JPH04500550A - 所定の体積を有する冷却くぼみを備えた関節ピストン - Google Patents
所定の体積を有する冷却くぼみを備えた関節ピストンInfo
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
所定の堆積を有する冷却くぼみを備えた関節ピストン技術の分野
本発明は、全体的には、内燃機関で用いるための関節ピストンのピストン部材に
関するものであり、一層詳しくは、冷却くぼみの熱交換率を高めることによって
ピストン部材の冷却を改善することに関する。
背景の技術
ここ数年にわたって、エンジンをよりコンパクトに設計し、しかも、燃費および
効率を改良し、汚染物排出量を低減し、エンジン46を延ばし、さらに、シリン
ダあたりの出力を高めるという機運が高まってきている。今日のエンジンは改良
または高級化されているので、ピストン組立体はかなり高い燃焼室圧力および温
度を受ける。
ピストンに加えられる高い温度の影響を克服する試みはなされている。試みられ
た主要な方法の1つは、ピストン側からの熱遮断効率を高めることであった。
たとえば、1957年12月3日にGeorge A、 Boltに発行された
米国特許第2,815,011号では、一体型ピストンの下面にトラフ部材が取
り付けである。このトラフ部材は、冷却材を集め、ピストンの底面に向かって冷
却材をはねかけ、ピストンから冷却材へ熱を抽出するのに用いられる。トラフの
壁面はピストンに接近して位置しているが、熱伝導接触はしていない。したがっ
て、ピストンの伝熱部分と良好な伝熱接触をしていなくても、トラフは熱を抽出
し、ピストンの温度を低下させるのにより効果的であり得る。
1977年11月1日にKenneth R,Xaa+manに発行された米国
特許第4.056.044号に開示されている冷却式ピストン組立体は2分割式
であり、本体部と、これにリストビンで連結されたスカートとを包含する。本体
部には外側室が設けてあり、そこに潤滑・冷却オイルが送られる。スカートは、
外側チャンバの下に設けてあってこのチャンバからオイルを集める環状の溝を包
含する。集められたオイルは、ピストン組立体の往復動でチャンバ内にはねかけ
られ、チャンバ領域において本体部をさらに冷却する。冷却オイルはチャンバ内
に送られてから、チャンバの表面に沿って流れて熱の一部を吸収し、冷却オイル
の一部は溝内に落下して上記の運動を繰り返す、この設計は作動可能であるが5
本体部から冷却材への熱伝達の効率がM週とは言い難い。
これは、溝がスカートにあり、ピストンの伝熱部分と良好な伝熱接触をしていな
いからである。
1983年3月29日にl1inton J、 Pe1izzoniに発行され
た米国特許第4.377、967号に開示された2分割式ピストン組立体は上部
と下部とからなる2分割式ピストン組立体をである。ピストンのクラウン部材の
下端の外特表千4−500550 (3)
側まわりに別体のカップ状の装置が取り付けである。
このカップ状装置は、冷却材を集め、それをピストンの底にはねかけ、ピストン
から冷却材に熱を抽出するのに用いられる。この装置は上部に取り付けであるが
、上部、すなわち、クラウンの最も熱い部分に対して良好な熱伝導関係になって
いない下方リング・ランドの下部に取り付けである。したがって、カップ状装置
はクラウンに対して良好な熱伝導関係になく、この構造は、カップ状装置または
くぼみに保持されるべき冷却材の体積を制御し、くぼみの全体積対装置の体積の
関係を決定するということを教示あるいは示唆するものではない。
E+wiI RipbergerおよびHanspeter Wielandに
発行され、1988年7月13日に公告された英国特許出願公告筒2、199.
637号に成るピストン・ヘッドが開示されている。この英国出願は、入口、出
口を備えた環状の冷却オイル室を有する鍛造ピストン・ヘッドを開示している。
この冷却室は、個々のプロングを閉じた壁の形状に変形することによってピスト
ン・ヘッドの一体部品として形成される。冷却室を形成するプロングの各々はピ
ストン・ヘッドと伝熱連結状態にある。しかしながら、プロングの変形は間に密
閉結合部を作るわけではないし、くぼみの体積を制御できるわけでもない。
したがって、冷却材を保持し、冷却材の、ピストンの伝熱部分との接触時間を延
ばす溜めは示されてぃない。
したがって、必要とされるものは、連続的で能率良く作動できる高出力エンジン
・ピストン組立体およびピストン部材である。さらに、ピストン部材は比較的容
易に製作することができ、溜めに保持される所定麗の冷却材を連続的に補給して
冷却材の、ピストンの伝熱部分との接触時間を延ばすことができ、さらに、ピス
トンの伝熱部分から冷却材溜めへの熱伝導路を大きくすることができなければな
らない。
本発明は上記の問題のうちの1つあるいはそれ以上を克服することを目的とする
。
I肚工1j
本発明の一局面によれば、関節ピストン組立体は。
エンジンで用いられるようになっているピスト:)NI材およびスカート部分を
包含する。ピストン部材の上部は、はぼ円筒形となっており、周囲頂面、この頂
面から下に延びる管状壁、外向きの壁部分および下向きの環状冷却くぼみを有す
る。下部は外向きの壁部分と組み合わせた一対の垂れ下がりビン・ボスを包含す
る。
これらのビン・ボスは、個別に、共通軸線と整合するりすとビン受は孔を構成す
る。スカートは下部のまわりに設けてあり、共通軸線と整合する一対のりストピ
ン受は孔を有する。1つのりストビンがスカートのりストピン受は孔およびピス
トン部材の下部にあるリストビン受は孔内に配置され、スカートをピストン部材
に摺動可能に取り付ける。少なくとも1つのそらせ板が環状冷却くぼみ内に設置
され、これは、ピストン部材の上部に熱伝導関係で密封固定され、所定の体積お
よび少なくとも1つの開口を有する冷却通路を構成す本発明の別の局面によれば
、鋼製のピストン部材は上部および下部を包含し、エンジン燃焼室内で往復動で
きる。ピストン部材の上部はほぼ円筒形であり、周囲頂面、この頂面から下に延
びる管状壁、外向きの壁部分および下向きの環状冷却くぼみを有する。下部は外
向きの壁部分と組み合わせた一対の垂れ下がりビン・ボスを包含する。くぼみ内
には少なくとも1つのそらせ板が設置してあり、これはピストン部材の上部に熱
伝導関係で密封固定され、所定の体積および少なくとも1つの開口を有する冷却
通路を構成する。
一層詳しく言えば、本発明のピストン組立体は、開口と所定の密閉体積を有する
冷却通路を備えた鋼製ピストン部材を有する。
図面の簡単な説明
第1図は本発明によるエンジン・ピストン組立体の概略断片垂直断面図である。
第2図はピストン組立体の一部の、第1図の■−■線に沿った垂直断面図である
。
第3図は第1図、第2図に示すピストン部材の頂部周囲領域の詳しい構造を示す
拡大断片図である。
第4図は第2図に示すピストン部材の、rV−rV線に沿った底面図であり、ピ
ストン・ボスを仮想線で示す図である。
第5図は第1図、第2図に示すピストン部材の2つのそらせ板のうちの1つを示
す拡大展開図である。
第6図は別の一体型そらせ板を持つピストン部材の底面図である。
第7図は開口内を直接見たときの一体型そらせ板の側面図であり、突出部分の高
さを示す図である。
るための の升ン。
第1図、第2図を参照して、内燃機関(エンジン)10は一体のブロック12と
、複数のファスナまたはボルトによって普通の要領でブロック12に固着された
シリンダ・ヘッド14とを包含する。ブロック12は複数の機械加工したシリン
ダ・ボア18を有し、そのうちの1つだけが図示しである。各ボア18はそのま
わりに冷却材流路を備える。エンジン10は交換可能なシリンダ・ライナの有無
を問わず任意の従来設計のものであり得る。
エンジン10は、さらに、複数の冷却オイル噴出ノズル20を包含し、その1つ
が第1図の右下部に示しである。各ノズルはブロック12に固着してあり、図示
しない普通の加圧オイル源に接続してあり、関節ピストン組立体22にオイルな
どを供給するようになっている。
エンジン10のピストン組立体22は、上方の鋼製ピストン部材24と、下方の
あるみ製ピストン・スカート26とを包含し、これらは長平方向の中心軸線30
を有する共通のリストんビン28上に枢着しである。リストビンは鋼材料で作ら
れており、円筒形の外面32と、重量軽減の目的でリストビンな貫いて設けた円
筒形のボア34とを有する。連接棒36は普通のものであり、これは上部あい端
38付近でキーストーンまたはくさび状の形となっており、そこに鋼裏打ち青銅
製スリー・ブ軸受40が固定しである。連接棒36は、エンジンのサイクルに応
じて、リストビン28によって駆動されるか、あるいは、リストビン28を駆動
する。
鋼製ピストン部材24は、第2図に示すように、はぼ円筒形の上部42と軸線4
1とを有する。上部42は平坦な、すなわち、軸線41に対して直角な平面に位
置する周囲頂面44と、この実施例では完全に機械加工した、軸線41まわりの
回転面であるクラウン面46とを有する。このクラウン面46は本発明の利点を
変えることなく軸線41からオフセットして設けることもできる。大まかに言え
ば、クラウン面は、頂面の下方に位置する中央の頂点部48と、はぼ円筒形の周
囲すなわち半径方向外側ランド部50と、頂点部および外側ランド部と滑らかに
つながる環状トラフ52とを有する。頂点部48、環状トラフ52および外側ラ
ンド部50の組み合わせは燃料効率をかなり改善する。
第3図に最も良く示すように、ピストン部材24は、さらに、頂面44の外縁か
ら垂れ下がる管状の!!54を包含し、この壁54には、その全周にわたって以
下に述べる順序で、頂部ランド56、キーストーンまたはくさび状の横断面形状
を有する頂部リング溝58、上部中間ランド60、矩形横断面形状の中間リング
溝62、下部中間ランド64、矩形横断面形状の底部リング溝66および下端面
7oで終わる底部ランド68が形成しである。環状の半径方向内向きの壁面72
も壁54によって構成されており、この壁面は下端面70から上方に延びている
。上部42は環状の半径方向外向きの壁面74を提供する。下向きの円筒形壁面
76が壁面72.74の間をつなげている。
外向きの壁部78が移行壁面8oによって壁面74につながっている。これらの
壁面72.74.76.80は、それぞれつながった関係で一緒になって、精密
に定められた横断面形状および体積の環状冷却くぼみ82を構成する。実際に、
壁面74は円錐形であり、第3図に示すように、約4度の軸t+i41に対する
傾斜角rAJを有する。一方、壁面72も円錐形であり、約2度の傾斜角rB」
を有する。あるいは、環状冷却くぼみ82は、鍛造あるいは鋳造した任意の形態
であっても良いし、あるいは第3図に示すような深いくぼみを機械加工したもの
であっても良い。
一対のそらせ板84がピストン部材24の上部42に密封状態で固定してあり、
これらのそらせ板は一対の冷却通路またはオイル・トラフ86を形成する。この
特定の用途においては、そらせ板84は、外向きの壁部78と内向き壁面72の
間で冷却くぼみ82内に取り付けである。あるいは、図示してないが、そらせ板
84は、伝熱関係となる任意の形態で、外向き壁部78および端面70と組み合
わせるなどして冷却くぼみ82に取り付けても良い。この用途では、そらせ板は
溶接と接着剤を組み合わせて取り付けられる。しかしながら、そらせ板は種々の
溶接法または接着法によってピストン部材24に取り付けても良い、第4.5.
6.7図に最も良く示すように、そらせ板84の各々は、半径方向内面87、半
径方向外面88、一対の端89および各端89から上向きに延びる突出部90を
有する。突出部90は、この特殊な用途では約8mmである高さrHjを有し、
また、冷却くぼみ82に緊密に嵌合する輪郭を有し、冷却通路の所定の全密閉体
積が全冷却くぼみ体積の50%〜75%になるようにしである。冷却材の熱吸収
効率は、主として、冷却材と接触する表面積、冷却材の量、冷却材の温度、冷却
材が熱と接触する時間および冷却材の洗浄効果に依存する。くぼみの3分の1す
なわち約67%は、密閉体積冷却くぼみ86のような空所内におけるカクテルシ
ェーカ・スクラバー作用による最良の伝熱にとって最適となるように決定される
。
対のそらせ板84の間には一対の開口92が設けである。これらの開口は互いに
斜め方向に対向して位置しており、したがって、ピストン部材24は2つの可能
性のある位置のいずれかでリストビン28にエンジン内ですえ付けることができ
、また、開口のうち少なくとも一方を充填開口あるいはボートとして作用するオ
イル噴射ノズル20と軸線方向に整合させ、他方の開口を流下、出口あるいはオ
ーバーフロー開口として作用させることができる。そらせ板84の1つを第5図
に示す、突出部90はそらせ板と一体に形成してあり、ピストン部材24に取り
付ける前に曲げるようになっている。あるいは、第6図に示すように、対の冷却
通路86は1つだけの通路に組み合わせても良く、1つだけのそらせ板96をピ
ストン部材24に密封状態で固定しても良い。そらせ板96は充填・環流開口ま
たはボートとして作用する単一の開口98と、一対の上方に延びる部分すなわち
ダム部材100とを包含する。第7図に示すように、ダム部材100は、この特
殊な用途では約8mmである高さ「H」を有し、冷却通路の密閉体積が全通路体
積の3分の2の理想的な充填容量に設定される。
また別の変形例として、図示してないが、そらせ板96に一対の開口98を設け
、所定の高さを有する一対の管状のダム部材で開口98を囲み、通f886を連
続通路としても良い、また、上記のダム部材の1つで単一の開口98を構成し、
連続した通路を形成するようにしても良い。
鋼製ピストン部材24は、さらに、一対の垂れ下がりビン・ボス106を包含す
る下部104を有し、これらのビン・ボスは上部42の外向き壁部78につなが
り、そして、上部によって構成される下向きのくぼんだポケット108とつなが
る。ビン・ボス106の各々を貫いてボア110が形成してあり、このボアは鋼
内張り青銅軸受スリーブ112を個別に受けるようになっている。これらの軸受
スリーブは軸線方向に整合していてリストビン28を回動自在に受け入れる。
次に、ピストン・スカート26に言及すると、これはピストン部材24の上部4
2の下端面70と近接しているが接触していない関係にある周囲頂面114を有
する。さらに、スカート26は、頂面から垂れ下がるやや楕円形の外面116を
有する。スカート26は、さらに、最大直径部(図示せず)と最小直径部120
を有する。ピストン・スカートのこの最小直径部120を貫いて一対の整合した
りストピン受はボア122が形成しである。各ボア122はスナップリング受は
満124を有する。こうして、ピストン・スカートはりストビン28上に枢着さ
れ、このリストビンは両ボア内に摺動自在に設置される。中心軸線30に沿って
リストビンが過剰に動くのを防止するために、一対の割り保持リング126がそ
れぞれの溝124内に配置しである。スカートは、また、一対の斜めに対向する
くぼみ128を備え、これらのくぼみはスカートの底に下向きに開口していて、
スカートが最下方位置まで移動したときでもノズル20との間に間隙を与える。
の1p
作動にあたって、関節ピストン組立体22は上死点と下死点の間で往復動じ、ノ
ズル20は開口92の1つを通して冷却材、この用途では、オイルの流れを連続
的に送るようになっている。冷却材は環状冷却(ぼみ82に入り、壁面を洗浄し
、ピストン組立体22から熱の一部を吸収する。壁面を洗浄したオイルは対の冷
却通路86に集められ、余分な潤滑・冷却オイルは突出部90を越えて流下し、
開口92を通って流出する。冷却材は晋通の要領で集められ、冷却され、再循環
させられる。冷却通路86に保持される所定の密閉体積(冷却くぼみ82の全体
積の約3分の2)により、冷却くぼみ82の全体積に関する、ピストン部材24
からオイルへ熱を伝える効率が最良の値となる。さらに、突出部90により、冷
却材の密閉体積が冷却通路86内に保持され、環状冷却(ぼみ82の表面にはね
かけられる。エンジンの作動中、関節ピストン組立体22の往復動が生じ、冷却
材が環状冷却くぼみ82を構成する表面に向かってはねかけられる。はねかけ作
用は、特に、ピストン組立体が方向転換する位置で生じる。はねかけられた冷却
オイルは内向きの壁面72、外向き壁面74、下向きの円筒形壁部76を洗浄し
、このとき、熱がピストン部材24からオイルに伝オ〕る。
往復動中、通路86内に保持された冷却オイルもピストン部材24から熱を吸収
する。これは、そらせ板84がピストン部材24に密封固定されており、ピスト
ンの伝熱部から通路86内に保持された冷却材への伝熱経路を大きくするからで
ある。関節ピストン組立体22が往復動するにつれて、連続的に噴射するノズル
20が通路86に冷却材を補給する。
前述のことから明らかなように、本発明に従って構成したピストン部材24の関
節ピストン組立体はピストン部材24の適切な冷却を行う。また、突出部90を
備えたそらせ板84が密閉冷却通路86を形成するようにピストン部材24に密
封固定され、これらの冷却通路86が冷却くぼみ82の全体積の約3分の2の所
定密閉体積を持つことも明らかであろう、したがって、冷却材による洗浄作用を
介しての熱の吸収およびそらせ板84を通してのピストン部材24がらの伝熱を
利用して冷却材の効率が高くなる。
本発明の他の局面、目的および利点は図面、開示および請求の範囲を検討するこ
とによって明らかとなろう。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.エンジン(10)で用いるようになっている、ピストン部材(24)、スカ ート部(26)を包含する関節ピストン組立体(22)であって、ピストン部材 (24)が上部(42)と下部(104)を有し、この上部(42)がほぼ円筒 形であり、周囲頂面(44)、この頂面(44)から垂れ下がる管状壁(54) 、外向き壁部分(78)および下向きの環状冷却くぼみ(82)を有し、前記下 部(104)が前記外向き壁部分(78)とつながる一対の垂れ下がりピン・ボ ス(106)を包含しこれらのピン・ボス(106)が、個別に、中心軸線(3 0)と整合するリストピン受けボア(110)を構成しており、 スカート部(26)がピストン部材(24)の下部(104)のまわりに位置し ており、中心軸線(30)と整合する一対のリストピン受けボア(110)を有 し、 スカート部(26)の対のリストピン受けボア(122)およびピストン部材( 24)の下部(104)にあるリストピン受けボア(110)内にリストピン( 28)が配置してあってスカート部(26)をピストン部材(24)に取り付け ており、環状冷却くぼみ(82)内に少なくとも1つのそらせ板(96)が設置 してあり、このそらせ板がピストン部材(24)の上部(42)に熱伝導関係で 密封固定してあり、所定の密閉体積および少なくとも1つの開口(92)を有す る冷却通路(86)を形成している ことを特徴とする関節ピストン組立体。 2.請求の範囲第1項に記載の関節ピストン組立体において、前記所定の密閉体 積が全冷却くぼみ体積(82)の約50%〜約75%の範囲にあることを特徴と する関節ピストン組立体。 3.請求の範囲第1項に記載の関節ピストン組立体において、前記所定の密閉体 積が全冷却くぼみ体積(82)の約67%であることを特徴とする関節ピストン 組立体。 4.請求の範囲第1項に記載の関節ピストン組立体において、前記そらせ板(9 6)が一対の板(96)を包含することを特徴とする関節ピストン組立体。 5.請求の範囲第4項に記載の関節ピストン組立体において、前記板(96)の 各々が各端に上向きの突出部(90)を有することを特徴とする関節ピストン組 立体。 6.請求の範囲第5項に記載の関節ピストン組立体において、前記突出部(90 )が所定の高さを持っていて、通路内の所定の密閉体積が全冷却くぼみ体積(8 2)の約67%であるようにしたことを特徴とする関節ピストン組立体。 7.請求の範囲第5項に記載の関節ピストン組立体において、前記端(89)の 間にスペース(98)があって入口・出口開口(98)を形成していることを特 徴とする関節ピストン組立体。 8.請求の範囲第1項に記載の関節ピストン組立体において、前記そらせ板(9 6)が単一の板(96)を包含することを特徴とする関節ピストン組立体。 9.請求の範囲第8項に記載の関節ピストン組立体において、前記単一の板(9 6)が開口(98)と、この開口(98)の反対側(89)に一対の上向き突出 部(90)とを有することを特徴とする関節ピストン組立体。 10.請求の範囲第9項に記載の関節ピストン組立体において、前記突出部(9 0)が所定の高さを有し、通路内の所定の密閉体積が全冷却くぼみ体積(82) の約67%であるようにしたことを特徴とする関節ピストン組立体。 11.上部(42)と下部(104)を有し、内燃機関(10)で往復動するよ うになっている鋼製ピストン部材(24)であって、 上部(42)がほぼ円筒形であり、周囲頂面(44)、この頂面(44)から垂 れ下がる管状壁(54)、外向き壁部分(78)および下向きの環状冷却くぼみ (82)を有し、 下部(104)が前記外向き壁部分(78)とつながる一対の垂れ下がりピン・ ボス(106)を包含し、 環状冷却くぼみ(82)内に少なくとも1つのそらせ板(96)が設置してあり 、このそらせ板がピストン部材(24)の上部(42)に熱伝導関係で密封固定 してあり、所定の密閉体積および少なくとも1つの開口(92)を有する冷却通 路(86)を形成している ことを特徴とする鋼製ピストン部材。 12.請求の範囲第11項に記載の鋼製ピストン部材において、前記所定の密閉 体積が全冷却くぼみ体積(82)の約50%〜約75%の範囲にあることを特徴 とする鋼製ピストン部材。 13.請求の範囲第12項に記載の鋼製ピストン部材において、前記所定の密閉 体積が全冷却くぼみ体積(82)の約67%であることを特徴とする鋼製ピスト ン部材。 14.請求の範囲第11項に記載の鋼製ピストン部材において、前記そらせ板( 96)が一対の板(96)を包含することを特徴とする鋼製ピストン部材。 15.請求の範囲第14項に記載の鋼製ピストン部材において、前記板(96) の各々が各端に上向きの突出部(90)を有することを特徴とする鋼製ピストン 部材。 16.請求の範囲第15項に記載の鋼製ピストン部材において、前記突出部(9 0)が所定の高さを持っていて、通路内の所定の密閉体積が全冷却くぼみ体積( 82)の約67%であるようにしたことを特徴とする鋼製ピストン部材。 17.請求の範囲第16項に記載の鋼製ピストン部材において、前記端(89) の間にスペース(98)があって入口・出口開口(98)を形成していることを 特徴とする鋼製ピストン部材。 18.請求の範囲第1項に記載の鋼製ピストン部材において、前記そらせ板(9 6)が単一の板(9)を包含することを特徴とする鋼製ピストン部材。 19.請求の範囲第18項に記載の鋼製ピストン部材において、前記単一の板( 96)が開口(98)と、この開口(98)の反対側(89)に一対の上向き突 出部(90)とを有することを特徴とする鋼製ピストン部材。 20.請求の範囲第19項に記載の鋼製ピストン部材において、前記突出部(9 0)が所定の高さを有し、通路内の所定の密閉体積が全冷却くぼみ体積(82) の約67%であるようにしたことを特徴とする鋼製ピストン部材。
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