JP6550859B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍装置に関する。
冷凍装置に用いられる冷媒には、毒性や可燃性などの性質を有するものがある。したがって、何らかの原因によって冷凍装置から冷媒が漏洩し始めた場合には、漏洩を抑制する必要がある。
特許文献1(特開2013−178073号公報)が開示する冷凍装置では、冷媒回路において冷媒が発生した箇所の冷媒圧力を低下させる制御を行うことにより、漏洩の速度を低下させることを狙っている。
しかし、漏洩の速度の低下は、漏洩そのものに対する根本的な対策ではない。何らかの原因によって冷凍装置から冷媒が漏洩し始めた場合には、漏洩の度合いが深刻になる前に、冷凍装置内を循環する冷媒をすみやかに回収できることが好ましい。
本発明の課題は、あらゆる構成の態様が想定される冷凍装置について、循環している冷媒を迅速に回収することである。
本発明の第1観点に係る冷凍装置は、利用ユニットと、熱源ユニットと、ガス冷媒連通配管と、液冷媒連通配管と、を備える。利用ユニットは、利用側冷媒主回路を有する。熱源ユニットは、熱源側冷媒主回路を有する。ガス冷媒連通配管は、熱源ユニットと利用ユニットを連通させる。液冷媒連通配管は、熱源ユニットと利用ユニットを連通させる。利用側冷媒主回路、熱源側冷媒主回路、ガス冷媒連通配管、および液冷媒連通配管は、冷媒主回路を構成する。冷媒主回路は、低圧の冷媒が流れる低圧部と、高圧の冷媒が流れる高圧部とを有する。熱源ユニットは、容器ガスポートと、容器液ポートと、ガス冷媒分岐配管と、液冷媒分岐配管と、ガス冷媒取込弁と、液冷媒用弁と、を有する。容器ガスポートは、ガス冷媒移動配管を接続できる。ガス冷媒移動配管は、冷媒容器から延びている。冷媒容器は、冷凍装置の外部に設置される。容器液ポートは、液冷媒移動配管を接続できる。液冷媒移動配管は、冷媒容器から延びている。ガス冷媒分岐配管は、熱源側冷媒主回路と容器ガスポートとを連通させる。液冷媒分岐配管は、熱源側冷媒主回路と容器液ポートとを連通させる。ガス冷媒取込弁は、ガス冷媒分岐配管に設けられている。液冷媒用弁は、液冷媒分岐配管に設けられている。
この構成によれば、冷凍装置の冷媒主回路は、容器ガスポートおよび容器液ポートを経由して、冷媒容器と連通されている。したがって、冷媒主回路を循環する冷媒を、すみやかに冷媒容器へ回収できる。
本発明の第2観点に係る冷凍装置は、第1観点に係る冷凍装置において、液冷媒分岐配管が、高圧部と容器液ポートとを連通させる。
この構成によれば、冷媒回収運転において、冷媒主回路の中には、高圧ガス冷媒または高圧液冷媒などが存在する高圧部ができている。高圧部は液冷媒分岐配管によって容器液ポートと連通されているので、冷媒容器へ移動する冷媒の圧力は高い。したがって、冷媒の回収に要する時間を低減できる。
本発明の第3観点に係る冷凍装置は、第1観点または第2観点に係る冷凍装置において、ガス冷媒分岐配管が、低圧ガス取込管を有する。低圧ガス取込管は、低圧部とガス冷媒取込弁とを連通させる。
この構成によれば、冷媒回収運転において、冷媒主回路の中には、低圧気液2相冷媒または低圧ガス冷媒などが存在する低圧部ができている。低圧部は低圧ガス取込管によって容器ガスポートと連通されている。したがって、冷媒容器と低圧部の差圧を利用して、冷媒容器からガス冷媒または気液2相冷媒が取り出され、それによって、冷媒容器への液冷媒の回収が促進される。
本発明の第4観点に係る冷凍装置は、第3観点に係る冷凍装置において、ガス冷媒取込弁が、開度の調整ができる電動弁である。
この構成によれば、ガス冷媒取込弁は、絞り開口の大きさを連続的に可変させることができる電動弁からなる。したがって、冷媒容器から冷媒主回路へ流入するガス冷媒または気液2相冷媒の速度を調節できる。
本発明の第5観点に係る冷凍装置は、第3観点または第4観点に係る冷凍装置において、熱源ユニットが、ガス冷媒排出弁と、高圧ガス排出管と、をさらに有する。ガス冷媒排出弁は、容器ガスポートに連通する。高圧ガス排出管は、ガス冷媒排出弁と高圧部とを連通させる。
この構成によれば、冷凍装置は、冷媒回収運転に加えて、冷媒充填運転を行うことができる。冷媒充填運転において、冷媒主回路の中には、高圧ガス冷媒または高圧液冷媒などが存在する高圧部ができている。高圧部は高圧ガス排出管によって容器ガスポートと連通される。したがって、高圧のガス冷媒を冷媒容器へ排出することにより、冷媒容器の中へ収容された液冷媒を、冷媒主回路へ充填することができる。
本発明の第6観点に係る冷凍装置は、第1観点から第5観点のいずれか1つに係る冷凍装置において、第1制御部をさらに備える。熱源側冷媒主回路は、凝縮器として機能できる熱源側熱交換器を有する。第1制御部は、熱源側熱交換器によって凝縮された液冷媒を、容器液ポートを経由して冷媒容器へ排出し、それによって冷媒容器からガス冷媒を容器ガスポート経由で取り込む制御を行う。
この構成によれば、熱源側熱交換器によって凝縮された液冷媒が、冷媒容器へ排出される。したがって、冷媒容器が回収する冷媒は液体の状態にあるので、冷媒容器は冷媒を効率的に収容することができる。
本発明の第7観点に係る冷凍装置は、第1観点から第6観点のいずれか1つに係る冷凍装置において、第2制御部をさらに備える。利用側冷媒主回路は、冷房運転用膨張弁を有する。第2制御部は、冷房運転用膨張弁が閉じられているときに、ガス冷媒連通配管の中のガス冷媒および液冷媒連通配管の中の液冷媒を、いずれも、容器液ポート経由で冷媒容器へ排出する制御を行う。
この構成によれば、冷媒の回収の際に、冷房運転用膨張弁が閉じられる。これにより、液冷媒連通配管の中の液冷媒は、液体の状態を保ったまま冷媒容器へ送れられるとともに、ガス冷媒連通配管の中のガス冷媒は、熱源側熱交換器によって液化されてから冷媒容器へ送れられる。したがって、冷媒容器へ回収される冷媒は、収容効率の良い液体である。
本発明の第8観点に係る冷凍装置は、第1観点から第7観点のいずれか1つに係る冷凍装置において、冷媒漏洩検知部と、第3制御部と、をさらに備える。第3制御部は、冷媒漏洩検知部が冷媒の漏洩を検知したときに液冷媒用弁を開き、それによって、冷媒主回路の中に存在する液冷媒または気液2相冷媒を、容器液ポート経由で冷媒容器へ排出する制御を行う。
この構成によれば、冷媒漏洩検知部の検出結果によって液冷媒用弁を開く、という制御を行うことが可能である。したがって、冷媒の漏洩が発生したときに、自動的に冷媒回収運転が行われる。
本発明の第9観点に係る冷凍装置は、第1観点から第8観点のいずれか1つに係る冷凍装置において、熱源側冷媒主回路が、過冷却熱交換器を有する。過冷却熱交換器は、低圧側の気液2相冷媒を液化させるとともに、容器ガスポートから流入した気液2相冷媒を気化させる。
この構成によれば、熱源側冷媒主回路は過冷却熱交換器を有する。したがって、冷媒容器に回収される冷媒が、より確実に液化される。
本発明の第10観点に係る冷凍装置は、第1観点から第9観点のいずれか1つに係る冷凍装置において、熱源側冷媒主回路が、圧縮機を有する。圧縮機は、低圧部から吸入した冷媒を圧縮し、高圧部へ吐出する。
この構成によれば、圧縮機は、低圧部の冷媒を圧縮して高圧部に吐出する。したがって、高圧部と低圧部の差圧を圧縮機によって作ることができる。
本発明の第1観点および第10観点に係る冷凍装置は、冷媒主回路を循環する冷媒を、容易に冷媒容器へ回収できる。
本発明の第2観点および第3観点に係る冷凍装置は、迅速に冷媒を回収できる。
本発明の第4観点に係る冷凍装置は、冷媒回収の速度を調節できる。
本発明の第5観点に係る冷凍装置は、冷媒容器の中へ回収された液冷媒を、冷媒主回路へ戻すことができる。
本発明の第6観点、第7観点、および第9観点に係る冷凍装置は、冷媒を効率的に回収することができる。
本発明の第8観点に係る冷凍装置は、自動的に冷媒回収動作を行うことができる。
本発明に係る冷凍装置の構成を示す模式図である。 冷凍装置の制御回路を示すブロック図である。 冷房運転を示す模式図である。 暖房運転を示す模式図である。 冷媒回収運転を示す模式図である。 冷媒充填運転を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態に係る冷凍装置について、図面を用いて説明する。なお、本発明に係る冷凍装置の具体的な構成は、下記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(1)全体構成
図1は、本発明に係る冷凍装置100を示す。冷凍装置100は、例えば、空気調和機またはヒートポンプ給湯器である。
冷凍装置100は、利用ユニット10、熱源ユニット30、および、それらを連通させる連通配管群20を有する。冷凍装置100の外部には、冷媒容器200が設けられている。冷凍装置100と冷媒容器200とは、容器配管群220で接続されている。
(2)詳細構成
(2−1)利用ユニット10
利用ユニット10は、冷媒よりもたらされる冷熱または温熱を、ユーザの目的のために利用するためのものである。冷凍装置100が空気調和機である場合は、利用ユニット10は室内機などである。冷凍装置100がヒートポンプ給湯器である場合には、利用ユニット10は、水−冷媒熱交換器を含む冷媒回路セクションなどである。
以下の説明においては、冷凍装置100の運転につき、ユーザが利用ユニット10を用いて冷熱を利用できるようにする運転を「冷房運転」と呼び、ユーザが利用ユニット10を用いて温熱を利用できるようにする運転を「暖房運転」と呼ぶこととする。すなわち、「暖房運転」はヒートポンプ給湯器の給湯運転を含む。
利用ユニット10は、冷媒の熱交換のために用いられる利用側冷媒主回路Aを有する。利用側冷媒主回路Aは、利用側ガスポート11、利用側液ポート12、利用側熱交換器13、冷房運転用膨張弁14を有する。
(2−1−1)利用側ガスポート11
利用側ガスポート11は、ガス冷媒を授受するためのポートである。
(2−1−2)利用側液ポート12
利用側液ポート12は、液冷媒を授受するためのポートである。
(2−1−3)利用側熱交換器13
利用側熱交換器13は、ユーザに冷熱または温熱を提供するためのものである。利用側熱交換器13は、冷房運転中には蒸発機として機能し、暖房運転中には凝縮機として機能する。
(2−1−4)冷房運転用膨張弁14
冷房運転用膨張弁14は、冷媒の減圧装置として機能する膨張弁であり、冷房運転中に使用される。冷房運転用膨張弁14は、図示しないアクチュエータを有しており、それによって開度の調整をすることができる。
(2−2)連通配管群20
連通配管群20は、ガス冷媒連通配管21と液冷媒連通配管22からなる。
(2−2−1)ガス冷媒連通配管21
ガス冷媒連通配管21は、利用ユニット10の利用側ガスポート11を、熱源ユニット30の後述する熱源側ガスポート31に連通させる。
(2−2−2)液冷媒連通配管22
液冷媒連通配管22は、利用ユニット10の利用側液ポート12を、熱源ユニット30の後述する熱源側液ポート32に連通させる。
(2−3)熱源ユニット30
熱源ユニット30は、冷熱源または温熱源と冷媒との間の熱交換を促進させるためのものである。冷凍装置100が空気調和機である場合は、熱源ユニット30は室外機などである。冷凍装置100がヒートポンプ給湯器である場合には、熱源ユニット30は、空気−冷媒熱交換器を含む冷媒回路セクションなどである。
熱源ユニット30は、熱源側冷媒主回路Bと、熱源側冷媒副回路Cを有する。
(2−3−1)熱源側冷媒主回路B
熱源側冷媒主回路Bは、冷媒の熱交換のために用いられる回路である。熱源側冷媒主回路Bは、熱源側ガスポート31、熱源側液ポート32、熱源側熱交換器33、暖房運転用膨張弁34、アキュームレータ35、圧縮機36、四路切換弁37、過冷却熱交換器38、過冷却弁39を有する。
(2−3−1−1)熱源側ガスポート31
熱源側ガスポート31は、ガス冷媒を授受するためのポートである。
(2−3−1−2)熱源側液ポート32
熱源側液ポート32は、液冷媒を授受するためのポートである。
(2−3−1−3)熱源側熱交換器33
熱源側熱交換器33は、冷媒と外気などとの間で熱交換を行うためのものである。熱源側熱交換器33は、冷房運転中には凝縮機として機能し、暖房運転中には蒸発機として機能する。
(2−3−1−4)暖房運転用膨張弁34
暖房運転用膨張弁34は、冷媒の減圧装置として機能する膨張弁であり、暖房運転中に使用される。暖房運転用膨張弁34は、図示しないアクチュエータを有しており、それによって開度の調整をすることができる。
(2−3−1−5)アキュームレータ35
アキュームレータ35は、受け取った冷媒をガス冷媒と液冷媒に分離し、ガス冷媒だけを圧縮機36へ送るためのものである。
(2−3−1−6)圧縮機36
圧縮機36は、冷凍サイクルの動力源として機能する。圧縮機は、低圧の冷媒を圧縮して高圧にする。
(2−3−1−7)四路切換弁37
四路切換弁37は、冷凍装置100の運転を切り替えるために、熱源側冷媒主回路Bの接続を変える。冷房運転中には、四路切換弁37は、圧縮機36の吐出口を熱源側熱交換器33に接続するとともに、アキュームレータ35の入口を熱源側ガスポート31に接続する。暖房運転中には、四路切換弁37は、圧縮機36の吐出口を熱源側ガスポート31に接続するとともに、アキュームレータ35の入口を熱源側熱交換器33に接続する。
(2−3−1−8)過冷却熱交換器38
過冷却熱交換器38は、凝縮機から排出される高温の高圧液冷媒を、低温の冷媒と熱交換させることによって、過冷却するためのものである。高圧液冷媒の過冷却により、蒸発機の前後におけるエンタルピ差が増加する。これにより、冷媒の循環量を低減し、それによって蒸発機の圧損を低減することができる。
(2−3−1−9)過冷却弁39
過冷却弁39は、過冷却熱交換器38が高圧液冷媒を過冷却させるときに必要となる低温の冷媒を作るための膨張弁である。過冷却弁39は、高圧液冷媒の一部を減圧することにより、低温の冷媒を作る。過冷却弁39は、図示しないアクチュエータを有しており、それによって減圧の度合いを調整することができる。
(2−3−2)熱源側冷媒副回路C
熱源側冷媒副回路Cは、冷媒の回収および充填のために用いられる回路である。熱源側冷媒副回路Cは、容器ガスポート41、容器液ポート42、ガス冷媒移動配管43、液冷媒分岐配管44、ガス冷媒排出弁45、ガス冷媒取込弁46、液冷媒用弁47、高圧ガス排出管48、低圧ガス取込管49を有する。
(2−3−2−1)容器ガスポート41
容器ガスポート41は、ガス冷媒を授受するためのポートである。
(2−3−2−2)容器液ポート42
容器液ポート42は、液冷媒を授受するためのポートである。
(2−3−2−3)ガス冷媒移動配管43
ガス冷媒移動配管43は、容器ガスポート41を、後述する2つの弁、すなわちガス冷媒排出弁45およびガス冷媒取込弁46の双方と連通させる。
(2−3−2−4)液冷媒分岐配管44
液冷媒分岐配管44は、容器液ポート42を、後述する液冷媒用弁47と連通させる。
(2−3−2−5)ガス冷媒排出弁45
ガス冷媒排出弁45は、熱源側冷媒主回路Bに属する圧縮機36の吐出口と、熱源側冷媒副回路Cに属するガス冷媒移動配管43とを、連通または分離させる。ガス冷媒排出弁45は、例えば図示しないソレノイドを有しており、それよって開閉することができる。ガス冷媒排出弁45は、後述する冷媒充填運転を行うときに開かれる。
(2−3−2−6)ガス冷媒取込弁46
ガス冷媒取込弁46は、熱源側冷媒主回路Bに属するアキュームレータ35の入口と、熱源側冷媒副回路Cに属するガス冷媒移動配管43とを、連通または分離させる。ガス冷媒取込弁46は、図示しないアクチュエータを有しており、それによって開度の調整をすることができる。ガス冷媒取込弁46は、後述する冷媒回収運転を行うときに開かれる。
(2−3−2−7)液冷媒用弁47
液冷媒用弁47は、熱源側冷媒主回路Bに属する暖房運転用膨張弁34の出口と、熱源側冷媒副回路Cに属する液冷媒分岐配管44とを、連通または分離させる。液冷媒用弁47は、例えば図示しないソレノイドを有しており、それよって開閉することができる。液冷媒用弁47は、後述する冷媒回収運転または冷媒充填運転を行うときに開かれる。
(2−3−2−8)高圧ガス排出管48
高圧ガス排出管48は、圧縮機36の吐出口とガス冷媒排出弁45を連通させる。
(2−3−2−9)低圧ガス取込管49
低圧ガス取込管49は、アキュームレータ35の入口とガス冷媒取込弁46を連通させる。低圧ガス取込管49はガス冷媒移動配管43とともに、熱源側冷媒主回路Bと容器ガスポート41とを連通させるガス冷媒分岐配管を構成している。
(2−4)その他
(2−4−1)冷媒容器200
冷媒容器200は、冷媒の回収および充填のために用いられるものであり、冷凍装置100の外部に設けられている。冷媒容器200は、ガス出入口201および液出入口202を有している。
(2−4−2)容器配管群220
容器配管群220は、ガス冷媒移動配管221と液冷媒移動配管222からなる。
(2−4−2−1)ガス冷媒移動配管221
ガス冷媒移動配管221は、利用ユニット10の容器ガスポート41を、冷媒容器200のガス出入口201に連通させる。
(2−4−2−2)液冷媒移動配管222
液冷媒移動配管222は、利用ユニット10の容器液ポート42を、冷媒容器200の液出入口202に連通させる。
(2−4−3)冷媒主回路MRC
上述した利用側冷媒主回路A、連通配管群20、および熱源側冷媒主回路Bは、冷媒主回路MRCを構成する。冷媒主回路MRCは、ユーザの利用に供する冷熱または温熱を発生させるための冷媒回路である。
(2−4−4)冷媒副回路SRC
上述した熱源側冷媒副回路C、容器配管群220、および冷媒容器200は、冷媒副回路SRCを構成する。冷媒副回路SRCは、冷媒主回路MRCから冷媒を回収し、または冷媒主回路MRCへ冷媒を充填するために、冷媒を移動させるための冷媒回路である。
(3)制御回路
図2は、冷凍装置100を制御する制御回路300を示す。制御回路300は、バスで相互に接続されたCPU310、ROM320、RAM330、ユーザインターフェイス機器340を有する。CPU310は様々な制御を実行する。ROM320には、制御プログラムが格納されている。RAM330は、作業領域としてCPU310に使用される。ユーザインターフェイス機器340は、リモートコントローラなどのである。
さらに、CPU310の出力ポートには、冷媒主回路MRCおよび冷媒副回路SRCに設置された前述の各種アクチュエータが接続されている。また、CPU310の入力ポートには、温度センサ350、冷媒漏洩検知部360が接続されている。これらのCPU310、ROM320、RAM330、ユーザインターフェイス機器340、温度センサ350、冷媒漏洩検知部360の各々の設置場所としては、利用ユニット10、熱源ユニット30、その他の様々な場所が考えられる。
(4)基本動作
冷凍装置100は、平常時、冷房運転または暖房運転を行う。
(4−1)冷房運転
図3は、冷房運転中の冷凍装置100の動作を示す。矢印は、冷媒の動きを表す。冷房運転をするときは、ガス冷媒排出弁45、ガス冷媒取込弁46、液冷媒用弁47はいずれも閉じられる。
冷媒主回路MRCにおいて、圧縮機36から排出された高圧ガス冷媒は、凝縮機として機能する熱源側熱交換器33に送られ、そこで大気に熱を放出して凝縮する。熱源側熱交換器33から排出された高圧液冷媒は、全開にされた暖房運転用膨張弁34を通過し、次いで過冷却熱交換器38を通過し、その後、開度が絞られた冷房運転用膨張弁14で減圧される。冷房運転用膨張弁14から排出された低圧気液2相冷媒は、蒸発機として機能する利用側熱交換器13へ到達し、そこで大気から熱を吸収して蒸発する。利用側熱交換器13から排出された低圧ガス冷媒は、アキュームレータ35を経由して、圧縮機36に吸入され、そこで圧縮される。
なお、暖房運転用膨張弁34から排出された高圧液冷媒の一部は過冷却弁39へ送られて、減圧されて低温の冷媒になる。この低温の冷媒は過冷却熱交換器38へ送られ、高圧液冷媒と熱交換した後、アキュームレータ35へ送られる。
(4−2)暖房運転
図4は、暖房運転中の冷凍装置100の動作を示す。矢印は、冷媒の動きを表す。暖房運転をするときは、ガス冷媒排出弁45、ガス冷媒取込弁46、液冷媒用弁47はいずれも閉じられる。
冷媒主回路MRCにおいて、圧縮機36から排出された高圧ガス冷媒は、凝縮機として機能する利用側熱交換器13に送られ、そこで大気に熱を放出して凝縮する。利用側熱交換器13から排出された高圧液冷媒は、全開にされた冷房運転用膨張弁14を通過し、次いで過冷却熱交換器38を通過し、その後、開度が絞られた暖房運転用膨張弁34で減圧される。暖房運転用膨張弁34から排出された低圧気液2相冷媒は、蒸発機として機能する熱源側熱交換器33へ到達し、そこで大気から熱を吸収して蒸発する。熱源側熱交換器33から排出された低圧ガス冷媒は、アキュームレータ35を経由して、圧縮機36に吸入され、そこで圧縮される。
なお、利用側熱交換器13から排出された高圧液冷媒の一部は過冷却弁39へ送られて、減圧されて低温の冷媒になる。この低温の冷媒は過冷却熱交換器38へ送られ、高圧液冷媒と熱交換した後、アキュームレータ35へ送られる。
(5)冷媒移動動作
本発明に係る冷凍装置100は、冷媒を回収または充填するための運転を行うことができる。
(5−1)冷媒回収運転
図5は、冷凍装置100から冷媒容器200へ冷媒を移動させる冷媒回収運転の動作を示す。矢印は、冷媒の動きを表す。
冷媒回収運転を行う時は、四路切換弁37は冷房運転と同じ接続になるように切り替えられる。冷房運転用膨張弁14は閉じられる一方で、暖房運転用膨張弁34は全開にされる。過冷却弁39は閉じられる。ガス冷媒排出弁45は閉じられる。ガス冷媒取込弁46は、開度を調節しながら開かれる。液冷媒用弁47は開かれる。圧縮機36は動作させられる。
圧縮機36の動力により、利用側熱交換器13に滞留する低圧ガス冷媒は、ガス冷媒連通配管21、四路切換弁37を通過してアキュームレータ35へ吸い込まれる。その後、低圧ガス冷媒は圧縮機36の吸入口へ入り、そこで圧縮される。圧縮機36から吐出された高圧ガス冷媒は、凝縮機として機能する熱源側熱交換器33に送られ、そこで大気に熱を放出して凝縮する。熱源側熱交換器33から排出された高圧液冷媒は、全開にされた暖房運転用膨張弁34を通過し。液体の状態を保ったまま液冷媒用弁47を通過し、その後、容器液ポート42から外部へ排出される。
この排出に誘発されて、冷房運転用膨張弁14の排出口に滞留している高圧気液2相冷媒もまた、液冷媒連通配管22を通過して、過冷却熱交換器38へ移動する。過冷却熱交換器38において、この高圧気液2相冷媒は後述する低温のガス冷媒と熱交換し、熱を奪われて液化するので、この高圧気液2相冷媒における液冷媒の比率は増加する。過冷却熱交換器38を出た高圧気液2相冷媒は、液冷媒用弁47を順に通過した後、容器液ポート42から外部へ排出される。
容器液ポート42から排出された冷媒は、ガス冷媒と液冷媒を含んでいる。それらは液冷媒移動配管222を通過し、液出入口202から冷媒容器200の中へ入る。冷媒容器200の下部には液冷媒が貯留され、ガス冷媒はガス出入口201から冷媒容器200の外へ押し出される。その後、ガス冷媒はガス冷媒移動配管221を通過し、容器ガスポート41から熱源ユニット30の中に入る。ガス冷媒は、ガス冷媒移動配管43を通過した後、ガス冷媒取込弁46で減圧され、低温のガス冷媒となる。この低温のガス冷媒は、低圧ガス取込管49を通過した後、過冷却熱交換器38へ送られ、低圧気液2相冷媒の冷却に用いられる。その後、低温のガス冷媒は、アキュームレータ35へ送られる。
このようにして、冷媒容器200には液冷媒が、冷凍装置100にはガス冷媒が蓄積していく。
(5−2)冷媒充填運転
本発明に係る冷凍装置100は、冷媒容器200に収容されている冷媒を冷媒主回路MRCへ戻すこともできる。この機能は、冷媒容器200に収容されている冷媒自体に問題がないときに、ユーザに利便性を与える。
図6は、冷媒容器200から冷凍装置100へ冷媒を移動させる冷媒充填運転の動作を示す。矢印は、冷媒の動きを表す。
冷媒充填運転を行う時もまた、四路切換弁37は冷房運転と同じ接続になるように切り替えられる。冷房運転用膨張弁14および暖房運転用膨張弁34は開度を適度に調整して開かれる。過冷却弁39は閉じられる。ガス冷媒排出弁45は開かれる。ガス冷媒取込弁46は、閉じられる。液冷媒用弁47は開かれる。圧縮機36は動作させられる。
圧縮機36から吐出された高圧ガス冷媒の一部は、高圧ガス排出管48、ガス冷媒排出弁45、ガス冷媒移動配管43、容器液ポート42、ガス冷媒移動配管221を順に通過した後、冷媒容器200の中へ入る。冷媒容器200の中に滞留している液冷媒は、高圧ガス冷媒に押されて、液出入口202から冷媒容器200の外へ出る。その後液冷媒は、液冷媒移動配管222、容器液ポート42、液冷媒分岐配管44、液冷媒用弁47を順に通過した後、冷媒主回路MRCへ入る。
圧縮機36から吐出された高圧ガス冷媒の残りは、凝縮機として機能する熱源側熱交換器33に送られ、そこで大気に熱を放出して凝縮する。熱源側熱交換器33から排出された高圧液冷媒は、開度を調節された暖房運転用膨張弁34によって減圧され、冷媒容器200から充填された液冷媒と合流する。
合流した冷媒はその後、冷房運転用膨張弁14、利用側熱交換器13を順に通過して、アキュームレータ35に入って気液分離される。アキュームレータ35から排出されたガス冷媒は、圧縮機36へ吸い込まれ、そこで圧縮される。
このようにして、冷媒容器200に滞留していた液冷媒は、冷凍装置100の中へ移動する。
(6)特徴
(6−1)
冷凍装置100の冷媒主回路MRCは、容器ガスポート41および容器液ポート42を経由して、冷媒容器200と連通されている。したがって、冷媒主回路MRCを循環する冷媒を、すみやかに冷媒容器200へ回収できる。
さらに、回収すべき冷媒の量に合わせて、冷媒容器200の容積を自由に選定することができる。冷凍装置を循環する冷媒の量は、冷凍装置が設置される建物の構造やユーザの要求する冷凍性能などにより大きく異なるので、冷媒容器200を自由に選定できることは好ましい。
(6−2)
冷媒回収運転においては、冷媒主回路MRCの中には、高圧ガス冷媒または高圧液冷媒などが存在する高圧部ができている。高圧部は液冷媒分岐配管44によって容器液ポート42と連通されているので、冷媒容器200へ移動する冷媒の圧力は高い。したがって、冷媒の回収に要する時間を低減できる。
(6−3)
冷媒回収運転においては、冷媒主回路MRCの中には、低圧気液2相冷媒または低圧ガス冷媒などが存在する低圧部ができている。低圧部は低圧ガス取込管49によって容器ガスポート41と連通されている。したがって、冷媒容器200と低圧部の差圧を利用して、冷媒容器200からガス冷媒または気液2相冷媒が取り出され、それによって、冷媒容器200への液冷媒の回収が促進される。
(6−4)
ガス冷媒取込弁46は、絞り開口の大きさを連続的に可変させることができる電動弁からなる。したがって、冷媒容器200から冷媒主回路MRCへ流入するガス冷媒または気液2相冷媒の速度を調節できる。
(6−5)
冷凍装置100は、冷媒回収運転に加えて、冷媒充填運転を行うことができる。冷媒充填運転において、冷媒主回路MRCの中には、高圧ガス冷媒または高圧液冷媒などが存在する高圧部ができている。高圧部は高圧ガス排出管48によって容器ガスポート41と連通される。したがって、高圧のガス冷媒を冷媒容器200へ排出することにより、冷媒容器200の中へ収容された液冷媒を、冷媒主回路MRCへ充填することができる。
(6−6)
熱源側熱交換器33によって凝縮された液冷媒が、冷媒容器200へ排出される。したがって、冷媒容器200が回収する冷媒は液体の状態にあるので、冷媒容器200は冷媒を効率的に収容することができる。
(6−7)
冷媒の回収の際に、冷房運転用膨張弁14が閉じられる。これにより、液冷媒連通配管22の中の液冷媒は、液体の状態を保ったまま冷媒容器200へ送れられるとともに、ガス冷媒連通配管21の中のガス冷媒は、熱源側熱交換器33によって液化されてから冷媒容器200へ送れられる。したがって、冷媒容器200へ回収される冷媒は、収容効率の良い液体である。
(6−8)
冷媒漏洩検知部360の検出結果によって液冷媒用弁47を開く、という制御を行うことが可能である。したがって、冷媒の漏洩が発生したときに、自動的に冷媒回収運転が行われる。
(6−9)
熱源側冷媒主回路Bは過冷却熱交換器38を有する。したがって、冷媒容器200に回収される冷媒が、より確実に液化される。
(6−10)
圧縮機36は、低圧部の冷媒を圧縮して高圧部に吐出する。したがって、高圧部と低圧部の差圧を圧縮機36によって作ることができる。
(7)変形
本発明に係る冷凍装置100の具体的な構成は、上述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
A 利用側冷媒主回路
B 熱源側冷媒主回路
C 熱源側冷媒副回路
MRC 冷媒主回路
SRC 冷媒副回路
10 利用ユニット
20 連通配管群
21 ガス冷媒連通配管
22 液冷媒連通配管
30 熱源ユニット
36 圧縮機
38 過冷却熱交換器
39 過冷却弁
41 容器ガスポート
42 容器液ポート
43 ガス冷媒移動配管(ガス冷媒分岐配管の一部)
44 液冷媒分岐配管
45 ガス冷媒排出弁
46 ガス冷媒取込弁
47 液冷媒用弁
48 高圧ガス排出管
49 低圧ガス取込管(ガス冷媒分岐配管の一部)
100 冷凍装置
200 冷媒容器
220 容器配管群
221 ガス冷媒移動配管
222 液冷媒移動配管
300 制御回路
310 CPU(第1〜第3制御部)
320 ROM(第1〜第3制御部)
330 RAM(第1〜第3制御部)
360 冷房漏洩検知部
特開2013−178073号公報

Claims (11)

  1. 利用側冷媒主回路(A)を有する利用ユニット(10)と、
    熱源側冷媒主回路(B)を有する熱源ユニット(30)と、
    前記熱源ユニットと前記利用ユニットを連通させるガス冷媒連通配管(21)と、
    前記熱源ユニットと前記利用ユニットを連通させる液冷媒連通配管(22)と、
    を備え、前記利用側冷媒主回路、前記熱源側冷媒主回路、前記ガス冷媒連通配管、および前記液冷媒連通配管が、冷媒主回路(MRC)を構成する、冷凍装置(100)であって、
    前記冷媒主回路は、低圧の冷媒が流れる低圧部と、高圧の冷媒が流れる高圧部とを有し、
    前記熱源ユニットは、
    冷凍装置の外部に設置される冷媒容器(200)から延びているガス冷媒移動配管(201)を接続できる容器ガスポート(41)と、
    前記冷媒容器から延びている液冷媒移動配管(202)を接続できる容器液ポート(42)と、
    前記熱源側冷媒主回路と前記容器ガスポートとを連通させるガス冷媒分岐配管(43、49)と、
    前記熱源側冷媒主回路と前記容器液ポートとを連通させる液冷媒分岐配管(44)と、
    前記ガス冷媒分岐配管に設けられたガス冷媒取込弁(46)と、
    前記液冷媒分岐配管に設けられた液冷媒用弁(47)と、
    を有し、
    前記熱源側冷媒主回路は、過冷却熱交換器(38)を有し、
    前記過冷却熱交換器は、前記低圧部の気液2相冷媒を液化させるとともに、前記容器ガスポートから流入した気液2相冷媒を気化させる、冷凍装置(100)。
  2. 前記液冷媒分岐配管は、前記高圧部と前記容器液ポートとを連通させる、
    請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記ガス冷媒分岐配管(43、49)は、前記低圧部と前記ガス冷媒取込弁とを連通させる低圧ガス取込管(49)を有する、
    請求項1または請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記ガス冷媒取込弁は、開度の調整ができる電動弁である、
    請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記熱源ユニットは、
    前記容器ガスポートに連通するガス冷媒排出弁(45)と、
    前記ガス冷媒排出弁と前記高圧部とを連通させる高圧ガス排出管(48)と、
    をさらに有する、
    請求項3または請求項4に記載の冷凍装置。
  6. 第1制御部(310、320、330)、
    をさらに備え有し、
    前記熱源側冷媒主回路は、凝縮器として機能できる熱源側熱交換器(33)を有し、
    前記第1制御部は、前記熱源側熱交換器によって凝縮された液冷媒を、前記容器液ポートを経由して前記冷媒容器へ排出し、それによって前記冷媒容器からガス冷媒を前記容器ガスポート経由で取り込む制御を行う、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の冷凍装置。
  7. 第2制御部(310、320、330)、
    をさらに備え、
    前記利用側冷媒主回路は、冷房運転用膨張弁(14)を有し、
    前記第2制御部は、前記冷房運転用膨張弁が閉じられているときに、前記ガス冷媒連通配管の中のガス冷媒および前記液冷媒連通配管の中の液冷媒を、いずれも、前記容器液ポート経由で前記冷媒容器へ排出する制御を行う、
    請求項1から6のいずれか1つに記載の冷凍装置。
  8. 冷媒漏洩検知部(360)と、
    第3制御部(310、320、330)と、
    をさらに備え、
    前記第3制御部は、前記冷媒漏洩検知部が冷媒の漏洩を検知したときに前記液冷媒用弁を開き、それによって、前記冷媒主回路の中に存在する液冷媒または気液2相冷媒を、前記容器液ポート経由で前記冷媒容器へ排出する制御を行う、
    請求項1から7のいずれか1つに記載の冷凍装置。
  9. 前記熱源側冷媒主回路は、圧縮機(36)を有し、
    前記圧縮機は、前記低圧部から吸入した冷媒を圧縮し、前記高圧部へ吐出する、
    請求項1からのいずれか1つに記載の冷凍装置。
  10. 利用側冷媒主回路(A)を有する利用ユニット(10)と、
    熱源側冷媒主回路(B)を有する熱源ユニット(30)と、
    前記熱源ユニットと前記利用ユニットを連通させるガス冷媒連通配管(21)と、
    前記熱源ユニットと前記利用ユニットを連通させる液冷媒連通配管(22)と、
    を備え、前記利用側冷媒主回路、前記熱源側冷媒主回路、前記ガス冷媒連通配管、および前記液冷媒連通配管が、冷媒主回路(MRC)を構成する、冷凍装置(100)であって、
    前記冷媒主回路は、低圧の冷媒が流れる低圧部と、高圧の冷媒が流れる高圧部とを有し、
    前記熱源ユニットは、
    冷凍装置の外部に設置される冷媒容器(200)から延びているガス冷媒移動配管(201)を接続できる容器ガスポート(41)と、
    前記冷媒容器から延びている液冷媒移動配管(202)を接続できる容器液ポート(42)と、
    前記熱源側冷媒主回路と前記容器ガスポートとを連通させるガス冷媒分岐配管(43、49)と、
    前記熱源側冷媒主回路と前記容器液ポートとを連通させる液冷媒分岐配管(44)と、
    前記ガス冷媒分岐配管に設けられたガス冷媒取込弁(46)と、
    前記液冷媒分岐配管に設けられた液冷媒用弁(47)と、
    を有し、
    前記熱源ユニットは、
    前記容器ガスポートに連通するガス冷媒排出弁(45)と、
    前記ガス冷媒排出弁と前記高圧部とを連通させる高圧ガス排出管(48)と、
    をさらに有する、冷凍装置(100)。
  11. 利用側冷媒主回路(A)を有する利用ユニット(10)と、
    熱源側冷媒主回路(B)を有する熱源ユニット(30)と、
    前記熱源ユニットと前記利用ユニットを連通させるガス冷媒連通配管(21)と、
    前記熱源ユニットと前記利用ユニットを連通させる液冷媒連通配管(22)と、
    を備え、前記利用側冷媒主回路、前記熱源側冷媒主回路、前記ガス冷媒連通配管、および前記液冷媒連通配管が、冷媒主回路(MRC)を構成する、冷凍装置(100)であって、
    前記冷媒主回路は、低圧の冷媒が流れる低圧部と、高圧の冷媒が流れる高圧部とを有し、
    前記熱源ユニットは、
    冷凍装置の外部に設置される冷媒容器(200)から延びているガス冷媒移動配管(201)を接続できる容器ガスポート(41)と、
    前記冷媒容器から延びている液冷媒移動配管(202)を接続できる容器液ポート(42)と、
    前記熱源側冷媒主回路と前記容器ガスポートとを連通させるガス冷媒分岐配管(43、49)と、
    前記熱源側冷媒主回路と前記容器液ポートとを連通させる液冷媒分岐配管(44)と、
    前記ガス冷媒分岐配管に設けられたガス冷媒取込弁(46)と、
    前記液冷媒分岐配管に設けられた液冷媒用弁(47)と、
    を有し、
    第2制御部(310、320、330)、
    をさらに備え、
    前記利用側冷媒主回路は、冷房運転用膨張弁(14)を有し、
    前記第2制御部は、前記冷房運転用膨張弁が閉じられているときに、前記ガス冷媒連通配管の中のガス冷媒および前記液冷媒連通配管の中の液冷媒を、いずれも、前記容器液ポート経由で前記冷媒容器へ排出する制御を行う、冷凍装置(100)。
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