JPH0448943B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0448943B2
JPH0448943B2 JP1634285A JP1634285A JPH0448943B2 JP H0448943 B2 JPH0448943 B2 JP H0448943B2 JP 1634285 A JP1634285 A JP 1634285A JP 1634285 A JP1634285 A JP 1634285A JP H0448943 B2 JPH0448943 B2 JP H0448943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
vacuum
drive current
detection means
abnormality
Prior art date
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Expired
Application number
JP1634285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61175284A (ja
Inventor
Junichi Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Anelva Corp
Original Assignee
Anelva Corp
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Publication date
Application filed by Anelva Corp filed Critical Anelva Corp
Priority to JP1634285A priority Critical patent/JPS61175284A/ja
Publication of JPS61175284A publication Critical patent/JPS61175284A/ja
Publication of JPH0448943B2 publication Critical patent/JPH0448943B2/ja
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  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、スパツタ装置やドライエツチング
装置等の真空装置に用いる真空ポンプの異常を監
視するための装置に関する。
(従来の技術) 基板の表面を処理するスパツタ装置やドライエ
ツチング装置等に用いる真空ポンプは、長時間運
転にも耐えられるだけの信頼性がなければならな
いので、当該装置の保守点検を怠りなく実施し、
運転中の故障等を回避しなければならない。
特に、ターボモレキユラポンプを主ポンプとし
た装置では、当該ポンプの機械寿命を考慮して、
定期的な点検をするとともに、故障に対しては早
期発見を常としなければならない。
そこで、従来はターボモレキユラポンプの駆動
電流のうち、第2図に示す過電流kを検出し、こ
の過電流kの検出によつて当該装置の故障を確認
するようにしていた。
しかし、この過電流kが流れるのは、特に、真
空ポンプの始動時のようにポンプ負荷が大きいと
きであつて、負荷が低い定常的な運転中には、こ
の過電流kが流れることはほとんどない。
(本発明が解決しようとする問題点) したがつて、従来の装置では、負荷の低い定常
的な運転中に、当該真空ポンプの異常を発見する
ことが難しく、それだけ故障の発見も遅れるとい
う問題があつた。
この発明は、負荷の低い定常的な運転中に当該
真空ポンプの異常を検出できるようにして、その
異常を早期発見できるようにした装置の提供を目
的にする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記の目的を達成するために、真
空室を排気する真空ポンプと、この真空ポンプを
作動させるための駆動電源と、この駆動電源から
の駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、上記
真空室の圧力を測定する真空計と、この真空計及
び駆動電流検出手段から出力される信号をもとに
して、無負荷あるいはそれに近い状態における駆
動電流の多寡を判定し、当該真空ポンプの異常を
検出する異常検出手段とを備えた構成を採用して
いる。
(本発明の作用) 上記のように構成したので、負荷が低い定常運
転時に異常検出手段によつて当該真空ポンプの異
常を検出できる。
(本発明の効果) この発明の装置によれば、異常検出手段で真空
ポンプの定常運転時の異常を検出できるので、従
来のように過電流を基準にして異常を発見する場
合よりも、当該真空ポンプの故障や性能の劣化を
発見するチヤンスが大幅に増えるし、それだけ真
空ポンプの故障等の早期発見が可能になる。
(本発明の実施例) 図示の実施例は、真空室1に主ポンプとしての
ターボモレキユラポンプ2(以下真空ポンプとい
う)を接続するとともに、この真空室1の圧力を
測定する真空計3を接続している。
なお、符号4は補助ポンプとしての油回転ポン
プ、5は真空室1にガスを導入するためのバルブ
である。
上記のようにした真空ポンプ2には、それを駆
動するための駆動電源6を接続する一方、この駆
動電源6には駆動電流検出手段7を接続してい
る。
さらに、上記真空計3と駆動電流検出手段7と
を、異常検出手段8に接続しているが、この異常
検出手段8には、真空室1内の圧力が低く、ポン
プ負荷が低い定常運転時の適正な駆動電流を記憶
させている。そして、当該ポンプの定常運転時
に、駆動電流が適正値よりも大きければ、その差
を判定して異常を検出するようにしている。この
ようにして検出された異常信号は、異常検出手段
8に接続した警報手段9に伝達される。
しかして、真空ポンプ2を駆動して真空室1内
を排気する一方、その真空室1内の圧力を真空計
3で計測するとともに、その圧力信号を異常検出
手段8に伝達する。
そして、真空室1内の圧力が十分に低くなつた
とき、換言すれば、当該ポンプ2が無負荷あるい
はそれに近い状態である定常運転に入つたとき、
異常検出手段8が駆動電流検出手段7から入力さ
れる駆動電流を測定して、その値と適正値とを比
較する。
この異常検出手段8による比較結果として、駆
動電流が適正値よりも大きいと判定されれば、当
該ポンプ2に異常があることになる。
つまり、上記駆動電流が正常値よりも大きいと
いうことは、当該ポンプ2に必要以上な負荷が作
用していると考えられるので、この場合には当該
ポンプ2の内部でベアリングの摩耗、潤滑油の異
常あるいは異物の混入など、性能劣化につながる
異常があることになる。
このようにして検出された異常信号は、警報手
段9を介して監視者に伝達されるので、それに対
応した処置も可能になり、その保守等を確実に実
施できる。
そして、第2図は、この実施例の装置を用いた
ときの駆動電流Iと運転時間Tとの関係を示した
もので、セクシヨンaは、真空ポンプ2の始動時
の状態である。このセクシヨンaでは、大きな始
動電流が流れるが、当該ポンプ2が定格回転速度
に達して起動状態になると、駆動電流は減少して
gとなる。
次に、bセクシヨンでは、バルブ10を開いて
真空室1を排気したときの電流の変化で、圧力の
低下にともなつて駆動電流が減少し、到達圧力状
態でその電流値はhとなる。
cセクシヨンは、その真空室1で作業を行なう
ためにガスを導入している時間で、当該ポンプ2
には一定の負荷が作用した状態になる。
dセクシヨンでは、作業が終了して再び真空室
1を排気している状態であるが、この例では、当
該ポンプ2に劣化は始まり、真空室1の圧力が十
分に低くなつていても駆動電流が正常時の電流値
g,hよりも大きな値iとなつている。
eセクシヨンでは、次の工程に入つて再びガス
を導入している時間である。
fセクシヨンでは、上記ガスの導入後に作業を
行なうとともに、それを終了してバルブ10を閉
じ、真空室1を大気に戻して基板の入れかえ作業
を行なう時間である。そして、この時間帯では、
上記のようにポンプ2の性能劣化が始まつている
ので、当該ポンプ2が真空室1から遮断されて無
負荷状態になつているのに、電流値iが正常時の
駆動電流g,hよりも大きくなつている。
この状態から、次の作業を繰り返すために、バ
ルブ10を開いて真空室1の排気を行なうと、駆
動電流Iは過電流kにまで達してしまう。
なお、駆動電流Iが過電流kにまで達すると、
回路を保護するために駆動電源6が、自動的に電
流の供給を停止して、当該ポンプ2の運転を停止
するようにしている。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図
は回路図、第2図は真空ポンプを運転したときの
運転時間と駆動電流との相関性を示したグラフで
ある。 1……真空室、2……真空ポンプ、3……真空
計、6……駆動電流、7……駆動電流検出手段、
8……異常検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 真空室を排気する真空ポンプと、この真空ポ
    ンプを作動させるための駆動電源と、この駆動電
    源からの駆動電流を検出する駆動電流検出手段
    と、上記真空室の圧力を測定する真空計と、この
    真空計及び駆動電流検出手段から出力される信号
    をもとにして、無負荷あるいはそれに近い状態に
    おける駆動電流の多寡を判定し、当該真空ポンプ
    の異常を検出する異常検出手段とを備えた真空ポ
    ンプの監視装置。
JP1634285A 1985-01-30 1985-01-30 真空ポンプの監視装置 Granted JPS61175284A (ja)

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JP1634285A JPS61175284A (ja) 1985-01-30 1985-01-30 真空ポンプの監視装置

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JP1634285A JPS61175284A (ja) 1985-01-30 1985-01-30 真空ポンプの監視装置

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JPS61175284A JPS61175284A (ja) 1986-08-06
JPH0448943B2 true JPH0448943B2 (ja) 1992-08-10

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DE8915199U1 (ja) * 1989-12-27 1990-03-22 Leybold Ag, 6450 Hanau, De
JP6766533B2 (ja) * 2016-09-06 2020-10-14 株式会社島津製作所 堆積物監視装置および真空ポンプ
JP6988726B2 (ja) * 2018-07-30 2022-01-05 株式会社島津製作所 堆積物監視装置および真空ポンプ

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JPS61175284A (ja) 1986-08-06

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