JPH0449174A - 線条体の使用張力調整方法 - Google Patents
線条体の使用張力調整方法Info
- Publication number
- JPH0449174A JPH0449174A JP16022690A JP16022690A JPH0449174A JP H0449174 A JPH0449174 A JP H0449174A JP 16022690 A JP16022690 A JP 16022690A JP 16022690 A JP16022690 A JP 16022690A JP H0449174 A JPH0449174 A JP H0449174A
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- tension
- wire rod
- pulley
- additionally provided
- bobbin
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- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 210000001577 neostriatum Anatomy 0.000 claims description 6
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は線条体の使用張力調整方法、さらに詳しく言
えば線条体のその送出しボビンからの送り出し張力でな
く、後工程における使用張力を調整する方法に関するも
のである。
えば線条体のその送出しボビンからの送り出し張力でな
く、後工程における使用張力を調整する方法に関するも
のである。
従来、線条体1の張力はその使用時における必要張力に
合わせて送出しボビン2から送り出すときに張力を決め
ており、その方法は第3図に示すようにスイングプーリ
ー3による方法である。
合わせて送出しボビン2から送り出すときに張力を決め
ており、その方法は第3図に示すようにスイングプーリ
ー3による方法である。
いま同図についてこの方法を説明すると、スイングプー
リー3はアーム31の一端に回転自在に支承されており
、その他端は回動中心32に回動可能に連結される。ア
ーム31の中程の点33にはスイングばね102が取り
付けられて該アーム31に回動中心32のまわりに反時
計まわりのモーメントを与えている。
リー3はアーム31の一端に回転自在に支承されており
、その他端は回動中心32に回動可能に連結される。ア
ーム31の中程の点33にはスイングばね102が取り
付けられて該アーム31に回動中心32のまわりに反時
計まわりのモーメントを与えている。
一方、一端が点33に連結されたブレーキバンド4は送
出しボビン2のブレーキドラム部21に掛は回されて他
端は引張ばね101によって引かれている。しかして送
出しボビン2から引き出された線条体1はスイングプー
リー3に掛は回されて反対方向に引き出される。
出しボビン2のブレーキドラム部21に掛は回されて他
端は引張ばね101によって引かれている。しかして送
出しボビン2から引き出された線条体1はスイングプー
リー3に掛は回されて反対方向に引き出される。
いま送出し時に線条体1にかかる張力をF1アーム31
の揺動長さをb1回動中心32とスイングばね102の
取付点33との間の距離をa1スイングばね102に生
起しているばね力をKとしてアーム31が図示の位置に
釣り合い状態で静止しているとすれば、2bF=aK
の式で表されるモーメントの釣り合いが保たれている
ことになる。いま仮になんらかの理由で線条体1の張力
Fがこの釣り合い状態より増大したとすれば、アーム3
1は回動中心32のまわりに時計回りに回動することに
なるが、こうなるとブーレキバンド4による送出しボビ
ン2のブレーキドラム部21の締付けが緩んで張力Fが
減少するように調整される。つまり、このスイングプー
リー3による線条体1の送り出しは一種の張力自動調整
式送り出しというわけである。
の揺動長さをb1回動中心32とスイングばね102の
取付点33との間の距離をa1スイングばね102に生
起しているばね力をKとしてアーム31が図示の位置に
釣り合い状態で静止しているとすれば、2bF=aK
の式で表されるモーメントの釣り合いが保たれている
ことになる。いま仮になんらかの理由で線条体1の張力
Fがこの釣り合い状態より増大したとすれば、アーム3
1は回動中心32のまわりに時計回りに回動することに
なるが、こうなるとブーレキバンド4による送出しボビ
ン2のブレーキドラム部21の締付けが緩んで張力Fが
減少するように調整される。つまり、このスイングプー
リー3による線条体1の送り出しは一種の張力自動調整
式送り出しというわけである。
しかしながら線条体1が比較的細い銅線であって、また
後工程に必要な張力が比較的太きいた杓にこの送出時の
張力Fを比較的大きく設定しなければならないときには
、第4図に示すように線条体1がボビン胴部の巻付は層
内において下方の層内に食い込み、線条体1が繰り出し
にく(なったり、甚だしいときはそのために断線するな
どの不都合があった。
後工程に必要な張力が比較的太きいた杓にこの送出時の
張力Fを比較的大きく設定しなければならないときには
、第4図に示すように線条体1がボビン胴部の巻付は層
内において下方の層内に食い込み、線条体1が繰り出し
にく(なったり、甚だしいときはそのために断線するな
どの不都合があった。
この発明はこのような不都合を解決するためになされた
ものであって、線条体をその送出しボビンから前記線条
体の使用張力より十分低い張力をもって送り出す工程と
、その送り出された線条体を適宜の制動トルクの与えら
れた少なくとも1個の制動付加プーリーに順次かけ回し
て滑ることなく引き出す工程とを有する線条体の使用張
力調整方法である。
ものであって、線条体をその送出しボビンから前記線条
体の使用張力より十分低い張力をもって送り出す工程と
、その送り出された線条体を適宜の制動トルクの与えら
れた少なくとも1個の制動付加プーリーに順次かけ回し
て滑ることなく引き出す工程とを有する線条体の使用張
力調整方法である。
送出しボビンからは線条体の使用張力より十分低い張力
で引き出すために巻付は層内での食い込みや断線のおそ
れがない。
で引き出すために巻付は層内での食い込みや断線のおそ
れがない。
またその後線条体の張力を高めて必要な使用張力に達す
るように調整される。
るように調整される。
第1図および第2図についてこの発明の一実施例方法を
説明する。
説明する。
送出しボビン2から最初に線条体1を引き出すときは既
に説明した従来の方法と同じくスイングプーリー3を用
いるが、このとき重要なことはブレーキハンド4を送出
しボビン2のブレーキドラム821に巻き締める引張ば
ね41を弱くして送出しの張力F1を十分低く抑えるこ
とである。張力F、の大きさに対応してスイングばね3
4のばね力も適当に小さく設定される。
に説明した従来の方法と同じくスイングプーリー3を用
いるが、このとき重要なことはブレーキハンド4を送出
しボビン2のブレーキドラム821に巻き締める引張ば
ね41を弱くして送出しの張力F1を十分低く抑えるこ
とである。張力F、の大きさに対応してスイングばね3
4のばね力も適当に小さく設定される。
張力F1で引き出された線条体1は第1制動付加ブーI
J−B、に掛は回されて引き出される。
J−B、に掛は回されて引き出される。
この制動付加プーリーというのは、線条体1の進行にし
たがってそのプーリーが回転するのに抵抗する向きにあ
らかじめ適宜の大きさの制動トルクが与えられているプ
ーリーであって、制動トルクを与える手段としては、図
示のようにそのプーリーのブレーキドラム部51に掛は
回されたブレーキバンド52を引張ばね53によって引
くものが簡便である。
たがってそのプーリーが回転するのに抵抗する向きにあ
らかじめ適宜の大きさの制動トルクが与えられているプ
ーリーであって、制動トルクを与える手段としては、図
示のようにそのプーリーのブレーキドラム部51に掛は
回されたブレーキバンド52を引張ばね53によって引
くものが簡便である。
制動トルクを与える別の手段としては第2図に示すよう
に電磁式のいわゆるパウダブレーキ7を用いてもよい。
に電磁式のいわゆるパウダブレーキ7を用いてもよい。
いまこの第1制動付加ブー!J−B、の線条体走行周部
分の半径をr、与えられている制動トルクの大きさをT
b、引き出される側の線条体1に生起している張力をF
2とすれば、 F2 =F+ +Tb /r つまり制動付加プーリーを1回通過させるごとによって
線条体1の張力を設定したブレーキトルクT、に比例し
た量だけ適宜上昇させることができるわけである。
分の半径をr、与えられている制動トルクの大きさをT
b、引き出される側の線条体1に生起している張力をF
2とすれば、 F2 =F+ +Tb /r つまり制動付加プーリーを1回通過させるごとによって
線条体1の張力を設定したブレーキトルクT、に比例し
た量だけ適宜上昇させることができるわけである。
この実施例では線条体1はさらに第2制動付加ブー!J
−B、に掛は回されて下流に引き出され、その張力の大
きさは第2制動付加ブーI) −82に設定付与されて
いる制動トルクに比例した量だけ増大した値F、になる
。
−B、に掛は回されて下流に引き出され、その張力の大
きさは第2制動付加ブーI) −82に設定付与されて
いる制動トルクに比例した量だけ増大した値F、になる
。
さいごに線条体lは適宜の案内プーリー6を経て使用個
所(図示していない)に導かれることになるが、厳密に
言えばこの案内プーリー6の経由によってもその回転抵
抗のためにわずかに張力値が上昇して最終的には張力は
F4となる。しかしてこの張力の大きさF、が所期の使
用張力に達していればよいわけである。
所(図示していない)に導かれることになるが、厳密に
言えばこの案内プーリー6の経由によってもその回転抵
抗のためにわずかに張力値が上昇して最終的には張力は
F4となる。しかしてこの張力の大きさF、が所期の使
用張力に達していればよいわけである。
ここで注意すべきことは、線条体1が各制動付加プーリ
ーの外周上を滑ることなく、各制動付加プーリーの回転
によって下流に進行しなければならないことであって、
このためには制動付加プーリーの外周部の摩擦係数をμ
、線条体1がそれに掛は回されている皿部分の中心角を
θとしたとき各制動付加プーリーについての線条体1の
出入の際の張力の比(第1制動付加ブーIJ−B、につ
いて言えばF2/F、)がexp (μθ)より小さく
なければならない。
ーの外周上を滑ることなく、各制動付加プーリーの回転
によって下流に進行しなければならないことであって、
このためには制動付加プーリーの外周部の摩擦係数をμ
、線条体1がそれに掛は回されている皿部分の中心角を
θとしたとき各制動付加プーリーについての線条体1の
出入の際の張力の比(第1制動付加ブーIJ−B、につ
いて言えばF2/F、)がexp (μθ)より小さく
なければならない。
この発明によれば、線条体の送出しボビンからの送出時
の張力をボビン胴部の巻付は層における食い込みや断線
のおそれのない十分小さい値に設定した上で、後工程に
おける必要な張力に簡単にかつ自由に調整できる利点が
あり、細物銅線の取扱いに特に効果的である。
の張力をボビン胴部の巻付は層における食い込みや断線
のおそれのない十分小さい値に設定した上で、後工程に
おける必要な張力に簡単にかつ自由に調整できる利点が
あり、細物銅線の取扱いに特に効果的である。
第1図はこの発明の方法を実施するために用いる装置の
一例を示す簡略側面図、第2図は制動トルク付与装置の
別の例を示す簡略斜視図、第3図は従来の線条体送出し
装置の一例を示す側面図、第4図はボビン胴部における
線条体の巻付は層食い込みを説明する断面図である。
一例を示す簡略側面図、第2図は制動トルク付与装置の
別の例を示す簡略斜視図、第3図は従来の線条体送出し
装置の一例を示す側面図、第4図はボビン胴部における
線条体の巻付は層食い込みを説明する断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、線条体(1)をその送出しボビン(2)から前記線
条体の使用張力より十分低い張力をもって送り出す工程
と、 その送り出された線条体(1)を適宜の制動トルクの与
えられた少なくとも1個の制動付加プーリー(B_1、
B_2・・・)に順次かけ回して滑ることなく引き出す
工程と を有する線条体の使用張力調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16022690A JPH0449174A (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 線条体の使用張力調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16022690A JPH0449174A (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 線条体の使用張力調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449174A true JPH0449174A (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=15710439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16022690A Pending JPH0449174A (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 線条体の使用張力調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6707771B2 (en) | 2000-01-14 | 2004-03-16 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Optical pickup device and method of manufacturing the same |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP16022690A patent/JPH0449174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6707771B2 (en) | 2000-01-14 | 2004-03-16 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Optical pickup device and method of manufacturing the same |
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