JPH0449222A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JPH0449222A
JPH0449222A JP16110390A JP16110390A JPH0449222A JP H0449222 A JPH0449222 A JP H0449222A JP 16110390 A JP16110390 A JP 16110390A JP 16110390 A JP16110390 A JP 16110390A JP H0449222 A JPH0449222 A JP H0449222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
formula
group
guanidine derivative
hair cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16110390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2814703B2 (ja
Inventor
Tamotsu Tada
多田 保
Hideo Kurokawa
黒川 秀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP16110390A priority Critical patent/JP2814703B2/ja
Publication of JPH0449222A publication Critical patent/JPH0449222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2814703B2 publication Critical patent/JP2814703B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は損傷した毛髪に対して優れたヘアコンデイショ
ニング性(仕上り時のくし通り性、なめらかさ、しっと
り感及び毛髪柔軟性)を付与する毛髪化粧料に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕毛髪を
傷める原因として、ブラ、7シングや毛髪間の摩擦等の
機械的原因、パーマネントウェーブ液、ヘアダイ及びヘ
アブリーチ等の化学集計による要因、及び日光や熱等の
物理化学的要因などが挙げられる。
機械的要因による毛髪の損傷は、近年の種々の毛髪化粧
料の技術開発に伴なって既に解決されている。しかし、
化学薬品や物理化学的要因による損傷毛に優れたヘアコ
ンデイショニング性を付与することは、未だ十分には解
決されておらず、従ってこの点の解決が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、損傷した毛
髪に対し優れたヘアコンデイショニング性を付与する毛
髪化粧料を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者らは、
上記目的を達成するため鋭意検討を行なった結果、下記
一般式(1) (但し、式中R1は炭素数1〜22の分岐状又は直鎖状
のアルキル基又はアルケニル基であり、Aは炭素数1〜
10の分岐状又は直鎖状のアルキレン基又はアルケニレ
ン基であり、mは0又は1である。また、nは1〜5の
整数である。)で示される分子内にアミド基を持つグア
ニジン誘導体及びそれらの塩から選ばれる1種又は2種
以上と、下記一般式(2) %式%(2) (但し、式中R2は炭素数14〜22の分岐状又は直鎖
状のアルキル基又はアルケニル基である。)で示される
高級アルコールから選ばれる1種又は2種以上とを併用
することにより、仕上り時のくし通り性、なめらかさ、
しっとり感、毛髪柔軟性に優れ、コンデイショニング性
の向上した毛髪化粧料が得られることを知見した。
即ち、本出願人は、先に有効成分の毛髪への吸着性が高
く、毛髪に優れた柔軟性や保湿性を付与した毛髪化粧料
として、上記一般式(1)の化合物を有効成分とした毛
髪化粧料を提藁した(特願昭63−320075号)が
、本発明者らは更に検討を進めた結果、上記一般式(1
)の化合物に上記一般式(2)の高級アルコールを組み
合せることにより、毛髪化粧料がくし通り性、なめらか
さ、しっとり感、毛髪柔軟性付与効果を兼儒シフ、上述
した目的が効果的に達成されることを見い出し、本発明
をなすに至ったものである。
以下、本発明について更に詳述する。
本発明の毛髪化粧料は、第1必須成分として下記一般式
(1) で示される分子内にアミド基を持つグアニジン誘導体や
それらの塩を有効成分として含有する。
ここで、(1)式中の置換基R1は、炭素数1〜22、
好ましくは11〜19の分岐状又は直鎖状のアルキル基
又はアルケニル基であり、例えしfCC8H17+ C
lJzs  + ClJzt  + Cl4H29C+
sH:++  、  Cldh3. CI?H3S  
、 (CsH+t)zCH−4CJsC+sH1゜−な
どの基が好適である。
また、置換基Aは、炭素数1〜10、好ましくは2〜6
の分岐状又は直鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基
であり、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基
、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロ
ピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基な
どが挙げられ、mは1又は0である。
なお、nは1〜5の整数である。
更に、(1)式のグアニジン誘導体は、通常、塩の形で
配合され、具体的には塩酸塩等の無機酸塩、グリコール
酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩等の有機酸
塩などとして用いることができるが、水への溶解性等の
点から無機酸塩とする場合は塩酸塩、有機酸塩とする場
合はグリコール酸塩が望ましい。
この場合、(1)式のグアニジン誘導体及びその塩は、
1種を単独で配合しても、2種以上を併用してもよく、
また、その配合量は別に制限されないが、全体の0.1
〜8%(重量%、以下同様)、特に0.7〜5%とする
ことが好ましい。配合量が0.1%未満では柔軟性付与
効果が十分でない場合があり、8%を越えると経済的に
不利であるばかりでなく、むしろべたついて重い仕上り
になる場合がある。
本発明の毛髪化粧料の第2の必須成分は高級アルコール
であり、これは下記一般式(2)%式%(2) ここで、(2)式中の置換基R2は、炭素数14〜22
の分岐状又は直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であ
り、具体例として、七チルアルコール、ステアリルアル
コール、ミリスチルアルコール、ヘプタデカノール、ベ
ヘニルアルコール等の飽和−価アルコール、及び脂肪酸
アルコールが挙げられる。これらはその1種を単独で用
いても2種以上を併用してもかまわないが、セチルアル
コールとステアリルアルコールとを重量比3ニア〜7:
3、特に2:3〜3:2の配合割合で使用することが好
ましい。
上記高級アルコールの配合量は、組成物全体の0.2〜
10%、特に2〜8%となるようにすることが好ましく
、この配合量範囲とすることにより本発明の目的を確実
に達成することができる。これに対し、上記成分の合計
配合量が0.2%より少ない場合は本発明の効果が十分
発揮されない場合があり、また10%より多いとべたつ
きが生じ、重い仕上り感となり易い。
本発明の毛髪化粧料中には、上記成分に加え、他の任意
成分を本発明の効果に影響のない範囲で配合することが
可能である。そのような任意成分として以下の物質があ
る。
流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、スクワラ
ン及びオレフィンオリゴマー等の炭化水素、イソブロビ
ルミリスチレート、イソプロピルパルミテート、ステア
リルステアレート、ミリスチル酸オクチルドデシル、オ
レイン酸オクチルドデシル及び2−エチルヘキサン酸ト
リグリセライド等のエステル;ジメチルポリシロキサン
、メチルフェニルポリシロキサン等の疎水性ポリシロキ
サンニゲリシン、プロリン、l−アスパラギン酸ナトリ
ウム、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナトリウム等の
アミノ酸;グリセリンモノステアレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ポリオキシエチレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンステアリン酸エステル及びポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート等の乳化剤;水酸
化アルカリ、トリエタノールアミン、クエン酸、クエン
酸ナトリウム、リン酸、塩酸等のpH調整剤;メチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース及びカチオン化セルロース等のセルロ
ース誘導体;天然高分子類等の増粘剤;エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、グリセリン及びソルビトール等の保湿剤;及びそ
の他の溶剤、殺菌剤、香料等の小量成分である。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアーリンス剤、スプレー型又
はデイスペンサー型のヘアコンディショナー、ヘアート
リートメント、ヘアーローション等として調製すること
ができ、また形態としては、溶液状、均−分散状、不均
一分散状、乳化状等のいずれの剤型にも調製し得る。
〔発明の効果〕
本発明の毛髪化粧料は、上記第1.2成分の併用により
、毛髪に対し優れた仕上り時のくし通り性、なめらかさ
、しっとり感、毛髪柔軟性を付与し得るものである。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例と比較例を示し、本発明の効果を
より具体的に説明する。なお、各側の説明に先立って、
各側で採用したヘアコンデイショニング性の試験法につ
いて説明する。
この場合、ヘアコンデイショニング性は、くし通り性、
なめらかさ、しっとり感及び毛髪柔軟性の4項目につい
て評価した。
また、被処理物としての損傷毛は以下の3つのものを使
用とた。
(1) ブリーチ処理毛 6%過酸化水素水にアンモニア水を加えてpH10,2
に調整して得たブリーチ液に毛束を30分間浸漬(ブリ
ーチ液と毛束の浴比〜30倍)してブリーチ処理したの
ち、流水でよくすすいだもの(2) アルカリ損傷毛 1%水酸化ナトリウム液に毛束を30分間浸漬したのち
、流水でよくすすいだもの (3) 熱損傷毛 毛束を80℃で5時間減圧乾燥したちの拭−敢一抜 損傷処理された毛束(5g、  20cm)をシャンプ
ーしたのち、試料0.5gを直接塗布し、手で均−に伸
ばし、次いで25℃、65%RHの雰囲気で乾燥させ、
−昼夜放置後の毛髪のくし通り性、なめらかさ、しっと
り感及び毛髪柔軟性について官能評価した。評価基準は
、上記損傷処理上をシャンプー処理したものを基準とす
る4段階評価である。
◎ : 非常に優れる O : やや良い Δ:同等 ×:悪い 〈実施例1〜5.比較例1〜5〉 表−1に示す毛髪化粧料を調製し、その性能を評価した
。結果を同表に示す 表−1から明らかな通り、比較例1〜4のようにグアニ
ジン誘導体塩又は4級アンモニウム塩を単独で使用する
だけでは、くし通り性、なめらかさ、しっとり感、毛髪
柔軟性のいずれも不充分である。また、比較例5のよう
に4級アンモニウム塩と高級アルコールとの組み合わせ
は、くし通り、なめらかさなどである程度効果はあるも
のの、他の性能は劣る。これに対し、グアニジン誘導体
と高級アルコールとを併用した場合は、その評価項目の
いずれに対しても優れた性能を示すことが認められる。
〈実施例6〜10〉 表−2に示す組成を有する4種の毛髪化粧料を調製し、
それらの熱損傷毛に対する性能について試験した。その
結果を同表に示す。
表−2 グアニジン誘導体塩 グアニジン誘導体塩(6) 〈実施例11〉 下記の表−3に示す配合組成のヘアーリンス組成物を製
造し、3種類の損傷毛(プリーチ処理毛、アルカリ処理
上、熱損傷毛)に対する性能を試験した。性能評価は、
40℃のへアーリンス組成物の20%希釈液200  
に毛束(8,’5 g、 20cm)を5秒間浸漬し、
40℃の温水200  で30秒間ずつ2回すすいで乾
燥した後のものについて行なった。
表 グアニジン誘導体塩(7) 表−3から明らかなように、本発明のへアーリンス組成
物は、損傷毛に対し優れたくし通り性、なめらかさ、し
っとり感及び毛髪柔軟性効果を有することがわかる。
〈実施例12〉 下記の表−4に示す配合組成のヘアーリンス組成物を製
造し、実施例11と同様の3種類の損傷毛に対する性能
を試験した。結果を同表に示す。
グアニジン誘導体塩(8) 本発明のへアークリーム組成物は、ブリーチ処理毛、ア
ルカリ処理上及び熱処理上に対し、優れたくし通り性、
なめらかさ、しっとり感及び毛髪柔軟性を付与する効果
を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (但し、式中R^1は炭素数1〜22の分岐状又は直鎖
    状のアルキル基又はアルケニル基であり、Aは炭素数1
    〜10の分岐状又は直鎖状のアルキレン基又はアルケニ
    レン基であり、mは0又は1である。また、nは1〜5
    の整数である。) で示される分子内にアミド基を持つグアニジン誘導体及
    びそれらの塩から選ばれる1種又は2種以上と、下記一
    般式(2) R^2−OH・・・(2) (但し、式中R^2は炭素数14〜22の分岐状又は直
    鎖状のアルキル基又はアルケニル基である。)で示され
    る高級アルコールから選ばれる1種又は2種以上とを併
    用してなることを特徴とする毛髪化粧料。
JP16110390A 1990-06-19 1990-06-19 毛髪化粧料 Expired - Fee Related JP2814703B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16110390A JP2814703B2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16110390A JP2814703B2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 毛髪化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0449222A true JPH0449222A (ja) 1992-02-18
JP2814703B2 JP2814703B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=15728665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16110390A Expired - Fee Related JP2814703B2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2814703B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003012475A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Hiroko Kondo シャンプー剤並びにトリートメント剤
EP1493423A1 (de) * 2003-06-18 2005-01-05 Goldschmidt AG Haarbehandlungsmittel und Haarnachbehandlungsmittel zum Schutz vor Schäden durch chemische Behandlung und zur Reparatur bereits geschädigter Haare enthaltend als Wirksubstanz Alkylguanidin-Verbindungen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003012475A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Hiroko Kondo シャンプー剤並びにトリートメント剤
EP1493423A1 (de) * 2003-06-18 2005-01-05 Goldschmidt AG Haarbehandlungsmittel und Haarnachbehandlungsmittel zum Schutz vor Schäden durch chemische Behandlung und zur Reparatur bereits geschädigter Haare enthaltend als Wirksubstanz Alkylguanidin-Verbindungen

Also Published As

Publication number Publication date
JP2814703B2 (ja) 1998-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU598816B2 (en) Hair rinse conditioner
EP0617953B1 (en) Clear conditioning composition
US4954335A (en) Clear conditioning composition and method to impart improved properties to the hair
EP0410659A2 (en) Method and composition to impart improved conditioning properties to the hair
GB2205747A (en) Hair rinse conditioner
JPH02243614A (ja) 毛髪化粧料
EP0941045B1 (en) Improved hair conditioning composition
JPS63156711A (ja) 毛髪化粧料
EP1105093B1 (en) Conditioning compositions
JPH03291211A (ja) 毛髪化粧料
KR100779287B1 (ko) 모발 컨디셔닝용 조성물
JPS628087B2 (ja)
JPH0449222A (ja) 毛髪化粧料
JP2874055B2 (ja) 毛髪化粧料
JPS628095B2 (ja)
JPS628099B2 (ja)
JP2003095880A (ja) 毛髪化粧料
JPH0454111A (ja) 毛髪化粧料
JPS628104B2 (ja)
JP2549554B2 (ja) 毛髪処理剤
JPH04230615A (ja) 毛髪化粧料
JPS628100B2 (ja)
JPH05194150A (ja) 毛髪化粧料
JP2576198B2 (ja) 毛髪化粧料
JPS628405B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees