JPH0449266A - (メタ)アクリル酸エステルおよびその製造法 - Google Patents

(メタ)アクリル酸エステルおよびその製造法

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JPH0449266A
JPH0449266A JP2156871A JP15687190A JPH0449266A JP H0449266 A JPH0449266 A JP H0449266A JP 2156871 A JP2156871 A JP 2156871A JP 15687190 A JP15687190 A JP 15687190A JP H0449266 A JPH0449266 A JP H0449266A
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JP
Japan
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meth
formula
acrylic ester
acrylic acid
reaction
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JP2156871A
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Shizuo Noguchi
静雄 野口
Yukio Kobayashi
幸夫 小林
Akira Nakamura
晶 中村
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な(メタ)アクリル酸エステルに関する
ものであり、これは接着剤、粘着剤、塗料、印刷インキ
等の原料などとして有用である。
〔従来の技術及び解決しようとする課題〕一般に紫外線
または電子線硬化型の接着剤あるいは塗料等には、反応
性モノマーとして多くの種類の(メタ)アクリル酸エス
テルが使用されている。しかしながら、これらの中には
悪臭が強かったり、粘度が高かったり、単体での紫外線
硬化性が不十分であったりなどするものが多く、市場の
要望に十分応えられないのが実情であり、これらの性質
を改良した(メタ)アクリル酸エステルの提供が望まれ
ている。
したがって、本発明の目的は、前記課題を解決して紫外
線または電子線硬化性に優れた、低臭気かつ低粘度の(
メタ)アクリル酸エステルを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは種々の(メタ)アクリル酸エステルについ
て研究した結果、下記一般式(1)で表わされる(メタ
)アクリル酸エステルである2、7−オクタジェニル(
メタ)アクリレートが、紫外線または電子線硬化性に優
れ、かつ架橋剤としての機能を有することを見出し、本
発明に至った。
H,C=CR (式中、Rは水素原子またはメチル基を表わす)以下、
本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の(メタ)アクリル酸エステル(I)は、一般式 %式%() (式中、Rは水素原子またはメチル基、R′はアルキル
基を表わす)で表わされる(メタ)アクリル酸エステル
と2.7−オクタジエン−1−オールとをエステル交換
反応させることにより得られるものである。
エステル化の方法としては、例えば(メタ)アクリル酸
による脱水エステル化、(メタ)アクリル酸クロライド
による脱塩酸反応、(メタ)アクリル酸エステルによる
エステル交換反応などによることができるが反応条件あ
るいは経済性などの点でエステル交換法によるのが適し
ている。エステル交換触媒としては硫酸、各種スルホン
酸などの酸性触媒、水酸化カリウム、アルカリ金属アル
コラードなどの塩基性触媒が一般に知られている。
しかし、これらの触媒は、触媒がエステル化反応の原料
および性成物に対して副反応をひき起こすような反応系
に対しては使用することができない。
本発明の(メタ)アクリル酸エステル(I)の合成にお
いても、エステル交換触媒として酸性触媒を用いると数
多くの副生物を生成し、また塩基性触媒を用いると、触
媒活性が反応開始後すぐに低下してしまう等の好ましく
ない問題点があった。
本発明者らは、本発明の(メタ)アクリル酸エステル(
1)の合成に有効な触媒を探索した結果、アルカリ金属
シアン化物または特開昭55−143935号に記載さ
れたN、N’−ビス(サリチリデン)−エチレンジアミ
ンの鉄錯体が有効であり、特にアルカリ金属シアン化物
が好ましく用いられることを見出した。アルカリ金属シ
アン化物の好ましい例としては、シアン化カリウム、シ
アン化ナトリウムなどが挙げられる。これらの触媒は、
原料アルコールに対して0.2〜2.0重量%の範囲の
量で使用するのが好ましい。
また、エステル交換反応におけるエステル化剤としては
、前記一般式(n)の(メタ)アクリル酸エステルを用
いることができるが、反応時、適切な温度で還流し、離
脱するアルコールが除去し易い低沸点のものであること
が好ましいため(メタ)アクリル酸低級アルキルエステ
ル、より望ましくはメタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチルなどを用
いることができる。これらの原料(メタ)アクリル酸エ
ステルはアルコールに対し1.5〜10倍モル、好まし
くは2〜4倍モルの割合で使用する。反応は70〜13
0°Cの反応温度、常圧又は減圧下で加熱し、生成した
アルコールを原料エステルとともに系外に除くことによ
り本発明の(メタ)アクリル酸エステル(1)を製造す
ることができる。
エステル交換反応に際しては重合禁止剤、例えば、ハイ
ドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、2.
4−ジメチル−ロータージャリーフチルフェノール、ベ
ンゾキノンなどをアルコール1モル当り0.1 g〜1
.0gの割合で加えることが望ましい。
〔発明の効果〕
本発明の(メタ)アクリル酸エステル(1)は、粘度が
低く悪臭もないのでまた紫外線、電子線により重合させ
ることができ、例えば紫外線硬化型接着剤として用いた
場合、優れた硬化速度および接着強度を示すので、接着
剤、粘着剤、塗料、印刷インキなどのビヒクルとして好
適に用いられる。
(実施例) 次に実施例により、本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 サリチルアルデヒド5g、エチレンジアミン2.5g、
および、硫酸第一鉄7水和物6gを7゜威の水に溶かし
加温したところ黒褐色の反応生成物が析出した。これを
吸引濾過し乾燥した後熱ピリジンに溶かし、濾過した濾
液にエタノールを加えた。ここで、析出した褐色の結晶
を乾燥して触媒(以下5alen−Feと記す)とした
撹拌装置、蒸留塔、乾燥空気導入管、温度計を備えつけ
た500adの4ツロフラスコに、2,7−オクタレニ
ン−1−オール63.0g(0,5モル)、メタクリル
酸メチル150g(1,5モル)、5alen −Fe
0.5 g、  2.4−ジメチル−6−ターシャリ−
ブチルフェノール0.06 gを入れ、空気気流下に撹
拌加熱し、反応にともない副生じたメタノールを、メタ
クリル酸メチルとの共沸物として留出させた。
反応は3時間で終了した。fI&圧下にメタクリル6酸
メチルを留去した後、2,7−オクタジニニルメタクリ
レート89.2g(収率92%)を得た。得られた化合
物の沸点は100℃/ 3 mmog、であった。なお
このものはNMR(重クロロホルム溶媒)化学シフトに
より化学構造を確認した。6.11s (IH) 、5
.79m (2H) 、5.64m (IH)。
5.55s (LH)、4.98m (2H)、4.5
8d (2H) 、2.07m (4H) 、1.95
s (3H)。
1.49tt(2H)。またこの化合物は低臭気かつ低
粘度であった。
実施例2 2.7−オクタレニン−1−オール63.0g (0,
5モル)、アクリル酸メチル258.0g(3,0モル
)、テトラブトキシチタネート1.70 g、2.4−
ジメチル−6−ターシャリ−ブチルフェノール0.16
gとを、撹拌機、温度計、分留塔付蒸留塔および乾燥空
気導入管を備えつけた500d4ツロフラスコに入れ、
空気気流下に撹拌加熱して反応にともない副生じたメタ
ノールをアクリル酸メチルとの共沸物として留出させた
反応は8時間で終了し、ついで減圧下に過剰のアクリル
酸メチルを留去した後、2.7−オクタジニニルアクリ
レート62.4g(収率69.4%)を蒸留して得た。
得られた化合物の沸点は82〜b/6sueHgであっ
た。なのこのものはNMR(重クロロホルム溶媒)化学
シフトにより化学構造を確認した。6.45〜5.80
m (3H) 、5.80〜5.70m (2H) 、
5.70〜5.50m (I H) 、5.05〜4.
92m (2H) 、4.60d (2H) 、2.2
0〜2.00m (4H) 、1.50m (2H)で
あった。
またこの化合物は低臭気かつ低粘度であった。
実施例3 2.7−オクタレニン−1−オール630.0 g(5
,0モル)、メタクリル酸メチル3000g (30,
0モル)、シアン化カリウム10.9g(0,168モ
ル)、2,4−ジメチル−6−ターシャリ−ブチルフェ
ノール0.073gとを実施例1と同様に、5!4ツロ
フラスコに入れ、7時間反応後処理して、913、9 
gの2,7−オクタジニニルメタクリレート得た。収率
は98.1%であった。
実施例4 実施例3で得られた2、7−オクタシエニルメタクリレ
ート10.0 gに、紫外線重合開始剤として、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−プロパン−
1−オン0.3gを加え更に安定剤として、1,4−ベ
ンゾキノンO,OO2g (200ppm)を加えたも
のを紫外線重合組成物とする。
この組成物0.27をテフロン製シャーレにとり、30
wケミカル螢光ランプ2本により窒素気流下で20dm
の距離から紫外線を照射したところ4分間で硬化組成物
を得た。硬化物は、クロロホルム、ジオキサン等の有機
溶媒に不溶の架橋ポリマーであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはメチル基を表わす)で表わ
    される(メタ)アクリル酸エステル。 2)一般式 H_2C=CRCOOR′ (式中、Rは水素原子またはメチル基、R′はアルキル
    基を表わす)で表わされる(メタ)アクリル酸エステル
    と2,7−オクタジエン−1−オールとをエステル交換
    反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはメチル基を表わす)で表わ
    される(メタ)アクリル酸エステルの製造法。 3)反応触媒としてアルカリ金属シアン化物を用いるこ
    とを特徴とする請求項2記載の製造法。
JP2156871A 1990-06-14 1990-06-14 (メタ)アクリル酸エステルおよびその製造法 Pending JPH0449266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110709432A (zh) * 2017-06-02 2020-01-17 陶氏环球技术有限责任公司 基于乙烯的聚合物及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110709432A (zh) * 2017-06-02 2020-01-17 陶氏环球技术有限责任公司 基于乙烯的聚合物及其制备方法
CN110709432B (zh) * 2017-06-02 2022-09-23 陶氏环球技术有限责任公司 基于乙烯的聚合物及其制备方法

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