JPH0448495Y2 - - Google Patents

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JPH0448495Y2
JPH0448495Y2 JP5438185U JP5438185U JPH0448495Y2 JP H0448495 Y2 JPH0448495 Y2 JP H0448495Y2 JP 5438185 U JP5438185 U JP 5438185U JP 5438185 U JP5438185 U JP 5438185U JP H0448495 Y2 JPH0448495 Y2 JP H0448495Y2
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JP
Japan
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solenoid
detection device
caging
state
gimbal
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JP5438185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は飛翔体用ホーミング装置に関する。
〔従来の技術〕
飛翔体用ホーミング装置は、目標の捜索および
自動追尾を行なうために第3図に示す如くドーム
1内に設けられた目標検知装置2を2軸方向にジ
ンバル動作させるジンバル機構3と、検知装置2
のがたつきや破損等を防止するために上記ジンバ
ル機構3が非作動状態のときに検知装置2を所定
位置に固定保持するケージング機構4を備えてい
る。上記ジンバル機構3は第4図に示す如く2個
のサーボモータ5とマウタジンバル6からなり、
検知装置2は上記サーボモータ5によりアジマス
方向とエレベーシヨン方向の2方向にジンバル動
作されるようになつている。なお図中7は駆動
軸、8は軸受を示す。
また前記ケージング機構4は第5図に示す如く
検知装置2に固定されたケージングブラケツト9
と、ソレノイドピン11を有するソレノイド10
からなり、検知装置2は同図aに示す如くソレノ
イドピン11がケージングブラケツト9の穴9a
に嵌合することにより所定位置に固定保持される
ようになつている。なお、検知装置2を固定保持
された状態(ケージング状態)からフリーな状態
(アンケージング状態)に戻す場合は、同図bに
示す如くソレノイド10に電圧を印加することに
よりソレノイドピン11がソレノイド10側へ移
動し、ケージングブラケツト9の穴9aから引抜
かれるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このようなジンバル機構3およびケ
ージング機構4を有する飛翔体ホーミング装置で
は、ジンバル機構3が作動状態にあるときはケー
ジング機構4のソレノイド10に電圧を印加し続
けなけらばならないため、消費電力が著しく増大
するという欠点があつた。またソレノイドコイル
の発熱によりソレノイドを焼損させるだけでなく
他の構成部品にも熱影響を与え、信頼性が低下す
るおそれがあつた。
本考案はこのような欠点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、消費電力
の大幅な低減を図れるとともに、発熱による焼損
事故および構成部品への熱影響を防止でき、信頼
性の高い飛翔体用ホーミング装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、永久磁
石の磁力によりソレノイドピンを非励磁状態で所
定位置に保持可能なソレノイドを用いて、検知装
置を固定保持するようにしたことを特徴とするも
のである。
〔考案の効果〕
上記構成を要旨とする本考案によれば、検知装
置のアンケージング状態を非励磁状態で保持でき
るので、消費電力の大幅な低減を図れるととも
に、発熱によるソレノイドの焼損および他の構成
部品への熱影響を防止できる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
を参照して説明する。
第1図は本考案による飛翔体用ホーミング装置
の一実施例を示す図で、図中101は、ドーム、
102は検知装置、103はジンバル機構を示
し、このジンバル機構103は2個のサーボモー
タ105(図では1個)とマウタジンバル106
から構成されている。また図中104はケージン
グ機構で、このケージング機構104はケージン
グブラケツト109とソレノイド110から構成
されている。上記ソレノイド110は第2図に示
す如くソレノイドピン111、吸引用コイル11
2、解放用コイル113、永久磁石114、リタ
ーンスプリング115、マイクロスイツチ116
およびソレノイドケース117から構成され、ソ
レノイドピン111には永久磁石114の磁力が
作用するようになつている。
次に本実施例の動作について説明する。
検知装置102はジンバル機構103によりア
ジマス方向とエレベーシヨン方向の2方向にジン
バル動作して目標の捜索および自動追尾を行なう
が、ジンバル機構103が非作動状態のときはケ
ージング機構104によつて所定位置に固定保持
される。このケージング機構104による検知装
置102のケージングおよびアンケージングは次
の如く行われる。
まず検知装置102をケージング状態からアン
ケージング状態にする場合は、ソレノイド110
の吸引用コイル112に電圧を印加する。この吸
引用コイル112に電圧が印加されると、ソレノ
イドピン111は吸引用コイル112に発生する
電磁力によりソレノイド110側へ移動し、ソレ
ノイドピン111の後端部が永久磁石114に当
接する。これにより検知装置102はアンケージ
ング状態となり、ジンバル機構103によりジン
バル動作される。そして、この状態で吸引用コイ
ル112への印加電圧を遮断しても、ソレノイド
ピン111は永久磁石114によつて吸着保持さ
れているので、ソレノイド110を励磁状態から
非励磁状態に戻すことができる。
次に検知装置102をアンケージング状態から
ケージング状態にする場合は解放用コイル113
に電圧を印加する。この解放用コイル113に電
圧が印加されると、永久磁石114の磁力に打ち
勝つ電磁力がソレノイドピン111に働き、ソレ
ノイドピン111はリターンスプリング115の
バネ力により検知装置102側へ移動する。これ
により検知装置102はケージング状態となり、
所定位置に固定保持される。そして、この状態で
解放用コイル113への印加電圧を遮断してもソ
レノイドピン111はリターンスプリング115
のバネ力によつてケージングブラケツト109の
穴109aに押し込まれているので、ソレノイド
110を励磁状態から非励磁状態に戻すことがで
きる。
このように本実施例においてはソレノイド11
0に電圧を印加し続ける必要がないので、消費電
力を低減できるばかりでなく、発熱によるソレノ
イドの焼損および他の構成部品への熱影響を防止
でき、信頼性の向上を図ることができる。またマ
イクロスイツチ116によりソレノイドピン11
1の位置を検出し、これを図示しないモニタ回路
によつて外部から確認することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図は飛翔体用ホーミング装置の断面図、
第2図は第1図の部分を示す拡大断面図、第3
図ないし第5図は従来例を示し、第3図は飛翔体
用ホーミング装置の断面図、第4図は第3図の
−矢視断面図、第5図はケージング機構の構成
図である。 101……ドーム、102……検知装置、10
3……ジンバル機構、104……ケージング機
構、105……サーボモータ、106……マウタ
ジンバル、109……ケージングブラケツト、1
10……ソレノイド、111……ソレノイドピ
ン、114……永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検知装置を2軸方向にジンバル動作させるジン
    バル機構と、このジンバル機構が非作動状態のと
    きに検知装置を所定位置に固定保持するケージン
    グ機構とを有する飛翔体用ホーミング装置におい
    て、上記ケージング機構は永久磁石の磁力により
    ソレノイドピンを非励磁状態で所定位置に保持可
    能なソレノイドを有し、このソレノイドを用いて
    前記検知装置を固定保持するようにしたことを特
    徴とする飛翔体用ホーミング装置。
JP5438185U 1985-04-12 1985-04-12 Expired JPH0448495Y2 (ja)

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JP5438185U JPH0448495Y2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12

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JP5438185U JPH0448495Y2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12

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JPS61170024U JPS61170024U (ja) 1986-10-22
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JPH08640Y2 (ja) * 1987-08-10 1996-01-10 三菱重工業株式会社 誘導装置におけるジンバル保持機構

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JPS61170024U (ja) 1986-10-22

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