JPH04500740A - 真空バルブとこの真空バルブを備えた負荷開閉器及びこの負荷開閉器の運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 真空バルブとこの真空バルブを備えた負荷開閉器及びこの負荷開閉器の運転方法 技舌分ユ この発明は電気開閉器の分野に関し、真空バルブの構造的形態及びこの真空バル ブを備える負荷開閉器の構造及び運転に適用される。

従土技座 特に６〜３５ｋＶの電圧領域の電気開閉器のために用いられる真空バルブは一般 に下記の構造を有する。すなわち絶縁性の筒形ケースが二つの導電性端部キャッ プを備え、相互に同軸に向かい合う二つの接触ビンがこれらの端部キャップを貫 いてケース中へ導入されている。これらの接触ビンのうちの一方のビンは一方の 端部キャップと直接真空密に結合され、他方のビンはベローを介して他方の端部 キャップと真空密に結合され、これらの接触ビンは端面に配置された接触面を備 える（アメリカ合衆国特許第３５９０１９７号明細書参照）、その際これらの接 触面は特別な接触片により形成され、この接触片のために特殊な材料が用いられ 、また接触片は場合により特殊な構造的形態を有する（ドイツ連邦共和国特許出 願公開第２６３８７００号公報参照）１例えばマルエージ鋼又はクロム・ニッケ ル・ステンレス鋼のような鉄を含む材料から成る接触片も適していることが判明 している（ドイツ連邦共和国特許出願公開第２３０８９１３号公報、英国特許第 １４８０２８５号明細書参照）。

真空バルブは遮断器ばかりでなく負荷開閉器及びコンタクタのためにも使用され る。負荷開閉器では真空バルブは許容連続負荷電流だけを加えられる。従ってこ の用途の場合には真空スイッチの特性を十分に利用することができない、負荷開 閉器で使用される真空バルブの遮断容量を一層良好に利用するために、第１の開 閉接点を真空バルブと直列に配置し、また第２の開閉接点をこの直列回路に並列 に配置することが既に知られている。そして負荷開閉器の開路の場合には、まず １００％の負荷開閉器定格電流に対して設計された並列配置接点が開かれ、その 後に真空バルブによりアーク遮断が行われ、続いて直列配置接点が開かれ、この 接点が目視可能な分離箇所を形成する。負荷開閉器の閉路の場合には、直列配置 接点の閉路の後に又は両接点の閉路の後に、初めて真空バルブが閉じられる（ド イツ連邦共和国特許出願公開第２５２２５２５号公報参照）。

蚕！朋 二つの導電性端部キャップを備λだ絶縁性の筒形ケースと、端面に配置された接 触面を備え相互に同軸に向かい合う二つの接触ビンとから成り、一方の接触ビン が直接一方の端部キャップと真空密に結合され、他方の接触ビンがベローを介し て他方の端部キャップと真空密に結合されているような真空バルブを出発点とし て、この発明の新しい課題は、主として負荷ＩＩ流遮断機能だけに適合するよう にこの種の真空バルブを構成することにある。

この課題の解決のためにこの発明によれば、接触ビンがニッケルクロム鋼から成 り、この接触ビンの端面が真空バルブの接触面を形成する。

この種の真空バルブは特に接触箇所の範囲で非常に簡単に構成されている。なぜ ならば特別にＦｉｌ成された接触片も高価な接申材料も用いられていないからで ある。むしろ接触ビン自体の端面が接触面を形成する。その際接触ビンに対して 市販の合金鋼従って非常に経済的な材料が使用される。

前記のように新しい真空バルブは特に負荷開閉器で使用されるのに適している。

その際この発明の！施ｇＨによれば、真空バルブが定格電流を導かず、短絡電流 時に投入されず、静的な耐電圧強度を有するン・要がないように、真空バルブを 二つのブレード状接占に付設し、かつ合計三つの接点の開閉順序を定める。この ために一方のブレード状接占が真空バルブに並列に配置され、他方のブレード状 接点が真空バルブと１ｊＩｌの接鱒とから成る並列回路に直列に配置され、負荷 開閉器の運転時に負荷開閉器の閉路の際及び両ブレード状接点の正常な閉路位置 で真空バルブが開かれたままであり、負荷開閉器の開路時にはまず真空バルブの 接点が閉じられ、その後に並列配置接点が開かれ、そして真空バルブの接点が開 かれ、続いて直列配置接点が開かれるようにされる。

置皿Ω五朋 図１は新しい真空バルブの一実施例を示し、図２はこの真空バルブを負荷開閉器 の二つのブレード状接点に付設するための回路図を示す。

叉胤遡 図１は１周知の方法で無酸素銅から成る二つの端部キャップ２．３及び相互に同 軸に向かい合う二つの円筒形接触ビン４．５を備え、アルミナセラミック製の円 筒形絶縁体の形のケース１から成る真空バルブを示す０両端部キャップ２，３は 一方では突き合わせに直接的にケースｌの端面と真空密にろう付けされ、他方で は直接的に接触ビン４と真空密にろう付けされるか、又はベロー６及び蒸気シー ルド７を介して間接的に軸方向可動接触ビン５と真空密にろう付けされている。

可動接触ビン５は更に端部キャップ３に支えられたフランジ部分８により導かれ ている。真空バルブの接触装置は相互に同軸に向かい合う両日筒形接触ビン４． ５かも成り、これらの接触ビンは投入状態では相互に向かい合う端面４１．５１ で接触する。同時に接触装置の接触片及び通電部として働く接触ビンの縁の軽い 面取り以外には、遮断過程で発生するアークに影響をもたらすような接触面での 構造的処置は行われていない、接触ビンはニッケルクロム鋼から成るが、これは それ自体は低導電性であるが真空中では溶着しにく（かつガス含有量が少ない。

図１に基づき構成された真空バルブは特に負荷開閉器用バルブとして採用するこ とを目的としている。このために図２に示すように負荷開閉器において、ブレー ド状接点１２に並列に配置され、この並列回路に直列に別のブレード状接点１１ が配置されている。この積の負荷開閉器の操作は、開閉器の正常な運転状態にお いて真空バルブ１０の接点が開かれており、負荷開閉器の開路時にはまず真空バ ルブ１０が接点１２に並列に投入され、そして接点１２が開かれ、その後に真空 バルブ１０が遮断され、続いて接点１１が同様に開かれるように構成することが できる。この負荷開閉器の閉路は接点１１．１２の閉路だけにより行われる。こ の種の運転方法は、負荷開閉器用パルプが投入短絡電流によってもまた定格電流 によっても負荷を受けず、かつ絶え間ない静的電圧負荷にもさらされないという 長所を有する。従って真空バルブには僅かな絶縁的、動的及び熱的要求が課せら れるにすぎない、これにより真空バルブを従来通常用いられた真空バルブより著 しく小形かつ経済的に製造することが可能である。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．二つの導電性端部キャップを備えた絶縁性の筒形ケースと、端面に配置され た接触面を備え相互に同軸に向かい合う二つの接触ビンとから成り、一方の接触 ピンが直接的に一方の端部キャップと真空密に結合され、他方の接触ビンがペロ ーを介して他方の端部キャップと真空密に結合され、更に接触ビン（４、５）が ニッケルクロム鋼から成り、接触ビンの端面（４１、５１）が真空バルブの接触 面を形成することを特徴とする真空バルブ。
2. ２．一方のブレード状接点（１２）が真空バルブ（１０）に並列に配置され、他 方のブレード状接点（１１）カ真空バルブ（１０）及び第１の接点（１２）から 成る並列回路に直列に配置されていることを特徴とする請求項１記載の真空バル ブと二つのブレード状接点とを憶える負荷開閉器。
3. ３．ブレード状接点及び真空バルブの下記の開閉順序すなわち、負荷開閉器の閉 路の際及び両接点（１１、１２）の正常な閉路位置では真空バルブ（１０）が開 かれたままであり、負荷開閉器の開路時にはまず真空バルブ（１０）の接点が閉 じられ、その後に並列配置接点（１２）が開かれ、そして真空バルブ（１０）の 接点が開かれ、続いて直列配置接点（１１）が開かれることを特徴とする請求項 ２記載の負荷開閉器の運転方法。