JPH04501061A - 抗イディオタイプ抗体による抗腫瘍応答の誘導 - Google Patents

抗イディオタイプ抗体による抗腫瘍応答の誘導

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗イデイオタイプ抗体による抗腫瘍応答の誘導発明の分野 本発明は、一般に、選択的にガンを処置するための新規免疫原性組成物および方 法に関し、より詳しくは、免疫処置された患者において抗腫瘍応答を刺激するこ とができるヒト抗イデイオタイプモノクローナル抗体の生産に関する。
発明の背景 1970年代の後半におけるハイブリドーマ技術の導入の結果として、大半がマ ウス起源のモノクローナル抗体が様々なタイプのヒトのガンに対して作製された 。異種モノクローナル抗体によりUg識される腫瘍マーカーのほとんどは厳密に は腫瘍特異的でないが、腫瘍並びに成る種の正常および/または胎児組織が共有 しており、従って腫瘍関連抗原と呼称される。
異種抗体により同定された腫瘍関連抗原がガン患者において抗腫瘍応答を惹起せ しめることができるかどうか、そしてそのような抗原がガン患者における自己腫 瘍に対する免疫応答に関係するかどうかは、なお決定すべきである。腫瘍の成長 および散布は、腫瘍関連抗原が認識を免れるかまたはいずれかの抗腫瘍応答が抑 制されるかによる、免疫応答の欠損のためであるかもしれないと広く考えられて いる。従って、免疫原性を作ることができる抗原は、治療的またはおそらく予防 的恩恵のために抗腫瘍免疫を誘導するのにもしかすると有用であるかもしれない 。
そのような腫瘍関連抗原に対する免疫応答を操作することに向けられた1つのア プローチは、イディオタイプ相互作用に基づくものである。免疫グロブリン分子 の抗原結合部位(パラトープ)中および周辺のユニークな抗原決定基はイディオ トープとして知られており、そして与えられた抗体の可変領域上に存在する全イ ディオトーブの合計がそれのイディオタイプと呼称される。着目の抗原のエピト ープを結合する一次抗体の注入が抗イデイオタイプ抗体の生産を誘導し得るので 、イディオタイプは血清学的に定義される。
−次抗体が向けられる抗原により一次抗体と抗イデイオタイプ抗体との結合が阻 害される時、そのイディオタイプは結合部位に関連すると考えられる。本質的に 、抗イデイオタイプ抗体は一次抗体のバラトープ関連イディオトープを認識する 。抗イデイオタイプ抗体と抗原の両者が一次抗体を認識するので、抗イデイオタ イプ抗体と抗原は、いわゆるエピトープの「内部像(internal io+ age)Jを表わす同様な三次元コンホメーションを共有するだろう。−次抗体 と抗原により阻害されない別の抗イデイオタイプ抗体との間の反応が存在するこ とがあり、これはバラトープ結合部位から空間的に離れているがまだ免疫応答を 調節することができる一次抗体のイディオトーブが関与するだろう。
腫瘍抗原の内部像として働く抗イデイオタイプ抗体は、腫瘍抗原に対する初めの 応答を感作するために用いることができる。異なる分子環境中の抗原エピトープ の像を提供することにより、そうでなければ静止していたであろう応答を活性化 することができる。N15onoffおよびLamoyj、 Cl1n、Imm unol。
Immunopathol、 (1981) 21 : 397 。即ち、抗イ デイオタイプ抗体が抗原のコンホメーション鏡像を表わす時、それを名目の抗原 の代わりに用いて一次抗原様応答を惹起せしめることができる。その上、抗原を 模倣した抗イデイオタイプ抗体は、通常は抑制されている応答のアップレギュレ ーションにより、前から存在するいずれかの抗腫瘍レパートリ−を選択または拡 大することができる。はとんどの天然に存在する抗イデイオタイプ集団は少数の 内部像抗イデイオタイプしか含まないが、異種抗イデイオタイプ抗体は内部像免 疫原としてより頻繁に成功している。同文献。
抗原の内部像を所有しない抗イデイオタイプ抗体も、調節イディオタイプネット ワークに影響を及ぼすことにより抗腫瘍応答を誘導することができる。Bona 、 1984. Idiotypy inBiology and Medic ine、Kohlerら編、Academic Press、 29−42頁参 照。フレームワーク関連イディオトープまたは調節イディオトープに対する抗体 は、腫瘍抗原に対する特異性を有するTおよび/またはB細胞クローンを選択ま たは増幅する・ことができる。しかしながら、成る証拠は、このグループの抗イ デイオタイプ抗体は体液性応答を感作することができるが名目の抗原による更な るチャレンジなしでB細胞の成熟を引き起こすことはできないことを示唆してお りCHeymanら、呼び起こすためには内部像抗イデイオタイプ抗体との組合 せが必要かもしれない。
抗イデイオタイプ操作により誘導される抗腫瘍応答は、マれるところによれば、 異種抗イデイオタイプ抗体の注入が腫瘍成長の抑制に至る抗腫瘍応答を誘導した [ Kennedyら、J。
BxplMed、 (1985) 161 : 1432 ; Raychau dhuriら、J、 Immunol。
(1987) 139 : 271 ]。しかしながら、最近の証拠は、腫瘍免 疫の誘導において抗イデイオタイプ抗体とTヘルパー細胞上の成る種の非限定エ ピトープの存在が重要であり、そして異なる抗イデイオタイプは腫瘍成長におい て異なる効果を有し得ることを示している[Raychaudhuriら、J、  Immunol、 (1987)139 : 3902]。
791T肉腫細胞系において最初に同定された72キロダルトンの分子量の糖タ ンパク質抗原(gp72)は、結腸直腸ガン、卵巣ガン、前原性肉腫および他の 悪性に関連づけられている(Priceら、Br1t、 J、 Cancer  (1984) 49 : 809 ; Campbel 1ら、Int、 J、  Can℃er (1984) 34 : 31 ; Powellら、Ame r、J、 0bstet。
Gynecol、 (1987) 157 : 28] 、 マウスモノクロー ナル抗体791T/36はgp72抗原の決定基と反応する。 Bmbleto nら、Br、J。
Cancer (1981) 43 : 582 。このモノクローナル抗体は 、腫瘍のイムノシンチグラフィーにおける使用のために画像診断剤に結合されて おり、そして細胞毒、例えばリシンA鎮、ダウノマイシンおよびメトトレキセー トに結合され、標的用分子として使用されている。モノクローナル抗体791T /36またはりシンA鎮−79lT/36免疫接合体を与えられた患者は、抗イ デイオタイプ抗体を生成することが示されている。Roweら、免疫応答を操作 するための抗イデイオタイプ抗体の使用は、ガン療法への可能性ある新規アプロ ーチである。しかしながら、抗イデイオタイプポリクローナルおよびモノクロー ナル抗体の大部分は、ヒト以外の動物において生産されている。
それらの抗体は、ヒトにおける腫瘍の処置にとって主な不利益を有する。抗腫瘍 応答を誘導するのに必要とされ得る異種免疫グロブリン分子の連続暴露は、抗イ ソタイプ抗体の生産および抗イデイオタイプの迅速な排除をもたらし得る。
それらの難点を克服する1つの可能な方法は、好ましくはモノクローナルのヒト 抗イデイオタイプ抗体の投与によるものである。しかしながら、異種抗体で被覆 されないヒト腫瘍関連抗原がヒトにおいて抗腫瘍応答を引き出すことができるこ とは少しも明らかでない。更に、gP72分子の特定の抗原エピトープの内部像 であるヒト抗体の存在は未知である。本発明のヒト抗イデイオタイプモノクロー ナル抗体の発見は、驚くべきことにそれらの課題の幾つかを解決しそして他の関 連する要求を満たす。
発明の要約 イオタイブである新規ヒトモノクローナル抗体の発見に関する。gJ)72抗原 は、結腸直腸ガン、卵巣ガンおよび前原性肉腫を含む様々な腫瘍上に見つけるこ とができる。−態様において、本発明のヒト抗イデイオタイプ抗体はgp72に 対する一次抗体と複合体形成し、そして該抗原への前、記抗体の結合を阻止する ことができる。105AD?抗体により例示され半≠るヒト抗イデイオタイプは 、gp72抗原のエピトープまたは他の決定基の内部像であることができる。「 内部像(internal image)Jとは、抗原のエピトープヒコンホメ ーション的に類似しているかまたは模倣しているイディオトーブを所有する抗体 を意味する。
別の態様において、本発明はgp72抗原を所有する腫瘍を有する哺乳動物を処 置する上で有用な方法および組成物に関する。gp72に特異的に結合する一次 抗体の抗イデイオタイプであるヒトモノクローナル抗体ま゛たはそれのイディオ トーブ領域の免疫学的または療法的有効量が該組成物に使用され、そして病的宿 主に投与される。抗イデイオタイプ抗体は、gp72抗原に対して保護的な宿主 免疫応答を引き出すことができ、この応答はgp72マーカーを担持している腫 瘍細胞を抑制または死滅させ、それによって前記抗原を所有する腫瘍細胞によっ て引き起こされる病気を改善するかまたは除去する。この免疫応答は、血清補体 を活性化しそして/または抗体依存性細胞障害作用を媒介する体液性抗体応答の 形をとることができる。宿主応答は、腫瘍抗原特異的抑制または拒絶の触発また は拡大を直接的または間接的に媒介することができる、例えばTヘルパー細胞、 Tサプレッサー細胞または細胞障害T細胞の形で細胞性免疫を伴うこともある。
ヒト抗イデイオタイプ組成物の投与および有効性を促進するために、製剤中に医 薬上許容される担体およびアジュバントを含めることができる。
特定の実施態様の記載 本発明によれば、ヒトモノクローナル抗体を生産することができる新規不死化細 胞、およびそのような抗体を含んで成る組成物が提供され、ここで前記ヒトモノ クローナル抗体は、腫瘍関連gp72抗原に選択的に結合する抗体の抗イデイオ タイプである。gP72抗原を所有する腫瘍細胞を含む宿主への抗イデイオタイ プ抗体の投与は、腫瘍細胞を抑制または死滅させる保護的免疫応答をもたらす。
本発明の抗イデイオタイプヒトモノクローナル抗体は、gP72抗原決定基また はそれのエピトープに選択的に結合する抗体のイディオトープに特異的な抗体ま たはそれのイデイオトープ領域をコードする核酸配列を不死化することにより調 製することができる。不死化過程は、ハイブリドーマ融合技術、ヒト抗体産生リ ンパ球のウィルス形質転換、または細胞融合とウィルス形質転換方法論とを組合 せた技術により、行うことができる。
本発明の一態様によれば、エプスタインーバーウイルス(EBV)形質転換とハ イブリドーマ融合技術との組合せ、例えばKozborら、Proc、 Nat l、 Acad、 Sci、 (1982) ?9 : 6651 (これは参 考として本明細書中に組み込まれる)に記載の方法を使って、ヒトモノクローナ ル抗イデイオタイプ抗体が調製される。
例えば、抗イデイオタイプ(Ab2)を作製しようとする一次(イディオタイプ )抗体(Abl)で免疫処置されたヒトから得られた刺激されたB細胞を、マウ ス/ヒトへテロハイブリッド融合相手と融合せしめることにより、ハイブリドー マを作製することができる。様々なそういった融合相手が記載されこれらは参考 として本明細書中に組み込まれる。マウス/ヒト融合相手は、EBVにより形質 転換または刺激されたヒトリンパ球を、例えばポリエチレングリコールの存在下 で、容易に入手可能なマウスミエローマ系、例えばN5−1またはP3N5−1 と融合せしめることにより、作製することができる。
ハイブリッドは適当な薬剤で標識されるべきであり、標識は増加していく濃度の 所望の薬剤、例えば6−チオグアニン、ウアバインまたはネオマイシン中でハイ ブリッドを培養することにより達成され得る。
本発明の別の態様によれば、着目のヒト抗イデイオタイプ抗体を生産する細胞の 不死化は、EBV形質転換技術を使って行うことができる。例えば、抗イデイオ タイプ抗体で免疫処置された患者の末梢血、骨髄、リンパ節、扁桃腺から誘導し たB ’Jンバ球を、米国特許第4.464.465号およびChanら、■を 使って不死化する。
着目の抗イデイオタイプ抗体を分泌するハイブリドーマまたはリンパ芽球様細胞 は、gp72に特異的な抗体、好ましくは患者を免疫処置するのに用いたgp7 2に対する抗体について培養上清をスクリーニングすることにより、同定するこ とができる。所望の活性を有するウェルの細胞を常法に従ってクローニングおよ びサブクローニングし、そして着目のヒトモノクローナル抗体を生産する安定な 不死化細胞系が同定されるまでモニタリングする。こうして生産されるモノクロ ーナル抗体はIgG、 IgM、 IgAまたはIgDイソタイプのものである ことができ、そして更にIgGのサブクラス、例えばIgG+、IgGs。
IgGsまたはIgLのいずれかであることもできる。モノクローナル抗体とは 、異なる特異性のモノクローナル抗体を生産する細胞から離れたクローン連続細 胞系により生産される抗体を意味する。そのような抗体は、他の抗体から孤立し て生産され、従ってヒト血清中に通常に存在するよりも高い濃度で実質上純粋な 形で生産される。
本発明の細胞系を別の細胞と融合させてハイブリドーマまたはヘテロハイブリド ーマを作製することができ、ヒトモノクローナル抗体をコードする遺伝子の運搬 に備えることができる。あるいは、組換え技術を用いて、gp72エピトープの 内部像であるイディオトーブを含む免疫グロブリンまたはその領域をコードする DNAを単離しそして特異抗体産生のための種々の宿主に運搬することができる 。例えば、EP173.494およびBP239.440を参照のこと(これは 参考として本明細書中に組み込まれる)。本発明の抗イデイオタイプヒトモノク ローナル抗体は、所望の免疫原的または療法的応答を惹起せしめるヒト免疫グロ ブリンの可変領域のイデイオトープ領域を包含するつもりである。
例えば、着目のヒト抗イデイオタイプ免疫グロブリン分子のフレームワークもし くはパラトープ関連イデイオトープまたはイディオタイプ領域をコードするDN Aは、可変領域の部分として、または着目の特定領域が一度同定されそして配列 決定されてしまえば別々に、クローニングすることができる。該領域は宿主中で の発現のためのベクター中にクローニングすることができる。例えば、着目のイ デイオトープ領域とワタシニアウイルス遺伝子をコードする構成物を調製し、そ して組換えワタシニアウイルスを用いて、gP72エピトープを模倣しているか またはそうでなければgp72所有腫瘍に対する免疫応答を制御するかまたはそ のような腫瘍の形成を防ぐイディオタイプ領域に対して患者を免疫処置すること ができる。米国特許第4.722.848号を参照のこと (これは参考として 本明細書中に組み込まれる)。
組換えDNA技術を使って「クラススイッチ」を容易に達成することができ、そ れによって着目の免疫グロブリン分子のイソタイプを決定する定常領域をコード する遺伝子を異なるイソタイプまたは成るイソタイプの異なるサブクラスをコー ドする遺伝子により置換または変更することができる。クラススイッチされた免 疫グロブリンは、当業者に周知の方法を使って自然スイッチを行った細胞を選択 することにより単離することもできる。
本発明の実例として、抗体105AD7は実施例1に記載のマウス/ヒトヘテロ ハイブリドーマにより生産される。105AD7ヒト抗体はIgG+イソタイプ であり、マウスモノクローナル抗体791T/36と特異的に結合する。105 AD7抗体は、gP72への791T/36の結合が阻止されるような形式で7 91T/36に結合し、モしてgp72抗原のエピトープの内部像を表わすこと ができる。
「阻止される」とは、精製gp72またはgp72抗原を所有する細胞への79 1T/36の結合を測定するアッセイにおいて、105AD7と791T/36 とのブレインキュベーションがgp72を結合する791T/36のその後の能 力を低下させることを意味する。
本発明の範囲内に含まれるのは105AD7に類似したヒトモノクローナル抗体 であり、異なるイソタイプ、親和性および生物学的機能のものを包含する。本発 明の抗体の特定例である105AD7は、特定の抗−gp72マウスモノクロー ナル抗体791T/36のイディオトーブに結合するが、これは限定であるとい う意味ではない。791T/36上の別のイディオタイプ部位に結合するヒトモ ノクローナル抗体またはgp72に特異的な別の抗体が本発明により期待される 。そのような抗体は、本明細書中に含まれる技術に基づき容易に生産されそして 同定され得る。
その上、gP72抗原のエピトープの内部像を表わすヒト抗イデイオタイプモノ クローナル抗体を用いて、別のヒト抗−抗イディオタイブモノクローナル抗体を 作製することができ、この抗体はgp72抗原を結合し、療法上有用であろう。
本発明のヒトモノクローナル抗体は、そのままでまたは免疫原性断片、例えばP v、 PabまたはF (ab’ ) 2断片として用いることができるが、通 常はそのまま用いられる。断片は、常用技術、例えばペプシンもしくはパパイン を使った抗体のタンパク質分解消化により、または所望の断片をコードするDN Aをクローニングしそして種々の宿主中で発現させる組換え技術により、抗体か ら調製することができる。
本発明のヒト抗−抗gp72モノクローナル抗体は、免疫原的および療法的有効 量の少なくとも1種の本発明のモノクローナル抗体を含有する組成物において特 定の用途を見出す。免疫原的および療法的有効量は、免疫処置された宿主におけ る体液性および/または細胞性の免疫応答を刺激し、それによって宿主の免疫系 がgp72抗原を有する腫瘍細胞に対して増加された活性を示すような量である 。従って該組成物は、腫瘍細胞が排除されるかまたは部分的に停止されるという 点で、病的宿主において治療または保護効果を有する。
医薬組成物において宿主の免疫応答の刺激を促進するためにアジュバントを用い ることができ、アジュバントとしては水酸化アルミニウム、リゾレシチン、プル ロニックポリオール、ポリアニオン、ペプチド、タンパク質およびオイルエマル ションを挙げることができる。本発明の抗イデイオタイプ抗体は、免疫原性担体 に結合することができまたは架橋することができる。生理的に許容される担体、 例えば塩溶液、無菌水、リン酸塩緩衝化塩溶液等もまた組成物に使用することが できる。患者への供給に適当な他の緩衝剤および分散剤並びに不活性非毒性物質 を医薬組成物に含めることができ、そのようなものは当業者に周知である。投与 溶液は無菌であり、そして通常は粒子物質を含まない。組成物は常用の滅菌技術 により滅菌することができる。製剤中の抗体濃度は広範囲に渡り異なることがで き、即ち約0.01%未満から、通常少なくとも0.5%未満から15〜20重 量%はどまで異なることができ、そして主に液体の体積、粘度、抗原性等に基づ いて、選択された特定の投与形式に従って選択されるだろう。
本発明のヒトモノクローナル抗体および医薬組成物は、特に非経口投与、即ち静 脈内、筋肉内または皮下投与に適当である。組成物は、gp72抗原を所有する 腫瘍を有するかまたは有する疑いがあると診断された患者に投与され、またはそ のような病気にかかりやすい人に予防的に投与してもよい。
r gP72抗原を所有する」とは、自身がg972抗原を発現する腫瘍細胞、 またはgP72抗原が結合もしくは関連するようになった腫瘍細胞を意味する。
gP72抗原は、望ましくは本発明の抗イデイオタイプ抗体または該抗体の投与 に応答する細胞に近づきやすいかまたは近づきやすくすることができる。
該組成物は、免疫応答を刺激しそれによって腫瘍細胞が排除または部分的に抑制 されるのに十分な量で投与される。この使用目的の有効量は、病気の重さと患者 の免疫系の状態に依存するだろうが、通常は体重1キログラム当り約[0,1g 〕〜約〔1■〕の抗体、より普通には1キログラム当り約〔IK〕〜[200g 〕の用量範囲であろう。投与は1回または長期に渡り複数回であることができる 。本発明の物質を重い病気状態、即ち命にかかわるかまたはもしかすると命にか かわる状態において使用する時、外来物質の不存在およびヒト宿主における「外 来物質」拒絶反応の不存在を考慮して治療医により所望されるならば実質的に過 剰量のヒトモノクローナル抗体を投与することができる。本発明の組成物の注入 のための好ましい希釈技術を含む医薬組成物の実際の調製および投与方法は、当 業者に周知であるかまたは明らかであろう。
例えば、Remington’s Pharmaceutical 5cien ce、第16版、Mack Publishing Co、、 Penn、 ( 1982)において詳細に記載されており、これは参考として本明細書中に組み 込まれる。
ヒトモノクローナル抗体は別の抗体、好ましくはヒト抗体と組合せて使用するこ とができ、または別の化学療法薬と共に投与することができる。使用する追加の 抗体がgp72抗原と結合するならば、それらは望ましくは同じく投与される抗 イデイオタイプ抗体を結合しない。成分間の可能な相乗作用を達成するために、 追加の抗体は、同じく投与される本発明の抗イデイオタイプ抗体により引き起こ される免疫応答により認識されないgp72の決定基を結合するだろう。追加の モノクローナル抗体は、本発明の抗体とは別々にまたは一緒に投与することがで き、それら自体を化学療法薬に接合することもできる。例えば、米国特許第4. 590.071号および第4.671.958号(これは参考として本明細書中 に組み込まれる)は、ヒト腫瘍細胞を標的するためのモノクローナル抗体へのり シンA鎖の結合を記載している。
本発明のヒトモノクローナル抗体の有効性は、試験管内または生体内でモニタリ ングすることができる。望ましくは、抗イデイオタイプ抗体は、患者へ投与する と、gp72抗原を担持する細胞に対する免疫応答を惹起および/または調節す るだろう。免疫応答を新たに誘導することができ、または予め感作された細胞を 選択しそして増幅させることもできる。抗腫瘍反応性は体液性および/または細 胞性であることができる。体液性応答は常用のイムノアッセイにより試験管内で モニタリングでき、その場合補体依存性細胞障害および抗体依存性細胞障害(A DCC)アッセイにより該応答の抗腫瘍活性を測定することができる。アッセイ の形式は当業者に周知であり、例えば、tlandbook of Bxper imental Immunology、第2巻、D、 M、 1Ileir編 、第2版、Blackwell 5cientific Publicatio ns。
口xford (1986)に記載されている (これは参考として本明細書中 に組み込まれる)。他のアッセイは、患者または組織中の腫瘍抗原、例えばgp 72のレベルに向けられることがある。
細胞性免疫は、遅延型過敏症反応の発生により生体内でモニタリングすることが でき、または当業者に既知の他の生体内もしくは試験管内手段によりモニタリン グすることができる。
本発明のモノクローナル抗体は、試験管内において広範な用途を見つけることが できる。−例として、抗イデイオタイプ抗体はヒトまたは動物のgP72抗原に 対する免疫応答を分析するために用いることができ、そしてgp72の機能性基 質として働くことができる。モノクローナル抗体は当業者に既知の種々の手段に より標識することができ、ここで標識は、抗イディオタイブ抗体がイディオタイ プの抗分析物抗体により結合する程度をイムノアッセイにおいて測定するための 便利な手段として役立つ。標識は、放射性同位体、酵素発色団、蛍光団、光吸収 性または屈折性粒子、常磁性粒子またはコロイド粒子等であることができる。抗 イデイオタイプ抗体を、抗イデイオタイプ抗体上の非イディオタイプ抗原決定基 に対して向けられた標識抗体、例えば抗イデイオタイプ抗体のFc領域中の決定 基に対して向けられた直接標識された異種抗体、により間接的に標識することも 可能である。抗イデイオタイプ抗体を使用することができるイムノアッセイは多 数あり、例えば米国特許第4.536.479; 3.654.090; 4. 233.402および4、016.043号に記載されている (これらは参考 として本明細書中に組み込まれる)。また、抗イデイオタイプ抗体を使用して宿 主から取り出した細胞を試験管内で刺激し、次いでこれをクローン活性化および /または選択後に宿主に戻すこと次の実施例は例示のために与えられ、限定のた めではない。
融合に適するヒ) B IJンバ球は、結腸直腸ガンの放射線局在定位のために 予め3年間”’ I −79lT/36を与えた個体の末梢血液から得た。患者 はマウス抗体での皮内チャレンジに対して激しい皮膚反応を与え、そして14日 後末梢血液を取り出し、標準分離技術によりリンパ球を分離した。細胞をハンク ス液中で2回洗浄し、10%ウシ胎児血清(FCS)が補足されたダルベツコ改 良イーグル培地(DMEM)中に再懸濁し、そして血球計を使ってカウントした 。約2X10’/−のリンパ球をDMIEM+ 10%FCS中で4日間試験管 内培養し、50ag/mlの濃度のアジュバントペプチド(N−アセチルムラミ ル=L−アラニル−D−イソロイシン)とl n /allの精製791T/3 6抗体で刺激した。
刺激されたB細胞をマウス/ヒトへテロハイブリッド融合相手のEL41と融合 せしめることにより、791T/36に対するヒトモノクローナル抗体を分泌す るハイブリッド細胞を作製した。まず、エプスタイン−バーウィルスで刺激され たヒトリンパ節リンパ球を50%ポリエチレングリコール(PEG)の存在下で マウスミエローマ系P3N51と融合させることによりEL41を作製した。得 られた6つのハイブリッドを、2 pg /meで始まり隔週2z/mi!の増 分でlk/mfまで増加し次に5〜/献の増分で増加する濃度の6−チオグアニ ンの存在下で増殖させた。1つのハイブリッドが30z/mlの濃度の6−チオ グアニンに対して耐性であった。この系と未刺激のヒトリンパ節リンパ球との間 で第二の融合を50%PEG上で行った。30躍/−の6−チオグアニン中で安 定であった融合体からBL41と命名した1つの系を単離した。この系はヒトλ 軽鎮を生産した。
Ga1freら、Nature (1977) 266 : 555の方法に従 って、刺激されたヒト末梢血リンパ球をそれぞれ3:2の比においてEL41細 胞と共に22℃にて1分間50%PEG中に懸濁した。最終ハイブリッド細胞懸 濁液を、10%PCSとHMT(I Xl0−’Mヒポキサンチン、lXl0− ’Mメトトレキセートおよび1.6 X 10−5Mチミジン)を含むDMEM 中に2.25 x 10’細胞/rn1の濃度に希釈した。支持細胞としてラッ ト腹腔浸出細胞を含む2枚の96ウ工ル組織培養プレートに前記混合物を接種し た(200m /ウェル)。2〜3日ごとに各ウェルの容量の50%を除去しそ して新鮮なりMEM−PCS−HMTで置換することにより、培養物に補給を行 った。細胞増殖の徴候についてウェルを倒立顕微鏡で観察した。接種後21日目 に、15個のウェルが増殖している細胞を含むことが観察された。
増殖しているウェルから上清を取り出し、そして後述のELISAを使って抗− 7917/36抗体の存在について予備スクリーニングした。ハイブリッドが7 917/36と反応性であるが別のマウスIgGzaおよびIgG2t、抗体と は反応性でないヒト抗体を分泌する2つのウェルが検出された。しかしながら、 それらの系のうちの一方は、4週間後に抗体産生が止まった。
105Aロアと命名した残りの系を、ELISA法によってアッセイした全ての クローンの上清が791T/36抗原ウエル中で陽性反応を与えるまでDMEM + 10%FC3#よびHMT中に限界希釈することにより、数回のクローニン グにかけた。このクローニング方法は、支持層としてラフ)PECを含む6枚の 96ウエルミクロ培養プレート上に最初のハイブリッド細胞を分配することを含 んだ。生じた派生物からの上清を791T/36に対する活性についてスクリー ニングし、そして陽性ウェルの細胞を2細胞/ウエルにおいて再度クローニング した。単一コロニーを含むウェルを抗体産生について再びスクリーニングし、次 いで2細胞/ウエルにおいて96ウエルミクロ培養プレート中に再度クローニン グした。
C,ヒトモノクローナル抗体105AO7の特徴づけ105AD7ハイブリドー マから得られたモノクローナル抗体105AI]7の反応性をELISA法によ ってアッセイした。96ウエルpvcミクロタイタープレー) (Titert ek Immunoassay plate。
Flow Laboratories)のウェルをマウスモノクローナル抗体( PBS中5 t=t / mj!溶液の501t1/ウェル; 250ng/ウ ェルを与える)でコーティングし、4℃で一晩インキユベートした。
次いでプレートをリン酸塩緩衝化塩溶液(PBS) 10.05%T%ilee n20(Sigma)中で洗浄し、PBS/ 1%ウシ血清アルブミン(BSA )の溶液2001r1/ウエルでブロックし、そして室温で2時間インキュベー トした。プレートを逆さにして「払い落とす」ことにより、ブロッキング溶液を 除去した。テストしようとするウェルからの培養上清25d /ウェルを複製ウ ェルに添加し、室温で30分間インキュベートした。プレートをPBSlo、  05%’[’ween 20で5回洗浄し、そして各ウェルに504のヤギ抗− ヒト1gG(r鎮特異的)またはrgM(μ鎖特異的)−アルカリホスファター ゼ接合体(PBS/ 1%BSA中1 : 1000希釈)を添加した。室温で 30分間のインキュベーション期間後、ウェルを再びPBSlo、 05%Tw een 20で5回洗浄し、次いで150Iの基質〔p−ニトロフェニルホスフ ェート二ナトリウム塩<S igma) ;0.001M MgC1mとO,O OIM ZnCIl 、を含む0.1Mグリシン緩衝液(pH10,4)中1■ /HIl〕を各ウェルに添加し、遮光下で22℃にて30分間プレートをインキ ュベートし、そしてTitertekMultiskanリーダー(Plow  Laboratories、 Ltd、)を使って405naでの吸光度を測定 した。
表1に示すように、ヒトモノクローナル抗体105AD7は、マウスモノクロー ナル抗体791T/36と特異的に反応した。
105AD7抗体は、クローン選択を使って予め得られた?91T/36のIg Gzaクラススイッチ変異体よりもIgGzb形の791T/36と高い反応性 を示した。105AD7抗体は、gp72抗原以外の抗原に特異的な種々のマウ スモノクローナル抗体への有意な結合を示さなかった。他の抗体として、2つの IgGibイソタイプ、5つのIgG+イソタイプ、2つのIgGx−、IgG zb ミエローマタンパク質および1つのIgM抗体を挙げた。
表1 BLISAを使った種々のマウスモノクローナル抗体に対するヒトモノクローナ ル抗体105Aロアの反応性791T/36 gp72 IgG、、 1.20 2 −79lT/36’ gp72 1gG2. 0.513 −ミエローマ  IgGzb O,151−表 1(続き) C365CEA’ IgG、 0.239 1.656C198CBA/NCA ’ tgGI 0.107 0.756C161C1l!A/NCA IgG、  0.169 0.904B14B8 CEA/NCA IgG、 0.15g  0.699C24CBA/NCA tgGI 0.173 1.769C22 8CRA IgG*a o、 131 1.415C337CBA IgG、− 0,0871,079ミエローマ −1gG5− 0.114 −a PVCプ レートへのマウス抗体の結合を証明するために抗マウス接合体を使った。
b 791T/360クラススイッチ変異体。
Cガン胎児抗原。
d 通常の交差反応性抗原。
e 上皮膜抗原。
D、 105Aロアの特異性分析 画像診断研究のために放射能標識マウスモノクローナル抗体791T/36を与 えられた患者の血清中の抗イデイオタイプ抗体を、標的791T肉腫細胞とフル オレセインインチオシアネート(FITC)標1!791T/36との結合の阻 害を測定するフローサイへの7917/36の結合を阻害する能力についてヒト モノクローナル抗体105AD7をテストした。
Roeら、Mo1.Immunol、 (1985) 22 : 11の方法を 使って、マウスモノクローナル抗体791T/36をFITCで標識した。2% PCSを含むDMEM中に100r?接合体/ Looi11培地において懸濁 された791T/36− FITC接合体を、ヒトモノクローナル抗体105A D7の種々の希釈液(DMEM/ 2%FCS中のハイブリドーマ培養上清また は精製抗体200m >と共に4℃で30分間インキュベートした。gP72抗 原を発現する標的791T細胞を10’細胞/100100dD+2%FCSの 濃度においてモノクローナル抗体混合物に添加し、そして4℃で更に30分間イ ンキュベートした。
蛍光強度により表示される標的791T細胞へのFITC4”Rkマウス抗体の 結合は、蛍光標示式細胞分取器PAC3rVを使って測定した。
PAC3阻害アッセイの結果は、ヒトモノクローナル抗体105AD7が標的7 91T細胞への?91T/36− FITCの結合を完全に阻止することを示し た。791T/36 IgGzbおよび791T/36 IgG2aクラススイ ッチ変異体の完全阻害は1:1および1:5の105AD7培養上清希釈液を使 って得られ、一方?91T/36− FITC(100ng)の50%阻害は約 40ngの精製105AD7で観察された。結果を図1に示す。
抗−CE、Aマウスモノクローナル抗体228(1gG2− )を使って、79 1T/36に対する105AD7の阻害の特異性を確かめた。
FITC標識228を105AD?と共にブレインキュベートし、モしてCEA 標的との結合をPAC3によりアッセイした。標的CEAへの228の結合の阻 害は全く観察されなかった。
791T/36結合の105Aロア媒介阻害の特異性を、胃ガンMKN45細胞 を使って更に明らかにした。それらの細胞はCEAとgP72抗原の両方を発現 する。105AD7は1:1および1:5の希釈度においてMKN45細胞への 791T/36−FITCのIgG2a変異体の結合を効果的に阻害したが、C EA抗原への228−PITCの結合を阻害しなかった。
こうしてヒトモノクローナル抗体105AロアはgP72の内部像を表すことが できる。105AD70強力な阻止活性は、それが791T736のバラトープ の内部または非常に近位に結合することをヒトモノクローナル抗体105AD7 でのラットおよびウサギの免疫処置は、105AD7に対する免疫応答をもたら した。4匹のWistarラットをフロイント完全アジュバント(FCA)中の 115埒の105AD7で腹腔内に免疫処置し、そして2週間後、フロイント完 全アジュバント中の115Rで追加免疫した。免疫処置前並びに第1回注射の1 .2.3および4週間後に血清を採取し、そしてELISAおよびFAC3阻害 によりアッセイした。4羽のニューシーラント白ウサギもFCA中の150Rの 105AD7で筋肉内に免疫処置し、免疫応答についてモニタリングした。
105AD7での免疫処置前に得られたラットの血清は、ELISAにおいて1 05AD7抗体泰のgp72抗原を有する肉腫791丁細胞とも反応しなかった 。f!LISAは、本質的には実施例1に記載されたようにして実施したが、た だし0.05%グルタルアルデヒドを用いて22℃にて10分間791T細胞を プレートに固定した。しかしながら、105AD7での免疫処置後、図2に示さ れるように、1〜4週間後の血清は105AD7免疫グロブリンと791T細胞 の両者と反応した。
FAC3分析は、免疫処置ラットからの血清の抗−79lT反応性を測定するた めの間接結合アッセイを伴った。略述すれば、100Iの免疫血清または対照血 清を2×10s個の791T細胞または結腸ガンC170細胞と共に4℃にて2 5分間インキュベートした(CI70細胞もgp72抗原を発現する)。細胞を 洗浄し、ヤギ抗−ラットIgG −FITC接合体と共に4℃で25分間インキ ュベートし、洗浄し、再懸濁し、そして細胞分取器中で分析した。結果(表2) は、ラット抗−1O5AD7血清が791TとC170細胞の両方に結合し、一 方非免疫血清は結合しなかったことを示した。ツウスフ91T/36抗体は79 1T細胞に強力に結合し、そしてC170細胞には幾分弱く結合した。
表2 105A[17で免疫処置されたラットの血清の抗791T反応性のFAC3分 析 a 免疫前 b 免疫後4週間目 実施例3 105AD7での免疫処置により誘導される抗腫瘍細胞活性の特徴づけ 105A[17により誘導される体液性免疫は、補体または抗体依存性細胞障害 作用ccnccまたはADCC)を活性化することにより、gp72抗原を所有 する腫瘍に対する活性を媒介し得る。例えば、袖体を固定する105八D7免疫 処置後に生産される抗体は、補体により媒介される膜障害または食作用に対する 感受性の増加によって、gp72抗原を発現している腫瘍細胞を除去することが できる。
ADCCは、gp72所有細胞の選択的致死により特徴付けられ、「非免疫」リ ンパ球がエフェクター細胞の源である。例えばBraggemannら1.J、 Exp、Med、 (1987) 106 : 1351 (これは参考として 本明細書中に組み込まれる)により記載されているように、S I Cr−放出 試験を用いて標的腫瘍細胞のADCCを検出している。略述すれば、モノクロー ナル抗体X05AD7で免疫処置されていない患者または健康な動物(並びに対 照として免疫処置された動物または患者)から末梢血リンパ球を得、エフェクタ ー細胞を提供する。gp72抗原を所有する標的細胞、例えば791T肉腫細胞 を”Crと共に37℃で1時間インキュベートすることにより標識し、その後細 胞を洗浄し、培地中に再懸濁する。標識細胞を2XIO’細胞/ウエルにおいて ミクロ培養プレートに接種する。次に105AD7で免疫処置された動物または 患者からの免疫血清をウェルに添加し、次いで6X10Sリンパ球/ウェルを添 加する。混合物を4時間インキュベー1− L、た後、手短かにプレートを遠心 し、上清試料中の放射能をカウント[5、それによって細胞障害率を決定する。
S I Cr−放出アッセイは、補体の入手源として非免疫血清の存在下でgp 72所有細胞を殺す(CIICC)、105AD7で免疫処置された動物または 患者の血清中の抗体の能力をテストするためにも用いることができる。それは、 エフェクター細胞の懸濁液の代わりに未希釈で未加熱の血清をミクロデストウエ ルに添加することを除き、ADCCについてのアッセイと同様にして行われる。
gp72抗原に対するヒト抗イデイオタイプ抗体での免疫処置に応答した細胞性 免疫の誘導は、gp72抗原を所有する腫瘍の拒絶において重要となり得るので モニタリングされる。Leeら、Proc、Natl、Aead、Sci、US A (1985) 82 : 6286 (これは参考として本明細書中に組み 込まれる)の方法を用いることができる。略述すれば、gp’i’2抗原に対す るヒト抗イデイオタイプ抗体、例えば105AD7、で免疫処置された動物また は患者を、活性なまたはヒトの場合には不活性化されたgp72抗原所有腫瘍細 胞の接種材料でチャレンジする。チャレンジ接種材料を肉鉦または他の皮肉注射 として与え、そして肉赴または皮膚の腫大を測定することにより、CMiの指標 として遅延型過敏症(DT)I)を測定する。Leeら、前掲に記載の白血球粘 着阻害試験をDTHアッセイの試験管内相関物として用いることができる。
上記のことから、本発明の細胞系が、様々な腫瘍と関連があるgp72抗原に対 する免疫応答を生じさせることができるヒト抗イデイオタイプモノクローナル抗 体の組成物を提供することは明白であろう。これは、そのような抗原を所有する 腫瘍に対する治療および予防組成物をより容易に開発することを可能にする。加 え゛C該細胞系は、試験管内用途、画像診断および他の周知の方法において用い られる抗体を提供する。
本発明を今まで明確化および理解のために説明および実施例によって幾らか詳細 に記載しできたが、添付の請求の範囲内において幾つかの変更および改良をなし 得ることは明らかであろう。
国際調査報告

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.腫瘍関連gp72抗原のエピトープに結合する抗体の抗イディオタイプであ るヒトモノクローナル抗体またはそれのイディオタイプ領域を生産する不死化細 胞系。
  2. 2.105AD7と命名された ATCC NO HB9857 を有する請求 項1に記載の細胞系。
  3. 3.腫瘍関連gp72抗原のエピトープに結合する一次抗体の抗イディオタイプ であるヒトモノクローナル抗体またはそれのイディオタイプ領域。
  4. 4.gp72抗原への一次抗体の結合を阻止する、請求項3のヒトモノクローナ ル抗体。
  5. 5.gp72抗原のエピトープの内部像であるイデイオトープを有する、請求項 4のヒトモノクローナル抗体。
  6. 6.gp72抗原のエピトープの内部像であるイデイオトープを有する、請求項 3のヒトモノクローナル抗体。
  7. 7.105AD7と命名された請求項3のヒトモノクローナル抗体。
  8. 8.gp72腫瘍関連抗原を所有する腫瘍を含む患者を処置する際に有用な組成 物であって、gp72抗原のエピトープに結合する一次抗体の抗イディオタイプ でありそしてgp72抗原に対する免疫応答を引き出すことができるヒトモノク ローナル抗体またはそれのイディオタイプ領域の療法量を含んで成る組成物。
  9. 9.前記ヒト抗イディオタイプ抗体がgp72抗原への一次抗体の結合を阻止す る、請求項8に記載の組成物。
  10. 10.前記ヒト抗イディオタイプ抗体が105AD7である、請求項9に記載の 組成物。
  11. 11.前記一次抗体が791T/36である、請求項9に記載の組成物。
  12. 12.前記ヒト抗イディオタイプ抗体が前記gp72抗原のエピトープの内部像 であるイディオトープを有する、請求項8に記載の組成物。
  13. 13.医薬上許容されるアジュバントを更に含んで成る、請求項8に記載の組成 物。
  14. 14.医薬上許容される担体を更に含んで成る、請求項8に記載の組成物。
  15. 15.gp72抗原に結合するが前記ヒト抗イディオタイプ抗体により阻止され ないモノクローナル抗体を更に含んで成る、請求項8に記載の組成物。
  16. 16.gp72腫瘍関連抗原を所有する腫瘍細胞を有する患者を処置する方法で あって、前記gp72抗原のエピトープに結合する一次抗体の抗イディオタイプ であるヒトモノクローナル抗体またはそれのイディオトープ領域の組成物の療法 量を宿主に投与することを含んで成り、前記gp72抗原に対する免疫応答が引 き出されそして腫瘍細胞が抑制されることを特徴とする方法。
  17. 17.前記ヒト抗イディオタイプ抗体が一次抗体に結合しそしてgp72抗原へ の一次抗体の結合を阻止する、請求項16に記載の方法。
  18. 18.引き出された免疫応答が、腫瘍細胞に関連するgp72抗原と複合体形成 することによって血清補体を活性化するかまたは抗体依存性細胞障害作用を媒介 する、請求項16に記載の方法。
  19. 19.前記免疫応答が細胞性免疫を含んで成るも、請求項16に記載の方法。
  20. 20.前記ヒト抗イディオタイプモノクローナル抗体が105AD7を含んで成 る、請求項16に記載の方法。
  21. 21.前記組成物が医薬上許容されるアジュバントおよび担体を含んで成る、請 求項16に記載の方法。
  22. 22.前記一次抗体が791T/36である、請求項16に記載の方法。
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