時、正午、午後4時、8時及び10時に利き腕の逆の 腕で、自動化すシロメトリック(osci llometric)装置(Din amap、 1846P)により行った。この方法で、観察者の先入観を避けた 。各測定時間毎に、患者を10分間あお向けにした後、収縮期及び拡張期の血圧 を5回測定し、心拍数を計り、後半の4回の測定値の平均を計算した。この測定 を、各測定時間毎に、患者を真っ直ぐ立たせた状態で繰り返した。この測定値を 平均し、毎日の収縮期及び拡張期の血圧の値を得た。平均動脈圧は、(収縮期の 血圧−拡張期の血圧)/3+拡張期の血圧により、計算した。
この研究結果を、第1図に示した。この図は、水平なゼロラインで表された全コ ントロール期間中の平均MAPと、日毎の平均動脈圧(MAP)との差を表示す る。ゼロラインよりも上にあるバーは、コントロール期間の平均を越えるMAP 値を示し、その逆も同様である。塗り潰したバーは、第1の患者のデータを、塗 り潰していないバーは、他の患者のデータを表している。
両患者とも、重炭酸カリウム治療を開始すると、収縮期の血圧、拡張期の血圧及 び平均動脈圧に著しい低下が迅速に起こり(第1日)、15日の治療期間中持続 した。心拍数は、重炭酸カリウム治療の間増加した。重炭酸カリウムを中断した 場合、第1の人には、血圧の著しい回復過剰が現れ、第2の人にも、回復期間の 早期に同様の傾向が現れた。重炭酸カリウム投与の有害な効果は、いずれの人に も観察されなかった。
実施例11m記述したと同様に実施した研究により、正常血圧の人での血圧に対 する重炭酸カリウムの効果を測定した。対象としたグルー・ブは、5人の男性( 40−・−53歳)からなるものであった。平衡又はコントロール期間は7日で あり、重炭酸カリウムによる治療期間は8日、かつ回復期間はさらに8日とした 。各人に、100meq、/ 70kg/日の割合で重炭酸カリウム補充物を摂 取させ、総カリウム摂取量が、はぼ150meq、/70kg/EEIとなるよ うにした。これらの人に、低塩化ナトリウム含有量(ナトリウム及び塩素10m eq、/日/体重70kg未満)であって、通常のカリウム含有量(52+ne q。/日/体重70kg)を含む、食事を与えた。
塩化すl・リウム補充物を、総す!・リウト摂取量が140meq、/70kg /日に増加するのに十分な量だけ与えた。
正常血圧の人に関する研究の結果を、第2図に示した。それぞれの日毎のバーは 、平均動脈圧におけるコントロールから見た、その日のこのグループの平均的変 化を示している。高血圧症の人に対するのと同様に、重炭酸カリウムの投与は、 平均動脈圧の著しい低下を生じさせ、この効果は重炭酸カリウム治療を開始する と迅速に起こり、治療期間中持続した。また、平均動脈圧のこの低下は、一部の 回復期間でも現れた。したがって、重炭酸カリウムは、正常な血圧の人にとって も、血圧の低下に有効であることを示し、かつ発病し易い状態にあることを確認 された人の高血圧症の発病を防止において、予防的に使用できることが容易に見 出正常血圧の閉経後の女性での重炭酸カリウムの効果高血圧症でない6人の閉経 後の女性(52〜65歳)に、重炭酸カリウムを120ミリモル/kg/日の割 合で18日間投与した。
収縮期及び拡張期の血圧において、著しく、かつ維持された低下が生じた(第3 図)。
血圧を、自動血圧読み取り記録計を使用し、観察者の先入観なしに測定し、さら に、測定時に4回読み取ることにより、精度を改善した。
この研究は、患者がカリホルニアゼネラル臨床調査センター(Moffitt  Ho5pital)に入院している間に行われた。この入院期間を通して、患者 には、体重60kgあたり、カルシウム546mg。
リン948mg、ナトリウム6f)+neq、及びリン56meq、を含む公知 の組成の一定の食事を与えた。60ミリモル/日を含む塩化ナトリウム補充物を 与え、ナトリウムの紛擾取量がl 20meq、/体重60kg/日となるよう にした。液体の摂取量も一定にした。
人には、lO日日間け、かれらの体を一定の食事に平衡させ、か一つ適応させた 。次いで、KHCO3の投与の開始に先立ち、12日間のコントロール期間(C ONTROL)を続け、直ちに連続して、18日間のにHCO,投与期間、及び KHCOs投与中断後12日間の回復期間を続けた。
第3図は、収縮期の血圧(」一部パネル)及び拡張期の血圧(下部パネル)の変 化を示す。それぞれの人について、全コントロール期間の収縮期血圧の平均値を 2日毎の収縮期の血圧から引き、これにより、研究の全ての日の“コントロール との差”の値を出した。これにはそれぞれのコントロールの日も含んでいる。研 究中毎日、日毎の“コントロールとの差”を、6人のグループ全体について計算 し、これを縦方向のバーとして図面中に記入した。
ゼロラインよりも下にある垂直のバーは、平均コントロール値と関連して、収縮 期血圧の低下を示しており、ゼロラインよりも上にある垂直のバーは、コントロ ール値と関連して、収縮期血圧の上昇を示している。同じ手順を拡張期の血圧に ついても用いた。
KHCO,の投与により、収縮期及び拡張期双方の血圧に迅速かつ持続的な低下 が起きた。KHCOsの中断後、血圧は徐々にコントロールに戻った。
この実験から得られた結果は、KHCO3が正常血圧の閉経後の女性の血圧を低 下させることを示している。
これまでの記述より、本発明が、人の高血圧症を効果的に改善/防止する方法を 提供するものであることが認められるであろう。
というのは、重炭酸カリウムのような多くの非ハロゲン化物のカリウム塩は、自 然に存在しかつ容易に入手でき、高血圧症に純粋に栄養的なアプローチができる 食事補充物又は他の手段として使用でき、それにより従来の医薬としての介在物 の不利益を避けることができるからである。
本発明を、明確にし、理解させる目的で、図示及び実施例により詳細に記述した が、ある種の変形及び改良が、添付した請求の範囲内においで行えることは、明 らかであろう。
正常血圧の閉経後の女性 日数 FIG、J。
国際調査報告 1貫の続き ■Int、C1,’ 識別記号 庁内整理番号)発 明 者 セバスチャン ア ントニー アメリカ合衆国 力タレッグス コート 特表千4−501419 (7) 7リフオルニア州94131 ザンフランシスコ・ 40

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.人の高血圧症を治療する方法であって、治療に有効な量の、非ハロゲンの陰 イオンの医薬として許容できるカリウム塩の組成物を投与することを含む、前記 方法。
  2. 2.前記カリウム塩を用いて、高血圧症に罹っている人又は高血圧症を発病し易 い正常血圧の人を治療することを含む、請求の範囲第1項記載の人の高血圧症を 治療する方法。
  3. 3.前記カリウム塩が、重炭酸カリウム、リン酸カリウム、グルコン酸カリウム 及びクエン酸カリウムからなる群より選ばれる、請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.前記塩が重炭酸カリウムである、請求の範囲第3項記載の方法。
  5. 5.前記カリウム塩を食事補充物として投与する、請求の範囲第3項記載の方法 。
  6. 6.治療に有効な量の、重炭酸カリウムの組成物を投与することを含む、人の高 血圧症を治療する方法。
  7. 7.前記重炭酸カリウムの組成物を用いて、高血圧症に罹っている人又は高血圧 症を発病し易い正常血圧の人を治療する、請求の範囲第6項記載の人の高血圧症 を治療する方法。
  8. 8.重炭酸カリウムを経口投与する、請求の範囲第6項記載の方法。
  9. 9.前記重炭酸カリウムを食事補充物として投与する、請求の範囲第8項記載の 方法。
  10. 10.重炭酸カリウムを約50〜200ミリモル/体重70kg/24時間とな るよう投与する請求の範囲第6項記載の方法。
  11. 11.前記組成物が医薬として許容できる担体を含む、請求の範囲第6項記載の 方法。
  12. 12.高血圧症を発病し易い正常血圧の人の高血圧症の発生を防止する方法であ って、前記人に、その動脈の血圧を低下させるのに十分な量の重炭酸カリウム及 びリン酸カリウムからなる群より選ばれる非ハロゲン化物のカリウム塩を投与す ることを含む前記方法。
  13. 13.非ハロゲン化物のカリウム塩を用いて治療することができる高血圧症を発 病し易い人に、又はその高血圧症に罹っている人を診断する方法であって、前記 人の血圧を測定してその第1の値を得ること、非ハロゲン化物のカリウム塩を前 記人に投与すること、その血圧を測定して第2の血圧を得ること、及び第1の血 圧と第2の血圧を比較し、かつそれにより前記人を診断することを含む、前記方 法。
  14. 14.前記非ハロゲン化物のカリウム塩を、測定可能な血圧低下を誘導するのに 十分な量、及び時間をかけて、非ハロゲン化物のカリウム塩の治療及び予防に応 答する人に投与する、請求の範囲第13項記載の方法。
  15. 15.前記人に投与された非ハロゲン化物のカリウム塩が、重炭酸カリウムであ る、請求の範囲第14項記載の方法。
  16. 16.前記人に投与された非ハロゲン化物のカリウム塩が、リン酸カリウムであ る、請求の範囲第14項記載の方法。
  17. 17.非ハロゲン化物のカリウム塩、及び高血圧症に罹っている人又は正常血圧 の人が高血圧症の治療をするために前記塩を使用することについての指示書きを 有する容器。
  18. 18.前記指示書きが、前記容器上に印刷されている、請求の範囲第17項記載 の容器。
  19. 19.前記塩が重炭酸カリウムである、請求の範囲第17項記載の容器。
  20. 20.前記塩がリン酸カリウムである、請求の範囲第17項記載の容器。
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