JPH0450081Y2 - - Google Patents

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JPH0450081Y2
JPH0450081Y2 JP1989032752U JP3275289U JPH0450081Y2 JP H0450081 Y2 JPH0450081 Y2 JP H0450081Y2 JP 1989032752 U JP1989032752 U JP 1989032752U JP 3275289 U JP3275289 U JP 3275289U JP H0450081 Y2 JPH0450081 Y2 JP H0450081Y2
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JP
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side plate
formwork
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side plates
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JP1989032752U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、コンクリートブロツク成形用の型枠
に関するもので、側板を外側に平行移動して開閉
するのに好適な側板の支持構造及びその支持構造
を備えた型枠に関するものである。
《従来構造》 従来から知られている平行移動型の側板の支持
構造は、第6図に示すように、型枠の架台16を
側方へ伸ばしてその上にレール17を設置し、側
板6に外側に突出した支持桁5を固設し、この支
持桁5に間隔を隔てて2個の移動車輪18を設け
て架台16のレール17上を移動させるというも
のであつた。このような側板の支持構造を備えた
型枠では、レール17の強度を保持するために、
型枠の底板2を支持する基枠1の更にその下にレ
ール17を支持する架台16付設するという構造
としていた。
また、従来の他の構造として、第7図に示すよ
うに、側板6に内側に突出した支持桁5を固設
し、その先端に移動車輪18を設けると共に側板
6の略直下で架台16に固定車輪4を設け、移動
車輪18を架台16に設けたレール17に沿わ
せ、固定車輪4を支持桁5に設けたレール19に
沿って転動させて平行移動する構造が知られてい
る。この支持構造を備えた型枠も、底板2を支持
する基枠1の更にその下に架台16を付設する構
造であつた。
《考案が解決しようとする課題》 前者の構造は、型枠が大型になるとレールを支
持するための架台16が外側に大きく突出する構
造となり、型枠の設置や搬送に場所をとり、特
に、型組み時にも架台が突出したままなので、輸
送時に大きな荷台の車両が必要になつたり、養生
室に無駄なスペースを生ずるという欠点がある。
後者の構造は、型枠自体はコンパクトにできる
が、側板を開いたときに車輪間の距離が近づいて
側板の支持が不安定となり、自重で垂れ下がつて
側板が外側に傾斜するという欠点がある。また、
レールが架台側と側板側との両方に必要となり、
両者の平行度も要求されるので、加工及び組み立
てが面倒になるという欠点がある。
更に、両者とも、基枠1の更にその下に架台を
付設した構造であるから、製造、組み立てコスト
が上昇し、型枠の全重量が増大して搬送に不便と
なるという欠点がある。
本考案は、上記欠点を解決することを課題とし
たもので、型枠をコンパクトにすることができ、
しかも側板を常に安定に支持することができる側
板の支持構造を提供することを課題とし、更にこ
のような側板の支持構造を備えた型枠においてよ
り能率的に側板を開閉することができる構造を提
供することを課題としている。
《課題を解決するための手段》 本考案は、側板6の底部に型枠の内側に向けて
固設した支持桁5をその長手方向に移動自在に支
持して側板6を外側に平行移動して開閉する構造
のコンクリートブロツク成形用型枠に関するもの
である。本考案では、型枠の底板2を支持する基
枠1に側板6の移動方向に間隔を隔てて支持桁5
をガイドする固定車輪4を2箇所に設け、これら
の固定車輪4で支持桁5をその長手方向に移動自
在かつ上下方向に移動不能にガイドする構造を採
用している。2筒所の固定車輪4は、全て側板6
より内側の位置で基枠1に軸支される。
支持桁5をその長手方向に移動自在かつ上下方
向に移動不能にガイドする構造としては、上下一
対の固定車輪4で支持桁5を挟持する構造や、支
持桁5の側面に設けた長手方向の溝13に固定車
輪4を回転自在に嵌合する構造を採用することが
できる。
また本考案のブロツク成形用型枠は、前記支持
構造を備えた側板6を対向させて配設し、当該側
板の支持桁5相互を基枠1に収納した締結具7を
介して連結したものである。
《作用》 側板6に内側に向けて突設された支持桁5を基
枠内に設けた固定車輪4で支持したので、架台が
不要となり、型枠全体をコンパクトにできる。固
定車輪4を基枠内に間隔を隔てて軸支したので、
側板6を開いたときでも固定車輪4の距離が短く
ならず側板6を安定に支持することができ、型開
き時の側板の垂れ下がりを防止することができ
る。また各位置の固定車輪4は当該位置で支持桁
5を上下方向に移動不能にガイドしているので、
側板6の重心が固定車輪4の外側に外れたときに
も側板6が倒伏することがなく、従つて2筒所の
固定車輪4を共に底板2を支持する基枠1内に設
けることが可能となり、型枠をコンパクトに構成
できると共に、側板6の開閉ストロークを大きく
することも容易に可能である。対向させて設けた
側板6の支持桁5相互を基枠に収納した締結具7
で連結したので、側板6の開閉動作を能率よく行
うことができ、型開き時の側板の開放端を規制す
るストツパを別に設ける必要がない。
《実施例》 第1図及び第2図は本考案の側板の支持構造を
示したもので、第1図は要部断面図、第2図は第
1図のA部断面図である。図中、1はコ字形部材
を連結して短形に形成した基枠、2は基枠1の上
に固着された底板、3は基枠1と底板2との間に
架設された2枚のブラケツト、4は2枚のブラケ
ツト3,3の間に底板2と平行に所定間隔を隔て
て装着された固定車輪で、その車輪軸を挿通する
ための透孔をレーザ加工機で加工している。固定
車輪4は鼓形に成形されており、上下一対に設け
られている。5は磨き鋼棒で形成された支持桁
で、固定車輪4でガイドされてその長手方向に移
動自在で上下方向に移動不能である。6は支持桁
5の先端に固着された側板である。固定車輪の車
輪軸を挿通するための透孔をレーザ加工機で加工
し、支持桁5に磨き鋼棒を用いたのは、精度の高
いガイド講造を経済的に得るためである。
上記構造で支持された側板の締結構造として
は、第3図に示すような従来公知の締結構造をそ
のまま採用することができる。該締結具7は、ト
グルリンク機構を備えたもので、トグルリンクの
一端7aが基枠1に軸支された回動ブロツク8に
連結され、他端7bが側板6の底部に軸架された
操作杆9に固着されている。この締結具7は、型
枠開放時には側板の開放端を規制するストツパと
なり、型枠閉鎖時には側板の締結具となつて打設
コンクリートの圧力を支持するものである。
第4図は、上記と異なる構造の締結具を採用し
た本考案のブロツク成形用型枠の断面図で、前記
した支持構造を備えた側板を対向させて設けたも
のである。側板の支持桁5は、基枠内に収納され
た締結具7で連結されている。締結具7は、型枠
の基枠中央に軸架した操作杆9に回転円板10を
固着し、この回転円板の対称位置にコ字形部材1
1を軸着したものであり、コ字型部材の先端を支
持桁5に枢着して側板相互を連結している。21
は基枠1の側面下方に設けた受座で、型締時には
この受座21が側板6の下端に当接し、支持杆5
部分に作用する締結力とその上方に作用する反力
により生ずるモーメントを受けている。このよう
な締結具7で支持杆5相互を連結してやれば、側
板6の開閉動作を一動作ででき、側板の開放端を
規制するストツパを必要としない。
第5図は側板の支持構造の他の実施例を示した
もので、基枠1に平行にI形鋼12を対向させて
収納し(手前のI形鋼は省略されている。)、該I
形鋼の対向面に長手方向に間隔を隔てて2個の固
定車輪4を片持ちで軸支する。固定車輪4の直径
より僅かに大きな幅の溝13を備えたI形鋼14
をコ字形に組み立てて支持桁5を形成し、前記固
定車輪4に支持桁の溝13を嵌装して支持桁5を
移動自在かつ上下方向に移動不能にしたものであ
る。この支持桁5の先端に側板6が固着されてい
る。
《考案の効果》 型枠の底板を支持する基枠に固定車輪を設けた
ので架台を付設する必要がなく型枠をコンパクト
にできる。従つて型枠の設置スペースが小さくな
り、特に養生室に無駄な空間を生じない。しか
も、型組み時に側板の外側に支持桁や架台が突出
しないので、ブロツク成形作業を安全に行うこと
ができる。側板が常に一定の間隔をもった固定車
輪で上下方向に移動不能に支持されているので、
閉じた状態は勿論、開いた状態でも安定に支持さ
れ、側板の傾きや垂れ下がり現象が生じない。ま
た側板の重心が固定車輪の外側に外れても側板が
倒伏しないので、基枠を側板の外側に突出させる
必要がなく、側板の開閉ストロークを大きくする
ことも可能である。固定車輪の車輪軸を挿通する
透孔ををレーザ加工機で加工し、支持桁として磨
き鋼棒を用いることにより、精度の高い側板の支
持構造を経済的に得ることができる。対向させて
設けた側板の支持桁相互を締結具で連結すること
により、型枠をよりコンパクトで合理的な構造に
でき、締結具も基枠内に収納した構造にでき、作
業安全上及び機能上優れた型枠を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の側板の支持構造を
示したもので、第1図は要部断面図、第2図は第
1図のA部断面図である。第3図は側板の締結具
の側面図、第4図は本考案のブロック成形用型枠
の断面図、第5図は側板の支持構造の他の実施例
を示した斜視図、第6図及び第7図は従来の側板
の支持構造を示した断面図である。 図中、1……基枠、2……底板、3……ブラケ
ツト、4……固定車輪、5……支持桁、6……側
板、7……締結具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側板6の底部に内側に向けて固設された支持
    桁5をその長手方向に移動自在に支持して側板
    6を外側に平行移動して開閉するコンクリート
    ブロツク成形用型枠において、型枠の底板2を
    支持する基枠1の側板6より内側の部分に固定
    車輪4を側板6の移動方向に間隔を隔てて2筒
    所設け、該固定車輪前記支持桁をその長手方向
    に移動自在かつ上下方向に移動不能にガイドし
    たことを特徴とする、コンクリートブロツク成
    形用型枠。 (2) 請求項1記載の側板6を対向させて配設し、
    当該側板の支持桁5相互を基枠1に収納した締
    結具7を介して連結したことを特徴とする、請
    求項1記載のコンクリートブロツク成形用型
    枠。
JP1989032752U 1989-03-23 1989-03-23 Expired JPH0450081Y2 (ja)

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JP1989032752U JPH0450081Y2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23

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JPH02124109U JPH02124109U (ja) 1990-10-12
JPH0450081Y2 true JPH0450081Y2 (ja) 1992-11-26

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JPS5226538U (ja) * 1975-08-15 1977-02-24

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JPS5226538U (ja) * 1975-08-15 1977-02-24

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JPH02124109U (ja) 1990-10-12

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