JPH0449998A - 布団乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は布団乾燥中の布団乾燥機、特にそのファンの
制御に関するものである。

［従来の技術］ 布団乾燥中の布団乾燥機を強制的に停止させる機能は従
来より備えられており、この場合、操作手段に設けられ
たストップキー等で、ヒータとファンとを同時に停止さ
せて温風をマットに送り込まないようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述したように、温風がマットに送り込まれなくなると
、そのマットは布団の重みで潰れてしまうため、温風が
風路内に止どまると同時にヒータの余熱により布団乾燥
機内が高温になるときがあった。このようなときに、布
団乾燥機内の温度を監視している温度検出手段が動作す
ると、停止させた布団乾燥機を再び運転させようとして
も動作しないという問題があった。

この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、布団を乾燥しているときに途中で停止させても布団
乾燥機内が高温になることを防止できる布団乾燥機を得
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る布団乾燥機は、操作手段に設けられ、停
止信号を送出するストップキーと、所定の時間が予め設
定されたタイマーと、布団乾燥中に前記停止信号が入力
すると、ヒータを停止させると同時に前記タイマーを作
動させて時間の計測を開始させ、該タイマーがタイムア
ツプしたときファンを停止させる制御手段とを備えたも
のである。

［作用］ この発明においては、操作手段のストップキーにより送
出された停止信号を制御手段が入力すると、その制御手
段は、加熱しているヒータを停止させると同時に、タイ
マーを作動させて時間の計測を開始させる。この時、フ
ァンは運転を継続して送風しているため、余熱を発して
いるヒータを冷却する。そして、時間の計測を開始して
いるタイマーがタイムアツプしたとき、制御手段はヒー
タに送風しているファンを停止させる。

［実施例］ ｊｆ！１５Ｕはこの発明を説明するためのブロック図、
第２図は布団乾燥中の布団乾燥機を停止させるときの動
作を示すフローチャートである。

図において、（１）は布団乾燥機本体、（２）はヒータ
、（３）はファン、（４）は風路（５）の側壁に設けら
れた開口部（図示せず）の近傍に設置されているサーミ
スタ、（６）は蛇腹状に形成されて伸縮自在のホース、
（ア）はマット、（８）は布団、（９）は操作手段で、
布団（８）の材質に合わせた「羽毛・羊毛」キー　「綿
」キー、布団乾燥機本体（１）を停止させる「ストップ
」キー等を有し、後述するコース設定手段（１０）に運
転又は停止指令を送出する。

（１０）は制御手段の機能を有するコース設定手段で、
布団（８）を乾燥させるだけの「温風Ｊコース、布団乾
燥後その布団（８）を送風して冷やす「自動送風」コー
ス等を備えており、布団乾燥中の温度は、操作手段（９
）のキーの選択に基づいて設定し、例えば「羽毛・羊毛
」キーが選択されたときには５０℃に、「綿」キーのと
きには６５℃に設定する。

また、操作手段（９）で「ストップ」キーが選択された
ときは、ヒータ（２）を停止させるヒータ停止信号を送
出し、更に所定時間経過後、ファン（３）を停止させる
ファン停止信号を送出する。前記所定時間はタイマーに
予め設定されており、「ストップ」キーが選択されたと
きに時間の計測を開始する。

（１１）は温風ｍｍ手段で、コース設定手段（ｌＯ）の
制御信号に基づいて加熱量制御手段（１２）と送風制御
手段（１３）とを制御する。また、後述する上限温度判
定手段（１５）の停止信号が入力されると、加熱量制御
手段（１２）と送風制御手段（１３）とを停止させる。

加熱量制御手段（１２）は温風制御手段（１１）の加熱
信号に基づいてヒータ（２）を加熱し、送風制御手段（
１３）は温風制御手段（１１）の運転信号に基づいてフ
ァン（３）を運転する。

（１４）は上限温度測定手段で、温度に対応して得られ
るサーミスタ（４）の抵抗値に基づいて電圧を測定する
。（１５）は布団乾燥機本体（１）内の温度の上限が設
定されている上限温度判定手段で、上限温度測定手段（
１４）の測定電圧に基づいた温度が上限温度より高いと
き動作し、温風制御手段（１１）に停止信号を送出する
。

なお、上述した温度が上限温度を越えるときは、マット
（８）が潰れたり、ホース（７）に物が詰まったりした
時におきる温風の逆流によるものである。

上記のように構成された布団乾燥機において動作を説明
する。まず最初に布団乾燥機本体（１）の運転の動作を
説明し、その後で、この発明に係る停止の動作を第２図
に基づいて説明する。

操作手段（９）で「綿」キーを選択し、次いでコース設
定手段（ｌＯ）で「温風」コースを設定すると、そのコ
ース設定手段（１０）は、操作手段（９）のキーの選択
に基づいた温度を設定すると共に、予め設定されている
布団乾燥の時間を設定して、設定温度に対応した制御信
号を温風制御手段（１１）に送出する。この時、コース
設定手段（１０）は時間のカウントを開始する。制御信
号を入力した温風制御手段（１１）は、その信号に基づ
いて加熱量制御手段（１２）と送風制御手段（１３）と
を動作させる。これにより、ヒータ（２）は加熱し、フ
ァン（３）は回転して、布団（８）の乾燥を開始する。

また、前記温風制御手段（１１〉は、ヒータ（２）とフ
ァン（３）とを運転させて発生した温風温度がコース設
定手段（１０）で設定された温度になるように加熱量制
御手段（１２）を制御する。

この時、操作手段（９）のＦストップ」キーを選択して
運転停止指令をコース設定手段（１０）に送出させると
（Ｓｌ）、そのコース設定手段（１０）は、温風制御手
段（１１）にヒータ停止信号を送出すると同時に（Ｓｌ
）、タイマーを作動させて時間の計測を開始させる（Ｓ
３）。ヒータ停止信号を入力した温風制御手段（１１）
は、加熱量制御手段（１２）に加熱停止信号を送出して
ヒータ（２）の加熱を停止させる。一方、ファン（３）
は運転を継続しているため、ヒータ（２）停止時の温風
はファン（３）の送風によりマット（７）から布団（８
）に送出され、また、ヒータ（２）はその送風で冷却さ
れる。そして、タイマーの計測時間が所定時間に達する
と（Ｓ４）、コース設定手段（１０）はファン停止信号
を温風制御手段（１１）に送出する（Ｓ５）。温風制御
手段（１１）はその信号の入力により、送風制御手段（
１３）に運転停止信号を送出してファン（３）の運転を
停止させる。

［発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、布団乾燥中の布団乾燥
機を途中で停止させても、制御手段がファンのみを所定
時間だけ運転させてヒータを冷却するようにしたので、
ヒータの余熱が原因で、布団乾燥機内が高温になるとい
うことを防止できる効果が得られている。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を説明するためのブロック図、第２図
は布団乾燥中の布団乾燥機を停止させるときの動作を示
すフローチャートである。 図において、（１）は布団乾燥機本体、（２）はヒータ
、（３）はファン、（４）はサーミスタ、（５）は風路
、（６）はホース、（７）はマット、（８）は布団、（
９）は操作手段、（１０）はコース設定手段、（１１）
は温風制御手段、（１２）は加熱量制御手段、（１３）
は送風制御手段、（１４）は上限温度測定手段、（１５
）は上限温度判定手段である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　佐　々　木　宗　治 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 操作手段の運転信号に基づいてヒータとファンとを運転
   して温風を発生させ、所定の温度で布団を乾燥させる布
   団乾燥機において、 前記操作手段に設けられ、停止信号を送出するストップ
   キーと、 所定の時間が予め設定されたタイマーと、 布団乾燥中に前記停止信号が入力すると、前記ヒータを
   停止させると同時に前記タイマーを作動させて時間の計
   測を開始させ、該タイマーがタイムアップしたとき前記
   ファンを停止させる制御手段と を備えたことを特徴とする布団乾燥機。