JPH0450006Y2 - - Google Patents

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JPH0450006Y2
JPH0450006Y2 JP1986194296U JP19429686U JPH0450006Y2 JP H0450006 Y2 JPH0450006 Y2 JP H0450006Y2 JP 1986194296 U JP1986194296 U JP 1986194296U JP 19429686 U JP19429686 U JP 19429686U JP H0450006 Y2 JPH0450006 Y2 JP H0450006Y2
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finger
light
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light receiving
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は指の一方の側から他方の側へ光を透
過させ、この透過光の前記指による吸収の大きさ
の変化を検出するためのものであり、屈撓自在な
フイルム基板の上に前記指の厚みに対応した所定
の間隔に発光素子及び受光素子を配置した光セン
サに関するものである。
[従来の技術] 指先の皮膚の一方の側から他方の側へ光を透過
させ、この透過光の指の血液の量による透過率
(反射率)の変化を検知し、その信号処理の後、
計算することにより、脈拍および血圧等を測定す
る光センサがある。
第5図は第1の従来例である光フアイバを用い
た光センサの概要断面図である。
被験体である指1が入る被験体ホルダ2は、光
が導入される第1の光フアイバ管3と、指1を透
過した光が出る第2の光フアイバ管4とを備えて
いる。第1の光フアイバ管3と第2の光フアイバ
管4はフアイバホルダ5で固定されている。第1
の光フアイバ管3には、光フイルタ6を介して該
第1の光フアイバ管3に光を送り込む、光源7が
備えられている。第2の光フアイバ管4には、透
過した光を検知する受光検知器8が備えられてい
る。
光源7を出た光は、光フイルタ6でフイルタさ
れて、第1の光フアイバ管3内に入り、被験体ホ
ルダ2内の指1に照射される。指1に照射された
光は、指1を透過して、第2の光フアイバ管4内
に入り、受光検知器8で受光される。このときの
透過率の変化を信号処理本体が検知し、信号処理
し、その後計算することにより、脈拍および血圧
等を測定する。
第6図は第2の従来例である発光素子および受
光素子を備えた光センサの概要断面図である。
第1の指押え板9と第2の指押え板10はシヤ
フト13に連結され、スプリング14の力で指1
を挾み、該指1を固定する。発光素子11および
受光素子12の周囲は遮光材15で囲まれてお
り、指1を挟んだとき、外部から光が入らないよ
うにしている。発光素子11および受光素子12
はリード線16に接続されており、リード線16
はコネクタ17に結ばれ、信号処理本体に連絡さ
れる。第1の指押え板9と第2の指押え板10の
間に指1を挟んで、電気を入力するとリード線1
6に電気が流れ、発光素子11が発光する。発光
された光は指1を透過して、受光素子12に照射
する。受光素子12はこの光を受けて、リード線
16、コネクタ17を介して、信号処理本体に信
号を送る。信号処理本体はこのときの透過率の変
化を検知し、その信号を処理し、その後計算する
ことにより、脈拍および血圧等を測定する。
第7図は、第3の従来例である実開昭60−
158803号公報に開示されている屈撓自在なフイル
ム基板上に発光素子および受光素子を取付けた光
センサの斜視図である。
屈撓自在なフイルム基板18の上に発光素子1
1と受光素子12が取付けられている。発光素子
11と受光素子12はリード線16に接続され、
該リード線16は、コネクタ17を介して、信号
処理本体に連絡されている。
この光センサは、第8図に示すような、屈撓自
在なフイルム基板18上に前記指の大きさに対応
した所定の間隔に発光素子11および受光素子1
2を配置するとともに、該発光素子11および受
光素子12を覆うように透明かつ屈撓自在な透光
フイルム19を前記フイルム基板18に貼着して
なる光センサである。
この光センサは第9図、第10図、第11図に
示したような方法で用いる。
第9図は第7図におけるA−A断面図、第10
図は装着断面図、第11図は固定テープの斜視図
である。固定テープ20は長方形の形状のテープ
で、テープの一端の表面に物理的接着手段を有
し、テープの他端の裏面にも物理的接着手段を有
し、被固定体に巻きつけて該一端の表と該他端の
裏を重ね合わせることにより、被固定体を固定す
るものである。
発光素子11と受光素子12が指1の先端を挾
むように、光センサ21を指1の先端に巻きつけ
る(第9図)。
次いで、固定テープ20を、該指1に巻きつけ
られた光センサ21に巻きつけて、光センサ21
を指1に固定する(第10図)。発光素子11お
よび受光素子12はリード線16に接続されてお
り、リード線16はコネクタ17に結ばれ、信号
処理本体に連絡されている。
電力を入力すると、リード線16に電気が流
れ、発光素子11が発光する(第10図)。発光
された光は指1内を透過して、受光素子12に照
射する(第10図)。受光素子12はこの光を受
けて、リード線16、コネクタ17を介して信号
処理本体に信号を送る(第10図)。信号処理本
体はこのときの透過率の変化を検知し、その信号
を処理し、その後計算することにより、脈拍およ
び血圧等を測定する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の光センサは以上のように構成されてい
る。しかしながら、いずれの場合も、指の関節屈
伸運動により脈拍・血圧等の測定中に、発光素子
11・受光素子12(以下、この1対を測定セル
という)から指がずれるという問題があつた。測
定中に、測定セルから指がずれると、透過光の指
による吸収の大きさ(以下、出力という)に変動
が生じる。出力に変動が生じると測定された脈拍
および血圧等の値は不確かなものとなり、その信
頼性は低下する。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、測定中に指が関節屈伸運動をして
も、測定セルから指がずれないような光センサを
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は、指の一方の側から他方の側へ光を
透過させ、この透過光の前記指による吸収の大き
さの変化を検出するためのものであり、屈撓自在
なフイルム基板の上に前記指の厚みに対応した所
定の間隔に発光素子および受光素子を配置した光
センサに係るものである。
そして、該フイルム基板は平面上で、その大き
さは指の周囲に巻付けられ得る幅寸法と、該指の
第1関節部分および第2関節部分の双方を覆つて
これらの関節部分の動きを阻止し得るだけの指の
長さ方向に沿う長さ寸法を持つ、ものであること
を特徴とする。
[作用] 発行素子および受光素子が配置されたフイルム
基板は平面上で、その大きさは指の周囲に巻付け
られ得る幅寸法と、該指の第1関節部分および第
2関節部分の双方を覆つてこれらの関節部分の動
きを阻止し得るだけの指の長さ方向に沿う長さ寸
法を持つので、該フイルム基板を指の第1関節部
分および第2関節部分の双方に巻付けて固定テー
プ等で固定すれば、第1間節部分と第2間節部分
の間接屈伸運動は抑制され、ひいては、指は測定
セルからずれない。
[実施例] 以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
詳細に説明する。
第1図は、この考案に係る光センサの一実施例
の斜視図である。フイルム基板18は屈撓自在な
材質の平面状のフイルムであり、その大きさは指
の周囲に巻きつけられ得る幅寸法22と、該指の
関節部分を覆つて、この関節部分の動きを阻止し
得るだけの指の長さ方向に沿う長さ寸法23を持
つものである。
そして、フイルム基板18の上に発光素子11
と受光素子12が取付けられている。発光素子1
1と受光素子12はリード線16に接続され、該
リード線16は、コネクタ17を介して、信号処
理本体に連絡される。
この光センサは、第2図に示すような、屈撓自
在なフイルム基板18上に前記指の大きさに対応
した所定の間隔に発光素子11および受光素子1
2を配置するとともに、該発光素子11および受
光素子12を覆うように透明かつ屈撓自在な透光
フイルム19を前記フイルム基板18に貼着して
なる光センサである。
この実施例に係る光センサは第3図、第4図の
ように装着して用いる。
第3図は該実施例の装着縦断面図である。
フイルム基板18で指の第1関節部24および
第2関節部25を巻きつける。測定セルを構成す
る発光素子11および受光素子12は、指1を挟
んで対向するように配置されている。
第4図は該実施例の装着横断面図である。
骨26、肉27からなる指1の周囲に光センサ
21のフイルム基板18を巻きつけている。フイ
ルム基板18の末端は物理的接着手段を有するも
の18aとなつており、巻きつけるとこの接着手
段により指1に、しつかりと、フイルム基板18
が固定される。発光素子11と受光素子12は指
1を挟んで、対向するように配置される。
電力を入力すると、リード線16に電気が流
れ、発光素子11が発光する。発光された光は指
1を透過して、受光素子12に照射する。受光素
子12はこの光を受けて、リード線16、コネク
タ17を介して、信号処理本体に信号を送る。信
号処理本体はこのときの透過率の変化を検知し、
信号処理し、その後計算することにより、脈拍お
よび血圧等を測定する。
以上のように第1関節部分24および第2関節
部分25の双方を光センサ21のフイルム基板1
8で巻きつける(第3図)ことにより、第1間節
部分と第2間節部分の間接屈伸運動は抑制され、
ひいては、指は測定セルからずれなくなる。
その結果、出力の変動はなくなり信頼性ある脈
拍値および血圧値を得る。
また、上記実施例に係る光センサを示す図(第
1図〜第4図)において、フイルム基板に厚みを
もたせて図示したが、本考案はこれに限られるも
のでなく、フイルム基板がさらに薄い透明フイル
ムおよび透明テープの如きものであつても、実施
例と同様の効果が得られる。
[考案の効果] 以上のように、この考案に係る光センサによれ
ば、発光素子および受光素子が配置されたフイル
ム基板が平面上で、その大きさは指の周囲に巻付
けられ得る幅寸法と、該指の第1関節部分および
第2関節部分の双方を覆つてこれらの関節部分の
動きを阻止し得るだけの指の長さ方向に沿う長さ
寸法を持つので、該フイルム基板をこれらの関節
部分に巻付けて固定テープ等で固定すれば、第1
間接部分と第2間接部分の間接屈伸運動は抑制さ
れ、ひいては、指は測定セルからずれない。その
結果、測定された脈拍値および血圧値は正確なも
のとなり、信頼性が上昇する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の斜視図、第2
図は本考案に係る一実施例の構成説明図、第3図
は該実施例の装着縦断面図、第4図は該実施例の
装着横断面図、第5図は第1の従来例である光フ
アイバを用いた光センサの概要断面図、第6図は
第2の従来例である発光素子および受光素子を備
えた光センサの概要断面図、第7図は第3の従来
例である屈撓自在なフイルム基板の上に発光素子
および受光素子を取付けた光センサの斜視図、第
8図は第3の従来例の構成説明図、第9図は第7
図におけるA−A断面図、第10図は第3の従来
例の装着断面図、第11図は固定テープの斜視図
である。 図において、1は指、11は発光素子、12は
受光素子、18はフイルム基板、21は光セン
サ、22はフイルム基板の幅寸法、23はフイル
ム基板の長さ寸法である。なお、各図中同一符号
は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 指の一方の側から他方の側へ光を透過させ、こ
    の透過光の前記指による吸収の大きさの変化を検
    出するためのものであり、屈撓自在なフイルム基
    板の上に前記指の厚みに対応した所定の間隔に発
    光素子及び受光素子を配置した光センサにおい
    て、 前記フイルム基板は平面上で、その大きさは指
    の周囲に巻付けられ得る幅寸法と、該指の第1関
    節部分および第2関節部分の双方を覆つてこれら
    の関節部分の動きを阻止し得るだけの指の長さ方
    向に沿う長さ寸法を持つ、ものであることを特徴
    とする光センサ。
JP1986194296U 1986-12-16 1986-12-16 Expired JPH0450006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986194296U JPH0450006Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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JP1986194296U JPH0450006Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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JPS63100010U JPS63100010U (ja) 1988-06-29
JPH0450006Y2 true JPH0450006Y2 (ja) 1992-11-25

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JP1986194296U Expired JPH0450006Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034432A (ja) * 1983-05-11 1985-02-22 ネルコー・インコーポレーテツド 皮膚に順応するセンサ
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JPS63100010U (ja) 1988-06-29

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