JPH0449684Y2 - - Google Patents

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JPH0449684Y2
JPH0449684Y2 JP1851484U JP1851484U JPH0449684Y2 JP H0449684 Y2 JPH0449684 Y2 JP H0449684Y2 JP 1851484 U JP1851484 U JP 1851484U JP 1851484 U JP1851484 U JP 1851484U JP H0449684 Y2 JPH0449684 Y2 JP H0449684Y2
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JP
Japan
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rail
movable rail
guide
movable
frame
Prior art date
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JP1851484U
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English (en)
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JPS60131011U (ja
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板等のワークに対して加
工、組立て等の作業を行う際に、ワークを固定支
持し、X方向及びY方向に移動可能なX−Yテー
ブルの幅寄せ機構に関する。
【従来の技術】
従来のX−Yテーブルは、第1図及び第2図に
示すような構造を持つている。すなわち、ベース
1上にY方向レール2を敷設し、このY方向レー
ル2に沿つて移動可能なY方向架台3をY方向レ
ール2上に配置する。そして、Y方向架台3上で
X方向に延びたガイドレール4に、X方向架台5
が移動可能に設けられている。 X方向架台5にはガイドブロツク6が取り付け
られており、このガイドブロツク6に螺合しX方
向に延びる螺子軸7をY方向架台3に設けてい
る。螺子軸7は、Y方向架台3に設けたモータ等
の駆動源8によつて駆動される。 X方向架台5上には、Y方向に延びる固定レー
ル9及び可動レール10が敷設されている。可動
レール10は、X方向に延びるスクリユー軸1
1,11に螺合されている。そして、スクリユー
軸11,11に装着されたタイミングギヤ14,
15に、タイミングベルト13が掛け渡されてい
る。 駆動源8とは別個のモータ等の駆動源12によ
つてスクリユー軸11の一つを回転させるとき、
その回転は、タイミングベルト13及びタイミン
グギヤ14,15を介して他方のスクリユー軸1
1に伝達される。これによつて、両方のスクリユ
ー軸11,11が同期して回転し、固定レール9
に対して可動レール10が幅寄せされる。そし
て、幅寄せされた可動レール10と固定レール9
との間にプリント基板A等のワークを挟み込む。
【考案が解決しようとする課題】
固定レール9に対する可動レール10の幅寄せ
は、プリント基板A等のワークの寸法に応じて行
われる。このとき、可動レール10の移動量を調
整するため、X方向及びY方向の移動制御とは別
個に駆動源12の制御が必要となる。しかも、可
動レール10の幅寄せ動作は、プリント基板A等
のワークを挟持するときだけ有効であり、X方向
及びY方向の移動制御には直接関係しない。 すなわち、従来のX−Yテーブルには、X方向
の移動を制御する機構、Y方向の移動を制御する
機構及び可動レール10の幅寄せを制御する機構
の3系統の制御機構が必要とされている。そのた
め、サーボドトライバ等の部品点数が増加し、設
備構成の複雑化を招きコストアツプの原因となる
ことは勿論、組立てや保守の作業が面倒なものと
なる。また、架台に加わる重量が増加するという
問題もある。 そこで、本考案は、X方向の移動を行わせる駆
動源を幅寄せに兼用することによつて、設備構成
の簡略化を図り、部品点数を減少して組立て及び
保守を容易にしたX−Yテーブル自動幅寄せ機構
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案のX−Yテーブル自動幅寄せ機構は、こ
の目的を達成するため、X方向ガイドを介して相
対的に近接・離間する固定レール及び可動レール
を備えたX方向架台をY方向架台上に設け、前記
X方向架台に設けられたガイドブロツクに螺合し
てX方向に延びる送り螺子軸を前記Y方向架台に
設け、前記可動レールを前記X方向ガイドに固定
するクランプ手段を前記可動レールに設け、前記
クランプ手段によるクランプ状態を解除し且つ前
記可動レールを挟持する機構を備えた制御手段を
ベースに設けたことを特徴とする。
【作用】
本考案の自動幅寄せ機構で幅寄せするとき、可
動レールが制御手段によつて挟持され、且つX方
向ガイドと可動レールとの係合が解除された状態
で、X方向架台が移動する。そのため、可動レー
ルはベースの一定位置に保たれ、X方向架台上に
固定されている固定レールとの間の距離が変わ
る。すなわち、X方向架台を移動させる駆動源に
よつて、可動レール及び固定レールを相対的に近
接・離間させることができる。
【実施例】
以下、図面を参照しながら、実施例によつて本
発明を具体的に説明する。 本実施例においては、第3図及び第4図に示す
ように、ベース21上にY方向レール22を敷設
し、Y方向に移動可能なY方向架台23をY方向
レール22上に配置している。Y方向架台23に
はX方向に延びるガイドレール24が設けられて
おり、このガイドレール24にX方向に移動可能
なX方向架台25が配置されている。 X方向架台25には、ガイドブロツク26が設
けられている。そして、ガイドブロツク26に螺
合してX方向に延びる送り螺子軸27を、Y方向
架台23に設けている。送り螺子軸27は、Y方
向架台23に設けられているモータ等の駆動源2
8によつて回転されるようになつている。 X方向架台25上には、Y方向に延び互いに平
行な固定レール29及び可動レール30が配置さ
れている。可動レール30は、X方向に延びるX
方向ガイド31,31に沿つて移動可能に配置さ
れており、通常時は可動レール30に設けたクラ
ンプ手段32,32によつてX方向ガイド31,
31に固定できるようになつている。 クランプ手段32は、第5図〜第8図に示した
ように、可動レール30の下部に配置したブラケ
ツト33、このブラケツト33にY方向に摺動可
能なように収容されたクランプ駒34を備えてい
る。クランプ駒34には、スプリング35によつ
て、ガイド31側に移動しようとする力が常時付
与されている。また、クランプ駒34の先端はV
型溝36となつており、このV型溝36にガイド
31が嵌め込まれた状態でクランプ駒34がガイ
ド31に押圧される。 クランプ駒34には制御ピン37が設けられて
いる。制御ピン37を制御手段38でスプリング
35の弾撥力に抗して第5図右方に移動させると
き、ガイド31に対するクランプ駒34の弾接状
態が解除される。 制御手段38は、ベース21に設けられた昇降
可能な制御ロツド39を備えている。制御ロツド
39の上端には、可動レール30を前後から挟持
する挟持片40が設けられている。また、制御ピ
ン37をスプリング35の弾撥力に抗して第5図
右方に移動させるため、断面L型の傾斜カム片4
1が制御ロツド39から分岐して取り付けられて
いる。傾斜カム片41の上部は、制御ピン37の
周面に当接し、制御ピン37を第5図右方に押す
ため傾斜面に形成されている。 次いで、本実施例の自動幅寄せ機構の動作を説
明する。 先ず、可動レール30が制御手段38に対応し
た位置に移動するように、駆動源28によつてX
方向架台25をX方向に移動させる。この状態で
制御ロツド39を上昇させ、第8図に示すように
可動レール30を挟持片40で挟持する。このと
き、ベース21から可動レール30までの距離は
不変であるので、予め設定された距離だけ制御ロ
ツド39を上昇させることによつて可動レール3
0が挟持される。そのため、制御ロツド39を昇
降させる駆動源としては、オン・オフされる簡単
な構造をもつたものが使用される。 これにより、挟持片40で挟持された可動レー
ル30は、ベース21上の一定位置に保持固定さ
れる。これと同時に、傾斜カム片41で制御ピン
37が第7図に示すように右方向に押され、ガイ
ド31とクランプ手段32との係合が解除され
る。 次いで、プリント基板等のワークのサイズに対
応するように、X方向架台25のX方向動作制御
を駆動源28の動作制御によつて行う。このと
き、固定レール29は、X方向架台と一体的に移
動する。しかし、可動レール30は、制御手段3
8の挟持片40で挟持され、且つガイド31がデ
スクランプ状態にあるため、一定位置に保たれた
ままとなる。その結果、X方向架台25を移動さ
せる駆動源28の制御によつて、固定レール29
に対し可動レール30が幅寄せされ、プリント基
板等のワークの幅に合わせて固定レール29と可
動レール30との間の距離が定まる。 この状態で、制御手段38を働かせて制御ロツ
ド39を下降させると、挟持片40による可動レ
ール30の挟持が解除される。また、傾斜カム片
41も下がり、スプリング35の弾撥力によつて
クランプ駒34がガイド31に押圧される。そし
て、X方向架台25のX方向移動及びY方向架台
23のY方向移動をそれぞれ通常通りに制御する
とき、プリント基板等のワークは、固定レール2
9及び可動レール30によつて位置決めされ、X
−Y座標の任意に位置に移動させることができ
る。
【考案の効果】
以上に説明したように、本発明においては、X
方向架台を移動させる駆動源によつて可動レール
と固定レールとの間の距離を変えることができ、
幅寄せに必要とされる機構が簡略化される。その
ため、従来必要とされていた可動レールを移動さ
せる駆動源及びこの駆動源を制御する制御機構が
省略され、専用のサーボドライバ等の制御部品や
制御機構が不要となる。その結果、部品点数の低
減が図られ、組立てや保守等の作業が容易になる
と共に、架台に加わる重量も低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の幅寄せ機構を備えたX−Yテー
ブルの平面図、第2図は同正面図、第3図は本考
案実施例の幅寄せ機構を備えたX−Yテーブルの
平面図、第4図は同正面図、第5図及び第6図は
可動レールとX方向ガイドとが係合状態にあると
きのクランプ手段及び制御手段を示す正面図及び
側面図、第7図及び第8図はその係合状態が解除
されたときのクランプ手段及び制御手段を示す正
面図及び側面図である。 21……ベース、22……Y方向レール、23
……Y方向架台、24……ガイドレール、25…
…X方向架台、26……ガイドブロツク、27…
…送り螺子軸、28……駆動源、29……固定レ
ール、30……可動レール、31……X方向ガイ
ド、32……クランプ手段、33……ブラケツ
ト、34……クランプ駒、35……スプリング、
36……V型溝、37……制御ピン、38……制
御手段、39……制御ロツド、40……挟持片、
41……傾斜カム片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. X方向ガイドを介して相対的に近接・離間する
    固定レール及び可動レールを備えたX方向架台を
    Y方向架台上に設け、前記X方向架台に設けられ
    たガイドブロツクに螺合してX方向に延びる送り
    螺子軸を前記Y方向架台に設け、前記可動レール
    を前記X方向ガイドに固定するクランプ手段を前
    記可動レールに設け、前記クランプ手段によるク
    ランプ状態を解除し且つ前記可動レールを挟持す
    る機構を備えた制御手段をベースに設けたことを
    特徴とするX−Yテーブル自動幅寄せ機構。
JP1851484U 1984-02-10 1984-02-10 X−yテ−ブル自動幅寄せ機構 Granted JPS60131011U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1851484U JPS60131011U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 X−yテ−ブル自動幅寄せ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1851484U JPS60131011U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 X−yテ−ブル自動幅寄せ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60131011U JPS60131011U (ja) 1985-09-02
JPH0449684Y2 true JPH0449684Y2 (ja) 1992-11-24

Family

ID=30507225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1851484U Granted JPS60131011U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 X−yテ−ブル自動幅寄せ機構

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JP (1) JPS60131011U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60131011U (ja) 1985-09-02

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