JPH0448450Y2 - - Google Patents

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JPH0448450Y2
JPH0448450Y2 JP1986011868U JP1186886U JPH0448450Y2 JP H0448450 Y2 JPH0448450 Y2 JP H0448450Y2 JP 1986011868 U JP1986011868 U JP 1986011868U JP 1186886 U JP1186886 U JP 1186886U JP H0448450 Y2 JPH0448450 Y2 JP H0448450Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、1台の室外ユニツトに対し複数台の
室内ユニツトを設け、切換式ヒートポンプ空気調
和機に関し、停止中の室内ユニツトの熱交換器内
の冷媒の溜り込み防止回路の改善に関するもので
ある。
従来の技術 従来より、休止中の室内ユニツトに大量の冷媒
が寝込み、循環冷媒が不足し最適な暖房運転がで
きない場合や休止の室内ユニツトを運転した場
合、いつきに大量の液冷媒が圧縮機に戻り液圧縮
になることの防止として、休止中の室内ユニツト
の冷媒抜きがおこなわれている。
以下図面を参照しながら、従来の2室切換式ヒ
ートポンプ空気調和機を例に説明する。
第3図は、従来例の冷凍サイクル図を示し、A
はA室用室内ユニツトを示し、BはB室用室内ユ
ニツト、Cは切換装置を示し、Dは室外ユニツト
を示す。
冷房時は、開閉弁107aを開き、開閉弁10
7bを閉止し、冷媒を、圧縮機101→四方弁1
02→室外熱交換器103→減圧装置104→逆
止弁106→開閉弁107a→室内熱交換器10
8a→逆止弁110a→四方弁102→圧縮機1
01と循環することにより冷房運転でき、開閉弁
107a,107bを適宜開閉することにより同
時冷房又は切換冷房が可能である。
暖房時は、開閉弁107aおよび109aを開
き、開閉弁107bおよび109bを閉じること
により、冷媒を圧縮機101→四方弁102→開
閉弁109a→室内熱交換器108a→(開閉弁
107a→暖房用減圧装置105→減圧装置10
4および液抜き用減圧装置111a→逆止弁11
2a)→室外熱交換器103→四方弁102→圧
縮機101と循環させることにより暖房運転でき
る。
開閉弁107aおよび109aと開閉弁107
bおよび109bを適宜開閉することにより同時
暖房又は切換暖房が可能とある。
ここで、休止中の室内ユニツト(ここではBユ
ニツト)の室内熱交換器108bに溜つた冷媒
は、室内熱交換器108bと開閉弁107bを連
結する配管より分岐し、減圧装置111bより逆
止弁112bを通り、減圧装置104と室外熱交
換器103の低圧の連結管に戻すことにより冷媒
抜きが行なわれる。同様に、休止の室内ユニツト
が切換わつた場合でも、室内熱交換器108aに
溜つた冷媒は同様に液抜き用減圧装置111aか
ら逆止弁112aを通り、減圧装置104と室外
熱交換器103の低圧の連結管に合流し冷媒抜き
が行なわれていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この様な従来の回路では、暖房
運転している室内ユニツト側の冷媒抜き回路にも
冷媒が流れる。
例えば、室内ユニツトAが暖房運転時、室内熱
交換器108aと開閉弁107aの連結管の分岐
より、液抜き減圧装置111a、逆止弁112a
から室外熱交換器103へと冷媒が流れることに
なる。
ここで、室外ユニツトDは、室内ユニツトが1
台である一室用の空気調和機と共用設計され、多
室用途の場合に切換装置Cを追加し、切換式ヒー
トポンプ空気調和機として構成されることが通例
である。
室外ユニツトDの冷凍サイクルを一室用時に最
適になるごとく設定していると、冷媒抜きのバイ
パスの冷媒の流れが多過ぎると切換装置C装着時
は、冷凍サイクルの絞り比が小さくなり、最適サ
イクルとはならず暖房効率が悪くなる。バイパス
の冷媒の流れを減らすためにバイパス用減圧装置
の絞り比を大きくして冷媒の流れを少なくする
と、休止中の室内ユニツトの冷媒抜きが不十分と
なつたり液抜き時間が長くなる等問題となり、暖
房効率と液抜きを両立させることは困難であつ
た。
本考案は上記問題点に鑑み、切換装置装着時に
おいても、休止中の室内ユニツトの冷媒抜きと暖
房効率の低下を改善する冷媒抜き回路を備えた切
換式ヒートポンプ空気調和機を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案の切換式ヒ
ートポンプ空気調和機は、休止中の液抜き回路と
して、暖房時、それぞれの室内ユニツトの高圧ガ
ス管と開閉弁の間より分岐し、減圧装置と暖房時
のみ連通する逆止弁をそれぞれ減圧装置ごとに設
けそれらを各々接続して合流し合流管を、暖房時
低圧となる室外ユニツトの減圧装置の下流側に連
結するバイパス回路を設けたものである。
作 用 上記の構成により、暖房時室内ユニツトの運転
側の液抜き回路の減圧装置に入る冷媒はガスが流
れることになる。
減圧装置の特性として、同一減圧量では冷媒液
より冷媒ガスの方が、減圧装置を流れる冷媒量を
大幅に少なくすることが知られている。
この特性を利用することによつて、運転中の室
内ユニツトの液抜き回路の冷媒のバイパス量を減
らすことにより、暖房効率の低下を少なくできる
ものである。
実施例 第1図は本考案の一実施例で従来と同様2室切
換式ヒートポンプ空気調和機の冷凍サイクル図で
ある。
11a,11bは、それぞれA室用、B室用液
抜き減圧装置であり、四方弁2に連結される開閉
弁9a,9bと室内熱交換器8a,8bの連結管
より分岐し、それぞれ接続され暖房時のみ連通す
る逆止弁12a,12bを介して連結され、室外
熱交換器3と減圧装置4の連結管に接続され、他
は従来例と同様に連設されて室切換式ヒートポン
プ空気調和機が構成されている。冷房時作用につ
いては、従来と同様のため、省略する。
A室用室内ユニツトAが暖房時でB室用室内ユ
ニツトB休止中を例に暖房時の作用を説明する。
開閉弁7aおよび9aを開き、開閉弁7bおよ
び9bを閉じることによつて、冷媒は、圧縮機1
→四方弁2→開閉弁9→(室内熱交換器8a→開
閉弁7a→暖房用減圧装置5→減圧装置4およ
び、液抜き減圧装置11a→逆止弁12a)→室
外熱交換器3→四方弁2→圧縮機1と循環する。
ここで、液抜き減圧装置11aに入る冷媒の状
態は、高温ガスの状態であり、液抜き減圧装置1
1aを流れるバイパスの冷媒量は、流通抵抗の違
いにより従来に比べ極端に減少させることができ
る。
又、液抜き減圧装置11aを通過した冷媒の状
態は、低圧の過熱ガスであり、圧縮機への吸入冷
媒温度が従来のごとく極端に湿りガスとなること
はない。
第2図に、切換装置を付加せず1室用として使
用した場合を基本にし、切換装置を付加して室切
換ヒートポンプを構成し、従来と本考案時の暖房
運転時の冷媒状態図を示す。
同図のごとく切換装置を付加せず使用した時よ
りほとんど暖房効率の低下を招くことがなく、従
来に比べ暖房効率の低下改善することができるも
のである。休止中の室内ユニツトの液抜きについ
ては、減圧装置が同じであれば同等になることは
言うまでもない。又、液抜き回路の合流点は、減
圧装置4と室外熱交換器3間に連結でなく、室外
熱交換器3と四方弁2間に連結しても同様な効果
がえられる。
考案の効果 以上のように本考案は、1台の室外ユニツトに
対し、複数の室内ユニツトを並設し、室内ユニツ
トのガス側配管と液側配管のそれぞれに開閉弁を
設けヒートポンプ冷媒回路とし、それぞれの室内
熱交換器と開閉弁を連結するガス側配管より分岐
し、減圧装置と暖房時のみ連通する逆止弁をそれ
ぞれ減圧装置ごとに設けそれらを各々接続して合
流し、合流管を、暖房時低圧となる室外ユニツト
の減圧装置の下流側に連結する液抜き回路を設け
ることにより、運転側の液抜き回路をバイパスス
ル冷媒量を減らすことができ、その結果液抜きを
効果良く行なうと共に、暖房能力の低下を減ら
し、暖房効率改善できるという効果がはかれるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけう冷凍サイク
ル図、第2図は本実施例と従来例との冷媒状態の
比較を行うモリエル線図、第3図は従来例におけ
る冷凍サイクル図である。 3……室外熱交換器、4……減圧装置、8a,
8b……室内熱交換器、7a,7b,9a,9b
……開閉弁、11a,11b……液抜き用減圧装
置、12a,12b……逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1台の室外ユニツトに対し、複数台の室内ユニ
    ツトを並設し、それぞれの室内ユニツトの暖房時
    におけるガス側配管、液側配管のそれぞれに開閉
    弁を設け、ヒートポンプ冷媒回路とし、それぞれ
    のガス側配管の室内熱交換器と開閉弁の間より分
    岐し、減圧装置と暖房時のみ連通する逆止弁をそ
    れぞれ減圧装置ごとに設けそれらを各々接続して
    合流し、合流管を暖房時低圧となる室外ユニツト
    の減圧装置の下流側配管に連結する液抜き回路を
    設けた切換式ヒートポンプ空気調和機。
JP1986011868U 1986-01-30 1986-01-30 Expired JPH0448450Y2 (ja)

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JPS62124456U JPS62124456U (ja) 1987-08-07
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JP4981411B2 (ja) * 2006-11-01 2012-07-18 三菱重工業株式会社 空気調和機
EP2278237B1 (en) * 2008-04-30 2018-04-04 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning apparatus

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JPS5635731U (ja) * 1979-08-27 1981-04-07

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