JPH0449511A - 映像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヘリカル−スキャン方式のビデオテープレコ
ーダー（ＶＴＦＩ　）などにおいて、回転シリンダ上で
、通常再生用ヘッドに対し一定の角度離れて取り付けら
れた、特殊再生用ヘッドの切換制御信号を回転シリンダ
の回転速度に応じて変化させることによシ、特殊再生時
に安定した映像信号を得ることができる映像記録再生装
置に関する。

従来の技術 ３／＼−／ 家庭用あるいは業務用の映像記録再生装置としては、ヘ
リカル・ヌキャン方式を採用したＶＴＲが広く利用され
ている。前記方式は磁気テープの走行方向に対して数度
オーダの一定角度を有する記録トラック上へ、フィール
ド単位（通常１フイ一ルド分）の映像情報を記録するも
のである。そして、一定の速度で走行される磁気テープ
に対し、上記傾斜記録トラック上を回転磁気ヘッドが正
確にトレースするようになっている。このため、定の速
度で録画／再生が行なわれる限り、記録トラックと回転
磁気ヘッドのトレース軌跡はほぼ一致し、正常な画像を
再生する。しかしながら、再生画像の検索等を目的とし
て磁気テープを高速走行又は低速走行させる場合には、
記録トラックと再生ヘッドの回転軌跡とのずれが生じ、
かつ、磁気テープと回転磁気ヘッドとの相対速度が変わ
り走査線の長さが変わる。記録トラックと再生ヘッドの
回転軌跡にずれが生じると隣接トラックをトレースした
場合に、再生画像にノイズバーが現われる。これに対し
、たとえば第４図に示すように、再生ヘッド１０Ａ、１
ｏＢに対し、角度αの間隔をおいて取）付けられたヘッ
ド幅の広い特殊再生用ヘッド１１Ａ、１１Ｂによってト
レースすることで前記ノイズパーを最小限におさえるこ
とができる。又、走査線の長さが変わると再生画像に色
がつかなくなる。これに対し、回転シリンダの回転速度
を変えることで磁気テープと回転磁気ヘッドの相対速度
を録画時と等しくする。

再生ヘッドと特殊再生ヘッドを切換える制御のブロック
図を第６図に示し、同図のブロック図で制御を行なう際
のタイミングチャートを第６図に示す。回転シリンダに
は１８ｏ０の間隔をおいて２つの磁気ヘッド１０Ａ、１
０Ｂが取り付けられている。これらの磁気ヘッドは、通
常録画および再生のいずれにも用いられるが、以下の説
明においては、ヘッド１０Ａ、１０Ｂを映像信号を取り
出す再生ヘッドとして扱う。記録と同じ速度で磁気テー
プを走行させて再生（以下通常再生と呼ぶ）する場合に
は、ヘッド１０Ｂの位置検出用ＰＧ１２および回転シリ
ンダの速度検出用ＦＧ１ｓから出６ヘー７ カされる信号Ｓ１７．Ｓ１８をもとにシリンダ制御回路
２３から回転シリンダモータに制御信号を送り、速度制
御２位相制御を行なう。これに伴ないヘッド１０Ａと１
０Ｂを切換える信号８１９を５Ｗ１４Ａに送シ記録トラ
ック上の垂直ブランキング部内でヘッドが切換わるよう
にする。又、特殊再生する場合は、ヘッド幅の広いヘッ
ド１１Ａ。

１１Ｂで記録トラックをトレースする。しかしながらヘ
ッド１１Ａおよび１１Ｂを切換えるための位置情報を得
られるＰＧは取付けられていないため、モノマルチ１６
によって再生ヘッド切換信号８１９を遅延させて、特殊
再生ヘッド切換信号８２２をつくる。この時、遅延用モ
ノマルチ信号Ｓ２１のパルス幅は、ヘッド１０Ａと１１
Ｂの取付けられた角度差α０を３６０°で除しヘッド切
換信号の周期を乗じたものに等しい。このようにして得
られた信号を８２０の再生ヘッド／特殊再生ヘッド切換
制御信号によｐｓＷ１５を切換えて、１４ＢのＳＷによ
って特殊再生ヘッドが切換わるようにする。

発明が解決しようとする課題 前述したように磁気テープを高速走行させると、水平同
期信号の周期を合わせるために回転シリンダの回転速度
を変えなければならない。しかしながら、上記の構成で
は、特殊再生ヘッド切換信号３２２め周期は再生ヘッド
切換信号８１９と同様に変化するが、再生ヘッド切換信
号Ｓ１９と特殊再生ヘッド切換信号Ｓ２２との位相差は
変わらず、再生ヘッドと特殊再生ヘッドの時間差は、取
付は角度差α０を３６ｏＯで除しヘッド切換信号の周期
を乗じたものという法則が成立しなくなシ、ヘッドが磁
気テープから離れてからヘラ必切換えるという場合が起
こシ映像信号が再生されない部分ができる。これを防ぐ
ためにはモノ寸ルチ幅を速度指令によシ変えなければな
らない。しかしながら、回転シリンダにはイナーシャが
あり速度指令と実際の回転速度が必ずしも一致せず前述
の現象が起こシ得る。

課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、回転シリ７・＼　
。

ンダの回転速度に応じて特殊再生ヘッド切換信号と再生
ヘッド切換信号の位相差を変化させる手段として、再生
ヘッド切換信号と、タイマーカウンタと、前記再生切換
信号の立上シエッジ又は立下シェッジで前記カウンタ値
を取込む手段と、カウンタ値を計算する手段と、カウン
タ値を保持する手段と、カウンタ値が指定された値にな
ったとき前記特殊再生ヘッド切換信号を出力する手段を
備えたＶＴＲである。

作　　用 本発明は前記した構成によシ、前記再生ヘッド切換信号
の立上シエッジ（立下シエッジ）のカウント値を取９込
み、直前の立上りエツジのカウント値との差を計算する
ことによシ再生ヘッド切換信号の周期を得て、前記周期
に応じた時間差となるように特殊再生ヘッド切換信号を
出力する。

実施例 以下、本発明の一実施例のＶＴＲについて、図面を参照
しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における再生ヘッドと特殊再
生ヘッドを切換える制御のブロック図でおる。通常再生
の場合は従来と同じ方法で再生ヘッド切換制御を行ない
、特殊再生の場合は再生ヘッド切換信号８１９を特殊再
生ヘッド切換信号出力回路２４に入力し、回転シリンダ
の回転速度に応じた時間差をもたせて特殊再生ヘッド切
換信号５２５を出力し、再生ヘッド／特殊再ヘッド切換
制御信号により５Ｗ１６を特殊再生ヘッド側に切換え５
Ｗ１４Ｂによって特殊再生ヘッド１１Ａと１１Ｂを記録
トラックの垂直ブランキング部内で切換わるようにする
。

第２図は特殊再生ヘッド切換信号出力回路２４の内部回
路である。２６はクロックによってダウンカウントする
タイムベースカウンタでアリ、再生ヘッド切換信号Ｓ１
９のエツジが到来したときに前記カウンタ値を取り込む
（ラッチする）ラッチ回路２７でラッチしたカウンタ値
をレジスタ２８に保持し、前記カウンタ値を用いて演算
回路２９において次の特殊再生ヘッド切換信号のエツジ
のタイミングを演算し、前記タイミングに相当９２８．
−ノ するカウンタ値をレジスタ３０に保持し、レジスタ３０
の値とタイムベースカウンタ２６の値ヲコンパレータ３
１に入力し、両者が一致するタイミングで特殊再生ヘッ
ド切換信号Ｓ２５を出力する。

以上の動作をタイミングチャート第３図を参照にして説
明する。再生ヘッド切換信号３１９の立上シエッジを２
７のラッチ回路でラッチした値をＤ３２とし、次に到来
した立下シエッジをラッチした値をｒ）３３としレジス
タ２９に保持されている。再生ヘッドと特殊再生ヘッド
がα０の間隔で取付けられているとすると、再生ヘッド
切換信号８１９の立下シエッジ（Ｄｓｓ）に対する特殊
再生ヘッド切換信号の立下シエッジの時間差は、（α／
５ａｏ）ｘ（２・（Ｄ３２−Ｄ３３））を計算すること
で得られる。上記立下９エツジでのカウンタ値をＤ３ｓ
とすれば、 Ｄ３５＝Ｄ３３−（α・（ｔｚｓ２−Ｄ３３）／　１８
ｏ）となシ、Ｄ３３の次に到来する立上りエツジをＤｓ
４．Ｄ３５の次に到来する立上シエツジをＤｓｅとすれ
ば、 １ｏ　・ Ｄ３ｅ＝ｆ）ａ４−（（１−（Ｔ）３３−Ｄ３０）／１
８０）である。上記の方法で求めたカウンタ値をレジス
タ３ｏに保持し、コンパレータ３１でタイマーカウンタ
２６のカウンタ値ト比較シ、一致シタとき出力すれば、
回転シリンダの回転速度に応じた特殊再生ヘッド切換信
号となる。

なお、図面およびこの明細書に開示きれた実施例は、こ
の発明を何ら限定するものではない。この発明の趣旨お
よび特許請求の範囲内で種々の追加、変更、置換が可能
である。たとえば、タイムペースカウンタがアップカウ
ンタであっても演算回路での計算式を変えれば可能であ
る。ただし、ダウンカウンタでもアップカウンタでモ再
生ヘッド切換信号の周期よシもカウンタの１周期の方が
長くなければならない。又、ラッチ回路が信号の立上シ
（立下シ）エツジでしかラッチしない場合は、再生ヘッ
ド切換信号と特殊再生ヘッド切換信号の時間差を （α／３ａｏ）Ｘ（Ｄ３２−Ｄ３４） にて計算し、本発明の方法と同様に特殊再生ヘッド切換
信号の立上シ（立下＃））エツジを決め、立下シ（立上
シ）エツジは、立上シ（立下シ）エツジから半周期すな
わち（Ｄ３２−Ｄ３４）／２のタイミングで出力すれば
よい。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、磁気テプを高速走
行状態から急に停止させても特殊再生ヘッドは記録トラ
ンクの垂直ブランキング部内で切換えることができ、回
転シリンダがいかなる回転速度であっても映像信号を安
定して再生することができ、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における再生ヘッドと特殊再
生ヘッド切換制御のブロック図、第２図は同実施例にお
ける特殊再生ヘッド切換信号出力回路の詳細なブロック
図、第３図は同実施例における特殊再生ヘッド切換信号
を出力する際のタイミングチャート、第４図は従来の回
転シリンダのヘッド構成を示す平面図、第５図は従来の
再生ヘッドと特殊再生ヘッド切換制御のブロック図、第
６図は従来の再生ヘッドと特殊再生ヘッド切換制御の際
のタイミングチャートである。 １ｏＡ、１ｏＢ・・・・・・再生用磁気ヘッド、１１Ａ
。 １１Ｂ・・・・・・特殊再生用磁気ヘッド、１２・・・
・・・ＰＧ、１３・・・・・・ＦＧ、１４Ａ・・・・・
・再生ヘッド切換スイッチ、１４Ｂ・・・・・・特殊再
生ヘッド切換スイッチ、１６・・・・・・再生ヘッド切
換信号／特殊再生ヘッド切換信号切換スイッチ、１６・
・・・・・特殊再生ヘッド切換信号用モノマルチ、Ｓ１
Ｔ・・・・・・ＰＧ信！、８１８・・・・・・ＦＧ倍信
号８１９・・・・・・再生ヘッド切換信号、Ｓ２ｏ・・
・・・・再生ヘッド／特殊再生ヘッド切換制御信号、Ｓ
２１・・・・・・モノ寸ルチ波形、Ｓ２２・・・・・・
特殊再生ヘッド切換信号、２３・・・・・・シリンダ制
御回路、２４・・・・・・特殊再生ヘッド切換信号出力
回路、８２５・・・・・・特殊再生ヘッド切換信号、２
６・・・・・・タイムペースカウンタ、２７・・・・・
・ラッチ回路、２８・・・・・・レジスタ、２９・・・
・・・演算回路、３ｏ・・・・・・レジスタ、３１・・
・・・・コンパレータ。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名味 敏

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像情報を記録媒体の走行方向に対して斜めの記録トラ
   ックに記録する録画再生システムにおいて、 前記記録媒体を走行させる走行手段と、 記録再生時で前記記録媒体の走行速度がほぼ等しい場合
   に、前記記録媒体から映像信号を取り出す、シリンダ上
   に取付けられた１対の再生ヘッドと、 前記再生ヘッドの各々を切換える制御信号と、前記記録
   媒体の走行速度が記録時と異なる特殊再生の場合に、前
   記記録媒体から映像信号を取り出す、シリンダ上に取付
   けられた特殊再生用の１対のヘッドと、 前記特殊再生用ヘッドの各々を切換える制御信号と、 タイマーカウンタと、 前記再生ヘッド切換信号の立上りエッジ又は立下りエッ
   ジで前記タイマーカウンタのカウンタ値を取り込む手段
   と、 前記タイマーカウンタ値を加減乗除する手段と、前記タ
   イマーカウンタ値、計算値を保持する手段と、 前記タイマーカウンタ値が指定された値になった時に前
   記特殊再生用ヘッド切換制御信号を出力する手段を備え
   たことを特徴とする映像記録再生装置。