JPH0450008Y2 - - Google Patents

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JPH0450008Y2
JPH0450008Y2 JP1986196095U JP19609586U JPH0450008Y2 JP H0450008 Y2 JPH0450008 Y2 JP H0450008Y2 JP 1986196095 U JP1986196095 U JP 1986196095U JP 19609586 U JP19609586 U JP 19609586U JP H0450008 Y2 JPH0450008 Y2 JP H0450008Y2
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light
receiving element
optical sensor
film substrate
emitting element
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、被検体の一方の側から他方の側へ
光を透過させ、この透過光の前記被検体による吸
収の大きさの変化を検出する光センサに関するも
のである。
[従来の技術] 指先の皮膚の一方の側から他方の側へ光を透過
させ、この光の指の血流の量による透過率(反射
率)の変化を検知し、信号処理後、計算すること
により、脈拍値および血圧値等を求める装置があ
る。
第4図は実開昭60−158803号公報に開示されて
いる、屈撓自在なフイルム基板上に発光素子およ
び受光素子を取付けた光センサの斜視図である。
屈撓自在なフイルム基板1の上に発光素子2と
受光素子3が取付けられている。発光素子2と受
光素子3はリード線4に接続され、該リード線4
はコネクタ5を介して信号処理本体に連絡されて
いる。
第5図はこの光センサの構成説明図である。
該光センサ8は、指の一方の側から他方の側へ
光を透過させ、この透過光の前記指による吸収の
大きさの変化を検出するためのものであつて、屈
撓自在なフイルム基板1の上に前記指の大きさに
対応した所定の間隔に発光素子2および受光素子
3を配置するとともに、該発光素子2および受光
素子3を覆うように透明かつ屈撓自在な透光フイ
ルム6を前記フイルム基板1に貼着してなるもの
である。
この光センサは第6図、第7図、第8図に示し
たような方法で用いる。
第6図は第4図におけるA−A断面図、第7図
は装着断面図、第8図は固定テープの斜視図であ
る。固定テープ9は長方形の形状のテープで、テ
ープの一端の表面に物理的接着手段を有し、テー
プの他端の裏面にも物理的接着手段を有し、被固
定体に巻きつけて該一端の表と該他端の裏を重ね
合わせることにより、被固定体を固定するもので
ある。
発光素子2と受光素子3が指7の先端を挾むよ
うに、該光センサ8を指7に巻きつける(第7
図)。
次いで、第8図に示す固定テープ9を、該指に
巻きつけられた光センサ8に巻きつけて、光セン
サ8を指7にしつかりと固定する(第7図)。
発光素子2および受光素子3はリード線4に接
続されており、リード線4はコネクタ5に接続さ
れ、信号処理本体に連絡されている。
次に第7図を用いて、この光センサの機能につ
いて説明する。
電力を入力すると、リード線4に電気が流れ、
発光素子2が発光する。発光により生じた光は指
7を透過して、受光素子3に照射する。受光素子
3はこの光を受光して、リード線4、コネクタ5
を介して信号処理本体に信号を送る。信号処理本
体はこのときの透過率の変化を検知し、信号を処
理し、その後計算することにより、脈拍および血
圧値等を求める。
[考案が解決しようとする問題点] 以上のように従来の光センサによると、受光素
子3は受けた光を電流(以下出力電流という)に
変換して、その出力電流をリード線を介して、信
号処理本体に送る。信号処理本体はこの出力電流
により、透過率の変化を検知し、脈拍および血圧
値等を求める。
しかし、受光素子の感度は非常に良いので、受
光素子が十分に遮光されていない場合、あるいは
受光素子が外部から電磁波等の電気的ノイズを受
けた場合、受光素子の出力電流に変動が生じる。
受光素子の出力電流に変動が生じると、それをも
とにして信号処理本体が計算した脈拍値および血
圧値等は不正確となり、問題である。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、受光素子を外部光から十分に遮光し、か
つ受光素子を外部からの電気的ノイズから完全に
遮断し、正確な脈拍値および血圧値等を与える光
センサを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は、被験体に巻き付け、該被験体の一
方の側から他方の側へ光を透過させ、この透過光
の上記被験体による吸収の大きさの変化を検出す
る光センサに係るものである。当該光センサは、
表面と裏面を有する屈撓自在なフイルム基板と、
上記フイルム基板の表面に直接設けられ、かつ上
記被験体の大きさに対応した所定の間隔を隔てて
配置された発光素子と受光素子と、を備える。当
該光センサは、上記フイルム基板の表面に設けら
れ、かつ上記発光素子および受光素子に接続さ
れ、上記発光素子および受光素子の電位を一定に
保つグラウンドパターンと、上記フイルム基板の
裏面に設けられた、遮光能力を有し、かつ導通可
能な金属薄板と、を備える。上記グラウンドパタ
ーンと上記金属薄板とは、上記フイルム基板中に
貫通して設けられたグラウンド貫通孔を通じて、
導通される。
[作用] この考案に係る光センサはフイルム基板裏面に
遮光能力を有し、かつ導通可能な金属薄板を貼着
しているので、指に装着したとき、外部光が光セ
ンサに当たつても該外部光は反射される。したが
つて、受光素子は外部光から十分に遮光される。
また、フイルム基板表面に発光素子および受光
素子の電位を一定に保つグラウンドパターンを形
成し、上記金属薄板と前記グラウンドパターンを
導通させているので、外部からの電気的ノイズは
該金属薄板、グラウンドパターンを経由して大地
に逃げ、受光素子に影響を与えない。
[実施例] 以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
詳細に説明する。
第1A図ないし第1D図はこの考案に係る光セ
ンサの一実施例を示す図である。
第1A図は該実施例の斜視図である。
光センサ8の基板は屈撓自在なフイルム基板1
と、金属薄板である銅薄板10とからなつてい
る。
フイルム基板1の上には、発光素子2の駆動回
路パターン2aと受光素子3の駆動回路パターン
3aと、グラウンドパターン11が配置されてい
る。グラウンドパターン11は、発光素子2およ
び受光素子3の電位を一定に保つために配置され
ている。
そしてそれぞれの回路パターンは、リード線4
に接続され、コネクタ5を介して信号処理本体に
連絡されている。
第1B図は該実施例の平面図を示す図であり、
第1C図は第1A図におけるA−A断面図であ
る。
第1C図から明らかなように、発光素子2、発
光素子2の駆動回路パターン2a、受光素子3、
受光素子3の駆動回路パターン3a、グラウンド
パターン11は透光フイルム6によつて保護され
ている。被検体は、透光フイルム6を介して、発
光素子2および受光素子3と接触することにな
る。
グラウンドパターン11、発光素子駆動回路パ
ターン2aおよび受光素子駆動回路パターン3a
は銅薄板に写真製版技術を施すことにより形成さ
れる。すなわち、フイルム基板1の上に銅薄板を
被覆し、感光性レジスタを塗布する。次いで、所
定のパターンを有するフオトマスクを用いて光照
射し、感光性レジストを光硬化させる。そして、
未露光部分を現像し除去することにより、レジス
トのパターンを銅薄板上に形成する。次いで、該
レジストのパターンをマスクとして、塩化第2鉄
等のエツチング液によりエツチングを行ない、回
路パターンをフイルム基板1の上に形成する。
フイルム基板1の裏面に貼着されている銅薄板
10は、グラウンド貫通孔12により、グラウン
ドパターン11と導通している。
第1D図は該実施例の裏面図である。
裏面全体に銅薄板10が被覆されている。
次に実施例に係る光センサの使用方法について
説明する。
第2図は該実施例の装着断面図である。
発光素子2および受光素子3が指7の先端を挾
むように、光センサ8の指7の先端に巻きつけ
る。
次いで、第3図に示す固定テープ9を該指7に
巻きつけられた光センサ8の上に巻きつけて、該
光センサ8を指7にしつかりと固定する。固定テ
ープ9は、第8図に示したものと同じものである
ので、その説明は省略する。発光素子2および受
光素子3はリード線4に接続されており、リード
線4はコネクタ5を介して信号処理本体に連絡さ
れている。
発光素子2へ入力すると、発光素子2が発光す
る。発光により生じた光は、指7を透過して、受
光素子3に照射する。受光素子3はこの光を受け
て、出力電流をリード線4、コネクタ5を介して
信号処理本体に送る。信号処理本体は、この出力
電流に基づいて、このときの透過率の変化を検知
し、その後計算することにより、脈拍値および血
圧値等を求める。このとき、光センサ8の裏面は
銅薄板で被覆されているので、外部光が光センサ
8に当たつても、該外部光は反射される。したが
つて、受光素子3に外部光が届くことはない。
また、光センサの裏面を銅薄板10で被覆し、
該銅薄板をグラウンドパターン11と導通させて
いるので、電磁波等の電気的ノイズが光センサに
照射されても、該電気的ノイズは銅薄板10、グ
ラウンドパターン11を経由して大地に逃げ去
る。したがつて、該電気的ノイズは受光素子3に
届かない。
その結果、受光素子3は外部光および外部から
の電気的ノイズの影響を受けないので、正確な出
力電流を信号処理本体に送ることができる。信号
処理本体はこの正確な出力電流に基づいて、正確
な脈拍値および血圧値等を求めることができる。
なお上記実施例では遮光能力を有し、かつ導通
可能な金属薄板として銅薄板を用いた場合を例に
して説明したが、本発明はこれに限られず、アル
ミニウム薄板、銀薄板、金薄板等の、遮光可能で
ありかつ導通可能な材料を用いることにより、実
施例と同様の効果を実現し得る。
[考案の効果] 以上のようにこの考案に係る光センサによれ
ば、フイルム基板裏面に金属薄板を貼着している
ので、指に装着したとき、受光素子は外部光から
十分に遮光される。また、フイルム基板表面に発
光素子および受光素子の電位を一定に保つグラウ
ンドパターンを形成し、前記金属薄板と該グラウ
ンドパターンを導通させているので、指に装着
時、外部からの電気的ノイズが光センサに照射し
ても、該電気的ノイズは該金属薄板、グラウンド
パターンを経由して大地に逃げる。そのため、電
気的ノイズは受光素子に届かない。
その結果、受光素子は外部光および外部の電気
的ノイズの影響を受けないので、受光素子の出力
電流に変動が生じない。そのため、受光素子は正
確な出力電流を信号処理本体に送ることができ、
信号処理本体はこの正確な出力電流をもとにし
て、正確な脈拍値および血圧値等を求めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図ないし第1D図はこの考案に係る光セ
ンサの一実施例を示す図、第2図は該実施例の装
着断面図、第3図は固定テープの斜視図、第4図
は従来の光センサの斜視図、第5図は従来の光セ
ンサの構成説明図、第6図は第4図のA−A断面
図、第7図は従来の光センサの装着断面図、第8
図は固定テープの斜視図である。 図において、1はフイルム基板、2は発光素
子、3は受光素子、6は透光フイルム、10は銅
薄板、11はグラウンドパターン、12はグラウ
ンド貫通孔である。なお、各図中同一符号は同一
または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被験体に巻き付け、該被験体の一方の側から
    他方の側へ光を透過させ、この透過光の前記被
    験体による吸収の大きさの変化を検出する光セ
    ンサであつて、 表面と裏面を有する屈撓自在なフイルム基板
    と、 前記フイルム基板の表面に直接設けられ、か
    つ前記被験体の大きさに対応した所定の間隔を
    隔てて配置された発光素子と受光素子と、 前記フイルム基板の表面に設けられ、かつ前
    記発光素子および受光素子に接続され、前記発
    光素子および受光素子の電位を一定に保つグラ
    ウンドパターンと、 前記フイルム基板の裏面に設けられ、遮光能
    力を有し、かつ導通可能な金属薄膜と、を備
    え、 前記グラウンドパターンと前記金属薄膜とを
    前記フイルム基板中に貫通して設けられたグラ
    ウンド貫通孔を通じて導通させている、光セン
    サ。 (2) 前記金属薄板が銅薄板である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の光センサ。
JP1986196095U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0450008Y2 (ja)

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