JPH044796Y2 - - Google Patents

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JPH044796Y2
JPH044796Y2 JP12803587U JP12803587U JPH044796Y2 JP H044796 Y2 JPH044796 Y2 JP H044796Y2 JP 12803587 U JP12803587 U JP 12803587U JP 12803587 U JP12803587 U JP 12803587U JP H044796 Y2 JPH044796 Y2 JP H044796Y2
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JP
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diameter pulley
link
leg
pulley
rotating
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JP12803587U
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JPS6434092U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は形状記憶合金からなるエンドレスワ
イヤを用いたピエロの一輪車乗り玩具に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、形状記憶合金の記憶復元性と温度差を利
用して、形状記憶合金からなるエンドレスワイヤ
を回転させるようにした実開昭60−180496号公報
に開示のボート玩具が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来のボート玩具におけるエンドレスワイ
ヤの回転技術をピエロの一輪車乗り玩具に応用し
た場合には、エンドレスワイヤを掛ける小径プー
リーを水槽に軸支し、大径プーリーを水槽立設支
柱に軸支しなければならず、またエンドレスワイ
ヤを冷す氷の収容皿を水槽上に架橋部材を介して
支持しなければならないので、構造が非常に複雑
でコスト高になる問題がある。また、大径プーリ
ーの回転でピエロ可動部を作動させる場合には、
通常の想定技術では構造が非常に複雑になるとい
う問題もある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記の問題点を解決するために、水
槽立設支柱の高さ方向中間位置から水槽内に延出
する傾斜腕を設け、この傾斜腕の先端部に水槽内
の湯中に一部浸漬する小径プーリーを軸着し、大
気中で回転する大径プーリーは前記支柱の高さ方
向中間部に回転軸で軸支したこと、エンドレスワ
イヤを冷す氷の収容皿を前記傾斜腕の長さ方向中
間位置に固定したこと、一輪車乗りの運動を行な
うピエロ可動部としてのピエロ脚体を、大径プー
リーの回転軸端に大径プーリーと一体に回転する
ように固着された長さの短い回転リンクと、前記
支柱の大径プーリー軸支部の上方位置に基端部を
枢支した前記回転リンクより長さの長い揺動リン
ク脚と、この揺動リンク脚と略同じ長さを有し前
記回転リンクの先端部と揺動リンク脚の先端部に
両端を回転可能にピン結合した連結リンクとで構
成し、ピエロ造形体は前記支柱の上端部に設けた
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
形状記憶合金の直線状に復元する記憶復元性と
温度差を利用したエンドレスワイヤの回転によつ
て前記プーリーが回転され、この大径プーリーの
回転で揺動リンク脚、連結リンク、回転リンクか
ら構成されるピエロ脚体が一輪車乗りの運動を行
なうように作動する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に従い具体的に
説明すると、このピエロの一輪車乗り玩具は一側
部に支柱立設部1を設けた内部に湯Wが注入され
る透明な合成樹脂製の水槽2と、この水槽2の支
柱立設部1に立設された透明な合成樹脂製の支柱
3と、この支柱3の高さ方向中間位置に回転軸4
で軸支された大気中で回転する透明な合成樹脂製
の大径プーリー5と、前記支柱3の高さ方向中間
位置から水槽2内に延出する透明な傾斜腕6及び
該傾斜腕6と離間して平行し上端部が前記回転軸
4で支持された透明な合成樹脂製の傾斜補助腕7
と、この傾斜補助腕7と前記傾斜腕6の先端に水
槽2内の湯中に半分位浸る一部浸漬の状態で回転
するように軸着された透明な合成樹脂製の小径プ
ーリー8と、この小径プーリー8と大径プーリー
5に掛装された形状記憶合金からなるエンドレス
ワイヤ9と、このエンドレスワイヤ9の上側ワイ
ヤ部が第1図の如く挿通される開口部10と内底
溝11を有し前記傾斜腕6と傾斜補助腕7の長さ
方向中間位置に配置して両腕6,7間に固定され
た、内部にエンドレスワイヤ9を冷す氷Aを収容
することができる透明な合成樹脂製の氷収容皿1
2と、前記大径プーリー5の回転軸4の両端に大
径プーリー5と一体に回転するように固着された
長さの短い前後一対の回転リンク13a,13b
と、前記支柱3の大径プーリー軸支部の上方位置
に基端部をピン14で枢支した前記回転リンク1
3a,13bより長さの長い前後一対の揺動リン
ク脚14a,14bと、この揺動リンク脚14
a,14と略同じ長さを有し前記回転リンク13
a,13bの先端部と揺動リンク脚14a,14
bの先端部に両端を回転可能にピン16,17で
結合した前後一対の連結リンク15a,15b
と、前記支柱3の上端部に挿入固定されたピエロ
造形体18とから構成される。
前記エンドレスワイヤ9の形状記憶合金は、低
温のマルテンサイト状態で変形した後、変態温度
以上の高温で加熱すると高温型層への変態により
変形以前の記憶を復元する性質(形状記憶効果)
をもつ合金であつて、このワイヤ9に真直ぐな形
状を記憶させておき、前記氷Aと湯Wにより所定
の温度差を与えてやると、プーリー5,8によつ
て曲げられた前記ワイヤ9に直線状に復元しよう
とする力が生じ、それによつてエンドレスワイヤ
9は小径プーリー8と大径プーリー5との間で回
転し始める(このこの原理は公知である)。
ここで、氷収容皿12に収容した氷Aがエンド
レスワイヤ9の上側ワイヤ部に接触すると、氷A
に接触した上側ワイヤ部と湯Wに漬かつたワイヤ
部分とに温度差が生じ、前記ワイヤ9はプーリー
8,5間を回転し始め、小径プーリー8及び大径
プーリー5も前記ワイヤ9と同様に回転し、この
大径プーリー5の回転によつて揺動リンク脚14
a,14bと、連結リンク15a,15b及び回
転リンク13a,13bで構成されるピエロ可動
部としてのピエロ脚体20が大径プーリー5を踏
み動かしているように一輪車乗り運動を行なうこ
とになる。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように、水槽立設支柱3に高
さ方向中間位置から水槽2内に延出する傾斜腕6
を設け、この傾斜腕6の先端部に水槽2内の湯W
の中に一部浸漬する小径プーリー8を軸着し、大
気中で回転する大径プーリー8は前記支柱3の高
さ方向中間部に回転軸4で軸支した構成となし、
そしてエンドレスワイヤ9を冷す氷の収容皿12
を前記傾斜腕6の長さ方向中間位置に固定したの
で、プーリー5,8と氷収容皿12の支持機構を
簡単にし、コストの低減を計ることができる。ま
た、、一輪車乗りの運動を行なうピエロ可動部と
してのピエロ脚体20を、大径プーリー5の回転
軸4端に大径プーリー5と一体に回転するように
固着された長さの短い回転リンク13a,13b
と、前記支柱3の大径プーリー軸支部の上方位置
に基端部を枢支した前記回転リンク13a,13
bより長さの長い揺動リンク脚14a,14b
と、この揺動リンク脚14a,14bと略同じ長
さを有し前記回転リンク13a,13bの先端部
と揺動リンク脚14a,14bの先端部に両端を
回転可能にピン結合した連結リンク15a,15
bとで構成しているので、このピエロ脚体20の
構造も簡単になり、ピエロが一輪車を踏み動かし
ているような面白い一輪車乗り運動を行なわせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的な実施例を示す要部切
欠正面図、第2図は同右側面図である。 1……支柱立設部、2……水槽、W……湯、3
……支柱、4……回転軸、5……大径プーリー、
6……傾斜腕、7……傾斜補助腕、8……小径プ
ーリー、9……エンドレスワイヤ、10……氷収
容皿のヤイヤ挿通用開口部、A……氷、12……
氷収容皿、13a,13b……回転リンク、14
a,14b……揺動リンク脚、15a,15b…
…連結リンク、18……ピエロ造形体、20……
ピエロ脚体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に湯を注入する水槽と、この水槽の支柱立
    設部に立設される支柱と、この支柱の高さ方向中
    間位置に回転軸で軸支された大気中で回転する大
    径プーリーと、前記支柱の高さ方向中間位置から
    水槽内に延出する傾斜腕の先端に水槽内の湯中に
    一部浸漬した状態で回転するように軸着された小
    径プーリーと、この小径プーリーと大径プーリー
    に掛装された形状記憶合金からなるエンドレスワ
    イヤと、このエンドレスワイヤの上側ワイヤ部が
    挿通される開口部を有し前記傾斜腕の長さ方向中
    間位置に固定された内部にエンドレスワイヤを冷
    す氷を収容し得る氷収容皿と、前記大径プーリー
    の回転軸端に大径プーリーと一体に回転するよう
    に固着された長さの短い回転リンクと、前記支柱
    の大径プーリー軸支部の上方位置に基端部を枢支
    した前記回転リンクより長さの長い揺動リンク脚
    と、この揺動リンク脚と略同じ長さを有し前記回
    転リンクの先端部と揺動リンク脚の先端部に両端
    を回転可能にピン結合した連結リンクと、前記支
    柱の上端部に設けられたピエロ造形体とを具備
    し、形状記憶合金の直線状に復元する記憶復元性
    と温度差を利用したエンドレスワイヤの回転によ
    つて前記プーリーを回転させ、この大径プーリー
    の回転で揺動リンク脚、連結リンク、回転リンク
    から構成されるピエロ脚体を一輪車乗り運動させ
    るようにしたことを特徴とするピエロの一輪車乗
    り玩具。
JP12803587U 1987-08-25 1987-08-25 Expired JPH044796Y2 (ja)

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JP12803587U JPH044796Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12803587U JPH044796Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25

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Publication Number Publication Date
JPS6434092U JPS6434092U (ja) 1989-03-02
JPH044796Y2 true JPH044796Y2 (ja) 1992-02-12

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JP12803587U Expired JPH044796Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25

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JPS6434092U (ja) 1989-03-02

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