JPH0449822Y2 - - Google Patents

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JPH0449822Y2
JPH0449822Y2 JP1987011984U JP1198487U JPH0449822Y2 JP H0449822 Y2 JPH0449822 Y2 JP H0449822Y2 JP 1987011984 U JP1987011984 U JP 1987011984U JP 1198487 U JP1198487 U JP 1198487U JP H0449822 Y2 JPH0449822 Y2 JP H0449822Y2
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anode
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strap
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battery
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、鉛蓄電池の改良に関するものであ
る。
従来の技術 従来、鉛蓄電池は第3図に示すように陽極板5
の両側面上部に凸部9,9′を設け、その凸部9,
9′それぞれを陽極受け7,7′に載置して陽極板
群を懸垂保持している。
考案が解決しようとする問題点 一般に鉛蓄電池は、放置すると自己放電により
容量が低下することから常に鉛蓄電池の開路電圧
よりやや高目の電圧で定電圧充電をおこなつてい
る。これにより鉛蓄電池の自己放電を補つている
のだが、実際にはやや過充電の状態におかれてい
る。特に据置用蓄電池は使用期間が長期(例え
ば、2000A級で15〜20年)であるため、この過充
電の累積により陽極板が腐食する。この腐食は、
鉛−アンチモン系合金格子に比べて非アンチモン
系鉛合金格子(例えば鉛−カルシウム系合金格
子)において顕著であり、第4図に示すように端
的に腐食による陽極格子の伸びという形で表れ
る。
この変形により、格子上棧部が上方に湾曲し、
陽極極性10を介して蓋11を押し上げ、電槽1
5と蓋11との間にすき間を生じる。これによ
り、電池内の酸霧が飛散し、電池外部の部品、お
よび周辺の機器等の劣化の原因となり、又、伸び
を生じた陽極板5′の応力は陽極ストラツプ1に
集中し陽極ストラツプ1の応力割れを生じ短寿命
の原因となる。
更に、密閉型鉛蓄電池においては、電解液が極
板間に流動することなく電解液保持体あるいはゲ
ル等により保持されており、横向きあるいは逆に
転倒しても漏液しない構造であることから横置き
することにより極板群の重量が極柱および極柱封
口部に集中し、応力による極柱破断あるいは極柱
封口部の破損を発生するという問題点があつた。
陰極については、極板群をささえるために陰極
板の側面及び下面に足を設け陰極板群を固定する
ことで上記問題は解決できるが、陽極について
は、前述の伸びの問題があり、陽極板に単に足を
設け固定するだけでは解決することはできない。
本考案は、陽極板伸びによる問題の発生を解消
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、陽極板の耳を有し
ない側の側面上部に側面上部凸部を設け、その上
部凸部および陽極ストラツプをそれぞれ陽極受け
に載置して懸垂保持したことを特徴とするもので
ある。
作 用 これにより陽極格子の伸びは電池下方向のみと
なり、蓋の浮き上がり、酸霧の飛散を防止し、ま
た陽極ストラツプの応力割れを防止することがで
き、且つ電池本体の製作も容易である。
実施例 本考案の一実施例を説明する。
第1図に示す如く、陽極板の側面上部に設けた
凸部9と極板群厚さより長く形成してなる陽極ス
トラツプ1を、それぞれ陽極受け7と2に載置し
ている。これにより陽極板5は凸部9と陽極スト
ラツプ1によつて懸垂保持されているため、陽極
板5の下方に空間が生じる。電池使用経時に伴な
い陽極板5が伸びにより変形しても陽極々柱10
にその応力は及ばず蓋11の浮き上がりの発生は
防止される。
次にpb−0.1wt%Ca−0.5wt%Sn合金からなる
極板を用い、従来構造の鉛蓄電池(従来品)と本
考案による鉛蓄電池(本考案品)の10時間率放電
容量が150Ahの鉛蓄電池を用い、陽極板の伸びを
加速させる条件下で3.4Aの定電流過充電試験を
行い試験中に蓋の浮き上がりを測定したところ、
第5図に示す如く、従来品が7mmであつたのに対
し、本考案品は0.5mmと少なかつた。
また、他の実施例を第2図に示す。
陽極ストラツプ1が陰極ストラツプ8の下方に
位置する状態に電池を横向きに設置した場合は、
側面足12により陽極群を支える。また逆に陰極
ストラツプ8が陽極ストラツプ1の下方に位置す
る状態に電池を横向きに設置した場合は、陽極ス
トラツプ1と陽極板5の底部凸部13をそれぞ
れ、陽極受け2と14に位置させることにより、
陽極板群を懸垂保持する。また極板面が水平にな
る様に横向きに設置した場合には、スペーサー6
上に積み重ねる形となる。すなわち、鉛蓄電池が
正立及び横向き状態に設置するいずれの場合にお
いても陽極板群の重量は直接極柱および極柱封口
部にかからず、極柱破断あるいは極柱封口部破損
は防止される。またこの場合陰極板群に関して
は、底部および両側面に足をつけて極板群を支え
る等の構造を用いて何らさしつかえない。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、使用経時に伴う
陽極板の伸びによる応力は陽極極柱には及ぼされ
ず、蓋の浮き上がりが防止される。このことによ
り、使用時において酸霧の飛散が防止でき、且つ
陽極板を懸垂保持する従来品に比較して蓄電池本
体の製作が容易である等実用的価値甚だ大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示すa
正面断面図、b側面断面図、c平面断面図、第3
図は従来の品の側面断面図、第4図は蓋の浮き上
がりを生じた従来品の側面断面図、第5図は本考
案品と従来品における過充電期間と蓋の浮き上が
りの関係を示す曲線図である。 1は陽極ストラツプ、2は陽極受け、3は陰極
板、4はセパレータ、5,5′は陽極板、6はス
ペーサ、7,7′は陽極受け、8は陰極ストラツ
プ、9,9′は凸部、10は陽極極柱、11は蓋、
12は側面足、13は底部凸部、14は陽極受
け、15は陽極板耳。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 陽極板の耳を有しない側の側面上部に上部凸
    部を設け、その上部凸部および陽極ストラツプ
    をそれぞれ陽極受けに載置して懸垂保持した鉛
    蓄電池。 2 陽極板の耳を有する側の側面に、側面足を設
    けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の鉛蓄
    電池。 3 陽極板の耳を有する側の底部に底部凸部を設
    け底部凸部および陽極ストラツプをそれぞれ陽
    極受けに位置決めした実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の鉛蓄電池。
JP1987011984U 1987-01-29 1987-01-29 Expired JPH0449822Y2 (ja)

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JPS63120358U JPS63120358U (ja) 1988-08-04
JPH0449822Y2 true JPH0449822Y2 (ja) 1992-11-24

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