JPH0448590Y2 - - Google Patents

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JPH0448590Y2
JPH0448590Y2 JP1984198727U JP19872784U JPH0448590Y2 JP H0448590 Y2 JPH0448590 Y2 JP H0448590Y2 JP 1984198727 U JP1984198727 U JP 1984198727U JP 19872784 U JP19872784 U JP 19872784U JP H0448590 Y2 JPH0448590 Y2 JP H0448590Y2
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JP
Japan
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switch
hole
sheet
base member
contact patterns
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JP1984198727U
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JPS61116033U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、操作手順等を電子音などにより知ら
せるようにした各種電子応用機器、電気機器等の
操作入力スイツチ手段として広く適用可能なキー
ボードスイツチに関する。
「従来の技術」 電子応用技術の発達に伴ない、近時は、電子応
用機器等において、その操作手順を電子音などに
より知らせるようにしたものもみられる。このよ
うな機器に実装されるキーボードスイツチは、従
来、例えば第3図に示すように、フイルム状のベ
ース部材1上に図示しない複数個の所要固定接点
パターンを設け、該固定接点パターンと、ベース
部材1上にスイツチ動作空隙を形成するように配
置される絶縁性のスペーサ2と、スペーサ2上に
配装されて上記固定接点パターンと対応して各別
にスイツチ動作を行なう可動接点パターンを有す
る可撓性のスイツチシート3とからスイツチ本体
を構成し、且つ、スイツチシート3の上方に、各
スイツチの位置及び入力目的に対応する文字等の
入力指標を表示した操作用の化粧シート4を配設
すると共に、これら各部材間を接着層5,6,7
により接合して成り、ベース部材1の下面を接着
層8を介して前記機器の一部をなす受板9の所定
の部位に貼付けるように構成されている。そし
て、前述の如く、電子音による操作を可能とする
ために、このキーボードスイツチに於いては、ベ
ース部材1、スペーサ2及びスイツチシート3か
ら成るスイツチ本体、化粧板4及び受板9に到る
貫通孔10により、受板9の下方に配置されたブ
ザー又はスピーカ等の発音体11からの音を機器
の外部に向けて伝えるようにしたものがある。こ
のような貫通孔10はスイツチ動作に影響を与え
ない任意の箇所に形成される。
「考案が解決しようとする問題点」 このような従来構造によると、化粧シート4側
からゴミ等の異物が貫通孔10内に侵入して発音
体11の発音面側に堆積したり、貫通孔10を塞
いだりするため、音の通りが悪くなつて電子音が
小さく又は不明瞭に聞えるようになり、また、侵
入した異物によつては、スイツチ本体内部に侵入
してスイツチ本体の絶縁を低下させる等の問題が
あつた。このような問題に対処するため、フイル
タを受板9と発音体11との間に設けたものも提
案されているが、その場合でも、貫通孔10自体
に対しては異物が侵入し発音体の保護の面以外で
は依然として前述のような不都合を生ずる。
「問題点を解決する為の手段」 本考案は上記問題を解決できるようにしたキー
ボードスイツチを提供するものであつて、その為
に、本考案によれば、所要数の接点パターンを有
するベース部材の上方部位に配装されて上記各接
点パターンと対応する位置に他の接点パターンを
有するスイツチシートを備え、上記両接点パター
ン間に各々スイツチ動作空隙を形成してスイツチ
本体を構成し、前記ベース部材側に配置される発
音体から発せられる音の通路として前記ベース部
材からスイツチ本体の化粧シートに至る貫通穴を
形成し、前記化粧シートと前記スイツチ本体との
間の前記貫通穴にフイルタを介装するようにした
ものである。
「作用」 このような手段によれば、異物が貫通孔のスイ
ツチ本体ないし前記受板に到る部分に侵入した
り、発音体に付着したりすることがなく、また、
フイルタは化粧板によつて保護されるので、スイ
ツチ操作等の際に手に触れて剥れる虞もない。
「実施例」 第1図及び第2図は本考案に係るキーボードス
イツチの実施例を示すもので、図中、第3図と同
一符号はそれらと同一構成要素を示す。
第1図に示す実施例に於いては、スイツチ本体
を構成するスイツチシート12に、貫通孔10と
連通し、それより大きな透孔12Aを形成して、
透孔12Aにネツト状の素材から成り、且つ、好
ましくはスイツチシート12と同一厚みを有する
フイルタ13を装入し、その周縁部を接着層6,
7を介してスペーサ2及び化粧シート14により
上下から挟んで固定した構造を有する。
第2図は他の実施例に係るもので、従来例と同
様に構成したスイツチシート3と化粧シート4と
の間に、貫通孔10を横切るようにして貫通孔1
0より大きな径のフイルタ15を設けた構成を示
す。
これらいずれの構成によつても、機器の外部か
らの異物はフイルタ13又は15によつて遮られ
て貫通孔10のスイツチ本体部分ないしは発音体
11にまで侵入することを防止でき、従つて、こ
れらの部分が常に清浄に保たれる。
「考案の効果」 以上述べたように、本考案によれば、スイツチ
動作に影響を与えない箇所に形成された発音体の
音が通る貫通孔内であつて、化粧シートとキーボ
ードスイツチ本体との間にフイルタを配設するこ
とにより、キーボードスイツチのスイツチ本体及
び発音体がゴミ等の異物から保護されるので、電
子音が所定の音量で明瞭に伝わることとなる。ま
た、上記貫通孔はスイツチ動作に影響を与えない
任意の箇所に設けるものであるから、スイツチ機
能は何ら阻害されない。更に、フイルタは化粧シ
ートにより保護されるので、スイツチ操作等の際
に手に触れて剥れる虞もない。従つて、前記スイ
ツチ本体及び発音体の寿命も長くなる等の実用的
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案に係るキー
ボードスイツチの別異の実施例を概念的に示す断
面図、そして、第3図は従来のキーボードスイツ
チを概念的に示す断面図である。 1……ベース部材、2……スペーサ、3,12
……スイツチシート、4,14……化粧板シー
ト、10……貫通孔、11……発音体、13,1
5……フイルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要数の接点パターンを有するベース部材の上
    方部位に配装されて上記各接点パターンと対応す
    る位置に他の接点パターンを有するスイツチシー
    トを備え、上記両接点パターン間に各々スイツチ
    動作空隙を形成してキーボードスイツチ本体を構
    成し、前記ベース部材側に配置される発音体から
    発せられる音の通路として前記ベース部材からキ
    ーボードスイツチ本体の化粧シートに至る貫通穴
    をスイツチ動作に影響を与えない箇所に設け、前
    記化粧シートとキーボードスイツチ本体との間の
    前記貫通穴にフイルタを介装したことを特徴とす
    るキーボードスイツチ。
JP1984198727U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0448590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984198727U JPH0448590Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984198727U JPH0448590Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61116033U JPS61116033U (ja) 1986-07-22
JPH0448590Y2 true JPH0448590Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=30757986

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JP1984198727U Expired JPH0448590Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190030U (ja) * 1983-06-03 1984-12-17 アルプス電気株式会社 押釦スイツチ

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Publication number Publication date
JPS61116033U (ja) 1986-07-22

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