JPH0448027Y2 - - Google Patents

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JPH0448027Y2
JPH0448027Y2 JP1986011609U JP1160986U JPH0448027Y2 JP H0448027 Y2 JPH0448027 Y2 JP H0448027Y2 JP 1986011609 U JP1986011609 U JP 1986011609U JP 1160986 U JP1160986 U JP 1160986U JP H0448027 Y2 JPH0448027 Y2 JP H0448027Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、無線電話機の使用状態に応じて各種
の警報音や操作確認音等を発する無線電話機の発
音表示回路に係り、特に、前記無線電話機の通話
中に発せられる警報音等の違和感を解消するため
の改良に関する。
[考案の技術的背景] 従来の無線電話機は、第4図に示されるような
構成を有するのが一般的であつた。
第4図において、アンテナ1により受信された
電波は、無線機2で復調され、音声信号の場合に
は、受話器3により再生され、音声として出力さ
れる。
また、送話器4により入力された音声は、無線
機2で変調された後、アンテナ1を経て送信され
る。
ここで制御回路5は、トークスイツチ6の操作
にもとづき前記無線機2に対し、通話動作モード
または非通話動作モードを設定することの他、前
述した如くの通話動作に先立ち、図示しない相手
側無線電話機からの制御信号の受信、キーパツド
7の操作にもとづく相手側無線電話機への制御信
号の送出等の制御も行なつている。
尚、係る制御に合わせて、例えば前記制御信号
の受信時に前記制御回路5は、駆動回路8に駆動
指令を与え、発音体9を鳴動させることによつ
て、オペレータに呼出しの旨の報知を行なつてい
る。
同様にして、前記制御信号の送出時にも、前記
制御回路5は、前記キーパツド7の操作内容にも
とづき前記発音体9を鳴動させることによつて、
該操作の確認報知を行なつている。
更に、前記制御回路5は、図示しない検出手段
の検出出力にもとづき前記発音体9を鳴動させる
ことにより、例えば移動により電波の受信レベル
が低下した旨あるいは連続使用により電源電圧が
低下した旨を警報する等の制御も行なつている。
通常、前記発音体9の鳴動制御に際しては、操
作の性格を考慮し、呼出しを報知するときには、
オペレータが無線電話機から離れているとの前提
にもとづきその音圧が比較的大きくなるように、
また、キーパツド7の操作確認報知や、受信レベ
ル、電源電圧が低下した旨の報知にあたつては、
前記無線電話機の近くにオペレータが居るとの前
提にもとづき前記音圧が小さくなるように設定さ
れている。
第5図は、上記発音体9の鳴動させる駆動回路
8の回路図を示したものであり、電源電圧Vccに
対して発音体9を経て接続されたトランジスタ
Q1,Q2、該トランジスタQ1,Q2の動作点を設定
するための分圧抵抗80,81,82,83、前
記トランジスタQ2のコレクタ・エミツタ間に接
続されるバイパス抵抗84とを具備した構成とな
つている。
前記発音体9の鳴動要求が生じると、入力端子
T1には図示するような、例えば1KHzの矩形波形
の駆動信号aが入力される。
ここで前記鳴動要求が、例えばキーパツド7の
操作確認報知や、受信レベル、電源電圧の低下報
知に対して発生しているとき、入力端子T2には
GNDレベルの制御信号bが入力され、トランジ
スタQ2がオフに制御される。
係る制御により発音体9には、前記バイパス抵
抗84を通じて駆動電流が流れ、前述した如くの
操作確認音や警報音が発せられる。
これに対して、前記鳴動要求がオペレータの呼
出し報知に対して発生しているときは、前記制御
信号bはVccレベルとなつて入力端子T2に入力
され、前記トランジスタQ2がオンに制御される。
係る制御により、前記バイパス抵抗84が短絡
され、前記発音体9を流れる駆動電流が増大する
ため、当該発音体9からは、前述の操作確認音や
警報音よりも大きな音圧の呼出し音が発せられ
る。
[背景技術の問題点] ところでこの種の無線電話機の操作の性格を更
に詳しく解析してみると、発着信のためのダイヤ
ル操作は、当該無線電話機を手に持つたり机上に
設置した状態で、該当キーを確認しつつ行なわれ
るため、発音体9とオペレータの耳との間の距離
が通常30cm程度に離されるのに対し、通話中には
前記無線電話機の発音体9が耳に当てられた状態
で扱われることから、前記距離は10cm程度内に縮
められ、このとき前記発音体9から発せられる音
は、前者の状態より約10dBも音圧がアツプして
聞こえることになる。
このため、単に呼出し時にあるか否かに応じ、
呼出し音より操作確認音や各種警報音が小さくな
るような音圧制御を行なつていた上記従来の無線
電話機の発音表示回路では、音圧がアツプして聞
こえる通話中に警報音等が発せられた場合、耳障
りになつたり驚かされたりして発音表示に違和感
が生じるという問題点があつた。
[考案の目的] 本考案は上記実情に鑑みてなされたものであ
り、通話中であつても耳障り等の違和感を生じる
ことなく、操作状態に応じた最適な音圧レベルで
警報音等を発することのできる無線電話機の発音
表示回路を提供することを目的とする。
[考案の概要] そこで本考案では、無線電話機の動作状態を発
音表示する発音体と、該発音体を鳴動制御する駆
動回路と、無線電話機が通話中にあるか否かを判
定する判定回路と、該判定回路の判定出力にもと
づき、前記発音体の鳴動音の音圧が、通話中には
非通話中より小さくなるように制御する制御回路
とを具備した構成とすることにより上記目的を達
成している。
[考案の実施例] 以下、本考案の実施例を添附図面にもとづき詳
細に説明する。第1図は、本考案に係る無線電話
機の1例を示すブロツク図であり、第4図に示し
た従来の無線電話機の各部と同様の機能を果すも
のについては同一の符号を付している。
この第1図によれば、トークスイツチ6と駆動
回路8′との間に新たにタイマ回路10が接続さ
れている。
また第2図は、前記タイマ回路10および制御
回路5の出力が入力される駆動回路8′の回路図
を示したものであり、電源電圧Vccに対し、発音
体9を経て接続されるトランジスタQ1′,Q2′,
Q3(トランジスタQ1′とQ2′,Q2′とQ3はそれぞれ
エミツタ・コレクタ間を接続される)と、該トラ
ンジスタQ1′,Q2′,Q3の動作点を合わせるため
の分圧抵抗80′,81′,82′,83′,85,
86、前記トランジスタQ2′およびQ3のコレク
タ・エミツタ間にそれぞれ接続されるバイパス抵
抗84′および87を具備した構成となつている。
前記タイマ回路10は、1種の通話中検出回路
を構成しており、トークスイツチ6により非通話
動作モードが選択されているときには、Vccレベ
ルの制御信号cを出力している。
このVccレベルの制御信号cは、前記駆動回路
8′の入力端子T3に入力され、トランジスタQ3
オンに制御し、バイパス抵抗87を短絡させる。
この状態すなわち非通話動作モードの状態で、
例えば相手側無線電話機から呼出しのための制御
信号が受信されると、前記制御回路5は、該呼出
しを報知するため、前記制御信号にもとづき前記
駆動回路8′の入力端子T1′に、図示するような
1KHzの矩形波形の駆動信号aを入力するととも
に、入力端子T2′にはVccレベルの制御信号bを
入力する。
このVccレベルの制御信号bによりトランジス
タQ2′がオンに制御され、バイパス抵抗84′が
短絡されると、発音体9にはトランジスタQ1′,
Q2′,Q3を通じて駆動電流が流れ、このとき当該
駆動電流により鳴動される前記発音体9からは最
も大きな音圧の呼出し音が発せられる。
次に、トークスイツチ6により通話動作モード
が選択され、例えば相手側無線電話機を呼出すた
めにキーパツド7が操作(例えばダイヤル操作)
されると、前記制御回路5は、前記キーパツド7
の操作内容にもとづき前記駆動回路8′の入力端
子T1′に前述した如くの駆動信号aを入力すると
ともに、入力端子T2′に入力される制御信号bを
GNDレベルとし、トランジスタQ2′をオフに制
御する。
このとき、前記発音体9にはトランジスタ
Q1′、バイパス抵抗84′、トランジスタQ3を通
じて駆動電流が流れ、当該駆動電流により鳴動さ
れる前記発音体9からは、前記呼出し音より小さ
い音圧のキーパツド操作確認音が発せられる。
ところで、前述した如くトークスイツチ6によ
り通話動作モードの選択操作がなされると、当該
選択情報は前記制御回路5に入力されると同時に
前記タイマ回路10にも入力される。
当該タイマ回路10は、前記入力にもとづき起
動され、一定時間(例えば10sec)を経てタイム
アツプがなされた時点に、前記制御信号cを
GNDレベルにして出力する。
このGNDレベルの制御信号cが前記駆動回路
8′の入力端子T3に入力されると、トランジスタ
Q3がオフに制御され、バイパス抵抗87の短絡
が解かれる。
その後すなわち通話動作モードが選択されてか
ら前記一定時間経過した後、例えば図示しない検
出手段により受信レベルが低下したり、電源電圧
が低下した旨の検出がなされると、前記制御回路
5は、その旨を報知するため、前記検出手段の検
出出力にもとづき前記駆動回路8′の入力端子
T1′に前述した如くの駆動信号aを入力する。こ
のとき、入力端子T2′に入力される制御信号bは
GNDレベルに保たれ、トランジスタQ2′はオフ
に制御されている。
従がつて、このとき前記発音体9にはトランジ
スタQ1′、バイパス抵抗84′,87を通じて駆
動電流が流れ、該駆動電流により鳴動される前記
発音体9からは、前記キーパツド操作確認音より
更に小さい音圧の警報音が発せられる。
次に、再びトークスイツチ6が操作され、非通
話動作モードに戻ると前記タイマ回路10がリセ
ツトされる。
尚、タイマ回路10にセツトされた時間(約
10sec)は、前記トークスイツチ6により通話動
作モードが選択されてから、例えば呼出しに係る
ダイヤル発信等のキーパツド操作が終了するまで
の通常時間を考慮して決定されたものである。
また、前記キーパツド操作時における操作確認
音より通話中における各種警報音の音圧を更に下
げるのは、キーパツド操作時には、オペレータが
無線電話機を30cm程度離して扱うのに対し、通話
中には、発音体9を耳に当てて扱うという当該無
線電話機の操作の性格をふまえた違和感のない発
音表示に対する配慮である。
尚、上例では、トークスイツチ6により通話動
作モードが選択されてから1定時間経過したこと
をもつて通話中に入つた旨の判定を下す例につい
て述べたが、この方法以外にも、例えば制御信号
の授受が終了後、一定時間を経た時点で判定した
り、あるいは第3図に示すように無線電話機の操
作時、耳や手が触れる部分に金属物11,11′
を設け、該両者に人体が触れることによる当該金
属物11,11′間の抵抗の低下を検出し、前記
判定を下すようにしてもよい。
また、前記送話器4が電磁形のものであれば、
可逆性を利用して発音体としても用いることがで
きる。
更に、キーパツド7の操作確認音の音圧は、通
話中に下げる等、表示音の種類に応じて音圧を制
御するように工夫してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の無線電話機の発音
表示回路によれば、オペレータが遠方にいる時の
呼出し音は、最大の音圧で、手に持つてあるいは
机上においてダイヤル発信等の操作を行なつてい
る時の操作確認音等は、前記呼出し音より低い音
圧で、通話中の受信レベルや電源電圧の低下の警
報音等は、前記操作確認音等より更に低い音圧
で、発音体を鳴動させるようにしたため、通話中
であつても耳障りとなつたり、驚かされたり等の
違和感のない発音表示を行なうことができるとい
う優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る無線電話機の1例を示
すブロツク図、第2図は、第1図に示した無線電
話機における駆動回路8′の回路図、第3図は、
通話中検出手段の1部をなす金属物11,11′
が実装された本考案に係る無線電話機の外観図、
第4図は、従来の無線電話機の構成を示すブロツ
ク図、第5図は、第4図に示した無線電話機にお
ける駆動回路8の回路図である。 1……アンテナ、2……無線機、3……受話
器、4……送話器、5……制御回路、6……トー
クスイツチ、7……キーパツド、8,8′……駆
動回路、9……発音体、10……タイマ回路、1
1,11′……金属物、80,80′,81,8
1′,82,82′,83,83′,85,86…
…分圧抵抗、84,84′,87……バイパス抵
抗、Q1,Q1′,Q2,Q2′,Q3……トランジスタ、
T1,T1′,T2,T2′,T3……入力端子、a……駆
動信号、b,c……制御信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 無線電話機の動作状態を発音表示する発音体
    と、 該発音体を鳴動制御する駆動回路と、 無線電話機が通話中にあるか否かを判定する
    判定回路と、 該判定回路の判定出力にもとづき、前記発音
    体の鳴動音の音圧が通話中には非通話中より小
    さくなるように制御する制御回路と、 を具備することを特徴とする無線電話機の発音
    表示回路。 (2) 発音体により発音表示される無線電話機の動
    作状態は、当該無線電話機の受信レベルが適正
    レベルより低下したか否か、あるいは電源電圧
    が適正電圧より低下したか否かを少なくとも含
    むことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の無線電話機の発音表示回路。
JP1986011609U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0448027Y2 (ja)

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JPS62125037U JPS62125037U (ja) 1987-08-08
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JP2957300B2 (ja) * 1991-04-16 1999-10-04 株式会社竹中工務店 空調機組込み多機能床版
JP3057830B2 (ja) * 1991-08-23 2000-07-04 日本電気株式会社 圏外警報装置および圏外警報方法

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