JPH04500754A - 異種遺伝子発現のための改良細菌株 - Google Patents

異種遺伝子発現のための改良細菌株

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JPH04500754A
JPH04500754A JP51054489A JP51054489A JPH04500754A JP H04500754 A JPH04500754 A JP H04500754A JP 51054489 A JP51054489 A JP 51054489A JP 51054489 A JP51054489 A JP 51054489A JP H04500754 A JPH04500754 A JP H04500754A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 艮攬濃伝ヱ凡四9人偽凶改只震再斥 肘凶■ 技血分野 本発明は新規細菌株、およびそのような新規様の生産および使用法に間する。
特に、本発明は異種遺伝子発現(heterologous gene exp ression)のために改良された特性を持つように遺伝子的に改変されてい る株に関する。
従来技術 過去20年間に開発された組換えDNA技術は研究または商業価値を持つ遺伝子 の同定、単離および発現のための多くの方法と提供してきた8原核生物および特 に真核生物における遺伝子構造および機能の理解により、細菌株のごとき種々の 系においての単一タンパク質の過剰生産のための遺伝子発現戦略の計画的設計お よび履行が可能になった。
最も広く使用される細菌遺伝子発現系は大腸菌が宿主として使用され、異種遺伝 子発現がプラスミドまたはバクテリオファージクローニングベクター上に運ばれ る遺伝子のmRNAからの転写および続いての翻訳により起こるような系である 。大腸菌遺伝子発現宿主は望よ!−<は、異種タンパク質の最適な生産のための いくつかの遺伝子的および生化学的基準を1つまたはそれ以上満足させている。
これらの基準には、発現運搬体内に挿入された異種DNAのためのH整可能な様 式での異種遺伝子発現を制御する準備1組換え不能表現型の必要性、異種mRN Aの安定化、および異種タンパク質生産物の安定化などが含まれる。そのような 基準は宿主株により産生される異種タンパク質の収率を最適にするのを可能にす 大腸菌での異種遺伝子の転写は適切な表現ベクター上の異種DNAの前に1かれ た種々の遺伝子プロモーター要素により制御されてきた。この点で、プロモータ ー要素の評判の良い選択はバクテリオファージラムダ左方プロモーターPLであ った[参照、 R,M、Hendrix、 J、M、Roberts、 FJ、 5tahl およびR1^Jeisberg($i)、ラムダ11コールドスプ リングハーバ−ラボラトリ−(1983) ] 、この10モーターはラムダ立 ユ遺伝子のタンパク質産物により抑制できる;このタンパク質はPLプロモータ ーに結合し、細菌RNAポリメラーゼの転写開始を阻害する。
いくつかの調整系に対しd旦!突然変異によるcエタンバク質の熱不安定性望[ (H,Rosenbergら、 Methods i7肢鉦、101巻、RJu ら(編) 、 pp123−138(アカデミツクプレス、 1983) ]は 細菌培養の温度を変化させることにより、P1プロモーターからの発現を十分制 御できる1本発明の範囲の為には、通常の9されたい0代表的なベクターはP7 、プロモーターを含んでおり、それはブラスミLantenbergerら、  Gene 23.pp75−84(1983)]上に見られるものを含む1μ汀 遺伝子を使用する制御された発現と合致する:また丁、S、Pa、pasらによ り1983年7月く反復したDNA配列を持つ遺伝子のクローニングおよび発現 については特定的Lautenbergerらは市販品として購入可能で、ぴ9 穎遺伝子型を持つ働くであろう、この過程はそれ故クローン化配列の一部を改変 および/または欠宿主中の遺伝子発現操作の実施から得られた必要性または好適 な性質なほとんど2つの重なり合う合成オリゴデオキシヌクレオチドから調製さ れ、それらはpJL6(Gly−Pro−Pro)をコードしている遺伝子配列 の約33の反復が続いている。この歌合タンパク質はここにコラーゲン類似ペプ チドとして具体的に示される本発明の説明の次の節において好適である。このコ ラーゲン類似ペプチドのような遺伝子改変により得られるであろう優れた質につ いての議論は本出願のプロテアーゼの1つであり、↓立旦遺伝子の生産物である 。 C,H,Chungおよび^、L。
TP−依存プロテアーゼではない。[N、R,阿auriziら、 J、Bac teriol、184.ppH24−ロブリンのようなより大きなタンパク質に 対しては活性を示さない。[概説とし後になって、プロテアーゼLaはその発現 が温度により変えられるタンパク質の種類の1つであることが発見された:これ らのタンパク質は集合的に熱シヨツクタンパク質として知られている。 F、N e1clhardtら^nn、Rev、Genet、18.pp295−330 (1984)を参照されたい、これらのタンパク質をコードしている遺伝子の転 写はhjA Q2坦)遺伝子の生産物により整合的に制御されている。 T、Y amamoriおよびT、Yura、Proc、Natl、^cid、sci、 υ、s、^、79.pp860−864(1982)およびF、Ne1dhar d狽轣B J、Bacteriol 、153.pp597−603(1983)を参照さ れたい、しかしながらタンパク質の中で他のプロテアーゼがI匪座位により整合 的に制御されているのかどぅがは明らかでない、これらの結果は異常タンパク質 の分解は1突然変異株においては著しく減少されるべきであるという仮説な導( 、T、A、Bakerら、 Proe、Natl、^cad。
針i、U、s、^、81 、pp6779−6783(1984) 、は7…狙 と称される上述座位中の突然変異を記述している。この対立遺伝は通常細菌タン パク質分解の研究に使用されており、匡(Ts)宿主株中に維持されてきた。こ れらの2つの突然変異がひそむ細胞は30℃では生きていけるが42℃では結局 死んでしまう、Bakerらはその分解がI〆…狙対立遺伝の存在でほとんど完 全に阻害される(タンパク質の半減期が60分より長い)2つの不安定細菌タン パク質を示した。類似の観察がJ、F、Kaneおよびり、L、Hartley によるTrends in Biotechnolo 6.pp95−101( 1988)の表■に要約されている。特に、に、Buellらは、Nuclei c Ac1ds Res、13.pp1923−1938(1985)、Ion および/またはI己に欠損がある宿主中、ラムダPLeI857プロモータ−レ ブレツサー系を利用してのソマトメジン−C(IGF−1)をコードしている合 成遺伝子の増大した発現について記載している。プロテアーゼLa−欠損株にお けるソマトメジン−〇のこの増大した発現は構造的に類似し同じような大きさの タンパク質インシュリンに対するプロテアーゼLa活性の報告されている欠除と よい対照をなしている(ColdbergおよびGoffおよびその引用文献) 、さらに、BakerらはW…臣対立遺伝子はすべての不安定タンパク質の分解 を阻害するわけではない1例えば、u述μ羽は不安定ラムダcI■遺伝子生産物 の分解速度に影響を及ぼさない、それ故、大腸菌のラムダPLプロモーターから 発現される異種またはハイブリッドタンパク質がいi…匝対立遺伝子により安定 化されるであろうかどうか、また異種遺伝子発現のために大腸菌遺伝子発現宿主 中にIゲ…戸対立遺伝子を含ませるような遺伝子改変、即ち旦およびラムダP  、 −c 1857プロモーターーレプレツサー系の利用が異種タンパク質の安 定化された生産または蓄積を導くであろうかどうかは予測できない。
見咀O!わ 本発明は異種遺伝子発現のための新規細菌株に関する。特に、本発明はa、繰返 しアミノ酸配列または組換えによって生成されるDNA領域を含む単数もしくは 複数の異種遺伝子によりコードされている独特なアミノ酸配列から構成されるポ リペプチドの生産をコードしている1つまたはそれ以上の異種遺伝子; b、前記ポリペ7チド生産遺伝子の活性を制御するためのMf11手段;C0前 記異種遺伝子により生産されるポリペプチドのタンパク質分解を遅らせるための 細菌タンパク質分解遅延手段;およびd、異種遺伝子を安定化するための遺伝子 安定化手段を含む新規細菌株に関する。
本発明は繰返しアミノ酸を持つポリペプチドの生産をコードしている内部反復ま たは凝反復DNA配列を持つ1つまたはそれ以上の異種遺伝子の組合せ、並びに そのような異種遺伝子の発現を特に好む3つの宿主特質を含む大腸菌の新規様を 提供した。これらの3つの要素は(1)所望の条件下ポリペプチドをコードして いるDNA配列の転写を高めるための制御手段、(2)ペプチドタンパク質分解 を遅らせるための細菌タンパク質分解遅延手段および(3)異種遺伝子安定化手 段から成っている。
その結果、この株は反復または凝反復アミノ酸配列を持つポリペプチドの生産ま たは独特のタンパク質配列をコードするある種の異種遺伝子(ここで前記遺伝子 は組換えにより生成されたDNA配列を含んでいる)をコードしている厳密なま たは厳密ではないが相同の内部反復DNA配列を持つ異種遺伝子、特に天然、合 成または半合成遺伝子の発現に特に適している。
図血例固単l説朋 図1は大腸菌1に110(NRRL番号B−18352)におけるコラーゲン類 似ペプチドの合成を示している。細胞タンパク質は[”C]プロリンで標識され ており、12.5%5DS−ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動された。コラ ーゲン類似ペプチドを表わしているバンドは矢印で示されており、22キロダル トン(KDa)の見掛けの分子量を持っている0分子量マーカーはアルブミン( Mr 69,000)、オボアルブミン(Mr、48,000>、炭酸脱水酵素 (Mr 30,000>、ラクトグロブリンA(Mr 18,367)およびチ トクロームC(Mr 12,300)であった。
区2は大腸菌IC109(ρ^C1)および大腸菌IC,110(NRRL番号 B−18352> (pAcl)におけるコラーゲン類似ペプチドの運命を例示 している。細胞は5μCiの[”CIプロリンで3分間パルス標識され、1mg の非標識プロリンにより種々の時間間隔で追跡された。細胞は比較実施例1で記 載されているような方法により処理され、一部が12.5%5DS−ポリアクリ ルアミドゲル上電気泳動された。各々の時間点での22KDaコラーゲン類似ペ プチドに対応するバンドの強度がデンシトメトリーにより決定された0両方の株 に対し、追跡時間5分後に観察されたコラーゲン類似ペプチドの量を100%タ ンパク質残量と呼んだ。
奸適皇実施億凶説朋 本発明は独特の特性を持つ細菌宿主微生物の新規様に関する。細菌宿主微生物は 広範囲に変わってもよい、有用な細菌株の例としては大腸菌、>x二上天丈zq  (Pseudosonas 7) 、枯草菌(Bacillus 5ubti lis)、バシラス困デ1旦デ止天2工匹X (Bacillus畦懸正止肛慇 述■憇)、ネズミチフス菌(Sslmonella Mユ明)などがある、好適 な細菌微生物は大腸菌である。
本発明の新規様の1つの特色は、反復または凝反復アミノ酸単位から成るポリペ プチドの生産をコードしている1つまたはそれ以上の異種遺伝子である。ポリペ プチドをコードしている遺伝子の性質は広い範囲に変わり得るが、唯一の必要条 件は反復または凝反復アミノ酸配列から成るポリペプチドの生産をコードしてい るDNA配列および遺伝子が同一または実質的に同一な内部反復DNA配列を含 んでいることである。ここに記載された本発明の目的のためには、内部反復DN A配列が約65%から約70%と等しいまたはそれ以上の相同性を共有している 。反復性の程度は分子生物学の種々の理論的技術を用いてDNAまたはタンパク 質配列相同性により判断できる0例えばS、B、NeedlemanおよびC, DJunsch。
、扱!」土」工Mo1ecular Biolo 48.pp443−453( 1970)、^、D、HcLachlan、Journl 盾■ Molecular Biolo 61.pp409−424(1971)およ びり、Eisenbergら、 Rroe Natl、^C奄пB 録しくL鉦醇)針、pp140−144 (1984)を参照されたい。
本発明の好適な実施態様において、選択されたポリペプチド生産遺伝子は、α− へリックス、ポリプロリンヘリックス、β−シートおよび/またはβ−ターンに 特有の2次構造を与える1次アミノ酸配列の生産をコードするものである。
本発明の実施に有用であるポリペプチド生産遺伝子の例としては、コラーゲン、 吸虫類卵殻ドーパータンパク質[例えば21スンオラ さだ工左(Fiseio la hg!1力1)およびシストソーマ マンソニ(Schistosoma  manso+■)]、昆虫唾液腺生糸/接着タンパク質、え±す2 盈旦ヱW <敷ぢ土罰封吋is) 、H,左旦土歩ニアl:l (californian us)≦L←hZンI デミュサ(Geukensia demissa)のご とき海生甲殻類からの生物接着性タンパク質、エラスチン、ケラチン、トロボニ ンC1他の中間体フィラメントタンパク質[E、Lazarides、Natu re 283.pp249−256(1980)参照]または生糸フィブロイン およびタンパク質配列内にある程度の反復性を示すほとんどまたはすべてのアミ ノ酸配列を含むタンパク質の任意の形または単離物の一部または全部をコードし ているような天然に存在している遺伝子または遺伝子断片である。
有用な天然遺伝子および遺伝子断片には逆転写から生じる相補DNAおよびコラ ーゲン、ミ±U 工上皇U区(町j↓を吋1n)、杜、〃グ主歩三1区2(4上 4ornianus) 、ブ不欠之之1 デミュ並((:eukensia白植 直競)のごとき海生甲殻類からの生物接着性タンパク質、エラスチン、ケラチン 、トロボニンC1他の中間体フィラメントまたは生糸フィブロインのごときタン パク質をコードしている遺伝一過程によりメツセンジャーRNAからコピーされ るDNA鎖が含まれる0本発明の実施に有用なこれらの実例となる天然遺伝子お よび遺伝子断片は代表的なものであるが、すべての有用な天然に存在する遺伝子 が含まれていることを意味していない1本発明に使用するための天然遺伝子は、 他のDNA断片上の付着末端と一致する付着末端を天然DNA断片上に残すBa mHI、Bglll、EcoRI、Hindlll、Xbalなどのごとき制限 酵素を使用して、単離のために好適に調製されるであろう、もしくは、好適には DNAリンカ−またはリンカ一群(天然DNAII?i片への付着が伴われる) で修正または改変されるであろう任意の天然DNA断片の末端は1つまたはそれ 以上の制限酵素で特異的に切断できるかまたは1つまたはそれ以上の別のDNA 断片の付着末端と一致する】つまたはそれ以上の付着末端を本質的に持っている 。
また、本発明の実施に有用なポリペプチド生産遺伝子は合成配列である。適した 合成遺伝子は望まれる反復ポリペプチドに依存して広範囲に変化するであろう。
有用な合成遺伝子の例には式−(にIF)−、−(AIa)−、−(にly−A Ia)−、−(^Ia−Lys)−、−(f’;1y−^1a−G!y−^1a −G!y−Ser)−、−(Gly−^1a−t’ro>−、−(Gly−Pr o−AIa)−、−(Gly−oro−Pro)−。
−(Gly−Vat−(:Iy−Val−Pro)−、(GIy−Lys−Le u−Glu−Δ1a−Leu−Glu)−、−(^Ia−L凾刀|Pro−Tb r−Tyr−Lys)−、−(^Ia−Lys−Pro−5er−Tyr−Pr o−Pro−Thr−Tyr−Lys)−など(式中アミ、j 酸残基はL−アミノ酸コンホメーションを持っている)の繰り返し単位の1つま たはそれ以にのブロックからなるポリペプチドの生産をコードしているものが挙 げられる。これらの配列のヒドロキシル化形もまた本発明のある種の実施態様に おいて好適である。
本発明の好適な実施態様において、選択される合成ポリペプチド生産遺伝子はポ リ(Gly−X−Y) 、ポリ(’IP−Pro−χ)、ポリ(Gly−X−P ro) 、ポリ(X−Pro−Giy−Y−Gly) 。
ポリ(X−Pro−Gly(:Iy−) 、ボ1バX−Pro−Gly−Vat −Gly−Y) 、ポリ[(AIa)4−Lys−^1a−`la−L ys(Phe/Tyr)−Gly−^1aコ9ポリ[〈AIa) 2−ly3−  (AIa):+−i、ys−(^11I)、]、ポリ(C{、−^1a−Gl y −^Ia−Gly−Ser>およびポリ(Ala−Lys−Pro−Ser−T yr−Pro−Pro−Thr−Tyr−Lys) (式中w およびYは同じかまたは異なっており、各々がアミノ酸である)の生産をコード しているものである。特に好適な実施B様において選択された合成ポリペプチド 生産遺伝子はポリ(C1y−Pro−Pro) 、ポリ(Gly−Vai(:1 y−Vat−Pro) 、ポリ(^1a−Lys−Pro−Ser−Tyr−P ro−Pro−Thr−Tyr−Lys)およびその結果としての顕列の生産を コードしているものである。
半合成遺伝子もまた本発明の実行に使用できる。半合成遺伝子では天然遺伝子ま たは遺伝子断片が合成遺伝子に連結され、反復才たは凝反復アミノ酸のブロック をコードしているキメラ遺伝子を与えている。例えば、コラーゲン、吸虫類卵殻 ドーパータンパク質、昆虫唾液腺生糸/接着性タンパク質、海生甲殻類からの生 物接着性タンパク質エラスチン、ケラチン、トロボニンC1他の中間体フィラメ ントタンパク質または生糸フィブロインの任意の形または単離タンパク質の一部 または全部をコードしているような天然に存在する遺伝子断片は直接的またはD NAリンカ−またはアダプターを使用して、ポリ(C1y)、ポリ(AIa)  、ポリ((:ly〜^1a)、ポリ〈^18佳ys) 、ポリ(Gly−Δla −[;ly−^1a−Gly−Ser) 、ポリ(Gl、−^1m−Pro)  Aポリ (Gly−Pro−AIa)、ポリ(Gly−Pro−Pro) 、ポリ(Gl y−%’al−[:1y−Val−Pro) 、ポリ(にI凵|Lys− Leu(:!tr−八!aへLeu−(:lu)、ポリ(^1a−Lys−Pr o−Thr−Tyr−i、ys) 、ポリ(^ta、−i、凾刀|Pr*−5e r− Tyr−1’ro−ProThr−Tyr−i、ya)などの生産をツー ドし ているような合成遺伝子に連結できる。半合成遺伝子の構成は種々の天然および 合成遺伝子または遺伝子[iμm成分の間に適当な読みわくを維持するという必 要染件が強いられており、この必要染件を満足させるにはDNAアダプター!た けリンカ・・を使用する必要があるであろう、有用なりNAリンカ−またはアダ ブクー配列は通常約30hp未満の長さで 結合されるペプチドに対して同様の 1次または2次タンパク質構造のペプチドをコードしていてもいなくてもよい。
本発明の好適な実施態様において、選択される半合成ポリペプチド生産遺伝子は 、ポリ((:Iy−X−Y) 、ポリ(CIy−Pro−X) 、ポリ(にIy −XPro) 、ポリ(X−Pro−Gly−Y−Glyj 。
ポリ(X−Pro−Giy−Gly−) 、ポリ(X−Pro−Gly−Vat −Giy−Y) 、ポリ[(AIa)、−1、ys−^1a|八1a−L ys−(Phe/Tyr)−にly−^1a〕、ポリ[(AIa)、−Lys− (AIa)s4ys−<Alt)z]、ポリ(Gly−Al煤|(:1 y−^l1−Gly−Ser)およびポリ(^Ia−Lys−Pro−Set− Tyr−Pro−Pro−Thr −Tyr−Lys) (■■A XおよびYは同じかまたは異なっており、各々アミノ酸である)からなる群より 選択される1つまたはそれ以上のき成ブロックを持っている、およびコラーゲン 、エラスチン、吸虫類卵殻ドーパータンパク質、生糸フィブロイン、昆虫唾液腺 生糸/接着性タンパク質および生物接着性タンパク質からなる群より選択される 1つまたはそれ以上の天然に存在するブロックを持っているポリペプチドの生産 をコードしているものである。
特に好適な実施R様において、選択される半合成ポリペプチド生産遺伝子は、ポ リ(Gly−Pro−Pro) 、ポリ(Gly−Val−に1y−Vat−P ro>、ポリ(AIa−Lys−Pro−5er−Tyr|Pr o−Pro−Thy−Tyr−Lys)およびその結果としての順列(sequ ential permutations)から成る群より選択される1つまた はそれ以上のブロックを持っている、および上にリストした天然に存在するポリ ペプチドから選択される1つまたはそれ以上のブロックを持つポリペプチドの生 産をコードしているものである。
ポリペプチド生産遺伝子の大きさは望まれるポリペプチドの分子量に依存して広 範囲に変化するであろう。本発明の好適な実施態様においてはポリペプチド生産 遺伝子の長さは少くとも約75bpの長さであり、特に好適な実施態様において は、遺伝子は少くとも約100bpの長さである0本発明の最も好適な実施官様 においては、ポリペプチド生産遺伝子の大きさは少くとも約500bpの長さで ある。
第2の本質的特色として、本発明により提供される大腸菌の新規株は異種遺伝子 の活性を開始させるための制御系を含んでいる。本発明の実施に有用な制御系は 広範囲に変わるであろう、有用な制御系の実例としては温度変化、栄養変化、異 種のRNAポリメラーゼの添加抗生物質の存在または不在、中間段階の代謝に含 まれる細胞内化合物のレベルの変化などに応答性のあるものである0例えば、温 度感受性レプレッサーをコードしているdμ汀に連結されたラムダILL(λp +、)プロモーターは温度の変化に応答性である遺伝子スイッチを形成するのに 使用できる。ラムダpLは通常複製のCo1E]またはR1起点な含む発現ベク ター上に存在している。そのようなプラスミドはλpLプロモーターに続く都合 のよい制限部位を持っており、そこへ、普通の遺伝子工学技術を用いて異種遺伝 子が挿入できる。 C,D、Stormo、T、D、5eheiderおよびり 、N、(:old、Nueleie Ac1ds Re5earch P0.p p 2971−2996(1982) 、^、Shatzman、Y、S、Hoおよ びH,Rosenber8.遺伝!1(Experimental Manip ulation or Gene Expre3sion)、M、Inouye (編)、ppl−P4(アカ デミツクプレス、1983);^、Rattray、S、AItuvia 、G 、Hahagna 、A、ft、0ppenheisおよびH,Gottcsm anジournal of Baeteriojg>□、pp238−242( 1984ンを参照されたい。リポソーム結合部位およびAUG開始コドンがpL プロモーターに続いているであろうし、それは異種遺伝子の翻訳の正確な開始を 可能にしている。制御系およびプラスミドは通常の遺伝子工学技術を使用して大 腸菌内へ導入できる。J。
G、5ute1iffeおよびF、M、^usubellli子工i(C:en etic Engineering)、^、M、Chakr≠b■ rty($i> 、pp83−1.11(CRCブレス、1978)およびR, Wu、L、−H,GuoおよびR,C,5carpella)11伝子g(Ge netic Engineering Techniques) 、P、C,H uangB T、T、KuoおよびR−Nu(iJi>pp3−21(アカデミツクプレス、  1982.) l参照されたい。温度−感受性1μJ突然変異体は種々の方法 で適した大腸菌宿主へ導入できる。例えば、突然変異は合致するプラスミドまた はエビソーム(λI)Lプロモーター3運んでいるCo1E1またはR1−誘導 プラスミドに対しP15A−誘導プラスミドのごとき〉上に導入させるかまたは 直接クローニングベクター上に存在させてもよい。
もしくは、温度感受性c1857突然変異は例えば溶原性ラムダファージにより 細菌染色体上に供給できる。良好な発現系の確立のため、このファージは以下の ような性質を持っていなければならない。それは自発的にまたは高温で細菌染色 体がら切り出すことはできず、十分なcIレブl/ツサーを産生すべきで(その 濃度がプラスミド上に運ばれるλILLプロモーターにより滴定されなくてはな らないように)、および誘導条件下有意な量のファージ関連タンパク質を合成し てはならない(異種タンパク質の収率を減少させないように)、転写終結信号が 異種遺伝子配列に存在する場合、ファージに対しては機能性Nタンパク質を発現 し、1ラスミドに対しては、N利用配列をILLプロモーターおよび異種遺伝子 間Cご含んでいることが望まれるであろう、この配置を用いると、Nの非終結機 能により、異種タンパク質(類)の著しく高い発現につながる。 H,Rose nbergらの上記文献を参照されたい。
誘発物質の存在に依存する制御系の例はプラスミドpKK233−2[E、^m annおよび、■7Brosius、Cene40.pp183−190(19 85)]である、4:の制御系は非融合状態において異種タンパク質の高レベル での生産を可能にする9プラスミドpKK233−2はm−上且旦融会プロモー ターであり、共通17−bp間隔に到達するために−】0および一35領域の間 に】bりを加えたことによりtacプロモーターと異なっている1匹プロモータ ーを含んでいる。1ニー9−プロモーターに続いて一1五lリポソーム−結合部 位および(ATG)翻訳開始コドンがある。1ρKK233−27ラスミドは普 通を工S−プロモーターの強固な抑制のためにIacI”株中に維持されている 。高温のかわりに、このプロモーターは細菌培地への一イソプロピルチオガラク トビラノジド(IPTG)のごときガラクトピラノシドの添加により誘導される 。この制御系は標準的形質転換技術により適当な大腸菌宿主内へ導入できる、例 えばり、1Tanahan、J、Mo1.Biol、166、pp557−58 0(1983>tたはエレクトロポレーションにより。
異種遺伝子の制御のために、培地中の栄養の消耗に頼っているスイッチの実例は プラスミドpW7121である。 [M、T、Doelら、 Nueleic  Ac1ds Re5earch、8.pp4574−4592(1980)]、 このプラスミドはトリプトファンの不在に応答する。この遺伝子スイッチは培養 培地からのトリプトファンの消耗またはβ−インドールアクリル酸の添加により 活性化される。この遺伝子スイッチは上に示したものと同一の形質転換技術によ り適した大腸菌宿主に導入できる。
異種RNAポリメラーゼの利用可能性に依存する制御系の例はT7発現系である [^、11.Rosenbergら、 Gene 56.pp125−135( 1987)]、大腸菌およびT7プロモーターを決めているDNA配列は全く異 なっており、T7プロモーターは大腸菌RNAポリメラーゼにより認識されない 、それ故ベクターはpET−3m同様に異種遺伝子がT7プロモーターの制御下 に置くように構成されている。遺伝子はT7 RNAポリメラーゼが供給されな いかぎり転写されないであろう、これは一般に3つの方法により達成される:T 7プロモーターのための遺伝子は調整可能大腸菌プロモーターの制御下宿主染色 体上に存在できる;調整可能大腸菌プロモーターの制御下一致するプラスミド上 に残ることができる;λDNA中のプロモーターの制御下T7RNAポリメラー ゼのための遺伝子を運ぶファージλ誘導体上へ導入できる。
本発明の実施において、好適な制御系には上に議論したものが含まれるがしかし それに制限されるわけではない。
第3の本質的特色としては、本発明の大腸菌株は細菌タンパク質分解遅延手段を 含んでいる。そのような手段の性質は広範囲に変わるであろう、適したタンパク 質分解−遅延手段の例は、プロテアーゼをコードしている、および/またはこれ らのプロテアーゼの生成、活性または分解の制御に関与する適切な座位での突然 変異によって1つまたはそれ以上のプロテアーゼの生産が欠損した株を利用する ことである。そのような方法は^几、GoldbergらによりPCT出願第8 503949号および米国特許出願第4,758,512号に記載されており、 そこでは発現された異種タンパク質の分解を防ぐため、Ion、ht述または両 方の組合せの突然変異対立遺伝子を含む大腸菌株の使用が記載されている。
タンパク質分解を遅らせる他の手段は宿主細胞内に10テアーゼの拮抗剤または 阻害剤またはそれらの特異的形成または活性化のための手段を産生ずることであ る。この型のタンパク質分解遅延の例はり、D、SimonおよびR,B、Fa yにより1983年3月2日に出願された欧州特許第72925号に記載されて いる。記載されているのは大腸菌のプロテアーゼ活性を阻害するためのバクテリ オファージT4からのクローン化ILfL遺伝子の使用であり、ヒト線維芽細胞 インターフェロンのごときある種の発現された異種タンパク質を安定化している 。
これらの一般法の両方とも好適なタンパク質分解−遅延手段である。
本発明の最も好適な実施態様においては、タンパク質分解−遅延手段はタンパク 質分解に関与する酵素を制御する遺伝子中に突然変異を導入することにより提供 される。主たる細菌プロテアーゼの1つはプロテアーゼLaである(LQfl遺 伝子の生産物)、この遺伝子は熱−ショック系の一部であり、それ故肛餅(葎」 )陽性調整遺伝子の制御下である。それ故、タンパク質分解の減少は励または■ 述座位内へ突然変異を導入することにより達成されるであろう、fan遺伝子中 の突然変異は入手可能である、例えばb可萎およびIonj山曵突然変異、S、 ^、GoffらProe、Natl、^cad、sei、U、s、A、81 、 pp6647−6651<1981)を参照されたい、壇遺伝子中の突然変異は バクテリオファージP1形質導入のごとき標準分子遺伝子技術により大腸菌宿主 内へ都合よく導入できる。
多数の肛岨突然変異が単離されているけれども[^、D、GrossmanらJ 、Bacterio1161、pp939−943(1985)]、石i…場の みが働きうる突然変異であるべきことがそれ自身証明されている( Baker ら、上記文献)、■居■臣対立遺伝子はアンバーナンセンスコドンを含んでいる 。lノ」瓜対立遺伝子を含む株を30℃(41℃ではない)で生存可能にするた めに、一般的に温度感受性アンバーサプレッサーm(Ts)と連結して維持され る。
突然変異は大腸菌のタンパク質分解に対し深い影響を持っている。ある種の条件 下、匹メ…匝突然変異は壇突然変異よりもタンパク質分解のより大きな減少を導 く、それ故、ただ1つの突然変異が使用されるなら、牡正申臣が好適な突然変異 であろう、肛ハ突然変異のみを含む大腸菌株を使用する他の利点が特許請求され ており(にoldbergら、前記文献)、ポリサッカライドの過剰生産がない こと、欠陥細胞分割がないこと、およびUV光に対しての異常感受性がないこと などが含まれている。それ故、発酵条件下、hW…臣突然変異は(支)傍熱変異 体を含む株よりもより増殖しうる株である。しかしながら、別の場合においては Ion 巳貝迂亜二重突然変異体がタンパク質分解の最も遅い速度を示している (Goldbergら。
上記文献)、それ故ある種の不安定タンパク質の発現研究のためには二重突然変 異体の構成が望まれるであろう、励メ…匝突然変異は標準遺伝子技術を用いて細 菌株間を移すことができ、肥匹豆蛙突然変異がすでに隠れている受容体株が提供 される。突然変異を移す1つの方法は、I述および鮭は約5%リンクしているの で懸uでの突然変異と同時のP1形質導入である。
本発明の第4の本質的特色は、異種ポリペプチド生産遺伝子の自然の欠損を防止 する手段である。遺伝子配列それ自身、それが残っているプラスミドレプリコン および種々の宿主因子などの多数の因子が異種ペプチド−生産遺伝子の安定性に 影響できる。異種遺伝子の安定性に影響する宿主因子としてはDNAの複製、修 復および組換え(一般的相同体および部位特異的組換えの両方)に含まれる遺伝 子生産物が含まれるが、しかし、それらに限定されるわけではない。
RecB 、ReeC、RecDおよび特にRec^のごとき遺伝子産物はDN A基質のほとんどの型の一般的同種組換えに目立った役割を通常果たしている1 本発明の好適な実施態様において、recA突然変異が一般的同種組換えを経る 高度反復異種遺伝子の自然の欠損を阻害するために使用された。μ値対立遺伝子 はそれがただ安定であるばかりではなく、Ree^タンパク質の組換え機能を部 分的というよりもむしろ完全に不活性化するので好適である。これらの基準を満 たすreeA遺伝子の対立遺伝子は一般に入手可能でrecA遺伝子の欠損なら びにトランスポゾン挿入物を含んでいる。 [D、に、Ni1lisら、上記文 献]、他の一般の使用される2値対立遺伝子はμ値1およびrecA13であり 、それらは市販品として入手可能な株中に存在している。
株間でのこれらの突然変異の移動は選択可能マーカーにより容易にわかる。この マーカーは一般に抗生物質耐性かまたは代謝マーカーである。抗生物質テトラサ イクリンへの耐性がひそむTnlOのごときトランスポゾンがしばしば使用され る。
各々カナマイシンおよびクロラムフェニコールへの耐性がひそんでいるTn5お よびT9のごとき他のトランスポゾンもアンピシリンへの耐性がひそんでいるM udファージの中にある状態で入手可能である。もしくは、ソルビトール利用の ための遺伝子、1は大腸菌遺伝子地図上のrecAの近くに位置しており、この 座位における突然変異(mutations)もまた入手可能である。マーカー はトランスポゾン挿入物のごとく匹ψ遺伝子中に直接位置していてもまた遺伝子 のそばに位置していてrecA中の非選択可能突然変異と連結して使用されても よい。
これらの突然変異は種々の標準遺伝子技術により林間で授受される。最も普通の ものの1つはP1形質導入である。2つの入手可能なP1突然変異の1つがしば しば使用される、PlvirまたはP1ce+l 、clrloO,両方とも野 生型P1ファージよりもいくつかの技術上の利点を持っている。Pivirの使 用は受容体株において偶然的なP1リソゲンの確立を防げる。 Pleml、  cl工100は宿主株においてクロラムフェニコール耐性で選択されることによ り容易にリソゲンとして貯蔵できる。熱誘導により高力価ライセードが作られ、 形質導入は高温(リソゲン(lysogen)は形成されない)または低温(偶 然的なリソゲン、その形成はそのクロラムフェニコール耐性により同定できる) で実施できる0株間の突然変異の授受に他の遺伝子技術もまた利用できる。これ らに含まれるものはHfrまたはFoおよぞF−細胞間の断続交配および特殊化 形質導入ファージの導入である。所望のrecA突然変異は通常株構成の最終段 階で導入されることに注目することが重要である。これらの3つのマーカー移動 技術は大腸菌染色体内へ適当な突然変異を組込むための同種組換えに一般的に依 存しているので、安定組込みは囚−欠損株では非常に困難であろう。
本発明の最も好適な実施態様の継代培養物、大腸菌株1に110.は北部地域リ サーチラボラトリ−5農業研究サービス、米国農務省、ビオリア、 II+、米 国、の永久収集物に受付番号NRRL B−18352として供託されている。
この培養物の供託の永続性および一般によるそれへの容易な入手は、特許が付与 された場合には特許が効力を有する間与えられる。出願の係属中は37C,F、 R,1,14および35 U、S、C,112のもと培養物へのアクセスが利用 できる。供託培養物の一般への利用に対するすべての制限は特許付与により取り 消せない様式で除去される本発明により提供される大腸菌の新規株は多数の有用 なポリペプチド生産物を生産する細菌を作るまたは創造する本発明の方法で使用 されるであろう、そのような生産物の例はコラーゲン、エラスチン、ゲラチン、 高等生物の厚い、中間または薄いフィラメントのタンパク質または糖タンパク質 要素、生糸フィブロイン。
トロボミオシン、トロボニンC,レジリン(resilin)、卵殻タンパク質 、昆虫角皮タンパク質、または反復または凝反復1次構造を含む他の構造タンパ ク質のごとき天然に存在するタンパク質への類似体である。
この方法において、大腸菌の新規様はポリペプチドの所望の量を生産するのに十 分な時間適切な条件下で培養される。自由に生きているまたは固体化された大M l菌の培養は液体および固体栄養培地の両方で22°から30℃の温度で実施で きるであろう、誹だ微生物の限定された量の調製には表面培養およびボトルが用 いられるであろうことを理解しなければならない、微生物は炭素源(例えば同化 可能炭化水素)および窒素源(例えば同化可能窒素化合物またはタンパク質性物 質)を含む栄養培地中で増殖させる。好適な炭素源としては グルコース7赤砂 糖、スクロース、グリセロール、デンプン′、コーン゛スターチ、ラクトース、 デキストリン1糖蜜などが含まれる。I適な窒素源としては、コーン浸液<co rn 5teep 1iquor)、酵母、自己分解されたビール酵母とミルク 固形物、大豆ミール2綿実ミール、コーンミール、ミルク固形物、カゼインの肝 臓消化物、蒸蕾酒残渣、動物ベア1−ン液、魚−ミール、肉および・臣くず、N H,CIまt:はNH45O,のごとき無機塩などが含まれる。これらの炭素お よび窒素源の組合せが都合よく使用きれるであろう、水道水および微量金属を含 んでいる未精製成分が培地組成物として使用されるので、例えば亜鉛、マグネシ ウム、マンガン′、1バノ目・6鉄なとの微量金属は発酵培地に加える必要がな い。
十分なポリベグチドカ;生産されフ、材麦、生成物は当業名には既知の通常の精 製技術を使用1〜で増殖培地から単離できる4、−二の技術は特定のタンパク質 への応用に対して広範囲に変化しうるが、非分泌性タンパク質に対しては通常濃 縮および続いての微生物細胞の破壊、続いて以下の操作の1つまたは組合せが用 いられる:沈殿、相分配、ゲルr過、・イオン交換クロマトグラフィー、アフイ ニテイまたは免疫アフィニディクロマト・グラフィー、Fl、C,1(PLC、 グル電気泳動およびその他(多数で書ききれない)。この問題の総説どしては下 記の文献を参照されたい:R,5eopes、タンパク質精製;原理および実際 、スブリンガーーーーフエルラーグ ニューヨーク、 Inc、(1982); F^、0 、Marston 、 Bioehem 、 J 、240 、 p pl−12(1986j ;M、Rataf ia および1.Keenan、American Biqtechr4ojgy−山 坤視ユ■4.pp40−47(1986)。
以下に発酵培養物からのタンパク質精製に用いられた方法の一般的例示を記載す る0組換え体ヒトインターフェロン−αAの精製のための方法はに、Kitan oおよびF、Shigeruにより米国特許第4,656,131号(1987 )に記載されており、そこでは大腸菌培養液が遠心分離により集められ、超音波 処理により破壊され、続いて大腸菌ベレットはプロテアーゼ阻害剤およびリゾデ ームを含む緩衝液に溶解され、遠心分離するとベレットおよび上澄液相を与える 。上澄液相に存在するインターフェロン−αA活性は、希釈上澄相を抗イツク〜 7XロンーαA免疫アフィニティ力ラムに適用することにより精製される。1− のi%合、所望のヒ1イご・ターフェ!コン−α、へ組換え体タンパク質生成物 は遠心分離に続いての細胞溶菌液のE澄液中(こ残っている。しか17ながら、 多くの組換え体タンパク質生成物か細胞溶@液の遠心分断後のベレ・・ji−に 勾配されている。この、ことは組換え体クンバJ′7霧の光屈折小体、土lコは 封入体内への濃縮または凝集が寄与しでいるであろう(封入体の形成に閏年する 因子に関する総説としではKaneおよびNart ley U::E2献を参 照されたイ)、この場合の例はN、11.Korrradおよびり、S、1.i nに9Lり米国特許第・1.・350゜103号(1984)に記載さノtてい る大腸菌のi8養渣からfli;l換え体ヒ1−インターフ10ンーβの1ll l製である、この117トコールにおいCは大腸菌が交差流動Jコ過により集め らil、マ〉トンーガウリンホモゲナイザーを通Aさせること(、こより破壊さ れ、次に遠心分離されるとベレットおJ:び」、澄液分画き勺える、封入体はS DSに可溶化され、ヒ(−イユ・ターフエロンーβは2−ブタ/−)LにJ:る 抽出により相分配される。ヒトインターフェロン−βは次に酸性pHで水性緩衝 液を加えることによりブタ−7−ルから沈殿させられる。沈殿は水性S D S 溶液に溶解し、モレキュラージーグ力うム史のクロマ)・り゛ラフイーにより精 製されy、。
いくつかの応用に対!7では、大規模な精製を・行−)てないタンパク質の使用 か射適て′あろう。81えばP、J、Rockwell、セファロースおよび炭 化水素からの単一・細胞タンパクダ1、ノイエスデータコーポレーション(19 76)を参照されたい。
本発明の細菌株は種々の有用なポリペプチドの製造に使用されるであろう1例え ば、ポリペプチドは繊維製品、合成皮革および化粧品への添加物の製造い使用さ れるであろつコラーゲン1、゛Lテラスン、昆虫唾液腺生糸タンパク質、生糸フ ィブロイン、トロボニンC51−・ロボミイシンなどのごとき天然に存在する繊 維性タンパク質の合成類似品であろう。同様に本発明の細菌株は昆虫唾液腺接着 性タンパク質、−ミ」トヅヌ エ」シミ30年り上値9白上iσ、H,L太ホ匹 jど乙乙ス(9すjト皿ian+胆)およびJ不欠之に1 デュ1j(賄吐μ狙 i仮峠押)のごとき海生甲殻類からの生物接着性タンパク質、吸虫類卵殻ドーパ ータンパク質など(接着剤の製造に使用できる)のごとき天然に存在する接着剤 の合成類似品の製造に使用できる、同様に、本発明の細菌株は部品の製作に使用 できる卵殻タンパク質、昆虫角皮夕〉・バク質などのごとき天然に存在する建築 タンパク質の合成類似品の製造に使用て′きる。
以下の実施例は本発明のより特別な例示のために与えられるものであり、それに 制限されるごとき意味に取ってはならない8」阿よ りNA史と此J旦プーゲ之類似体を人や」滅】伝子lバ2スラ洛ま工2A℃」! 」 下記の相補的およびオーパーラ・・ノビングオリゴデオキシヌクレオチドはS、 L。
BeaucageおよびM、H,Caruthersにより、Tetrahed ronLe±ter旦 、nu:pp、1859−1862(1981)に記載 されているごとき固相ホスホラミダイト化学?用いて、アプライドバイオシスア ムスモデル380DNA合成機により調製さiまた:^、5’−(:G ににT  CCに CCに にCT CCG C−3”8、3“−GGCCCA C,G C(:にCCCA GGC−5”各々のオリゴデオキシヌクレオチドは8M尿素 を含む20?Jポリアクリルアミドゲル」−の電気泳動4′::より溶出される ショーターチェイン−伸長失敗生成物から単離された0分析ゲル電気泳動により 分離された末端標識オリゴデオキシヌクレオチド生成物から調製されたオー斗う ジオダラムのデンシトメトリーにより決定されるごとく最終生成物は9596よ り高い純度であった。オリゴデオキシヌクレオチドAおよびBの5′末端へ、8 .6μmolオリゴデオキシヌクレオチドおよび2O単位T4ポリヌクレオチド キナーゼと溶解した35−45.1の緩衝液(66mM)リス−HCl、pH7 ,6,1mMスペルミジン、10mM MgC1,,15mMジチオスレイトー ル、200μg/mlウシ血清アルブミン〈BSA)および1mM [r ”P ]ATP、比活性0.2Ci/mmoI )から成る反応液で別々にリン酸基を 添加した。これらの反応混合物は37℃にて2時間インキュベートした後金併し 、]、4℃にて一夜インキユベートした。この間、オリゴデオキシヌクレオチド AおよびBはアニール化され、多分、1塩基対の張出L3’末端を持つ17塩基 対異種二連体または8塩基対張出し75゛末端を持つjO塩基対異種二連体が形 成されるであろう。T4DNAリガーゼ(・1O単位)が添加され、トリペプチ ド(C1y−Pro−Pro)の多数繰返しをコー ドする多反復異種二連体1 ’)NAまでアニール化オリゴデオキシヌクレオチドを重合させるため14℃に て30間インキコベーションを続けた。、:れらの創成遺伝子はTE緩衝液<1 0rnM)リス−HCl、 F)H7,5゜1mM EDTA)に対して透析し て非取込みオリゴデオキシヌクレオチドおよび緩衝液成分を除去した6合成遺伝 子の末端は600μMの各々のdcTP、dcTP、dATPおよびTTP;5 0mM)リス−HC!。
pH7,8+9mM MgCl、;10mM2−メルカプトエタノール;および 50μg/ml BSAを含む反応液(総量で50ul>中、3単位の大腸菌D NAポリメラーゼのクレノー断片を使用して平滑断端化した。この反応混合物は 14℃にて30分間インキュベートした後、10mMまでN a 3E D T  Aを加え、150μmのTE緩衝液もまた添加された0合成遺伝子はDE−5 2カラムで精製された後エタノール沈殿された。これらの合成遺伝子は本質的に 同じ方法で調製され、セファロース6B(ファルマシア)カラムを通しである別 のバッチの合成遺伝子の排除分画といつしJにされた0合併合成遺伝子はセファ ロース4B(ファルマシア)カラム上で大きさで分画された0合成遺伝子の大き さ分布は5%ポリアクリルアミドゲル上の電気泳動により決定された。
高度に重合された合成遺伝子に富む分画の相対分子量分布は変性(即ち8M尿素 を含む)および非変性5%ポリアクリルアミドゲル上で比較された。これらのゲ ルは単鎖合成遺伝子の分子量分布が異種二連体合成遺伝子の分子量分布から期待 されるものより小さいことを示しており、二重鎖異種二連体DNA中に切れ目お よび/または間隙が存在したことを示唆している。1.2μgの合成遺伝子中の 切れ目および/または間隙は歪ン 旦)0で167μMの各々のdCTP、dG TP、d^TPおよびTTP存在下(前記平滑断端反応液中に記載したごとき他 の緩衝液成分と)10℃で20分−1単位の大腸菌DNAポリメラーゼエを用い てニック−トランスレーションを行った(総量で15ul)。
合成遺伝子(0,5μg異種二連体DNA)は更なる取扱いをせずに前記リン酸 化および結合反応のために記述した緩衝液中(総jiloμm)5単位のT4D NAリガーゼを用いてCIaI−消化および平滑断端化p J T−6ブラスミ ドDNA<2.0μg)に結合された9反応混合物は14℃にて一夜インキユベ ートされ、TEII衝液で200111まで希釈し、Hanahan (198 3)法に従って直接大腸菌株MHOIの形質転換に使用された。
自戒遺伝子挿入片を運んでいるプラスミドを含むコロニーは、放射性標識化オリ ゴデオキシヌクレオチドAをプローブとして用いてコロニーハイブリダイゼーシ ョンにより同定された。挿入片を運ぶプラスミドは単離され、挿入片を測るため 制限酵素地図作製による物理分析にかけられた。200から350塩基のコラー ゲンi似遺伝子挿入片で1ラスミドを選択し、挿入片および隣接するプラスミド 領域は化学およびダイデオキシ法(^、M、Maxamおよび−、Gi Ibe rt 、%i、65.pp499−560.1980) (R,J 、Zagu rskyら、 Gene Ana上tical Techni ues@2.p p289− 294.19S5)の組合わせにより配列決定された。5′および3′両方のプ ラスミド/挿入片結合での適切な読み枠および正しいコードづけ情報に基づき、 これらのプラスミドの1つがpAClと名付けられ、ポリ(C1y−Pro−P ro)発現の分析に使用された。
犬旌河1 IGIIOの この構成(construction)の親株はCAG456 (IacZ(^ 翔)」(八−)酎(^−)兇司田狙肛匹(Ts)mal 己pjB rel)で あり、T、A、Baker、A、D、GrossmanおよびC,A、Gros sにより、Proc、Nat 1.Acad。
旦旦ユ、U、S、A、旦l、 p p6779−6783 (1984)に記載 されている。この株は30℃にて徐々に増殖し、42℃では増殖できない。CA G456は欠損ラムダファージλ ΔBamrex::Km’ cI857Δ( c ro−b i oB)を導入したT、Pattersonから入手した。処 理中株はBio−となり、TAP130と名付けられている。この工程で使用さ れたλdefファージは新しい構成物であり、文献にはまだ記載されていない。
TAP130は我々に送られてきており、安定なrecA突然変異はバクテリオ ファージP1形質導入により導入された。recA対立遺伝子の供与体は大腸菌 株DC1138[r”m1工A 土旦旦(Δ5rlR−recA>306::T n(10)(λ)]であり、それはT、Pattersonから入手され、J。
1、Wi 11 iamsらにより1987年1月7日に出願された米国特許出 願第001.292号に記載されている。この株のrecA突然変異はTet’ 表現型により100%共形質導入可能であり、自然に逆戻りすることは知られて いない。
P1形質導入を実施するため、J、H,Mi I Jer、分子遺伝宇去鳳法( コールドスプリングハーバ−,1972)の方法が使用された。この場合一般化 された形質導入ファージPlvirが選択された、なぜならそれは実験の過程の 閏偶然的なリソグンを形成することができないからである。DC1138上で増 殖したP1溶菌液は以下のごとく調製された+DC1138の一夜培養液の一滴 を5 X 10−’M CaC+ 2を含む5mlのLBグロスに移した。細胞 に続いて2×10”m胞/m lの密度に到達するまでインキュベートされた。
PIファージは1麹1のこの培養液に107フアージを加え、37℃で20分イ ンキュベートすることにより前もって細胞へ吸着させた。この時間の終りに、3 −1のR−上面寒天がチューブに添加され、内容物はLBプレート上に置かれた 。37°で一夜インキュベーション後ファージを採取した。軟い寒天層を5ml のLBで希釈し、遠心分離管に移した。5滴のクロロホルムが添加され、懸濁液 を激しくかきまぜて細胞を溶菌させ、すべてのファージ粒子を放出させた。10 .OOOrpmで10分遠心分離した後、P1溶菌液を含む上澄液が保存された 。
この溶菌液がTAP130内へrecA突然変異を形質導入するために使用され た。5−1の新鮮なTAP130の一夜培養物が等量のMC緩衝液(0,1MM g5O,,5mM CaC+2)に再懸濁された。次に細胞に30℃にて20分 間通気した。細胞液の一部0.1mlをP1溶菌液の10−1および10−2希 釈液0゜1論1へ加えた。ファージは30℃にて30分間インキュベートするこ とにより前もって吸着させた0次に、更なるファージ付着を防ぐため各々のチュ ーブに0゜2−1の1Mクエン酸ナトリウムが添加された。内容物を3+alの R−上面寒天を用いて12.5μg/醜1のテトラサイクリンを含むLBプレー ト上へ置き、プレートは30℃で48時間インキュベートされた。いくつかのテ トラサイクリン耐性コロニーが得られた。
recA突然変異の存在はUV光に対する感受性を試験して確認された。各々の 可能性のある細菌形質導入体、ならびに親株TAP130はLBプレートを横ぎ る画線培養され、画線培養の異った部分が各々0.5または10秒UV光が露光 された。プレートは続いて30°にて一夜インキユベートされた。その親株に比 較して非常にUv感受性であった1つの株(TAP130はすべてのUV露光で 増殖したのに対し、画線培養のゼロ露光部分のみの増殖により示された)が選択 され、1G110と称された。
爽旌透旦 JGIIOい7プースミ゛ ACIに まれ7ム コラーゲン公五O冬ズ±上凡 現 pAclによりコードされているコラーゲン類似ペプチドの±Z Kず発現が全 細胞標識プロトコールを用いて示された。激しく通気しながら25℃にてlG1 10(pAcl>培養物を一夜増殖させた0次の朝、1輸1の一夜培養物を50 μg /s lのアンピシリンを含む201のLBブロス内へ接種した。培養物 は25℃にて0DSSO=0.45まで増殖させた。1−1の試料を取り、M6 3塩溶液で2度洗浄した。ベレットと0.2%グルコース、1μg/輸1のビタ ミンB1および100μg/曽1のプロリンを除いた全アミノ酸を含む1蒙1の M63培地に再懸濁した。培養液は42℃で20分間前もってインキュベートさ れた0次に10μCiの[14C]プロリンを添加し、インキュベーションを3 分間続けた。約1mgの非標識プロリンを次に加え、インキュベーションを更に 3分間実施した。
細胞をベレット化することにより追跡期間を終止させた。細胞ベレットは1度1 睦!のM63塩溶液で洗浄して残っている未取り込み[”C]プロリンを除去し た。
最終細胞ベレットは50p1のSDS充填緩衝液(80mM)リス−HCl、p H6,8,100mMジチオスレイトール、2%SDS、10%グリセロール。
100μg /wh Iのブロモフェノールブルー)に再懸濁し、直ちに沸煮水 浴中で5分間加熱した。その20μ■は12,5%5DS−ポリアクリルアミド ゲル上で電気泳動を行った。ゲルはEn’Hance にュー イングランド  ヌクレア)で処理され、X−線フィルムへ一夜暴露された。得られたオートラジ オグラムは22KDaの分子量をもつ強いタンパク質バンドを示した。この実験 は株lG110中でコラーゲン類似ペプチドが効率よく発現されていることを示 している(図1参照)。
比較鍔1 [”C]プロリンで細胞性タンパク質を原識する方法は事実上実施例3で記載し たごとくである。各々の株の6つの1mlの試料を調製し5μCiの[”CIプ ロリンで3分間標識した。各々の培養液に1mgの非標識プロリンを添加し、4 2℃でインキュベーションを続けた。追跡時間は5,10,20,40.60ま たは120分で終了させ試料は実施例3のごとく処理された。20ulが12゜ 5%5DS−ポリアクリルアミドゲル上電気泳動された。フルオログラフィーに 続いて、ゲルはX線フィルムに一夜暴露された。
22KDaコラーゲン類似ペプチドに対応するバンドがすべての場合に観察され た。各々のレーンのコラーゲンペプチドの相対的量は最初にオートラジオグラム をデンシトメーターでスキャンし続いてトレーシングの切り出された対応するピ ークの重さを測ることにより定量された。追跡開始後5分で得られたピークの重 量を独断的に100%タンパク質残存を表わすものとし、すべての他のピークは それと比較して分析された(図2参照)。結果は、株lG109 (臓ケヒ)に おいては非標識ブロワ〉′添加後20分で40%のコラーゲン類似ペプチドが分 解された。40分ではコラーゲン類似ペプチドの最初の量の20%だけが残って いた。
しかしながらIGIIOの場合では、実験の120分に渡ってコラーゲン類似ペ プチドの量の減少はなかった。それ故回メ1165突然変異の存在は大腸直にお けるこの異種タンパク質の安定性を非常に増加させている。
浄書(内容に変更なし) 図1 1G110(ρACI) 一←22.000 ゴ 図2 追跡後の時間(分) 手続補正書 1、事件の表示 PCT/US89103839 平成1年特許願第510544号 2、発明の名称 異種遺伝子発現のための改良細菌株 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 アライド−シグナル・インコーホレーテッド4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 電話3270−6641〜6646 g。補正の対象 (1)タイプ印書により浄書した明細書及び請求の範囲の翻訳文(2)図面翻訳 文 C9補正の内容 国際調査報告 −h−輔1^−―−N−、PC?/US 89103839国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a.繰返しアミノ酸配列から成るポリペプチドの生産をコードしている1つ またはそれ以上の異種遺伝子; b.前記ポリペプチド生産遺伝子の活性を開始させるための制御手段;c.前記 異種遺伝子により生産されるポリペプチドのタンパク質分解を遅らせるための細 菌タンパク質分解遅延手段;d.前記異種遺伝子を安定化するための遺伝子安定 化手段を含むことを特徴とする細菌宿主微生物の新規株。
  2. 2.前記遺伝子が天然に存在する遺伝子である請求の範囲第1項記載の株。
  3. 3.前記遺伝子が合成遺伝子または半合成遺伝子である請求の範囲第1項記載の 株。
  4. 4.前記制御手段が温度変化、栄養変化、抗生物質の存在または不在および中間 代謝に含まれる細胞内化合物のレベルの変化に応答する手段から成る群より選択 される請求の範囲第1項記載の株。
  5. 5.前記細菌タンパク質分解遅延手段がプロテアーゼの生成、活性または分解を 制御するための欠損プロテアーゼコード遺伝子手段、およびプロテアーゼに対し て拮抗的もしくは阻害的またはプロテアーゼの生成または活性化のための手段に 対して拮抗的または阻害的である手段から成る群より選択される請求の範囲第1 項記載の株。
  6. 6.前記細菌タンパク質分解手段がタンパク質分解に関与する1つまたはそれ以 上の酵素を制御する1つまたはそれ以上の遺伝子中への突然変異の導入により生 じる単数もしくは複数の欠損プロテアーゼコード遺伝子である請求の範囲第1項 記載の株。
  7. 7.前記遺伝子安定化手段がrecA突然変異である請求の範囲第1項記載の株 。
  8. 8.a.繰返しアミノ酸配列から成るポリペプチドの生産をコードしている1つ またはそれ以上の異種遺伝子; b.cI857突然変異と結合されたラムダPLプロモーター、trcプロモー ター、trcプロモーターおよびT7RNAポリメラーゼと結合されたT7プロ モーターから成る群より選択される前記遺伝子の活性化を開始させるための制御 手段; c.突然変異を受けたlon遺伝子、突然変異を受けたhtpR遺伝子またはそ の組合せから成る群より選択される細菌タンパク質分解遅延手段;およびd.r ecAから成る群より選択される前記遺伝子を安定化するための遺伝子安定化手 段、 を含むことを特徴とし、請求の範囲第1項に従った大腸菌の新規株。
  9. 9.大腸菌株NRRLΔB−18352。
  10. 10.a.繰返しアミノ酸配列から成るポリペプチドの生産をコードしている1 つまたはそれ以上の異種遺伝子; b.前記ポリペプチド生産遺伝子の活性を開始させるための制御手段;c.前記 異種遺伝子により生産されるポリペプチドのタンパク質分解を遅らせるための細 菌タンパク質分解遅延手段;およびd.前記異種遺伝子を安定化するための遺伝 子安定化手段を含むことを特徴とする細菌株を培養することからなる繰返しアミ ノ酸配列を持つポリペプチドの生産方法。
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