JPH044960Y2 - - Google Patents

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JPH044960Y2
JPH044960Y2 JP1987108293U JP10829387U JPH044960Y2 JP H044960 Y2 JPH044960 Y2 JP H044960Y2 JP 1987108293 U JP1987108293 U JP 1987108293U JP 10829387 U JP10829387 U JP 10829387U JP H044960 Y2 JPH044960 Y2 JP H044960Y2
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JP
Japan
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mast
airship
self
mooring
base
Prior art date
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JP1987108293U
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English (en)
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JPS6416998U (ja
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Publication of JPS6416998U publication Critical patent/JPS6416998U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自走車に取り付けた飛行船を係留す
るための装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、飛行船を係留する方法としては、係留地
点に伸縮可能な係留ポールを固定的に建て、この
係留ポールの上端に飛行船係止部材を設け、この
係止部材に設けた吸着盤により飛行船を係留させ
るものがあつた(実開昭63−131899号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来例によると、飛行船が、ある飛行
場から他の飛行場に飛行する場合には、停泊する
各飛行場に前記係留装置を予め設置しておくこと
が必要であるが、現在の普及度では費用が高くな
り、現実には実施不可能である。そこで他の案と
しては、飛行船が飛び立つた後で、この係留ポー
ルを基地から外し、それをトラツクやトレーラー
に搭載し、飛行船の次の係留地点まで運び、その
係留ポールを飛行船より先に再び建てておくこと
である。これが現実に行われているものである
が、これでは、係留地ごとにその係留ポールを設
置したり倒したり、それを他の係留地の飛行場に
運んで建てる工事を繰り返すことが必要で、ポー
ルの設置や取り外し作業が面倒であつた。さらに
問題なのは、同一係留地(飛行場)においても、
飛行船を係留した後で、飛行場内の所定の場所ま
で移動させてから停泊させなければならないこと
があるが、前記の従来の係留装置では、このよう
な要望には対処不可能である。さらに、飛行船を
係留している間も、時には夜間でも種々の整備作
業が必要であつたが、前記の従来の係留装置は、
そのような作業に対する配慮が何もされていなか
つた。
そこで本考案の目的は、簡単に、かつ能率よ
く、飛行船をどこにでも係留できる装置を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴は、自走車1の上に設けてあるマ
ストベース3と、このマストベースに支持された
マスト5と、このマストの上部に設けてあるマス
トへツド10と、上記自走車に載置されている発
電機18と、上記マストの駆動手段とよりなり、
上記マストは、基端部を上記マストベースに起倒
自在に連結してありかつ伸縮可能なロツド52を
有し、上記マストヘツドは、上記マストの回りを
回転自在のものであり、かつ上記マストと飛行船
とを連結するものであり、上記発電機は、上記マ
ストヘツドを介して飛行船に給電可能であるとこ
ろにある。
(実施例) 以下、本考案の実施例を説明する。
自走車1の載置台2上には、マストベースとな
る所定高さの固定フレーム3および受けフレーム
3aを並設してある。固定フレーム3と受けフレ
ーム3aとの上部で、マスト5の両側を水平に支
持している。マスト5は鋼製のもので、その本体
51とこのマスト本体の先端から軸心方向に伸縮
可能なロツド52とからなる。マスト本体51の
基端部は、固定フレーム3にピン4を回転中心と
して取り付けられている。マスト本体51と載置
台2とは、起倒駆動手段であるシリンダ6によつ
て連結されており、このシリンダのラムの伸縮に
よつてマスト5は、ピン4中心として起倒され
る。起立状態では、マスト本体51の基端部に設
けてあるピン孔51aが固定フレーム3に設けて
あるピン孔と対応し、両孔を挿通するロツクピン
7によつてマストの起立状態が維持される。マス
ト本体51には、外周面にその長手方向に沿つて
落下防止用レール8を設けてある。
またマスト5のロツド52は、油圧シリンダ
(図示せず。)の駆動によりマスト本体51から伸
縮可能である。ロツド52の先端部には、ピン9
を回転中心としてマストへツド(カツプリング)
10を取り付けてある。カツプリング10は、水
平、垂直方向360°回転可能な機構を有しているも
ので、このカツプリングに飛行船が接続する。ま
た、ロツド52の基部には、マストサスペンシヨ
ンケーブル掛止めフツク11を取り付け、足場1
2を設けてある。
また、載置台2上の中央部から後部に向けて収
納室13を設けてあり、この収納室の後部中央部
に水タンク14を設けてある。さらに後部に、テ
ールゲート15をピン15aを回転中心として起
立してある。載置台2の下部中央部には、ウエイ
ト格納箱16を設けてある。また、載置台2の前
後両側にアウトリガー17、…を設けて、係留時
の自走車1及びマスト5の安定を図つている。発
電機18は、係留している飛行船の電源となり、
駐機灯や整備作業時に利用できる。
次に、使用法を説明する。
自走車1を走行させて飛行船の移動基地まで移
動させ、飛行船を係留させる時は、まずシリンダ
6のラムを伸長させて、マスト5をピン4を中心
として図面矢印方向に回転させて自走車1上に起
立し、ロツクピン7でマスト5の起立状態を維持
させる。そこで、飛行船の形状(型式)に合わせ
てロツド52を伸縮させて、マスト5の長さを調
整しておく。起立するマスト5上方に飛行船が飛
行した場合、作業者はレール8を利用して足場1
2上に上がり、飛行船から下ろされたロープを持
つて、カツプリング10に飛行船先端を接続す
る。この結果、飛行船はこのマスト5に係留され
る。係留場所は、広い空間が必要であるため、係
留に容易な場所を利用するが、そのまま停泊させ
ると他の飛行船の発着などの障害になることがあ
るため、その場合には係留した場所から所定の停
泊場所まで移動させる。また自走車1には、発電
機18が搭載してあるため、常に飛行船に給電で
き、整備作業の電源として利用される。
また飛行船が出発し、すなわち係留解除後は、
ロツクピン7を抜いてから、シリンダ6のラムを
収縮させてマスト5を倒し、固定フレーム3と受
けフレーム3aに支持させる。この状態で自走車
1を走行させ、次の飛行船の移動基地まで自走す
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、飛行船
を複数の係留地に容易に係留させ、停泊できるよ
うになり、係留基地の設置は従来例に比較して簡
単かつ能率的に設置することができる。また飛行
船は、係留位置から停泊する場所に移動可能であ
り、飛行船には、常に発電機から給電できる。
【図面の簡単な説明】
図面は正面図である。 1……自走車、3,3a……マストベース(固
定フレーム、受けフレーム)、4……ピン、5…
…マスト、52……マストのロツド、6……駆動
手段(シリンダ)、10……マストへツド(カツ
プリング)、18……発電機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自走車1と、この自走車上に設けてあるマスト
    ベース3と、このマストベースに支持されたマス
    ト5と、このマストの上部に設けてあるマストへ
    ツド10と、上記自走車に載置されている発電機
    18と、上記マストの駆動手段とよりなり、 上記マストは、その基端部を上記マストベース
    に起倒自在に連結してあり、かつ伸縮可能なロツ
    ド52を有し、 上記マストヘツドは、上記マストの回りを回転
    自在のものであり、かつ上記マストと飛行船とを
    連結するものであり、 上記発電機は、上記マストヘツドを介して飛行
    船に給電可能であり、 上記駆動手段は、上記マストを起倒しかつ伸縮
    させするものである ことを特徴とする自走式飛行船係留装置。
JP1987108293U 1987-07-16 1987-07-16 Expired JPH044960Y2 (ja)

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JP1987108293U JPH044960Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16

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JP1987108293U JPH044960Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16

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JPS6416998U JPS6416998U (ja) 1989-01-27
JPH044960Y2 true JPH044960Y2 (ja) 1992-02-13

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ID=31343486

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5490068B2 (ja) * 2011-08-23 2014-05-14 有限会社ケー・ティー・ダブリュ 玩具銃の給弾装置及び玩具銃

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JPS6416998U (ja) 1989-01-27

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