JPH06327658A - 酸素飽和度計用プローブ - Google Patents

酸素飽和度計用プローブ

Info

Publication number
JPH06327658A
JPH06327658A JP6053547A JP5354794A JPH06327658A JP H06327658 A JPH06327658 A JP H06327658A JP 6053547 A JP6053547 A JP 6053547A JP 5354794 A JP5354794 A JP 5354794A JP H06327658 A JPH06327658 A JP H06327658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
oxygen saturation
probe
sheet
led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6053547A
Other languages
English (en)
Inventor
Keikitsu Ogawa
桂屹 小川
Hideo Ozawa
秀夫 小沢
Yasushi Matsuno
靖史 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koden Corp
Original Assignee
Nippon Koden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Koden Corp filed Critical Nippon Koden Corp
Priority to JP6053547A priority Critical patent/JPH06327658A/ja
Publication of JPH06327658A publication Critical patent/JPH06327658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生体の指先に巻装して血液中の酸素飽和度を
測定する酸素飽和度計用プローブを電気的ノイズから完
全にシールドする。 【構成】 LED2とPD3が実装されたFP板1の前
面を、LED2及びPD3に対向する部位に透光窓8
a,8bを有する導電シート8で被覆し、FP板1の後
面をシールド銅箔5で被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指先など生体の一部に
装着し、発光部から発する光を生体の組織内を透過させ
て受光部で受光することにより、組織内の血管中を流れ
る血液の脈波を検出して、血液中の酸素飽和度を測定す
る酸素飽和度計用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】上記の酸素飽和度計用プローブは、従来
は可撓性印刷配線板(以下FP板と称する)に発光部と
してのLEDと受光部としての光検出器PDとを実装
し、該FP板を指先に巻装し、外周に遮光性テープを巻
回して前記酸素飽和度の測定を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の酸
素飽和度計用プローブによると、外光などの光学的ノイ
ズがPD内に入ることは遮光性テープを巻回することに
より防げるが、電気的ノイズに対しては配慮されていな
かった。このため外部からの電気的ノイズがFP板、特
にPDに入り、測定結果に誤差を生ずるという問題があ
った。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、電気的ノイズを完全にシールドすることのできる酸
素飽和度計用プローブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、LEDとPDとが実装されたFP板を有
し、指先などの生体の一部に装着して血液中の酸素飽和
度を測定する酸素飽和度計用プローブにおいて、前記F
P板の前記LED及びPDが実装された面を被覆し、該
LED及びPDに対応する部位にそれぞれ透光窓が形成
された導電シートと、前記FP板の背面を被覆するシー
ルド銅箔と、前記透光窓が大なる場合には1対のうち少
くともPD側の透光窓を被覆する導電性及び光透過性を
有するシールドシートとを備えることを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】上記の構成によると、FP板の両面は導電シー
ト及びシールド銅箔によって被覆され、導電シートに形
成された透光窓が大なる場合には導電性及び光透過性を
有するシールドシートによって透光窓を被覆しているの
で、外部の電気的ノイズがFP板側、特にPD内に入る
ことを防ぐことができ、電気的ノイズを完全にシールド
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の酸素飽和度計用プローブの一
実施例を図面を参照して説明する。
【0008】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。図1及び図2おいて、ほぼT字状に形成されたF
P板1の一辺の両端近傍には、それぞれLED2及びP
D3が実装されている。またFP板1の直交する第二辺
にはLED2に外部から電力を供給し、PD3で検出し
た信号を外部へ導出する銅箔で形成された配線パターン
4が形成されている。FP板1のLED2及びPD3が
実装された側と反対側の面には,メッシュ状のシールド
銅箔5が一体に設けられており、シールド銅箔5の外側
の面にはシリコンゴムで形成された放熱板6が接着され
ている。さらに放熱板6の外側の面にはビニールシート
7が接着されており、ビニールシート7は放熱板6の外
周からはみ出すように構成されている
【0009】一方、FP板1のLED2及びPD3が実
装された面は、可撓性の導電シート8により被覆されて
おり、導電シート8の外周は全周にわたってビニールシ
ート7に接着されている。また導電シート8のLED2
及びPD3に対応する部位には、それぞれ透光窓8a,
8bが形成されている。さらに透光窓8a,8bはそれ
ぞれ内面にAgが蒸着された導電性及び光透過性を有す
るシールドシート9a,9bで被覆されている。また、
FP板1のLED2及びPD3が実装されている側のF
P板上には、配線パターン4とは別にグラウンドされた
端子部5a(図1では図示せず)が設けられている。こ
の端子部5aはFP板1に貫通して設けられたスルーホ
ールによりシールド銅箔5と電気的に接続されている。
さらにこの端子部5aに導電シート8の一部が当接し、
電気的に接続されることになる。
【0010】導電シート8及びシールドシート9a,9
bの上部にはFP板1の裏面を被覆しているビニールシ
ート7と同質のビニールシート10で被覆されており、
ビニールシート7,10はそれぞれT字状のFP板1の
前後面を全面にわたって被覆し、それぞれの外周は全周
にわたって接着されている。また、ビニールシート10
のLED2及びPD3に対応する部位にはそれぞれ開口
部10a,10bが形成されている。さらにビニールシ
ート10の表面には透明シート11が接着されており、
開口部10a,10bを被覆している。またFP板1に
形成された配線パターン4の一端は、FP板1の一辺の
端部においてリード線12を介して酸素飽和度計本体に
接続されている。さらに導電シート8及びシールド銅箔
5の一端もFP板1の端子部5aにおいて電気的に接続
されたあとリード線12を介して酸素飽和度計本体に接
続しグラウンドされている。
【0011】次に本実施例の酸素飽和度計用プローブ1
3を指に装着した場合の作用及び効果を図1乃至図3を
参照して説明する。図3に示すようにプローブ13をL
ED2とPD3とが対向するように指14に巻装し、そ
の外側に粘着テープ15を巻回して指14に密着固定す
る。このときプローブ13はビニールシート7,10で
被覆されており、開口部10a,10bは指14に密着
しているので、外乱光がプローブ13の内部に入ること
はない。LED2から発する光は指14の組織を透過し
てPD3で受光され、組織内の血管を通る血液の脈波を
検出し、酸素飽和度を測定することができる。ここで周
囲から電気的ノイズがプローブ13に向って放射された
場合でも、FP板1の両面がシールド銅箔5及び導電シ
ート8で被覆されており、導電シート8の透光窓8a,
8bは透明で導電性のあるシールドシート9a,9bで
被覆されているので、電気的ノイズがプローブ13の内
部、特にPD3に入ることはない。従って、プローブ1
3により正確な酸素飽和度の測定を行うことができる。
【0012】上記実施例では導電シート8に形成された
透光窓8a,8bをそれぞれシールドシート9a,9b
で被覆した場合について説明したが、電気的ノイズの影
響を受けにくいLED2側のシールドシート9aは省略
してもよい。さらには、透光窓8a,8bをLEDある
いはPDが電気的ノイズの影響を受けることがない程度
に十分小さくできる場合には、シールドシート9a,9
bを省略してもよい。また、導電シート8の透光窓部分
8a,8bをメッシュにするか、あるいは導電シート自
体を光透過性を有する導電性部材で一体に構成するなら
ばさらに構造の単純化を計ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の酸素飽和
度計用プローブによれば、発光部と受光部とが実装され
た可撓性印刷板の両面を導電シートとシールド銅箔とで
被覆したので、外部からの電気的ノイズを完全に遮断
し、酸素飽和度の測定を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酸素飽和度計用プローブの一実施例の
構成を示す断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2に示すプローブを指に巻装した状態を示す
断面図。
【符号の説明】
1 FP板(可撓性印刷配線板) 2 LED(発光部) 3 PD(受光部) 5 シールド銅箔 8 導電シート 8a,8b 透光窓 9 シールドシート 13 プローブ 14 指

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と受光部とが実装された可撓性印
    刷配線板を生体の一部に装着して血液中の酸素飽和度を
    測定する酸素飽和度計用プローブにおいて、 前記印刷配線板の前記発光部および受光部が実装された
    側を被覆し、該発光部および受光部に対応する部位に透
    光窓の形成された導電シートと、 前記印刷配線板の背面を被覆する可撓性のある背面シー
    ルドシートと、 前記配線板上に前記導電シートと前記背面シールドシー
    トを電気的に接続する端子部を設けたことを特徴とする
    酸素飽和度計用プローブ。
  2. 【請求項2】前記導電シートの透光窓のうち少なくとも
    受光部側の透光窓を被覆する導電性および光透過性を有
    するシールドシートを設けたことを特徴とする請求項1
    記載の酸素飽和度計用プローブ。
  3. 【請求項3】 前記導電シートと光透過性の前記シール
    ドシートが導電性、光透過性および可撓性を有する部材
    で一体に形成されたことを特徴とする請求項2記載の酸
    素飽和度計用プローブ。
  4. 【請求項4】 前記背面のシールドシートが前記可撓性
    印刷配線板上の背面に設けられた銅箔により形成された
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の酸素飽和度計用
    プローブ。
JP6053547A 1993-03-26 1994-03-24 酸素飽和度計用プローブ Pending JPH06327658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6053547A JPH06327658A (ja) 1993-03-26 1994-03-24 酸素飽和度計用プローブ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6791193 1993-03-26
JP5-67911 1993-03-26
JP6053547A JPH06327658A (ja) 1993-03-26 1994-03-24 酸素飽和度計用プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06327658A true JPH06327658A (ja) 1994-11-29

Family

ID=26394258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6053547A Pending JPH06327658A (ja) 1993-03-26 1994-03-24 酸素飽和度計用プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06327658A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010004928A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Nippon Koden Corp パルスフォトメトリープローブ
JP2010082320A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Hamamatsu Photonics Kk 光生体計測装置用のプローブおよび光生体計測装置
JP2011526819A (ja) * 2008-07-03 2011-10-20 マシモ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド 血液成分の分光分析を改善するための突起、ヒートシンク、および遮蔽
JP2017153533A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日本光電工業株式会社 パルスフォトメトリ用プローブ
JP2020075170A (ja) * 2016-01-25 2020-05-21 京セラ株式会社 計測センサ用パッケージおよび計測センサ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010004928A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Nippon Koden Corp パルスフォトメトリープローブ
JP4565418B2 (ja) * 2008-06-24 2010-10-20 日本光電工業株式会社 パルスフォトメトリープローブ
JP2011526819A (ja) * 2008-07-03 2011-10-20 マシモ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド 血液成分の分光分析を改善するための突起、ヒートシンク、および遮蔽
JP2010082320A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Hamamatsu Photonics Kk 光生体計測装置用のプローブおよび光生体計測装置
JP2020075170A (ja) * 2016-01-25 2020-05-21 京セラ株式会社 計測センサ用パッケージおよび計測センサ
JP2017153533A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日本光電工業株式会社 パルスフォトメトリ用プローブ
US10765330B2 (en) 2016-02-29 2020-09-08 Nihon Kohden Corporation Probe for pulse photometry

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5520177A (en) Oximeter probe
RU2096992C1 (ru) Фотосенсор
US5584296A (en) Patient sensor for optical cerebral oximeters and the like
CN205486158U (zh) 指纹识别装置和移动终端
AU2005322658B2 (en) A gas detecting arrangement
US7096054B2 (en) Low noise optical housing
JP5738752B2 (ja) 非侵襲的光学センサ
US20210100508A1 (en) Hearing device including an optical sensor
US20150190058A1 (en) Biological information detector and biological information measuring device
CN106709413A (zh) 指纹识别装置和移动终端
US20140358013A1 (en) Biological information detector and biological information measuring device
JP2000237170A (ja) 光学的生体計測用センサ
JP6666359B2 (ja) フォトセンサ
EP3806495B1 (en) Hearing device including an optical sensor
WO1989009566A1 (en) Radiation sensor for monitoring a body condition
JP2005040261A (ja) 脈波センサ
US20210298670A1 (en) Hearing device with optical sensor at spout
JP2006203111A (ja) 物体検出センサ
JPH06327658A (ja) 酸素飽和度計用プローブ
JP3393013B2 (ja) 赤外線送受信モジュールの構造
US20190192004A1 (en) Biological information measuring apparatus and biological information detection sensor
JP2019136442A (ja) 生体情報測定装置
JP2016096977A (ja) 光学センサモジュール
CN218128540U (zh) 血氧检测装置及电子设备
JPH0450008Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010605