JPH0448970B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0448970B2 JPH0448970B2 JP58098877A JP9887783A JPH0448970B2 JP H0448970 B2 JPH0448970 B2 JP H0448970B2 JP 58098877 A JP58098877 A JP 58098877A JP 9887783 A JP9887783 A JP 9887783A JP H0448970 B2 JPH0448970 B2 JP H0448970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perforated plate
- flow
- turbine
- perforated
- pipe
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003345 natural gas Substances 0.000 description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004445 quantitative analysis Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15D—FLUID DYNAMICS, i.e. METHODS OR MEANS FOR INFLUENCING THE FLOW OF GASES OR LIQUIDS
- F15D1/00—Influencing flow of fluids
- F15D1/0005—Baffle plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タービン、軸流ポンプあるいはター
ボ圧縮機の吐出側に接続した流体輸送管の流動に
よる振動を抑制する方法に関する。
ボ圧縮機の吐出側に接続した流体輸送管の流動に
よる振動を抑制する方法に関する。
タービン、軸流ポンプ、ターボ圧縮機からの吐
出流は激しく旋回しており、殊にエルボーにおい
て渦流中心が動いて、管の振動が異常に大きくな
る。そこで、管内に網等の整流具を設けて、旋回
流動を抑えようと考えたが、単純に整流具を設け
るだけでは、ある程度の効果を奏するものの未だ
十分でなく、いかにすれば、効果的に振動を抑制
でき、圧力損失を可及的に抑えられ、整流具の破
損を防止できるかという定量的な解析が、実用的
技術としては望ましい。
出流は激しく旋回しており、殊にエルボーにおい
て渦流中心が動いて、管の振動が異常に大きくな
る。そこで、管内に網等の整流具を設けて、旋回
流動を抑えようと考えたが、単純に整流具を設け
るだけでは、ある程度の効果を奏するものの未だ
十分でなく、いかにすれば、効果的に振動を抑制
でき、圧力損失を可及的に抑えられ、整流具の破
損を防止できるかという定量的な解析が、実用的
技術としては望ましい。
本発明の目的は、上記実情に鑑みて、整流具を
いかなる形状及び寸法にすれば、タービン、軸流
ポンプ及びターボ圧縮機の吐出流に対して、管の
異常振動を、十分かつ確実に、さらには、圧力損
失を可及的に抑えると共に、整流具の破損を防止
した状態で抑制できるかを、定量的に解析して、
性能の良い流体輸送設備を容易確実に得られるよ
うにする点にある。
いかなる形状及び寸法にすれば、タービン、軸流
ポンプ及びターボ圧縮機の吐出流に対して、管の
異常振動を、十分かつ確実に、さらには、圧力損
失を可及的に抑えると共に、整流具の破損を防止
した状態で抑制できるかを、定量的に解析して、
性能の良い流体輸送設備を容易確実に得られるよ
うにする点にある。
本発明による防振方法の特徴手段は、タービ
ン、軸流ポンプあるいはターボ圧縮機の吐出側に
接続した管内に、板厚と孔径との相関が、 0.1d<t<0.4d に設定された多孔板を横断配置することにあり、
その作用効果は、次の通りである。
ン、軸流ポンプあるいはターボ圧縮機の吐出側に
接続した管内に、板厚と孔径との相関が、 0.1d<t<0.4d に設定された多孔板を横断配置することにあり、
その作用効果は、次の通りである。
つまり、各種形状の整流具を試作して、それら
の整流効果、圧力損失及び流動に対する強度を調
べたところ、第1図に示すような多孔板Bが優れ
ていることが判明し、そこで、板厚tと孔径dの
相関について、流出角係数、圧力損失及び流動に
対する強度への影響について調べたところ、 0.1d<t<0.4d の条件の時に、流出角係数が0.4〜0.8になつて、
十分かつ良好な整流効果が得られると共に、圧力
損失を実用上問題とならない程度に抑えられ、か
つ、多孔板Bの流動による変形や破壊を確実に防
止できることが判明した。
の整流効果、圧力損失及び流動に対する強度を調
べたところ、第1図に示すような多孔板Bが優れ
ていることが判明し、そこで、板厚tと孔径dの
相関について、流出角係数、圧力損失及び流動に
対する強度への影響について調べたところ、 0.1d<t<0.4d の条件の時に、流出角係数が0.4〜0.8になつて、
十分かつ良好な整流効果が得られると共に、圧力
損失を実用上問題とならない程度に抑えられ、か
つ、多孔板Bの流動による変形や破壊を確実に防
止できることが判明した。
尚、流出角係数とは、第2図に示すように、多
孔板Bの上流側及び下流側夫々における軸方向流
速ベクトル(v1)と周方向流速ベクトル(v2)の
成す角度(φ1),(φ2)の比(φ1/φ2)である。
孔板Bの上流側及び下流側夫々における軸方向流
速ベクトル(v1)と周方向流速ベクトル(v2)の
成す角度(φ1),(φ2)の比(φ1/φ2)である。
他方、多孔板Bの流出角係数と配管の振巾との
相関を、最大流量が150Ton/Hrの求心型タービ
ンの吐出側において、かつ、流量を変化させて調
べたところ、第3図に示す結果が得られた。
相関を、最大流量が150Ton/Hrの求心型タービ
ンの吐出側において、かつ、流量を変化させて調
べたところ、第3図に示す結果が得られた。
尚、実線が多孔板Bの無い場合であり、点線が
多孔板B1個の場合であり、一点鎖線が多孔板B
複数個の場合であり、複数個の多孔板Bの場合の
流出角係数は多孔板B夫々の流出角係数の積であ
る。
多孔板B1個の場合であり、一点鎖線が多孔板B
複数個の場合であり、複数個の多孔板Bの場合の
流出角係数は多孔板B夫々の流出角係数の積であ
る。
第3図から多孔板Bの流出角係数を0.4〜0.8に
すると、1個の多孔板Bだけでも、望ましくは複
数個の多孔板Bを全体としての流出角係数が0.4
以下になるように並設すると、十分に配管の振巾
を減少できることが判明した。
すると、1個の多孔板Bだけでも、望ましくは複
数個の多孔板Bを全体としての流出角係数が0.4
以下になるように並設すると、十分に配管の振巾
を減少できることが判明した。
ちなみに、多孔板B1個当りの流出角係数を0.4
以下にすると、多孔板Bの上流側に別の不安定流
動が発生して、かえつて防振効果が損われ、か
つ、多孔板Bによる圧力損失増大が顕著になる欠
点があつた。また、板厚tを孔径dの0.1倍以下
にすると、多孔板Bの強度上のトラブルを生じや
すかつた。
以下にすると、多孔板Bの上流側に別の不安定流
動が発生して、かえつて防振効果が損われ、か
つ、多孔板Bによる圧力損失増大が顕著になる欠
点があつた。また、板厚tを孔径dの0.1倍以下
にすると、多孔板Bの強度上のトラブルを生じや
すかつた。
以上要するに、前述のように整流具の形状及び
寸法を設定することによつて、タービン、軸流ポ
ンプ及びターボ圧縮機からの旋回吐出流に起因す
る管の異常振動を、状況に応じた適度の範囲に容
易確実に抑制でき、また、そのために、実害があ
る程の圧力損失増大を生じたり、あるいは、構造
的トラブルを生じたりすることも防止でき、全体
として、良好な流体輸送を容易確実に行えるよう
になつた。
寸法を設定することによつて、タービン、軸流ポ
ンプ及びターボ圧縮機からの旋回吐出流に起因す
る管の異常振動を、状況に応じた適度の範囲に容
易確実に抑制でき、また、そのために、実害があ
る程の圧力損失増大を生じたり、あるいは、構造
的トラブルを生じたりすることも防止でき、全体
として、良好な流体輸送を容易確実に行えるよう
になつた。
次に、第4図ないし第6図により実施例を示
す。
す。
液化天然ガスをタンク1から冷熱回収装置2に
ポンプ3で供給し、発電機4を駆動する求心型ガ
スタービン5に冷熱回収装置2で気化された天然
ガスを供給し、タービン5からの天然ガスをガス
昇温装置6から適宜設備へのガス供給容易パイプ
ライン7に送る。タービン5の吐出側に接続した
管8内に、パルプやペント部等の渦流により振動
発生源となる箇所の上流側に位置させて防振装置
Aを設けて、タービンから吐出される旋回流によ
る流体輸送管の異常振動を防止する。
ポンプ3で供給し、発電機4を駆動する求心型ガ
スタービン5に冷熱回収装置2で気化された天然
ガスを供給し、タービン5からの天然ガスをガス
昇温装置6から適宜設備へのガス供給容易パイプ
ライン7に送る。タービン5の吐出側に接続した
管8内に、パルプやペント部等の渦流により振動
発生源となる箇所の上流側に位置させて防振装置
Aを設けて、タービンから吐出される旋回流によ
る流体輸送管の異常振動を防止する。
防振装置Aを構成するに、連結用フランジ8
a,8bを備えた管8に、2個の多孔板Bを横断
配置し、多孔板B夫々において、板厚tと孔径d
の相関を、 0.1d<t<0.4d に設定する。
a,8bを備えた管8に、2個の多孔板Bを横断
配置し、多孔板B夫々において、板厚tと孔径d
の相関を、 0.1d<t<0.4d に設定する。
次に、別の実施例を示す。
多孔板Bの設置箇所は、各種流体輸送管のター
ビン5,軸流ポンプ、ターボ圧縮機の吐出側に接
続した管8内であればいずれでもよく、また、多
孔板Bの設置個数は状況に応じて1個でも3個以
上でもよい。
ビン5,軸流ポンプ、ターボ圧縮機の吐出側に接
続した管8内であればいずれでもよく、また、多
孔板Bの設置個数は状況に応じて1個でも3個以
上でもよい。
多孔板Bの開口率は0.6〜0.8の範囲が望まし
く、また、多孔板Bの孔径dは管8の内径Dの1/
6以下が望ましい。
く、また、多孔板Bの孔径dは管8の内径Dの1/
6以下が望ましい。
対象となる流体は気体でも液体でもよく、ま
た、その種類は不問である。
た、その種類は不問である。
第1図は多孔板の概念図、第2図は流出角係数
の説明図、第3図は実験結果を示すグラフであ
る。第4図ないし第6図は本発明の実施例を示
し、第4図はフローシート、第5図は要部断面
図、第6図は第5図の−線矢視図である。 5……タービン、8……管、B……多孔板。
の説明図、第3図は実験結果を示すグラフであ
る。第4図ないし第6図は本発明の実施例を示
し、第4図はフローシート、第5図は要部断面
図、第6図は第5図の−線矢視図である。 5……タービン、8……管、B……多孔板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タービン5、軸流ポンプあるいはターボ圧縮
機の吐出側に接続した管(s)内に、板厚(t)と孔径(d)
との相関が、 0.1d<t<0.4d に設定された多孔板Bを横断配置する流体輸送管
の防振方法。 2 前記多孔板Bの複数個を並べて、それら多孔
板B群全体としての流出角係数を0.4以下にする
特許請求の範囲第項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9887783A JPS59222607A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 流体輸送管の防振方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9887783A JPS59222607A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 流体輸送管の防振方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59222607A JPS59222607A (ja) | 1984-12-14 |
JPH0448970B2 true JPH0448970B2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=14231392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9887783A Granted JPS59222607A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 流体輸送管の防振方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59222607A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137022A (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-29 | Tokyo Cheen Ankaa Kk | Kokochoryokuseinoankaa |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP9887783A patent/JPS59222607A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137022A (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-29 | Tokyo Cheen Ankaa Kk | Kokochoryokuseinoankaa |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59222607A (ja) | 1984-12-14 |
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