JPH0448635B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0448635B2 JPH0448635B2 JP23118383A JP23118383A JPH0448635B2 JP H0448635 B2 JPH0448635 B2 JP H0448635B2 JP 23118383 A JP23118383 A JP 23118383A JP 23118383 A JP23118383 A JP 23118383A JP H0448635 B2 JPH0448635 B2 JP H0448635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink sheet
- brush
- film
- wrinkles
- static
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 26
- 230000008030 elimination Effects 0.000 claims description 11
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 claims description 11
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 13
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/28—Arrangements of guides for the impression-transfer material
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、フイルム材を搬送させる装置に関す
る。
る。
従来技術
一般に熱転写型プリンタにあつては、第１図に
示すように、フイルムベース上に熱溶融性または
熱昇華性のインクが塗布乾燥されたインクシート
１と記録紙（普通紙）２とを副走査方向に搬送さ
せて、複数の記録素子が主走査方向に１ライン分
配設された記録ヘツド３とプラテン４との間にイ
ンクシート１と記録紙２とを圧接させながら各１
ライン分のデータに応じた熱転写による記録を順
次行わせるようにしている。なお記録ヘツド３と
しては、直接加熱形のものでは記録素子に発熱体
が用いられたサーマルヘツドが、また通電形（イ
ンクシートのフイルムベースに導電性をもたせて
ジユール熱を発生させる）のものでは多針電極と
帰路電極とを具備したヘツドがそれぞれ用いられ
ることになる。
示すように、フイルムベース上に熱溶融性または
熱昇華性のインクが塗布乾燥されたインクシート
１と記録紙（普通紙）２とを副走査方向に搬送さ
せて、複数の記録素子が主走査方向に１ライン分
配設された記録ヘツド３とプラテン４との間にイ
ンクシート１と記録紙２とを圧接させながら各１
ライン分のデータに応じた熱転写による記録を順
次行わせるようにしている。なお記録ヘツド３と
しては、直接加熱形のものでは記録素子に発熱体
が用いられたサーマルヘツドが、また通電形（イ
ンクシートのフイルムベースに導電性をもたせて
ジユール熱を発生させる）のものでは多針電極と
帰路電極とを具備したヘツドがそれぞれ用いられ
ることになる。
しかしてこのような熱転写型プリンタにあつて
は、インクシート１の搬送時にしわが発生し易い
ものとなつており、そのため転写不良を引き起こ
す原因となつている。また特にシンクシート１の
フイルムベースに帯電性をもつた材を使用する
と、搬送時の摩擦により静電気が生じて搬送不良
を引き起こす原因となつてしまつている。
は、インクシート１の搬送時にしわが発生し易い
ものとなつており、そのため転写不良を引き起こ
す原因となつている。また特にシンクシート１の
フイルムベースに帯電性をもつた材を使用する
と、搬送時の摩擦により静電気が生じて搬送不良
を引き起こす原因となつてしまつている。
従来、搬送されるインクシートのしわを除去す
るため第２図に示すように、張力ローラ６，７を
互いにハの字状になるようにガイドローラ５に対
して斜めに作用させ、それにより搬送されるイン
クシート１に常時幅方向の張力を与えるようにし
ている（特開昭57−116662号公報参照）。しかし
このようなものにあつては、ガイドローラ５に対
する張力ローラ６，７の各接触圧のバランスがと
れていなければならず、その調整が困難なものに
なつている。またインクシートのしわの発生防止
以外に帯電防止については何ら考慮されてはおら
ず、そのためにはインクシートの除電手段を別途
設けなければならないものになつている。
るため第２図に示すように、張力ローラ６，７を
互いにハの字状になるようにガイドローラ５に対
して斜めに作用させ、それにより搬送されるイン
クシート１に常時幅方向の張力を与えるようにし
ている（特開昭57−116662号公報参照）。しかし
このようなものにあつては、ガイドローラ５に対
する張力ローラ６，７の各接触圧のバランスがと
れていなければならず、その調整が困難なものに
なつている。またインクシートのしわの発生防止
以外に帯電防止については何ら考慮されてはおら
ず、そのためにはインクシートの除電手段を別途
設けなければならないものになつている。
目 的
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
搬送されるフイルム材にしわが発生するようなこ
とを防止するとともに、同時にその帯電を防止す
ることができる手段を設けるようにしたフイルム
搬送装置を提供するものである。
搬送されるフイルム材にしわが発生するようなこ
とを防止するとともに、同時にその帯電を防止す
ることができる手段を設けるようにしたフイルム
搬送装置を提供するものである。
構 成
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
第３図は熱転写型プリンタの一構成例を示すも
ので、供給ロール８側からくり出されたインクシ
ート１がガイドローラ５を介して記録ヘツド３部
分に送られ、また給紙ローラ９から給紙される記
録紙２が記録ヘツド３部分に送られ、インクシー
ト１と記録紙２とが記録ヘツド３とプラテン４と
の間に圧接されて副走査送りされながら記録ヘツ
ド３により各１ライン分の熱転写による記録が順
次なされ、転写後の記録紙２が分離ローラ１０に
より分離されて外部に排紙され、また転写後のイ
ンクシート１が巻取ロール１１側に巻き取られる
ようになつている。
ので、供給ロール８側からくり出されたインクシ
ート１がガイドローラ５を介して記録ヘツド３部
分に送られ、また給紙ローラ９から給紙される記
録紙２が記録ヘツド３部分に送られ、インクシー
ト１と記録紙２とが記録ヘツド３とプラテン４と
の間に圧接されて副走査送りされながら記録ヘツ
ド３により各１ライン分の熱転写による記録が順
次なされ、転写後の記録紙２が分離ローラ１０に
より分離されて外部に排紙され、また転写後のイ
ンクシート１が巻取ロール１１側に巻き取られる
ようになつている。
このような熱転写型プリンタにあつて、本発明
では特に記録部に供給されるインクシート１にし
わが発生するのを防止させるとともにそのインク
シート１の除電を行わせるべく、ガイドローラ５
の手前にＶ字形の除電ブラシ１２を設けるように
している。この除電ブラシ１２は、第４図に示す
ように、インクシート１のほぼ中心部分で適宜角
度をもつて屈曲され、かつインクシート１のほぼ
全幅をカバーするようにインクシート１の搬送方
向（図中矢印で示す）に対してＶ字状になるよう
に、すなわち屈曲された中央先端部がインクシー
ト１の搬送方向とは反対側になるように、ブラシ
先端がインクシート１裏面のフイルムベース上に
適宜圧力をもつて接触するようにして配設されて
いる。またこの除電ブラシ１２は、自己放電式除
電器を使用している。
では特に記録部に供給されるインクシート１にし
わが発生するのを防止させるとともにそのインク
シート１の除電を行わせるべく、ガイドローラ５
の手前にＶ字形の除電ブラシ１２を設けるように
している。この除電ブラシ１２は、第４図に示す
ように、インクシート１のほぼ中心部分で適宜角
度をもつて屈曲され、かつインクシート１のほぼ
全幅をカバーするようにインクシート１の搬送方
向（図中矢印で示す）に対してＶ字状になるよう
に、すなわち屈曲された中央先端部がインクシー
ト１の搬送方向とは反対側になるように、ブラシ
先端がインクシート１裏面のフイルムベース上に
適宜圧力をもつて接触するようにして配設されて
いる。またこの除電ブラシ１２は、自己放電式除
電器を使用している。
しかしてこのように構成されたものにあつて
は、インクシート１が図中矢印方向に搬送される
際、除電ブラシ１２によりその屈曲部を境として
インクシート１の左，右の外方向にそれぞれ張力
が与えられることになる。そのため供給ロール８
から供給されるインクシート１にいわゆる波打ち
が生じていても、しわ（縦しわ、横しわの両成分
を含む）が生じていても除電ブラシ１２による張
力作用によりインクシート１面がならされてその
波打ち、しわが有効にとり除かれる。また同時
に、インクシート１のフイルムベースに帯電して
いる静電電荷がその除電ブラシ１２により有効に
除去される。さらに、その除電ブラシ１２のブラ
シ先端をインクシート１に適宜圧力をもつて接触
させるようにしているため、供給ロール８側から
巻取ロール１１側に搬送されるインクシート１に
適度なバツクテンシヨンをかけることができ、そ
の搬送たるみを有効になくすことができるように
なる。
は、インクシート１が図中矢印方向に搬送される
際、除電ブラシ１２によりその屈曲部を境として
インクシート１の左，右の外方向にそれぞれ張力
が与えられることになる。そのため供給ロール８
から供給されるインクシート１にいわゆる波打ち
が生じていても、しわ（縦しわ、横しわの両成分
を含む）が生じていても除電ブラシ１２による張
力作用によりインクシート１面がならされてその
波打ち、しわが有効にとり除かれる。また同時
に、インクシート１のフイルムベースに帯電して
いる静電電荷がその除電ブラシ１２により有効に
除去される。さらに、その除電ブラシ１２のブラ
シ先端をインクシート１に適宜圧力をもつて接触
させるようにしているため、供給ロール８側から
巻取ロール１１側に搬送されるインクシート１に
適度なバツクテンシヨンをかけることができ、そ
の搬送たるみを有効になくすことができるように
なる。
また第５図は本発明の他の実施例を示すもの
で、この場合は前記除電ブラシ１２の代わりに、
２つの除電ロールブラシ１３，１４をユニバーサ
ルジヨイント１８などを用いて適宜角度をもつて
Ｖ字状に形成させたものを用い、その除電ロール
ブラシ１３，１４をモータ１５によりインクシー
ト１の搬送に対して逆方向に回転駆動させるよう
にしている。なお、モータ１５としては特に専用
のものを設けなくとも、熱転写型プリンタにおけ
るプラテン４および巻取ロール１１の駆動用のも
のを利用するようにすればよい。またそのモータ
１５からは、例えばベルト・プーリ手段１６およ
びユニバーサルジヨイント１７を介して除電ロー
ルブラシ１３，１４に駆動力が伝達されるように
なつている。しかしてこのように構成されたもの
にあつても前記実施例の場合と全く同じようにし
て搬送されるインクシート１のしわをのばすとと
もに除電を行わせることができるが、この場合に
は特に除電ロールブラシ１３，１４をインクシー
ト１の送りとは逆方向に回転させているためにイ
ンクシート１のしわをより有効にのばすことがで
きるようになる。なお除電ロールブラシ１３，１
４の代わりに、単なる棒状の除電ローラを回転可
能なようにＶ字状に組み合わせたものを用いるよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
で、この場合は前記除電ブラシ１２の代わりに、
２つの除電ロールブラシ１３，１４をユニバーサ
ルジヨイント１８などを用いて適宜角度をもつて
Ｖ字状に形成させたものを用い、その除電ロール
ブラシ１３，１４をモータ１５によりインクシー
ト１の搬送に対して逆方向に回転駆動させるよう
にしている。なお、モータ１５としては特に専用
のものを設けなくとも、熱転写型プリンタにおけ
るプラテン４および巻取ロール１１の駆動用のも
のを利用するようにすればよい。またそのモータ
１５からは、例えばベルト・プーリ手段１６およ
びユニバーサルジヨイント１７を介して除電ロー
ルブラシ１３，１４に駆動力が伝達されるように
なつている。しかしてこのように構成されたもの
にあつても前記実施例の場合と全く同じようにし
て搬送されるインクシート１のしわをのばすとと
もに除電を行わせることができるが、この場合に
は特に除電ロールブラシ１３，１４をインクシー
ト１の送りとは逆方向に回転させているためにイ
ンクシート１のしわをより有効にのばすことがで
きるようになる。なお除電ロールブラシ１３，１
４の代わりに、単なる棒状の除電ローラを回転可
能なようにＶ字状に組み合わせたものを用いるよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
効 果
以上、本発明によるフイルム搬送装置にあつて
は、一方向に搬送されるフイルム材の全幅にわた
つて一定の圧力をもつて当接し、そのフイルム材
の幅方向に張力を与えるＶ字形除電ブラシを設
け、そのＶ字形除電ブラシを、その中央先端部が
フイルム材の搬送方向とは反対側になるように配
設したもので、簡単な構成により、何ら調整手段
を必要とすることなく搬送されるフイルム材のし
わを有効になくし、同時にその除電をも行わせる
ことができるという優れた利点を有している。
は、一方向に搬送されるフイルム材の全幅にわた
つて一定の圧力をもつて当接し、そのフイルム材
の幅方向に張力を与えるＶ字形除電ブラシを設
け、そのＶ字形除電ブラシを、その中央先端部が
フイルム材の搬送方向とは反対側になるように配
設したもので、簡単な構成により、何ら調整手段
を必要とすることなく搬送されるフイルム材のし
わを有効になくし、同時にその除電をも行わせる
ことができるという優れた利点を有している。
第１図は熱転写型プリンタの基本的な構成を示
す図、第２図は従来のインクシートのしわの発生
防止手段を示す図、第３図は本発明を具体的に実
施したときの熱転写型プリンタの構成例を示す簡
略図、第４図は同実施例における除電ブラシ部分
の平面図、第５図は他の実施例における除電ロー
ルブラシ部分の平面図である。 １……インクシート、２……記録紙、３……記
録ヘツド、４……プラテン、５……ガイドロー
ラ、８……供給ロール、１１……巻取ロール、１
２……除電ブラシ、１２，１４……除電ロールブ
ラシ、１５……モータ。
す図、第２図は従来のインクシートのしわの発生
防止手段を示す図、第３図は本発明を具体的に実
施したときの熱転写型プリンタの構成例を示す簡
略図、第４図は同実施例における除電ブラシ部分
の平面図、第５図は他の実施例における除電ロー
ルブラシ部分の平面図である。 １……インクシート、２……記録紙、３……記
録ヘツド、４……プラテン、５……ガイドロー
ラ、８……供給ロール、１１……巻取ロール、１
２……除電ブラシ、１２，１４……除電ロールブ
ラシ、１５……モータ。
Claims (1)
- １ 一方向にフイルム材を搬送するフイルム搬送
装置において、搬送されるフイルム材の全幅にわ
たつて一定の圧力をもつて当接し、そのフイルム
材の幅方向に張力を与えるＶ字形除電ブラシを設
け、そのＶ字形除電ブラシを、その中央先端部が
フイルム材の搬送方向とは反対側になるように配
設したことを特徴とするフイルム搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118383A JPS60122183A (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | フィルム搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118383A JPS60122183A (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | フィルム搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60122183A JPS60122183A (ja) | 1985-06-29 |
| JPH0448635B2 true JPH0448635B2 (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=16919620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23118383A Granted JPS60122183A (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | フィルム搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60122183A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2513382Y2 (ja) * | 1989-09-06 | 1996-10-02 | ニチバン株式会社 | 結束機のテ―プ案内装置 |
| JP4797792B2 (ja) * | 2006-05-23 | 2011-10-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録体の作製装置、及び画像記録体の作製方法 |
-
1983
- 1983-12-07 JP JP23118383A patent/JPS60122183A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60122183A (ja) | 1985-06-29 |
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